【試合結果】2023年10月22日(日)アミスタ大会vol.44

第44回アミスタ大会、応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」にて2023年11月5日 23時59分までご覧いただけます。今大会は梅咲遥はアメリカ遠征のため、ジャガー横田は他団体参戦のため、マドレーヌは試合で脳震盪を起こしたため欠場となりましたが、11.3山形庄内大会では全員揃って出場の予定です。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 佐藤綾子 VS マコトユマ

○佐藤綾子 (8分7秒 佐藤トランペット)マコトユマ●

10.8後楽園でデビューしたばかりのマコト。佐藤は「不器用だけどがんばり屋。毎日道場に来ている」とマコトの姿勢を評価する。デビュー2戦目、実力者の佐藤相手にマコトはどんな戦いを見せるのか。互いにレスリング経験があり、序盤のグランドの攻防は見応えのある展開に。新人ながら堂々と持ち味を発揮するマコトに、佐藤も自慢のテクニックを披露。佐藤がペースを握るが、マコトもドロップキックやクロスボディで応戦。ボディスラムはブレーンバスターに切り返され不発に。しかし丸め込みの連発で攻め続けるマコト。対する佐藤はマコトの顔面にキックを2発お見舞いし、トドメは変形フィッシャーマンズスープレックスの「佐藤トランペット」で3カウントを奪った。


第2試合  シングルマッチ15分一本勝負  ななみ VS 香藤満月

○ななみ (8分29秒 胴締めスリーパーホールド)  香藤満月●

マコトに続き、香藤も尊敬する先輩・ななみとのデビュー2戦目に臨む。初のアミスタ大会、勢い良く飛び出し入場で転んでしまうが「それも私らしくていい」と持ち前の明るさで笑い飛ばす香藤。明るさを武器に突き進む!序盤のチェーンレスリングはななみがリードしていく。ななみはダイヤル固めでリングを2周。しかし香藤の95キロの体格を回すのには一苦労?「重い…」と漏らすほど、スタミナを消耗してしまう。思わぬダメージを受けたななみに、香藤はエルボーを打つ。鈍い音を鳴らし、観客の度肝を抜く。ななみも思わず「思ったより痛い!」。香藤がエルボーを連発すると、ななみの胸板は赤く染まる。パワーで押す香藤に、ななみは得意のタックル。倒れた香藤に逆エビ固め、サーフボードストレッチで腰攻めのななみ。耐え抜いた香藤は迫力満点のドロップキック。続く丸め込み連発でニアフォール。さらにヘビー級の体格を活かしたボディプレスで押さえ込むが、ななみは何とか肩を上げる。起き上がったななみは香藤をコーナーに振りボディアタック。このフォールは返した香藤だったが、ななみはその背後を取りスリーパーホールド。粘る香藤に、ならばとがっちり胴締め。身動きの取れない香藤はついにギブアップ。ななみ先輩の貫禄勝利だ。

第3試合  タッグマッチ20分一本勝負  井上京子&美蘭 VSデボラK & Himiko

○井上京子&美蘭  (16分3秒 ナイアガラドライバー)   デボラK&Himiko●

ディアナ所属オンリー興行のメインには、やはりこの人!後楽園大会でタッグ王者に輝いた井上京子が美蘭とともに登場。対角のデボラとHimikoは、握手と見せかけての奇襲で二人を分断。美蘭をリング下に蹴落とし、京子に二人がかりで襲いかかる!しかし京子は二人の猛攻をものともせず、ラリアットで薙ぎ倒す。京子がHimikoをキャメルクラッチで絞ると、デボラが救出。ここで京子から「行ってこい!」とタッチを受けた美蘭だったが、デボラとHimikoに捕まってしまう。二人の代わる代わるの連続ボディスラムを受け続けた美蘭は、さらにデボラの逆エビの餌食に。美蘭はソバットやドロップキックで反撃開始。ライオンサルトのフォールはカウント2。赤コーナーに帰ってきた美蘭に「よく頑張った」と声をかけ、再び京子出撃。京子は強烈なエルボーでデボラを倒す。立ち上がったデボラは111キロの巨体に投げっぱなしジャーマン!さらに極楽固めで絞る。ロープに逃げた京子に、デボラとHimikoは低空ドロップキックを次々と打つ。バックフリップを2で返されたデボラはHimikoにチェンジ。Himikoは馬乗りになってエルボーを連発。エルボースマッシュで京子をコーナーへ追いやり、ブルドッギングヘッドロック。そこにセカンドロープからギロチンドロップを投下。2で返され、さらにコーナーに上るHimiko。しかし京子も起き上がりHimikoを追う。デボラが京子をスピアーで食い止めコーナーに追い込むと、Himikoははカーフブランディングで豪快に京子を倒しフォールに。しかしそれも返した京子にWアーム卑弥バスターを狙うが、京子の巨体は上がらず、ラリアットで反撃を受けてしまう。京子がナイアガラの体制に入ると、デボラが決死のカットに飛び込む。京子にしがみついて離さないデボラを、美蘭が引き離して押さえる。美蘭の好アシストを受けた京子はナイアガラドライバーを完璧に決めてみせ、笑顔で快勝!京子はマイクを取り「ディアナ純血興行になりました。ご来場ありがとうございます。私事ですが…後楽園でベルトを獲りました」と挨拶。続けて「このベルトに挑戦する前、挑戦したい何組か若手がいたんです。そのときに35周年ということで挑戦権を譲っていただき、チャンピオンになれました。でも、そのとき名乗りを挙げていたチームもまだ挑戦したいんだと思います。そこで、できればそのチームとどんどん戦って、W井上の防衛記録を伸ばしていきたいです。なるべく早く防衛戦をしたい。これからも注目してください」と、挑戦から戴冠の経緯を改めて語った上で防衛への意欲を見せた。8.13アミスタ大会で名乗りを挙げたチームはカケマド、SPiCEAP、ルミナス、そしてななみ&網倉。この中から次期挑戦者指名かに思われたが…。ここでディアナ制作部部長・不破が「京子さんならそう仰ると思いまして…」と切り出し、何とタッグ王座次期挑戦者決定トーナメントの開催が発表された。カケマド、綾華、SPiCEAP、美蘭&笹村、ななみ&網倉、ルミナスがエントリー。10.27フューチャーサイトで一回戦、11.3山形庄内で準決勝と決勝戦を行うこととなった。トーナメント開戦まで僅か5日。W井上に挑むのはどのチームか?

【試合結果】2023年10月8日(日)井上京子デビュー35周年記念後楽園ホール大会

アイラブ滋賀 樋口金物、株式会社ジェイエイチPresents 井上京子デビュー35周年記念後楽園ホール大会の試合詳報をお届け!ご来場いただいた979名の皆様、配信をご視聴いただいた皆様、協賛をいただいた皆様、誠にありがとうございました!この試合の模様はDIANA Live にて2023年10月22日 23時59分まで視聴可能です。おすすめです☆

第00試合 マドレーヌを生暖かく見守る会、衣装屋COSMO、バリューアップマネジメント、松竹旅館協賛 
練習生・ミズキ デビュー戦 10分一本勝負  
香藤満月 vs マドレーヌ

香藤満月、元気いっぱいにデビュー!パワフルファイト見せた!

●香藤満月(7分30秒 ジャガー横田直伝レッグロールクラッチ)マドレーヌ○

プロレスバーの看板娘がプロレスラーに華麗な転身!ディアナ社長・井上京子の35周年を飾る記念大会のオープニングは、練習生・ミズキ改め「香藤満月」のデビュー戦だ。ダークマッチという位置付けにも関わらず、多くのファンが駆け付け、その一戦を見届けた。プロテストではギリギリの合格となった香藤だが、95キロの大きな体格には京子も期待を寄せている。デビュー戦年末に退団することが決まっているマドレーヌがデビュー戦相手を務め、およそ50キロの体重差という驚きのマッチアップに。香藤は明るい笑顔で花道を駆け抜け、リングイン!マドレーヌは懐かしのコスチューム姿で登場。京子がリングサイドから厳しい視線を送る中、運命のゴング!ロックアップからの力比べは香藤がロープに押し込み、さらにエルボー、ドロップキックで先制攻撃!マドレーヌも得意の鋭い蹴りでお返し。MMA仕込みのキックに悶える香藤。さらにアームブリーカーや低空ドロップキックで一気に形勢逆転のマドレーヌ。重いエルボーを打ち、鈍い音を鳴らす香藤だが、マドレーヌは観客の拍手を煽る余裕を見せる。体重差をものともしない関節技地獄、デビュー祝い(?)のバチボコバランサーでマドレーヌがペースを握る。しかし香藤はマドレーヌのクロスボディを軽々受け止め、ヘビー級のボディプレス!カウント2で返したマドレーヌはキック連発。柔道経験のある香藤はマドレーヌのキックを捕まえ、出足払でフォール。キックアウトされてもボディスラム連発で攻めまくる香藤。走ってくるマドレーヌを腹で跳ね返し、体格を活かして懸命に戦う香藤だったが、マドレーヌは柔軟性を活かしてレッグロールでクルリ!3カウントを奪った。退団前にディアナ新人に存在を刻み付けたマドレーヌは、コスチュームの腕輪を香藤に託す。退団まであと2カ月、一足早い置き土産だ。プロレスバー勤務時代は、陽気な性格で「愛されキャラ」だった香藤。レスラーとしても多くのファンに愛されるに違いない。

第0試合 衣装屋COSMO協賛 
練習生・マコト デビュー戦 10分一本勝負  
マコトユマ vs Himiko

マコトユマ、女子プロ界のニューヒロインを目指せ!

●マコトユマ (6分43秒 片エビ固め) Himiko○
※ダイビングギロチンドロップ

第00試合に続いて第0試合も新人デビュー戦!この日デビューする新人の2人目は、練習生マコト改め「マコトユマ」。すっかり先輩らしく成長したHimikoを相手に、マコトが大きな夢への一歩を踏み出す!マコトはクールに見えて、井上京子の店「あかゆ」を訪れて京子に入門を直訴したという熱いハートの持ち主。51歳で青春を謳歌するHimikoに、熱い気持ちをぶつける!新人デビュー戦の相手という大役を務めるHimikoはデビュー当時のコスチュームで登場。マコトはなんと奇襲をしかけ、いきなりのドロップキック!Himikoにヘッドロックで厳しく絞られても、ヘッドシザーズに切り返していく。ドロップキック連発からフォールするも2。レスリングで培った華麗な身のこなしで攻めていくマコト。Himikoも逆片エビ固めでしっかりと腰を落として反撃。なんとかロープを掴んだマコトをHimikoはコーナーに追い詰めていく。しかしマコトはHimikoのボディスラムの構えを丸め込みに切り返し、カウント2で返されても素早くバックを取り、丸め込み連発で攻める。キックアウトしたHimikoはブルドッギングヘッドロックを2発お見舞い。さらにトドメのギロチンを投下し、3カウント。両者は四方に深々と頭を下げてリングを下りた。敗れはしたものの、大器の片鱗を見せたマコト。女子プロ界のニューヒロイン誕生を予感させた。

第1試合 プオタス、有限会社クウガ協賛 
シークレットキャプテンフォールマッチ 20分一本勝負  
デボラK&米山香織&真琴&世羅りさ&小林香萌 vs アジャコング&尾﨑妹加&本間多恵&関口翔&田中きずな

キャプテンは誰だ!わくわく特殊ルールマッチ

デボラK&米山香織&●真琴[C]&小林香萌&世羅りさ(9分41秒 エビ固め)アジャコング&尾﨑妹加○&本間多恵&関口翔&田中きずな[C]
※ラリアット
※退場順:アジャ→小林→関口→世羅

後楽園大会本戦は特別ルールの10人タッグで賑やかに幕開け!ノータッチルールかつ、シークレットキャプテンフォール、さらにつけたハチマキを取られると失格になるという特殊ルールで行われ、キャプテンは試合前の抽選で決定している。青コーナーチームは田中、赤コーナーチームは真琴がキャプテンに。誰がキャプテンなのか観客には知らされているが、選手たちは何も知らずに戦う。赤コーナーチームはデボラ率いるディアナレギュラー陣の面々。デボラはこの10人の中で唯一のディアナ所属。かわさきレインボーガールを破っての入団発表から2年、実績を残せていないデボラ。真琴は「力を合わせてデボラさんを勝たせたい」と意気込む。青コーナーからは元アクトレスガールズの3人に、デビュー半年で高瀬みゆきの代打出場に大抜擢・田中きずなを引き連れたアジャコングが登場!ビッグマッチにふさわしい、豪華すぎるチームだ。まずはパワーファイター同士の尾﨑とデボラがタックル合戦、続いて米山と関口がハイスピードな攻防をみせる。世羅が関口と田中をリング外に落としたのを機に、10人全員が場外乱闘に!尾﨑と小林と本間は南側の階段を駆け上がり、会場中で大暴れ!デボラはアジャに捕まってしまい、パイプイスで滅多打ちに。リングに連れ戻されたデボラはひたすらアジャの猛攻を耐える。アジャが裏投げでフォールすると、デボラ軍4人全員で飛び込んでカット。アジャの張り手を食らった小林を関口が捕まえ、そこにアジャが一斗缶を振り下ろす!しかしすんでのところで小林は脱出。一斗缶は関口の脳天直撃!関口が倒れた隙に、一斗缶に巻かれたアジャのハチマキを小林が奪取!キャプテンではなかったアジャは失格、試合は続行に!デボラ軍としてはアジャの排除に成功し、数的優位に。ここで一気に試合が動く!関口が小林を丸め込んでスリーカウント、その関口に世羅が蹴りを入れて押さえ込みスリーカウント!キャプテンではない関口と小林は続けざまに退場となってしまう。リングに残った世羅に、田中が威勢よくドロップキック!さらにワキ固め、腕十字、三角絞めと得意の関節技で攻める。世羅は極められた腕で無理やり田中を持ち上げる。本人は知らないが、実はキャプテンに選ばれている田中。アジャ軍が密かに大ピンチを迎えていることを、観客だけが知っている…。観客がざわめく中、本間が世羅の腕に巻かれたハチマキをほどき、密かに窮地を脱出!世羅は退場となり、米山がリングへ。SPiCEAPの連携攻撃に田中も加わり、米山を総攻撃!デボラと真琴も救出に入るが、真琴のキックが米山に誤爆!この隙に本間が真琴を丸め込むが、真琴が切り返す。パートナーのピンチに飛び出したのは尾﨑!カウント2で尾﨑のラリアットが真琴に直撃し、SPiCEAP2人がかりで押さえ込み3カウント!真琴がキャプテンだったことが明かされ、ハチャメチャ10人タッグはアジャ軍の勝利。会場を大いに盛り上げた10人は、つけていたハチマキを客席に投げ入れ、笑顔でリングを下りた。

第2試合 ストロングスタイルプロレス提供試合 20分一本勝負
タイガー・クイーン&間下隼人&日高郁人 vs 藤田あかね&スーパー・タイガー&SUGI

間下隼人&日高郁人&○タイガー・クイーン(9分38秒 タイガースープレックスホールド)スーパー・タイガー &SUGI&藤田あかね●

ディアナのビッグマッチ恒例、ストロングスタイルプロレスの提供試合。梅咲とのタッグでも快進撃の虎の女王がディアナマットに降臨だ。SSPWのチャンピオン・間下とタイガーは互いに重い蹴りを繰り出し、日高とSUGIは軽やかな動きで観客を魅了。藤田をリング下に落としたクイーンは、コーナーから場外へムーンサルト発射!するとそこへ、空中殺法の名手・SUGIがノータッチトペコンヒーロで飛び込む!この空中合戦に観客は拍手喝采。リングに戻り、藤田を豪快なスープレックスで下したクイーン。まだまだ余力を残しての完勝だ。

第3試合 梅咲遥応援団・梅の会、衣装屋COSMO、有限会社クウガ、大久保MixBar π協賛 
スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負  
梅咲遥&飯田沙耶&美蘭 vs ななみ&笹村あやめ&壮麗亜美

若手ドリームタッグマッチ!夢の続きは…?

○梅咲遥&飯田沙耶&美蘭(12分27秒 ジャーマンスープレックスホールド)ななみ●&壮麗亜美&笹村あやめ

ディアナマットに女子プロレスの未来を背負う若手ホープが大集結!若きシングル王者としてディアナを牽引する梅咲遥、人気上昇中のななみと美蘭が登場する、フレッシュな6人タッグだ。梅咲は華やかなニューコスチュームをお披露目。美蘭もプリンセスを思わせるガウンを纏って登場し、リングを鮮やかに彩る。スターライト・キッドは怪我のため欠場となり、代打で登場するのは飯田沙耶。キッド&KARMAから奪ったNEW BLOODタッグベルトをディアナでも披露する。笹村あやめは9.22フューチャーサイトで飯田との対戦を熱望しており、思わぬ形で対決が実現。ななみと共に「God’s EYE」のメンバーとして活動する壮麗亜美は、2021年10月の後楽園ホール大会以来久々のディアナ参戦。デビュー4周年を迎えたばかりのななみは高校2年生にして、この豪華チームのリーダー格として堂々のリングイン。入場曲もコスチュームも一新し、「新しいななみ」を見せる。笹村の「行け!」を合図に、笹村、ななみ、壮麗が奇襲!しかし梅咲、美蘭、飯田は反撃のドロップキックで相手を一気に蹴落とす。梅咲が「美蘭が飛ぶぞー!」と叫ぶと、美蘭は一気にコーナーへ。トップロープから場外ダイブし、観客は拍手喝采!美蘭はななみをリングに連れ戻し、その場跳びムーンサルトでフォール。キックアウトしたななみはダイヤル固めで大回転。続いて笹村と美蘭の対決。美蘭はクリストで笹村を厳しく絞る。ロープブレイクを許すが、続けて619。美蘭は飯田にタッチし、いよいよ笹村と飯田の初遭遇!笹村は挨拶代わりに重いエルボーを打ち、お返しとばかりに逆水平チョップを打つ飯田。笹村をロープに押し込み、飯田のマシンガンチョップが炸裂!笹村は豪快なブレーンバスターやジャーマンで飯田をぶん投げ、飯田はお返しのスパインバスター。両者の攻防に大歓声が上がる。壮麗と梅咲にそれぞれ代わり、2人は思いをぶつけ合うエルボー合戦。壮麗は高さを活かしたコンバインで梅咲を苦しめる。飯田がカットし、梅咲はミサイルキックで壮麗を吹っ飛ばす。梅咲がキューティースペシャルを決めれば、壮麗はブレーンバスター。壮麗はななみにチェンジ。コーナーに上ったななみを追いかける飯田は、雪崩式パワースラムでななみをコーナーから落としてみせる!小柄な体で放つこの一撃は観客の度肝を抜いた。さらに美蘭が間髪いれずライオンサルト!梅咲も梅スプラッシュで続こうとするが、さすがにこの連続被弾は避けたいななみがかわして、すぐさま笹村が梅咲のみぞおちにフットスタンプを落とす。ななみと壮麗がGod’s EYEの合体バックドロップ、さらにななみのノーザンライトで畳み掛けていく。しかしブリッジするななみに、美蘭がフットスタンプでカット。壮麗が美蘭を、笹村が飯田をそれぞれ排除し、リングは梅咲とななみのディアナ同期対決へ!ななみの裏投げをキックアウトした梅咲は今度こそ梅スプラッシュ。カウント2で肩を上げたななみに、梅咲はトドメのジャーマン!鮮やかな弧で3カウントをもぎ取った。梅咲はじゃじゃ馬トーナメント2021で対戦できずに終わった壮麗亜美に熱視線。笹村にはベルトをアピールして挑発。飯田も笹村とはやり足りない様子だ。まだまだ見たい夢のカードの続きはそう遠くない?

セミファイナル さいたま新都心ジャガークリニック協賛 
W.W.W.Dエリザべス選手権試合 30分一本勝負  
第10代王者4度目の防衛戦  
[王者]ジャガー横田 vs [挑戦者]神取忍 vs [挑戦者]宮崎有妃

ジャガーV4!防衛回数はどこまで伸びる?

[王者]○ジャガー横田 (9分53秒 横十字固め) 宮崎有妃●[挑戦者]
※第10代王者が4度目の防衛に成功
※もう一人は[挑戦者]神取忍

ジャガーが保持するエリザベス王座。4回目の防衛戦は最強挑戦者が登場だ。3WAYマッチで行われるエリザベス戦に宮崎有妃、そして神取忍が挑戦!この中では一番若手の宮崎が握手を求めても、ジャガーと神取は鋭い眼光で無言の拒否。宮崎はすごすごと手を引っ込める。しかしエリザベスのベルトをかねてから狙っている宮崎は、「神取さん、一緒に組んでジャガーさんやっつけませんか」と共闘を持ちかける。神取はやはり無視。すると宮崎は「ジャガーさん、見ました?今の神取…酷くないですか?自分と組みましょう」とあっさり手の平返し。調子のいい宮崎にジャガーと神取の合体攻撃が炸裂!宮崎を蹴落とし、ジャガーと神取の1対1に。神取がワキ固めでジャガーの腕を極めると、宮崎がリングに戻りカット。宮崎は「皆さん!私は今日、これだけをやりに来ました!」と堂々のはずかし固め宣言!しかし宮崎に付き合う気は全くない神取にキレた宮崎は4の字固め。ここにジャガーが浴びせ蹴りで強烈なカット。場外へ落ちた宮崎めがけて、ジャガーがダイブ!リングに戻った宮崎はジャガーを捕まえ、いよいよはずかし固めの構えに!ジャガーが後転で切り抜けると観客はブーイング。卍固めで宮崎を攻めるジャガーに、神取が背後から近づきスリーパーで絞める。宮崎が低空ドロップキックでカット。いよいよ大チャンスを迎えた宮崎は「カメラの準備をしろ!」と大絶叫!宮崎の号令でカメラを構えた観客に、ゆっくりと神取の足を開き、念願の(?)はずかし固め完成!貴重な光景に後楽園熱狂!カットに入ったジャガーを持ち上げ、神取の上に投げ落とす宮崎。追撃のムーンサルトは自爆に終わり、神取のラリアットを食らうが、神取とジャガーそれぞれジャーマンでぶん投げる。宮崎がデスバレーの体制に入るとジャガーは逆打ちに切り返す。肩を上げた宮崎はラリアットでジャガーをフォール。しかしジャガーの多彩な切り返しがここでも光る。宮崎のフォールを横十字固めに切り返し、今井レフェリーがマットを3回叩いた。62歳のジャガー横田、まだまだ防衛回数を伸ばしそうだ。

メインイベント パブリックビジネスジャパン、昭和サービス、SPEC協賛 W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負  
第20代王者組2度目の防衛戦
[王者組・綾華]佐藤綾子&中森華子 vs 井上京子&井上貴子[挑戦者組・W井上]

新タッグ王者誕生!名タッグ・W井上、35周年を自ら飾る

[王者組・綾華]●佐藤綾子&中森華子(14分59秒 体固め)井上京子○&井上貴子[挑戦者組・W井上]
※ラリアット
※第20代王者組2度目の防衛に失敗。挑戦者組・W井上が第21代王者組となる。

紆余曲折ありながらも、結束力を武器に山形南陽大会でベルトを奪取した綾華。タッグ王者という大きな夢を叶えた綾華が、後楽園のメインでW井上を迎える。「京子さんにシングルで一度も勝ったことがない」という佐藤。防衛して11月3日に控える自身の凱旋興行に何としてもベルトを持っていきたいところだ。盟友・中森との絆の力で京子超えなるか?対するW井上は、1988年10月10日後楽園ホール大会、井上京子vs井上貴子でデビュー。第100代WWWA世界タッグ王座に輝くなど、記録にも記憶にも残る名タッグだ。試合前には京子の35年の軌跡を辿るVTRが流れ、尊敬するブル中野さんから激励の花束を受け取り、客席を見渡せば京子応援団が集結。会場中で京子戴冠への期待が高まる中、キャリア35年の集大成・W.W.W.Dタッグ獲りにいざ出陣!ゴングを待たず奇襲攻撃を仕掛けた綾華だが、W井上に佐藤が捕まる。ローンバトルが続き、苦しい展開の佐藤。やっとタッチを受けると、鬱憤を晴らすような激しいファイトを見せる中森。京子のラリアットに得意のキックで応戦。綾華2人がかりで京子を狙うも、京子は2人まとめてラリアット!京子は貴子にチェンジし、中森と貴子はキック合戦に。中森はハイキックで貴子の側頭部を撃ち抜き、貴子から受け継いだ技・デスティニーハンマーを投下する。この動きは見切っていた貴子はひらりとかわし、お返しとばかりにハイキックをお見舞い。カウント2で返した中森はシャイニングフラワーで佐藤に繋ぐ。佐藤は威力のあるミサイルキック、ジャーマンで優位に。佐藤がロープに走ったところに待ち構えていたのは京子。W井上の合体DDTで佐藤の動きを封じる。佐藤のピンチには中森が突撃。好アシストで佐藤のドラゴンスープレックスへ。これでも決まらず綾華は合体バックドロップ。京子にカットされた佐藤は、ビッグブーツを狙い貴子めがけて猛ダッシュ。しかし貴子のカウンター裏拳がクリーンヒット!貴子のタッチを受けた京子は、ダメージの残る佐藤に容赦なくラリアット!ナイアガラの構えに入る京子だが、中森が阻止。佐藤は素早くバックを取り、111キロの巨体をジャーマンで投げる!綾華の連携が鮮やかに決まり、中森が貴子を押さえる中、佐藤はAYAKO’s EXで京子をギブアアップ寸前に追い込む。悶える京子を観客の大・京子コールが後押しし、切り抜けた京子は今度こそナイアガラドライバー!2.99でキックアウトした佐藤。貴子の裏拳、京子のジャーマンが流れるように連続で決まるが、これはロープが近かった。佐藤の足がサードロープに伸び、カウント2。勝負を決めたいW井上だが、体勢不十分でデンジャラスジャッキーは不発。しぶとい佐藤に、京子は渾身のラリアット一閃!粘る佐藤もさすがに肩が上がらず、3カウント。大熱戦の末、W井上が新王者組に輝いた。これまで数々のベルトを手にしてきた京子だが、貴子とのタッグで巻くベルトは格別だ。2人は抱き合って喜び、満員の観客の祝福を受ける。マイクを持った京子は「だっこ(貴子)、ありがとう。応援してくれた皆様もありがとうございました。まだまだ進化していきたいです。勝てたのは、長くやってきたからプロレスの神様が応援してくれたんだと思います。35年やってきてよかった。1回でも多く防衛できるようにがんばります」と語り、京子の35周年記念大会は大団円!今後の防衛ロードにも大注目だ。

各試合バックステージコメント

【試合結果】2023年9月24日(日)アミスタ大会vol.42

第42回アミスタ大会、たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で22023年10月8日 23時59分までご視聴いただけます。次回はいよいよ後楽園大会!デビュー戦ありタイトルマッチありの超豪華カードをお届けします!ご来場お待ちしております。

第一試合 シングルマッチ15分一本勝負     デボラK vs ライディーン鋼

ヘビー級対決!デボラvs鋼

●デボラK(9分14秒 体固め)ライディーン鋼○
※リバースセントーン

PURE-Jのナンバーワンパワー・ライディーン鋼が登場!デボラとの大型ファイター対決だ。ゴングが鳴るといきなりの大迫力タックル合戦。まずは自慢のパワーで上回ってみせた鋼が反則を交えながら優勢に試合を進める。デボラはドロップキックやスピアーで反撃。鋼は充分な助走からのラリアット、さらにリバーススプラッシュで再び流れを掴む。デボラはバックを取り、ジャーマンの構え。しかし鋼の巨体は上がらない。「上げてみろ!」と煽る鋼はロープエスケープ。鋼のレインメーカーをかわしたデボラは再び背後を取り、今度こそ投げっぱなしジャーマン!対する鋼も意地を見せ、デボラを担ぎ上げる。何とか着地したデボラだが、再びラリアットをまともに食らってしまう。何とか肩を上げたデボラ。鋼はダメージの残るデボラに容赦なく100キロのリバースセントーンを投下!ヘビー級対決を制した。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負     佐藤綾子&中森華子 vs ななみ&AKARI

綾華完勝!前哨戦を軽々制し、デイリー防衛確信の笑み

○佐藤綾子&中森華子(9分12秒 2回転式レッグロール)ななみ●&AKARI

久令愛とのタッグ「クレアカリ」で、「綾華」が保持するデイリースポーツ認定タッグ挑戦が決定しているAKARI。その前哨戦ともいえるカードだ。網倉理奈とともにW.W.W.Dタッグを虎視眈々と狙うななみは、このPURE-Jとディアナの若手vsベテラン対決で存在感をアピールしたいところ。ベルト奪取に燃えるAKARIは握手を拒否。中森とななみのマッチアップで試合開始。ななみがアームドラッグを決めれば、中森もアームドラッグでやり返す。AKARIが中森の背後から飛び出し、ななみとのツープラトン攻撃で若手コンビが試合の主導権を握りかけるが、三冠女王・中森もやられっぱなしでは終わらない。ななみからのタッチを受けたAKARIに強烈な蹴りで形勢逆転、さらに佐藤を呼び込み綾華の連携攻撃を決める。佐藤はAKARIにタブルアームスープレックス、ジャンピングニー、フィッシャーマンズスープレックス等で一気の攻め。抜群のコンビネーションを誇る綾華に対し、ななみが中森を、AKARIが佐藤をそれぞれノーザンライトスープレックスでぶん投げ、若手コンビも息の合った連携を見せる。ななみは中森のキック、佐藤のジャンピングニーを何とか耐え、再びAKARIとの連携攻撃を試みる。しかし百戦錬磨のベテラン・佐藤は2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばし、ななみを捕まえ一騎討ちへ。ななみの豪快な裏投げに佐藤は投げっぱなしジャーマンで応戦。立ち上がり猛然とダッシュするななみをひらりとかわしバックを取った佐藤は、ジャパニーズレッグロール2回転!ブリッジでがっちり押さえ、3カウント!綾華コンビは余力を残して快勝。中森はベルト防衛を確信したかのように余裕の笑みを浮かべ、リングを下りた。

第三試合 3WAYマッチ20分一本勝負     梅咲遥 vs マドレーヌ vs リアラ

シングル王者・梅咲遥は3WAYでも強いぞ!

○梅咲遥(9分44秒 逆さ押さえこみ)リアラ●
※もう一人はマドレーヌ

ガンバレ女子から、「伝説のキャバクラ嬢」リアラが初参戦!今年6月、ガンバレ☆プロレスでの梅咲とのシングル対決で敗れているリアラ。梅咲がマイクで語った「もっとエルボーもドロップキックも強く打ってこい」という言葉を胸に、この3WAYでリベンジに燃える。マドレーヌは「ちょちょたんファンにいい写真を撮らせないように」と梅咲の入場を邪魔するなど、相変わらずの調子で梅咲を翻弄。ゴングが鳴り、リアラはマドレーヌをドロップキックで蹴落とすと、梅咲の元へ一直線。力強いエルボーを打ち、いきなりのダイヤル固めで大回転。しかしリアラがロープに走るとリング下からマドレーヌが足を引き、ここからマドレーヌ&梅咲の「ぽんへり」コンビの連携攻撃が炸裂!ところが早速裏切るマドレーヌ。梅咲に狙いを切り替えると得意の関節技で梅咲の膝を極める。今度はカットに入ったリアラを捕まえ、初参戦の洗礼?バチボコバランサーに捕らえる。リアラはマドレーヌに逆エビ固めで反撃。リングに戻ってきた梅咲は低空ドロップキックでリアラを吹っ飛ばす。今度はマドレーヌが梅咲にキャメルクラッチ、悶える梅咲にリアラが低空ドロップキックを突き刺す。リアラと手を組むマドレーヌだったが、梅咲のフットスタンプをみぞおちに食らい、リング外へ転げ落ちていく。成長の証を見せたいリアラは「今度は負けたくねぇ!」と叫びながら渾身のエルボーを打ち、さらにドロップキックを連発。リベンジへのフォールはカウント2。梅咲がボディスラムでリアラを投げると、マドレーヌがリングに飛び出し丸め込む。カウント2で肩を上げた梅咲は、マドレーヌのロンダートバックエルボーをかわしネックブリーカー。追撃の梅スプラッシュを回避したマドレーヌは渾身のフェイマサー。キックアウトした梅咲はキューティースペシャルでマドレーヌをぶん投げる。するとリアラが横取りフォール。怒り狂う梅咲に対し丸め込みを連発するリアラだったが、梅咲が切り返しの逆さ抑え込みで3カウントを奪う。敗れて悔しい2人は意気投合?マドレーヌとリアラは手を繋いで控え室に帰っていった…。

第四試合 シングルマッチ15分一本勝負     井上京子 vs Himiko 

51歳の青春!Himiko、ガムシャラファイトで大熱闘!

井上京子(9分40秒 ナイアガラドライバー)Himiko 

青春時代から「全女」をこよなく愛するHimikoが京子との2度目のシングルマッチに臨む。気合い漲るHimikoは京子の握手を払いのけ、奇襲攻撃!Himikoの一気の攻めに観客は拍手喝采!磨いてきたグラウンドのテクニックで試合序盤はHimikoがリードし、苦悶の表情を浮かべる京子。この勢いで「投げるぞ!」と叫ぶHimikoだったが、京子が高速ブレーンバスターに切り返す。しかしHimikoはまだまだ攻め続ける!Wアームは上がらないとみるやメキシカンストレッチに切り変え、横十字で丸め込む。カウント2で返されてもHimikoは諦めずに再びWアームの構え。持ちこたえた京子は再びの高速ブレーンバスター。ラリアットを狙い助走をつける京子に、Himikoはカウンターの低空ドロップキック!これが膝に直撃し動きの止まった京子。この好機にHimikoはブルドッギングヘッドロック、さらに追撃のスイング卑弥呼!続いてコーナー上から京子の髪を鷲掴みにし、カーフブランディング!無理矢理に京子をリング中央へ倒してみせた。ひたすらに受け続ける京子はさすがに疲労の色が隠せないが、ラリアット一撃で形勢逆転。起き上がれないHimikoに、大・Himikoコールが巻き起こる。ファンの声援を受け、力を振り絞って立ち上がったHimikoは、隙を見て電光石火のスクールボーイ!間一髪肩を上げた京子だが、Himikoはすかさずキャメルクラッチから胴締めスリーパーで締め落としにかかる。どうにか振りほどいた京子は、キャリア35年の意地を見せる!京子と同世代ながらキャリア2年のHimikoに、容赦なく剛腕を振り抜くラリアット!このフォールはカウント2.99、京子も思わず「入ってんだろ!」と今井レフェリーに詰め寄る。ならばと京子は自身の代名詞・ナイアガラドライバーで今度こそ完璧な3カウントを奪い、大逆転勝利を収めた。京子はマイクを持つと「Himikoに拍手!正直、危なかった。力つけてきてるね」とHimikoのガムシャラファイトを称える。観客も京子を追い詰める奮闘で約10分間戦い抜いたHimikoに万雷の拍手だ。京子は続けて、客席にいた井上貴子をリングに呼び込み「後楽園大会でW.W.W.Dタッグのベルトに挑戦します。貴子さんもいい感じに仕上がってます。ベルト、必ず獲ります!応援よろしくお願いします!」と締め括ろうとしたが…後楽園でW井上の挑戦を受ける綾華が、ベルトを持ってリングに登場。「おいおい、W井上さん。なに締めちゃってるんですか。チャンピオンこっちですよ?チャンピオンは綾華。W井上は挑戦者。防衛するのは綾華です。お客さんは綾華が防衛するところ観に来てくださいよ」と佐藤が堂々の防衛宣言。中森も「昔から憧れで尊敬してますけど、私達が防衛しなきゃダメでしょ。負けてばっかじゃいられない」と語気を強める。王者組・綾華と挑戦者組・W井上がガッチリと握手を交わし、後楽園直前大会が終了。後楽園のメイン後、W.W.W.Dタッグベルトを巻いているのはどちらのチームか?激戦必至のタイトルマッチは2週間後に迫る!

2023年9月10日(日)アミスタ大会Vol.42 試合結果

アミスタ大会vol.41 たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で2023年9月24日 23時59分までご視聴いただけます。

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負  美蘭&真琴 VS Himiko&櫻井裕子

美蘭&真琴、好連携で快勝

美蘭&○真琴 (10分56秒 片エビ固め) Himiko●&櫻井裕子
※グラビアバスター 

櫻井と美蘭がそれぞれ先発。美蘭と真琴は早速の合体攻撃で櫻井をロープに張り付ける。2人の手でハートを作り、観客にアピールする余裕すら見せる。これを注意した今井レフェリーに蹴りを入れた美蘭。美蘭にレフェリーが気を取られている隙に、真琴は櫻井に反則攻撃。櫻井は低空ドロップキックで切り抜け、Himikoにチェンジ。Himikoのリバースインディアンデスロックに悶える真琴だが、強烈なキックをHimikoの顔面にお見舞い。美蘭と櫻井の攻防は、櫻井の急角度逆エビ固めをエスケープした美蘭が三角飛びプランチャで反撃し、真琴にチェンジ。真琴のWアームを持ちこたえ、美しいブレーンバスターに切り返した櫻井はHimikoにタッチ。真琴へブルドッギングヘッドロックを決めるも、Wアームバスターは上がらないHimiko。真琴はデスバレーを狙うが、Himikoは回転エビ固めに切り返す。カウント2で終わると、次は河津掛けから変形のグランド卍固め「HIGAMIクラッチ」で絞るHimiko。カットにきた美蘭に対して櫻井もコブラツイスト!さらにHimikoは追撃のWアームバスターを狙う。これを持ちこたえた真琴は、Himikoとバックの取り合いに。ここで櫻井がビッグブーツを痛恨の誤爆!美蘭との合体フットスタンプ、さらにW.W.二ーがHimikoのみぞおちに突き刺さる。トドメのグラビアバスターで真琴が勝利を収めた。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負  ななみ VS 本間多恵

「ディアナの未来」ななみ、飛躍を誓う

△ななみ (15分0秒 時間切れドロー) 本間多恵△

およそ2年ぶりのシングルマッチ。ななみが高校受験で休業する前にシングルで対戦し、それ以来だと話す本間。観客から「勝ったの?」と聞かれ「私が勝ってるよ!」とツッコむ。ななみは本間に成長をアピールする絶好の機会だ。しかし試合は早速本間のペースに。本間得意の鼻フックだけは回避したいななみだったが、本間の挑発にまんまと引っ掛かりロープに張り付けられてしまう。「あの頃は中学生だったけど…」と、高校生・ななみへ容赦ない鼻フック!今井レフェリーは観客がしっかり撮影したことを確認してから反則カウントを取る始末…。しかし高校生・ななみはやられっぱなしでは終わらない。本間にエルボーを打ち、掟破りの逆鼻フックを披露!力いっぱい本間の鼻を引っ張ってみせた。さらにダイヤル固めでリングを大回転。目が回った本間のバックを取り、スリーパーで絞るが、これはロープが近かった。ブレイクを許してしまったななみは、ぶら下がり腕十字の餌食に。本間は関節技でななみの腕を痛め付ける。ロープに逃げたななみをミサイルキックで追撃しようとコーナーに上る本間。ななみはデッドリードライブで投げ落とし、胴締めスリーパーで再び本間を締め上げる!今度はリング中央でがっちり極め、レフェリーストップ寸前まで追い詰める。なんとかエスケープした本間にボディプレスを狙いコーナーに上るななみ。本間が起き上がるが、ななみはお返しのぶら下がりスリーパーに捕らえる。反則カウント4で離し、ボディプレスを投下するななみ。しかしここで本間のサブミッションが炸裂!ななみの両腕を極め、さらに足も取る。命からがらロープに逃げたななみ。試合時間は残りわずかに。ななみのノーザンライトスープレックスが弧を描いた瞬間、時間切れを知らせるゴングが鳴った。本間は「以前シングルしたときよりめちゃくちゃ体も大きくなって…でも成長してるのは体だけじゃないね。中学生の時には無かった、ヤバイ!って感覚もあった。15分じゃ足りなかった。それは私の反省。ななみがこの15分をどう思ったかは分からないけど、to be continueがあると信じてる。そして、ななみの代、梅咲と同期。ディアナの顔は梅咲だけじゃねぇってところをななみがどう見せてくれるのか、ますます楽しみになった。お客さんもそれを望んでるんじゃないですか?」とななみに問いかける。ななみは「自分のこれからに繋がる大切な試合だと感じました。でも、ディアナの未来を背負っていくためには、ドローじゃだめだった。自分が勝たなきゃいけなかったと思う。次は絶対勝ちます」と力強く話す。ディアナの未来を担う女子高生レスラー・ななみ、更なる成長の予感だ。

第3試合  シングルマッチ15分一本勝負  デボラK VS 佐藤綾子

デボラの奮起を促す佐藤

●デボラK (13分16秒 ドラゴンスープレックスホールド) 佐藤綾子○

このところデボラに発破をかけている佐藤が、約半年ぶりにデボラとシングル対決。「全ての面で上回る」宣言で試合に臨む。その宣言通り、試合序盤から豊富なテクニックで息一つ切らさずデボラを手玉に取る。デボラの膝を的確に攻め、余裕綽々の試合運びを見せる佐藤。佐藤のドロップキックをかわし、タックルやエルボーでデボラもいよいよ反撃開始。しかし佐藤は倒れず「もっと来いよ」と挑発する。デボラはお望み通りの重いエルボーを連発していく。しかし続く極楽固めは極まる前にエスケープされてしまう。佐藤はサミングでロープに押し込み、ジャンピング二ーをお見舞い。デボラも投げっぱなしジャーマンやバックフリップで応戦し、2度目の極楽固めは厳しく絞っていくが、デボラの技を全て受けきった佐藤。ジャパニーズレッグロールクラッチ、ジャーマンスープレックスはカウント2に終わったものの、トドメは素早くバックに回り、強引にドラゴンスープレックス。終始優位に立ち続けた佐藤はおぼんを使うまでもなくこの戦いを終わらせ、かける言葉もなく静かにリングを下りた。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負  梅咲遥&マドレーヌ VS 井上京子&網倉理奈

久々結成「ぽんへり」、ヘビー級パワータッグと対決!

梅咲遥&●マドレーヌ (15分18秒 体固め) 井上京子○&網倉理奈
※ラリアット 

同年デビューでありながら、普段は殆ど組むことのない梅咲とマドレーヌが「ぽんこつ屁理屈並べ隊」を久々に結成!マドレーヌは12月31日をもってディアナを退団し、以後は関西に拠点を移すことが決まっている。「ぽんへり」がディアナのメインを飾る貴重な一戦だ。対する京子は綾華が保持するタッグ王座への挑戦まで1ヶ月を切り、ここで負けるわけにはいかない。まずは梅咲と網倉のロックアップから始まり、網倉がパワーでリードするも梅咲が体を入れ替えロープに押し込む。エルボーやドロップキックで先制し、わー!プレスを回転エビ固めに切り返す梅咲。しかし2発目のわー!プレスは直撃し、京子が登場。モンゴリアンチョップを食らうも、ヘッドシザーズホイップでマドレーヌにチェンジ。マドレーヌのクロスボディを捕まえた京子は超高角度のフェイスロックで絞る。持ち前の柔軟性で脱出したマドレーヌは、執拗に京子の足を狙い関節技を仕掛ける。ロープに逃げた京子はコーナーに上ったマドレーヌを投げ捨てるようにリングに叩きつけ、網倉にチェンジ。網倉はマドレーヌをカナディアンバックブリーカーで担いでコーナーに乗せ、ボディアタックに走る。顔を上げたマドレーヌは掟破りの?大声で威嚇し、怯んだ網倉を丸め込む。続く開脚ギロチンで梅咲にチェンジ。梅咲がネックブリーカー、フットスタンプ、ミサイルキックで勢いよく攻めていく。対する網倉はカナディアンで梅咲をコーナーに乗せ、今度こそボディアタック成功。そしてこの2人の名物(?)、梅咲のエルボー、網倉のチョップの打ち合いへ。この打撃戦は網倉に軍配。ならばと梅咲がキューティースペシャルの投げっぱなし、網倉はパワースラムをそれぞれ決める。ここで再び京子が登場。いきなりのラリアットで観客の度肝を抜く。京子が「ナイアガラ!」と叫ぶと、梅咲は京子の股下をくぐり抜け、コーナーへ上る。雪崩式ブレーンバスターを狙い、梅咲を追いかける京子。京子の思惑を察知した梅咲はコーナーから飛び降り、何とジャーマンでコーナーから投げ落としてみせる。追撃の梅スプラッシュは2カウント。続いて再びジャーマンを狙うが、京子の巨体は上がらない。「今度こそ!」と叫ぶ京子はナイアガラの構え。マドレーヌが何とか阻止するが、ラリアットで返り討ちに遭ってしまう。網倉がWチョップで好アシスト、三度目の正直でいよいよナイアガラドライバー決行!カウント2でマドレーヌがしぶとくカット。梅咲も京子の首に渾身のエルボーを連発し最後の力を振り絞るも、京子のラリアットが炸裂。梅咲はコーナーに吹っ飛ばされ、替わりにマドレーヌがリングに飛び出す。マドレーヌは京子を丸め込むが、惜しくもカウントは2。梅咲が倒れているうちに勝負を決めたい京子は渾身の力で剛腕を振り抜き、マドレーヌをマットに沈めた。

会場先行お知らせコーナー

ご来場いただいたファンの皆様だけに最新情報をお届けするコーナー。この日の発表は盛沢山!とくに、10.8後楽園大会の追加カードは要チェック!

▼10.8後楽園ホール大会 追加カード発表!

【日時】
10月8日(日)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
〒112-0004 
東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F

【既報参戦選手】
井上京子、ジャガー横田、佐藤綾子、梅咲遥、マドレーヌ、ななみ、デボラK、Himiko、美蘭、
笹村あやめ、真琴、スターライト・キッド、壮麗亜美、世羅りさ、本間多恵、尾﨑妹加、高瀬みゆき、︎小林香萌、関口翔

【今回決定カード】
スペシャル6人タッグマッチ
梅咲遥&スターライト・キッド&美蘭
VS
ななみ&壮麗亜美&笹村あやめ

【既報決定カード】
W.W.W.Dエリザべス選手権試合 30分一本勝負
[王者]ジャガー横田 VS [挑戦者]神取忍 VS [挑戦者]宮崎有妃
※第10代王者4度目の防衛戦

メインイベント W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負
[王者組・綾華]佐藤綾子&中森華子VS井上京子&井上貴子[挑戦者組・W井上]
※第20代王者組2度目の防衛戦

【チケット】
VIPチケット(1列目正面) 特典あり 20,000 円
スペシャルリングサイド(1列目) 特典あり15,000 円
リングサイド(2列目)特典あり 11,000 円
リングサイド(3列目)特典なし 8,000 円
指定席 A  7,000 円
指定席 B  5,000 円
指定席 C  4,000 円
指定席 D  3,000 円
チケットは ディアナストア(https://www-diana.stores.jp/?category_id=649a39853fed3c002f4d988f)で取り扱っております。


▼2023年11月3日(金・祝) 佐藤綾子凱旋・山形庄内大会 9/11チケット発売!

【日時】
11月3日(金・祝)開場 11:30/開始 12:00

【会場】
山形県庄内町総合体育館
〒999-7781
山形県東田川郡庄内町余目字大塚5-1

【チケット】
最前列 6,600円
リングサイド 5,500円
指定席 3,300円
チケットは ディアナストア(https://www-diana.stores.jp/?category_id=5d4874673a7e9632916d5b46)で9月11日19時発売!


▼2023年9月22日(金) フューチャーサイト アミスタ大会Vol.12 チケット発売!

【日時】
9月22日(金)開場 18:30/開始 19:00

【会場】
ポスト・ディ・アミスタッド(ディアナ道場)
〒212-0012
神奈川県川崎市幸区中幸町3−16−1

【チケット】
プオタス(https://puotas.com/brand/diana)で販売中。
全席指定、各5500円。
※プオタスで座席を指定する場合、指定料別途500円
DIANA Live」で(https://live.www-diana.com/store)生配信予定!


▼2023年9月24日(日) アミスタ大会Vol.43 チケット発売!

【日時】
9月24日(日)開場 12:30/開始 13:00

【会場】
ポスト・ディ・アミスタッド(ディアナ道場)
〒212-0012
神奈川県川崎市幸区中幸町3−16−1

【チケット】
プオタス(https://puotas.com/brand/diana)で販売中。
全席指定、各5500円。
※プオタスで座席を指定する場合、指定料別途500円
DIANA Live」で(https://live.www-diana.com/store)生配信予定!

2023年8月27日(日)アミスタ大会Vol.41 試合結果

アミスタ大会vol.41 たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で2023年9月10日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&関口翔vs美蘭&夏実もち

美蘭、中2の夏休み最後の一戦

○マドレーヌ&関口翔(11分20秒 MISOSHIRUロック)美蘭●&夏実もち

美蘭とマドレーヌが先発するが、マドレーヌはプロミネンスポーズで夏実を指名。会場の「お願い」コールに押され、夏実が登場。試合序盤は夏実とマドレーヌのテクニカルな攻防に。替わった関口と美蘭はハイスピードで観客を魅了。夏実・美蘭組が関口を捕まえ、W攻撃。関口は「クソガキ」美蘭に狙いを定め、お返しとばかりにマドレーヌとの連携でドロップキック。美蘭も「クソガキじゃねぇよ!」とエルボーで応戦。美蘭のタッチを受けた夏実は2人まとめてヒップドロップを投下。荒ぶる関口は、今度は夏実をクソババア呼ばわりで口撃。夏実は怒りに任せて重いエルボーを打つ。関口も応戦し白熱のエルボー合戦。カケマドは関口のコードブレイカー、マドレーヌのフェイマサーで連続攻撃。これを2で返した夏実は、美蘭との連携でマドレーヌをコーナーから引きずり落とす。夏実と美蘭の合体キック、夏実のサイドバスター、美蘭のライオンサルトに繋げるが、関口がカット。美蘭はのモモラッチはマドレーヌがキックアウト。丸め込み連発でニアフォールに追い込んだ美蘭だったが、マドレーヌに隙を突かれMISOSHIRUロックで敗れる。中2の夏休み最後の一戦は黒星に終わった。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負 ななみ&網倉理奈vsジャガー横田&本間多恵

ジャガー、休み明け大暴れ!オレンジタッグ粉砕

 ●ななみ&網倉理奈(13分35秒 体固め)ジャガー横田○&本間多恵  
※浴びせ蹴り

お盆の3大会は夏休み(?)で欠場していたジャガー。本間とのタッグで、元気いっぱいオレンジコンビの前に立ちはだかる。網倉は開始前の大声でジャガーを威嚇し、ななみとの奇襲で本間を捕まえる。反則攻撃で本間をいたぶるオレンジコンビ。しかし本間がななみの髪を掴んで反則攻撃のお返し。そこに久々のディアナ出場で燃えるジャガーも加わり、ななみ大絶叫!ダイヤル固めで逆襲するななみ。カウントを取る今井レフェリーに強烈な蹴りを入れてカットするジャガー。網倉が本間をコーナーに追い詰めてもジャガーが後ろから髪を引っ張ってカット。さらにDDT、浴びせ蹴りでジャガー優勢に。網倉はタックル連発でジャガーを吹っ飛ばし、流れを再び取り戻す。Wわー!プレスを回避したジャガーは本間にチェンジ。本間のエルボーに網倉は逆水平チョップで応戦。悶える本間をカナディアンで担ぎ、コーナーに設置。ボディアタックで落下した本間にセントーン投下。しかしジャガーが近付くと怖じ気づき、逃げ出す網倉。代わってななみが入り、ななみが本間をタックルで倒し、ノーザンを狙うが上がらず。ならばとコーナーに登るとジャガーに捕まり、デッドリードライブで投げ落とされてしまう。さらに本間の多彩な関節技の餌食になり、網倉がカットするも次はジャガーの卍固め。何とか堪えたななみは網倉とのWわー!プレスを今度こそ決め、ボディプレス投下。さらにノーザンライトでぶん投げ、追撃の裏投げの構え。これを振りほどいたジャガー。本間がコードブレイカーで網倉を排除。ジャガーがフィッシャーマンズバスター、本間のミサイルキック、トドメはジャガーの浴びせ蹴り!しばしの休息でエネルギーがあり余るジャガー。大暴れで白星を挙げた。

第三試合 シングルマッチ15分一本勝負 井上京子 vs デボラK

京子、圧勝!わずか6分のナイアガラ葬

○井上京子 (6分2秒 ナイアガラドライバー) デボラK●

5月28日以来、3ヶ月ぶりのシングルマッチ。ロックアップから試合がスタート。デボラが意地で押し切る。なおもエルボー、タックル連発で攻め続けるデボラ。しかし京子は微動だにせず。デボラは京子のハンマースローを切り返してスピア連発、ロープ越しの極楽固めで攻めまくる。立ち上がった京子のエルボーにデボラも応戦。この打ち合いは京子に軍配。デボラは負けじとバックを取り111キロの巨体を投げっぱなしジャーマン!続けて放つバックフリップで客席からはどよめきが起きる。もう一発を狙うところに京子がラリアットを振り抜くが、かわしたデボラはスクールボーイ。キックアウトした京子は、走るデボラをラリアットで迎撃。リング中央で大の字になるデボラの髪を掴んで起こし、もう一撃のラリアット。トドメは井上京子の必殺・ナイアガラドライバーが炸裂!わずか6分で勝負を決めてみせた。

第四試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&世羅りさvs梅咲遥&Himiko

迷タッグから名タッグへ…?佐藤&世羅、今度は連携決まった!

○佐藤綾子&世羅りさ(15分42秒 ジャーマンスープレックスホールド)梅咲遥&Himiko● 

アミスタ大会vol.40で結成した迷タッグ再び!連携は全く決まらず誤爆を連発した2人がメインイベントに登場。デビュー前からの旧知の仲である梅咲&Himikoが初タッグで対角に立つ。まずは後楽園でシングルベルトを賭けて鎬を削った2人の見応えのある攻防。ヘッドシザーズホイップ、低空ドロップキックで梅咲が一歩リード。しかしHimikoとの初連携は、付き合いが長い割に全く噛み合わず…。梅咲の串刺しドロップキックにHimikoも巻き込まれてしまう。気を取り直し、Himikoは尊敬する世羅とのマッチアップ。世羅はレフェリーの目を盗み、狡猾な反則攻撃でHimikoをコーナーに追い詰めていく。さらに急角度逆エビ固め、リバースカンパーナで絞る。梅咲はカットに入る素振りも見せず「頑張れ!」と見守りの体制だ。何とか持ちこたえたHimikoは、佐藤に反撃の逆片エビ。佐藤はHimikoの髪を引っ張り脱出する。Himikoから梅咲に替わり、佐藤と世羅の合体攻撃!…しかしやはり噛み合わない2人。梅咲は2人まとめてフットスタンプで踏みつけ、さらに力のこもったエルボーを連発。佐藤は世羅がいない方が生き生きするのか、ジャンピングニーやミサイルキックで梅咲を吹っ飛ばす。代わって入った世羅はコンバインで厳しい腰攻め。梅咲がエスケープし、世羅が佐藤を呼び込むと「せーの!」で今度こそ合体キック成功…?続くWケンカキックは息ぴったりに決まった世羅と佐藤。梅咲はドロップキックを連発してHimikoにチェンジ。メキシカンストレッチ、横十字固めで次々に攻めるHimiko。キックアウトした世羅は串刺し低空Wニー。さらに佐藤の猛攻を耐えるHimiko。Wアーム卑弥バスターで反撃するも、世羅がおぼんで殴打しカット。佐藤が世羅におぼんを要求しているうちに梅咲がドロップキック!世羅との合体「おぼんの達人」を食らってしまう佐藤。この大チャンスにHimiko攻める!世羅がふたたびおぼんでカットに入るが同じ手は食わないHimiko。世羅が振り下ろしたおぼんは佐藤の脳天直撃!痛恨の誤爆で勝負あったかに見えたが、二冠王者の底力で肩を上げ続ける佐藤。梅咲をおぼんで攻撃し排除した世羅は、今度こそHimikoの頭に「おぼんでぼーん」!世羅のナイスアシストで佐藤のジャーマンが決まり、がっちりホールドでスリーカウント。ハードコアユニットのリーダーらしく、おぼん使いを早くもマスターした(?)世羅。おぼん攻撃を食らいまくった梅咲、Himiko、そして佐藤は試合後も頭を押さえてのたうち回っていた…。

2023年8月25日(金)フュ―チャーサイトVol.11 試合結果

フュ―チャーサイトVol.11 たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で2023年9月8日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&田中きずな vs 藤田あかね&本間多恵

アミスタに田中きずな&「マド様」親子タッグ降臨?

●マドレーヌ&田中きずな(15分43秒 POMジュース)藤田あかね○&本間多恵

オリ姫・本間とドラゴンズ女子・藤田はそれぞれの推し球団ユニフォーム姿でリングイン。マドレーヌは田中きずなの父、田中稔風パフォーマンスで入場し不穏な動きを見せる。マド・田中組は奇襲からトレイン攻撃をしかけ、マドレーヌのバチボコバランサーに合わせて田中もポーズ。初対戦の田中と戦いたいという本間が無理やり田中にチェンジさせ、18歳の新人に大人気なく反則攻撃。さらに藤田も加わり、田中は防戦一方。捕まってしまった田中だが、母・府川唯未譲りの「鯉のぼり」で反撃しマドレーヌにチェンジ。マドレーヌは本間と藤田にWの丸め込みからボディアタックで攻める。本間はバックエルボーでお返し、マドレーヌのキックをキャッチするとアンクルホールドに切り返し、ロープ際での強烈なドロップキックをマドレーヌの膝にお見舞い。マドレーヌは足のダメージをこらえながらどうにか後転倒立式ヘッドシザースでチェンジ。田中は勢いよドロップキックを10連発。サブミッションを武器とする2人の攻防が続き、本間がTAEロックで田中の両腕を極める。このピンチにカットに入ったマドレーヌと田中はWを狙うが、本間はマドレーヌにドロップキック、田中の上に着地。ここで本間から藤田に替わり、藤田は容赦のないオクラホマスタンピード。田中は自力で肩を上げ、力強くエルボーを連打。エルボー合戦から田中は鮮やかな脇固めを決め、渾身のボディスラムで藤田を投げつけ、チェンジ。腕十字を狙うマドレーヌ。しかし藤田のタックル、本間のミサイルキック、藤田のバックフリップと連続攻撃を食らう。田中のカットでカウントは2。田中がドロップキックでアシストし、開脚ギロチン、フェイマサーから腕十字で絞るマドレーヌ。本間がカットに入り窮地を脱した藤田。マドレーヌがカウンターの逆打ちを狙うも藤田がかわし、そのまま流れるようにPOMジュースで絞り上げる。粘るマドレーヌだったがついにギブアップ。第一試合から大熱戦となった。

第二試合 シングルマッチ15分一本勝負  美蘭 vs 世羅りさ

中学2年生・美蘭 大好きな世羅とのシングルは試練の連続!

 ●美蘭(8分56秒 エビ固め)世羅りさ○
 ※リバースWニードロップ

実は世羅のことが好きだという美蘭が世羅との初シングル。かわいい中学生に健気に握手を求められても「容赦しねーからな」と頑なに拒む世羅。ロックアップすると世羅がやはり圧倒。美蘭は力では敵わないと見るや、足を踏みつけ反撃。「まぁ、許してやろう」と大人の対応を見せた世羅。お許しを得て図に乗った(?)美蘭はさらに世羅の足を踏み、世羅は悶えながら場外へ転げ落ちていく。そこに美蘭がプランチャ発射!これで世羅の怒りに火が着いた。リングに戻ると美蘭の足を踏みつけ、コーナーに追い詰めると顔面攻撃。観客から「お母さん」と野次られた世羅は「さすがにそんな年じゃねぇ!」と急角度逆エビ固め。さらにリバースカンパーナ、ニードロップで美蘭の腰を痛め付ける。「久しぶりにやるか」と客席の手拍子を煽った世羅。美蘭の足を掴むと超高速ジャイアントスイングで10回転!ぐったりと倒れた美蘭を起こし、コーナーに振る世羅だが、美蘭は三角飛びプランチャで反撃!さらに世羅をボディスラムで投げ、その場跳びムーンサルト。追撃のライオンサルトは阻止した世羅。美蘭はまたも世羅の足を踏んで動きを封じると、勢いよくウラカンラナ。しかし持ちこたえた世羅はコンバインに切り返す。串刺し低空ニーアタックをキックアウトし、リバースWニーはかわした美蘭。今度こそライオンサルトを決めたがカウントは2。スクールボーイも返され、ならばと新技・モモラッチを披露!しかしこれも返されてしまった美蘭。セラリズムバスター、リバースWニードロップの強烈な連続攻撃に沈む。宣言通り容赦なし・手加減なしのファイトを見せた世羅だったが、試合後は笑顔で握手を交わした。

第三試合 3WAYマッチ20分一本勝負  佐藤綾子 vs Himiko vs 炎華

タッグ2冠・佐藤、若手にはまだまだ負けない!

 ○佐藤綾子(12分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)Himiko●
 ※もう一人は炎華

Himikoは佐藤に「私と組んで炎華やっちまいましょう」と共闘を持ちかける。佐藤に軽くあしらわれると、今度は炎華に握手を求めるHimiko。初3WAYに臨むキャリア4ヶ月の18歳は断ることもできずHimikoとW攻撃で佐藤を狙う。炎華が佐藤をフォールするとHimikoが足を引いてカウント2。炎華はHimikoをボディスラムで佐藤の上に落とし、Wフォール!早くも裏切りまくる炎華に、佐藤とHimikoが逆襲開始。先輩の連携攻撃に苦戦する炎華。防戦一方の炎華は連続ドロップキックでピンチを脱出。Himikoの「もっと行け!」の声に煽られロープに走る炎華だが、Himikoのカウンタードロップキックが待っていた。Himikoのブルドッギングヘッドロック、Wアーム卑弥バスターは炎華がカット。佐藤とHimikoがバックを取り合うと、炎華が飛び付き2人まとめてカサドーラ!これをキックアウトした佐藤とHimiko。佐藤はHimikoのバックを今度こそ取り、ジャパニーズレッグロールクラッチの構えに。ブリッジで押さえ込む寸前に炎華が背後に回り、炎華が佐藤にジャパニーズレッグロールクラッチ!しかしこれはHimikoのカットが間に合いカウント2。佐藤トランペットはHimikoが肩を上げカウント2。佐藤の飛び付き式ジャパニーズレッグロールクラッチは炎華がカット。佐藤はうるさい炎華をリング外へ蹴落とし、ジャンピングニー、ジャーマンの鮮やかな連続攻撃でフィニッシュ。

第四試合 メインイベント スペシャルタッグマッチ20分一本勝負 梅咲遥&月山和香 vs ななみ&網倉理奈

ディアナはファミリー!梅咲&月山、初タッグで好連携見せた!

○梅咲遥&月山和香(14分15秒 ラ・マヒストラル)ななみ&網倉理奈●

スターダム所属・月山和香がアクトレスガールズ時代以来久々のディアナ参戦!梅咲とは初タッグ、ななみとは初対戦だ。共に元アクトレスガールズの網倉と月山が先発する。力比べはやはり網倉に分がある。梅咲が加勢し押し返すが、ななみも加わりオレンジタッグのパワーで圧倒!網倉がタックルやわー!プレス、ななみもサーフボードストレッチや勢いのあるタックルで月山に狙いを定める。替わった梅咲が鋭いドロップキックを突き刺すと、ななみはお返しのヒップアタック。梅咲はネックブリーカー、フットスタンプで月山にチェンジ。月山がエルボーを連打すれば、ななみも応戦。月山の飛び付きコンプリートショット、変形極楽固めをエスケープしたななみ。スリーパーで厳しく絞め、網倉に替わる。網倉が月山をカナディアンで担ぐと梅咲が飛び出しカット。梅咲・月山のWミサイルキックで形勢逆転。月山が極楽ドンを狙うも上がらないと見るや、エルボー連打、パロスペシャルで攻める。梅咲がななみを押さえようと飛び出すが、ななみが梅咲をスリーパーに捕らえる。網倉は「助けて!」と絶叫しながらもなんとかロープに辿り着く。今度は網倉がサイドスープレックス、パワースラムで猛反撃。網倉のWアームの体制を切り返した月山が今度こそ極楽ドンを決め、さらにオースイスープレックス。ななみがカットし、月山は梅咲にタッチ。梅咲は網倉を豪快にジャーマンでぶん投げ、低空ドロップキックを突き刺し、梅スプラッシュを投下!もう一発のドロップキックを狙い走る梅咲に、ななみが飛び出しノーザンライト!このチャンスに網倉はWアームの構え。持ちこたえた梅咲がキューティースペシャル。ななみがカットし、ななみのボディプレス、網倉のセントーン連続投下!このピンチに月山のカットが間に合いカウント2。月山が網倉をオースイで転がし、そこに間髪入れず梅咲がラ・マヒストラル丸め込んで3カウント!初タッグながら好連携で勝利を呼び込んだ梅咲・月山組。梅咲は「ナイスアシストありがとうございます!」と興奮気味に話す。久々のディアナ参戦となった月山は「家族みたいなみんなが声援で迎えてくれました。今日からみんな家族です!」。梅咲が「久々に月山さんが帰ってきてくれたし、あーみんさんと月山さんのエモい攻防も見れた。セントーンとプレスは痛すぎたけど…明後日も大会があるのでディアナ見に来てください。ご来場ありがとうございました!」の言葉で大会を締めくくった。