【試合結果】2023年8月13日(日)アミスタ大会vol.39

「アミスタ大会vol.39」たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」にて2023年8月27日 23時59分までご覧いただけます。

第一試合 タッグマッチ20分一本勝負 ななみ&網倉理奈 VS 尾﨑妹加&美蘭

元気いっぱいオレンジコンビ連勝!

ななみ&○網倉理奈(12分10秒 片エビ固め)尾﨑妹加&美蘭●
※俵投げ

元気いっぱいオレンジタッグが久々に登場。対角には同じくパワーファイター&10代の尾﨑と美蘭だ。まずはななみと美蘭の10代対決。ロックアップで押し合う2人の後ろから、それぞれのパートナーが加勢。オレンジタッグが相手をコーナーへ押し込み、トレイン攻撃。替わった網倉は観客も味方につけ、わー!プレス3連発。さらにななみを呼び込んでのWわー!プレスで客席も「わー!」の大合唱。しかし美蘭はこれをかわしドロップキックで反撃。今度は尾﨑と網倉のパワー対決だ。早速ラリアットで自慢の怪力を披露。対する網倉もタックルで尾﨑を倒し、ななみにチェンジ。エルボー合戦は大迫力!タックルで倒すと、追撃のボディプレスを狙いコーナーに登ったななみ。しかし尾﨑はななみを捕まえアルゼンチンバックブリーカー!網倉がカットに入り、再びのななみ対美蘭。美蘭はクロスボディ、ドロップキック、その場跳びムーンサルトと攻めるがいずれもカウントは2。ななみはタックル一撃で美蘭を吹っ飛ばし、網倉にタッチ。美蘭は果敢にエルボーを連発。びくともしない網倉は「もっと来いよ!」と発破をかける。火が付いた美蘭はさらにエルボーを打っていく。網倉は全て受けきり、カナディアンで担ぎ上げる。ここで尾﨑が飛び出し、ラリアットで豪快にカット。このアシストを受け、美蘭はライオンサルトを投下。ななみがすんでのところでカットし、リングは網倉対美蘭。セントーンをかわし丸め込みを連発するなど、粘りを見せる美蘭。最後は体格で勝る網倉が美蘭を俵投げで仕留めた。尾﨑は「こんなかわいい子に何てことしやがる!」と怒り心頭だったが、網倉は「かわいくて強い!美蘭、いいね!」と美蘭を絶賛。ななみとともに笑顔でリングを下りた。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子&デボラK VS マドレーヌ&関口翔

カケマド勝利で関口はシングル王座戦へ弾み

井上京子&●デボラK (15分15秒 カケラホマ)マドレーヌ&関口翔○

カケマドはゴングを待たずに奇襲攻撃!まずは京子に狙いを定め、2人でがむしゃらにエルボーを打つ。さらにドロップキック連発、合体フェイスクラッシャー、セントーンと開脚ギロチン連続投下など、2人がかりで京子を攻め続ける。レフェリーが注意しても聞かないカケマドにいよいよ京子がキレた!「ずっと2人でやってるよこいつら!」と怒り爆発。マドレーヌの髪を掴んで豪快にヘアホイップ。さらにダンシングツリーでマドレーヌの足首を極める。京子からタッチを受けたデボラは極楽固めで厳しく絞る。しかしマドレーヌは柔軟性を活かし、するりと脱出。倒立ニーをみぞおちに落とし、関口にチェンジ。マドレーヌがデボラを押さえ、そこに関口がドロップキックを突き刺す。替わった京子は関口にラリアット3連発。関口がマドレーヌを呼び込むと、すかさず京子が両腕のラリアット。これをかわしたカケマドはWのワキ固めで京子の両腕を極める。これはデボラがカットして救出。マドレーヌはさっきのお返しとばかりに、しつこく京子の足を関節技で絞っていく。京子は雪崩式ブレーンバスターでマドレーヌをぶん投げて反撃し、デボラにタッチ。デボラのタックル、スピアー、連続押さえ込みを全て2で返したマドレーヌはフェイマサーでデボラの顔面をマットに叩きつける。関口とデボラのエルボー合戦はデボラに軍配。関口はカウンターのドロップキック、ネックブリーカーでフォール。デボラが肩を上げた隙に素早くワキ固め。カットした京子を押さえ込もうとマドレーヌが飛び出すが、逆に京子に高速ブレンバスターで投げられてしまう。デボラの投げっぱなしジャーマンで両者グロッキー状態に。先に起き上がったデボラはバックフリップの構え。これを切り返した関口は、逆さ押さえ込みでデボラを四つん這いに。そこに電光石火のカケラホマでクルリと丸め込み、3カウントを奪う。2日後に迫る、梅咲の持つシングル王座挑戦に向けて弾みをつけた。

第三試合 タッグマッチ20分一本勝負 梅咲遥&高瀬みゆき VS 本間多恵&Himiko

久々ルミナスは辛くも勝利

○梅咲遥&高瀬みゆき (17分55秒 片エビ固め) 本間多恵&Himiko●
※梅スプラッシュ

前回大会では対戦したHimikoと本間がタッグで登場。Himikoも本間の入場曲に合わせ、ともに振り付けを披露。「特攻隊長」らしく先発を買って出た本間。ディアナマットでは久々に登場のルミナスは高瀬が先発し、元アクトレスガールズのマッチアップでゴングが鳴る。客席は高瀬コールと本間コールが入り交じり、早くも大盛り上がり。バックの取り合いや巻き投げ、スピーディーな攻防を見せる。本間は早くもHimikoを呼び込み、W攻撃。チェンジしたHimikoはレッグシザーズネックロックで絞るが、高瀬はHimikoの脚を掴み、そのままストレッチマフラーに切り返す。Himikoの膝の調子が悪いという噂を聞き付けた高瀬は、Himikoの膝にエルボードロップ連続投下の非情な攻め。梅咲も加わり、ルミナスの連携攻撃をまともに食らうHimiko。ルミナスは2人をリング外に蹴落とし、場外乱闘へ。Himikoと本間を無理矢理台車に乗せると梅咲がマイクを持ち「ディアナ・アミスタ号、発車!」とアナウンス。客席を激走した台車はそのまま壁に追突!転げ落ちたHimikoをリングに引きずり込み、高瀬が逆片エビ固めでしっかりと腰を落とす。命からがらエスケープしたHimikoはフェイスクラッシャーで反撃。替わった本間は高瀬にカウンターのワキ固め。梅咲がカットしたが、本間は2人まとめてドロップキック。高瀬はリストバンドを投げ捨て本気モード突入!激しい逆水平チョップの連発に本間は代絶叫!さらにミサイルキックで吹っ飛ばし、ラリアットを狙い猛ダッシュ。本間はコーナーに飛び乗り、ぶら下がり腕十字。梅咲もアシストし、そのまま本間を片腕で持ち上げ、マットに叩きつける。さらにルミナスのWドロップキック、合体ブレーンバスターも決まる。1人でルミナスの猛攻を耐え抜いた本間は、得意の関節技で反撃。梅咲の右腕を厳しく攻める本間に替わって出たHimikoは、梅咲の高瀬へのタッチを許さない。Wアームは上がらないと見るやメキシカンストレッチへ移行し、さらに梅咲の腕を絞る。これでもギブアップしない梅咲を回転させ横十字で丸め込むがカウント2。立ち上がってエルボーを打つ梅咲。しかし本間とHimikoの執拗な腕攻めにより、持ち前の破壊力は鳴りを潜める。アバランシュホールドは本間を振り切った高瀬が何とかカット。高瀬は本間をラリアットでなぎ倒し、ルミナス合体スパインバスター。Himikoはこれをエビ固めに切り返しニアフォール。試合時間残り3分を切り、シングル王者として負けられない梅咲はジャーマン、キューティースペシャルと大技を連発。高瀬が本間をしっかり押さえるうちに梅スプラッシュ投下!終盤は驚異の粘りを見せたHimikoだが、ここで力尽き3カウント。梅咲は片腕でルミナスポーズを取り、リングを下りた。

第四試合 BAR CLOUD9協賛 W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負 [王者組]佐藤綾子&中森華子 VS 夏実もち&世羅りさ[挑戦者組]

大熱戦の末、初防衛に成功!時期挑戦者も決定か

[王者組]○佐藤綾子&中森華子(12分28秒 ドラゴンスープレックスホールド)夏実もち●&世羅りさ[挑戦者組]
※第20代王者組が初防衛に成功

山形大会でSPiCEAPとの激闘を制し、第20代王者組となった綾華。初防衛戦は挑戦者に強敵・プロミネンスを迎える。プロミネンスは、綾華の握手に応じず開始早々に場外戦に持ち込む。プロミネンスは得意のラフファイトで大暴れ。プロミネンスの連携攻撃に佐藤が捕まるが、綾華も応戦。中森は得意のキックで攻めるが、夏実が凶器のムチを持ち出し形勢逆転。中森を夏実がアルゼンチン、カットに来た佐藤を世羅がリバースカンパーナで動きを封じる。夏実から世羅に替わり、打撃で意地を張り合う。セラリズムバスターを2で返されるとすぐさまコンバイン。これは佐藤がカットするが、中森のローンバトルは続く。顔面蹴り、シャイニングフラワーでやっと佐藤に繋ぐ。佐藤はおぼんで世羅を殴打し、おぼんの達人。しかし相手はハードコアを得意とする世羅だ。おぼんを奪い、お返しに佐藤の脳天に振り下ろす。さらに佐藤のお株を奪う、おぼんの達人式新幹線アタック。追撃のダブルニーをかわされた世羅はおぼんの上に膝から落ち苦悶の表情。このチャンスに綾華のダブルミサイルキックで世羅を挟み撃ちにし、素早くバックを取りジャーマン。夏実のカットが間に合いカウント2。世良は夏実にチェンジ。激しいエルボーの打ち合いからおぼんとムチの打ち合いへ。夏実がムチを佐藤の首に巻きつけネックブリーカー、首を絞り上げる。中森がカットに入り、綾華の連携攻撃へ繋げるが、世羅も夏実をアシストするダイナマイトが炸裂。夏実が佐藤にリバーススプラッシュ、世羅が中森にリバースニードロップを同時に投下するプロミネンスの好連携。夏実のメタボリックサンドの構えは堪え、ショルダースルーに切り返す佐藤。夏実は間髪いれずもっちりバディシザーズ、裏拳と畳み掛ける。佐藤のカサドーラを切り返した夏実がニアフォール。世羅がまたもおぼんを奪うが、佐藤がかわし痛恨の誤爆!ここから一気に綾華が逆転。ダブルのオーロラスペシャルは世羅がカット、一瞬の隙をつき佐藤が飛びつきのレッグロールで丸め込むがカウント2.9。最後は佐藤のドラゴンスープレックスががっちりと決まり、初防衛に成功!佐藤はマイクを持ち「今日は全試合タッグ。で、次は誰が挑戦してくんのかな?」と話すと世羅が再戦を要求。すると控え室からあの元気な声が聞こえてくる…。声の主はもちろんこの人、網倉がななみを連れてリングインし挑戦を猛アピール。さらにカケマド、SPiCEAP、ルミナスも登場。どのチームが次期挑戦者なのか、大揉めに…。ここに京子が割って入り、「こんなにたくさんベルト欲しがってる人がいる中で、ワガママ言わせていただいていいかしら?今年デビュー35周年になります。先日発表されましたが、10月8日後楽園に井上貴子選手も参戦します。この年で挑戦は違うかなとも思ったけど…貴子と、自分達に今どれくらいの力があるか試してみたいねという話になりました。もしよければ、W井上で挑戦させていただけないでしょうか」とまさかのタッグ挑戦直訴!中森は尊敬する2人との対戦を快諾。佐藤も「W井上だったら断る理由ないよね。やってやるよ」。京子は「貴子に今日すぐ伝えます。貴子に貰ったコスチュームとか着てるけど、憧れは捨ててどんどんいっちゃってください。私も今出せる力をぶつける。よろしくお願いします!」と話す。強敵・プロミネンスを下した綾華。次の挑戦者は更なる強敵に決定だ。