【試合結果】2024年4月7日(日)アミスタ大会vol.55~ジャガー横田 アミスタレギュラー出場卒業~

井上京子と梅咲遥が欠場となりましたが、立ち見も出る超満員となりました!熱い応援、ありがとうございました。熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年4月7日 23時59分までご覧いただけます。大会ダイジェスト動画はyoutubeで!

第1試合
シングルマッチ15分一本勝負
 デボラK vs 米山香織

女子プロ界きってのドラクエ好きで知られる米山香織に、「デボラ」Kが挑む!
デボラは「ドラゴンクエスト5」に登場するキャラクターと名前が同じ、ということでドラクエマニアの米山に試合前から猛アピール。しかし米山も、会場に集まった超満員のファンも冷ややかな反応…。米山は「どうすんだよこの空気!」と困惑。試合開始のゴングが鳴ると米山コールが起こる。デボラも負けじとコールを煽るが、会場人気は米山が圧勝。試合では勝ちたいデボラは豪快なヘアホイップや反則攻撃でいたぶる。しかし試合巧者の米山がレスリングの技術で上回ってみせ、優勢に。米山のモンゴリアンチョップ、デボラのエルボーの打ち合いはデボラの怪力が勝り、逆エビ固め。続くデボラのバックフリップを切り返した米山だが、これはデボラがキックアウト。しかし米山は間髪入れずに丸め込みを連発し、バックを取るとぐるんと回転。得意の後方回転エビ固めで鮮やかにフィニッシュ。デボラは米山の花嫁には選ばれなかったようだ…。

第2試合 関口翔選手デビュー7周年記念試合 
関口翔コスチューム着用タッグマッチ20分一本勝負 
本間多恵&マコトユマvs関口翔&杏ちゃむ

関口翔、祝!デビュー7周年!
3月26日でデビュー7周年を迎えた関口翔。関口と同じく関節技を得意とする本間多恵と杏ちゃむに、ディアナ所属のマコトユマを加えたタッグマッチで盛大にお祝いだ。関口の歴代コスチュームを着用した4人はそれぞれ「関口です」とアピール。まずは本間と杏ちゃむが先発すると、ファンは「翔」コール。ハイスピードな攻防でまずはお手並み拝見。見得を切り、本物関口とマコトのマッチアップ。マコトはドロップキックで関口を吹っ飛ばし本間を呼び込み、杏ちゃむも一緒にお祝いトレイン。さらにロープに張りつけシャッターチャンスを演出。アクトレスガールズ時代からの先輩・本間の手洗い祝福はまだまだ続く。「7周年ということなので、7回殴りたいと思います!」。レフェリーの目を盗んで、50発のグーパンチ!「50周年でした」と、ちゃっかり多めに殴った本間。代わってマコトと杏ちゃむが初遭遇。杏ちゃむはキャメルクラッチで厳しく絞る。マコトはエルボー連打で反撃するが、杏ちゃむは余裕の笑顔。ならばとマコトはクロスボディを浴びせ、本間にチェンジ。本間は関口のSTOを真似してみせるが不発に。杏ちゃむがワキ固めに切り返すが、これを本間もワキ固めに切り返す。本間はぶら下がり腕十字、ミサイルキックでフォール。キックアウトした杏ちゃむはブレーンバスターホールド。杏ちゃむから関口に代わり、本間との腕十字の取り合いに。本間のミサイルキックで吹っ飛んだ関口だが、なんとか2で返す。このチャンスにマコトがタッチを要求。関口と杏ちゃむの合体攻撃に苦戦するマコト。本間がWコードブレイカーで一掃し救出したが、なぜかマコトが本間をボディスラムで担ぎ、関口の上に落とす。当然、本間もダメージを受けてしまう…。関口とマコトの一騎討ちは、丸め込み合戦へ。粘るマコトに関口はSTO、ワキ固めで厳しい攻め。ロープに逃げたマコトはドロップキックで反撃するも、関口の関節技に白旗。関口はこのフィニッシュを「関口翔7周年記念しぼり!」と名付け、自らの7周年を飾った。

第3試合
スペシャルタッグマッチ 20分一本勝負 
美蘭&吏南vs ななみ&世羅りさ

フューチャー王者・吏南vsクリスタル王者・ななみ!世羅&美蘭に亀裂…?
3.9スターダム横浜武道館大会で吏南が持つフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦した美蘭。初のベルト挑戦は大熱闘の末敗れたものの「吏南さんとはシングルマッチ2回させていただいたので、次こそはディアナのリングでも、スターダムのリングでもタッグ組ませてください」と語っていた。美蘭の希望が早くも実現する注目のカードだ。
吏南は美蘭から防衛したベルトを引っ提げディアナマット初登場!しかし対角には、美蘭とのタッグでベルトを狙う世羅りさ。「ブルーオーキッド」の大切なパートナーを吏南に奪われた(?)世羅は不満顔。「ちょっと、納得いかないわ。美蘭ちゃん、我々ブルーオーキッドってタッグ組んでるよね…?」と美蘭に語りかける。すると口の悪い吏南が割って入り「うるせぇ!美蘭ちゃんは今日は吏南と組みたいんだよ!クソババア!」と世羅を蹴散らし、大荒れの中ゴング!吏南と美蘭が早速ななみを捕まえるが、クリスタル王者のななみも負けてはいない。ななみは超高速回転ダイヤル固めで美蘭の平衡感覚を奪い、そこに世羅も超高速回転ジャイアントスイング。ななみと世羅が次々と美蘭を襲い、美蘭はピンチに。世羅の容赦ない攻めに吏南も思わず「お前、タッグパートナーなんだろ?!」。美蘭を攻めるのは辛いのか、自分に言い聞かせるように「しょうがねぇんだ!」と渾身のバックエルボーを美蘭に浴びせる。組まれたカードをひたすら全力で戦う世羅。美蘭はクロスボディで吏南にチェンジ。吏南が「このクソババア!」と煽れば世羅は「このクソガキ!」。舌戦の中、吏南は卍固め。対する世羅はセラリズムバスター。コーナーに登った世羅を吏南と美蘭が引きずり落とし、ニードロップは自爆に。美蘭がボディスラムで世羅を投げると、立ち見も出る満員の観客からは拍手喝采。しかし世羅はコンバインで美蘭をギブアップ寸前に追い込む。さらにニーアタックを突き刺し、ななみにチェンジ。美蘭は吏南にチェンジし、ななみと吏南の注目のマッチアップに。同世代の選手のことは意識しているというななみにとって、17歳で同い年の吏南は何としても勝ちたい相手だ。重いエルボーの打ち合いは互角に。ななみは得意のタックルやボディアタック、吏南は美蘭との連携を的確に決めながらフィッシャーマンズスープレックスやWニードロップ。所属団体の若手タイトルを保持する者同士の攻防は互いに一歩も引かず白熱する。ななみが裏投げを豪快に決めれば吏南はハイドレンジア。ななみの足がロープに伸びたところで試合時間は残り5分のアナウンス。なりふり構わないななみは吏南に馬乗りになってエルボーを連発。吏南もやり返し、喧嘩マッチの様相に。ここで世羅が割り込み吏南の髪を掴み「てめぇ、いい加減にしろよ」とブチギレ!吏南は「離せ!クソババア!」と反抗。世羅の怒りの矛先は「おめーもしっかりしろよ!」と、ななみに向かってしまう…。普段は礼儀正しく良い子のななみも、待ち望んだ吏南との対決を邪魔され気が立っていたのか「うるせぇ!クソババア!」と世羅に怒りのエルボー!キレる若者の2人、ななみと吏南は世羅を袋叩きに。この様子をリング外から見ていた美蘭は、いてもたってもいられず「世羅さんをいじめないで!」と飛び出し2人を制止!パートナーの愛に救われた世羅が奮起し、Wラリアットでななみと吏南をなぎ倒す。そこに美蘭がその場跳びムーンサルト!フォールを主張するブルーオーキッドの2人だが、今井レフェリーはもちろんこれを認めない。世羅と美蘭は激しく抗議し収集つかず、レフェリーの裁定によりノーコンテストに終わった。消化不良に終わった同世代対決の続きはあるのか?とにもかくにも美蘭を吏南から奪還(?)した世羅は「おめーに美蘭ちゃんは渡さねぇよ」!ブルーオーキッドの2人はリング上で抱き合い、タッグの絆を取り戻したようだ。

第4試合
ジャガー横田選手 アミスタ大会レギュラー出場卒業試合
タッグマッチ20分一本勝負 ジャガー横田&佐藤綾子vs香藤満月&尾﨑妹加

ジャガー横田、今後は限定出場へ!
62歳でディアナ興行へ出場し続けてきた重鎮・ジャガー横田が、道場マッチレギュラーを卒業した。ジャガーのレギュラーとしての最後の試合は、伸び盛りの新人・香藤満月に元ウェイトリフティング三冠王者・尾﨑妹加が超パワフルタッグで対角に立つ。隣にはジャガー率いるCRYSISのメンバーである佐藤綾子。CRYSISはこのカードに大抜擢された香藤に狙いを定める。ジャガーと佐藤の前に手も足も出ない香藤。ジャガーの狡猾な反則に苦しむ香藤だったが、体格を生かしてピンチを脱出。代わった尾﨑のパワーファイトも佐藤が巧妙にレフェリーの目を盗む反則で切り抜ける。ジャガーと佐藤は抜群のタッグワークとやりたい放題の反則でまたも香藤をいたぶる。ジャガーはパイルドライバーの構えに入るが、95キロの香藤は上がらず。ならばとDDTに切り替え、香藤の頭をマットに突き刺す。そこに佐藤の連続ドロップキック。香藤がボディスラムで尾﨑にチェンジすると、尾﨑のラリアットが炸裂。佐藤はジャンピングニーでジャガーにチェンジ。ディアナ準レギュラーの尾﨑はこれがジャガーとの初対戦。燃える気持ちを乗せてエルボー連打、さらにラリアットやエルボードロップでジャガーに立ち向かう。キックアウトしたジャガーは佐藤との合体攻撃を仕掛けるが、尾﨑の剛腕Wラリアットで返り討ちに。佐藤はアームロックで尾﨑のラリアット封じにかかる。すると尾﨑はタックルで反撃し、痛む腕でラリアットを打つ。アルゼンチンはジャガーにカットされ、香藤にチェンジ。香藤は大きなお腹で佐藤を吹っ飛ばし、ジャガーにもクロスボディを浴びせ大奮闘。尾﨑のラリアット、香藤のボディアタックでジャガーに次々と突撃していくが、佐藤がおぼんでカット。CRYSISは新人でも容赦なく凶器攻撃。佐藤のミサイルキック、ジャガーの浴びせ蹴りで香藤をマットに沈め、卒業試合に自ら花を添えた。
マイクを取ったジャガーは、井上京子と梅咲遥が欠場していることに触れ「こんなにいっぱいのお客さんが集まって…(京子と梅咲が)いなくてもいいのかな。不安だったんだけど、こんないっぱいなら休んでもいいか…」と笑いを誘う。マイクを受け取った佐藤は「満員のお客様、ご来場ありがとうございます!殿町、日進町、アミスタとずっとジャガーさんは道場マッチにいらっしゃってて。ジャガーさんのいる控え室に呼ばれて、声かけていただいて『お前、燻ってんじゃねぇ。私は見てるよ』と言っていただいて。それがCRYSIS入りのきっかけになりました。ジャガーさんの存在がいつもあるのが当たり前だったんで寂しいですけど…そこはジャガーさんを安心させるために。練習生もまた入ったので、見守っててください」とジャガーへの感謝を述べた。ジャガーは「見守るよ。ディアナは若手も入って安泰だと思います。これからもディアナを応援してください!」とファンに呼び掛け、リングを下りていった。
メインイベントのバックステージコメント動画はこちら

お知らせコーナー

来場者限定のお知らせコーナーでは、後楽園大会の追加カードが発表された。膝の怪我で欠場中のHimikoが後楽園で復帰し、いきなりエリザベス挑戦!Himikoの同王座挑戦は三度目となる。三度目の正直で初戴冠なるか?なお、4.7時点での王者はチェリー。しかし4.29までに防衛戦が行われる予定になっており、カードは未確定となっている。もう一人の挑戦者は米山香織に決定した。

【日時】
4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定しております。
アジャコング
ドレイク森松
米山香織
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
ZONES

【今回決定カード】
W.W.W.Dエリザベス選手権試合 30分一本勝負
[王者]4.29時点の王者vs[挑戦者]Himiko vs[挑戦者]米山香織

【既報決定カード】
W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者]梅咲遥 vs 星来芽依[挑戦者]
※第17代王者4度目の防衛戦
星来芽依 挑戦表明コメント動画はこちら

ウルトラ10人タッグマッチ
井上京子&アジャコング&
宮崎有妃&柊くるみ&ライディーン鋼
      vs
香藤満月&ドレイク森松&
倉垣翼&橋本千紘&優宇

タッグマッチ
[CRYSIS]ジャガー横田&VENY vs 美蘭&世羅りさ[ブルーオーキッド]

W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]ななみ vs ZONES[挑戦者]
※初代王者 初防衛戦

【チケット】
ディアナストアおよびイープラスで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300
ディアナストアhttps://www-diana.stores.jp/items/65e265a1849bba0f4c12ec7e
イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/0531280001-P0030180P021001?P1=0175

【試合結果】2024年3月24日(日)アミスタ大会vol.54

第54回アミスタ大会は大盛り上がりになりました!たくさんの応援ありがとうございました!熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年4月7日 23時59分までご覧いただけます。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 
美蘭vs櫻井裕子

櫻井裕子も美蘭にメロメロ?技名募集中
久々の対戦となった櫻井と美蘭。櫻井は美蘭の健やかな成長ぶりに思わず「かわいいなぁ…」と漏らす。しかし試合が始まれば容赦はしない!ゴングが鳴るのを待たずにいきなりブレーンバスターで仕掛ける櫻井。かわいい美蘭をロープに張り付け、ファンにシャッターチャンスをプレゼント。櫻井の大人気ない戦いぶりに翻弄される中学2年生の美蘭。打点の高いドロップキックや、細身ながら力のこもったエルボーで反撃開始。クリストで絞り、ロープに逃げたところに追撃の619、ライオンサルトと猛攻。櫻井はビッグブーツで美蘭の顔面を蹴飛ばし、ドラゴンスリーパーの構えから体を浴びせてフォール。これをキックアウトした美蘭に、ブレーンバスターの構えから前方に叩き落としてシットダウン。この一撃でスリーカウントを奪った。なお、フィニッシュは暫定で「変形ブレーンバスター」とし、オリジナルの技名は募集中だそう。案があれば櫻井裕子選手まで、どしどしご応募ください!

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負 
井上京子&香藤満月vsデボラK&尾﨑妹加

説明不用のデカさ!!パワーファイター勢揃い!
ディアナの井上京子、デボラK、香藤満月に元ウェイトリフティング三冠王者・尾﨑妹加。体格とパワーが自慢の4人が勢揃いした迫力のタッグマッチは大熱戦に!
まずは尾﨑が「井上京子、出てこい!」と煽る。「京子さんだろ」と突っ込まれると「井上京子さん、出てきてください」と頭を深々下げる。素直な尾﨑の誘いに乗り、京子出陣!1.7アミスタで超肉弾戦を演じた2人が再びの激突だ。尾﨑は「1月の続きだ!」と気合を入れ、まさにあの日の続きのようなタックル合戦。京子が尾﨑をタックルで倒すと、続いて飛び出すのはディアナヘビー級No.2の香藤満月。尾﨑はウェイトリフティング仕込みの怪力で95キロの香藤にボディスラム!「初めて投げられた」香藤は驚きを隠せない。デボラも香藤を持ち上げバックフリップ。香藤はタックルで反撃し、京子にチェンジ。デボラはスピアーで京子を倒し、極楽固め。何とかロープに逃げた京子。そこに尾﨑がセントーンを投下し、2人は互いに一歩も引かないラリアットの打ち合いへ。尾﨑の剛腕が京子をなぎ倒し、さらに尾﨑は111キロの巨体をアルゼンチンで担ぎ上げる!京子を救出した香藤はボディアタックや重い腰をどっしりと落とした逆エビ固めで尾﨑を追い詰めていく。尾﨑の手がサードロープにようやく届き、力強いエルボーでお返し。香藤も負けじと全力エルボーで鈍い音を鳴らす。デボラがタックルでアシストし、尾﨑がコーナーへ。セントーン発射は京子の雪崩式ブレーンバスターで阻止。しかし京子のラリアットが香藤に誤爆し、デボラが京子を押さえるうちにコーナートップから尾﨑のセントーン投下!必死に手を伸ばす京子をデボラが押さえ込み、香藤の肩は上がらず。大熱戦のパワー対決は尾﨑が制した。

第3試合  シングルマッチ15分一本勝負 
佐藤綾子vs関口翔

息をのむテクニカル対決!佐藤綾子が一発逆転!
佐藤の関節が弱っていることを聞きつけた関口翔。サブミッションを得意とする関口は、容赦なく弱点狙いを宣言。その宣言通り、試合開始から執拗に佐藤の関節を狙う関口。お互いに主導権を握らせず、やられたらやり返す互角のの攻防が続く。関口がコーナー上から佐藤の腕を絞りあげ、ミサイルキック、脇固めが決まったかと思えば佐藤は素早く前転で切り抜ける。ダブルアームスープレックスでぶん投げられた関口だが、下からの腕十字、三角締めと得意のグラウンドで攻める。佐藤もお返しとばかりにビクトル投げからのヒザ十字を狙うが、関口もすぐさまロープに逃れる。まだまだ互いに譲らない2人。関口のドロップキック、佐藤のジャンピングニーと一進一退の攻防。ここで佐藤がおぼんで関口の頭を打ち抜く。佐藤は再度おぼん攻撃を狙ったが、2発目をかわした関口は、なんと奪ったおぼんを使いながらのコードブレーカー!これで動きの止まった佐藤を脇固めで絞りあげるが、ブレイクを許してしまう。腕がダメなら足に照準を定め、佐藤の古傷である膝に低空ドロップキック。さらにアンクルホールドを狙った関口だったが、佐藤が一瞬の隙をつき丸め込む。関口もオクラホマロール、カケラホマを狙うが、後転で抜けた佐藤が顔面ドロップキックからの佐藤2乗で丸め込み、電光石火のカウント3。
惜しくも敗れた関口は試合後、再戦をアピール。握手を求め近づく佐藤に、悔しさのあまり氷嚢を投げつけてリングを去った。まだまだこの戦いは続く?

第4試合   タッグマッチ20分一本勝負  
ジャガー横田&梅咲遥vsななみ&マコトユマ

レジェンド・ジャガー横田と若き王者・梅咲遥の最強豪華コンビ!新人・マコトユマ撃沈!
伸び盛りの若手コンビがレジェンドとシングル王者に立ち向かい、メインに相応しい熱闘となった。梅咲はジャガーから譲り受けたという白いガウンを着用して登場し、激レアタッグをゴージャスに彩る。デビュー半年のマコトユマは先陣を切り、女子プロ界の重鎮・ジャガーと対峙。若手らしい気迫でジャガーをロープに押し込み、エルボー連発。ジャガーはレフェリーの制止も全く聞かない傍若無人ラフファイト。DDTでマコトをマットに突き刺し、梅咲にチェンジ。マコトもななみに替わり、リングは同期対決に。互いの個性がぶつかり合う白熱のマッチアップから、ななみはマコトにチェンジ。梅咲の弓矢固めやドロップキック、ジャガーの再びの反則攻撃に防戦一方のマコト。大ベテランが繰り出す老獪なテクニックの数々になす術なく、ローンバトルを強いられたが、マコトも反撃開始!梅咲へドロップキックを連続で放っていくが、ひらりとかわした梅咲がお返しのドロップキック。急角度の逆エビ固めを自力でエスケープしたマコトに、ななみがタックルで加勢。この機にマコトはクロスボディ。しかしななみはジャガーの反則で捕まってしまい、ジャガーのカカト落としの餌食に…と思いきや寸前でかわし、食らったのは梅咲!スクールボーイはキックアウトしたが、避けたななみが許せない梅咲は怒りのエルボー!梅咲のブレーンバスターにジャガーの浴びせ蹴りを連続で受けたななみだが、カウント2で返しノーザンライトスープレックス。さらにボディプレスを投下したがジャガーも肩を上げる。ここで勝負を託されたマコトは串刺しドロップキックや飛行機投げで果敢に向かっていく。しかしジャガーのWランニングネックブリーカー、梅咲のミサイルキック、ジャガーのフィッシャーマンズバスターを立て続けに食らってしまった新人のマコトは撃沈。試練の一戦となった。
梅咲は「ジャガーさんとは対戦する方が多いんですけど、組む方も…ちょっと怖かったです」と恐怖心を吐露。「でも勝てたので怖さは全部なくなりました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします」とジャガー恐怖症は克服した模様だ。
ジャガーは来場したファンに感謝を述べ、「お客様にご挨拶ということで…アミスタは限定で出ようかなと思っております。理由は前向きで、こんなにディアナは新人や若手が頑張ってます。ディアナほど充実した団体はないと思います。ありがたいことに、本当に若手が増えてます。プロレスでいうと後楽園が聖地と言われますが、ディアナにとってはここ(アミスタ)が聖地。出なくなるという形ではないですが…アミスタ大会多いですから、限定でこれからは出たいなと思っております。これからも若手、そして私がいつまでできるか、見守っていただきたいなと思います。本当に頼もしい若手達なので、これからもディアナを応援してください」と、今後の出場、そして団体の未来について語った。4.7アミスタ大会以降のジャガー出場は少なくなるものの、まだまだ闘志あふれる62歳。リングに上がれば大暴れの予感だ。
勝者組のバックステージコメントはコチラ☆

来場者限定・先行お知らせコーナー

CRYSIS対ブルーオーキッド!
アミスタ大会では恒例となっている、先行お知らせコーナー。先日のフューチャーサイトに続き、4.29後楽園大会のカード第二段発表だ。
今後のアミスタ大会出場は限定的なものになると語ったジャガー横田。そのジャガーはVENYとの「CRYSIS」で、世羅りさと美蘭の「ブルーオーキッド」と激突する。ジャガー率いる実力者揃いのヒールユニット・CRYSISに、タッグベルト戴冠を目標に掲げる期待の新生タッグ・ブルーオーキッドの異色対決となった。美蘭とVENYの初遭遇も見処だ。

【日時】
4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定しております。
アジャコング
ドレイク森松
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
ZONES

【今回決定カード】
タッグマッチ
[CRYSIS]ジャガー横田&VENY vs 美蘭&世羅りさ[ブルーオーキッド]

【既報決定カード】
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]ななみ vs ZONES[挑戦者]
※初代王者 初防衛戦

【チケット】
ディアナストアおよびイープラスで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300
ディアナストアhttps://www-diana.stores.jp/items/65e265a1849bba0f4c12ec7e
イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/0531280001-P0030180P021001?P1=0175

【試合結果】2024年3月22日 フューチャーサイトvol.19

第19回フューチャーサイトは大盛り上がりになりました!たくさんの応援ありがとうございました!熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年4月5日 23時59分までご覧いただけます。

第 1試合 シングルマッチ15分一本勝負
香藤満月 vs 関口翔

関口翔が3ヶ月ぶりのディアナ参戦!95キロ・香藤満月に苦戦?
久々の参戦で燃える関口。関口は「何が95キロだー!」と、体重差も吹き飛ばす気合を見せる。しかしボディスラムは上がらず諦めてしまう。ならばと低空ドロップキックなどで攻め、今度こそサーフボードストレッチで「上げるぞ!」宣言。しかしこれも上がらず、ボディシザーズに切り替えていく。すると今度は関口の脚が香藤の腹回りをクラッチできず…。特に何もしていない香藤に、関口は勝手に大苦戦。「今度こそ上げるぞ!」と気合を入れ直した関口は再びボディスラムにトライ!これを香藤が逆にボディスラム。さらに逆エビ固めでしっかりと腰を落とす。関口はプッシュアップで切り抜け、エルボーの打ち合いに。パワーで押す香藤に関口は腕攻めで対抗。香藤はボディプレス連続投下で体格の違いを見せつけるが、関口は巧みな丸め込みに関節技を繋いでいき、ワキ固めでフィニッシュ。苦戦しながらも格の違いを見せつけた。

第2試合   シングルマッチ15分一本勝負
マコトユマ vs 笹村あやめ

マコトユマ、笹村あやめに気迫見せた!
まずはレスリングからのスタート。柔道経験者の笹村に、レスリング経験者のマコトが向かっていく。笹村はグランドのテクニックで圧倒。「クリーンファイト」と手を差しのべる笹村。笹村の悪企みには乗らないマコト、握手には応じずヘアホイップ。しかし笹村はマコトの腹にナックルをぶちこみ、明らかな反則に観客からはブーイング。笹村はお返しのヘアホイップ、低空ドロップキック、リング中央での逆エビ固めなどで試合の流れをがっちり掴む。エスケープしたマコトはエルボーで笹村をロープに押し込み、ドロップキックで反撃。さらにロープの反動で走る笹村のバックに素早く回り、レインメーカーの要領で反転させ、飛行機投げでフォール。笹村が何度肩を上げても体勢を崩さず、しつこく押さえ込むが全てカウント2。笹村はタックル一発でマコトを倒し、キャメルクラッチ。「終わりだ!」とブレンバスターを仕掛ける笹村。暴れて着地しエルボーを打つマコト。女子プロ界でもトップクラスのエルボーの破壊力で鳴らす笹村は、両手を広げ「もっとこいよ」と余裕綽々。マコトも気持ちの乗ったエルボーを連続で打つが、笹村は重い一発で流れを変える。「本気で来い、死ぬ気で来い」とまだまだ物足りない様子。マコトはさらに力強いエルボーで呼応する。マコトの死ぬ気を受け止めた笹村は垂直落下式ブレーンバスター。キックアウトしたマコトにフットスタンプを落とし圧勝。笑顔で握手を交わした2人だが、やはり最後には笹村のナックルがマコトのみぞおちに直撃。笹村はブーイングの中リングを下りていった。

第3試合  3WAYマッチ20分一本勝負
梅咲遥 vs 炎華 vs 杏ちゃむ 

杏ちゃむがディアナマットに登場!梅咲遥は文字通りの「勝ち逃げ」!
3WAYは苦手だという梅咲。杏ちゃむに「来いよ」と煽られると炎華に「行け」と指示。ビビりまくる梅咲だが、いざ試合が始まれば全力ファイト。炎華と手を組んで杏ちゃむに集中攻撃。Wドロップキックと見せかけて裏切った炎華が梅咲はを突き飛ばし、杏ちゃむをフォール。怒りの梅咲は炎華にドロップキック。今度は杏ちゃむが梅咲をリング外へ落とし、炎華にドロップキック。ここから杏ちゃむが「関節技の天使」本領発揮!炎華の腕を極めながらフェイスロック。リングに戻った梅咲もアンクルホールドで捕まえ、炎華の腕と梅咲の足を同時に極める。ブレイクを許した杏ちゃむだが、厳しいキャメルクラッチで梅咲を絞る。炎華がカットに入り、ヘッドシザーズホイップやドロップキック。杏ちゃむと梅咲はWブレーンバスターで炎華を持ち上げるが、ここで杏ちゃむが裏切り。杏ちゃむは手を離し、炎華を持ち上げたままの梅咲をスクールボーイでフォール。梅咲はキックアウトしたが、炎華はその勢いでリング外へ。梅咲と杏ちゃむはエルボー合戦に。杏ちゃむがハイキックで梅咲の側頭部を撃ち抜くと、その様子を見ていた炎華が隙をついて杏ちゃむをリング下に引きずり落とす。リングに戻った炎華は憧れの梅咲にドロップキック連発。梅咲のキューティースペシャルは杏ちゃむがカット。杏ちゃむが炎華にフットスタンプを投下し、そこに梅咲が飛び出しフォール横取り。怒りの杏ちゃむは梅咲を排除。しかし炎華のジャパニーズレッグロールクラッチは梅咲が急いで戻りカットが間に合う。炎華のドロップキックと杏ちゃむのハイキックで梅咲を今度こそ排除し、杏ちゃむは炎華を狙う。杏ちゃむの強烈な蹴りを食らい、リングに大の字になった炎華。このチャンスに杏ちゃむはコーナーへ上る。しかし梅咲はまだリングでしぶとく生きていた!倒れた炎華に梅咲がこっそり近づき、フォール。杏ちゃむが振り向くと、今井レフェリーがマットを3回叩いていた…。横取りフォールでシングル王者らしからぬセコい白星を挙げた梅咲は、勝ち名乗りも受けずに控え室へ逃亡!杏ちゃむは声を粗げながらその後を追った。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負
ななみ&美蘭vs真琴&田中きずな

大激闘のフレッシュファイトを制したのは綺麗なお姉さん・真琴!
ディアナの10代コンビ・ななみと美蘭にプロレスリングWAVEの新人・田中きずな。若手3人にベテラン真琴を加えた華やかな4人がメインイベントに登場。まずは美蘭ときずながハイスピードな攻防で魅せる。ディアナの若手王座であるW.W.W.Dクリスタルを保持するななみは王者らしい堂々たる戦いぶりできずなを圧倒。しかし百戦錬磨のベテラン・真琴が登場すると、流れは一変。今井レフェリーの目を盗み反則でななみをいたぶる。これを見逃すレフェリーに美蘭は「おい!ちゃんと見ろよオジサン!」と暴言。レフェリーが真琴をオバサン扱いして制止すると、真琴は「オバサンじゃねぇよ!」。ななみはダイヤル固めでリングを2周して反撃。替わった美蘭には真琴がまたも反則!爪を立てて背中を引っ掻き、きずなにチェンジ。きずなはワキ固めや串刺しドロップキック。美蘭も打点の高いドロップキックで対抗する。連携できずなを追い詰めていくななみらんだが、きずなが鯉のぼり、ワキ固め、腕十字、ミサイルキックで猛攻。タッチを受けた真琴はブレイジングキックをななみの顔面に見舞う。ななみは得意のタックルで真琴を倒し、美蘭にチェンジ。美蘭の高さのあるドロップキックや大車輪を受けきった真琴はニードロップ。美蘭はこれをブリッジで返し、クリストで厳しく絞る。悶える真琴は命からがらロープエスケープ。真琴の豪快に弧を描くダブルアームスープレックスやW.W.ニーをしぶとくキックアウトする美蘭。ななみのボディプレス、美蘭のライオンサルトを受けた真琴もしぶとく肩を上げる。真琴のピンチにきずなが飛び出し、誤爆を誘いななみを排除。しかしまだまだ怒涛の攻めと驚異の粘りを見せる両軍。一進一退の攻防に観客もヒートアップ。きずながななみを押さえ込み、真琴の連環の計が決まると美蘭はたまらずギブアップ。大熱戦に鮮やかな終止符を打った。
メインの勝者として、大会の締めを任されてしまった真琴は「試合するよりこうやって喋る方が苦手なんですけど…頑張りますね」と控えめに切り出す。「まず言いたいことは、今日の出場選手の中で、私が一番年上だということ…。見えないでしょ?下から数えた方が早いかなって自分では思ってるんですけど…」と笑いを誘う。ファンから「見えない!」の声が飛ぶ中、「でも事実は事実として。勝ったのはこの私なんでね。今日のカード、私以外10代。勝ったのは34歳の私。私が一番ぴちぴちしてる。今日はいい気分で寝れそうです」。独特の表現で大会を締めくくった。
勝者組のバックステージコメントはこちら!

来場者限定・先行お知らせコーナー 

4.29クリスタル王座戦、強敵現る!ななみ対ZONES!
アミスタ大会では恒例となっている、先行お知らせコーナー。この日は4.29後楽園大会のカードが一部発表されることに。ディアナの四大タイトルであるW.W.W.Dシングル、タッグ、エリザベス、クリスタル全ての防衛戦を後楽園で行うことは予告されており、そのうちのクリスタル王座戦のカードが決定した。王者のななみはまだカードを聞いていないらしく、ななみにとってもサプライズとなる。初代王者の初防衛戦の相手は…なんとZONESに決定!ZONESの名を聞いたななみは思わず悲鳴を上げ、客席からもどよめきが起こる。ZONESは昨年3月にEvolution女子でデビュー、新人離れした存在感と豪快なファイトで頭角を現し、センダイガールズ主催の「じゃじゃ馬トーナメント」を制覇。他、数々の団体に参戦し、人気・実力とも急成長中。キャリアは約1年、しかしまごうことなき実力者だ。ななみとの初シングルはいきなりタイトルを賭けた戦いに。クリスタル戴冠以降王者らしい背中を4人の後輩たちに見せてきたななみは、クリスタルティアラを守り抜くことができるのか?!激戦必至のタイトルマッチ、1ヶ月後に迫る!

【日時】
4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定しております。
アジャコング
ドレイク森松
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
ZONES

【決定カード】
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]ななみ vs ZONES[挑戦者]
※初代王者 初防衛戦

【チケット】
ディアナストアおよびイープラスで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300
ディアナストアhttps://www-diana.stores.jp/items/65e265a1849bba0f4c12ec7e
イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/0531280001-P0030180P021001?P1=0175

【試合結果】2024年3月10日(日)アミスタ大会Vol.53

第53回アミスタ大会は超満員となりました。たくさんの応援ありがとうございました!熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年3月24日 23時59分までご覧いただけます。

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負  
ななみ&マコトユマvs美蘭&香藤満月

ディアナ純血タッグで華やかなオープニングマッチ!ディアナの若手タイトル・W.W.W.Dクリスタル王者が、高校生ながら貫禄勝ちを収めた。
ななみは序盤からチャンピオンらしく、後輩の香藤満月を圧倒。マコトユマにチェンジし、香藤との同期対決。未だ自力勝利の無い2人はライバル心剥き出しの全力ファイト。香藤のしっかりと腰を落とした逆エビ固めでマコトは苦悶。美蘭は打点の高いドロップキックやその場跳びムーンサルトで身体能力の高さを発揮。マコトはレインメーカー式飛行機投げを初披露。それぞれの持ち味を活かして躍動する4人。トドメは美蘭のスピンキック誤爆を食らった香藤に、ななみがダイビングボディプレスを投下しピン。初勝利の遠いパートナーに「わかってない」とダメ出しの止まらないチャンピオンだった…。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負
デボラK vs 松本都

昨年6月の対戦では、デボラに「クソブタ」「人気ない」など暴言を吐きまくった松本都。言われっぱなしで終われないデボラK、リベンジのチャンス到来?
デボラは体格を活かしたファイトで序盤から攻めまくる。都は「ちょっと!応援して!」とファンにコールを要求。するとまばらな声援が次第にささやかな都コールに…。まだまだ声援が足りない都は「もっと応援してくれないと勝てない」と不満げ。応援が足りない中、コーナーに上るデボラを追いかけ、コーナーで卍固め。今井レフェリーの反則カウントに「うるせぇ!勝ちたいの!」と反抗するなど、なりふり構わず勝利に貪欲な都。しかしデボラの胴締めスリーパーで劣勢に。ロープに足を伸ばした都は、続くバックフリップをキックアウトするとシャイニング崖ザード。肩を上げたデボラをそのままみやここクラッチでくるりと転がし、3カウント。試合後の握手を求めたデボラに都は応じず、その態度にキレたデボラ。殴り合いに発展してしまうが、都がデボラをリング外へ蹴落とし、乱闘も都の勝利だ。デボラにリベンジの機会は…あるのか?

第3試合 梅咲遥デビュー記念日メモリアルマッチ 15分一本勝負
梅咲遥vs X

梅咲遥がデビュー5周年を迎え、同世代のライバルと火花を散らす!梅咲のデビュー記念日当日となる3月10日のメモリアルマッチ。対戦相手は”X”と発表され、様々な憶測を呼ぶ…。
梅咲は5周年を機に「遥かなる超新星」を卒業し、女子プロ界の「絶対センター」を目指し新たなスタートを切る。先にリングに上がり、Xの入場を待つが…そこに現れたのは、梅咲がレギュラー参戦するプロレスリングWAVEに所属している狐伯。その名の通り狐のようにすばしっこくトリッキーなファイトを見せる実力者だ。
まずはチェーンレスリングから始まり、狐伯が主導権を握る。梅咲のエルボーを警戒する狐伯は、梅咲の腕に集中攻撃。…が、左腕を極めていたことに気付き「あっ、右腕じゃなかった」と笑いを誘う。今度こそ右腕にしっかり狙いを定めた狐伯。しかし痛む腕でエルボーを打つ梅咲。一発で悶え苦しむ狐伯はもう一発来いとばかりの構え。梅咲はお望みどおりエルボー!しかし狐伯はガード!さらに再びの腕攻めから狐伯が優位に立つ。狐伯のエルボーも唸りをあげ、2人はエルボーの打ち合いに。梅咲は狐伯の低空ドロップキックにミサイルキックで対抗するがカウントは2。バックを取りジャーマン狙いの梅咲、ロープへ逃げる狐伯。狐伯はコーナーに飛び乗りミサイルキック発射!さらに三度の腕攻めで梅咲を追い込んでいく。意地でロープに足をかけた梅咲。試合終盤は丸め込みの応酬に…。怒涛の丸め込み合戦は梅咲がジャックナイフを切り返して押さえ込み、ラ・マヒストラルで3カウント。プロレスラー6年目のスタートを白星で飾った。

W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負
[王者組・W井上]井上京子&井上貴子vs佐藤綾子&中森華子[挑戦者組・綾華]

W井上、まさかの初防衛ならず…。「佐藤の日」に佐藤綾子が劇的勝利!綾華がタッグ王者返り咲き!
昨年10月、井上京子デビュー35周年記念ディアナ後楽園ホール大会で、井上貴子との「W井上」でタッグベルトを獲得した京子。敗れた佐藤綾子&中森華子の「綾華」は、翌11月の佐藤凱旋大会で次期挑戦者組決定トーナメントを勝ち抜き、リマッチが決定。しかし挑戦者組が決まっても、なかなか防衛戦が行われないまま時が流れ…しびれを切らした佐藤は2.11新木場大会で「いつまで待たせるんですか?ベルトは持ってるだけじゃ輝かないですよ」。これでようやく、W井上の初防衛戦が決定した。レジェンドタッグチームのW井上が出陣するとあって、この日のPost di Amistadは立ち見も出る超満員に。
まずは京子と佐藤のマッチアップ。やはり女子プロ界随一の怪力で京子が押していくが、中森が加勢。綾華は次々と京子の顔面にキック!しかし京子はラリアットで二人をなぎ倒し、早くも形勢逆転。ここで貴子に替わり、貴子は今井レフェリーの目を盗んで反則攻撃。怒りの貴子はDDTで佐藤の脳天をマットに突き刺し、STFで厳しく絞る。ロープに逃げた佐藤に追い討ちのWアームスープレックス。替わった京子のラリアットをかわした佐藤はジャンピングニー。中森も次々と蹴りを繰り出し、京子を追い詰める。やはり力自慢の京子はラリアットで窮地を脱し、キャメルクラッチ。続いて貴子と京子のDDT連発を食らった中森は、なんとか肩を上げて佐藤にタッチ。佐藤はミサイルキックやジャンピングニーで再び中森へタッチ。貴子と中森は壮絶な蹴り合い。貴子の鋭い蹴りに膝をついた中森だが、ヘッドバット連発で反撃。佐藤を呼び込んでニーアタックの挟み撃ちに。中森はコーナーに上り、貴子から受け継いだデスティニーハンマーを投下。しかし自身の技を読みきった貴子はこれをかわし、ハイキック一閃!佐藤がカットしカウント2。京子は佐藤と中森二人まとめてブレーンバスター。ナイアガラの構えは持ちこたえ、佐藤とのWミサイルキックで京子を吹っ飛ばす中森。シャイニングフラワーはカウント2。ここで佐藤がおぼんを持って飛び出し、おぼんの達人。さらに中森のハイキックに佐藤のジャーマンが流れるように決まる。佐藤のAyako’s EXは形が崩れたが、佐藤は掴んだ手を離さず一回転。極楽固めで京子を絞り上げる。貴子にカットされたが攻め手を緩めず、Wミサイルキックを狙いコーナーに上る佐藤と中森。京子と貴子も追いかけ、雪崩式でぶん投げられた綾華。さっきのお返しとばかりに貴子の裏拳、京子のジャーマンが流れるように決まり、佐藤は大ピンチに。カウント2で中森のカットが間に合うが、京子はここでナイアガラ宣言!中森が必死に佐藤を救出するが、貴子が中森を蹴散らし、宣言通りのナイアガラドライバー!これで終わったかに見えたが、中森がしぶとくカット。九死に一生を得た佐藤だが、今度は貴子がデンジャラスジャッキーを宣言!昨年10月の後楽園では体勢不十分に終わったが「ナイスジャッキー」が決まれば綾華に勝ち目はない。中森が貴子をコーナーから落とし事なきを得たが、佐藤のおぼんを奪った京子が綾華の脳天を殴打し、試合の流れを渡さない。勝負を決めたい京子は再びナイアガラの構えに。佐藤の絶体絶命のピンチは、貴子のスタンガンを振り回して中森がカット。中森のシャイニングフラワーに佐藤のジャックナイフの連携が決まるも貴子がカット。中森の鎮魂歌ドライバー、佐藤のジャーマンも貴子がカット。しつこい貴子をリング外へ蹴落とした中森。その隙に佐藤が京子に飛び付いて丸め込み、スリーカウント!女子プロレスの歴史に残る名タッグ・W井上を破り、 W.W.W.Dタッグチャンピオンに返り咲いた。
5ヶ月ぶりに返ってきたベルトを互いの腰に巻き、笑顔を浮かべる佐藤と中森。奪われたベルトを取り戻しリベンジ達成した佐藤は「5ヶ月ぶりにW.W.W.Dのタッグベルトが私達の腰に戻ってきました。長かった。戻ってきたのはもちろん嬉しいですけど、私は何より、W井上と戦って、最後に勝ったのが私達。それが何よりも嬉しい。テレビで見てた人なんで…」とマイク。悔しいW井上は「うるせぇ!」と口答え。佐藤は続けて「私はこのタッグベルトと、華(中森)とともに、もっと女子プロレスの新しい世界を見たいし、まだまだ下に抜かれず、上を見てやっていこう。ありがとう」と盟友・中森への思いを述べた。佐藤からマイクを受け取り「井上京子と!井上貴子から!ベルト獲ったぞー!」と大興奮の中森は、「これから綾華で団体の垣根を超えた凄いタッグチャンピオンになっていきましょう!これからもPURE-J、そしてディアナの応援をお願いします!」とさらなる飛躍を誓い、激闘を見届けたファンの拍手喝采の中、大会を締め括った。
また、大会後は4.29後楽園大会の参戦選手が一部発表となり、中森の参戦も決定。また、後楽園大会ではディアナの四大タイトルであるW.W.W.Dシングル、タッグ、エリザベス、クリスタル全ての防衛戦が行われることも発表された。バックステージでは「もちろんいつでも挑戦は受ける」と話した綾華。初防衛戦は春のビッグマッチで迎えることになりそうだ。

バックステージコメント動画はこちら!

4.29後楽園ホール大会 一部参戦選手発表

【日時】4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定。
アジャコング
ドレイク森松
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
※追加参戦選手は随時発表

【決定カード】
対戦カード未定。
なお、W.W.W.Dシングル、タッグ、エリザベス、クリスタルのディアナ4大タイトルすべての防衛戦を行う。

【チケット】
ディアナストアで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300

【試合結果】2024年3月3日「DIANA unite プロミネンス@広島 ~世羅りさ凱旋興行~」せらにしタウンセンター大会

せらにしタウンセンター大会は318名(満員)のお客様のお集まりいただき、大盛り上がりで終了しました。たくさんの応援、ありがとうございました。リングアナウンサーは欠場中の網倉理奈が務めました。この大会の模様は、ディアナLiveで2024年3月17日 23時59分まで配信しております。

第一試合 シングルマッチ20分一本勝負 
柊くるみVS 狐伯

パワーVSスピード!白熱のオープニングマッチ!
世羅りさ凱旋興行の第一試合は、Himiko欠場によりプロレスリングWAVEから狐伯が参戦。対するは世羅と共にハードコア&デスマッチユニット「プロミネンス」で活動する超パワーファイター・柊くるみだ。小柄な狐伯に対し、柊は容赦ナシ。何度も跳ね返される狐伯。さらに柊の連続フットスタンプに苦悶の表情。キャメルクラッチを耐える狐伯に、世羅町に集まったプロレスファンが大・狐伯コール!それでもまだまだ攻め手を緩めない柊。各方角に鼻フックで精神面にも非情な攻め。ここから狐伯は抜群の運動量を活かしてDDTで反撃開始。低空ドロップキック、ミサイルキックを突き刺す。カサドーラは柊が強引にバックドロップに切り返し、さらにカナディアンバックブリーカーからフェイスバスター。キャノンボールを阻止した狐伯はミサイルキック。連続の丸め込みで逆転勝利を狙う狐伯だが、柊は全てキックアウト。柊は再びキャノンボール突撃!今度こそクリーンヒットし、トドメは人でなしドライバー。ユニットリーダー・世羅の凱旋に花を添えた。

第二試合  タッグマッチ 20分一本勝負 
松本都&夏実もちVS佐藤綾子&デボラK

独自の世界観でファンを魅了する松本都と、プロミネンスのセクシーボディ担当・夏実もちがタッグを結成。佐藤綾子も何かと付き合いの長いデボラKと組み、2人は「全女」時代以来の広島上陸だ。
まずは夏実と佐藤、試合巧者同士の攻防。じっくりと互いの力を確かめ合い、それぞれパートナーにチェンジ。デボラがタックルでフォールするも、都はブリッジで切り抜ける。コーナーに上ったデボラを追いかけ、コーナー上で卍固め。デボラもブレーンバスター等で反撃し、佐藤にタッチ。佐藤はWアームスープレックス、都は卍固め。カットに飛び出すデボラを夏実も卍固めに捕らえる。切り返された都からタッチを受けた夏実はヒップドロップやモンゴリアンチョップ。佐藤は隙を見ておぼん攻撃!ジャパニーズレッグロールクラッチ、佐藤トランペットはカウント2。チェンジを要求したデボラが夏実とのマッチアップ。デボラの投げっぱなしジャーマン、佐藤との合体攻撃は都がカット。デボラが夏実を押さえ、佐藤がミサイルキック発射。しかしこれはひらりとかわした夏実。デボラが直撃を受けてしまう。そこに都のフットスタンプ、夏実のリバーススプラッシュ連続投下。夏実がずんだ餅クラッチでデボラを丸め込み、スリーカウント。

第三試合 タッグマッチ  20分一本勝負 
梅咲遥&石川奈青VSマコトユマ&香藤満月

梅咲遥、広島発上陸!
セミファイナルではアイドルレスラー・梅咲遥とプリンセスレスラー・石川奈青のかわいすぎるタッグが実現。酒豪で大食いの石川は焼酎と思しきボトルを持ち込み、中身は水だと主張するが…。
対するは昨年10月のディアナ後楽園大会で同日にデビューした香藤満月とマコトユマが初タッグ。初の紙テープに笑顔を見せた。
石川とマコトが先発。石川はヘアホイップなどでマコトを圧倒し、梅咲に替わる。梅咲も弓矢固めやドロップキック、逆エビ固めでマコトを完封。マコトも飛行機投げ、ドロップキックで一矢報い、香藤にチェンジ。香藤は95キロの体格を活かして大暴れ!しっかり体重の乗ったエルボーはシングル王者の梅咲を苦しめる。梅咲もエルボーを打ち、ドロップキックで石川にチェンジ。石川のタックル連発を体重でこらえた香藤はボディアタックで石川を押さえ込む。ボディプレスを寸前で回避した石川は、コーナーからボトルを取り出し、”水”を一気飲み!これで石川はパワー全開に。ヘビー級の香藤をバックドロップでぶん投げてみせた。香藤はボディプレスを連発し、マコトにチェンジ。マコトはドロップキックで勢い良く飛び出すが、石川の逆片エビ固めの餌食に。ファンの手拍子に後押しされ、なんとかエスケープ。エルボー、ドロップキック、ボディスラムでマコトも攻める。ここでシングル王者梅咲が再び登場。新人2人のトレイン攻撃、合体ボディプレスを受けるが石川がカット。しかし石川のカットは誤爆になり、梅咲まさかのピンチ?!今度こそ石川がマコトを押さえ「遥さん、トドメお願いします!」。嫌な予感がする梅咲は「しっかり持っとけよ!」と猛ダッシュ。やはりマコトが回避し、梅咲のエルボースマッシュが石川にクリティカルヒット。噛み合わない2人だが、梅咲がミサイルキックを放ち自力でチャンスを作る。石川が香藤の動きを封じ、その隙に梅咲がアメジストクロスで勝負を決めた。チャンピオンとしての強さを、初上陸の広島のファンに存分に見せつけた。

第四試合  世羅りさ凱旋・スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
 世羅りさ&美蘭&ジャガー横田VS井上京子&藤田あかね&ななみ

世羅りさ、大「りさちゃん」コールに応えた!
「DIANA unite プロミネンス@広島 世羅りさ凱旋興行」のメインイベントはもちろんこの人!世羅りさが地元・世羅町のリングで復帰戦を白星で飾った。
まずはななみが高校二年生とは思えない堂々とした佇まいでリングイン。続いてプロミネンスのメンバー・藤田あかね、そしてディアナ代表・井上京子が登場し、超豪華タッグ結成だ。対する世羅軍はまず世羅とのタッグ「ブルーオーキッド」でベルトを狙う美蘭。レジェンド・ジャガー横田が姿を見せると客席からは大歓声。最後に世羅町のスター・世羅りさがリングに上がり激励の花束を受け取ると、リングを埋め尽くすほどの青い紙テープが舞う。地元ファンからの歓迎に、クールな世羅も思わず笑顔がこぼれる。
世羅の凱旋試合、そして復帰戦のゴングが鳴るといきなり大荒れの展開に!選手達は会場中を駆け回り、場外で暴れまくる。場外乱闘からリングに戻った藤田と世羅。藤田は容赦なく世羅を踏みつけ、さらに京子とななみも加わり世羅を集中攻撃。世羅のピンチに、会場に集まった子供達が「りさちゃんがんばれ!」とエール。子供達の希望を背負って戦う世羅は京子のキャメルクラッチやダンシングツリーをひたすら耐える。続いてななみのタックル、逆エビ固め、藤田のスリーパーと苦しい展開。大「りさちゃん」コールの中、ニードロップで窮地を脱した世羅。世羅からのタッチを受けた美蘭はその場跳びムーンサルト。藤田はエルボードロップ。ななみと美蘭の10代対決は美蘭がクリストで厳しく絞り、エスケープを許したところに619。替わってジャガーがななみに卍固め、ななみはノーザンライトスープレックス。続く京子とジャガーのレジェンド対決は、京子がナイアガラ宣言!宣言通りのナイアガラドライバーを決めたがジャガーの肩が上がる。ならばともう一発を狙う京子に、ジャガーはフランケンシュタイナーに切り返す。ここで再び「りさちゃん」が登場!なんと111キロの京子にセラリズムバスター!さらに自ら「りさちゃん」コールを煽り、京子を担いでエアーズロック!しかしこれでも勝負は決まらず、京子軍が猛反撃。世羅は止むことのないコールの中、Wニーアタックを藤田に突き刺す。京子軍はブルーオーキッドの連携を阻止し、藤田のみかんでポン。何とか返した世羅だが、藤田は攻め手を緩めない。そこにジャガーがパイプ椅子で強烈アシスト!藤田を捕まえ、ジャガーの浴びせ蹴り、美蘭のムーンサルトを次々と投下。最後に世羅のダイビングWニードロップが藤田のみぞおちに突き刺さり、大熱戦に終止符。生まれ育った町の名を背負う世羅が、凱旋試合で自ら白星を挙げた。
マイクを持った世羅は「広島県世羅町出身の世羅りさです!ただいま!凱旋大会を行うにあたって、ディアナの皆さんと協力体制を取らせていただきました。本当にありがとうございました。ディアナが世羅町で何かをするらしいと聞いております。何かはまだ言えないんですけど、これからも世羅町をもっともっと面白くしていくのはここにいる全員だと思います。皆様、また世羅町にお越しください。そして世羅町の皆さんもまた見に来てください。本日はありがとうございました」と集まったファンに感謝を述べ、今後もディアナが世羅町で何かを起こしていくことを予告した。パートナーとして奮闘したジャガーも「世羅りさ、成長したでしょう。とっても物静かでプロレスやるようには見えないんですが、内に秘めた強さでここまで成長しました。これからも応援してあげてください」と世羅の成長を称えた。世羅は「前にここで試合したときはアイスリボンという団体に所属していて、そこから5回ほど帰ってきていて、今日が6回目です。今回はプロミネンスという仲間とともに帰ってきました。みんな、上がってもらっていいかな」と参戦した選手を呼び込む。「プロミネンスのポーズがありまして、皆様お手を拝借。まだまだプロレスラーとして生きていきたいと思っています。またお会いできる日までこのポーズを覚えておいて頂けたら。レッツゴー!プロミネンス!」と、参戦選手と観客全員でプロミネンスポーズ!大盛り上がりの凱旋興行を締め括った。

【試合結果】2024年2月18日(日)アミスタ大会vol.52

第52回アミスタ大会、たくさんの応援ありがとうございました!熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年3月3日 23時59分までご覧いただけます。

第 1試合 タッグマッチ20分一本勝負
佐藤綾子&美蘭 vs マコトユマ&尾﨑妹加

マコトと美蘭、10代同士の対決からスタート。年下ながら2年先輩の美蘭がリードし、マコトも食らいついていく。続いて佐藤ともグラウンドの攻防。未だ自力勝利のないマコトは苦しい展開が続くが、美蘭へのエルボーやドロップキックで尾﨑にチェンジ。尾﨑は軽量級の美蘭にも容赦なくパワー炸裂。美蘭はスピードを活かした619やDDTで佐藤に繋ぐ。佐藤はおぼんを使った反則攻撃。追撃は許さず尾﨑がセントーン。アルゼンチンバックブリーカーは美蘭がカット。タッチを受けたマコトは尾﨑のラリアットとの連携でスモールパッケージ。続くスクールボーイも佐藤は返す。マコトのエルボーに佐藤は「もっと来い」と余裕の表情。エルボー連発を受けきった佐藤はジャンピングニー。美蘭が尾﨑を押さえ、佐藤の変形フィッシャーマンズスープレックス「佐藤トランペット」でフィニッシュ。

第2試合  シングルマッチ15分一本勝負
デボラK vs 宮崎有妃

WAVEのRegina・宮崎有妃が昨年10月以来のディアナ参戦。いきなりの女子プロムーブで先制する宮崎。キャメルクラッチを噛み付きで解いたデボラに、宮崎は噛み付き倍返し。続いて逆片エビ固めなどで執拗な腰攻め。タックル合戦、エルボー合戦は宮崎のパワーが上回る。デボラは極楽固めで反撃。宮崎の足がロープに伸びると、続けざまにバックフリップ。しかしReginaの牙城は崩せず、目つきからのスモールパッケージで勝負あり。

第3試合  タッグマッチ20分一本勝負
[え~がた]梅咲遥&ななみ vs 香藤満月&本間多恵

DUALSHOCK WAVEトーナメントで結成したA型同士の同期タッグ「え~がた」。ホームリングでもえ~がたポーズをお披露目。対するは愛知県出身コンビ。本間は梅咲を指名。素直に応じた梅咲と本間の先発に。グラウンドの攻防から試合はスタート。バックの取り合い、足のすくい合い、一瞬も目が離せない展開に観客は息をのむ。両者同時にチェンジ。ななみと香藤が飛び出し、試合展開は打って変ってタックルとボディアタックのパワフルな打ち合いに。ななみの全力タックルに引かない香藤。ななみはそんな香藤を「なんで倒れないんだよ!」と逆エビ固めで体力を奪う。ななみは香藤を転がすと「あーみん見ててね!いくよ!」とおでん販売のため来場していたタッグパートナー・網倉理奈に捧げるわー!プレス。続いて梅咲は95kgの香藤に弓矢固め。ななみのサポートで何とか成功するも梅咲の膝へ大ダメージ。歩くこともままならない梅咲に、香藤はボディアタック!本間にチェンジし、巧みに梅咲とななみの相討ちを誘い、ドロップキックとセントーンの合わせ技をお見舞い。愛知県出身コンビは「名古屋名物!金のシャチホコ固め」でリングは名古屋城天守閣に…?ななみはタックルで本間を薙ぎ倒すとコーナー際ボディアタックの連発からの再びタックル。本間はななみのエルボーを脇固めで切り返す。ロープ際で両腕を取りギブアップを狙う。ななみの足がロープに届くと、続けてミサイルキックを放つ本間。さらに香藤とのトレイン攻撃。「網倉ー!見とけー!」と香藤が本間を背負い、わー!プレス。香藤はエルボーを連発。走り出す香藤に梅咲がドロップキック、ななみのボディアタックとえ~がたの連続攻撃が続き、ななみはボディプレス投下。本間がなんとかカットに入る。トップロープへもう一度上ったななみを本間が投げ落とし、DDTでマットに突き刺す。本間と香藤は梅咲を捕まえ、ななみも本間の蟹挟みで梅咲の上に倒される。さらにその上に香藤のボディプレス。さすがに苦しいえ~がた。ななみの丸め込みの嵐に粘る香藤。ななみのタックルも香藤がギリギリで肩をあげる。しぶとい香藤をななみが今度こそトップロープから跳ぶボディプレスで仕留めた。

メインイベント
W.W.W.Dエリザベス選手権試合 30分一本勝負
[王者]井上京子vs[挑戦者]ジャガー横田vs[挑戦者]Himiko

京子、宣言通りHimikoを下しエリザベスV1!次の挑戦者は…宮崎有妃!
40歳以上の選手が対象となる3WAY王座・W.W.W.Dエリザベス。
カルッツかわさき大会でエリザベス王座を奪取、二冠女王となった京子。試合後、ジャガーが自身のリマッチとHimikoの推薦をマイクでアピールし、そのまま防衛戦のカード決定。京子は権力を振りかざすジャガーに「何でHimiko?ジャガーさんも…」と不満を漏らしながらも、タイトルマッチ前日には「ヒミコ狙いで行きます」宣言!いざ試合となれば容赦はしない。
Himikoは2022年10月16日の後楽園大会以来、二度目の挑戦となる。初挑戦時はデビューから9ヵ月での大抜擢も、ジャガーの厚く高い壁に阻まれ6分42秒で白星献上。成長しシン・Himikoとなった姿を京子とジャガーに見せつけるか。
開戦のゴングが鳴ると、やはりキャリアの浅いHimikoがターゲットに。じわじわと迫るレジェンド達に、Himikoはたまらずリングを脱出。するとジャガーは京子にいきなりの浴びせ蹴り。京子はラリアットやダンシングツリーで応戦。ジャガーが京子を足4の字固めに捕らえると、Himikoがリングに戻り首4の字。足に首にと極められた京子は悶えながらなんとかロープブレイク。大ダメージの京子をよそに、Himikoはジャガーに攻撃開始。ブルドッギングヘッドロック、ギロチン、Wアーム卑弥バスターで一気の攻め。しかしコーナーへ上ったHimikoを、ジャガーとともにヒールユニット・CRYSISで活動する佐藤綾子が捕まえる。ジャガーは雪崩式ブレーンバスターでぶん投げ、ジャガー自身もコーナーへ。京子もその後を追いコーナーへ向かうと、またもセコンドの佐藤が介入!京子を引きずり落とそうとする佐藤を、京子のセコンドについたデボラKが必死に阻止。京子は雪崩式ブレーンバスターでジャガーをフォールするがHimikoが低空ドロップキックでカット。Himikoは京子をコーナーに追い詰め、カーフブランディング。カウント1で肩を上げた京子に馬乗りになってエルボー連発。しかし京子はラリアット一発で形勢逆転。トドメのナイアガラの構えに入るとジャガーが戻りスクールボーイ。京子の腕がロープに届き、ラリアットでジャガーを排除。今度こそパワーボムでHimikoをマットに叩きつけた京子。しかししぶといジャガーがカット。ならばとジャガーも持ち上げパワーボムの体勢。ジャガーはこれをウラカンラナに切り返すもカウント2。京子のラリアットで倒れたHimikoをジャガーが丸め込み、今井レフェリーがカウントを取り始めると、京子はカットではなく2人まとめて押さえ込み!改めてレフェリーのカウント開始。ジャガーもHimikoも身動き取れず、3カウントを聞いた。
初防衛を果たした王者のテーマ曲が流れる中、リングに現れたのはこの日の第2試合に出場した宮崎有妃!観客がどよめく中、マイクを取った宮崎は「京子さん、おめでとうございます。今回参戦が決まって、カードの中にエリザベス選手権があるのを見て、勝った人に挑戦しようと思って来ました。まだ私が思ってるだけだから、どことか言えないけど…京子さん、タイミング合わせてWAVEで。よかったらWAVEで、ぜひエリザベスやらせてください」と直訴。宮崎は昨年10月のディアナ後楽園大会でもエリザベスに挑戦しており、ジャガーの意表を突いた丸め込みに屈している。
京子は「ゆっきー、久しぶり!」と笑顔を見せ、「挑戦したいっていうその気持ち、受けて立とうじゃありませんか!私はこのベルトの防衛記録を伸ばしていきたいと思っていますので。WAVEでもいいんじゃない?よろしくお願いします!」と握手を交わし快諾。
日時やもう1人の挑戦者は未定だが、エリザベス女王として敵陣に乗り込むことになった京子。迎えるはWAVEの頂点・Reginaを保持する宮崎。元NEOの2人がWAVEマットで大波を巻き起こす予感だ。