【試合結果】2025年2月16日(日)ななみプロデュース・群馬県前橋大会

会場:日本トーター グリーンドーム前橋 サブイベントエリア

ななみご挨拶

まずは大会プロデューサー・ななみからのご挨拶。群馬は祖父母がおり、思い出がたくさん詰まった場所であると話し「この場所で試合ができることは団体、選手の皆さん、ファンの皆さんのおかげです」と感謝を述べた。「第一試合からメインまで全て自分が考えたカードです。来てよかったと思ってもらえるような興行にしたいと思っております。最後まで応援よろしくお願いします」と意気込んだ。ディアナ初の群馬大会、そして初のななみプロデュース大会がスタート!

第一試合 タッグマッチ 30分一本勝負
デビー・カイテル&小林香萌VSシャンシャン&尾﨑妹加

シャンシャンが群馬で日本ラストマッチを迎える。台湾で大学に通っているシャンシャンは長期休暇を利用してディアナへ留学。今回が二度目の来日とあって、成長ぶりがめざましいシャンシャン。ななみプロデュース大会のオープニングマッチを懸命に務めた。
まずはシャンシャンと小林が先発。ロックアップからの押し合いやヘッドロックの取り合い、そしてタックルと小林が優勢に。レフェリーの目を盗んでデビーも加わり、シャンシャンをいたぶる。デビーと国際派(?)な小林はウマが合うのか、巧みなタッチワークでシャンシャンを捕まえローンバトルを強いる。小林は鼻フックで貴重なシャッターチャンスも演出し、シャンシャンは精神的ダメージを受けてしまう。これにはデビーも「picture time!」とノリノリだ。タッチを受けたデビーも勢いよく攻めまくり、シャンシャンはひたすら受けまくる。デビーは串刺し、スライディングでラリアット。対するシャンシャンはスタナー、ランニングネックブリーカーでピンチを脱出し、ようやく尾﨑にチェンジ。尾﨑は持ち前のパワーで鬱憤を晴らすように大暴れ。デビーと小林の2人をラリアットでなぎ倒し、エルボードロップやセントーンを落とす。デビーは背後からのスライディングエルボー、ランニングニーアタックで反撃して小林にチェンジ。小林は得意のコサックダンスで尾﨑の弁慶の泣き所を蹴りまくる。小林の運動量に怪力で対抗する尾﨑。アルゼンチンで持ち上げるとすかさずデビーがカット。尾﨑からシャンシャンに代わり、再びシャンシャンと小林のマッチアップに。シャンシャンはフィッシャーマンズスープレックスを2でカットされるとダイビングボディアタックを発射。これも2で返した小林が巧みな丸め込み。シャンシャンも上手く切り返していくが、デビーがドロップキックで強烈カット。小林のミサイルキック、デビーのブレーンバスター、最後は小林のサイドチェストボムでリングに真っ逆さまのシャンシャン。スリーカウントを聞いた。帰国前ラストマッチは黒星となったが、次に会う頃にはますます成長しているはずだ。

第二試合 シングルマッチ 20分一本勝負
デボラK VS 勝愛実

デボラの引退ロードにアイスリボン王者が登場!マコトユマが体調不良で欠場となり、代打参戦はなんと勝愛実。産休・育休からプロレス復帰し、アイスリボンに入団した勝。復帰後初の他団体参戦はデボラの引退ロードとなった。現役生活残りわずかのデボラはアイスリボンの王者を相手にどのような戦いを見せるのか。ロックアップからの押し合いではデボラがまずはロープに押し込んだものの、手四つからリストロック、ヘッドロック、首投げ、スリーパー、ヘアホイップと序盤の展開は勝がリードしていく。勝は余裕綽々の笑みを浮かべながらデボラを捕まえ、キャメルクラッチで鼻フック。「シャッターチャンスだよ!あとでSNSあげてね」とファンに呼びかける。やられっぱなしではいられないデボラは 「おちょくりやがって!」とタックル。勝もタックルで反撃し、このぶつかり合いは勝に軍配。2人はエルボーの打ち合いに。勝の重い一撃は鈍い音を鳴らし、観客からはどよめき。勝がスタナー、トラースキック、フットスタンプと続け、デボラを踏みつけてフォール。この屈辱をカウント2で返したデボラがスピアーで突撃し、変形極楽固めで絞るも勝はすぐさまブレイク。逆さ押さえ込みでデボラを転がし、充分な助走をつけてのエルボー、トップロープからのダイビングフットスタンプと勝が攻めていくがデボラはしぶとく立ち上がる。粘るデボラに再びフットスタンプを投下し、王者らしく貫禄勝利だ。

第三試合 タッグマッチ 30分一本勝負
NENE&柊くるみVS香藤満月&真琴

2.23アミスタではW.W.W.Dシングル王座の初防衛戦に臨む柊が群馬大会に参上!パートナーのNENEは懐かしの梅咲コスチュームで登場する。対するは柊と同じく体格を活かしたパワフルファイトが持ち味の香藤、そしてアイスリボンタッグ王者の真琴。その香藤と真琴は奇襲を仕掛け、柊をリング外へ落としNENEを捕まえる。久々の出場となったNENEだが、香藤と真琴に振り回されてしまう。柊がドロップキックで割って入り、触発されるようにNENEもドロップキック連発。小さな体で95キロの香藤に立ち向かう。かつては小学生レスラーだった柊と現役小学生レスラーのNENEによる合体キックも披露し、NENEが体格差に苦戦するとすかさず柊がアシストする。邪魔な柊を真琴がしっかり押さえる中、香藤がNENEに急角度逆エビ固め。柊が真琴を振り切ってカットするが、今度は真琴がNENEに襲いかかる!しかし真琴がNENEをロープにはりつけると、会場は小学生相手に本気出しすぎな真琴に冷ややかな反応…。アウェーな雰囲気に萎縮し「ダメですか…?」と、顔面蹴りをキャンセルした真琴。「小学生だろ」「いいだろうが!」と言い合う柊と香藤。対するNENEは思いきりよくドロップキック。やっと柊にチェンジし、柊と真琴の見応えある攻防。柊がド迫力のドロップキックやボディアタック、ミサイルキックと続け、真琴はカカト落としやエッジ直々伝スピアー。NENEにはやめておいた顔面蹴りも柊にはしっかりお見舞いする。真琴から代わって香藤と柊のヘビー級マッチアップ。香藤はカナディアンを狙うが柊が持ちこたえて上がらず。2人はタックルで激しい肉弾戦に。香藤はクロスボディ、真琴との合体プレスで柊をぺちゃんこに。さらにコーナーからのボディプレス発射準備!しかしNENEが髪を掴んでこれを封じ、柊がデッドリードライブ。柊がNENEを背負ってこちらも合体プレス準備にかかると真琴が阻止。しかし柊は真琴を背負い、その上にNENEもトッピングし、3人の合体プレス!1度は回避した香藤だが、2度目のチャレンジでついに味方の重量まで食らってしまう。なんとかキックアウトしたとはいえ大ダメージを受けた香藤に、柊がキャノンボール、フットスタンプ、そしてラリアットで豪快にフィニッシュ。明るく楽しい試合の中でもしっかりと強さを見せつけた柊。2.23の防衛戦に向けて、気力充実!

第四試合 セミファイナル 6人タッグマッチ 30分一本勝負
井上京子&Himiko&夏実もちVSジャガー横田&佐藤綾子&世羅りさ

群馬で試合するのは何十年ぶり?とSNSに綴っていた井上京子。ディアナでの群馬大会は初とあって、京子やジャガーらのスター選手を心待ちにしていたファンも多いはず!セミファイナルには個性豊かな6人が集まった。6人はゴングを待たず乱闘勃発!観客席で暴れ回り、いち早くリングに戻ったジャガーは京子に反則攻撃。レフェリーの言うことを全く聞かずやりたい放題のジャガー。京子も怒りをあらわにし反撃開始。ロメロスペシャルでジャガーを吊り上げる。続いて佐藤とHimikoのマッチアップ。佐藤はジャガーとのクライシスコンビでお約束の反則攻撃。反則を繰り返すジャガーと佐藤に怒りが収まらない京子は玉川レフェリーに詰め寄るが、レフェリーが京子の相手をしているうちにジャガー、佐藤、そして世羅はHimikoに総攻撃。Himikoはブルドッギングヘッドロックやバックドロップでピンチを切り抜けチェンジ。夏実と世羅のプロミネンス対決に。ギロチン、ヒップドロップ、京子とのモンゴリアンチョップの共演、うすDONと次々に攻めていく夏実だが、佐藤がジャンピングニーで飛び出し、世羅とのWケンカキック。世羅がWニーアタックを突き刺し、ジャガーにチェンジ。タッチを受けたジャガーは浴びせ蹴りやカカト落としで熟練の技を披露。夏実はDDTでジャガーの脳天をマットに突き刺し、夏実から京子に代わると、京子はナイアガラの構え。これをウラカン・ラナに華麗に切り返し、年齢を感じさせないジャガー。佐藤がおぼんの達人、ミサイルキックと続けるが、ジャーマンは京子の巨体は上がらず。するとジャガーがパイプ椅子、佐藤がおぼんを使って京子を袋叩きに。クライシスの凶器攻撃でリングは無法地帯となってしまう。それでも京子はタフネスぶりを発揮し、拾ったおぼんで佐藤を殴打し、雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばす。京子からタッチを受けたHimikoのピンチには夏実がバラムチで好アシスト。ジャパニーズレッグロールを切り返したHimikoのヨーロピアンクラッチはカウント2。HimikoのWアームの構えは、すっかりおぼんを使いこなしている世羅がカット。このチャンスで佐藤トランペットはカウント2。HimikoがWアーム卑弥バスターでフォールするとジャガーが浴びせ蹴りで強烈カット。京子と夏実はジャガーが一掃し、佐藤のミサイルキック、世羅のWニードロップ、佐藤のドラゴンスープレックスを立て続けに食らったHimikoはついにマットに沈んだ。群馬のファンもディアナのプロレスを存分に味わえる一戦となった。

第五試合 メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
[にじゅうまる]ななみ&網倉理奈vs朱里&八神蘭奈[God’s Eye]

ななみプロデュース大会のメインイベントにはGod’s Eyeが登場!
朱里と八神を対角に迎え、ななみにとってはGE同門対決であり、長期欠場から復帰した網倉との「にじゅうまる」再スタートの一戦だ。
大会プロデューサーとして先発を買って出たななみ。GE組はリーダーの朱里が「いきます」といきなりの登場!まずはグラウンドの攻防。モノが違う女・朱里にななみも必死に食らいついていくが、やはりリードする朱里。優勢を保って八神にチェンジする。八神は挨拶代わりに鋭いキック一閃。ななみも力一杯のボディスラムでマットに叩きつけて反撃し、にじゅうまるのWタックルやWわー!プレスで久々ながらもしっかりコンビネーションを発揮。手応えを感じた網倉は思わず「にじゅうまる、最高!」と絶叫!にじゅうまるは八神を捕まえて離さず、4人の中で最もキャリアの浅い八神がひたすら耐える展開に。串刺し攻撃をかわして強烈な蹴りを浴びせた八神はようやく朱里にチェンジ。代わって出た朱里はななみを蹴散らし、網倉をワキ固め、腕十字で絞る。ななみは場外で八神に押さえ込まれており、網倉は自力でロープに足を伸ばしてエスケープ。網倉もパワースラムで反撃してななみにチェンジ。ななみはタックルで突撃し朱里をなぎ倒すが、朱里はSTOでフォール。カウント2に終わるとスリーパーで絞め落としにかかる。これはロープが近く、ななみがエスケープ。朱里はハーフハッチスープレックスでななみを投げ、八神にチェンジ。八神の軽やかなドロップキックがななみに突き刺さる。若い2人は負けん気を爆発させエルボーの打ち合い。ななみが鋭いタックルで八神を倒し、串刺しボディアタック。ななみがコーナーに上るとデッドリードライブで投げ落とす八神。朱里とのサンドイッチサッカーボールキックをお見舞い。得意とする多彩な蹴りで次々に攻めていく。朱里のコードブレイカー、八神の零戦キックを立て続けに食らったななみ。このフォールは網倉のカットに救われ、にじゅうまるの合体サイドスープレックスで朱里をぶん投げる。ななみが八神にダイビングボディプレス、網倉が朱里にダイビングセントーンをそれぞれ発射し、網倉が朱里を場外で押さえる。リング上はななみと八神の一騎討ちに。リング外から憧れの朱里が「行け!」と発破をかける中、八神は気迫の連続エルボー。続くブラジリアンキックをかわしたななみが豪快な裏投げでフォール。これをカウント2.9で返した八神。ならばとななみがノーザンライトで鮮やかなブリッジ。がっちりフォールし3カウントを奪った。自身のプロデュース興行のメインイベント、GE同門対決、そしてにじゅうまるの再スタートを見事な白星で飾った。
マイクを持ったななみは「メイン、無事にななみが勝ちましたー!」と喜びを爆発させる。「同じゴッズアイの朱里さん、そして蘭奈、ななみプロデュース大会に参戦いただきありがとうございました。お越しくださった皆さん、どうでしたか?」と問いかけると、集まったファンは拍手で応える。「今日は来てよかったなって思ってくれたらすごく嬉しいです。ご来場ありがとうございました」と素直な気持ちを語り深々と頭を下げた。3月で「女子高生レスラー」卒業となるななみ。その後の進路はプロレス一本に定めている。今後のななみの更なる活躍に、ご期待ください!!

【試合結果】2025年2月14日(金)フューチャーサイトvol.31 ~梅咲遥プロデュース興行~

大会ダイジェストはコチラ!

梅咲遥 ご挨拶

怪我で欠場中の梅咲遥が、プロデューサーに変身!バレンタイン当日のフューチャーサイトは、梅咲プロデュース興行として開催。参戦選手が発表されるとチケットは飛ぶように売れ、見事完売。レスラーだけでなく、プロデューサーとしての手腕も発揮した。立ち見も出る超満員の観客の前で、試合開始に先立ってご挨拶。YMZやゴキゲンプロレスではお馴染みとなっている米山香織流・「応援し隊(※丸パクり公認)」の読み上げを行った。その応援し隊の中にはなんと「ちょちょたん母(本物)」も!多くのファン、そして母(本物)に支えられてのプロデュース興行、はじける笑顔でスタート!

動画:梅咲Pのご挨拶をノーカットで☆

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 
シャンシャンvs 真琴

梅咲プロデュース大会、オープニングはシャンシャンと真琴によるシングルマッチ。2.16群馬大会をもって帰国するシャンシャンは、真琴に爪痕を残せるのか。まずは真琴がヘッドロックで絞り、力強いタックル。シャンシャンは日本で磨いたドロップキックでお返し。真琴のキャメルクラッチを脱出してキャメルクラッチで返したシャンシャンだが、続くボディスラムは上がらず。真琴が「真琴67キロ」のフットスタンプ、顔面蹴り、ニードロップなどで試合のペースを握るとシャンシャンはスタナー、クロスボディで反撃。このフォールを返した真琴は、シャンシャンをミドガルズオルムでギブアップ寸前まで追い込む。力を振り絞ってロープにたどり着いたシャンシャン。ランニングネックブリーカー、ダイビングボディアタック、フィッシャーマンは上がらずも連続エルボーと攻めまくるが、真琴がスピアーでなぎ倒してスリーカウントを奪った。

第2試合 シングルマッチ15分 一本勝負
若菜きらりvs デビー・カイテル 

マコトユマが体調不良で欠場となり、その代役として白羽の矢が立ったのはアイスリボンの新人・若菜きらり。梅咲は若菜について「1度シングルやらせて頂きとても一生懸命だった印象が残っている」と話し、「くれぐれもコーヒーミストにはお気をつけて」とアドバイス。来日してから大暴れ中のデビーに、若菜がどう立ち向かうのか注目だ。デビーはこの日もコーヒーを持って登場。若菜が握手を求めるとキックで迎撃したデビーは、超満員の観客からブーイングを浴びても涼しい顔。若菜が若手らしく元気よくドロップキックを突き刺していくが、デビーは反則を交えながら形勢逆転。スピードの乗った串刺し攻撃やスライディングエルボー、レフェリーの目を盗んで指を極めながらのワキ固め、ロープにはりつけてのクロスボディと攻めまくるデビー。若菜がド根性で肩を上げると、デビーは驚きを隠せない。ならばとデビーは再びのクロスボディを狙うが若菜が回避し、デビーが場外へ転落。若菜も後を追い、場外乱闘に。デビーは持ち込んでいたコーヒーを拾い上げ若菜に襲いかかるが、若菜はコーヒーを奪い取って一気飲み!さらに空っぽのカップを床に叩きつけて粉砕。梅咲のアドバイス通り、これでコーヒーミストは阻止。ショックのあまり絶叫するデビーをリングに投げ込んだ若菜はトップロープからダイビングボディアタックを発射!ぽんスタナー、変形ネックブリーカーで次々と攻めていく若菜だったが、デビーはこれをカウント2で返し、ニーアタックから「エスプレッソ」と名付けたフェイスバスターでトドメ。リングの隅に置かれていた粉々のカップを回収して引き上げていった…。

動画:これが若菜きらり流・コーヒーミスト封じだ!

第3試合 タッグマッチ20分 一本勝負
Himiko&香藤満月  vs 尾﨑妹加&網倉理奈 

右膝の怪我による長期欠場から復帰したばかりの網倉理奈が、ディアナ復帰を果たした。欠場中はリングアナウンサーとして、時にはアーティストとしてディアナを盛り上げてきた網倉が久々にレスラーとしてリングイン。迎え撃つのはHimikoと香藤のディアナ所属コンビ。「おかえりなさい!」と網倉の復帰を祝福する。まずは香藤と網倉が先発するが、香藤のパワーに押された網倉は早くも音を上げ「妹加さん、助けてー!」。香藤も慌てて「Himikoさーん!」。Himikoが加勢するも網倉と尾﨑には敵わず、ロープに押し込まれてしまう。Wわー!プレスは回避した香藤が網倉をキャメルクラッチに捕らえ、Himikoが復帰祝いの低空ドロップキック。悶えながらも立ち上がった網倉は香藤に逆水平チョップ。打つ方も打たれる方も凄まじい大声を上げる。続いて香藤と尾﨑のタックル合戦。こちらはぶつかり合う度に凄まじい衝撃!尾﨑が先に香藤を倒すと、Himikoに「負けんなよ!満月!」と発破をかけられた香藤も渾身のタックルで尾﨑を倒す。代わって出たHimikoはブルドッギングヘッドロックで尾﨑をマットに叩きつけ、レッグシザーズネックロックで絞る。なんとかロープに足が届いた尾﨑は背後からのラリアット、エルボードロップをお見舞いして網倉にチェンジ。Himikoが網倉にアンクルホールドをかけると、香藤は「痛めた方ですか…?」と治ったばかりの網倉の足を心配してしまう。ロープを掴みブレイクした網倉は反撃のラリアット。Himikoは追撃をかわして河津掛けからHIGAMIクラッチで再びのギブアップ狙い。このピンチには尾﨑が飛び出してカットするが、香藤が尾﨑を排除し網倉にボディプレス。Himikoも間髪いれずにギロチンを落とし、さらに香藤とHimikoの合体プレス!初の合体プレス被弾で網倉はグロッキー状態に…。それでもサイドスープレックスでHimikoを投げ、尾﨑のもとへ。網倉から尾﨑へ、Himikoも香藤にチェンジし、再びのパワー対決。力強いエルボーを打ち合い、香藤が尾﨑を持ち上げカナディアンバックブリーカー。尾﨑もアルゼンチンバックブリーカーでお返し。95キロの香藤を持ち上げた尾﨑の怪力は圧巻!力と力のぶつかり合いにHimikoも加わり、トップロープからギロチン投下。続けて香藤も大跳躍のダイビングボディプレス。Himikoと香藤は先輩超えの大チャンスを迎えるが、網倉がタックルで香藤の動きを止めるナイスアシスト!網倉と尾﨑の連続ダイビングセントーンで香藤を圧殺!今井レフェリーがマットを3回叩き、試合終了のゴングが鳴った。尾﨑と網倉が喜びを分かち合う中、Himikoはチャンスをモノにできなかった香藤に蹴りを入れながらリングを後にした。

第4試合 梅咲遥コスチューム着用マッチ20分 一本 勝負
ななみ&炎華 vs 笹村あやめ&ウナギ・サヤカ  

今年もやってきた、ファン必見のお楽しみ・コスチュームチェンジマッチ。「普段はピンクは着ない」「自分にはピンクは似合わない」と話すななみは、ピンク成分少なめな一着を選択。梅咲がじゃじゃ馬トーナメントを制した時に着用していた、シンプルでスポーティーなデザインのコスチュームだ。WAVE入門前は梅咲のファンだったという炎華は、ファン時代一番大好きだったピンクと黒のチェック柄コスチュームをチョイス。当時の黒いリボンも完全に再現した。サイズを心配していた傾奇者・ウナギは一番ド派手な赤と青のコスチュームを華やかに着こなし、笹村は最新の赤いコスチュームに金のリボンでガラリとイメージチェンジ。それぞれかわいらしく変身した4人はそれぞれ梅咲の入場パフォーマンスを完コピし、観客からは「遥!」「かわいい!」と歓声が飛ぶ。この日はバレンタインデー当日ということもあり、ななみ、炎華、そしてウナギは観客席でチョコ配り。笹村は「ゴング鳴ってるだろ。試合しに来てんだよ」と1人リング上に残りブチギレ。客席を回りながら笑顔とチョコを振り撒く3人、つれない笹村。笹村からのチョコが欲しいファンは大「あやめ」コールで笹村を巻き込もうとするが、頑なに拒む笹村…。コールは次第にブーイングに変わってしまう。サービス精神旺盛なウナギは「そういう色気ないからダメなんだよ」と笹村の態度にダメ出し。キレた笹村はなぜかソフト今井レフェリーの胸ぐらを掴んで怒り爆発。「もう上がってこい」と笹村に促され、渋々プロレスを開始する3人。ななみと炎華は梅咲の得意技である弓矢固めに挑戦!ななみは2回目とあって上達しており、見事成功。しかし炎華は全く決まらず…セコンドの梅咲を呼び込み、助けてもらってようやく成功!弓矢固めの共演で大いに盛り上げ、ウナギを狙ってトレイン攻撃。するとなぜかななみが「松澤さん!松澤さーん!」と絶叫。すると入場ゲートが開き、そこには梅咲コスチュームを纏った松澤さん(真琴マネージャー)の姿が…!W.W.W.Dシングルベルト戴冠時の赤いコスチュームがよく似合っている松澤さん。SNSで話題沸騰中(?)の松澤さん登場に観客席からは大・大・大熱狂の「松澤」コールが巻き起こる。会場にいる全員の心が一つになる中、自称「40年後の遥」松澤さん堂々のリングイン!ファンの「かわいい!」の声にアイドルポーズで応え、ウナギ目掛けて猛ダッシュ!ななみ、炎華、そして松澤さんのトレイン攻撃がウナギを襲う!バックエルボーをお見舞いし爆笑をかっさらった松澤さんは、そろりそろりとリングを下りていった…。まだまだ攻め手を緩めないななみにストップをかけたウナギ。ななみを正座させ、試合で負傷したこめかみを前日に11針縫っていたことを告白。「それを直接蹴ろうとするのはやりすぎじゃない?」とお説教。ななみは素直に「すいません…」。「今日はなるべくノーダメージで穏便に試合を終わらせたいから、スリーカウント取らせてくれない?」と、公開八百長を持ちかけるウナギ。一度は抵抗したななみだが、ウナギは「明後日、里村明衣子とシングルなんだよ」と悪魔の囁き!後楽園ホールで行われる世紀の一戦、ウナギ・サヤカvs里村明衣子のワンマッチ興行の結果をも左右しかねない状況に置かれたななみ。自身の勝利よりも女子プロ界の発展のため(???)、屈したななみは「わかりました」と仰向けに寝てしまう。「じゃあ、行きます!」と容赦なくウナギがフォール。カウント2で炎華が真面目にカットするが、ななみは再び「お願いします」と敗北準備。今井レフェリーがカウントを取り始め、いよいよカウントは2に…。しかしカウント2.9でななみのレスラーの本能が目を覚ましキックアウト!キレたウナギはななみの顔面を蹴飛ばし、笹村にチェンジ。笹村とななみは、うって変わって迫力の攻防に。エルボーやタックルなどの打撃は力強く、笹村がジャーマンでぶん投げればななみもダイナミックな裏投げ。バチバチファイトの2人はそれぞれパートナーにチェンジ。ウナギに連続ドロップキックで向かっていく炎華。ウナギはギロチンや大ふへん固めでお返し。ななみがカットし、普段はオレンジだがこの日はピンクな2人の合体攻撃も決まる。炎華がSTFで絞るとウナギは懸命にエスケープ。ロープ際にいるウナギに低空ドロップキックを打つ炎華だったが、ウナギは笹村を身代わりにして回避。なぜか笹村に謝ってしまう炎華にウナギはスクールボーイ!カウント2で返され、今度はちゃんと笹村にチェンジしたウナギ。「お前よくもやりやがったな」と誤爆(?)の恨みを晴らす笹村。ブロックバスターはななみがカットでカウント2。炎華がミサイルキック、ななみがダイビングボディプレス、そして炎華のジャックナイフと連続で攻めていくオレンジ(ピンク)軍だが、笹村はしぶとく肩を上げる。炎華のジャパニーズレッグロールクラッチはウナギがカット。笹村がラリアットで炎華を豪快になぎ倒し、ウナギが炎華に二度目の大ふへん固め。そこに笹村がダイビングフットスタンプを投下する超連携が炸裂!まともに食らった炎華はひとたまりもなく、続くブレーンバスターでリングに垂直落下しスリーカウントを聞いた。ウナギは「2人で掴み取った勝利だよ!」と大喜び。笹村は照れくさそうに観客席にチョコを投げ込み、引き上げていった。

動画:4人の可愛すぎる入場シーン!

メインイベント スペシャルタッグマッチ 20分一本勝負
[綾華]佐藤綾子&中森華子vs岩田美香&高瀬みゆき[赫覚醒] 

梅咲Pが「客席で見たい」と熱望したカードが実現!かつてW.W.W.Dタッグ王座戦でルミナスと火花を散らした綾華、そして梅咲とは高瀬を巡って三角関係(?)にある赫覚醒がまさかの激突!綾華は現ディアナタッグ王者。そして赫覚醒は2.9仙女新宿大会でボブボブモモバナナを破り新・仙女タッグ王者に輝いたばかり。タッグベルトのお披露目が梅咲プロデュース大会という異例の事態に。王者同士の熱すぎる戦いが始まる!
佐藤はいつも通り、ベルトとおぼんを持って登場。明らかに凶器を持ち込んでいる佐藤に対し、赫覚醒の2人は猛抗議。今井レフェリーに詰めより「ちゃんとチェックしろよ」!佐藤は「使わないから」と嘘臭い言い訳でレフェリーを退け、クリーンファイトを誓う。佐藤は舌の根も乾かぬうちに、試合開始のゴングも鳴らぬうちに、おぼんを使って急襲!何食わぬ顔で岩田を捕まえていたぶる佐藤。佐藤に、そしてチェックの緩いレフェリーに怒りを募らせる岩田は得意のキックでブチギレ猛反撃。高瀬も加わり、赫覚醒の連携で形勢逆転するも、またも佐藤が背後からおぼんで攻撃。赫覚醒の2人をリング外へ落とし、場外乱闘勃発!ヒートアップする4人は会場狭しと大暴れ。高瀬をリングに投げ込んだ佐藤。中森との絶妙なコンビネーションで高瀬を袋叩きに。「高瀬!帰ってこい!」と青コーナーで高瀬を待つ岩田を嘲笑うかのように、高瀬の顔面に蹴りを入れる綾華。レフェリーがうるさい岩田に気を取られている隙に、高瀬に総攻撃。たまらず岩田が割って入ると、スッと身を引く冷静な佐藤。長年の絆で見事なタッグワークを見せる綾華による巧みな分断で、高瀬はローンバトルを強いられてしまう。中森がコブラツイストで絞ると、やはりカットに入る岩田。しかし佐藤がその岩田に飛び付き、ヒザ十字で絞る。高瀬は自力でロープにたどり着くが、そこに中森が顔面蹴り。綾華が優勢に試合を進め、高瀬がひたすら耐える展開が続くが、高瀬がミサイルキックでようやくピンチを脱出。代わって出た岩田は鬱憤を晴らすように連続キック!互いにキックを得意とする中森と岩田のマッチアップに注目が集まるが、そこにまたも佐藤のおぼんが!熱い戦いに凶器で水を差された岩田は、怒りをパワーに変えて綾華のコンビネーションを1人で蹴散らしてみせる。そして中森と岩田は正真正銘の一対一での蹴り合いに!両者一歩も引かない好勝負の末、中森が岩田の顔面を蹴り上げ、シャイニングウィザードでフォール。高瀬がカットし、中森から佐藤にチェンジ。佐藤がおぼんの達人、おぼんでぼーん!と凶器攻撃を連発。何度も何度もおぼんで殴打され、ふらつきながらもますます怒りを爆発させる岩田はハイキックでおぼんを撃ち抜いて吹っ飛ばす。今度は佐藤の側頭部を狙ってハイキックを繰り出すが、佐藤がこれを捕まえヒザ十字に。高瀬がすかさずカットするも、岩田は綾華のサンドイッチジャンピングニーの餌食に。赫覚醒も高瀬のラリアット、岩田のカカト落としと連続攻撃を仕掛け、佐藤をロープ際に追い詰める。岩田は執拗にヒザを入れ、今度こそのハイキックで佐藤の側頭部を撃ち抜く。雷音の構えは佐藤が暴れて未遂に終わる。ならばとコーナーに上る岩田を引き剥がすように佐藤がジャーマンでぶん投げ、ここで試合時間残り5分のアナウンスが!岩田は強引に佐藤に飛び付いてフォールを狙うが佐藤が自力キックアウト。残りわずかな時間で高瀬がミサイルキック、ラリアット、ダイビングエルボーと連続攻撃でフォールするもまだまだ勝負は決まらない。綾華が息ぴったりのWミサイルキック発射、しかしこのフォールは岩田がしぶとくカット。試合は残り3分、高瀬がいよいよリストバントを投げ捨て、力一杯の逆水平チョップ。ロープの反動で突撃する高瀬を、佐藤はビッグブーツで迎撃。佐藤のカウンターで勢いよく吹っ飛んだ高瀬だが、佐藤トランペットは持ちこたえて上がらず。岩田のハイキックと高瀬のラリアットが流れるように連続で決まり、さらに高瀬がダイビングギロチンドロップを投下。このフォールは3カウントの寸前で中森がカット。しつこい中森を蹴飛ばす岩田。その岩田をジャンピングニーで黙らせる佐藤。佐藤が高瀬を投げっぱなしジャーマン、高瀬はフォールを許さず立ち上がりラリアット!死力を尽くす4人はダウン状態に。王者の意地で立ち上がったのは佐藤と高瀬。残り1分で渾身のラリアットをぶち込み、さらに赫覚醒合体バックドロップ!高瀬の懸命のフォールは中森が飛び込んでカット。佐藤のドラゴンスープレックスは岩田がカット。両軍の総力戦の中、佐藤が高瀬のラリアットをかわしてバックを取り、ジャパニーズレッグロールクラッチ。カウント2で高瀬が佐藤をはねのけたところで時間切れ。試合終了のゴングが鳴った。ノンタイトルながら王者らしく、20分間全力を出し尽くした綾華と赫覚醒。想像を遥かに超える大熱戦に万雷の拍手が送られるが、まだまだ戦い足りない4人は睨み合う。フューチャーサイト恒例となっている集合写真でも一触即発の危ない雰囲気に。バックステージでは両チームともに再戦を熱望した。完全決着の日は来るのか?!

動画:場外乱闘勃発! / 試合終了の瞬間…!!

【試合結果】2025年2月9日(日)アミスタ大会vol.79

第1試合 デボラK 引退ロードVol.2
シングルマッチ15分一本勝負
デボラK VS 高瀬みゆき

リングで常に存在感を放ちインパクトを残す高瀬ともう一度戦いたい──そんなデボラの希望が叶ったシングルマッチ。シングルでの対戦はおそらくこれが最後となる2人は感情むき出しファイト。序盤からしつこい押さえ込みフォールなどでがむしゃらに勝ちを狙う高瀬。ロープに逃げたデボラに執拗にストンピングし、「こんなんでいいんですか、ディアナさんは」「最後のシングルだぞ、おい。向かってこいよ」と闘志を煽る場面も。高瀬がスリーパーで絞め落としにかかると、デボラはそのまま立ち上がって後退し高瀬をコーナーに叩きつけて脱出。しかし続くエルボーは回避した高瀬が頭脳プレーでDDT。「最後ですよ?」とまだまだ余裕の笑みを浮かべる高瀬に、デボラはタックルで突進!スピアー、ボディアタック、再びのタックルと続け、更に極楽固め。デボラがエルボーを打つと高瀬も反撃。エルボー、逆水平チョップ、ラリアットで形勢逆転。デボラは投げっぱなしジャーマンで応戦するが高瀬はフォールを許さず立ち上がる。ラリアットの打ち合いにもつれ込むと、デボラがカウンターで担ぎ上げてバックフリップ。高瀬はカウント2で肩を上げ、強烈なミサイルキック一発でデボラを吹っ飛ばしてみせる。カミカゼからダイビングギロチンドロップへと繋いで勝負を決めた。
敗れたデボラは「悔しいけど完敗です。自分のワガママでシングルマッチお受けいただきありがとうございました」と座礼。高瀬はデボラの髪を掴んで起こし、「このまま走り切るなよ。どんだけ嫌やと思おうが、辛いと思おうが、苦しいと思おうが、お前がもうここに立てるのはあと少し。それは変われへんねん。最後のシングルで最後の最後に出した勢い、最初から出せや。最後やねん、お前の戦いはこれから全部最後や。自分に諦めんな。頑張れ」。マイクを持たず、魂を込めた肉声で伝えた。

第2試合
3WAYマッチ 20分一本勝負
佐藤綾子 VS Himiko VS香藤満月

ディアナ所属の3人による3WAYマッチ。まずは佐藤とHimikoが協力して香藤狙い。2人で次々に香藤をいたぶっていく。すると香藤は2人に次々にエルボーを打って反撃。Himikoが香藤をブルドッギングヘッドロックでマットに叩きつけ、さらにアンクルホールドで絞ると佐藤は「絞れ絞れ!もっと!」とコーチのように指示。香藤がロープに近付くと佐藤が妨害。佐藤とHimikoの協力体制に苦しむ香藤は、掴んだロープを離さずそのまま小休憩(?)。その間に佐藤はHimikoをターゲットに。佐藤がWアームスープレックスでHimikoをぶん投げると「満月!出てこい!」とHimikoが香藤に助っ人要請。しかしトレイン攻撃は失敗に終わり、結局佐藤とHimikoで香藤を低空ドロップキックで挟み撃ちに。佐藤が香藤をフォールするとHimikoが突き飛ばしてカットしてフォール。それを突き飛ばしてフォールする佐藤。どれだけ手を組んでいても、やはり自分が勝ちたい2人は喧嘩になってしまう…。ようやく起き上がった香藤は2人まとめてクロスボディでなぎ倒す…かと思いきや、Himikoがかわして佐藤だけが餌食に。今度はHimikoと香藤の連携が決まるが、香藤がフォールするのは許せないHimiko。Himikoがフォールすると香藤がカット。今度はHimikoがカット…とまだまだ勝負は決まらない。佐藤は香藤に「上れ」と指示し、先輩の言うことを素直に聞いた香藤はコーナー上へ。すると佐藤がHimikoに不意打ちの丸め込み!Himikoがカウント2で返したものの、香藤は「なんで?!連携じゃないの?!」と不信感を募らせる。3WAYの戦いを熟知する佐藤は、素知らぬ顔で蹴りを入れる。キレた香藤は大暴れ。体格を活かして2人を吹っ飛ばし、自らの意志でコーナー上からボディプレス!押し潰された佐藤だったが、Himikoがしぶとくカット。Himikoは「佐藤を片付けるよ」と佐藤に狙いを定め、素直な香藤はHimikoとの連携攻撃。しかし佐藤がこれをかわし、投げっぱなしジャーマンの個人プレーで圧倒!香藤は目の前でぶん投げられたHimikoを見てただただ絶叫。それでも臆せず突進していくが、どんぴしゃのタイミングで佐藤のおぼんが香藤の脳天を直撃。佐藤はエプロンで倒れていたHimikoをロープワークのついでのようにリング外へ落下させ、そのまま香藤に飛び付いてカサドーラで3カウント。前日には「1対1とは違い、3WAYはペース配分や隙を突く動き、瞬間的な判断力が問われる」と自身のSNSに綴っていた佐藤。まさに判断力で上回ったベテラン佐藤の勝利だ。

第3試合
タッグマッチ  20分一本勝負
井上京子&尾﨑妹加VSマコトユマ&炎華

マコトと炎華が久々「TKDJ」コンビで登場。若手の2人はゴングを待たずに京子にドロップキックで奇襲をかける。2人の連続ドロップキックを全て受けきった京子は反撃のラリアット!なんとこの一発でマコトをマットに沈め、試合開始から終了までわずか17秒…。場内騒然となったが、笑顔で引き上げようとする京子。慌てて炎華が引き留め、「まだなにもしてない。自分、まだやりたいです、まだできます。もう一試合やってください」と説得開始。「もう終わった」「完璧なスリーだった」とこのまま終わらせたい京子。それでも諦めない炎華は「お願いします」と食い下がる。尾﨑は「私も何もやってないです…」と本音を漏らす。京子以外は見せ場ナシの17秒、物足りない観客は「もう一回」コール。炎華の肩を借りてようやく起き上がったマコトも「もう一回お願いします!」。どうやら終わらせたいのは京子だけらしい…。京子がダメージを引きずるマコトに「できんのか」と問うと、マコトは「やります!」。マコトの気合いに押された京子の「分かった。じゃあやろう!」の一言で再試合決定!
再戦のゴングが鳴ると、マコトが京子に突撃。連続でエルボーを打つ。京子も一発エルボーをお見舞いし、ここまで何もやっていない尾﨑にチェンジ。マコトも炎華にチェンジするが、ようやく出番が回ってきた尾﨑は炎華を軽々と持ち上げ豪快なボディスラム。ウェイトリフティングで鍛えたパワーを発揮し、しっかり見せ場を作る。続いてキャメルクラッチでぐいぐい絞ると、マコトがカット。しかし炎華は赤コーナーに連行され、京子からもキャメルクラッチで絞られてしまう。2人のパワーファイターにすっかり捕まってしまった炎華だが、ローンバトルを自力で切り抜けてマコトにタッチ。マコトはレスリング仕込みのリフトで尾﨑を持ち上げコーナに叩きつけ、串刺しドロップキック。TKDJの連携ドロップキックで尾﨑を挟み撃ちにし、炎華がティヘラやスイングDDT、ミサイルキックで流れを作る。しかし尾﨑がアルゼンチンバックブリーカーで炎華を揺さぶり、さらに両足をクラッチ。このピンチはマコトがカットするが、尾﨑に替わって入った京子がモンゴリアンチョップ。ナイアガラの構えに入るとマコトが食い止め、TKDJのトレイン攻撃。京子は両腕のラリアット…と見せかけ、身構えた2人に両腕ラリアットを浴びせたのは尾﨑!今度は尾﨑と京子が炎華めがけてサンドイッチラリアット…のはずが、寸前でマコトが炎華を救出し、京子と尾﨑は相討ちに。マコトが尾﨑を押さえるうちに、炎華が京子をSTFで絞るが京子はロープにたどり着く。炎華は終盤の勝負どころでマコトに試合を託す。タッチを受けたマコトは気迫でタックルを連発!ついに京子を倒し、場内大盛り上がりの中フォールするがカウントは2。炎華も加わりWドロップキックを突き刺すが、追撃のミサイルキックは京子が雪崩式ブレーンバスターで阻止。この混戦に尾﨑が飛び出しマコトにスパインバスター。立ち上がったマコトに京子の豪腕が唸りを上げ、今度こそトドメのラリアット。再試合は粘りに粘ったTKDJの2人だったが、京子と尾﨑の怪力には敵わず。京子はファンから花束を受け取り、笑顔でリングを後にした。

第4試合  20分一本勝負
ななみ&デビー・カイテルVSシャンシャン&柊くるみ

おぼんとコーヒーは相性抜群!佐藤のラブコールにデビー呼応…新ユニット誕生か?

清く正しく真面目を貫く(?)高校生レスラー・ななみと、来日以来大暴走中のデビーが異色タッグを結成!対するはシングル王者の柊くるみと台湾からの留学生・シャンシャン。こちらも初タッグとなった。
1.19新木場のメインイベントで柊が笹村あやめからベルトを奪取。デビーはその余韻をぶち壊すように乱入し、衝撃の初登場。1.26アミスタでは「柊くるみが王者でいられるのも今のうち」と言い放ち、柊の持つW.W.W.Dシングル王座を狙うと宣言している。その2人がいよいよリングで対峙するとあって注目の一戦だ。
デビーはパートナーのななみにも暴言、今井レフェリーのボディチェックにも文句をつけるなど相変わらずだが、英語がよくわかっていないななみは「OK!」…。柊とデビーがそれぞれ先発し、いよいよ初対戦!…のはずが、デビーは柊に「下がれ」と指示しシャンシャンを指名!不服ながらも柊はひとまず下がり、シャンシャンがリングへ。デビーは握手するフリをして蹴りを入れ、シャンシャンのクロスボディをキャッチしてブロックバスター。コーナーで待機する柊にもエルボーを1発お見舞いしてななみにチェンジ。ここからななみとデビーがシャンシャンを捕まえて離さず、シャンシャンはローンバトルを強いられる。デビーの迫力にやや気圧されるななみだったが、心強いパートナーと共に全力ファイト。柊がカットに入るとすかさずデビーが迎撃し、ななみとデビーがしっかり試合の流れを掴む。シャンシャンはスタナー、トルネードDDTでこの窮地を脱出。命からがら柊にタッチし、ようやく柊とデビーのマッチアップに!柊はデビーのクロスボディを跳ねのけ、これまでの鬱憤を晴らすようにストンピング。体格を活かしたボディアタック、ローリングセントーンはカウント2。デビーも串刺しニーアタックで反撃しななみにチェンジ。ななみと柊は互いに得意なタックルで激しいぶつかり合い。このタックル合戦を制した柊はシャンシャンをボディスラムでななみの上に投げ落とす。もがき苦しみリングから転げ落ちたパートナーをよそに、柊はななみのみぞおちにフットスタンプを突き刺す。このフォールをカウント2で返したななみは再びタックル!今度はななみが柊を倒す。しかしボディスラムは柊が持ちこたえ上がらず、柊のパイルドライバーでななみはリングに真っ逆さまに。ななみはカウント2で返すが、柊からタッチを受けたシャンシャンがコーナー最上段からクロスボディを放ち、連続エルボー。一度はデビーの蹴りを食らい動きが止まったものの、シャンシャンは日本での修行の成果を発揮するようにドロップキックやエルボーでななみに立ち向かう。柊がトラースキックでアシストし、シャンシャンが鮮やかなフィッシャーマンズスープレックス。これもカウント2で返したななみはシャンシャンをスリーパーで捕らえ激しく揺さぶり、さらに胴締めも加える。危うく落ちかけたシャンシャンだったが、ロープに足が届く。ならばとななみはノーザンライトスープレックスでこちらも美しくブリッジ。柊のカットでカウント2に終わると、コーナーに向かうななみ。シャンシャンは静かに立ち上がり、背後から不意打ちのスクールボーイ!2で返されてもシャンシャンは形を崩しながら強引に丸め込んでいく。これはデビーがカットし、フェイスバスターをお見舞い。ななみは今度こそコーナー上へ。ダイビングボディプレスでシャンシャンを圧殺!デビーのアシストを受け、ななみが試合を決めた。これで2人の仲も深まるかと思ったのもつかの間、なんとデビーはななみに暴行!「No team」を突きつける。ななみは英語でまくしたてるデビーを睨みつけながら引き上げた。すると佐藤がすかさずリングに現れ手を握手を求める。1.19新木場、1.26アミスタと二度払いのけているデビーだが、今度は佐藤とがっちり握手を交わした。佐藤が持っていたおぼんに、デビーは自身の大好物であるコーヒーを乗せ、ディアナでは初めておぼんが正しい用法で使われる。ついにデビーと心が通じた佐藤は「I love coffee!」と笑顔。そして「今後はデビーとユニット組んでいけたら面白いかな、なんて思ってます」と、まさかの新ユニット誕生をほのめかす。また、「ディアナ活性化のために」、2.23アミスタでの柊くるみ対デビーのタイトルマッチも取り付けてみせた。控室でマイクを聞いていたディアナ社長・井上京子も「いいよ〜」とあっさり許可し、正式決定となった。
バックステージではパートナーのななみに代わって佐藤がデビーと共にコメント。改めて握手を交わした。デビーは「サトウサンは本物のファイターよ。でも、ナナミサン?アイツのやってることはただのジョークだわ。試合中に『シャンシャンは友達♪ くるみさんは友達♪』なんてほざいてるけど、何なのそれ?お遊戯会か何か?リングは戦場なのに、友達ごっこだなんて笑わせないでよ。ハッキリ言っておくわ。私はナナミサンの友達じゃない。彼女とは違って、私は馴れ合いで戦ってないから。それに比べて、デビーサンとサトウサン、私たちは本物のベストフレンドよ。強さで繋がった絆ってやつね」と語り、ななみとはウマが合わず、佐藤の強さに共鳴したことを明かした。
1.19でのベルト強奪事件からわずか2戦でタイトル挑戦が決定したデビー。いよいよ本当にベルトを奪うのか?運命のゴングは2週間後に迫る!

https://twitter.com/W_W_W_D/status/1888462896067424643

【試合結果】2025年1月26日(日)アミスタ大会vol.78

大会ダイジェストはコチラ!コーヒーのお供に、ぜひご視聴ください。

第1試合シングルマッチ15分一本勝負
NENE VS 世羅りさ

軽量級のNENEにジャイアントスイング炸裂!

まずは握手を求めるNENE。世羅は応じず、セコンドのHimikoから「握手してやれよ」と野次。観客席からも手拍子が起こるが「無いよ」と拒否する世羅。大ブーイングの中、ゴングが鳴る。
「どうやって試合しろっつーんだよ。小学生だろ、ただの」と不満気な世羅の一言に燃えるNENE。NENEが懸命に世羅に立ち向かっていくが、世羅はものともせず。「悪いことなんかしないよ」「正々堂々とやるから」と言いながらNENEの髪を引っ張り、反則攻撃。防戦一方となったNENEに世羅は「今時の小学生は元気ねぇな」「元気あんのか」と奮起を促す。NENEは連続ドロップやエルボー連打で反撃するが、世羅が急角度の逆エビ固めに捕らえる。ロープに逃げたNENEに、世羅はリバースニードロップの追撃…しかしこれをNENEがかわし自爆に。膝を押さえて「てめぇ!よくもやったな!」と逆恨み…。怒りのバックエルボーもNENEがかわし、またも自爆!自ら膝にダメージを与えている世羅に、NENEがクロスボディや回転エビ固め、スクールボーイと次々に攻める。しかし実力実績十分の世羅はスリーカウントを許さず。超高速ジャイアントスイングで体重31キロのNENEをぶん回し、放り投げてスリーカウント。観客から「やりすぎだぞ」の声が飛ぶほどの戦いぶりで大会オープニングを盛り上げた。

第2試合 デボラK引退ロード シングルマッチ15分一本勝負 
デボラK VS 香藤満月

デボラ引退ロード開始!

昨年11月の台湾大会では香藤にシングルで敗れているデボラ。後輩に負けた雪辱を果たすべく、引退ロードはリベンジマッチからスタート!
まずはロックアップから力比べ。セコンドには「もうデボラ担当は懲り懲りです」と語っていたはずの小林香萌の姿が。デボ担・小林の「押せ!」の声が響く中、2人の力一杯の押し合いが続く。そしてタックル合戦で激しいぶつかり合い。次第に香藤がリードしていくが、カナディアンバックブリーカーを狙う香藤をショルダースルーに切り返したデボラ。逆片エビ固めで絞っていくが、音をあげない香藤。今度はエルボーの打ち合いで火花を散らす2人。デボラの極楽固めはロープブレイク。コーナーに上ったデボラを香藤がデッドリードライブで投げ落とし、セントーンでフォール。このフォールをデボラが横十字に切り返し、体勢が崩れながらも3カウント。
負けた加藤は怒りを抑えきれず、セコンド陣になだめられながらリングを後にする。勝ったデボラも笑顔はなく、悔しさをあらわに…。とにもかくにもリベンジ達成で引退ロードは白星スタートだ。

第3試合タッグマッチ20分一本勝負 
ななみ & 柊くるみ VS マコトユマ VS 尾﨑妹加

シングルベルトお披露目!くるみななみ快勝

1.19新木場でW.W.W.Dシングル新王者に輝いた柊くるみ。黄金のベルトをディアナ本拠地のアミスタでもお披露目した。
まずはななみとマコトが先発。ディアナ所属同士の2人がディアナらしさを発揮。先輩のななみがマコトを赤コーナーに連行して柊にチェンジ。柊がボディスラム一発放てば、そのあまりの力強さに観客席からは悲鳴。さらにフットスタンプを落とし、食らったマコトは瀕死状態に。くるみななみコンビにやられっぱなしのマコトはななみの膝狙いの低空ドロップキックから反撃開始。ミサイルキックをお見舞いし、尾﨑にチェンジ。「よく頑張った!」とマコトからのタッチを受けた尾﨑はセントーンやボディアタックでマコトの鬱憤を晴らすように大暴れ。今度はななみからタッチを受けた柊がローリングセントーンやミサイルキックで超パワフルファイト。キャノンボールをかわした尾﨑がエルボードロップ、セントーン、そしてアルゼンチンの構えに。これは振りほどいた柊。そして2人はラリアットのぶつかり合いに。尾﨑の豪腕で倒れた柊だったがすぐさま立ち上がりお返しの一撃で柊を倒す。再びのラリアットの打ち合いで両者ダウン状態に。両軍チェンジし、再びななみとマコトのマッチアップ。マコトがエルボーを連射し、リフトでななみをコーナーに叩きつける。そこに尾﨑が串刺しラリアット、マコトが串刺しドロップキック。ななみはタックルでマコトをなぎ倒し、スリーパーで揺さぶりながら絞め落としにかかる。尾﨑がカットに入るが、くるみななみの合体おんぶプレスでマコトを押し潰す。これもパートナーのカットで首の皮一枚繋がったマコト。尾﨑のダイビングセントーン、マコトの飛行機投げで連続攻撃。しかしこのフォールは柊がカットし、ボディアタックで追撃を食い止める。倒れたマコトにななみがセカンドロープからダイビングボディプレス。マコトは自力でキックアウト。ならばとななみはマコトをさらに遠距離に設置し、飛距離を伸ばしてトップロープから二発目のボディプレス発射。これでスリーカウントを奪い、柊と抱擁して喜びを分かち合った。

第4試合タッグマッチ20分一本勝負 
井上京子 & シャンシャン VS 小林香萌 & 松本千穂

これぞディアナ!これぞ井上京子!

生活と練習を共にしディアナで修行の日々を送る2人が、強力パートナーとタッグを結成!新台湾プロレス・シャンシャンは井上京子と、北斗プロレス・松本千穂は小林香萌とそれぞれ組んで激突する。
まずはシャンシャンが先発する…が、滾りまくる小林は「おい!ディアナなんだから井上京子出てこいよ」と京子を指名。すっかりディアナに染まった(?)シャンシャンに「(京子)さんって言え」と無礼を指摘され、改めて「井上京子さん!出てこい!」と京子をご指名。これに乗った京子がリングに入り、小林との力比べに。京子はヘビー級の体格を活かし押していき、小林は鍛え上げた筋肉をフル活用して対抗。京子が小林を投げ飛ばすと、小林は場外へ。後を追った京子だったが、小林がサミングで迎撃。キレた京子は小さなお客様がたまたま持っていたピコピコハンマーで小林をボコボコ、もといピコピコに?「あいつ大御所のくせに武器使って…」と観客に訴える小林だったが、京子は「お前が先だろ!」と怒りは収まらず大暴れ。それでも立ち上がる小林は試合中にも関わらずプッシュアップで筋肉増強!肉体美をアピールする。パワーアップした腕力は特に活かすことなく京子の足を踏みつけ、さらに低空ドロップキック。小林から松本にチェンジすると、京子は松本のコスチュームに「赤と黄色…この野郎」と言及。負けたらイメージカラー剥奪(?)赤黄コントラ赤黄が勃発!松本は「絶対勝ちます」と応戦し、女子プロ界屈指のパワーファイター井上京子と押し合いに!この日千秋楽を迎えた大相撲のように京子がロープまで押していき、今井レフェリーも思わず「寄り切りじゃないから」…。寄り切った京子は攻め手を緩めずキャメルクラッチ。これは小林がカットするが、松本を赤コーナーに連行しシャンシャンにタッチ。ディアナで修行中の2人が、その成果をぶつけ合うようにエルボー合戦。シャンシャンがクロスボディを浴びせると松本は自力でキックアウトし首固め。返されるとボディスラムを一発お見舞いし小林にチェンジ。小林は抜群の運動量でセントーン7連発。カウント2に終わるとシャンシャンの弁慶の泣き所を蹴りまくる。シャンシャンはスタナー、ランニングネックブリーカーで反撃し、フィッシャーマンズスープレックスで鮮やかなブリッジ。カウント2で返した小林に、今度は京子がパワー炸裂。コーナー上の小林を豪快な雪崩式ブレーンバスターでぶん投げてみせる。リング中央で大きくバウンドした小林だったが、松本のカットに救われ、再びコーナー上へ。今度は美しいミサイルキック発射成功!小林からタッチを受けた松本は果敢にタックル合戦を挑む。やはり京子が圧倒するが、「効かねぇぞ!来い!」と松本の更なる闘志を煽る。奮い立つ松本はエルボー連発。しかし京子がカウンターのショルダータックルでなぎ倒し、「赤と黄色!この野郎!」とラリアット。小林が延髄斬りでアシストするが、京子がラリアットで撃退。シャンシャンが小林を押さえ、京子がもう一発ショートレンジラリアットをぶち込んで勝負を決めた。修行中の松本はディアナの、そして京子の強さを存分に味わったはずだ。勝った2人は観客席を一周し、ファンとハイタッチしながら笑顔でリングを後にした。

第5試合タッグマッチ20分一本勝負 
佐藤綾子 & Himiko VS DASH・チサコ & デビー・カイテル

エスプレッソは危険な香り…デビ―・カイテル、衝撃的日本デビュー!

1.19新木場大会でディアナマットに乱入したデビー・カイテルが日本デビュー戦で大暴走!
対戦経験があるというDASH・チサコと組み、新王者・柊くるみ誕生の余韻をぶち壊した乱入者にいち早く興味を示した佐藤綾子、そしてHimikoを対角に迎える。コーヒーが大好物というデビーは試合当日、SNSに「ミッドナイトエスプレッソを味わってもらうつもり」と意味深投稿。注目の入場シーンでは大好物のコーヒーを持って現れ、優雅に美しく…かと思いきや、通路でスタッフを突き飛ばす。リングでの大暴れを予感させる。
佐藤とHimikoが握手を求めても応じず、観客に何かを語りかける。その後ろから忍び寄った佐藤とHimikoの奇襲でゴング!襲いかかる2人に「friends…」と突然友好的な態度を取るデビー。もちろんこれは罠!チサコが入り、一気に形勢逆転。佐藤を青コーナーに連行したデビーはチサコにチェンジ。チサコが強烈な蹴りをお見舞いすると、佐藤もやり返す。佐藤はチサコを赤コーナーに連行しHimikoにチェンジ。チサコはHimikoの顔面を踏みつけ、低空ドロップキックを突き刺す。執拗なストンピングやしつこく離さないヘッドロック、フェイスロックで完全にHimikoを捕まえる。デビーにチェンジするとHimikoがブルドッギングヘッドロックで脱出し佐藤にチェンジ。デビーに興味津々の佐藤は挨拶代わりの顔面蹴りやジャンピングニー。デビーは佐藤をロープにはりつけてクロスボディ、佐藤トランペットを2で返してスライディングラリアット。キックアウトした佐藤めがけてチサコがミサイルキック発射。チサコのノーザンライトは佐藤が嫌い、反撃のミサイルキック2連発。佐藤のWアームスープレックスはチサコが自力で返す。チサコが顔面を蹴れば、佐藤はおぼんの達人。代わって入ったHimikoも低空ドロップキック。Himikoとチサコのエルボー打ち合いはチサコがリードし、Himikoはかち上げエルボーでやり返す。チサコからタッチを受けたデビーはチサコとのトレイン攻撃からコブラクラッチでHimikoを追い詰めるが、Himikoの足がロープに届く。追撃を狙い助走をつけるデビーに、佐藤が見事なコントロールでお盆を投げつけクリーンヒット。これでデビーの動きを止め、Himikoがギロチン投下。さらにWアーム卑弥バスターでフォール。するとチサコが凄まじい飛距離のミサイルキックでHimikoを吹っ飛ばしてカット!場外で佐藤とチサコがやりあっているうちに、リング上ではHimikoとデビーの一対一。Himikoの関節技をエスケープしたデビーはそのまま場外へ。逃げるデビーを捕まえようとHimikoが身を乗り出すと、デビーがコーヒーミストを噴射!まさに「ミッドナイトエスプレッソを味わってもらう」有言実行だ。デビーを食い止めようと今井レフェリーもリング外へ。しかしデビーはレフェリーを観客席に投げ込み、いよいよ収集つかず…。デビーの反則負けが言い渡され、試合終了のゴングが鳴り響いた。
新木場に引き続き、またしても大荒れのリングにシングル王者・柊くるみが現れ「暴れてんじゃねーよ。何がしたいんだよ」と激怒。デビーは柊の肩にかかったベルトを奪おうとするが、佐藤が間に入って事なきを得る。やりたい放題のデビーに佐藤はなぜか握手を求めるが、振り払ったデビー。「ディアナをぶっ壊してやる」と英語で吐き捨てて引き上げた。デビーを見送った佐藤は何事もなかったかのようにしれっとHimikoに手を差し伸べるが、コーヒーまみれのHimikoは納得いかず「いやいやいや…おかしいでしょ…」。不満顔のパートナーを尻目に佐藤は「2週続けてすみませんね。ベルトはくるみさんのです」と柊の退場を促し、「めちゃくちゃ目の離せない展開じゃないですか?」と嬉しそうに話す。文字通り苦汁を飲まされ、全く嬉しくなさそうなHimikoとの温度差はどんどん開いていく…。2.16群馬大会にもデビーが参戦すると告知し、大会を締め括った。
暴れに暴れて衝撃的な日本デビューを果たしたデビ―はバックステージで「大好きなコーヒーを味わうついでにでも、アイツらをぶちのめそうと思って来たの。私の力でディアナを盛り上げてやろうってわけ。柊くるみがチャンピオンだとか言ってたけど、今はせいぜい好きに言っていればいいわ。私にとってはアイツはチャンピオンじゃない。次のチャンピオンは…この私よ!」と主張し、柊の持つベルトに照準。ディアナにコーヒーの香り漂う新風が巻き起こる!

動画:試合後の乱闘…

【試合結果】2025年1月19日(日)新木場1stRING大会

観衆:213名

新木場大会ダイジェスト動画はコチラ!トークショーからメインイベントまで!

長期欠場中・梅咲遥トークショー

脱臼により長期欠場中の梅咲がリング上で15分のミニトークショーを行った。脱臼秘話(?)や、2025年のささやかすぎる目標を語った。また、選手よりソフト今井レフェリーへの声援が大きいことへの小さな不満をぶっちゃけ、ファンの大声援を促した。これで新木場大会は大盛り上がり間違いなし!負傷した肩は順調に回復しているようで、半年の欠場を見込んでいたが、4月の後楽園大会に間に合う…かもしれないと嬉しい報告も。ディアナ全員でビッグマッチを迎えられるよう、皆様応援よろしくお願いします!

動画: トークショーの模様を少しだけ☆

第1試合 シングルマッチ 15分一本勝負
NENE vs シャンシャン

フレッシュファイトで大会スタート!
オープニングマッチは若手対決。台湾からの留学生・シャンシャンとディアナ初の小学生レスラー・NENEがフレッシュファイトを展開した。
1年前の新木場大会では、公開練習に励んでいたNENE。この日は選手としてリングに上がり、練習の成果をアピール。鋭いドロップキックを連発していく。シャンシャンは髪を掴む、コーナーに追い込んでストンピングなど、レフェリーの注意も日本語が分からないフリ(?)をして反則を繰り返す。NENEはエルボーで正々堂々の真向勝負。シャンシャンもエルボーを打ち、逆エビ固めでしっかり腰を落とす。ロープを掴んだNENEに、シャンシャンは低空ドロップキックで追撃。続くフィッシャーマンズスープレックスは不発に。NENEがダイビングクロスボディでフォールするがカウント2。NENEが懸命にエルボーやドロップキックで攻めていくが、シャンシャンはキックアウト。シャンシャンも日本で磨きをかけたドロップキックを披露する。シャンシャンが再びの逆エビ固めで絞ると、柔軟性を活かしてNENEはロープへ。しかしシャンシャンはNENEをリング中央へ引きずり、さらに角度をつけて絞る。体の柔らかいNENEでも耐えきれず、ギブアップを喫した。

第2試合 タッグマッチ 20分一本勝負
デボラK&松本千穂 vs 夏実もち&尾﨑妹加

デボラ、まさかの引退表明…
まずはデボラと尾﨑。力比べからタックル合戦へ。尾﨑がデボラを倒すと、デボラも立ち上がって再びのタックルで尾﨑を倒す。デボラから松本にチェンジすると、松本が捕まってしまう。北斗プロレスからディアナに武者修行に来ている松本はキャリア5ヶ月。この日は初めてのタッグマッチだという。尾﨑と夏実にいたぶられながらも懸命に耐える姿は次第に観客の声援を集めていく。客席から、そしてデボラから「やりかえせ!」の声が飛ぶ中、ドロップキックで反撃し、やっとデボラにチェンジ。デボラは変形の極楽固めで夏実を絞るが、ロープに逃げた夏実がうすDON。カウントは2に終わり、夏実から尾﨑にチェンジ。デボラとのエルボー合戦に。ロープの反動で勢いをつけたいデボラだったが、リング外から夏実が足を引いて阻止。転んだデボラを尾﨑がサイドスープレックス。肩を上げたデボラ。尾﨑はデボラをコーナーに乗せ担ぎ上げようとするが、デボラがコーナー上から極楽固めに捕らえる。これを反則カウント4で解いたデボラはスピアーを1発放って松本にチェンジ。尾﨑は松本ともタックル合戦に。尾﨑は「来いよ!」「まだまだ!」「そんなもんか!」と堂々受けきり、反撃の1発で松本を吹っ飛ばす。ロープに走った松本はやはり待ち構えていた夏実に捕まり、尾﨑と夏実の連携攻撃の餌食に。続くアルゼンチンバックブリーカーはデボラがカットしたが、尾﨑はセントーンを2発お見舞い。自力でキックアウトした松本に、ロープワーク2往復の助走をしっかりつけた3度目のセントーン。かわした松本がお返しのタックル。デボラがバックフリップで助太刀し、 松本もセントーン!これは夏実のカットが間に合う。スクールボーイ連発で金星を狙う松本だったが、尾﨑のラリアット、セントーンに沈む。
勝者組は早々に引き上げ、デボラがマイクを持つ。「一言お伝えしたいことがあります」と切り出し、「デボラK、引退します!4月の27日、後楽園ホール大会で引退させていただきます」と突然の引退宣言!観客がどよめく中、「目標にしていた後楽園ホール超満員の中で引退したいので、ここにいる皆さん、配信を見てる皆さんもぜひご来場いただきたいです。最後までよろしくお願いします!」と呼び掛けた。残り約3ヶ月、プロレスラー・デボラKの戦いを目に焼き付けてほしい。

第3試合 6人タッグマッチ 30分一本勝負 
佐藤綾子&世羅りさ&真琴 vs まなせゆうな&香藤満月&マコトユマ

若手もベテランも躍動!
昨年末に初参戦し、今大会では「追加参戦」として発表されたまなせ。ディアナ若手の香藤とマコトと共にド派手に入場!しかし、まなせの入場曲「夢見る少女じゃいられない」を知らなかった17歳のマコト…。「知らないの?」と突っ込まれてしまう。ジェネレーションギャップを感じずにはいられない3人の対角は佐藤綾子、真琴、世羅りさ。明らかに強い3人に、ディアナ若手陣がどこまで爪痕を残せるか注目だ。 
まずは声の大きさで相手を圧倒したまなせ軍。まなせの「行け!」の合図で香藤とマコトが突撃!奇襲で佐藤を捕まえた3人は、次々にドロップキックやボディアタックで集中砲火。作戦大成功で雄叫びを上げると、世羅と真琴が割って入り分断。佐藤とマコトのマッチアップに。佐藤はお返しとばかりにマコトをいたぶり、真琴にチェンジ。まずは青コーナーで控えるまなせを蹴落とし、香藤も…と思いきや、香藤が持ち前の大声で真琴の鼓膜に攻撃!意外と効いたのか、のたうち回る真琴に襲いかかる若手コンビ。しかしベテラン真琴はものともせず、香藤をリング外へ落とし、マコトをターゲットに。「誰に断って“まこと”名乗ってんだ」とイチャモンをつけ顔面攻撃。まこと同士でタッグを結成したこともあったが、今回は敵!「私が真琴」と主張しながらしつこくマコトの顔を蹴る。マコトも「私もマコトなんだ!」と猛反撃。まことを巡る争いは激しさを増し、観客も「まことー!」と、どちらかに声援を送る。ベテラン真琴がリードするが、マコトもレスリング仕込みのリフトやドロップキックで一矢報いまなせにチェンジ。キャリアのあるまなせが登場するとすぐさま佐藤と世羅もリングへ。3人がかりでまなせを仕留めにかかるが、まなせはタックルで3人ともなぎ倒す。真琴も得意のカカト落としや多彩なキックで反撃し、世羅にチェンジ。世羅はセラリズムバスターでまなせをマットに叩きつけるが、続くリバースニードロップを回避したまなせがブレーンバスターの体勢に。腰を落として世羅が持ちこたえ、佐藤が加勢。まなせのピンチにマコトが飛び出し、真琴も加わる。もちろん最後に香藤も入り、3対3のブレーンバスター対決に。これを決めたのはまなせ軍!この流れに乗って香藤と世羅の対決に。重すぎる香藤との対戦はNGと散々言っているのになぜか毎度のごとく対戦が組まれている世羅は、95キロのボディプレスを連続で受け「ちょっとタイム」…。香藤は「プロレスにタイムはない!」とお構いなしにボディプレス!重さでは敵わない世羅は「タイムっつってんだろ!」と力強いエルボーを打つ。それでも香藤は世羅をコーナーに振り、3人のトレイン攻撃。倒れた世羅に、まなせ・マコト・香藤の合計242キロおんぶプレス!動けず大ピンチの世羅を真琴のカットが救う。大ダメージを引きずりながらもリバースニードロップを落とし、世羅から佐藤にチェンジ。佐藤はおぼんの達人で反則攻撃。凶器にもめげない香藤はカナディアンバックブリーカーで揺さぶる。香藤がボディアタックやボディプレスで果敢に攻めるも、佐藤は自力でキックアウト。香藤はタッチを要求するマコトに試合を託す。タッチを受けたマコトは飛行機投げやドロップキック、ミサイルキックと猛攻。しかし世羅がマコトをおぼんで殴打し動きを止め、佐藤がAyako’sEXで絞る。香藤が救出すると、真琴と世羅がおぼんを振り回して香藤とまなせを排除。これで3対1の圧倒的有利な状況になるはずだったが…。世羅がマコトにもおぼんを振り下ろすと、やはり回避!後ろにいた佐藤に誤爆してしまう。この隙にマコトがジャックナイフで佐藤を固めるがこれも佐藤が自力で肩を上げる。真琴のブレイジングキック、世羅のニーアタック、佐藤の変形フィッシャーマンズスープレックス「佐藤トランペット」を連続で受けたマコトは全く動けず3カウント。
誤爆もあったが勝てば良し?佐藤、真琴、世羅の3人は笑顔でリングを後にした。

第4試合 シングルマッチ 20分一本勝負
ななみ vs 羽南

注目の好カードが実現!
スターダム所属の羽南がディアナ初登場!スペシャルシングルマッチがディアナマットで実現した。ゴングが鳴ると、客席からの大「ななみ」コールと「羽南」コールが入り交じり、早くも大盛り上がり。ファンの熱気に押されるように、2人は序盤から力のこもった攻防。羽南が力強いボディスラムでフォールすれば、ななみはカウント1で返す。羽南が串刺しエルボーを打てばななみはタックルでなぎ倒す。負けたくない気持ちをぶつけ合うように互いにエルボーを打ち、鈍い音を鳴らす。一瞬ふらつきながらも、ななみが気迫のエルボー連発で羽南をロープに押し込み、カウンターのタックル、ボディアタックと続けていく。ダイビングボディプレスはかわされたが、スリーパーに捕らえたななみ。揺さぶりをかけ、さらに胴締めを加える。羽南は足をロープに伸ばし、豪快なブロックバスターで反撃。しかしななみはフォールを許さずすぐに立ち上がる。雄叫びをあげ突進してくるななみをキックで迎撃した羽南。Wダウン状態になるも両者気力を振り絞り立ち上がる。ななみが裏投げで羽南をマットに叩きつけ、今度こそのダイビングボディプレス。キックアウトされるとななみはもう一度コーナー上へ。羽南がデッドリードライブでリングに落とし、追撃のフェイマサー。ふたたびのブロックバスターはカウント2。ならばと必殺のバックドロップの構え。ななみは暴れて脱出し丸め込みに切り返す。ここから2人は丸め込みの応酬に。丸め込まれては切り返し、それをさらに切り返し、ななみの横十字固めはついにカウント2.99。しかし間髪入れずに羽南のセブンティーンが決まり、ファンの「返せ!」の声が響く中、今井レフェリーがマットを3回叩いた。女子プロレスの明るい未来を予感させる一戦は8分24秒、羽南の勝利に終わった。紙一重の攻防を制した羽南はななみに握手を求めたが、ななみは羽南を突き飛ばし足早にリングを降りていった。

セミファイナル W.W.W.Dエリザベス選手権試合 60分一本勝負
[王者]井上京子 vs [挑戦者]宮崎有妃 vs [挑戦者]Himiko 
※第19代王者 3度目の防衛戦

井上京子、大ピンチでもV3!
井上京子が2週続けてのハードなエリザベス戦に王者として臨む。目標は「7回防衛」と公言しており、有言実行まで負けるわけにはいかない京子。NEO時代の後輩・宮崎有妃とディアナの後輩・Himikoを挑戦者に迎えた。
宮崎は櫻井裕子とともにWAVE認定タッグ王者に君臨。ここで勝てば二冠となる。京子と同じカードだけで嬉しい、と素直な思いをSNSに投稿しながらも「京子さんからベルトを奪えるチャンス!!!」と、打倒・井上京子の絶好の機会に気合十分だ。
1.12アミスタでは、ジャガーの要求で通常の3WAYが防衛戦に変更となり、先に決定していた今回が三度目の防衛戦となる京子。ジャガーとのタイトルマッチをどうしても避けたい口実に、京子の口をついて出たのは「弱い人と防衛戦したいので…」。その言葉に静かに燃えていたのは、先に挑戦が決まっていたHimikoだ。「この悔しさを払拭するには強くなるしかない」と決意を新たに、エリザベス獲りへ出陣!
3人がそれぞれの思いを胸にリングイン。握手を交わし、運命のゴングが鳴る。まずは宮崎がHimiko狙い。2人の攻防に京子が突撃するもひらりとかわし、Himikoが京子にドロップキック、宮崎も京子にボディアタック。宮崎はHimikoをかなり強引に場外へ落とし、京子と対峙。2人は大きな体をぶつけ合うが、京子がショートレンジラリアット連発で宮崎をなぎ倒し、立ち上がった宮崎のラリアットも跳ね返してみせ、この力勝負は京子に軍配だ。リングに戻ったHimikoも果敢に向かっていくが京子がモンゴリアンチョップ、さらに美しい吊り天井。しかしその2人の間にそろりそろりと宮崎が入り込んでフォールを主張。京子は慌ててクラッチを解き、Himikoは落下。悶える2人をよそに、宮崎はリングのど真ん中で「カメラの準備をしろ!」。宮崎がHimikoを捕まえ「行くぞ!はずかし固め!」と宣言すると、京子は「おい!誰が見たいんだよ!」と暴言を吐きながらカット。Himikoは「京子さん、酷すぎませんか?」と怒り心頭。食らいたくはない筈だが、食らわなければ悔しい…複雑な女心が揺れるHimikoは怒りのエルボー。Himikoが京子を羽交い締めにすると、宮崎は何を思ったか、京子のタイツを脱がせる暴挙に!「やめて!」と叫ぶ京子。聞く耳持たない宮崎。ワンピース水着型のトップスと下ろされたタイツの間から、京子の太ももがリング上であらわになってしまう。まさかまさかの出来事に、観客は大爆笑!まさに恥ずかしい状態で、宮崎ははずかし固めの体勢に。このまま食らっては恥の上塗り…キレた京子は、一旦タイツはそのままで剛腕を振りぬきラリアット!宮崎をぶっ飛ばし、今井レフェリーに守られながら(?)タイツをこそっとお直し。京子は「タイトルマッチだぞ!この野郎!」とブチギレながらキャメルクラッチ。その背後から近づいたHimikoが京子をスリーパーで絞め、宮崎は脱出。走り出した宮崎はロープワーク2往復。ここから宮崎はどちらを狙うのか…。「京子さん!」とアピールするHimikoだったが、宮崎は2人まとめて低空ドロップキック!今度はHimikoが2人まとめて低空ドロップキック。さらに宮崎をブルドッギングヘッドロックで、倒れた京子に叩きつける。キックアウトされても、宮崎をスクールボーイでもう一度京子の上に転ばしWフォール。Himiko猛攻も京子が肩を上げる。HimikoはHIGAMIクラッチで宮崎を絞るが、立ち上がった京子がHimikoの顔面を踏みつけ。花道に逃げたHimikoを追う京子。固い花道にブレーンバスターでHimikoを投げつけ、宮崎にもブレーンバスター、ラリアットを見舞う。リングに戻ると、Himikoが京子に河津掛け。宮崎は「コーナー行け!早くしろ!」とHimikoに指示。合体技を期待したHimikoだったが、宮崎は「京子さん!どいて!」と倒れていた京子を退避させ、「何でどくんだよ!」と混乱状態のHimikoを無人のリングに投げ捨てる。コーナー最上段からマットに叩きつけられ、大の字になって倒れたHimikoに宮崎は「アホか!騙されてんじゃねーよ!アホか!」と罵声を浴びせる。京子がHimikoを起こして捕まえ、宮崎に「コーナー!」と指示。宮崎は「しっかり持っとけよ!」と言いながら京子にミサイルキック!巧みな話術(?)に騙されまくったディアナの2人は結託し、宮崎めがけて突撃!しかし宮崎はラリアットで2人まとめて迎撃。Himikoが今度は自らの意志でコーナーに上ると京子も追い、雪崩式ブレーンバスターの構えに…。ここで立ち上がった宮崎がジャーマンで京子をぶん投げる。するとHimikoは宮崎との合体は期待せず、カーフブランディング。このフォールは京子がカット。宮崎がコーナー上へ行くと、今度こそ京子の雪崩式ブレーンバスターが炸裂!続くナイアガラはショルダースルーに切り返し、宮崎がムーンサルトで美しく宙を舞う。しかしHimikoがベルトへの執念でカットしカウント2。しぶといHimikoの脳天をDDTでマットに突き刺した宮崎は再びのムーンサルト発射準備。エリザベスは挑戦者同士での決着でもベルト移動となるルール。エリザベス流出の危機に、天才レスラー井上京子が本領発揮!トップロープにいる宮崎を京子が突き飛ばしてリング外へ落下させ、Himikoとの一対一に。渾身のナイアガラドライバーが完璧に決まり、ハチャメチャ大混戦に終止符を打った。熱心に京子に声援を送っていたファンに手を振りながら、笑顔でベルトを腰に巻いた。
バックステージでは、試合中に膝が外れるアクシデントに見舞われていたことを告白。大ピンチでも底力を見せつけた天才・井上京子。目標のV7まで、あと4回!

メインイベント
W.W.W.Dシングル選手権試合 60分一本勝負
[王者]笹村あやめ vs 柊くるみ[挑戦者]
※第19代王者 3度目の防衛戦

新王者誕生!しかし事件勃発…
第19代王者・笹村あやめが3人目の挑戦者に指名したのは柊くるみ。12.20フューチャーサイトで柊との初タッグに手応えを感じた笹村は「ベルトかけてやりませんか?」と問いかけ、柊も快諾。こうして“頭がおかしくてカッコいいチャンピオン”を目指す笹村の3度目の防衛戦が決定した。初タッグからの初シングルがいきなりタイトルマッチとなった2人。激戦必至の好カードが開戦!
笹村は入場時に、欠場している梅咲遥に向かってアピール。復帰後の再戦を誓いながらリングイン。ゴングが鳴ると王者は「あやめ」コールを煽り、挑戦者も負けじと「くるみ」コールを要求。初シングルを噛み締めるように、そして互いの力を確かめ合うように、2人は序盤のテクニカルな攻防でファンを魅了。一つ一つの動きに巧さ、そして強さが光る。低空ドロップキックで柊を場外へ落とした笹村は、容赦無しのフットスタンプ。回避した柊が場外マットへボディスラム。苦悶の表情の笹村をリングに放り込み、フットスタンプ、ローリングセントーン、ボディアタック、ミサイルキックと、ヘビー級の肉体を存分に使って笹村を追い込んでいく。笹村も負けじと猛反撃。フロントネックロックで絞め落としにかかる笹村だったが、気力で立ち上がった柊がブレーンバスターに切り返してみせる。笹村はフォールを許さず雄叫びをあげ、ノーザンライトスープレックスで鮮やかなブリッジ。カウント2に終わると今度は投げっぱなしジャーマン。柊もフォールを許さず、叫びながらトラースキック。両者ダウン状態になりながらも、ファンの手拍子で息を吹き返す。先に立ち上がった笹村が強烈なエルボー連発。柊はラリアット。笹村がスライディングエルボー。柊はキャノンボール。ラリアットのぶつかり合いは互角に。一進一退の攻防が続いていく。笹村のブロックバスターはカウント2、間髪入れずに放つラリアットもカウント2で返す柊。笹村は攻め手を一切緩めず、ダイビングフットスタンプを突き刺す。それでも返す柊。笹村がタイガースープレックスの構えに入ると、柊が振りほどいてインプラント。リングに真っ逆さまになった笹村だが、意地でカウント1。ならばと柊は人でなしドライバー。これでも勝負は決まらず、柊はトップロープから大跳躍。美しい空中姿勢から全体重を笹村に浴びせる。ここまで王者の意地で持ちこたえてきた笹村だが、ついに力尽きる。挑戦者・柊くるみが完璧な3カウントを奪った。
柊は「ベルト獲ったぞー!」と絶叫!「自分はシングルのベルトを獲るのは高校1年生の時以来です。めちゃくちゃ嬉しいです!」と素直な喜びを語り、笹村には「挑戦者として指名してくれてありがとう」の言葉でねぎらう。マイクを奪った笹村は「私の大好きなそのベルトに恥じるようなことしたら、また挑戦しちゃうもんね!」と悪態をつく。柊は「名に恥じぬように、次はチャンピオンとして笹村が挑戦者…いつでもやってやるよ!」。すると笹村は今にも挑戦表明しそうな雰囲気に…。「今はもういいよ。帰れ、負けただろ」と促され、笹村は去っていった。昨年11月に尾﨑妹加を破りベルトを奪取。以降、“頭がおかしくてカッコいいチャンピオン”を目指し、独自の防衛ロードを走った笹村。再び“頭のおかしい挑戦者”として王者の前に立ちはだかる日も遠くない…かもしれない。「自分はプロレスラー15周年を迎えます。このベルトを防衛しつつ、突っ走っていきたいと思います!」と24歳にしてキャリア15年の新王者が今後に向けて意気込むと、何やら聴いたことのない音楽が流れ出す…。自身のテーマ曲ではないことに驚いた柊が振り返ると、花道奥には黒いスーツに身を包んだ謎の美女が!柊を睨み付けながらリングに入り、そのままベルトを奪い取る。世羅りさをはじめとするセコンド陣が止めに入るが、乱入者はベルトを手離さない。ゴングが打ち鳴らされ大荒れ状態のリングでマイクを握り「私はデビー・カイテル。お前らの実力を確かめるためにアイルランドから来た。私がディアナをぶっ壊してやるよ!」と英語で啖呵を切る。言葉の意味はよく分からないものの、「(ベルトを)返せよ」と静かに怒りをあらわにする柊。佐藤綾子が間に入り、穏便な交渉を試みるもデビーは応じず、なんとベルトを持ったまま場外へ!デビーは観客の大ブーイングを浴び、ベルトをスタッフに投げつけて会場を去っていった。スタッフを経由して、とにもかくにもベルトが戻ってきたが柊は呆然…。ディアナ所属を代表して佐藤が「新チャンピオン、すいませんね。申し訳ないんで、私が締めますね」とちゃっかり締めマイク担当に。第20代王者は言われるがまま、ベルトを持ってリングを後にした。「見逃せない展開になってますよね。ちなみに私は、さっきの人にめちゃくちゃ興味あります。みなさん、ディアナから目を離さないでくださいね!」と呼び掛けて波乱の大会を締め括った。なお、デビーは今後1年間ディアナに参戦することになっており、デビーに興味津々の佐藤とは早速対戦することが正式に予告された。新王者の防衛ロード、そしてディアナの新展開、お見逃しなく!

動画:新王者誕生! デビ―乱入 、そして 去っていくデビ―!

メインイベント終了後に発生した事件の全貌はyoutubeで!

【試合結果】2025年1月12日(日)アミスタ大会vol.77

大会ダイジェスト動画はコチラ!!

入場式

2025年の戦い始めは、まず全選手揃っての入場式が行われた。受験のため休業中の美蘭を除き、ディアナ所属全員が登場。台湾からプロレス留学中のシャンシャン、欠場中の梅咲遥もリングに上がり、更にはこれからデビューを目指す練習生の姿も。ディアナ社長の京子が「明けましておめでとうございます。今年もディアナは進化し続けていきたいと思います。今日からシャンシャンも参戦します。遥も肩の調子が上がってきて、美蘭も帰ってくると思うので、ディアナはより一層輝き続けます。応援よろしくお願いします!」とファンにご挨拶。しかしここでジャガーがマイクを奪い「今日さ、アンタ私と3WAYだよね?なんで3WAYなのに普通の試合なの?タイトル持ってるんじゃないの?チャンピオンでしょ。正月一発目、防衛したいでしょ?させないけど」と、京子、ジャガー、藪下の3WAYマッチというカードに苦言。京子は苦笑…。「ふざけんじゃねぇよ」と怒りをあらわにするジャガーに、京子は「防衛戦は、弱い人とやるって決めてるので…」。ジャガーと藪下はSSPWのタッグ王者。この2人を相手に防衛戦はどうしても避けたい模様。「ベルトかけたいの!」と語気を強めるジャガー。「かけたくないんで、すみません…」と及び腰の京子。団体の見解は「社長がOKなら」とのことだが…。「根性なし」とののしられてしまった社長は「ベルトを7回防衛したいと思ってまして、弱い人としかやらないと決めてるんです。根性なしなんですけど…。ジャガーさんからそう言って頂けて、1つでも防衛を伸ばしたいなと。毎回あのベルトはすぐなくなってるんです。なので、今回もなくならないように、そのジンクスを破りたいなと思いますので…タイトルマッチにさせていただきます!」と渋々(?)強い人とのタイトルマッチを承諾!京子は新年早々大ピンチを迎えることとなってしまった。

第一試合 変則ルールタッグマッチ 20分一本勝負 
NENE&尾﨑妹加 vs 香藤満月&マコトユマ 

第二試合 タッグマッチ  20分一本勝負 
Himiko&夏実もちvs デボラK&小林香萌 

久々にデボラKと組むことになったコバヤCこと(?)小林香萌。恒例のタンクトップには「デボ担」の文字が…。「何で私は毎回デボラなんだよ」「毎度毎度デボラ任せやがってこの野郎」と早くも文句タラタラ。小林が「デボ担」タンクトップを豪快に破り捨てると、「デボラを破るな」とデボラも不満気。タッグワークは期待できそうにない2人の対角には、こちらも息の合わないHimikoともち。4度目のタッグで、今日こそ絆が芽生えるのか?!
まずはHimikoとデボラ、ディアナ所属同士のマッチアップ。すぐさま小林が加わり、デボラと小林のW攻撃に。小林はデボラとの合体おんぶプレス。77.7キロのデボラの重さにふらつきながらも何とか成功!するとその上からもちがヒップドロップでカット。しかし3人分の体重がのしかかったHimikoは苦悶…。もちは全く気に止める様子もなく、デボラにボディスラム、カニ挟みで小林をデボラの上に転ばし、その上にダメージを受けているHimikoを強引にボディスラムで投げ落とす。これでもちがフォールを主張すると、デボラが肩を上げる。やはり両軍のタッグワークは微妙だ…。気を取り直して(?)、Himikoとデボラの攻防。Himikoがリバースインディアンデスロックで足攻め。Himikoが後ろに倒れるとデボラは絶叫!もちは「もう1回」「あと10回」と、やはりHimikoに愛のない指示を飛ばす。言われるがまま頑張るHimikoだが「無理だよ」「数えんなよ」と次第に不満が…。やられっぱなしのデボラに小林は「デボラがんばれ」とエールを送り、カットする気はさらさらないようだ。デボラが怒りのスピアーでHimikoを吹っ飛ばして小林にチェンジ。小林はセントーン6連発、足を踏みつけるなど暴れまわるが、Himikoも得意の関節技や丸め込みで対抗。タッチを受けたもちはHimikoとの連携でうすDONで丸め込むが、小林がエビ固めに切り返す。もちと小林のテクニカルな攻防の末、Wダウンから両者チェンジ。Himikoがブルドッギングヘッドロック、レッグシザーズネックロックと続けていき、デボラは必死にもがいてエスケープ。小林とデボラの連携が決まり、デボラが極楽固めで絞る。パートナーのカットに救われたHimikoは、続くバックフリップを切り返して丸め込む。HimikoのWアームは上がらず、デボラがショルダースルー。Himikoはこれを受けきる。デボラが今度こそバックフリップでフォールするがカウント2。デボラがHimikoを羽交い締めにし、小林が延髄斬りを放つが痛恨の誤爆!ピンチのデボラはもちのリバーススプラッシュ、Himikoのダイビングギロチンを連続被弾。小林がしぶとくカットに入ったが、Himikoがカーフブランディングでトドメを刺した。京子から譲り受けた技で新年のスタートを切ったHimiko。もちとの息も徐々に合ってきたと充実感を語り、1.19新木場ではエリザベス王座に挑戦だ。もちも「夢が近づいてきてるね!ペロッと取っちまいな」と背中を押した。

第三試合 W.W.W.Dエリザベス選手権試合  20分一本勝負 
[王者]井上京子 vs [挑戦者]ジャガー横田 vs [挑戦者]藪下めぐみ

入場式でまさかのタイトルマッチに変更となった3WAY。弱い相手に防衛を重ねたい京子の前に、SSPWタッグ王者の2人が立ちはだかる!
まずは京子がロックアップで2人をそれぞれロープに押し込む。力では敵わないタッグ王者の2人は、パイプ椅子やロープ等、反則攻撃で京子をいたぶる。キレた京子もレフェリーの制止を振り切って猛反撃。すると藪下が柔道の帯を取り出し、鞭のように振り回す!京子は今井レフェリーを盾にして逃げるが、これがレフェリー不在の大ピンチを招いてしまう…。CRYSISの2人が帯で京子の首を絞め、京子は苦悶。ようやくレフェリーが生還し反則カウント4で解放された京子。今度はジャガーが藪下に狙いを定め、バックドロップでフォール。キックアウトした藪下は得意の関節技で腕攻め。起き上がった京子が恨みを込めて帯で攻撃してカット。帯を奪い返した藪下が京子の吊り天井をカット。藪下の帯に苦しめられる京子は「痛いよこれ!やめて!本当に!」と悲痛な叫び。その痛みを身をもって知る今井レフェリーもストップをかけるが、お構いなしに帯を振り回す藪下。京子はラリアットで藪下を黙らせるがジャガーがカット。CRYSISの連携も京子のラリアットで強引に封じ、ジャガーにナイアガラの構え。これはジャガーがフランケンシュタイナーに切り返すが、藪下がカット。勢い良くコーナーに登った藪下だったが、京子の雪崩式ブレーンバスターの餌食に。倒れたまま起き上がれない藪下と京子。ジャガーは藪下をフィッシャーマンズバスターでマットに叩きつけるが京子がカット。「今度こそ!」とナイアガラドライバーでジャガーをフォールするが、しぶといジャガーは自力で肩を上げる。ジャガーが京子を捕まえ、藪下が突進するも京子がひらりとかわしジャガーはリング外へ落下。藪下との一対一になった京子は、剛腕唸るラリアットで藪下をマットに沈めた。京子自身は初と勘違いしていたようだが、昨年9月以来、2度目の防衛となった。緊急タイトルマッチでも勝負強さを見せつけた京子。1.19新木場では打倒京子に燃える宮崎有妃、初戴冠を目指すHimikoを相手にまたも防衛戦だ。目標のV7まで、あと5回!

京子のバックステージコメントはコチラ!

メインイベント 20分一本勝負 
ななみ&シャンシャンvs佐藤綾子&沙恵

昨年は大学の夏休みを利用してディアナでプロレスを学んだ新台湾プロレス所属・シャンシャン。冬休みに入り、2度目の来日だ。再会の喜びを噛み締めるように、笑顔でリングイン。ファンからも「シャンシャンおかえり」の声が飛ぶ。対するはこちらも久しぶりの沙恵。この日のために名古屋からやって来たが、なぜかななみはあまり歓迎していない模様…?ゴングが鳴ると沙恵が「皆さん久しぶり!覚えてる?名古屋から来た沙恵ですよ!」とアピールすると、ななみは「覚えてない」と一蹴。「あんた私の地元で対戦したよ?」と言われても「地元…?」と全く記憶に残っていない様子。それでも「若い子には負けないよ!ね、綾子さん!」と長々喋り続ける沙恵に蹴りを入れたななみ。シャンシャンと共に「うるせー!」とトレイン攻撃。沙恵を踏み台にしてシャンシャンの再来日を笑顔でアピールした。ななみからシャンシャン、沙恵から佐藤にそれぞれスイッチ。佐藤の厳しい攻め、沙恵の小狡い攻めに苦しむシャンシャンだが、カウンターのランニングネックブリーカーでピンチを脱出。ななみにチェンジし、佐藤と沙恵の2人をショルダータックルで一気に吹っ飛ばす。力強いエルボーを連発していくななみだが、コーナーに追い詰められた沙恵がぶら下がり首4の字で形勢逆転。ミサイルキックを一発お見舞いし、佐藤にタッチ。佐藤はジャンピングニー、ミサイルキック、Wアームスープレックスと攻めまくる。肩を上げたななみの動きをサミングで止めた佐藤だが、ななみはスリーパーホールドで佐藤を捕まえる。ロープに逃げた佐藤に突進するななみ。佐藤はひらりとかわしてバックを取り、ジャパニーズレッグロールクラッチ。カウント2で返したななみは裏投げやノーザンライトスープレックスで対抗。沙恵がカットし、ななみからシャンシャンにチェンジ。佐藤には沙恵が加勢するが、シャンシャンは2人まとめてスタナー。ななみが沙恵をリング外へ落とし、シャンシャンが佐藤をフィッシャーマンズスープレックスでホールドするが、しぶとく帰ってきた沙恵がカット。トップロープに登ったシャンシャンを佐藤がお盆で撃墜。佐藤がすかさずトップロープからミサイルキック発射。自力でキックアウトしたシャンシャンを捕まえた佐藤。「押さえててよ」と沙恵がビッグブーツで飛び込むが、シャンシャンが回避し盛大な誤爆に。シャンシャンがスクールボーイで丸め込むがカウント2。追撃を狙いロープに走ったシャンシャンだが、リング外から性悪女・沙恵が足を引く。転んだシャンシャンに佐藤が低空ドロップキックを突き刺す。シャンシャンのピンチにななみが駆けつけ、タックルで佐藤を倒す。しかし沙恵がビッグブーツでななみを蹴散らし、シャンシャンは数的不利に追い込まれてしまう。佐藤と沙恵の連続攻撃を耐え抜くシャンシャンだったが、ドドメの佐藤トランペットで万事休す。
佐藤と沙恵はシャンシャンと握手を交わしたが、ななみはシャンシャンを沙恵から引き離すようにリングを後にした…。勝った佐藤はマイクを持ち、ファンにご挨拶。名古屋から参戦した沙恵にも頭を下げた。沙恵は「去年に引き続き、ディアナさんで大暴れしたいと思います。応援してね!頑張る!」と意気込む。佐藤は「来年でディアナ旗揚げ15年です。15周年に向けて、今年はみんながジャンプアップする大事な1年だと思ってるので、みんな目標を持ってやっていきたいです。今年も応援よろしくお願いします」と2026年のディアナの節目を見据えて抱負を語った。

佐藤&沙恵のバックステージコメントはコチラ!