【試合結果】2024年5月26日(日)名古屋・ダイアモンドホール大会

【観衆】236名

第一試合 シングルマッチ 15分一本勝負
Himiko VS 藤田あかね 

名古屋大会のオープニングマッチにドラゴンズ女子が登場!Wどらほー!

膝の怪我で苦しんだ経験がある藤田あかねは、Himikoとの対戦を楽しみにしていたという。名古屋大会ということで、大好きな中日ドラゴンズのユニホーム姿で登場の藤田。対するは怪我から復帰し持ち前のガッツで奮闘、ハードな連戦もこなすHimiko。前日は岐阜でCatch the WAVE エリザベスブロック初白星を挙げ、ここで勝って連勝の波に乗りたいところだ。
ゴングが鳴って早々に客席からあかねコール。Himikoもコールを煽り、Himikoコールで上回ってみせる。ロックアップからの力比べは藤田がロープに押し込む。ヘッドロックの取り合いはHimikoも食らいつき互角に。Himikoはリバースインディアンデスロックで膝攻め。藤田はHimikoをコーナーに追い詰め、根尾昂ばりの野球チョップを4球!名古屋に集まったファンから拍手喝采。さらに反則を交えながらHimikoをいたぶっていく。藤田はHimikoをロープにはりつけ、ドアラの耳カチューシャをHimikoに強制装着!皆さんおまちかねの(?)シャッターチャンスを演出。ところがファンの反応はイマイチ…。今井レフェリーにも「そんなに待ってない」と突っ込まれる始末。「写真撮れよ!カメラ下げんな!」と冷ややかな観客にHimikoブチギレ!「全然かわいくねぇな…」と吐き捨てた藤田に怒りのHimikoはブルドッギングヘッドロック。レッグシザーズネックロックは藤田がロープに足をかけてもなかなか離さない。河津がけ、バックフリップの切り返し、丸め込みと次々に攻めるが全てカウント2で返されてしまうHimiko。藤田はタックルで突撃し、倒れたHimikoの足をクラッチ。テキサスクローバーホールドでギブアップを奪った。この日バンテリンドームナゴヤで20勝目を挙げたドラゴンズとともに、ドラゴンズ女子代表(?)の藤田も貫禄勝利だ。Wどらほー!

第二試合 タッグマッチ 20分一本勝負
真琴&尾﨑妹加 VS デボラK&マリ卍

柳ケ瀬プロレスからマリ卍が参戦!デボラKと大型タッグ結成!目指せトレンド入り?

先発はマリと真琴。マリは得意のチョップで真琴の胸を真っ赤に染め、会場を盛り上げる。デボラも加わり、デボラとマリが交互にチョップ。さらにマリは鼻フックで真琴に精神攻撃。「(撮った写真は) #ディアナ で!」とちゃっかり宣伝。真琴は尾﨑とともにマリに逆襲の鼻フック。「拡散してください! #ディアナにノルなら今しかない !」と尾﨑もハッシュタグを宣伝。これでトレンド入りは間違いなしだ。さらに2人がかりでマリの顔面を蹴る真琴と尾﨑。「もう顔はやめて…」と懇願するマリ。助けに来ないデボラに苛立ちを隠せず「デボラ!止めに来いよテメェ!」。マリと尾﨑のパワー対決は白熱!タックルのぶつかり合いは激しい肉弾戦に。尾﨑のセントーンに、マリもセントーンでお返し。替わったデボラは力の乗ったエルボーを連発し、尾﨑のバックを取ってスリーパー。尾﨑の手がロープに届きくと、ロープにかけながらの極楽固めで攻め手を緩めないデボラ。尾﨑はラリアットやアルゼンチンバックブリーカーでウェイトリフティング仕込みのパワー炸裂。替わった真琴はブレイジングキック、W.W.ニー。Wアームは重いデボラを上げられず、デボラがタックル。デボラのスピアーは尾﨑がカット。マリを尾﨑がラリアットで排除し、その隙に真琴がクルリと丸め込んで3カウントを奪った。

第三試合 タッグマッチ 20分一本勝負
ななみ&美蘭 VS 沙恵&マコトユマ 

生まれも育ちも名古屋!“名古屋の性悪女”沙恵参戦!10代コンビ・ななみらん快勝!

名古屋出身・ご当地レスラーの沙恵は「若い奴らに絶対負けない」と意気込むが、中学生レスラー・美蘭が先制攻撃を仕掛ける。ななみがマコトをコーナーに追い詰めていたぶると、沙恵が近付いて威嚇。このカードは沙恵以外全員10代…沙恵は「お母さん?」と突っ込まれてしまう。その後もななみと美蘭の一挙手一投足に圧をかける沙恵。学生コンビ・ななみらんの合体フットスタンプが決まると「お前らどんな教育受けてんだ!」。やられっぱなしのマコトが美蘭のスピンキックをかわしてドロップキックでローンバトルをやっと脱出すると、沙恵が美蘭にぶら下がり首十字。制止する今井レフェリーのセクハラ疑惑(!)をふっかけ、レフェリーが困惑するのをよそに美蘭をミサイルキックで吹っ飛ばす。美蘭は大車輪、619とスピードを活かして反撃。タッチを受けたななみはタックル連発。ななみのノーザンライトの構えを沙恵がブレーンバスターに切り返し、そこからフィッシャーマンズスープレックスやショートレンジのラリアットで猛攻。沙恵が良い流れを作ったところで、マコトがタッチを猛烈に要求。マコトの熱意に負けた沙恵は素直に試合券を譲る。マコトはクロスボディやエルボー、ドロップキックで気迫の攻め。ななみは全て受け切り、決め手を欠くマコトに沙恵が助太刀。レフェリーの目を盗んだトレイン攻撃からマコトが飛行機投げ。これもカウント2で返したななみを捕まえたマコト。そこに沙恵がビッグブーツで飛び込んでいくが、ななみがかわしてマコトの顔面に直撃!さらに美蘭がスピンキックで追撃。沙恵を美蘭が蹴落とし、ななみがノーザンライトスープレックスで勝負を決めた。ななみらんは爽やかな笑顔を名古屋のファンに振りまいてリングを後にした。

第四試合 香藤満月凱旋!スペシャルタッグマッチ 20分一本勝負
[CRYSIS]ジャガー横田&佐藤綾子 VS 井上京子&香藤満月

香藤満月、初めてづくしの凱旋試合で大健闘!

愛知県知多市出身の香藤満月。初の凱旋試合でジャガー横田率いるヒールユニット・CRYSIS相手に奮闘を見せた。
京子と香藤は奇襲!合体攻撃で佐藤を場外に落とし、乱闘勃発。しかし香藤は鉄柱に打ちつけられ、京子は客席に蹴り飛ばされてしまう。佐藤が香藤を連れてリングに戻ると、香藤は防戦一方に。ひたすら耐える香藤に客席から満月コール!ファンの反応などお構いなしのCRYSISは反則攻撃。ジャガーは「お母さんどこにいるんだっけ?」と香藤の母に見せつけるようにいたぶる。ボディスラムで佐藤をマットに叩きつけ、やっと窮地を脱した香藤。タッチを受けた京子は鬱憤を晴らすように大暴れ。香藤と京子の連携も決まり、形勢逆転。しかし香藤が再び捕まり、ルールを無視するジャガーのペースに飲まれてしまう。京子にも反則を見舞い、自由すぎるジャガー。京子のナイアガラの構えをフランケンシュタイナーに切り返したジャガーは佐藤にチェンジ。佐藤はおぼんで京子を殴打。ミサイルキックを狙いコーナーに上ると京子も追走。香藤がジャガーを抑え、京子の雪崩式ブレーンバスターが決まる。京子からのタッチを受けた香藤はお腹で佐藤を弾き飛ばし、エルボーでロープに押し込む。ボディアタックの追撃をかわした佐藤がジャンピングニー。低空ドロップキックで顔面を蹴飛ばしてジャガーにチェンジ。京子が「攻めろ!攻めろ!」と叫び、応えるように香藤が奮起。しかしCRYSISは凶器を取り出し香藤をメッタ打ち。瀕死状態の香藤にWバックドロップ。やりたい放題のCRYSISにキレた京子が割って入りカットするが、佐藤が京子をリング外に蹴落とし、ジャガーが場外ダイブで浴びせ蹴り。リングに戻ると「こいつが邪魔なんだよ」と再びCRYSIS合体攻撃。だが京子の怪力が勝り、2人まとめてブレーンバスター!京子がジャガーをパワーボムでマットに投げつけ、そこに香藤が人生初のコーナーからダイブ!95キロのダイビングボディプレスでまさに圧殺…しかし佐藤のカットが間に合う。京子が佐藤を抑え、「そのまま決めろ!」と香藤の大金星をアシスト。だがデビュー1年に満たない香藤ではジャガーに歯が立たない。佐藤がミサイルキックで京子を吹っ飛ばし、その隙にジャガーが丸め込む。粘りを見せた香藤だったが、惜しくも3カウントを聞いた。
CRYSISは早々に引き上げ、京子がマイクを持つ。「今日は負けちゃいましたけど…満月の頑張り、どうでしたか?」と問いかけると、ファンは拍手で応える。続けて、「会場でみんなと一緒にここで見ていた満月ちゃんが、今は満月選手になってリングに上がっています」。昨年1月の名古屋大会では、リング上から入団の挨拶をしていた香藤満月。厳しい練習を乗り越え昨年10月にデビュー、そしてこの日は選手として凱旋。地元のファンや家族や仲間に、レスラーとして熱いファイトを届けた。その香藤に「負けたけど、また強くなってこのリングに帰ってきます。満月、ジャガーさんにコテンパンにやられたけど、地元のみんなに一言!」とマイクを渡す京子。試合後にマイクを持つのも初となる香藤。「次に名古屋に帰ってくるときは自分で勝ちたいと思います。応援ありがとうございました」と深く頭を下げた。初の凱旋試合は悔し涙に終わった香藤。次の名古屋大会ではみんなに勝利を届けたい!

第五試合 メインイベント 
W.W.W.Dシングル選手権試合60分一本勝負
[王者]梅咲遥 VS 本間多恵[挑戦者]
※第17代王者5度目の防衛戦

絶対センター・梅咲遥、名古屋でV5達成!強敵・本間多恵をブラスト葬

2日前の前哨戦で敗れ、5度目の防衛に暗雲立ち込める梅咲。まだまだセンターの座もベルトも渡せない!ゴングが鳴ると両者緊張感のある静かな立ち上がり。グラウンドの攻防で一歩リードした本間が「名古屋名物・金の鯱固め」で梅咲の上体を後ろに大きく反らし、その姿はまさにシャチホコ。梅咲がドロップキックで反撃するが、本間は巧みにリードを広げていく。自慢のエルボーも本間のワキ固めで威力を落とす梅咲。王者の意地で自らを奮い立たせる梅咲に、ベルトへの情熱で立ち向かう本間。互いの思いがぶつかり合うエルボー合戦。ロープの反動で充分な助走を付ける梅咲をカウンターのワキ固めで再びの腕攻めに捕らえる本間。ロープが近いようで遠い梅咲。本間は足もクラッチし、なかなかエスケープを許さない。苦しみながらもロープにたどり着いた梅咲に低空ドロップキックを突き刺す。梅咲は場外へ落下し、本間はコーナー最上段からのダイブで追い討ちをかける。命からがらリングに戻る梅咲に対し、余裕綽々の笑みを浮かべる本間。本間がコーナーに上ると梅咲も追いかけ、雪崩式アメジストクロスでぶん投げる!この一撃は効いたか、本間も苦悶の表情に一変。再び対話するかのようなエルボー合戦。梅咲のエルボースマッシュでふらついた本間。ここでラッシュをかけたい梅咲だが、試合巧者の本間が阻止。DDTで梅咲の脳天をマットに叩きつけ、朦朧としながらも立ち上がる梅咲にミサイルキック発射。梅咲は派手に吹っ飛ばされながらもキックアウト。力を振り絞り、滞空時間の長いブレーンバスター、低空ドロップキック、梅スプラッシュと続けていくがカウントは2。丸め込みを切り返した本間は飛び付き腕十字で執拗に梅咲の腕を殺しにかかる。さらに三角絞め、これで落ちないと見るや回転してフォール。肩を上げたものの劣勢の梅咲。本間は前哨戦に続いて掟破りのラ・マヒストラル!梅咲は自身が大事に使ってきた技をうまく切り返し、お返しとばかりにラ・マヒストラルでフォール。本間はキックアウト。素早くバックを取った梅咲はジャーマンスープレックスホールド。しぶとい本間はベルトへの執念、レスラーの本能で肩を上げる。梅咲は再び本間の背後に回り、これまで4人の強豪を沈めてきた必殺・ブラストの構え。本間の左足と右腕をクラッチし、小柄な体で鮮やかなブリッジを描く。これに本間は全く動けず、レフェリーがマットを3回叩き勝負あり。決着のゴングが鳴った。
マイクを持った梅咲は「本間多恵に勝ったぞ!苦しかった。苦しかったけど…諦めちゃダメ、諦めちゃダメって、多恵さんが教えてくれたことですよね。今日5回目の防衛戦でしたけど、多恵さんが一番遥に執着してて、ベルトに執着してくれました。遥が成長できたのは、多恵さんが毎回たくさんアドバイスをくれたからです。タッグもたくさんたくさん多恵さんと戦わせていただいて…今日初めてシングルで勝ちました。ここまで来れて本当に良かったです。多恵さん、ありがとうございました」。梅咲からマイクを受け取った本間は「地元でのタイトルマッチをやりたいとずっと思っていて、チャンスが来て声を上げました。フリーになってからずっとずっとお世話になっているディアナさんの大会でベルトを獲ることが、違った形のディアナさんへの恩返しになると思っていました。でも今日負けちゃったけど…。絶対センター?梅咲遥…団体の真ん中にいるからセンター?団体の顔だからセンター?私は違うと思う。梅咲遥のいるところがセンターになるんだよ。だから、諦めない。ずっと教えてきた私だからこそ、諦めません。あなたから必ずそのベルトを獲りますので、防衛し続けてください。ありがとうございました」と、ディアナのセンターから女子プロ界のセンターへ羽ばたこうとする梅咲へエール。2人の想いにファンは万雷の拍手。梅咲が「また名古屋にベルトを持って帰ってくるので、次の名古屋大会もご来場お待ちしてます。そして7月に、名古屋から1駅の京都大会…」と言いかけたところで客席がざわめく。「新幹線でね」と突っ込まれ、「新幹線で1駅の!京都大会があるのでぜひ来てください」と笑顔で呼び掛けた。諦めないことも、地理も?学んだ梅咲。これからも諦めない心で防衛ロードを邁進し続ける。

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