第1試合 シングルマッチ15分一本勝負
美蘭vsタバタ
◯美蘭(9分11秒 エビ固め)タバタ●
※ライオンサルト
第2試合
シークレットキャプテンフォールマッチ 時間無制限
Anna&尾﨑妹加&神姫楽ミサ&炎華vs真琴&網倉理奈&タリー&コスミック
●Anna&尾﨑妹加&神姫楽ミサ&炎華(15分14秒オクラホマロール)真琴◯&網倉理奈&タリー&コスミック
※キャプテン(試合前に抽選で決定)=Anna、真琴
※退場順=タリー、網倉、尾﨑、コスミック、神姫楽
第3試合
シングルマッチ15分一本勝負
Himiko vs ちゃんよた
●Himiko (7分30秒 体固め) ちゃんよた◯
※ジャックハマー
第4試合 6人タッグマッチ30分三本勝負
ジャガー横田&井上京子&渡辺智子vs羽多乃ナナミ&香藤満月&ウナギ・サヤカ[ぱぱぱ令和パーティー]
◯ジャガー横田&井上京子&渡辺智子(14分9秒 2-1)羽多乃ナナミ&香藤満月&ウナギ・サヤカ[ぱぱぱ令和パーティー]●
一本目、●京子(0分37秒 片エビ固め)ナナミ◯
※ショルダータックル
二本目、◯ジャガー(5分51秒 回転十字固め)満月●
三本目、○京子(7分8秒 体固め)ナナミ●
※ラリアット
第5試合 タッグマッチ30分一本勝負
[綾華]佐藤綾子&中森華子vs柊くるみ&夏実もち[プロミネンス]
[綾華]〇佐藤綾子&中森華子(12分55秒 ドラゴンスープレックスホールド)柊くるみ●&夏実もち[プロミネンス]
セミファイナルは激戦必至の好カード。若手の頃から苦楽を共にしてきた綾華、フリー転向後も同じユニットで活動を続けてきたプロミネンス。
2023年には同カードでデイリースポーツ認定タッグをかけ、敗れているのは綾華だ。今は互いにベルトはないが、燃える闘志は変わらない!リベンジに向け奇襲を仕掛けた綾華は夏実を捕まえて集中砲火。柊が場外から綾華を引きずり落とし、得意の場外戦に持ち込む。パイプ椅子で中森を殴打する夏実、佐藤を鉄柱に打ち付ける柊。これで形勢逆転のプロミネンス。串刺しボディアタックで中森を押しつぶすが、中森も串刺しスピンキックで応戦。コブラツイストで柊の動きを止めるも、フィッシャーマンは上がらず。柊がブレーンバスターに切り返して中森を投げ飛ばす。柊からタッチを受けた夏実はロープワーク3往復からヒップドロップ。中森の蹴り足を掴んでのドラゴンスクリューでロープ際に追いやり、うすDONで丸め込む。返した中森は鋭いミドルキックで会場を沸かせ、試合の流れを取り戻す。今度こそフィッシャーマンズスープレックスでぶん投げ、佐藤とのジャンピングニー挟み撃ちからハイキック、シャイニングウィザードと猛反撃。代わって入った佐藤はおぼんで、夏実のムチも迎撃。しかしおぼんを振りかざした隙に、夏実がフルスイングしたムチが腹部に命中してしまう。さらにお盆を奪われ脳天直撃。ならばと真っ向勝負に出た佐藤はミサイルキック2連発。夏実は柊との連携攻撃で応戦。さらに柊も破壊力抜群のミサイルキック。続くドロップキックで佐藤を吹っ飛ばしコーナーを背負わせると、キャノンボール発車!間一髪かわした佐藤はおぼんの達人から佐藤トランペット。そして綾華の同時発射Wミサイルキックを浴びせる。佐藤のカサドーラは柊が怪力でジャーマンに切り返し、今度こそキャノンボールをクリーンヒットさせる。夏実のリバーススプラッシュに柊のダイビングフットスタンプが次々と佐藤を襲う。中森のカットに救われた佐藤はプロミネンスの同士討ちを誘う。中森がシャイニングフラワーで夏実を排除すると、佐藤が柊の巨体をドラゴンスープレックスで葬った。リベンジ達成、そしてメインで大一番を控えるデビーへのエール代わりの白星となった。
メインイベント
W.W.W.Dシングル選手権試合 60分一本勝負
[王者]デビー・カイテルvs梅咲遥[挑戦者]
※第23代王者 3度目の防衛戦
[王者]●デビー・カイテル(19分46秒 ブラスト)梅咲遥◯[挑戦者]
※第23代王者 3度目の防衛に失敗。梅咲遥が第24代王者となる
梅咲が王座を保持していた昨年12月、挑戦者・デビーを退けた梅咲はベルトを返上を宣言。2026年、ディアナ旗揚げ15周年のメモリアルイヤーのスタートともに全員でベルトを狙うという、常に団体を盛り上げることを意識する絶対センターらしい演出だ。そして空位となったベルトを奪取したのはデビー。3.8アミスタでは、団体の頂点に立っても相変わらずの暴走ファイトを続ける新王者を食い止めるべく「やっぱりデビーは私がやる」と挑戦表明した梅咲。セコンド介入や反則を繰り返し、ブーイングも全く意に介さないデビー陣営に対しては「ディアナの恥」「介入しないと勝てないデビー」と珍しく語気を強める。だが4.5アミスタでの前哨戦ではデビーが勝利し「梅咲遥、家族の前で恥かかせてやる」と不敵な笑み…。何度もぶつかり合ってきた2人が、ビッグマッチでの頂上決戦の日を迎えた。
梅咲はタッグベルトを巻いて入場。勝てば二冠の大チャンスだ。この大一番でもアイドルレスラーらしい笑顔も見せる。対するデビーは入場時に観客の帽子を飛ばすパフォーマンスを封印。王者として迎えるビッグマッチを噛みしめるように真っすぐに花道を歩いて堂々のリングイン。梅咲とは対照的に、クールに観客席を見渡した。その視線の先には待望の横断幕も…。
ゴングが鳴ると早くも梅咲がエルボー連打で猛攻。するとデビーは梅咲をリング外へ投げ飛ばし、得意のラフファイトに持ち込む。デビーは場外でも構わずブレーンバスターで梅咲を床に叩きつける。そしてパイプ椅子に梅咲を座らせ、充分な助走からビッグブーツ!椅子ごと梅咲を吹っ飛ばす。ヒートアップする2人は南側観客席へ。ファンの目の前で激しい攻防を繰り広げる。階段からのプランチャで梅咲が形勢逆転。しかしダメージの大きい梅咲はリング上でリードを保てず、デビーが優位に。デビーはデス・トラップで捕まえて離さず、なかなかエスケープを許さない。何とかロープに足が届いた梅咲はヘッドシザーズホイップでデビーを投げ飛ばす。得意の低空ドロップキックを突き刺し、続けてミサイルキックも発射。そして足4の字固めでデビーの足技封じだ。悶え苦しむデビー。ロープに届きはしたが、受けたダメージは明白だ。梅咲は間髪入れずに串刺しエルボースマッシュ。デビーがヒザを押さえるのを見逃さず、膝めがけてストンピングやエルボードロップを落とす非情な攻め。デビーはカウンターのブロックバスターで梅咲をコーナーに追い詰め、痛みを堪えながらランニングWニーアタックを突き刺す。そしてビッグブーツを連発。得意の足技を繰り出していくが、梅咲の足攻めがじわじわとデビーを蝕む。普段の余裕綽々なデビーとは違う、痛みや苦しみが表情に滲んでいる。時折膝を押さえながらも自身のスタイルを崩さず蹴りまくるデビー。梅咲はまたも膝にヒジを落としていく。それでもまだまだ蹴りまくるデビーに梅咲は「来いよ!」と声を荒げる。デビーも日本語で「来いよ!」と呼応する。梅咲が得意のエルボーで勝負に出ると、デビーも得意のエルボー。梅咲が滞空時間の長いブレーンバスターでフォールするがカウント2。攻め手を緩めず突進する梅咲の勢いをうまく利用し担ぎ上げ、真上に放り投げて膝で迎撃するデビー。リスクもリターンも大きい技で両者ダウン状態に。先に立ち上がったのは王者だ。右足を引きずりながら梅咲の髪を鷲掴みにして起こし、エスプレッソ抽出準備。これは梅咲が丸め込みに切り返し、ラ・マヒストラルで逆転を狙うがカウント2。ならばと初披露の変形STFでぐいぐい絞り、王者を極限状態まで追い詰めていく挑戦者。これまでは介入を繰り返してきたINVAメンバーも「ロープ近い!」「動け!」とデビーの勝利をただ信じて、リング外から声を枯らす。デビーが仲間に導かれるようにロープを掴み、梅咲はトップロープへ。デビーも追っていき、2人はコーナー上でエルボーの打ち合いに。渾身の一撃を食らいふらついたデビーだが、足がセカンドロープに残り持ちこたえる。そこに梅咲がフットスタンプを投下しデビーをマットに突き刺し、さらに梅スプラッシュで追撃。これを返したデビーは拳を握りしめ己を奮い立たせる。デビーも梅咲の足をロープにかけてのスタナーで反撃し、フロントスープレックス。梅咲は投げ捨てるようなキューティースペシャル。両者一歩も退かない大熱戦に、観客席からは手拍子が自然発生。その中でデビーが必殺エスプレッソ抽出。そのままフォールするが、梅咲はエビ固めに切り返す。デビーは飛び込んでニーアタック、今度は切り替えされぬよう力強くエビ固めで押さえるが梅咲がしぶとくキックアウト。そして梅咲の足をセカンドロープにかけてのエスプレッソ。これも梅咲がキックアウト。諦めないセンターの意地、譲れない王者の意地が激しく火花を散らす。デビーはW.W.W.Dシングル戴冠のフィニッシュとなったタイガースープレックスの構え。梅咲はこれもカサドーラに切り返し、バックを取ると投げっぱなしジャーマン!そしてジャーマンスープレックスホールドで鮮やかにブリッジ。今井レフェリーがマットを2回叩くと、デビーのプロレスラーとしての本能が肩を押し上げる。挑戦者は再びバックを取り、王者の右腕と左足をクラッチ。そして雄叫びをあげながら力を振り絞って後方にぶん投げる。デビーへの思い、二冠への夢、センターとしての信念…これまでの全ての思いを乗せたブリッジでフォール。19分46秒、デビーはついに力尽く。梅咲遥が“ブラスト”の名の通り爆発のような一撃でデビーを葬った。セコンド介入も反則もなく、持てる力を出し切った2人を、ブーイングではなく大きな拍手が包み込んでいた。
バックステージでは「二冠になりました!」と明るく笑顔を見せた新王者。「15周年、自分じゃない人がシングルを巻いてることがこんなにそわそわするんだな、と思ってた」と本音を漏らす。「ベルト巻いたからにはいろんな人とやっていきたい。絶対センター、ディアナからプロレス界に」と、“ディアナのセンター”から“プロレス界のセンター”へと、飛躍を誓った。
2011年4月17日、ディファ有明での旗揚げ戦から丸15年。これからもディアナは“本気のプロレス”を貫き、走り続けます!
