【試合結果】2023年8月11日(金)アミスタ大会vol.38

アミスタ大会vol.38 たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で2023年8月25日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 シングルマッチ15分一本勝負 マドレーヌ VS 世羅りさ


●マドレーヌ(7分58秒 百火涼乱)世羅りさ○

自称プロミネンスのマドレーヌ いよいよリーダーと対決!

プロミネンスTシャツを着用して入場するマドレーヌに「買ったの?!」と驚きを隠せない世羅。試合開始のゴングが鳴ってもマドレーヌのアピールが止まらない。6.4板橋大会では世羅とタッグ結成、以降はアミスタで藤田夏実と対戦している。そしていよいよリーダーの世羅とのシングルマッチを迎え「これはもう…私は、プロミネンス!」と主張する。試合中に約1分間、喋りに喋ったマドレーヌに世羅は「長いなお前!バカタレが!」とツッコミ。今井レフェリーも「そろそろプロレス見せてくれ」と呆れ顔。マドレーヌのペースにすっかり飲まれ、困り果てた世羅はマドレーヌを場外へ落とし、得意のラフファイトに持ち込む。セコンド陣を盾にしながらパイプ椅子をかわしリングに戻ったマドレーヌ。しかし一旦場外に出て落ち着きを取り戻したのか(?)、世羅はコンバインでマドレーヌの腰を攻める。いよいよ両者は本気モード突入だ。世羅のニードロップをすかしたマドレーヌがアンクルロックで世羅の左足を厳しく絞る。これをエスケープした世羅はコーナーに降り串刺し低空ニー。追撃のニードロップをどうにか回避し、フェイマサーを決めるもカウント2。セラリズムバスター、今度こそのニードロップを続けて食らったマドレーヌ。カウント2で肩を上げたが、逆さ押さえ込みは不発に終わってしまう。切り返した世羅は軽々とマドレーヌを担ぎ上げてえびす落とし。これも2で返し、マドレーヌの粘りに客席からは歓声が沸く。続く百火涼乱が完璧に決まり万事休す。リーダーとして貫禄勝利を収めた世羅は、マドレーヌと握手を交わしてリングを下りた。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&Himiko VS 本間多恵&尾﨑妹加


佐藤綾子&●Himiko(16分1秒 飛びつき式腕ひしぎ十字固め)本間多恵○&尾﨑妹加

前タッグ王者組「SPiCEAP」、Himikoからギブアップを奪う!

山形でのタッグタイトル戦以来となる、佐藤とSPiCEAPのマッチアップ。SPiCEAPとしては再びベルトを狙う足掛かりにしたい一戦だ。本間とHimikoがそれぞれ先発し、じっくりと互いの手の内を探り合う。多彩なグランド技や丸め込みで一進一退の攻防を見せる両者。続く尾﨑と佐藤のマッチアップは、尾﨑のパワーファイトが炸裂。佐藤もジャンピングニーで応戦し、ミサイルキックを狙いコーナーへ。しかし本間が飛び出し尾﨑をアシスト。アルゼンチンバックブリーカーで豪快に担ぎ上げる。替わった本間はアームブリーカーなどで佐藤の腕を集中攻撃。佐藤はジャパニーズレッグロールクラッチからHimikoにチェンジ。HimikoのWアーム卑弥バスターは尾﨑がすんでのところでカット。Himikoと佐藤のお盆の連携も決まるがスリーカウントには至らず。ここから本間の関節技地獄がHimikoを襲う。TAEロックをカットした佐藤を尾﨑がラリアットで排除。その瞬間本間がHimikoの右腕に飛び付き、腕十字が極まる。Himikoはたまらずギブアップし、前タッグ王者の前に敗れる。

第三試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子&美蘭 VS 藤田あかね&デボラK


○井上京子&美蘭(17分43秒 ナイアガラドライバー)藤田あかね&デボラK●

ナイアガラ炸裂!美蘭の好アシストも光る

まずはデボラと京子の力比べ。エルボーの打ち合いもド迫力だ。大柄なデボラでも、やはり京子のパワーには敵わない。持ち前の怪力でデボラをいたぶった京子は美蘭にタッチ。しかし美蘭は劣勢に。デボラはお返しとばかりにキャメルクラッチや逆エビ固めで絞り、藤田は今井レフェリーの目を盗んで反則攻撃。切り返しの逆さ押さえ込みで何とか京子にタッチ。京子は勢いよくリングに飛び出し、挨拶代わりのラリアット!藤田の連続タックルを全て受け切ったが、デボラと藤田のW攻撃には苦戦。京子を担ぎ上げたい藤田だが、111キロの巨躯は上がらず。またもラリアットの餌食に。さらに美蘭の連続クロスボディを受ける藤田。続くボディスラムは腰を落として堪え、逆にボディスラムで軽々と投げ、そこにエルボードロップ。美蘭は追撃のヒップドロップはかわし、転がしてフォールするがカウント2。その場跳びムーンサルトも2で返され、ならばとライオンサルトを狙いセカンドロープに上る美蘭。しかし藤田に引きずり落とされ、オクラホマスタンピードを浴び、さらにデボラの極楽固めで絞られる。京子へのタッチが遠い美蘭だが、京子やセコンドが「攻めろ!」と叫ぶと、連続の丸め込みやドロップキック、エルボーで攻め続ける。バックフリップの構えを丸め込みで脱出した美蘭は京子にやっとチェンジ。残り3分を切ったところで、藤田が跳びだデボラとW攻撃。コーナーに登った藤田を京子が怪力で場外に落とし、さらに美蘭が決死のダイブ!リングはデボラと京子の一騎討ちに。ラリアットは返されたが、井上京子の代名詞・ナイアガラドライバーで見事フィニッシュ。京子は美蘭と笑顔で包容し、リングを下りた。

第四試合 シングルマッチ15分一本勝負 梅咲遥 VS ななみ


○梅咲遥(10分23秒 ジャーマンスープレックスホールド)ななみ●

梅咲VSななみ ディアナが誇る黄金カードになる日もそう遠くはない!

ディアナ生え抜きで2019年デビューの二人がメインイベントに堂々登場。ゴングが鳴るとななみはいきなりの猛ダッシュで梅咲にタックル!対する梅咲もドロップキックを連続で突き刺す。開始早々エンジン全開の両者は重いエルボーを打ち合う。梅咲がドロップキック、ブレンバスターで攻めれば、ななみは得意のタックルを連発し、スリーパーでギブアップ寸前まで追い詰める。ななみはさらにボディプレスを投下し、ノーザンライトの構え。腰を落として堪えた梅咲は、ここまでのお返しとばかりに渾身のエルボーを連打。鈍い音が響き、観客はどよめく。受けきったななみは、カウンターのヒップアタックから今度こそとノーザンライト。梅咲はこれを丸め込みに切り返す。ななみは負けじと裏投げで梅咲をマットに叩きつける。レフェリーがカウントを取る前に起き上がった梅咲は「負けるか!」と叫び猛突進し、僅かに捻りを加えたブレンバスターでぶん投げる。立ち上がったななみは梅咲のバックを取り、再びのスリーパー。さらに胴締めも加え、梅咲のエスケープを許さない。厳しく絞ったスリーパーを解き、間髪いれずにノーザンライトスープレックス!しかし王者の意地がカウント2.99で梅咲の肩を上げる。ここから梅咲は一気呵成。投げっぱなしジャーマン、キューティースペシャル、梅スプラッシュと畳み掛け、トドメのジャーマンが鮮やかに弧を描き、今井レフェリーがしっかりと3回マットを叩いた。試合時間はわずか10分、しかし情熱ほとばしる大熱戦となった。梅咲は「今年に入ってななみとは結構シングルで戦ってるけど…このカードは本当は簡単に組まれちゃいけないと思ってる。でも今はこれがこのカードの現状。もっもとっとお互いにディアナを盛り上げる試合をできなきゃダメだと思う。年齢は違うけど、同期として一緒に頑張りましょう。次にシングルが組まれるときは、何かしらのベルトを巻いた状態で。よろしくね」と、ディアナの未来を担う17歳・ななみに期待を込めて力強く語った。若干22歳にしてW.W.W.Dのシングルとタッグ、さらに他団体でもタイトルを獲得してきた梅咲。4日後にはシングルの初防衛戦に臨む。

会場先行お知らせコーナー

この日のお知らせは、10月の後楽園大会の参戦選手第一弾!ディアナ所属選手に加え、井上貴子、笹村あやめ、真琴、スターライト・キッドの参戦が決定。スターライト・キッドは2020年12月13日の新宿FACE大会以来の参戦となる。その他の参戦選手や対戦カードは随時発表。

ディアナ 後楽園ホール大会
[日時]
2023年10月8日(日)開場 10:30/開始 11:30

[会場]
後楽園ホール
〒112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F

[チケット]
VIPチケット(1列目正面) 特典あり  20,000 円
スペシャルリングサイド(1列目) 特典あり 15,000 円
リングサイド(2列目)特典あり  11,000 円
リングサイド(3列目)特典なし  8,000 円
指定席 A  7,000 円
指定席 B  5,000 円
指定席 C  4,000 円
指定席 D  3,000 円
チケットは ディアナストア(https://www-diana.stores.jp/?category_id=649a39853fed3c002f4d988f)で取り扱っております。