【試合レポート】2023年7月9日(日)アミスタ大会vol.36

第36回アミスタ大会もたくさんの応援、誠にありがとうございました!大会後の会場先行お知らせコーナーでは、ファン必見のニュースも!明日7月10日にはディアナ公式Twitter(@W_W_W_D)でも発表いたしますのでお楽しみに。この大会の模様はDIANA Live(https://live.www-diana.com/)で2023年7月23日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 シングルマッチ15分一本勝負 Himiko vs 狐伯

●Himiko(10分44秒 ノーザンライトスープレックスホールド)狐伯○

WAVE参戦で成長したHimiko 狐伯と念願の対戦!

抜群の運動量を誇る狐伯がWAVEから参戦。WAVEのリーグ戦「Catch the WAVE」で成長を遂げたHimikoが挑む!序盤はグラウンドの展開。軽快な動きで次々と技を繰り出す狐伯にHimikoも対抗する。両者ともに磨き上げたテクニックを披露するが、小柄ながらリングを縦横無尽に駆け回る狐伯が徐々に優勢に。狐伯は観客のHimikoコールを煽る余裕さえ見せる。狐伯の首4の字を何とかエスケープしたHimikoはお返しのボディシザーズで絞る。さらにドロップキックを狙い走るHimikoだが、これをカニ挟みで切り抜けた狐伯のドロップキックを浴びてしまう。続けて狐伯はWアームTの体勢。Himikoがショルダースルーに切り返すと、しつこい押さえ込みでニアフォールに。立ち上がった両者はエルボーの打ち合いで真向勝負。狐伯の重いエルボーを受けきったHimikoは隙を突いてオクラホマ、横十字と丸め込みを連発。これでも決まらないとみるやギロチンを投下し、Wアーム卑弥バスターで叩きつける。これも返した狐伯はDDTでHimikoをマットに突き刺し、さらに顔面にヤクザキック。狐伯はリングで大の字になるHimikoの髪を掴んで起こし、ノーザンライトの美しい弧を描いてフィニッシュ。敗れてなおHimikoの闘志は燃え尽きることなく、狐伯に掴みかかる。両者が再び相まみえる日は来るのか?

第二試合 シングルマッチ15分一本勝負 マドレーヌ vs 夏実もち

●マドレーヌ (8分53秒 エビ固め) 夏実もち○
※メタボリックサンド

私はプロミネンス!レギュラー目指して猛アピール?

夏実とは過去4度タッグを組み、3度対戦しているマドレーヌ。世羅りさや藤田あかねらとの対戦機会が多く「毎週のようにプロミネンスの選手と戦い、プロミネンスの選手と組む私。プロミネンス準レギュラーと言って過言ではないでしょう!」と豪語。夏実はそれを全く認めず、背後からのドロップキックで奇襲。さらにヘアホイップやボディアタック、フェイスクラッシャーで攻める夏実。それでもカメラに向かってプロミネンスポーズでアピールし続けるマドレーヌ。しつこいアピールで夏実のペースを乱していき、キャメルクラッチを持ち前の柔軟性で抜け出したマドレーヌは多彩な腕攻めで反撃。エスケープした夏実は体格で押し、重いエルボーを打つ。マドレーヌは開脚ギロチン、フェイマサーから再びの腕攻め。MMA仕込みの関節技に悶える夏実だが、ロープに逃げると雷電ドロップで逆襲。続くリバーススプラッシュを寸前で躱したマドレーヌは、起死回生の猫だまし丸め込みからレッグロールまで繋ぐも、ブリッジを跳ね返されカウントは惜しくも2.9。バックドロップには肩を上げたマドレーヌだったが、追撃のメタボリックサンドに沈む。

第三試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&美蘭 vs ななみ&藤田あかね

佐藤綾子&●美蘭 (13分42秒 体固め) ななみ○&藤田あかね
※裏投げ

若手&ベテランタッグ対決 この勝負を制したのは16歳・ななみ!

前回はCRYSISに翻弄された藤田あかね。この日もCRYSISメンバー・佐藤と対戦だ。藤田のパートナーは同じくオレンジをイメージカラーとするななみ。まずはそのななみと佐藤のマッチアップ。急成長中のななみだが、ベテラン佐藤の厳しい攻めに早速捕まってしまう。クロスボディで切り抜けたななみは藤田にチェンジ。ハードコアを得意とする藤田は佐藤のお盆を奪うが、レフェリーに制止され凶器攻撃は未遂に終わる。藤田とななみは14歳の美蘭を容赦なくダブル攻撃で削っていく。美蘭のクロスボディはバックブリーカーに切り返し、さらにテキサスクローバーで絞る藤田。切り抜けた美蘭が藤田を意地のボディスラムで投げると、観客は拍手喝采!さらにその場跳びムーンサルトを見舞い、ここで佐藤がお盆を持って再びの登場。お盆の達人が藤田の顔面に直撃!ハードコアを得意とする藤田も、逆襲のお盆攻撃を見せる。藤田のタッチを受けたななみはハンマースローのフェイントをかけ逆さ押さえ込み、これを佐藤は軽やかな身のこなしでかわし低空ドロップキック。それでもななみは攻め手を緩めず、タックルで佐藤を倒し、もう一発を狙いロープに走るがそこに待っていたのは美蘭。美蘭に髪を掴まれたななみは佐藤のニーアタックを食らう。ロープに走る佐藤を今度は藤田が掴み、ななみのノーザンライトをお膳立て。間一髪カットに入った美蘭はななみとの一騎討ちに。ななみの裏投げを一度は丸め込みに切り返した美蘭だが、2発目の裏投げは完璧に決まり、ディアナの10代対決をななみが制す。若さ溢れるファイトが光る一戦となった。

第四試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子&梅咲遥 vs デボラK&本間多恵

○井上京子&梅咲遥 (17分38秒 ナイアガラドライバー) デボラK●&本間多恵

梅咲&京子 豪華タッグで快勝

メインイベントはディアナを背負って立つ京子と梅咲の2人が豪華タッグを結成し、デボラと前タッグ王者・本間を迎え撃つ。開始のゴング早々、梅咲のドロップキックがデボラを襲う。さらに梅咲はデボラをロープに振り5往復走らせ、スタミナを削る。デボラは本間との連携で反撃するが、梅咲と京子もW攻撃!京子が本間のエルボー連打を余裕で受け切ると、本間は意表を突いて足を踏みつける頭脳プレー。しかし京子が本間の足に噛み付き、本間は大絶叫!さらにダンシングツリーで絞られ、続いて梅咲と京子の足攻めを食らう羽目に。本間は京子の剛腕に狙いを定め、ぶら下がり腕十字、右肘へのミサイルキック、アームブリーカー、ワキ固めで猛攻。ミサイルキックを狙う本間を雪崩式ブレーンバスターでぶん投げた京子は、梅咲にチェンジ。梅咲と本間は久々の対戦を噛み締めるようにエルボー合戦で気持ちをぶつけ合う。鈍い音とファンの歓声が響く中、梅咲が打ち勝つも本間は得意の関節技で梅咲の足を封じる。タッチを受けたデボラはスピアー、タックル、極楽固めで攻め込む。痛む足で何とか立ち上がった梅咲は、ネックブリーカーで京子に勝負を託す。ナイアガラは本間が阻止、しかし京子の両腕ラリアットが炸裂!梅咲が本間を抑える内に、ナイアガラドライバーが今度こそ決まりスリーカウント。前タッグ王者の関節技地獄を堪えきった2人が、笑顔で大会を締め括った。