【試合結果】2023年9月24日(日)アミスタ大会vol.42

第42回アミスタ大会、たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で22023年10月8日 23時59分までご視聴いただけます。次回はいよいよ後楽園大会!デビュー戦ありタイトルマッチありの超豪華カードをお届けします!ご来場お待ちしております。

第一試合 シングルマッチ15分一本勝負     デボラK vs ライディーン鋼

ヘビー級対決!デボラvs鋼

●デボラK(9分14秒 体固め)ライディーン鋼○
※リバースセントーン

PURE-Jのナンバーワンパワー・ライディーン鋼が登場!デボラとの大型ファイター対決だ。ゴングが鳴るといきなりの大迫力タックル合戦。まずは自慢のパワーで上回ってみせた鋼が反則を交えながら優勢に試合を進める。デボラはドロップキックやスピアーで反撃。鋼は充分な助走からのラリアット、さらにリバーススプラッシュで再び流れを掴む。デボラはバックを取り、ジャーマンの構え。しかし鋼の巨体は上がらない。「上げてみろ!」と煽る鋼はロープエスケープ。鋼のレインメーカーをかわしたデボラは再び背後を取り、今度こそ投げっぱなしジャーマン!対する鋼も意地を見せ、デボラを担ぎ上げる。何とか着地したデボラだが、再びラリアットをまともに食らってしまう。何とか肩を上げたデボラ。鋼はダメージの残るデボラに容赦なく100キロのリバースセントーンを投下!ヘビー級対決を制した。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負     佐藤綾子&中森華子 vs ななみ&AKARI

綾華完勝!前哨戦を軽々制し、デイリー防衛確信の笑み

○佐藤綾子&中森華子(9分12秒 2回転式レッグロール)ななみ●&AKARI

久令愛とのタッグ「クレアカリ」で、「綾華」が保持するデイリースポーツ認定タッグ挑戦が決定しているAKARI。その前哨戦ともいえるカードだ。網倉理奈とともにW.W.W.Dタッグを虎視眈々と狙うななみは、このPURE-Jとディアナの若手vsベテラン対決で存在感をアピールしたいところ。ベルト奪取に燃えるAKARIは握手を拒否。中森とななみのマッチアップで試合開始。ななみがアームドラッグを決めれば、中森もアームドラッグでやり返す。AKARIが中森の背後から飛び出し、ななみとのツープラトン攻撃で若手コンビが試合の主導権を握りかけるが、三冠女王・中森もやられっぱなしでは終わらない。ななみからのタッチを受けたAKARIに強烈な蹴りで形勢逆転、さらに佐藤を呼び込み綾華の連携攻撃を決める。佐藤はAKARIにタブルアームスープレックス、ジャンピングニー、フィッシャーマンズスープレックス等で一気の攻め。抜群のコンビネーションを誇る綾華に対し、ななみが中森を、AKARIが佐藤をそれぞれノーザンライトスープレックスでぶん投げ、若手コンビも息の合った連携を見せる。ななみは中森のキック、佐藤のジャンピングニーを何とか耐え、再びAKARIとの連携攻撃を試みる。しかし百戦錬磨のベテラン・佐藤は2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばし、ななみを捕まえ一騎討ちへ。ななみの豪快な裏投げに佐藤は投げっぱなしジャーマンで応戦。立ち上がり猛然とダッシュするななみをひらりとかわしバックを取った佐藤は、ジャパニーズレッグロール2回転!ブリッジでがっちり押さえ、3カウント!綾華コンビは余力を残して快勝。中森はベルト防衛を確信したかのように余裕の笑みを浮かべ、リングを下りた。

第三試合 3WAYマッチ20分一本勝負     梅咲遥 vs マドレーヌ vs リアラ

シングル王者・梅咲遥は3WAYでも強いぞ!

○梅咲遥(9分44秒 逆さ押さえこみ)リアラ●
※もう一人はマドレーヌ

ガンバレ女子から、「伝説のキャバクラ嬢」リアラが初参戦!今年6月、ガンバレ☆プロレスでの梅咲とのシングル対決で敗れているリアラ。梅咲がマイクで語った「もっとエルボーもドロップキックも強く打ってこい」という言葉を胸に、この3WAYでリベンジに燃える。マドレーヌは「ちょちょたんファンにいい写真を撮らせないように」と梅咲の入場を邪魔するなど、相変わらずの調子で梅咲を翻弄。ゴングが鳴り、リアラはマドレーヌをドロップキックで蹴落とすと、梅咲の元へ一直線。力強いエルボーを打ち、いきなりのダイヤル固めで大回転。しかしリアラがロープに走るとリング下からマドレーヌが足を引き、ここからマドレーヌ&梅咲の「ぽんへり」コンビの連携攻撃が炸裂!ところが早速裏切るマドレーヌ。梅咲に狙いを切り替えると得意の関節技で梅咲の膝を極める。今度はカットに入ったリアラを捕まえ、初参戦の洗礼?バチボコバランサーに捕らえる。リアラはマドレーヌに逆エビ固めで反撃。リングに戻ってきた梅咲は低空ドロップキックでリアラを吹っ飛ばす。今度はマドレーヌが梅咲にキャメルクラッチ、悶える梅咲にリアラが低空ドロップキックを突き刺す。リアラと手を組むマドレーヌだったが、梅咲のフットスタンプをみぞおちに食らい、リング外へ転げ落ちていく。成長の証を見せたいリアラは「今度は負けたくねぇ!」と叫びながら渾身のエルボーを打ち、さらにドロップキックを連発。リベンジへのフォールはカウント2。梅咲がボディスラムでリアラを投げると、マドレーヌがリングに飛び出し丸め込む。カウント2で肩を上げた梅咲は、マドレーヌのロンダートバックエルボーをかわしネックブリーカー。追撃の梅スプラッシュを回避したマドレーヌは渾身のフェイマサー。キックアウトした梅咲はキューティースペシャルでマドレーヌをぶん投げる。するとリアラが横取りフォール。怒り狂う梅咲に対し丸め込みを連発するリアラだったが、梅咲が切り返しの逆さ抑え込みで3カウントを奪う。敗れて悔しい2人は意気投合?マドレーヌとリアラは手を繋いで控え室に帰っていった…。

第四試合 シングルマッチ15分一本勝負     井上京子 vs Himiko 

51歳の青春!Himiko、ガムシャラファイトで大熱闘!

井上京子(9分40秒 ナイアガラドライバー)Himiko 

青春時代から「全女」をこよなく愛するHimikoが京子との2度目のシングルマッチに臨む。気合い漲るHimikoは京子の握手を払いのけ、奇襲攻撃!Himikoの一気の攻めに観客は拍手喝采!磨いてきたグラウンドのテクニックで試合序盤はHimikoがリードし、苦悶の表情を浮かべる京子。この勢いで「投げるぞ!」と叫ぶHimikoだったが、京子が高速ブレーンバスターに切り返す。しかしHimikoはまだまだ攻め続ける!Wアームは上がらないとみるやメキシカンストレッチに切り変え、横十字で丸め込む。カウント2で返されてもHimikoは諦めずに再びWアームの構え。持ちこたえた京子は再びの高速ブレーンバスター。ラリアットを狙い助走をつける京子に、Himikoはカウンターの低空ドロップキック!これが膝に直撃し動きの止まった京子。この好機にHimikoはブルドッギングヘッドロック、さらに追撃のスイング卑弥呼!続いてコーナー上から京子の髪を鷲掴みにし、カーフブランディング!無理矢理に京子をリング中央へ倒してみせた。ひたすらに受け続ける京子はさすがに疲労の色が隠せないが、ラリアット一撃で形勢逆転。起き上がれないHimikoに、大・Himikoコールが巻き起こる。ファンの声援を受け、力を振り絞って立ち上がったHimikoは、隙を見て電光石火のスクールボーイ!間一髪肩を上げた京子だが、Himikoはすかさずキャメルクラッチから胴締めスリーパーで締め落としにかかる。どうにか振りほどいた京子は、キャリア35年の意地を見せる!京子と同世代ながらキャリア2年のHimikoに、容赦なく剛腕を振り抜くラリアット!このフォールはカウント2.99、京子も思わず「入ってんだろ!」と今井レフェリーに詰め寄る。ならばと京子は自身の代名詞・ナイアガラドライバーで今度こそ完璧な3カウントを奪い、大逆転勝利を収めた。京子はマイクを持つと「Himikoに拍手!正直、危なかった。力つけてきてるね」とHimikoのガムシャラファイトを称える。観客も京子を追い詰める奮闘で約10分間戦い抜いたHimikoに万雷の拍手だ。京子は続けて、客席にいた井上貴子をリングに呼び込み「後楽園大会でW.W.W.Dタッグのベルトに挑戦します。貴子さんもいい感じに仕上がってます。ベルト、必ず獲ります!応援よろしくお願いします!」と締め括ろうとしたが…後楽園でW井上の挑戦を受ける綾華が、ベルトを持ってリングに登場。「おいおい、W井上さん。なに締めちゃってるんですか。チャンピオンこっちですよ?チャンピオンは綾華。W井上は挑戦者。防衛するのは綾華です。お客さんは綾華が防衛するところ観に来てくださいよ」と佐藤が堂々の防衛宣言。中森も「昔から憧れで尊敬してますけど、私達が防衛しなきゃダメでしょ。負けてばっかじゃいられない」と語気を強める。王者組・綾華と挑戦者組・W井上がガッチリと握手を交わし、後楽園直前大会が終了。後楽園のメイン後、W.W.W.Dタッグベルトを巻いているのはどちらのチームか?激戦必至のタイトルマッチは2週間後に迫る!