【試合結果】2023年10月22日(日)アミスタ大会vol.44

第44回アミスタ大会、応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」にて2023年11月5日 23時59分までご覧いただけます。今大会は梅咲遥はアメリカ遠征のため、ジャガー横田は他団体参戦のため、マドレーヌは試合で脳震盪を起こしたため欠場となりましたが、11.3山形庄内大会では全員揃って出場の予定です。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 佐藤綾子 VS マコトユマ

○佐藤綾子 (8分7秒 佐藤トランペット)マコトユマ●

10.8後楽園でデビューしたばかりのマコト。佐藤は「不器用だけどがんばり屋。毎日道場に来ている」とマコトの姿勢を評価する。デビュー2戦目、実力者の佐藤相手にマコトはどんな戦いを見せるのか。互いにレスリング経験があり、序盤のグランドの攻防は見応えのある展開に。新人ながら堂々と持ち味を発揮するマコトに、佐藤も自慢のテクニックを披露。佐藤がペースを握るが、マコトもドロップキックやクロスボディで応戦。ボディスラムはブレーンバスターに切り返され不発に。しかし丸め込みの連発で攻め続けるマコト。対する佐藤はマコトの顔面にキックを2発お見舞いし、トドメは変形フィッシャーマンズスープレックスの「佐藤トランペット」で3カウントを奪った。


第2試合  シングルマッチ15分一本勝負  ななみ VS 香藤満月

○ななみ (8分29秒 胴締めスリーパーホールド)  香藤満月●

マコトに続き、香藤も尊敬する先輩・ななみとのデビュー2戦目に臨む。初のアミスタ大会、勢い良く飛び出し入場で転んでしまうが「それも私らしくていい」と持ち前の明るさで笑い飛ばす香藤。明るさを武器に突き進む!序盤のチェーンレスリングはななみがリードしていく。ななみはダイヤル固めでリングを2周。しかし香藤の95キロの体格を回すのには一苦労?「重い…」と漏らすほど、スタミナを消耗してしまう。思わぬダメージを受けたななみに、香藤はエルボーを打つ。鈍い音を鳴らし、観客の度肝を抜く。ななみも思わず「思ったより痛い!」。香藤がエルボーを連発すると、ななみの胸板は赤く染まる。パワーで押す香藤に、ななみは得意のタックル。倒れた香藤に逆エビ固め、サーフボードストレッチで腰攻めのななみ。耐え抜いた香藤は迫力満点のドロップキック。続く丸め込み連発でニアフォール。さらにヘビー級の体格を活かしたボディプレスで押さえ込むが、ななみは何とか肩を上げる。起き上がったななみは香藤をコーナーに振りボディアタック。このフォールは返した香藤だったが、ななみはその背後を取りスリーパーホールド。粘る香藤に、ならばとがっちり胴締め。身動きの取れない香藤はついにギブアップ。ななみ先輩の貫禄勝利だ。

第3試合  タッグマッチ20分一本勝負  井上京子&美蘭 VSデボラK & Himiko

○井上京子&美蘭  (16分3秒 ナイアガラドライバー)   デボラK&Himiko●

ディアナ所属オンリー興行のメインには、やはりこの人!後楽園大会でタッグ王者に輝いた井上京子が美蘭とともに登場。対角のデボラとHimikoは、握手と見せかけての奇襲で二人を分断。美蘭をリング下に蹴落とし、京子に二人がかりで襲いかかる!しかし京子は二人の猛攻をものともせず、ラリアットで薙ぎ倒す。京子がHimikoをキャメルクラッチで絞ると、デボラが救出。ここで京子から「行ってこい!」とタッチを受けた美蘭だったが、デボラとHimikoに捕まってしまう。二人の代わる代わるの連続ボディスラムを受け続けた美蘭は、さらにデボラの逆エビの餌食に。美蘭はソバットやドロップキックで反撃開始。ライオンサルトのフォールはカウント2。赤コーナーに帰ってきた美蘭に「よく頑張った」と声をかけ、再び京子出撃。京子は強烈なエルボーでデボラを倒す。立ち上がったデボラは111キロの巨体に投げっぱなしジャーマン!さらに極楽固めで絞る。ロープに逃げた京子に、デボラとHimikoは低空ドロップキックを次々と打つ。バックフリップを2で返されたデボラはHimikoにチェンジ。Himikoは馬乗りになってエルボーを連発。エルボースマッシュで京子をコーナーへ追いやり、ブルドッギングヘッドロック。そこにセカンドロープからギロチンドロップを投下。2で返され、さらにコーナーに上るHimiko。しかし京子も起き上がりHimikoを追う。デボラが京子をスピアーで食い止めコーナーに追い込むと、Himikoははカーフブランディングで豪快に京子を倒しフォールに。しかしそれも返した京子にWアーム卑弥バスターを狙うが、京子の巨体は上がらず、ラリアットで反撃を受けてしまう。京子がナイアガラの体制に入ると、デボラが決死のカットに飛び込む。京子にしがみついて離さないデボラを、美蘭が引き離して押さえる。美蘭の好アシストを受けた京子はナイアガラドライバーを完璧に決めてみせ、笑顔で快勝!京子はマイクを取り「ディアナ純血興行になりました。ご来場ありがとうございます。私事ですが…後楽園でベルトを獲りました」と挨拶。続けて「このベルトに挑戦する前、挑戦したい何組か若手がいたんです。そのときに35周年ということで挑戦権を譲っていただき、チャンピオンになれました。でも、そのとき名乗りを挙げていたチームもまだ挑戦したいんだと思います。そこで、できればそのチームとどんどん戦って、W井上の防衛記録を伸ばしていきたいです。なるべく早く防衛戦をしたい。これからも注目してください」と、挑戦から戴冠の経緯を改めて語った上で防衛への意欲を見せた。8.13アミスタ大会で名乗りを挙げたチームはカケマド、SPiCEAP、ルミナス、そしてななみ&網倉。この中から次期挑戦者指名かに思われたが…。ここでディアナ制作部部長・不破が「京子さんならそう仰ると思いまして…」と切り出し、何とタッグ王座次期挑戦者決定トーナメントの開催が発表された。カケマド、綾華、SPiCEAP、美蘭&笹村、ななみ&網倉、ルミナスがエントリー。10.27フューチャーサイトで一回戦、11.3山形庄内で準決勝と決勝戦を行うこととなった。トーナメント開戦まで僅か5日。W井上に挑むのはどのチームか?