【試合結果】2024年4月29日(月・祝)後楽園ホール大会

観衆:781名
大会ダイジェスト動画はコチラ!

第一試合 バリューアップマネジメント/クリアネクスト 協賛
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 60分一本勝負

ななみ、ZONESを撃破し初防衛!
1.6アミスタで過酷な1DAYトーナメントを勝ち抜き、初代クリスタル王者に輝いた高校3年生・ななみ。いよいよ迎えた初防衛戦!
挑戦者はEvolution女子所属のZONES。ZONESは新人離れした存在感と豪快なファイトで頭角を現し、センダイガールズ主催の「じゃじゃ馬トーナメント」を制覇。キャリア1年ながら実力者として目される、スーパールーキーだ。
王者のななみはクリスタル戴冠以降、並みいる先輩レスラーに当たり負けしない強さを身に付け、王者らしく成長を遂げる。防衛ロードの第一歩は聖地・後楽園ホールのオープニングマッチ!
ZONESはふてぶてしく握手を拒否。ゴングが鳴ると力比べに。迫力のタックル合戦はZONESがリード。ななみの頭を掴んで何度もコーナーに打ち付けるなど、野性的ファイトを展開。今度はななみがタックルで倒してお返し。続くダイヤル固めはZONESが持ちこたえ不発に。エルボー合戦は互いに一歩も引かず火花を散らす。ZONESは逆水平、串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップと間髪いれずに攻めまくる。そのZONESのバックを取りスリーパーで動きを止めるななみ。エスケープを許すもボディアタック。ノーザンライトを持ちこたえたZONESはバックフリップ。雄叫びを挙げてコーナーに上るが、回避したななみがセブンスリーホールド。カウント2.9で返したZONESはラリアット、アバランシュホールドと、まさにアマゾネスなパワー炸裂。ななみもやや体勢不充分ながら裏投げでマットに叩きつける。続いてボディプレスを投下するがZONESはこれをかわしてエルボー。苦しい展開のななみは、ファンの声援に後押しされるように今度こそ裏投げとボディプレスの連続攻撃を成功させ、磨いてきた必殺技・ノーザンライトスープレックスで美しくブリッジ。がっちりフォールし3カウント。緊張の初防衛戦を白星で飾り、笑顔を見せたななみ。強敵撃破で、クリスタルは輝きを増した。

バックステージコメント ななみ / ZONES

第二試合 プオタス/衣装屋コスモ協賛
シークレットキャプテンフォールマッチ30分一本勝負

キャプテン探しは大混戦!試合後にも何かが起きる…?
ディアナのビッグマッチでは恒例となりつつある、シークレットキャプテンフォールマッチ。今回は新ルールが追加され、オーバーザトップロープでも失格。また、出場する8名のうち5名が失格になり、両軍キャプテン含む3名が残った時点でドローとなる。さらに負けたチームには罰ゲームがあると予告された。事前の抽選でそれぞれのキャプテンはデボラと都に決定。キャプテンが誰なのか、また罰ゲームのことも何も知らない選手たちが続々リングイン。デボラ軍はトレイン攻撃でいきなりキャプテンの都に総攻撃。ベテランの意地でキックアウトし、即試合終了は回避…。関口に狙われたマコトユマはあえなく3カウント献上してしまい、キャプテンではなかったため試合は続行となるが、デボラ軍は早くも数的不利に。尾﨑が持ち前の怪力で杏ちゃむを軽々持ち上げ、リング外へ放り投げる。落下していった杏ちゃむはオーバーザトップロープで退場。真琴に狙いを定めたSPiCEAP。真琴はスピアーで2人をなぎ倒して返り討ちに。真琴がフォールしようとしたところに関口が飛び込み、真琴を丸め込む。そこにデボラが入り、真琴を救出!さらに関口から3カウントを奪い、退場させる。都が真琴にぶら下がり腕十字。しかし足が引っ掛かってしまい、ぶら下がったまま起き上がれなくなってしまう都…。落下すれば試合終了のピンチにSPiCEAPが再びリングへ。デボラにスパインバスターとジャックナイフの連携。こちらも決まれば試合終了のピンチを無事キックアウト。その隙に都の救助も完了。しかし今度は真琴の頭脳プレーでSPiCEAPの誤爆を誘い、本間が脱落してしまう。リングは何かと因縁?のあるデボラと都のマッチアップ。ここで決着がつけば試合終了だが…。都がコーナーに上ると、脱落したマコトがロープを激しく揺さぶり、都大ピンチ!本間と関口が何とかガード。ところがまたも真琴の作戦が光り、今度は尾﨑が落下危機。都と尾﨑がエプロン上に立たされ、デボラと真琴が突撃!都はロープに足が引っ掛かる二度目の奇跡で持ちこたえたが、尾﨑は場外へ。尾﨑はオーバーザトップロープで失格となり、これで5人目の失格。今回からの新ルールによりドロー!両チーム全員に罰ゲームが課されることとなった。ディアナ経営企画部長の不破が現れ、罰ゲームの内容が明らかに…。スクリーンに映し出されたのは「今日から1年以内にドッキリの餌食に!その模様はディアナサブスクサービス Every dianaで放映!ご加入はディアナホームページより」。皆様ぜひご加入くださいませ☆

バックステージコメント デボラ&マコト&真琴&杏ちゃむ / 松本&本間&尾﨑&関口

第三試合 さいたま新都心ジャガークリニック協賛
ドリームタッグマッチ30分一本勝負

ブルーオーキッドvsクライシス!
ジャガー横田率いるヒールユニット“CRYSIS”より、VENYが参戦。セクシーな魅力で人気のVENYに、ファンからは「べにたん、かわいい!」と熱烈コール。「ジャガーさん、かわいい!」の声も飛び、この日でデビュー2周年を迎えた14歳の美蘭も巻き込んでアイドルポーズを決めるジャガー。ゴングが鳴れば真剣勝負のジャガーは世羅りさとのマッチアップ。CRYSISはやはり反則を交えながら世羅をいたぶる。VENYがパイプ椅子で殴打したのを全く見ていない今井レフェリーに、普段は良い子の美蘭も怒り爆発。世羅はドロップキックで切り抜け美蘭にチェンジ。美蘭とVENYは初遭遇だ。連続ドロップキックを余裕の笑顔で受け切ったVENYは反撃のエルボー一発で美蘭を吹っ飛ばしてしまう。会場は大ブーイング。思わず「ごめんなさい」と頭を下げる。VENYはボディスラムで勢いよく持ち上げ叩きつけ…ようとするが、再びのブーイングには逆らえず、そっと美蘭をリングに寝かせる。拍手喝采を浴びて、VENYも笑顔に。その笑顔も束の間、VENYは美蘭の可愛い顔に、あり得ない威力の強烈な張り手!さらに「クソガキ!」と長い脚でビッグブーツ。美蘭はこれをかわして飛び付き、華麗なフランケンシュタイナー。世羅に替わると白熱の攻防。VENYのキックが世羅の顔面を捉え、追撃のムーンサルト。世羅がかわすのをちらりと見たVENYはしっかりと着地。世羅はエアーズロックでVENYをマットに叩きつける。CRYSISはまたもパイプ椅子を取り出し、世羅に凶器攻撃。やはり見ていないレフェリーに美蘭は「おい!おっさん!」と暴言。普段は本当に良い子なのだが…。美蘭とレフェリーがひと悶着しているうちに世羅は凶器の餌食に。ハードコアやデスマッチを主戦場とする世羅はCRYSISの反則をも受けきり、セラリズムバスター、リバースニードロップ、串刺しニーアタックで反撃の大暴れ。先日初披露した「瓦割りっぽい合体技」をジャガーにお見舞い。さらに世羅の羅紗鋏、美蘭のライオンサルトがジャガーに決まる。ジャガーは世羅をかかと落としで場外へ追いやり、美蘭にオクラホマロール、オースイスープレックス。続くパイルドライバーの構えはリングに戻った世羅が救出し、美蘭との連携を試みるもジャガーが回避し誤爆。世羅と美蘭の頭を掴んだジャガーはVENYにミサイルキックを指示するも2人は寸前でかわしこちらも誤爆になり、ブルーオーキッドに大チャンス到来!吹っ飛んだジャガー目掛けて美蘭がジャックナイフで飛び込んでいく。ところが百戦錬磨の62歳・ジャガーはこれを軽々切り返して丸め込み、電光石火のスリーカウント。
デビュー記念日を飾る勝利は逃したものの、美蘭の野望はまだまだこれから。ブルーオーキッド、目指すはタッグ王者!

バックステージコメント クライシス / ブルーオーキッド

第四試合 昭和サービス協賛
ウルトラ10人タッグマッチ 30分一本勝負

総重量は約1トン?!女子プロ界のヘビー級戦士がディアナマットに大集結!
ウルトラタッグマッチと銘打たれたスペシャル10人タッグは、カードが発表されると「リングは大丈夫なのか?」と心配の声が続出。女子プロレス界の歴史に残る大迫力ヘビー対決、開戦!
111キロの井上京子率いる京子軍は、アジャコング(103キロ)、宮崎有妃(98キロ)、柊くるみ(80キロ)、ライディーン鋼(100キロ)が名を連ねる。自身の身体を「誇りに思う」と語る95キロの新人・香藤満月は、ドレイク森松(90キロ)、倉垣翼(80キロ)、橋本千紘(88キロ)、優宇(95キロ)と共に登場。10人がリングに立つだけでまさに壮観!
やはりリングが狭すぎるのか、ゴングが鳴るといきなり10人は場外乱闘!花道で橋本がはずかし固めで辱しめを受け、本部席に優宇が投げ込まれ、森松はバットを振り回し、会場狭しと大暴れ!リング上は香藤と柊に。柊のタックルに香藤も負けじとタックル。続く森松と柊はラリアットの打ち合い。鋼は100キロの体格でムーンサルト発射!かわされ自爆に終わるが、客席からはどよめきが起きる。宮崎もコーナーに上ると「やめろ!」「壊れるだろ!」と、やはりリングが心配な両軍…。倉垣が宮崎をアルゼンチンで担いで揺さぶり、豪快に投げ捨てると悲鳴にも似た歓声が飛ぶ。優宇がキャノンボール発車準備にかかると京子軍は総出で阻止。しかし相手を次々とリング外へ転がしていき、優宇、橋本、森松、倉垣の4人がリング中央へ。今度はみたらし団子の発進準備だ。4人がジャンプしてファンの拍手を煽ると、リングは今井レフェリーも立っていられないほど地震のような大揺れに。四方にみたらし団子で突撃し、リング外の標的を圧殺!しかし花道に向かって転がった橋本だけは標的のアジャに捕まり「お前頭悪いのか?段差ないだろ」と蹴りを入れられてしまう…。そのアジャがリングに入ると優宇を豪快に裏投げ。しかし優宇は橋本を呼び込み“チーム200キロ”の連携でアジャを蹴散らし、今度こそ優宇のキャノンボール発車!しかしアジャは200キロをWブレーンバスターでぶん投げる。今度はアジャと京子が手を組み、“スーパーマニアックス”の連携を見せる。決めポーズも披露し、拍手喝采!京子と橋本のラリアットの打ち合いは見る者の度肝を抜く、まさに肉弾戦!京子をコーナーに追い詰めると、チーム500キロのトレイン攻撃。橋本がコーナーに上ると、宮崎が食い止めるうちに京子も追いかけていく。先に最上段に届いた京子が橋本を捕まえ、雪崩式ブレーンバスターで投げ捨て、橋本はリング中央で激しくバウンド。大ダメージを受けながらもブリッジで返し、香藤にチェンジ。香藤はこのカードで唯一の若手ながら京子に果敢に立ち向かっていく。香藤のアシストに橋本が飛び出し、タックルで京子の巨体を吹っ飛ばす。倒れた京子は香藤のボディプレス、チーム200キロ合体プレス、倉垣のムーンサルトプレス、そして香藤と森松のおんぶプレス、合計543キロを浴びまくりピンチに!さすがに苦しんだが、カットが入り事なきを得た京子。両軍はそれぞれディアナ所属の京子と香藤を残し、次々とラリアットでリング外へと転げ落ちていく。所属同士の一騎討ちを制したのはやはり不世出の天才レスラー・井上京子!京子の剛腕を振り抜くラリアットで香藤は轟沈。熱く激しく重く戦い抜いた10名、そして1トンの重みを耐え抜いたリングに暖かい拍手が送られた。

バックステージコメント 京子&アジャ&宮崎&柊&鋼

第五試合 Hトラスト協賛
W.W.W.Dエリザベス選手権試合 60分一本勝負

Himiko復帰!広田の爆笑防衛ロード!
3.2WAVE新宿大会で井上京子が陥落し、以降はかつてないペースで移動、波乱、そして爆笑?を巻き起こしてきたエリザベス王座。第16代王者として登場するのは5度目の戴冠となったシン・広田エリザベスさくら。挑戦するのは2度戴冠の実力者・米山香織。米山のセコンドには真琴マネージャーの松澤さんもつき、「次は私だから絶対獲ってね」とエールを送る。そしてもう一人の挑戦者は膝の怪我で約1ヶ月戦線を離脱していたHimiko。復帰戦がいきなりのタイトルマッチとなるが、三度目の挑戦で初戴冠を狙う!
まずはHimikoが広田の腕を取る。よくあるプロレスの動きの筈だが、なぜか切り返せず苦悶。見守るファンの「回れ!」の声にヒントを得たが、Himikoの回りをグルグル走ってしまい、Himiko優勢は変わらず。閃いた広田は前転で切り返したが、調子にのって後転してしまいまたも苦悶。まさか腕を取られただけでギブアップかと思われたが、奇怪な動きでコーナーに上った広田は得意のロープ渡り。引きずり落とそうと近付いた米山もまとめて投げ飛ばす。「また欠場させてやるぜ」と不穏な宣言から高田純次。Himikoはもちろん足で迎撃。「まさか見破られるとは…ということはお前が代わりにやるっていうのか!」とお決まりの広田劇場が幕を開け、待ちわびていたファンは歓声。割れんばかりの大・Himikoコールが発生するが、Himikoが「やるかボケ!」とストンピングするとたちまち大ブーイングに変わる。真面目に戦いたいHimikoは「タイトルマッチだろうが!」。対する広田は「全力でやればいいだろ!」。しかしHimikoは会場の空気もそっちのけでスルー。「え、本当にやんないの?」とノリの悪いHimikoに困惑する広田。ならばと立候補したのが米山。しかしなぜか広田は米山を蹴散らし、高田純次を阻止…。米山はモンゴリアンチョップ、ぐるぐるパンチ、セントーンでゴキゲンファイト。このフォールをカットしたHimikoはブルドッギングヘッドロック、続いてWアームの構えだが、カニ挟みで切り返した米山はリバースインディアンデスロックでHimikoの膝をいたぶる。復帰したとはいえ膝を痛めていたHimikoは絶叫!そこに広田が現れ、米山にパロスペシャル。Himikoは膝に大ダメージ。さらにボ・ラギノールで肛門にもダメージを受け、リング外へ転がり落ちる。そこに広田がトペ発射!しかし飛距離が足りず自身もダメージを受けてしまった広田を米山がリングに引きずり込み、セントーン投下!キックアウトすると今度はHimikoが広田を狙う。Himikoがブルドッギングヘッドロックで広田をフォール、そこに米山がセントーンを投下するとひらりとかわしたHimiko。しかししぶとく生き残る広田はHimikoに逆さ押さえ込みの構え。これを米山が横から突き飛ばし、Wフォール。間一髪2で返した広田とHimiko。3人は丸め込み合戦に。広田はジャックナイフで飛び込むが目測を誤りまたも飛距離が足りず、Himikoがエビ固めで難なくフォール。米山のカットがギリギリで間に合い、今度はHimikoがWアーム卑弥バスターで米山をフォール。広田がカットし、Himikoとの一対一へ。HimikoはまたもWアームの体勢に入るが、広田はクルリと回転して切り返し、そのままフォール。Himikoはこれを返せず、3カウントを聞いた。広田は2度目の防衛に成功!まだまだエリザベスの爆笑防衛ロードが続く予感だ。

バックステージコメント 広田

第六試合 セミファイナル ほぐし屋 / 株式会社あいえすラボ 協賛
W.W.W.Dタッグ選手権試合 60分一本勝負

これがタッグ愛だ!佐藤&中森、急造タッグに快勝でV1
2.11新木場大会では「年が近い」ことを理由に、佐藤綾子に興味を示した年齢非公表のウナギ・サヤカ。ウナギは佐藤にシングル要求も、佐藤は「せっかく興味示してくれてるから私も手ぶらじゃ失礼だよね。タッグベルト獲ってくるから待ってて」とまずは3.10W井上戦に照準。そしてW井上を撃破し有言実行のベルト奪還、そして初防衛戦にウナギを指名!佐藤はウナギがこれまで査定してきた選手の中から最高の選手をパートナーとして連れてくるよう命じる。パートナーのいない(?)ウナギとのタッグに立候補したのは、JTOの神姫楽ミサ。プリンセスのようなルックスに猪突猛進ファイトで人気の若手レスラーが、思わぬ形でディアナへの初参戦が決定した。決戦の日が近づくとウナギは持ち前の発信力で度々綾華をディスり、そんなウナギが許せない中森華子はSNS上で舌戦を繰り広げ因縁勃発。ウナギへの怒りと佐藤への大きな愛で絶対防衛を誓う!
タッグ名すらつかない急造挑戦者組は奇襲を仕掛け、長年の相思相愛タッグを翻弄。神姫楽がいきなり中森を蹴りまくり雄叫び。今度は綾華が息ピッタリの低空ドロップキック挟み撃ちで反撃。佐藤がテクニックで神姫楽を圧倒し、中森もさっきお返しとばかりに蹴りまくる。ここでウナギが割って入り、挑戦者組の総攻撃を受ける中森。綾華も連携で応戦し、神姫楽を蹴っ飛ばす。神姫楽はなりふり構わず、まさにイノシシのように中森に突撃。セントーンを2で返されウナギにチェンジ。ウナギのだがそれがいい!やギロチンでの猛攻から、中森のハイキック、ウナギのビッグブーツの応酬に。中森の足がウナギの側頭部を撃ち抜き、続けてシャイニングフラワー。タッチを受けた佐藤はジャンピングニー、ミサイルキック。さらにおぼんの達人でウナギを場外に落とす。するとウナギも佐藤のお株を奪うようにおぼんを持って復活!おぼんを佐藤の脳天に叩きつけてみせる。元祖おぼんマスターの佐藤もしっかりやり返し、おぼんでの殴り合いに。しかしウナギの一撃にふらついた佐藤。ウナギはすかさずかかと落としで追撃。続く城門突破は切り返した佐藤が素早くバックを取り、投げっぱなしジャーマン。替わった神姫楽は佐藤にセントーンを落とし、もう一発を狙いコーナーへ。中森が雪崩式ブレーンバスターで阻止し、佐藤がフィッシャーマンズスープレックス。神姫楽がピンチに陥ると、邪魔な中森をウナギがコードブレイカーで排除。神姫楽がラリアットや馬乗りエルボーでがむしゃらファイト。しかし「マイクロブタを飼ってるから神姫楽のイノシシ戦法は通用しない」と謎理論を豪語していた佐藤は宣言通り神姫楽の打撃を受け切り、Wアームスープレックス。綾華がミサイルキック同時発射すると神姫楽の身代わりになったウナギが被弾。ウナギのタッグ愛に応えるかのように神姫楽が必死に佐藤を押さえ込むが佐藤はキックアウト。綾華が合体オーロラスペシャルで神姫楽もウナギも次々投げ飛ばす。中森のハイキック援護射撃で佐藤のジャーマンが炸裂。神姫楽は執念で肩を上げてみせる。ならばと佐藤のドラゴンスープレックスが火を噴き、しぶとい神姫楽をマットに沈めた。
マイクを持った佐藤は「お前ら急造タッグの割には刺激があって楽しかったよ。うちらプロレス界入ってもうすぐ20年、泥臭くやってきました。私らにしか出せない色があるんだよ。別に私はお前のこと嫌いじゃないから」。ウナギとはウマが合わない中森は、かつて新生バイプリとして共に戦った神姫楽に「今日はミサちゃんの目を覚まそうと思ったの。本当にウナギでいいのか?って…」。続けて「でも私は面白かったよ。何度だって戦ってやる。何度やっても結果は同じだけどな」と王者の余裕を見せる。ウナギは「20年地道に頑張ってきたアピールどうもありがとう。私から大事なアドバイスをやろう。たとえマイクで言いたいことがあったとしてもカメラ側には絶対にケツを向けるな。お前らそんなこともわかんねぇのか」と綾華の立ち位置をチクリ。「お客さんは四方にいるだろ」のツッコミも無視して続け、「お前らは確かに強いよ、でもそんなことも言ってらんねぇ。スターダム一強の世界がよく分からなくなってきて、マリーゴールドってヤツも出てきた。ディアナも負けてらんねぇよなぁ!ぶっちぎってる奴らに先頭なんか行かせねぇぞ。私たちが…まぁ、ミサは分かんないけど…先輩なんか潰してうちらが未来があるって絶対的に証明する」と長々語ったウナギに、佐藤は「もういいよ、帰れよ…帰ってくれよ頼むから」と促す。すごすごとリングを後にする挑戦者組だったが…。「このベルトが私たちの絆をどんどん深めてくれてる」と佐藤がパートナーの中森への想いを話し始めたところで、ウナギがセコンドのデボラKをおぼんで殴打する暴挙!佐藤は「人が喋ってるときそういうのやるなよ!」。防衛したのにウナギに振り回されっぱなしの綾華だった…。

バックステージコメント 綾華 / ウナギ&神姫楽

第七試合 メインイベント NSKエンタープライズ協賛
W.W.W.Dシングル選手権試合 60分一本勝負

絶対センター梅咲遥、デビュー戦の相手とベルトを懸けて火花!ブラスト大爆発で星来芽依を撃破!
この日でW.W.W.Dシングル王座を獲得して丸一年を迎えた梅咲遥。4人目の挑戦者・星来芽依は梅咲のデビュー戦の相手であり、同世代ライバルでもある。星来が2020年の「じゃじゃ馬トーナメント」の頂点に立った姿を目の当たりにした梅咲は、星来を強烈に意識。梅咲も翌年の同トーナメントを制覇。しかしその年、星来はプロレス界から姿を消す。2023年春に復活を遂げた星来は、抜群の瞬発力を活かしゴッデス・オブ・スターダム王座に君臨。「私は自団体のシングルを持ち星来さんはタッグのベルトやハイスピードを持ったり団体を背負う選手になりました。そんな2人がデビューから5年越しにシングル、タイトルマッチで後楽園ホールで出来るのはまた遭遇できた嬉しさと共にまたあの頃の負けたくない感情や星来さんが持ってるベルトももちろん視野に入ってきます」とタイトルマッチ、そして再会マッチの意気込みを語った梅咲。絶対センターとして王座防衛は絶対!まさにアイドルなフリルたっぷりニューガウンを纏い、V4へ向け出陣!
まずは挨拶代わりに梅咲がエルボーを一発打つと、星来も呼応。いきなりの打撃合戦に。梅咲がヘアホイップで投げれば星来もやりかえす。星来が無限串刺しドロップキックを打てば梅咲はカウント1で返す。闘志剥き出しのライバル対決は序盤から白熱。梅咲のランニングネックブリーカーで星来は一回転。そこに梅咲は情け容赦ないフットスタンプを突き刺す。回転を加えながらの弓矢固めで星来の体は大きく仰け反る。コーナーへ上った星来をドロップキックで場外へ落とす。梅咲をリング外に落とした星来が場外ダイブするもかわすし、間髪いれずにリング上からフットスタンプを投下。さらにブレーンバスターで場外マットに叩きつけ、観客の度肝を抜く。「星来芽依が知っている梅咲遥ではない」を言葉ではなく技で見せつけるかのような怒涛の攻め。だが梅咲のライバルはこの程度で終わらない。星来のトラースキックがクリーンヒットし、続くSTFに悶える梅咲。命からがらロープに逃げ、低空ドロップキック。星来は豪快なジャーマンと打点の高いドロップキックを続けていく。梅咲のラ・マヒストラルから丸め込みの応酬へ。梅咲がもう一度ラ・マヒストラルを狙うと星来は流れ星。カウント2.99で間一髪梅咲の肩が上がる。梅咲が逆さ押さえ込みからラ・マヒストラルに流れるように繋ぐと、星来も2.99で返す。梅咲のジャーマンの構えを星来が切り返して丸め込もうとするが、梅咲はしぶとくクラッチを離さず、急角度のジャーマンスープレックスホールド。しかしこれでも勝負は決まらない。両者一歩も引かない熱戦に終止符を打ったのは、梅咲がここ一番で出す奥の手・ブラスト。この一撃に流石の星来も全く動けず、3カウント。
V4達成で絶対センターから絶対王者へ一歩近付いた梅咲は「星来芽依。もう会えないと思ってたけど、ディアナに帰ってきてくれてありがとう。所属のリングは違うけど、女子プロレス界を掻き乱したい気持ちは一緒だと思うから、またよろしくお願いします。次は私が乗り込むから」と宣戦布告。ゴッデス王者からのピンフォールで、その星形のベルトももちろん視野に…。続けて「V4やりました!やっぱり防衛戦がめちゃくちゃ楽しい。だから5月も6月も、誰の挑戦でも受けてやる!梅咲遥はこれからもディアナのリングで咲き続ける!」の言葉で力強く大会を締め括った。
バックステージではコメント中に本間多恵が乱入。梅咲の「誰でも」の言葉を受け、本間の地元・名古屋大会での挑戦を要求。梅咲はこれを快諾し、「どこの誰であろうとディアナのセンターを守り抜くと決めているので、V5を目指して頑張りたいと思います」。5.26名古屋のリングで最後に咲くのはどっちだ。

バックステージコメント 梅咲 / 星来 / 本間

【試合結果】2024年4月26日(金)フューチャーサイトvol.20

第1試合   シングルマッチ15分一本勝負
香藤満月 vs 大空ちえ

香藤満月、目指せシングル初勝利!
オープニングマッチに大空ちえが爽やかに登場!ディアナ新人の香藤満月とは初対戦。他団体でタッグながら自力初勝利を挙げた香藤は、シングル初勝利を目指す。POP二度戴冠・若手実力派の大空に真向勝負!
まず序盤の展開はやはり大空リード。ロープ渡りやロープに絡めてのパロスペシャルなど得意技を披露。しかしヘアホイップは香藤がウェイトを活かして耐え、逆に投げきってみせる。大空のスリーパーをエスケープし、ボディアタックやドロップキック、ボディプレスで香藤も反撃開始。エルボーの打ち合いでは先輩の大空に引けを取らず、重い一撃を打つ。大空はタックルで香藤を倒し、ワキ固め。何とかロープに逃げた香藤はロープにしがみついて離さない。ブレイクを主張し、一向に戻ってこない香藤にしびれを切らした大空は無理矢理引き離し、DDTでマットに突き刺す。キックアウトした香藤はボディスラムでマットに叩きつけ、95キロのボディプレスを連発!この重さには流石の大空も苦しんだが肩を上げる。丸め込みを切り返すなど終盤粘りを見せる香藤だが、大空のジャパニーズレッグロールクラッチが決まり3カウントを聞いた。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
[ブルーオーキッド]美蘭&世羅りさ vs マコトユマ&小林香萌

ブルーオーキッド快勝で野望へ前進!小林香萌、ディアナレギュラーへの道?
小林香萌はディアナからのオファーが少ないと不満をぶちまけながら登場。「不破がオファーくれねぇんだよ!」と、ディアナスタッフを猛批判しタンクトップを破り捨て、その様子を見たマコトユマは驚きを隠せない…。2.10梅咲プロデュースマッチでマッチョすぎるピンクコスチューム姿を披露して以来のディアナマット登場だ。
対する“ブルーオーキッド”美蘭&世羅りさは、先日のプロミネンス2周年パーティーでさらにタッグ愛を深めた模様。美蘭の野望は世羅と共に巻くタッグベルト。一つ一つの試合をモノにしてチャンスを手繰り寄せたいところ。
マコトと美蘭がそれぞれ先発したが、早速小林が割って入りマコトとのW攻撃。オファーが来ない逆恨みを美蘭にぶつける小林。小林はマコトを背負い「マコトユマ、70キロ!」と宣言しての合体ボディプレス。マコトの公称体重は59キロだが、どうやらこちらがリアルな数字の模様…。小林自身もダメージを受けながら「いい重さだ!」と手応え。やりたい放題の小林は世羅がラリアットで場外に吹っ飛ばし、やっとマコトと美蘭の一対一に。美蘭は打点が高く美しいフォームのドロップキックを突き刺し、世羅にチェンジ。世羅はリバースカンパーナで激しくマコトを揺さぶる。耐えたマコトはクロスボディで小林にタッチ。小林は無限セントーン投下、コサックダンスで世羅の弁慶の泣き所を蹴りまくるなど大暴れ。世羅はグーで小林の内腿を殴る明らかな反則で窮地を脱し、セラリズムバスターで美蘭にチェンジ。ここで世羅が予告していた「瓦割りっぽい合体技」を初披露!世羅が小林を捕まえ、小林の足をロープにかける。そこに美蘭が飛び込み、ヒップドロップ!小林をマットに叩きつけた。美蘭はさらに大車輪、クリストと畳み掛けていく。小林はフィッシャーマンズスープレックスで反撃しマコトにチェンジ。再びのディアナ10代対決はマコトがドロップキック連発。美蘭はスピードの乗った619。またも小林が割り込み、マコトとのWドロップキック。このチャンスにマコトは素早くバックを取り、レインメーカー式の飛行機投げからフォール。美蘭はカウント2.99でキックアウト。美蘭のスピンキックをかわしたマコトはスクールボーイ。丸め込み合戦は小林がナイスカット。美蘭のスピンキックが今度こそヒット、しかしマコトも意地で肩を上げる。うるさい小林を蹴落とした世羅は、羅紗鋏で美蘭の勝利をお膳立て。美蘭がライオンサルトで世羅の期待に応え快勝!すっかり「勝ちグセ」のついた2人に、怒りの収まらない小林がまたも世羅の脛を狙う!止めに入った美蘭と今井レフェリーも巻き添えを食い、全員が脛の激痛の中勝ち名乗り。小林は倒れたままのマコトを放置し、早々に引き上げていった。とにもかくにも、美蘭の野望に向けて一歩前進!ブルーオーキッド、目指すはタッグ王者だ。

第3試合  シングルマッチ15分一本勝負
ななみ vs 本間多恵

ディアナの未来へ…ななみ、炎のリベンジマッチ!
ななみvs本間多恵は昨年9月以来のシングルマッチ。前回は大熱戦の末15分時間切れドローに終わり、本間は「ディアナの顔は梅咲だけじゃねぇってところをななみがどう見せてくれるか楽しみになった」とななみの成長を讃え、ななみは「ディアナを背負っていくにはドローじゃ駄目。次は絶対勝ちます」と力強くコメント。
あれから約8ヶ月が経ち、ななみはディアナの若手王座・W.W.W.Dクリスタルを戴冠し大きく成長。ディアナの未来を担う存在として、リベンジなるか。
ななみはゴングが鳴ると、いきなりボディアタックで先制攻撃。エルボー連打、スリーパーと次々に攻めていく。エスケープを許すも、暴れる本間をボディスラムでしっかり投げきり逆エビ固め。本間はこれもエスケープし、エルボーの打ち合いに。しかしななみがバックを取ってダイヤル固め。序盤から猛ラッシュのななみに、本間もいよいよ反撃の狼煙。低空ドロップキックでフォールし、肩を上げたななみの腕を取りワキ固め。切り返したななみは再びのスリーパーでギブアップ狙い。胴締めも加え厳しい攻め。本間はしぶとくロープに足を伸ばす。今度は本間が再びのワキ固め。さらに両腕をがっちりロックしたがななみの足がロープに届く。ななみはノーザンライトで弧を描くがホールドできず、Wダウン状態に。何とか起き上がった両者は対話するようにエルボー合戦。力と思いの乗った打撃で鈍い音を鳴らし合う。均衡を破ったのは本間。飛び付き腕十字で勝負に出るが、極る前にななみが回転してフォールに。キックアウトした本間に、ダイヤル固めからブリッジしてフォールする「セブンスリーホールド」でカウント2.99まで追い込む。絶対に勝ちたい一戦に燃えるななみは二発目のノーザンライトの構え。どうにか持ちこたえた本間がボディスラムの構えに。ななみはこれを切り返し、後ろに大きくぶん投げる!ななみがフォールしようと近付くと、これを読んでいた本間がななみの腕を捕まえる。リング中央での腕十字を何とかロープまで逃げたななみは痛む腕を押さえながら本間のミサイルキック被弾。派手に吹っ飛ばされたななみだが、立ち上がって豪快な裏投げ。しぶとくキックアウトする本間に、ななみはボディプレス投下。これも読んでいた本間がひらりとかわし、落下したななみを丸め込む。その名の通り「アディオス」で熱戦に終止符を打った。
リベンジならずのななみは本間にエルボーを一発打ち、悔しさを露にしてリングを降りていく。本間は「後楽園、頑張れよ」と強敵ZONESとのクリスタル初防衛戦に臨むななみにエールを送った。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&YuuRI vs 尾﨑妹加&炎華

YuuRI登場!梅咲遥と初タッグ結成でディアナマットに新風?
メインはガンバレ☆プロレスのYuuRIが昨年7月のフューチャーサイト緊急参戦以来、久々のディアナ参戦とあって注目のカード。前回は梅咲と対戦したが今回はタッグを組むことに。2人は梅咲の曲に乗って華やかにリングイン。対するはディアナレギュラーの尾﨑妹加と炎華だ。
いつもなぜか炎華に厳しい梅咲は炎華の握手を拒否。気は優しくて力持ちの尾﨑が「酷いだろ!」と炎華の分まで強く梅咲の手を握る。尾﨑の握力に圧倒された梅咲は「先に行ってください…」と弱々しく先発をYuuRIに譲り、握り潰された手の回復を待つ(?)ことに…。
まずは炎華とYuuRIのマッチアップ。2人は超ハイスピードな攻防でファンを魅了。炎華は軽快に、YuuRIは突き刺すようにそれぞれドロップキックを放つ。YuuRIのサッカーボールキックの威力には観客もどよめく。炎華を捕まえたYuuRIと梅咲はW攻撃でいたぶるなど、初めてにして上々のタッグワークを見せる。約5分ものローンバトルを強いられる炎華は、クロスボディをキャッチされてしまうが、ならばとDDTに切り替えYuuRIの脳天をマットに打ち付ける。これでやっと尾﨑が登場。尾﨑はいきなりパワー炸裂!梅咲の上にYuuRIを投げ落とし、さらにその上からセントーンを投下!尾﨑の怪力にYuuRIは得意のキックで対抗。鋭い蹴りに尾﨑は悶絶。梅咲とYuuRIの連携もしっかり決まり、梅咲のミサイルキックで尾﨑を吹っ飛ばす。しかし尾﨑がパワーファイターの本領発揮。アルゼンチンバックブリーカーで梅咲を軽々担いでみせる。YuuRIがカットに入るが、尾﨑の猛攻止まらずダイビングセントーン。この勢いにのって炎華もミサイルキック発射。STFで厳しく絞るも、またもYuuRIが救出。尾﨑の好アシストを受け炎華が丸め込み連発で大金星を狙う。梅咲のピンチにはYuuRIがすかさず飛び込む。梅スプラッシュは尾﨑がカット。しつこい尾﨑をYuuRIが蹴散らし、梅咲のアメジストクロスで決着。初タッグを白星で飾った。
梅咲はマイクを持つと「YuuRIさん、久々の参戦ありがとうございました。なかなかタッグを組む機会がないので、フューチャーならではのタッグとかあっても面白いですよね?またよろしくお願いします」と今後のタッグ継続を匂わせ。YuuRIも梅咲とのコンビに手応えを感じたようで、笑顔で握手をかわした。続けて梅咲は悔しい観客動員に言及。「何のためにフューチャーサイトがあるのか、ディアナの若手は今一度考え直して行きたい」。ディアナのシングル王者であり、絶対センターとしてフューチャーサイトのほとんどの大会でメインを務める梅咲にとって厳しい現実となった。3日後に迫る聖地・後楽園でのビッグマッチは、メインイベントで星来芽依とのシングル防衛戦が組まれている梅咲。チャンピオンとしての真価が問われる。
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【試合結果】2024年4月21日(日)アミスタ大会vol.56

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負

オープニングマッチはフレッシュな10代対決!
今月でデビュー2周年を迎える中学3年生・14歳の美蘭がリードする展開に、マコトユマも奮起。昨年10月のデビューから自力勝ち星のないマコトは気迫で立ち向かい、力の乗ったエルボーを打つ。美蘭は鋭いドロップキックや619、クロスボディで猛攻。さらに長い脚を活かしたスピンキックがマコトの側頭部を撃ち抜き、観客の度肝を抜く。しかしマコトもこのフォールを切り返し丸め込みを連発し、飛行機投げでニアフォール。コーナーに登った美蘭をデッドリードライブで投げ落とし、しつこく押さえ込む。全て肩を上げた美蘭は、逆さ押さえ込みからジャックナイフ。これを返され、ならばと横十字固めからブリッジでフォールする「Mロールクラッチ」で3カウントを奪い、先輩の威厳を守った。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負

香藤満月と炎華の昨年デビュー同期タッグがディアナの若手王者・ななみに臨む!
ななみと杏ちゃむは奇襲を仕掛け、香藤をターゲットに。香藤もボディプレスで反撃し、ななみとのタックル合戦へ。95キロの香藤のタックルを受けたななみは大ダメージ。それでも「もう一発来いよ」と挑発し、タックル連発を受ける。リングの端まで吹っ飛ばされたななみだが、反撃のタックルで香藤を倒してみせる。替わって炎華と杏ちゃむのマッチアップ。“関節技の天使”杏ちゃむが本領発揮、いきなり炎華をワキ固めに捕らえる。炎華を救出に入った香藤は、コーナーで控えるななみにもアタック!ななみはこの一撃でまたも派手に吹っ飛ばされ、今井レフェリーも思わず「やりすぎ!」。その勢いで杏ちゃむにも向かっていくが、杏ちゃむがキックで迎撃。香藤が杏ちゃむを担ぐと、杏ちゃむはスリーパーに切り返す。香藤は杏ちゃむとななみのドロップキック挟み撃ちを受けピンチに。しかしボディスラムでマットに叩きつけ、炎華との連携攻撃。香藤は50キロの炎華を軽々と持ち上げ、杏ちゃむの上に投げ落とす。もちろん炎華もダメージを受けるが、なんとか立ち上がると今度は香藤との合体ボディプレス!ななみがカットし、杏ちゃむのハイキックが香藤にクリーンヒット!2で返した香藤だが、杏ちゃむの「あの技」で両腕両足を極められ、まさに手も足も出ず絶叫ギブアップを喫した。

第3試合  3WAYマッチ20分一本勝負

元・全女の3人による3WAYマッチ!
ディアナの社長で大先輩の京子が姿を現すと、佐藤とデボラは2人でロープ下げ。これから戦う3人とは思えぬ光景に、京子は思わず苦笑…。デボラは京子の付き人をアピールし、媚びを売る。しかしゴングが鳴ると、佐藤は京子とのW攻撃でデボラ狙い。しかし京子とのW攻撃が成功したのはデボラ。憧れの京子との連携で大喜びのデボラは、京子とハグ…とみせかけてスクールボーイ!キックアウトした京子は「お前のそういうふざけたところが嫌なんだよ!」と怒りのヘアホイップ。続けて佐藤も場外へ投げ飛ばす。デボラと佐藤はリング外から京子の隙を伺うが、苛立つ京子は「上がってこい!」。佐藤が「お前が来い」と挑発すると、京子は佐藤を追って場外へ…。すると今度は佐藤とデボラが素早くリングに戻っていく。京子がリングに上がってくるところを2人がかりで捕まえ、タコ殴りにする佐藤とデボラ。これに京子は怒り爆発!2人まとめてコーナーに追い込み、お尻グリグリ。京子がキャメルクラッチでデボラを封じ、そこに佐藤が「私もお前のそういうところが嫌いなんだよ!」とロープ三往復の低空ドロップキック…を京子に突き刺す!一応助けてもらった形になるデボラは「佐藤さん、ありがとう」と渾身のエルボー。佐藤はジャンピングニーをお返しし、京子にはミサイルキック。佐藤とデボラの1対1に割って入った京子を佐藤がぶん投げ、それを横取りフォールするデボラ。佐藤がカットし、京子はラリアットでデボラをなぎ倒す。コーナーに登った佐藤を京子が雪崩式ブレーンバスター。そこにまたもデボラが横取りフォール。京子の怒りは収まらず、デボラとエルボーの打ち合いに。その背後から佐藤がおぼんで殴打!不意を突かれた京子をよそに、再び佐藤とデボラの一騎討ち。佐藤のジャパニーズレッグロールクラッチは京子のカットがギリギリで間に合う。デボラが京子の指示で佐藤を押さえ、京子がラリアットを振り抜くが、佐藤はひらりとかわしデボラに直撃。この隙に佐藤がエビ固めでフォールし、3カウント。頭脳戦(?)を制した佐藤は思わぬアシストをくれた京子に「京子さん、ありがとうございました」と頭を下げた。

第4試合
~本間多恵選手 Birthday Anniversary~
本間多恵コスチューム着用マッチ 20分一本勝負

4月20日に38歳の誕生日を迎えた本間多恵を盛大にお祝い!
本間と同じく元・アクトレスガールズで欠場中の網倉理奈がリングアナウンサーを務め、櫻井裕子、尾﨑妹加、梅咲遥が本間の入場曲に乗って入場パフォーマンスを完コピ。本物本間もメキシコ遠征時の懐かしコスチュームで登場し、梅咲が初主演した舞台「カウンターノオンナタチ」キャストがリングに集結だ。
本間は「38歳なりたてほやほや、今日は好きなルールでやっていいですか?」と切り出し、「メキシコ遠征の時のコスチュームで来たんですけど、ルチャが好きなので。ノータッチルールでお願いします!」。3人は「どうやったらいいの?」と困惑しながらも合意しルール変更に。
ゴングが鳴ると、普段はSPiCEAPとしてタッグを組む尾﨑が本間を指名。いつもならやる側の鼻フック被弾でいきなり祝福を受ける本間。尾﨑と櫻井がノータッチルールを活かしながら本間を捕まえ、優勢に。しかしSPiCEAPの癖が出てしまった尾﨑は本間との連携で櫻井に攻撃。ハメられた(?)尾﨑に梅咲がドロップキックを突き刺し、本間の真似でバックエルボー。本間ムーブを取り入れながらのエルボー合戦は「本間多恵コスチュームだけど、威力は梅咲のまま…」と苦戦する尾﨑。ならばと尾﨑は急角度逆エビ固め。本間がカットし「SPiCEAP、今年はベルト絶対獲ろうね。あらためてよろしく」と尾﨑に握手を求める。笑顔で応じた尾﨑に本間は裏切りの腹パン。尾﨑は怒りのボディスラムで本間をマットに叩きつけ、セントーン投下。続いて櫻井はコブラツイストで絞る。切り抜けた本間が櫻井をコーナーに振ると、櫻井はコーナー上で本間を待ち構える。「私の腕十字やろうとしてるでしょ」とぶら下がり腕十字を警戒して距離を取る本間。櫻井は「勉強してきたんで…」とどうしてもやりたい様子。断固拒否の本間を尾﨑がコーナーに振り、思惑通り本間の腕を取った櫻井。ところが勉強が足りなかったか、うまく極らず腕十字は不発に…。続いて尾﨑が挑戦するも、これもうまく極らず本間はノーダメージ。梅咲の尾﨑へのぶら下がり腕十字は無事に成功!しかし尾﨑が本間と梅咲2人まとめてアルゼンチンで持ち上げる。尾﨑のサイドスープレックスは本間がカットし、櫻井のブレーンバスターは梅咲が自力でキックアウト。ここで本間が本物らしくサブミッションで櫻井を追い詰め、ミサイルキック発射。続けざまに梅咲のキューティースペシャルが決まるが尾﨑のカットが間に合う。梅咲はミサイルキック、ドロップキックを連続で誤爆してしまう痛恨のミスを犯す。さらに尾﨑のラリアットを食らった本間は、主役なのに大ピンチ!盟友・尾﨑のマイカバスターでピクリとも動けずマットに沈んだ。
何とかマイクを持った本間は「38歳なりたてほやほや本間多恵。3人の本間多恵にやられました。遥、お前…覚えとけよ」と、誤爆連発の戦犯(?)梅咲にチクリ。続けて、「私のバースデーマッチでもあるし、カウンターノオンナタチのメンバーでもあります。そんなメンバーからお知らせがあります」と梅咲にマイクを渡す。梅咲からは「2月にやらせていただいたカウンターノオンナタチ、この度フォトブックを出させていただくことになりました!配信も4月いっぱい見れるのでよろしくお願いします!」と嬉しいお知らせ。詳細は後日X(Twitter)で発表します!お楽しみに!
メインイベントのバックステージコメントはコチラ!

【試合結果】2024年4月7日(日)アミスタ大会vol.55~ジャガー横田 アミスタレギュラー出場卒業~

井上京子と梅咲遥が欠場となりましたが、立ち見も出る超満員となりました!熱い応援、ありがとうございました。熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年4月7日 23時59分までご覧いただけます。大会ダイジェスト動画はyoutubeで!

第1試合
シングルマッチ15分一本勝負
 デボラK vs 米山香織

女子プロ界きってのドラクエ好きで知られる米山香織に、「デボラ」Kが挑む!
デボラは「ドラゴンクエスト5」に登場するキャラクターと名前が同じ、ということでドラクエマニアの米山に試合前から猛アピール。しかし米山も、会場に集まった超満員のファンも冷ややかな反応…。米山は「どうすんだよこの空気!」と困惑。試合開始のゴングが鳴ると米山コールが起こる。デボラも負けじとコールを煽るが、会場人気は米山が圧勝。試合では勝ちたいデボラは豪快なヘアホイップや反則攻撃でいたぶる。しかし試合巧者の米山がレスリングの技術で上回ってみせ、優勢に。米山のモンゴリアンチョップ、デボラのエルボーの打ち合いはデボラの怪力が勝り、逆エビ固め。続くデボラのバックフリップを切り返した米山だが、これはデボラがキックアウト。しかし米山は間髪入れずに丸め込みを連発し、バックを取るとぐるんと回転。得意の後方回転エビ固めで鮮やかにフィニッシュ。デボラは米山の花嫁には選ばれなかったようだ…。

第2試合 関口翔選手デビュー7周年記念試合 
関口翔コスチューム着用タッグマッチ20分一本勝負 
本間多恵&マコトユマvs関口翔&杏ちゃむ

関口翔、祝!デビュー7周年!
3月26日でデビュー7周年を迎えた関口翔。関口と同じく関節技を得意とする本間多恵と杏ちゃむに、ディアナ所属のマコトユマを加えたタッグマッチで盛大にお祝いだ。関口の歴代コスチュームを着用した4人はそれぞれ「関口です」とアピール。まずは本間と杏ちゃむが先発すると、ファンは「翔」コール。ハイスピードな攻防でまずはお手並み拝見。見得を切り、本物関口とマコトのマッチアップ。マコトはドロップキックで関口を吹っ飛ばし本間を呼び込み、杏ちゃむも一緒にお祝いトレイン。さらにロープに張りつけシャッターチャンスを演出。アクトレスガールズ時代からの先輩・本間の手洗い祝福はまだまだ続く。「7周年ということなので、7回殴りたいと思います!」。レフェリーの目を盗んで、50発のグーパンチ!「50周年でした」と、ちゃっかり多めに殴った本間。代わってマコトと杏ちゃむが初遭遇。杏ちゃむはキャメルクラッチで厳しく絞る。マコトはエルボー連打で反撃するが、杏ちゃむは余裕の笑顔。ならばとマコトはクロスボディを浴びせ、本間にチェンジ。本間は関口のSTOを真似してみせるが不発に。杏ちゃむがワキ固めに切り返すが、これを本間もワキ固めに切り返す。本間はぶら下がり腕十字、ミサイルキックでフォール。キックアウトした杏ちゃむはブレーンバスターホールド。杏ちゃむから関口に代わり、本間との腕十字の取り合いに。本間のミサイルキックで吹っ飛んだ関口だが、なんとか2で返す。このチャンスにマコトがタッチを要求。関口と杏ちゃむの合体攻撃に苦戦するマコト。本間がWコードブレイカーで一掃し救出したが、なぜかマコトが本間をボディスラムで担ぎ、関口の上に落とす。当然、本間もダメージを受けてしまう…。関口とマコトの一騎討ちは、丸め込み合戦へ。粘るマコトに関口はSTO、ワキ固めで厳しい攻め。ロープに逃げたマコトはドロップキックで反撃するも、関口の関節技に白旗。関口はこのフィニッシュを「関口翔7周年記念しぼり!」と名付け、自らの7周年を飾った。

第3試合
スペシャルタッグマッチ 20分一本勝負 
美蘭&吏南vs ななみ&世羅りさ

フューチャー王者・吏南vsクリスタル王者・ななみ!世羅&美蘭に亀裂…?
3.9スターダム横浜武道館大会で吏南が持つフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦した美蘭。初のベルト挑戦は大熱闘の末敗れたものの「吏南さんとはシングルマッチ2回させていただいたので、次こそはディアナのリングでも、スターダムのリングでもタッグ組ませてください」と語っていた。美蘭の希望が早くも実現する注目のカードだ。
吏南は美蘭から防衛したベルトを引っ提げディアナマット初登場!しかし対角には、美蘭とのタッグでベルトを狙う世羅りさ。「ブルーオーキッド」の大切なパートナーを吏南に奪われた(?)世羅は不満顔。「ちょっと、納得いかないわ。美蘭ちゃん、我々ブルーオーキッドってタッグ組んでるよね…?」と美蘭に語りかける。すると口の悪い吏南が割って入り「うるせぇ!美蘭ちゃんは今日は吏南と組みたいんだよ!クソババア!」と世羅を蹴散らし、大荒れの中ゴング!吏南と美蘭が早速ななみを捕まえるが、クリスタル王者のななみも負けてはいない。ななみは超高速回転ダイヤル固めで美蘭の平衡感覚を奪い、そこに世羅も超高速回転ジャイアントスイング。ななみと世羅が次々と美蘭を襲い、美蘭はピンチに。世羅の容赦ない攻めに吏南も思わず「お前、タッグパートナーなんだろ?!」。美蘭を攻めるのは辛いのか、自分に言い聞かせるように「しょうがねぇんだ!」と渾身のバックエルボーを美蘭に浴びせる。組まれたカードをひたすら全力で戦う世羅。美蘭はクロスボディで吏南にチェンジ。吏南が「このクソババア!」と煽れば世羅は「このクソガキ!」。舌戦の中、吏南は卍固め。対する世羅はセラリズムバスター。コーナーに登った世羅を吏南と美蘭が引きずり落とし、ニードロップは自爆に。美蘭がボディスラムで世羅を投げると、立ち見も出る満員の観客からは拍手喝采。しかし世羅はコンバインで美蘭をギブアップ寸前に追い込む。さらにニーアタックを突き刺し、ななみにチェンジ。美蘭は吏南にチェンジし、ななみと吏南の注目のマッチアップに。同世代の選手のことは意識しているというななみにとって、17歳で同い年の吏南は何としても勝ちたい相手だ。重いエルボーの打ち合いは互角に。ななみは得意のタックルやボディアタック、吏南は美蘭との連携を的確に決めながらフィッシャーマンズスープレックスやWニードロップ。所属団体の若手タイトルを保持する者同士の攻防は互いに一歩も引かず白熱する。ななみが裏投げを豪快に決めれば吏南はハイドレンジア。ななみの足がロープに伸びたところで試合時間は残り5分のアナウンス。なりふり構わないななみは吏南に馬乗りになってエルボーを連発。吏南もやり返し、喧嘩マッチの様相に。ここで世羅が割り込み吏南の髪を掴み「てめぇ、いい加減にしろよ」とブチギレ!吏南は「離せ!クソババア!」と反抗。世羅の怒りの矛先は「おめーもしっかりしろよ!」と、ななみに向かってしまう…。普段は礼儀正しく良い子のななみも、待ち望んだ吏南との対決を邪魔され気が立っていたのか「うるせぇ!クソババア!」と世羅に怒りのエルボー!キレる若者の2人、ななみと吏南は世羅を袋叩きに。この様子をリング外から見ていた美蘭は、いてもたってもいられず「世羅さんをいじめないで!」と飛び出し2人を制止!パートナーの愛に救われた世羅が奮起し、Wラリアットでななみと吏南をなぎ倒す。そこに美蘭がその場跳びムーンサルト!フォールを主張するブルーオーキッドの2人だが、今井レフェリーはもちろんこれを認めない。世羅と美蘭は激しく抗議し収集つかず、レフェリーの裁定によりノーコンテストに終わった。消化不良に終わった同世代対決の続きはあるのか?とにもかくにも美蘭を吏南から奪還(?)した世羅は「おめーに美蘭ちゃんは渡さねぇよ」!ブルーオーキッドの2人はリング上で抱き合い、タッグの絆を取り戻したようだ。

第4試合
ジャガー横田選手 アミスタ大会レギュラー出場卒業試合
タッグマッチ20分一本勝負 ジャガー横田&佐藤綾子vs香藤満月&尾﨑妹加

ジャガー横田、今後は限定出場へ!
62歳でディアナ興行へ出場し続けてきた重鎮・ジャガー横田が、道場マッチレギュラーを卒業した。ジャガーのレギュラーとしての最後の試合は、伸び盛りの新人・香藤満月に元ウェイトリフティング三冠王者・尾﨑妹加が超パワフルタッグで対角に立つ。隣にはジャガー率いるCRYSISのメンバーである佐藤綾子。CRYSISはこのカードに大抜擢された香藤に狙いを定める。ジャガーと佐藤の前に手も足も出ない香藤。ジャガーの狡猾な反則に苦しむ香藤だったが、体格を生かしてピンチを脱出。代わった尾﨑のパワーファイトも佐藤が巧妙にレフェリーの目を盗む反則で切り抜ける。ジャガーと佐藤は抜群のタッグワークとやりたい放題の反則でまたも香藤をいたぶる。ジャガーはパイルドライバーの構えに入るが、95キロの香藤は上がらず。ならばとDDTに切り替え、香藤の頭をマットに突き刺す。そこに佐藤の連続ドロップキック。香藤がボディスラムで尾﨑にチェンジすると、尾﨑のラリアットが炸裂。佐藤はジャンピングニーでジャガーにチェンジ。ディアナ準レギュラーの尾﨑はこれがジャガーとの初対戦。燃える気持ちを乗せてエルボー連打、さらにラリアットやエルボードロップでジャガーに立ち向かう。キックアウトしたジャガーは佐藤との合体攻撃を仕掛けるが、尾﨑の剛腕Wラリアットで返り討ちに。佐藤はアームロックで尾﨑のラリアット封じにかかる。すると尾﨑はタックルで反撃し、痛む腕でラリアットを打つ。アルゼンチンはジャガーにカットされ、香藤にチェンジ。香藤は大きなお腹で佐藤を吹っ飛ばし、ジャガーにもクロスボディを浴びせ大奮闘。尾﨑のラリアット、香藤のボディアタックでジャガーに次々と突撃していくが、佐藤がおぼんでカット。CRYSISは新人でも容赦なく凶器攻撃。佐藤のミサイルキック、ジャガーの浴びせ蹴りで香藤をマットに沈め、卒業試合に自ら花を添えた。
マイクを取ったジャガーは、井上京子と梅咲遥が欠場していることに触れ「こんなにいっぱいのお客さんが集まって…(京子と梅咲が)いなくてもいいのかな。不安だったんだけど、こんないっぱいなら休んでもいいか…」と笑いを誘う。マイクを受け取った佐藤は「満員のお客様、ご来場ありがとうございます!殿町、日進町、アミスタとずっとジャガーさんは道場マッチにいらっしゃってて。ジャガーさんのいる控え室に呼ばれて、声かけていただいて『お前、燻ってんじゃねぇ。私は見てるよ』と言っていただいて。それがCRYSIS入りのきっかけになりました。ジャガーさんの存在がいつもあるのが当たり前だったんで寂しいですけど…そこはジャガーさんを安心させるために。練習生もまた入ったので、見守っててください」とジャガーへの感謝を述べた。ジャガーは「見守るよ。ディアナは若手も入って安泰だと思います。これからもディアナを応援してください!」とファンに呼び掛け、リングを下りていった。
メインイベントのバックステージコメント動画はこちら

お知らせコーナー

来場者限定のお知らせコーナーでは、後楽園大会の追加カードが発表された。膝の怪我で欠場中のHimikoが後楽園で復帰し、いきなりエリザベス挑戦!Himikoの同王座挑戦は三度目となる。三度目の正直で初戴冠なるか?なお、4.7時点での王者はチェリー。しかし4.29までに防衛戦が行われる予定になっており、カードは未確定となっている。もう一人の挑戦者は米山香織に決定した。

【日時】
4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定しております。
アジャコング
ドレイク森松
米山香織
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
ZONES

【今回決定カード】
W.W.W.Dエリザベス選手権試合 30分一本勝負
[王者]4.29時点の王者vs[挑戦者]Himiko vs[挑戦者]米山香織

【既報決定カード】
W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者]梅咲遥 vs 星来芽依[挑戦者]
※第17代王者4度目の防衛戦
星来芽依 挑戦表明コメント動画はこちら

ウルトラ10人タッグマッチ
井上京子&アジャコング&
宮崎有妃&柊くるみ&ライディーン鋼
      vs
香藤満月&ドレイク森松&
倉垣翼&橋本千紘&優宇

タッグマッチ
[CRYSIS]ジャガー横田&VENY vs 美蘭&世羅りさ[ブルーオーキッド]

W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]ななみ vs ZONES[挑戦者]
※初代王者 初防衛戦

【チケット】
ディアナストアおよびイープラスで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300
ディアナストアhttps://www-diana.stores.jp/items/65e265a1849bba0f4c12ec7e
イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/0531280001-P0030180P021001?P1=0175

【試合結果】2024年3月24日(日)アミスタ大会vol.54

第54回アミスタ大会は大盛り上がりになりました!たくさんの応援ありがとうございました!熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年4月7日 23時59分までご覧いただけます。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 
美蘭vs櫻井裕子

櫻井裕子も美蘭にメロメロ?技名募集中
久々の対戦となった櫻井と美蘭。櫻井は美蘭の健やかな成長ぶりに思わず「かわいいなぁ…」と漏らす。しかし試合が始まれば容赦はしない!ゴングが鳴るのを待たずにいきなりブレーンバスターで仕掛ける櫻井。かわいい美蘭をロープに張り付け、ファンにシャッターチャンスをプレゼント。櫻井の大人気ない戦いぶりに翻弄される中学2年生の美蘭。打点の高いドロップキックや、細身ながら力のこもったエルボーで反撃開始。クリストで絞り、ロープに逃げたところに追撃の619、ライオンサルトと猛攻。櫻井はビッグブーツで美蘭の顔面を蹴飛ばし、ドラゴンスリーパーの構えから体を浴びせてフォール。これをキックアウトした美蘭に、ブレーンバスターの構えから前方に叩き落としてシットダウン。この一撃でスリーカウントを奪った。なお、フィニッシュは暫定で「変形ブレーンバスター」とし、オリジナルの技名は募集中だそう。案があれば櫻井裕子選手まで、どしどしご応募ください!

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負 
井上京子&香藤満月vsデボラK&尾﨑妹加

説明不用のデカさ!!パワーファイター勢揃い!
ディアナの井上京子、デボラK、香藤満月に元ウェイトリフティング三冠王者・尾﨑妹加。体格とパワーが自慢の4人が勢揃いした迫力のタッグマッチは大熱戦に!
まずは尾﨑が「井上京子、出てこい!」と煽る。「京子さんだろ」と突っ込まれると「井上京子さん、出てきてください」と頭を深々下げる。素直な尾﨑の誘いに乗り、京子出陣!1.7アミスタで超肉弾戦を演じた2人が再びの激突だ。尾﨑は「1月の続きだ!」と気合を入れ、まさにあの日の続きのようなタックル合戦。京子が尾﨑をタックルで倒すと、続いて飛び出すのはディアナヘビー級No.2の香藤満月。尾﨑はウェイトリフティング仕込みの怪力で95キロの香藤にボディスラム!「初めて投げられた」香藤は驚きを隠せない。デボラも香藤を持ち上げバックフリップ。香藤はタックルで反撃し、京子にチェンジ。デボラはスピアーで京子を倒し、極楽固め。何とかロープに逃げた京子。そこに尾﨑がセントーンを投下し、2人は互いに一歩も引かないラリアットの打ち合いへ。尾﨑の剛腕が京子をなぎ倒し、さらに尾﨑は111キロの巨体をアルゼンチンで担ぎ上げる!京子を救出した香藤はボディアタックや重い腰をどっしりと落とした逆エビ固めで尾﨑を追い詰めていく。尾﨑の手がサードロープにようやく届き、力強いエルボーでお返し。香藤も負けじと全力エルボーで鈍い音を鳴らす。デボラがタックルでアシストし、尾﨑がコーナーへ。セントーン発射は京子の雪崩式ブレーンバスターで阻止。しかし京子のラリアットが香藤に誤爆し、デボラが京子を押さえるうちにコーナートップから尾﨑のセントーン投下!必死に手を伸ばす京子をデボラが押さえ込み、香藤の肩は上がらず。大熱戦のパワー対決は尾﨑が制した。

第3試合  シングルマッチ15分一本勝負 
佐藤綾子vs関口翔

息をのむテクニカル対決!佐藤綾子が一発逆転!
佐藤の関節が弱っていることを聞きつけた関口翔。サブミッションを得意とする関口は、容赦なく弱点狙いを宣言。その宣言通り、試合開始から執拗に佐藤の関節を狙う関口。お互いに主導権を握らせず、やられたらやり返す互角のの攻防が続く。関口がコーナー上から佐藤の腕を絞りあげ、ミサイルキック、脇固めが決まったかと思えば佐藤は素早く前転で切り抜ける。ダブルアームスープレックスでぶん投げられた関口だが、下からの腕十字、三角締めと得意のグラウンドで攻める。佐藤もお返しとばかりにビクトル投げからのヒザ十字を狙うが、関口もすぐさまロープに逃れる。まだまだ互いに譲らない2人。関口のドロップキック、佐藤のジャンピングニーと一進一退の攻防。ここで佐藤がおぼんで関口の頭を打ち抜く。佐藤は再度おぼん攻撃を狙ったが、2発目をかわした関口は、なんと奪ったおぼんを使いながらのコードブレーカー!これで動きの止まった佐藤を脇固めで絞りあげるが、ブレイクを許してしまう。腕がダメなら足に照準を定め、佐藤の古傷である膝に低空ドロップキック。さらにアンクルホールドを狙った関口だったが、佐藤が一瞬の隙をつき丸め込む。関口もオクラホマロール、カケラホマを狙うが、後転で抜けた佐藤が顔面ドロップキックからの佐藤2乗で丸め込み、電光石火のカウント3。
惜しくも敗れた関口は試合後、再戦をアピール。握手を求め近づく佐藤に、悔しさのあまり氷嚢を投げつけてリングを去った。まだまだこの戦いは続く?

第4試合   タッグマッチ20分一本勝負  
ジャガー横田&梅咲遥vsななみ&マコトユマ

レジェンド・ジャガー横田と若き王者・梅咲遥の最強豪華コンビ!新人・マコトユマ撃沈!
伸び盛りの若手コンビがレジェンドとシングル王者に立ち向かい、メインに相応しい熱闘となった。梅咲はジャガーから譲り受けたという白いガウンを着用して登場し、激レアタッグをゴージャスに彩る。デビュー半年のマコトユマは先陣を切り、女子プロ界の重鎮・ジャガーと対峙。若手らしい気迫でジャガーをロープに押し込み、エルボー連発。ジャガーはレフェリーの制止も全く聞かない傍若無人ラフファイト。DDTでマコトをマットに突き刺し、梅咲にチェンジ。マコトもななみに替わり、リングは同期対決に。互いの個性がぶつかり合う白熱のマッチアップから、ななみはマコトにチェンジ。梅咲の弓矢固めやドロップキック、ジャガーの再びの反則攻撃に防戦一方のマコト。大ベテランが繰り出す老獪なテクニックの数々になす術なく、ローンバトルを強いられたが、マコトも反撃開始!梅咲へドロップキックを連続で放っていくが、ひらりとかわした梅咲がお返しのドロップキック。急角度の逆エビ固めを自力でエスケープしたマコトに、ななみがタックルで加勢。この機にマコトはクロスボディ。しかしななみはジャガーの反則で捕まってしまい、ジャガーのカカト落としの餌食に…と思いきや寸前でかわし、食らったのは梅咲!スクールボーイはキックアウトしたが、避けたななみが許せない梅咲は怒りのエルボー!梅咲のブレーンバスターにジャガーの浴びせ蹴りを連続で受けたななみだが、カウント2で返しノーザンライトスープレックス。さらにボディプレスを投下したがジャガーも肩を上げる。ここで勝負を託されたマコトは串刺しドロップキックや飛行機投げで果敢に向かっていく。しかしジャガーのWランニングネックブリーカー、梅咲のミサイルキック、ジャガーのフィッシャーマンズバスターを立て続けに食らってしまった新人のマコトは撃沈。試練の一戦となった。
梅咲は「ジャガーさんとは対戦する方が多いんですけど、組む方も…ちょっと怖かったです」と恐怖心を吐露。「でも勝てたので怖さは全部なくなりました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします」とジャガー恐怖症は克服した模様だ。
ジャガーは来場したファンに感謝を述べ、「お客様にご挨拶ということで…アミスタは限定で出ようかなと思っております。理由は前向きで、こんなにディアナは新人や若手が頑張ってます。ディアナほど充実した団体はないと思います。ありがたいことに、本当に若手が増えてます。プロレスでいうと後楽園が聖地と言われますが、ディアナにとってはここ(アミスタ)が聖地。出なくなるという形ではないですが…アミスタ大会多いですから、限定でこれからは出たいなと思っております。これからも若手、そして私がいつまでできるか、見守っていただきたいなと思います。本当に頼もしい若手達なので、これからもディアナを応援してください」と、今後の出場、そして団体の未来について語った。4.7アミスタ大会以降のジャガー出場は少なくなるものの、まだまだ闘志あふれる62歳。リングに上がれば大暴れの予感だ。
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来場者限定・先行お知らせコーナー

CRYSIS対ブルーオーキッド!
アミスタ大会では恒例となっている、先行お知らせコーナー。先日のフューチャーサイトに続き、4.29後楽園大会のカード第二段発表だ。
今後のアミスタ大会出場は限定的なものになると語ったジャガー横田。そのジャガーはVENYとの「CRYSIS」で、世羅りさと美蘭の「ブルーオーキッド」と激突する。ジャガー率いる実力者揃いのヒールユニット・CRYSISに、タッグベルト戴冠を目標に掲げる期待の新生タッグ・ブルーオーキッドの異色対決となった。美蘭とVENYの初遭遇も見処だ。

【日時】
4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定しております。
アジャコング
ドレイク森松
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
ZONES

【今回決定カード】
タッグマッチ
[CRYSIS]ジャガー横田&VENY vs 美蘭&世羅りさ[ブルーオーキッド]

【既報決定カード】
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]ななみ vs ZONES[挑戦者]
※初代王者 初防衛戦

【チケット】
ディアナストアおよびイープラスで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300
ディアナストアhttps://www-diana.stores.jp/items/65e265a1849bba0f4c12ec7e
イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/0531280001-P0030180P021001?P1=0175

【試合結果】2024年3月22日 フューチャーサイトvol.19

第19回フューチャーサイトは大盛り上がりになりました!たくさんの応援ありがとうございました!熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年4月5日 23時59分までご覧いただけます。

第 1試合 シングルマッチ15分一本勝負
香藤満月 vs 関口翔

関口翔が3ヶ月ぶりのディアナ参戦!95キロ・香藤満月に苦戦?
久々の参戦で燃える関口。関口は「何が95キロだー!」と、体重差も吹き飛ばす気合を見せる。しかしボディスラムは上がらず諦めてしまう。ならばと低空ドロップキックなどで攻め、今度こそサーフボードストレッチで「上げるぞ!」宣言。しかしこれも上がらず、ボディシザーズに切り替えていく。すると今度は関口の脚が香藤の腹回りをクラッチできず…。特に何もしていない香藤に、関口は勝手に大苦戦。「今度こそ上げるぞ!」と気合を入れ直した関口は再びボディスラムにトライ!これを香藤が逆にボディスラム。さらに逆エビ固めでしっかりと腰を落とす。関口はプッシュアップで切り抜け、エルボーの打ち合いに。パワーで押す香藤に関口は腕攻めで対抗。香藤はボディプレス連続投下で体格の違いを見せつけるが、関口は巧みな丸め込みに関節技を繋いでいき、ワキ固めでフィニッシュ。苦戦しながらも格の違いを見せつけた。

第2試合   シングルマッチ15分一本勝負
マコトユマ vs 笹村あやめ

マコトユマ、笹村あやめに気迫見せた!
まずはレスリングからのスタート。柔道経験者の笹村に、レスリング経験者のマコトが向かっていく。笹村はグランドのテクニックで圧倒。「クリーンファイト」と手を差しのべる笹村。笹村の悪企みには乗らないマコト、握手には応じずヘアホイップ。しかし笹村はマコトの腹にナックルをぶちこみ、明らかな反則に観客からはブーイング。笹村はお返しのヘアホイップ、低空ドロップキック、リング中央での逆エビ固めなどで試合の流れをがっちり掴む。エスケープしたマコトはエルボーで笹村をロープに押し込み、ドロップキックで反撃。さらにロープの反動で走る笹村のバックに素早く回り、レインメーカーの要領で反転させ、飛行機投げでフォール。笹村が何度肩を上げても体勢を崩さず、しつこく押さえ込むが全てカウント2。笹村はタックル一発でマコトを倒し、キャメルクラッチ。「終わりだ!」とブレンバスターを仕掛ける笹村。暴れて着地しエルボーを打つマコト。女子プロ界でもトップクラスのエルボーの破壊力で鳴らす笹村は、両手を広げ「もっとこいよ」と余裕綽々。マコトも気持ちの乗ったエルボーを連続で打つが、笹村は重い一発で流れを変える。「本気で来い、死ぬ気で来い」とまだまだ物足りない様子。マコトはさらに力強いエルボーで呼応する。マコトの死ぬ気を受け止めた笹村は垂直落下式ブレーンバスター。キックアウトしたマコトにフットスタンプを落とし圧勝。笑顔で握手を交わした2人だが、やはり最後には笹村のナックルがマコトのみぞおちに直撃。笹村はブーイングの中リングを下りていった。

第3試合  3WAYマッチ20分一本勝負
梅咲遥 vs 炎華 vs 杏ちゃむ 

杏ちゃむがディアナマットに登場!梅咲遥は文字通りの「勝ち逃げ」!
3WAYは苦手だという梅咲。杏ちゃむに「来いよ」と煽られると炎華に「行け」と指示。ビビりまくる梅咲だが、いざ試合が始まれば全力ファイト。炎華と手を組んで杏ちゃむに集中攻撃。Wドロップキックと見せかけて裏切った炎華が梅咲はを突き飛ばし、杏ちゃむをフォール。怒りの梅咲は炎華にドロップキック。今度は杏ちゃむが梅咲をリング外へ落とし、炎華にドロップキック。ここから杏ちゃむが「関節技の天使」本領発揮!炎華の腕を極めながらフェイスロック。リングに戻った梅咲もアンクルホールドで捕まえ、炎華の腕と梅咲の足を同時に極める。ブレイクを許した杏ちゃむだが、厳しいキャメルクラッチで梅咲を絞る。炎華がカットに入り、ヘッドシザーズホイップやドロップキック。杏ちゃむと梅咲はWブレーンバスターで炎華を持ち上げるが、ここで杏ちゃむが裏切り。杏ちゃむは手を離し、炎華を持ち上げたままの梅咲をスクールボーイでフォール。梅咲はキックアウトしたが、炎華はその勢いでリング外へ。梅咲と杏ちゃむはエルボー合戦に。杏ちゃむがハイキックで梅咲の側頭部を撃ち抜くと、その様子を見ていた炎華が隙をついて杏ちゃむをリング下に引きずり落とす。リングに戻った炎華は憧れの梅咲にドロップキック連発。梅咲のキューティースペシャルは杏ちゃむがカット。杏ちゃむが炎華にフットスタンプを投下し、そこに梅咲が飛び出しフォール横取り。怒りの杏ちゃむは梅咲を排除。しかし炎華のジャパニーズレッグロールクラッチは梅咲が急いで戻りカットが間に合う。炎華のドロップキックと杏ちゃむのハイキックで梅咲を今度こそ排除し、杏ちゃむは炎華を狙う。杏ちゃむの強烈な蹴りを食らい、リングに大の字になった炎華。このチャンスに杏ちゃむはコーナーへ上る。しかし梅咲はまだリングでしぶとく生きていた!倒れた炎華に梅咲がこっそり近づき、フォール。杏ちゃむが振り向くと、今井レフェリーがマットを3回叩いていた…。横取りフォールでシングル王者らしからぬセコい白星を挙げた梅咲は、勝ち名乗りも受けずに控え室へ逃亡!杏ちゃむは声を粗げながらその後を追った。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負
ななみ&美蘭vs真琴&田中きずな

大激闘のフレッシュファイトを制したのは綺麗なお姉さん・真琴!
ディアナの10代コンビ・ななみと美蘭にプロレスリングWAVEの新人・田中きずな。若手3人にベテラン真琴を加えた華やかな4人がメインイベントに登場。まずは美蘭ときずながハイスピードな攻防で魅せる。ディアナの若手王座であるW.W.W.Dクリスタルを保持するななみは王者らしい堂々たる戦いぶりできずなを圧倒。しかし百戦錬磨のベテラン・真琴が登場すると、流れは一変。今井レフェリーの目を盗み反則でななみをいたぶる。これを見逃すレフェリーに美蘭は「おい!ちゃんと見ろよオジサン!」と暴言。レフェリーが真琴をオバサン扱いして制止すると、真琴は「オバサンじゃねぇよ!」。ななみはダイヤル固めでリングを2周して反撃。替わった美蘭には真琴がまたも反則!爪を立てて背中を引っ掻き、きずなにチェンジ。きずなはワキ固めや串刺しドロップキック。美蘭も打点の高いドロップキックで対抗する。連携できずなを追い詰めていくななみらんだが、きずなが鯉のぼり、ワキ固め、腕十字、ミサイルキックで猛攻。タッチを受けた真琴はブレイジングキックをななみの顔面に見舞う。ななみは得意のタックルで真琴を倒し、美蘭にチェンジ。美蘭の高さのあるドロップキックや大車輪を受けきった真琴はニードロップ。美蘭はこれをブリッジで返し、クリストで厳しく絞る。悶える真琴は命からがらロープエスケープ。真琴の豪快に弧を描くダブルアームスープレックスやW.W.ニーをしぶとくキックアウトする美蘭。ななみのボディプレス、美蘭のライオンサルトを受けた真琴もしぶとく肩を上げる。真琴のピンチにきずなが飛び出し、誤爆を誘いななみを排除。しかしまだまだ怒涛の攻めと驚異の粘りを見せる両軍。一進一退の攻防に観客もヒートアップ。きずながななみを押さえ込み、真琴の連環の計が決まると美蘭はたまらずギブアップ。大熱戦に鮮やかな終止符を打った。
メインの勝者として、大会の締めを任されてしまった真琴は「試合するよりこうやって喋る方が苦手なんですけど…頑張りますね」と控えめに切り出す。「まず言いたいことは、今日の出場選手の中で、私が一番年上だということ…。見えないでしょ?下から数えた方が早いかなって自分では思ってるんですけど…」と笑いを誘う。ファンから「見えない!」の声が飛ぶ中、「でも事実は事実として。勝ったのはこの私なんでね。今日のカード、私以外10代。勝ったのは34歳の私。私が一番ぴちぴちしてる。今日はいい気分で寝れそうです」。独特の表現で大会を締めくくった。
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来場者限定・先行お知らせコーナー 

4.29クリスタル王座戦、強敵現る!ななみ対ZONES!
アミスタ大会では恒例となっている、先行お知らせコーナー。この日は4.29後楽園大会のカードが一部発表されることに。ディアナの四大タイトルであるW.W.W.Dシングル、タッグ、エリザベス、クリスタル全ての防衛戦を後楽園で行うことは予告されており、そのうちのクリスタル王座戦のカードが決定した。王者のななみはまだカードを聞いていないらしく、ななみにとってもサプライズとなる。初代王者の初防衛戦の相手は…なんとZONESに決定!ZONESの名を聞いたななみは思わず悲鳴を上げ、客席からもどよめきが起こる。ZONESは昨年3月にEvolution女子でデビュー、新人離れした存在感と豪快なファイトで頭角を現し、センダイガールズ主催の「じゃじゃ馬トーナメント」を制覇。他、数々の団体に参戦し、人気・実力とも急成長中。キャリアは約1年、しかしまごうことなき実力者だ。ななみとの初シングルはいきなりタイトルを賭けた戦いに。クリスタル戴冠以降王者らしい背中を4人の後輩たちに見せてきたななみは、クリスタルティアラを守り抜くことができるのか?!激戦必至のタイトルマッチ、1ヶ月後に迫る!

【日時】
4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定しております。
アジャコング
ドレイク森松
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
ZONES

【決定カード】
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]ななみ vs ZONES[挑戦者]
※初代王者 初防衛戦

【チケット】
ディアナストアおよびイープラスで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300
ディアナストアhttps://www-diana.stores.jp/items/65e265a1849bba0f4c12ec7e
イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/0531280001-P0030180P021001?P1=0175