【試合結果】2025年8月16日(土)アミスタ大会vol.94

第1試合 W.W.W.Dタッグ王座次期挑戦者決定トーナメント準決勝
[ブルーオーキッド]美蘭&世羅りさvs梅咲遥&高瀬みゆき[ルミナス]

1回戦は高瀬がルミナス用コスチュームを忘れてしまったことで空中分解寸前になりながらも、SPiCEAPを相手にドローに持ち込んだ。トーナメントの規定により、2人のキャリア合計が短いルミナスが勝ち上がることに。そして準決勝の高瀬のコスチュームは正しくルミナス仕様!これで万全…かと思いきや、思わぬ落とし穴が待ち受けていた。
ゴングを待たずに息ぴったりのWドロップキックで奇襲するルミナス。梅咲が美蘭をリングに引きずり込み、エルボーからの押さえ込みでいきなりのフルスロットル!これを返されても低空ドロップキックを突き刺し、美しくブレーンバスター。高瀬が世羅の動きを巧みに封じる中で美蘭はハイキックで反撃するが、ルミナスの合体スパインバスターからジャックナイフ、ミサイルキックと梅咲が矢継ぎ早に攻めていく。ルミナスが2人で突撃すると世羅が高瀬を羅紗鋏で排除し、リング上は美蘭と梅咲の一騎打ち。美蘭がカサドーラ、梅咲がそれを切り返し、さらにそれを美蘭が切り返し…と丸め込みの応酬に。このタイミングで世羅が梅咲を強引に倒して好アシスト!トーナメント仕掛人・佐藤綾子から追加ルールとして発表された「Wフォール可」をフル活用し、美蘭のフォールを世羅が上から押さえ込む。梅咲のピンチに高瀬が慌ててカットに飛び込むが僅かに間に合わず、まさかの3分半のスピード決着となった。ルミナスの2人は今井レフェリーに詰め寄るが、もちろん判定は覆らず…。ブルーオーキッドは余力を残して決勝進出だ。

第2試合 W.W.W.Dタッグ王座次期挑戦者決定トーナメント準決勝
柊くるみ&櫻井裕子vs羽多乃ナナミ&網倉理奈[にじゅうまる]

もう一つの準決勝は、佐藤綾子からの推薦でエントリーしていた柊と櫻井の急造タッグに、前王者で優勝候補のにじゅうまるだ。
まずは力自慢の柊がナナミをロープに押し込む。ナナミもタックルやエルボーで応戦し、網倉とのWタックルで柊に突進!すると櫻井も加わり、いきなり4人で大激突。ナナミに自らタッチした網倉だったが、柊のフットスタンプ乱発で会場中に響き渡る大絶叫。網倉はマシンガンチョップで反撃していくが、やはり打たれ強い柊は倒れない。網倉からタッチを受けたナナミは果敢にタックルやボディアタックでぶつかり、素早くバックを取ってスリーパーホールド。櫻井がカットで救出し、柊が破壊力抜群のミサイルキックでナナミを吹っ飛ばす。柊から櫻井にチェンジし、気迫のエルボー合戦。ナナミは網倉の「ナナミ!負けんな!」の声に奮起。変則ロープワークからタックルで櫻井を倒してみせる。櫻井はドラゴンスリーパーでナナミを絞っていくが、ナナミの足がロープに届きブレイク。網倉との連携も決まり、ノーザンライトスープレックスで豪快にブリッジ。カウント2に終わるとにじゅうまるのトレイン攻撃に合体わー!プレスで櫻井に集中砲火。柊のカットに救われた櫻井はビッグブーツで網倉の顔面を蹴りまくる。櫻井がサイドスープレックス、網倉がブレーンバスターと、情念ほとばしる同期同門対決で試合時間は残り5分に。網倉の突進を横から食い止めた柊がキャノンボール。柊の怪力にはにじゅうまるWタックルで対抗。にじゅうまるが終盤にツープラトン攻撃連発でこれまで培ってきたタッグ力を発揮。しかししぶとく粘る櫻井。何度も立ち上がる櫻井を網倉がWあーみんバスターでマットに叩きつけ、12分40秒の熱戦に終止符を打った。急造タッグに苦戦を強いられ、スタミナを消耗したにじゅうまる。準決勝をスピード決着で突破したブルーオーキッドの待つ最後の戦いへ駒を進めた。

第3試合 11人ランブル 時間無制限
井上京子、佐藤綾子、デビー・カイテル、ダーク・シルエタ、Himiko、香藤満月、シャンシャン、クームー、米山香織、夏実もち、尾﨑妹加

トーナメントの合間に行われた豪華絢爛11人バトル。Invader or Innovatorの佐藤、デビー、Himiko、クームー、シルエタは夏実も仲間に引き入れる。京子、香藤、シャンシャン、米山、尾﨑との6vs5の様相に…。まずはクームーとシャンシャンが押し合いになると残りの9人もそれぞれ加勢。京子が後ろから押すとINVAは一気にコーナーに追い込まれる。そこに香藤が先陣を切り次々とトレイン攻撃。INVAももちろんお返し。クームーが長身を活かしたビッグブーツで蹴りまくるが、シャンシャンが飛び付いて丸め込む。これでクームーが1人目の退場。佐藤のおぼんを拾った夏実が凶器攻撃で大暴れすると、「もちさんは悪い人じゃない。あんなユニットに入っちゃダメです!」と香藤が説得。しかし佐藤が投げたおぼんが香藤に直撃。香藤にトドメを刺しにかかる夏実を尾﨑が担ぎ上げる。オーバーザトップロープで脱落の危機に陥った夏実は、エプロンで尾﨑のラリアットを受けてもしぶとく生き残ったが、命からがらリングに戻ると京子がラリアット!この一撃で夏実は退場に…。続いて京子とシルエタの一対一。激レアなマッチアップに尾﨑も加わり、シルエタが美しくロメロスペシャル。さらにINVAのHimikoとの連携も決まるが、尾﨑のダイビングセントーンでHimikoが、香藤のダイビングボディプレスでシルエタが退場に。シャンシャンがトルネードDDT乱発で香藤、佐藤、デビーを次々とダウンさせるも、京子には通用せず。なぜか大ブーイングを浴びてしまう京子。バトルのお約束?の首4の字数珠繋ぎは唯一横から見ていた京子が一番端のシャンシャンを捕まえ、ひっくり返して逆エビ固め。シャンシャンはこれでギブアップ。タッグ王者組の佐藤とデビーを並べて設置した香藤が尾﨑と米山をおんぶしてプレス。さらに香藤の単独ボディプレスと尾﨑のセントーンを浴びせていくが、尾﨑は「狙うのは…井上京子ー!」と京子に牙を剥く!京子と尾﨑がタックルで激突し、そこに香藤も突進!白熱のぶつかり合いになるが、尾﨑が隙を見て香藤にタックル。佐藤とデビーが香藤を押さえて香藤退場。「やったー!」と喜んでいる尾﨑の背後から米山が丸め込み、米山と京子の押さえ込みで尾﨑も退場。ここまで目立った活躍はなく、抜群の危機回避能力で生き残ってきた米山に京子は「あんた、なんにもしてないじゃん…」と呆れ顔。米山は意に介さず「京子さん!ここは2人で力を合わせてあいつらやっちゃいましょうよ!」。8.10エリザベス戦では米山に翻弄されまくった京子は「絶対だな?絶対だな?やるよ?信じるぞ?」と入念な意思確認。それでもやはり裏切る米山!キレた京子が米山に襲いかかると、佐藤がおぼんで殴打!この間にデビーが素早くトップロープへ。米山が「京子さんの、雪崩のブレーンバスターが見たいでーす!」とおだてると、京子もトップロープへ。そしてやはり裏切る米山!!米山と佐藤とデビーが協力し、京子を場外へ落とすことに成功。まさかの京子脱落でリングに残るのはタッグ王者の2人に曲者・米山。一旦米山を排除した佐藤は、普段は対戦することのないデビーとの対決でヒートアップ。信頼し合う仲間だからこその熱い攻防…に絶妙なタイミングで割って入る米山!!!デビーがビッグブーツで佐藤をフォールすると飛び込んでカットする。デビーの怒りの猛突進を「誰か助けて…」と怯えながらも巧みにかわし、デビーがトップロープを越えて転落!これでデビーも退場し、残るはいよいよ2人に。佐藤が米山のバックを取ると、リング外からデビーが米山めがけて珈琲毒霧!佐藤がジャパニーズレッグロールクラッチで米山を仕留め、11人バトルを制した。お祭りバトルの中でもタッグ王者としての絆を見せつけたカフェイン&クラッシュ。トーナメント優勝チーム迎撃準備は万端だ!

第4試合W.W.W.Dタッグ王座次期挑戦者決定トーナメント決勝
[第1試合の勝者組]vs[第2試合の勝者組]

結成から網倉の長期欠場を経て、互いを高め合いながら成長を遂げたにじゅうまる。かつては「にじゅうまるはまだまだです」と評された2人が今やトーナメント優勝候補に。ベルトへの思い、そして打倒カフェイン&クラッシュの強い思いで決勝のリングへ向かう。
ブルーオーキッドはかねてタッグベルト奪取という目標を何度も口にしてきた。美蘭は「高校生でクリスタルとタッグの二冠」を目指すとも。引退を控え負傷を抱えた世羅のためにもますます野望に燃える美蘭。ルミナス撃破の大金星で勢いに乗り、有言実行なるか。
先制攻撃を仕掛けるのはにじゅうまる。準決勝の疲れを感じさせないファイトで序盤の流れを掴む。にじゅうまるに捕まりローンバトルを強いられる美蘭。ハイキックでナナミの側頭部を撃ち抜き、ウラカン・ラナでフォール。カウントは2に終わるが、これでようやく世羅にチェンジ。ナナミは代わりばなの世羅をスリーパーで捕獲。リング中央でがっちり胴締めも加えていくが世羅がエスケープ。にじゅうまるは攻め手を緩めずトレイン攻撃。しかしナナミのダイビングボディプレスは自爆に。この機に世羅が力一杯のエルボー。ナナミも互角か、あるいはそれ以上のエルボーを打ち、裏投げで世羅をマットに叩きつける。網倉がミサイルキックにキャノンボールで世羅をダウンさせ、ナナミがトップロープへ。世羅のピンチに美蘭が飛び出し、コーナー上のナナミに長い足から繰り出すハイキックをお見舞い。ふらふらと落下するナナミをロープに引っ掛け、瓦割りに美蘭のダイビングクロスボディ、世羅の羅紗鋏と続けていくが、網倉がカットしカウントは2。世羅の渾身のブレーンバスターは自力でキックアウトしたナナミが丸め込み攻勢。セブンスリーホールドでフォールも美蘭のカットが間に合う。世羅も花夢の山でフォールするが、ナナミはまたも自力で肩を上げる。ナナミがこの日2試合目とは思えぬ驚異の粘りを見せ、観客席の盛り上がりも最高潮に。そのナナミを担ぎ上げた世羅がトドメの羅紗鋏。しぶといナナミもついに力尽き、熱戦にピリオド。過酷なトーナメントの頂上に辿り着いたのはブルーオーキッドだ。
マイクを持った世羅が興奮気味に「ブルーオーキッド、優勝したぞ!SPiCEAPでもない、ルミナスでもない、その他大勢のチームでもない。 にじゅうまるでもない。このブルーオーキッドが、トーナメント優勝しちゃったもんね〜。 ということで、チャンピオン出てこいよ!」と現タッグ王者組の佐藤綾子とデビー・カイテルを呼び込む。「お前たちが考えたトーナメントで優勝してやったよ。もちろん挑戦させてくれるんですよね?」と改めて王者の意志を確認。佐藤は「もちろん。美蘭はクリスタルの挑戦権も、タッグベルトの挑戦権も得て、実りの秋になるように頑張ってください。世羅さんとも引退前にベルトかけて試合できるのはおそらく最後だと思うんで楽しみにしてます」。冷静な佐藤に対し、はやる気持ちを抑えられない世羅は「おそらく最後なんて言うなよ。ブルーオーキッドがそのベルト獲ったらいくらでも挑戦させてあげますから。 引退まであと5ヶ月、楽しみにしててくださいよ。ところでいつやるの?いつやるの?」。気になるタッグ王座戦の日時はまさかの「調整中」…。「おい!すぐやりてーだろこういうのは!」とツッコむ世羅。「ディアナのスケジュールほとんど空けてあるから、いつだってやってやる。いつタイトルマッチが来てもいいようにベルトをピッカピカに磨いとけよ。以上」 の言葉で大会を締め括った。
世羅と美蘭はタッグベルト挑戦が三度目となる。ブルーオーキッドが三度目の正直で戴冠か、カフェイン&クラッシュが野望を打ち砕くのか…激戦必至の好カードが決定!日時は未定!発表をお楽しみに。

ブルーオーキッド バックステージコメント

【試合結果】2025年8月15日(金)フューチャーサイトvol.37

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負
美蘭 vs クームー

クームーが来日後初のシングルマッチに臨む。「最強の先輩達からプロレスを学びたい」とInvader or Innovatorへ加入したクームーは、レフェリーチェックを拒否!どうやらデビーから学んだらしい…。クームーがお気に入りの今井レフェリーは「大丈夫だな。OK」とあっさりノーチェック。対角の美蘭が「おい!ちゃんとチェックしろよおじさん!」、セコンドの梅咲も「キモッ!」と暴言。とにもかくにも試合開始。クームーはINVAで学んだレフェリーの目を盗む反則攻撃。珍しく怒りをあらわにする美蘭がヘアホイップや串刺しドロップキックで反撃。エルボーの打ち合いになると、先輩の美蘭に引けを取らないクームー。長い足から放つビッグブーツの乱発で美蘭を追い詰めていく。対する美蘭はスピードの乗った619。だが続くダイビングクロスボディはかわされ自爆に終わる。クームーの丸め込み攻勢を返しきった美蘭は、ビッグブーツを屈んでかわしMロールクラッチでスリーカウント。敗れたクームーは試合後も悪態をついていた…。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
羽多乃ナナミ&神姫楽ミサ vs デビー・カイテル&Himiko[INVA]

デビーとHimikoのInvader or Innovatorに、ナナミと神姫楽のぱぱぱ令和パーティーが激突!ぱぱぱの2人が仲良くリング上でポーズを決めれば、INVAが背後から襲撃。ゴングが鳴ると神姫楽へ反則上等の集中砲火だ。神姫楽がドロップキックで反撃してナナミにチェンジ。ナナミは力強いボディスラムや串刺しボディアタック。デビーはラリアットやビッグブーツで応戦しHimikoにチェンジ。Himikoは得意のリバースインディアンデスロックで足攻め。INVA加入で悪に染まりつつあるHimikoに闘志を燃やすナナミは、いつも以上の力を込めてエルボー。Himikoのギロチンをかわして胴締めスリーパーで捕獲。さらに胴締めドラゴンスリーパーに移行するがデビーがカットする。ナナミは追撃のボディアタック。赤コーナーから神姫楽が「ナナミさん、行きます!」とチェンジ要求。タッチを受けた神姫楽は雄叫び。アイドルらしからぬ猪突猛進タックルや鈍い音を鳴らすエルボーでパワフルファイト。Himikoのブルドッギングヘッドロックをすりぬけ「しゅっ!しゅっ!」と己を鼓舞するイノシシムーブから対角コーナーのHimikoへ猛ダッシュ。しかしこれをかわしたHimikoが今度こそのブルドッギングヘッドロック、そして剥がしたテーピングを使って首締め。レフェリーが気付くとしらばっくれ、デビーにタッチ。デビーがアイドルレスラーの神姫楽を小馬鹿にしながらヘアホイップ。神姫楽が怒りのタックルでデビーをなぎ倒し、ナナミとともにイノシシムーブからWタックル。さらにトレイン攻撃とぱぱぱコンビが畳み掛ける。神姫楽が右のラリアットでフォールするがデビーが自力キックアウト。神姫楽のダイビングセントーンはデビーがかわして自爆に。そこにHimikoがダイビングギロチン、デビーがニーアタックとINVAもチーム力を発揮。デビーのエスプレッソをショルダースルーに切り返した神姫楽がミサトンクラブ。Himikoがカットに入るが神姫楽が排除し、ナナミのデスバレードライバー、神姫楽のダイビングセントーンが次々とデビーを襲う!それでもしぶといタッグ王者のデビー。オーバーヘッドキックで神姫楽の動きを止め、Himikoのバックドロップにエスプレッソを続け、勝利をもぎ取った。

第3試合 シングルマッチ15分一本勝負
梅咲遥vs小橋マリカ

アイドルとギャルの対決がフューチャーサイトで実現。ギャル好きで知られる(?)の今井レフェリーは口元が緩みっぱなし…。梅咲は「ちゃんとやれよ。ちゃんとやらなかったら、○るからな」とレフェリーに釘を刺す。
ゴングが鳴ると小橋が「かわいい~。もしかしてアイドルとか経験されてる的な感じ?私ギャルって言われるけどかわいいってあんまり言われなくてぇ…誰もがかわいいって言ってくれる王道アイドルポーズをちょちょたんから教わりたいと思ってぇ」と梅咲にアイドル講座を持ちかける。この誘いに乗ってしまったちょちょたん。ポーズを決めている間に小橋がスクールボーイ!カウント2で返した梅咲は「え、今ちゃんと見てました?!アイドルポーズが見たいなら、この会場にアイドルは遥だけじゃないんですよ」とアミスタにいるアイドルをリングに呼び込む。53歳のHimikoが颯爽と現れると今井レフェリーが「頭打ったのか」と冷たく言い放って追い払う…。アミスタにいるアイドルとは、第2試合に出場していた神姫楽ミサと、梅咲とともにアイドルユニット・シロツメクサに所属するリングアナウンサーの實石亜也子。小橋は3人のアイドルポーズを見学しながら「かわいい~」と拍手。しかしやはり後ろからスクールボーイ!カウント2で返した梅咲は、小橋とようやくプロレスで真向勝負!…のはずが、小橋にロープワーク6往復を強いられてしまい、水を飲んでいる間に小橋がリングから姿を消す。「おい!小橋マリカ!」と梅咲が消えた小橋を探し回っていると、場外から小橋が梅咲を引きずり落とす。場外乱闘が勃発すると、梅咲が久々の「アミスタ号」で小橋を翻弄してリングに帰還。リングでドロップキックを突き刺し、力一杯のエルボー。「ギャルの根性見せてみろや!」とアイドルが声を荒げるとギャルはギャルピースでサミング。2度目のサミングを狙う小橋のピースを踏み潰した梅咲が低空ドロップキックを突き刺すが、トップロープへ上がると小橋がデッドリードライブ。小橋が得意のフロントネックロックで梅咲を捕獲。ロープに伸びる梅咲の腕もクラッチした小橋がギブアップ寸前まで追い込むも、セコンドの神姫楽の声に導かれ梅咲が足をロープにかける。梅咲はキューティースペシャルで反撃。梅スプラッシュのフォールを切り返した小橋、そして梅咲はこれを切り抜けジャックナイフ。小橋がそれを切り返し、梅咲がまた切り返し…と丸め込みの応酬に。梅咲がバックスライドで小橋を転がし、流れるようにラ・マヒストラルを続けてスリーカウント。梅咲がアイドル根性でギャル根性を上回ってみせた。

メインイベントW.W.W.Dクリスタル選手権試合
[王者]香藤満月vsシャンシャン[挑戦者]
※第3代王者初防衛戦

炎華とのタイトルマッチは、試合途中のレフェリーストップにより不完全燃焼。やりきれない思いのままクリスタルティアラを手にした香藤満月。普段から仲が良く、ともにタッグ王座次期挑戦者組決定トーナメントにエントリーしていたシャンシャンが挑戦者に決定し戸惑う香藤だったが、炎華ともう一度戦うためには負けられない。シャンシャンはクリスタル挑戦は2度目。新台湾プロレスに所属しながら、大学の長期休暇時にはディアナマットで汗を流す留学生だ。明るく真面目な性格ですぐにディアナに打ち解け、レスラーとしてもめきめきと成長。「私はディアナの未来だと自信を持って言いたい」と意気込んだ。
ゴングが鳴り、先制したのはシャンシャン。ヘッドロックでぐいぐい絞っていく。すると香藤が早くも体格を活かした逆エビ固めで逆襲。ロープをやっと掴んだシャンシャンはボディプレスをかわして低空ドロップキック。しかしクロスボディを受けとめられてしまい、ボディプレスを浴びる。カサドーラも持ちこたえられたが、これはスタナーに切り返したシャンシャン。力で敵わないとみるや丸め込み攻勢に出る。香藤はそれをことごとく力でねじ伏せていき、カナディアンバックブリーカーで揺さぶる。ギブアップしないシャンシャンをコーナーに追い込み、バックエルボーにボディアタック、ドロップキックをお見舞い。シャンシャンも負けじとミサイルキックを発射。香藤もセカンドロープからダイビングボディプレスを発射するが、かわしたシャンシャンがダイビングクロスボディ。続いてエルボーの打ち合いとなるが、シャンシャンは香藤の重い一撃を受けて胸を押さえうずくまる。それでも気迫でエルボーを連発するシャンシャン。力で圧倒する香藤にランニングネックブリーカー、再びのダイビングクロスボディと連続攻撃でフォールしていくがカウントは2。香藤もクロスボディやセントーンで97キロをシャンシャンに浴びせ、今度こそのダイビングボディプレス。ぺちゃんこになったシャンシャンだが、根性で肩を上げる。すると香藤はシャンシャンをカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、足もクラッチしてリビルト・カナディアンバックブリーカー。耐えるシャンシャンのド根性を香藤のパワーが上回り、ギブアップを奪い初防衛に成功!
“戴冠”時にはサイズが合わなかったクリスタルティアラも、どうやら香藤サイズに調整された模様。守り抜いたティアラをしっかりと戴冠し、王者らしい姿で笑顔を見せた。炎華との完全燃焼・完全決着に向けて一歩前進だ。
マイクを持った香藤は、約束をしている人がいると明かす。その約束の人・美蘭がリングに現れ「初防衛おめでとうございます。次、挑戦させてください。私は初代王者決定トーナメントで決勝まで行ったけどチャンピオンになれなかった。その悔しさは今でも忘れてない。ディアナの未来として私がクリスタルを獲らなきゃいけないって思います」と、挑戦表明!美蘭は初代王者決定トーナメントは決勝でナナミに敗れ、第2回トーナメントでは無念のレフェリーストップで敗退。「高校生でクリスタルとタッグの二冠」と野望を語っている美蘭。三度目の正直でティアラ奪取なるか。香藤は約束通り快諾。「もちろんです!でも、27歳だってディアナの未来だぞー!」と、香藤もディアナの未来を背負う一人として戦う覚悟だ。タイトルマッチは9.14美蘭凱旋・板橋大会のメインで行うこととなった。
しかしここでまたも事件が発生。なんと佐藤綾子らINVAが乱入し、香藤、美蘭、シャンシャンを襲撃!梅咲やナナミも慌ててリングに上がる。INVAの暴挙に業を煮やした梅咲は「佐藤さんは考えがある、やりたいことがあるって最近チームを結成したみたいですけど。私にだって考えがあるんですよ。私はディアナのシングルチャンピオン。ディアナの王道を作り上げる」と、対抗チーム発足を宣言。「美蘭、シャンシャン。一緒に頑張っていかない?こんな奴らに負けないように頑張っていこう」と勧誘を受け、共鳴した美蘭とシャンシャン。梅咲はナナミにも「ナナミももちろん、一緒にやろう」握手を求めるが、ナナミはその手を払いのける。ナナミが佐藤をじっと見つめ、まさかのInvader or Innovator加入か…と思いきや佐藤に不意打ちの蹴り。ナナミは「佐藤さんは先輩として尊敬してるし超えたいと思ってます。でも試合中に凶器を使うチームと馴れ合うつもりもないし、まだタッグのベルトを取られたままなので、話は取り返してから。遥さんも、今までの自分だったらその手を取ってましたけど、遥さんとは同期だし、もう遥さんの背中を追って走ってるナナミではいられない。佐藤さんの改革でも、遥さんの王道とも違う、ディアナの伝統を守るチームを作る」とINVAへの敵意は燃やしつつも梅咲らとは合流せず、こちらも新たなチームでこの戦いに臨むことを堂々宣言。中学1年生でプロレスデビューしたナナミは約6年のキャリアを経て、しっかりと自身の歩むべき道を決めたようだ。香藤を仲間に入れ、リーダーとしてのスタートを切った。梅咲も「そうだよね。私もナナミには最高のライバルになってほしい。まだまだ抜かされる気はないけどお互い高めあっていこう」と、ナナミの決断を受け入れた。梅咲とナナミは2019年デビューの同期。数々のタイトルを手にした梅咲にナナミは水をあけられていたが、クリスタル戴冠以降急成長。W.W.W.Dタッグや他団体のベルトも巻き、存在感を増す一方だ。2人のライバル対決にも期待が高まった。デビー来日から目まぐるしく展開してきたディアナマット。チーム抗争がいよいよ本格化し、ますます目が離せない!

【試合結果】2025年8月10日(日)アミスタ大会vol.93

大会ダイジェストを早くも公開!

第1試合3WAYマッチ20分一本勝負
シャンシャンvs網倉理奈vs神姫楽ミサ

「KISSmeT PRINCESS」としてともにアイドル活動をしていた網倉と神姫楽。序盤からシャンシャンをターゲットに連携攻撃…のはずが、神姫楽があっさり裏切り網倉は激怒!「裏切ってないよ」と言い訳する神姫楽。2人の小競り合いに突撃したシャンシャンは2人まとめてランニングネックブリーカードロップ。シャンシャンが鎌固めで神姫楽を絞ると、神姫楽は「あーみん助けて!」。網倉は全く助ける素振りなし。自力で脱出した神姫楽は「あーみん!一緒にやろう!」と己を鼓舞するイノシシムーブ。これには笑顔で付き合った網倉。KISSぷりの絆復活でトレイン攻撃。「ごめんね」と笑顔で握手をかわしたKISSぷりだったが、神姫楽が不意打ちの丸め込み!さらに低空ドロップキックで網倉を場外に蹴散らし、シャンシャンにミサトンクラブ。リングに戻った網倉が怒りのカット。出ずっぱりのシャンシャンを「ちょっと休んでて」と気遣い(?)、KISSぷり対決に。タックル合戦は網倉に軍配、セントーンは互いにかわし、シャンシャンが戻ると三つ巴のエルボー合戦に。神姫楽がラリアット、シャンシャンがブレーンバスターで網倉に集中砲火。神姫楽とシャンシャンでフォールの奪い合いに…。散々やられた網倉はリング外へ。シャンシャンがスタナー、トルネードDDTで神姫楽をフォールするがカウント2。網倉がタイミングを見計らってリングに帰還し2人を丸め込むがカウント2。網倉が神姫楽を担いでコーナー上に設置し、対角コーナーから網倉が突進…するとその横から飛び出したシャンシャンがドロップキック!続けてダイビングボディアタックを発射するが、網倉が切り返してフォール。これで勝負が決まり、神姫楽はコーナー上に放置されたまま試合終了のゴングを聞いていた…。

第2試合 8人タッグマッチ20分一本勝負
羽多乃ナナミ&香藤満月&柊くるみ&櫻井裕子vs佐藤綾子&デビー・カイテル&Himiko&夏実もち

トーナメント1回戦を終えたメンバーにタッグ王者のカフェイン&クラッシュを加えた、今後のタッグ戦線を占うかもしれない8人タッグ。奇襲で捕まってしまった櫻井は4人のトレイン攻撃をまともに食らってしまう。櫻井はデビーのコーヒーミストを警戒しつつ、ビッグブーツで反撃。デビーもビッグブーツで応戦し、両者は互いに顔面を蹴りまくる。続いて夏実と柊のプロミネンス対決。佐藤とデビーが巧みにアシストし、優位な展開でHimikoにチェンジ。Himikoと夏実がトレイン攻撃にツープラトンフェイスクラッシャーを決めると、柊が力強いエルボーとトラースキックで反撃しナナミにチェンジ。タッグトーナメント1回戦でもぶつかりあったナナミとHimikoがエルボーの打ち合いで火花を散らす。Himikoは腕のテーピングを剥がしてナナミの首を絞め、大ブーイングを浴びるが涼しい顔。レフェリーが近付くとテープを投げ捨て、バックドロップ。今度は打倒・カフェイン&クラッシュに燃えるナナミと佐藤のマッチアップに。佐藤がミサイルキックでナナミをふっ飛ばしても、気迫で立ち上がるナナミ。2人は顔面蹴りの応酬に。ナナミが佐藤のキックを払って豪快にノーザンライトスープレックス。2人の白熱の攻防に水を指すのはデビー。おぼんでナナミを殴打し、佐藤のチャンスを演出。ふらつくナナミに佐藤は容赦なくジャーマンスープレックス。続くドラゴンはナナミが振りほどき、裏投げで佐藤をマットに叩きつける。ようやく出番が回ってきた香藤は大暴れ!ボディプレスで佐藤をぺちゃんこに。そして全軍突撃トレイン攻撃でさらに佐藤をぺちゃんこに!セントーンを1発落としてフォールするが、佐藤は自力でキックアウト。おぼんの達人をお見舞いして佐藤からデビーにチェンジ。デビーが今井レフェリーを誘惑しているうちに佐藤が低空ドロップキック。そこにデビーがクロスボディを続けてフォール。香藤が自力で返すも、デビーはトドメのエスプレッソを宣言!香藤がこれをショルダースルーに切り返すが、デビーが97キロの香藤にブレーンバスター!ならばと柊が加勢し、2人でデビーを跳ね返す。いよいよ終盤、両軍入り乱れる大混戦に。デビーに香藤と櫻井が、佐藤に柊とナナミがそれぞれおんぶプレスで圧殺!タッグ王者組の大ピンチを救うのは夏実。バラムチを振り回して柊、櫻井、そしてナナミを排除。リングは香藤とデビーが再び一騎打ち。香藤がフォールすると佐藤がおぼん殴打でカット。デビーが力を振り絞り、今度こそエスプレッソで大熱闘に終止符。多人数タッグの中でも王者としての存在感をしっかりアピールした。

W.W.W.Dタッグ王座 次期挑戦者決定トーナメント1回戦 15分一本勝負
[ブルーオーキッド]美蘭&世羅りさvsクームー&ダーク・シルエタ[INVA]
※ドローの場合、2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がる。

佐藤綾子とデビー・カイテルの持つW.W.W.Dタッグ王座への挑戦権を争うトーナメントは2日目に突入。クームーとダーク・シルエタは優勝すればINVA同門でのタイトルマッチとなる。実績十分のシルエタにデビューから2ヶ月にも満たない新人クームーのコンビとあって、タッグ力は未知数。トーナメントの仕掛人・佐藤は「メキシコのレジェンドのシルエタ選手に、台湾のクームー。クームーにとっては凄い経験になるんじゃないですかね」とクームーの成長に期待を寄せる。
対する世羅と美蘭はタッグベルトを目標に、結成以来順調に白星を重ね愛を深めてきた。佐藤も「引退を控えた世羅さん、復帰した美蘭。外せないですね。勝ち上がってくるんじゃないかな」とタッグ戦線の主要チームとしてブルーオーキッドのエントリーを決めた。
ゴングが鳴ると、世羅がいきなりの反則三昧。これまで乱入や妨害を繰り返してきたINVAの一員には容赦しない世羅は、今のところまだ何もしていないクームーに「悪いんだろ、こいつら。悪い奴らなんだろ?」とコーナーに追い込み、グーで殴り、顔面を踏みつける。これではまるで世羅が悪者だが…。世羅の逆エビ固めでクームーは大苦戦。世羅はそのままクームーの腕を掴んでリバースカンパーナ…といきたいところだが、クームーの足が長すぎてクームーの腕をなかなか掴めず大苦戦。何とかリバースカンパーナで揺さぶり、今度は髪を掴んでロープに振るが、クームーがバックエルボーで逆襲。シルエタにチェンジした。シルエタはまず低空ドロップキックを世羅に突き刺し、さらにエルボー。世羅は膝の負傷のためWニードロップを封印しているが、うっかりコーナーに上ってしまう。美蘭が「ダメです!」と世羅のWニーを防ぎ、連続ドロップキックや619でシルエタに猛攻。シルエタは急角度のキャメルクラッチで美蘭を変顔に。「カワイイ~」と嘲ってみせる。さらにフライングニールキックを浴びせ、クームーにチェンジ。美蘭とクームーはエルボーの打ち合いに。デビューしたばかりのクームーだが、気迫で美蘭に立ち向かっていく。やはり美蘭がリードするが、リング外からシルエタが好アシストで美蘭の動きを止め、クームーがソフト今井レフェリーを誘惑!やはりズルいやり方で試合の流れを取り戻すINVA。しかしクームーがフォールしている時に今井レフェリーはシルエタにメロメロ(?)。カウントが遅れ、美蘭が自力キックアウト。INVAの誘惑作戦は思わぬ形で失敗に終わる…。ならばと真っ向勝負を挑むクームーだが、ブルーオーキッドの合体技「瓦割り」の餌食に。美蘭が続けてライオンサルトで鮮やかに宙を舞い、スリーカウント。相思相愛タッグが準決勝へ駒を進めた。

W.W.W.Dタッグ王座 次期挑戦者決定トーナメント1回戦
15分一本勝負
[ルミナス]梅咲遥&高瀬みゆきvs尾﨑妹加&本間多恵[SPiCEAP]
※ドローの場合、2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がる。

トーナメント1回戦最後のカードは激戦必至のライバル対決だ。SPiCEAPは「ディアナのタッグ戦線に常にいるイメージ」、ルミナスについては「高瀬さんがお姉さんのように引っ張ってきてたイメージあるけど、遥も今は独り立ちして凄い頑張ってきてる。ディアナのタッグといえば、ルミナスは外せない」と語る佐藤。佐藤は両チームともにタッグ王座をかけて戦った経験があり、その折り紙付きの実力を身をもって知っているだけに当然のエントリーとなった。
このカードは「タッグ祭」と銘打った昨年7月のディアナ京都大会のメインを飾っており、結果は尾﨑が梅咲からピンフォール。そして尾﨑は当時梅咲が巻いていたW.W.W.Dシングルベルトに挑戦表明、シングル王座戦も尾﨑が勝利し、以後1年間ベルトが外部流出していたのである。
8.9アミスタでようやくシングルベルトを取り戻した梅咲遥。この勢いでSPiCEAPへの1年越しのリベンジ、そしてトーナメント制覇に向けて、最愛のパートナー・高瀬みゆきとともに出陣…しかしまさかの事件が発生。梅咲は高瀬とお揃いのルミナス仕様のコスチュームを着用したが、高瀬は通常コスチューム。「この人コスチューム忘れたんですけど〜」と不満をあらわにする梅咲。大ブーイングの中、高瀬は「忘れたんじゃなく、間違えた。昨日から準備してたら間違えた」と苦しい言い訳。WAVE認定タッグ王者組のSPiCEAPと、空中分解寸前のルミナス…。とにもかくにも、開戦のゴング!
ゴングと同時にいきなりの丸め込み連発で襲いかかるルミナス。全て返されても息ぴったりのWドロップキックを尾﨑に突き刺す。トーナメント特別ルールで許可されている2人がかりのフォールで押さえ込むが尾﨑が自力キックアウト。抜群のチームワークを発揮するルミナスだったが、梅咲にとってコスチュームの恨みは相当根深いらしい。「高瀬、コスチューム忘れんなー!」と怒りにまかせて尾﨑の髪を掴んで引っ張り、ファンの手拍子を煽って弓矢固め。本間にも「コスチューム忘れやがって高瀬ー!」とフットスタンプ。怒りを力に変えて、試合を優位に進めていく。梅咲からタッチを受けた高瀬も「お前のせいだからなー!」と全く無関係の本間に罪をなすりつけてダイヤル固め。さらに「ルミナスのコスチュームの分!これは、ルミナスのコスチュームの分!」と無理のありすぎる理論で本間に逆水平チョップ。自身の罪に向き合おうとしない高瀬の態度にイラついた梅咲は「ふざけんな!許せない!許せなーい!」と大絶叫。本間は「お前が忘れたんじゃ!」と逆襲の低空ドロップキック。尾﨑も「よくも多恵をやってくれたな!全部お前が悪い!」と剛腕唸るラリアット。思わぬ方向に向かうライバル対決だが、高瀬のスピアーを正面から受け止めた尾﨑に、高瀬が負けじと逆水平にエルボーにラリアットと強烈な打撃攻勢。そしてラリアットの打ち合いで火花を散らす2人。リング上はベルトへの挑戦権をかけた試合にふさわしい熱気を帯びていき、観客席も大盛り上がり。力と力のぶつかり合いで両者ダウン状態となるが、ファンの手拍子に押されそれぞれパートナーにチェンジ。梅咲と本間はハイスピードな攻防を展開。梅咲が本間に猛然とダッシュすると、危険を察知した尾﨑が飛び出し、カウンターのラリアット。高瀬がドロップキックで尾﨑を蹴散らし、梅咲が本間にミサイルキック。派手に吹っ飛んだ本間だが、このフォールは肩を上げ、得意のワキ固めで梅咲を追い詰める。ここで残り時間は2分に。ロープに逃げた梅咲だが、本間が追撃の低空ミサイルキック。ふらついた梅咲に尾﨑のセントーン、本間のジャックナイフ、合体619と畳み掛けるSPiCEAP。刻一刻と時間は過ぎていき、残り10秒でSPiCEAPの超合体技・特攻バスターの餌食となってしまった梅咲。京都の悪夢再びかと思われたが、尾﨑を振り切った高瀬のカットが梅咲の大ピンチを救う。ここで時間切れのゴングが鳴り響いた。SPiCEAPの合計キャリアは20年、ルミナスの合計キャリアは14年。トーナメント規定によりルミナスが準決勝進出となった。本間は10月に引退試合を控えており、ルミナスとSPiCEAPの対戦はこれが最後になる可能性も。「ちゃんと最後勝って終わりたい」と意気込んでいた梅咲だったが、リベンジならず。4人はそれぞれ抱擁し、健闘を讃えあった。激戦を終えてなお高瀬が許せない梅咲は「おい高瀬。コスチューム忘れるなよ!そして岩田美香。ボコボコにしてやるからな、見とけよ!」と仙女マットで高瀬とタッグを組んでいる岩田にまで怒りの矛先を向けていた…。

動画:梅咲から高瀬へ。そして岩田にも…?

準決勝進出4組が決定!!

W.W.W.Dエリザベス選手権試合
[王者]井上京子vs[挑戦者]米山香織vs[挑戦者]チェリー
※第19代王者4度目の防衛戦

7.27アミスタで3WAY戦を制しエリザベス挑戦が決定した米山。「もう1人の挑戦者は私が探してきます」と、米山がもう1人の挑戦者を指名することとなっていた。そして米山が「一緒にゴキゲンBBAで力を合わせようよ」と誘ったのはチェリーだ。「京子さんをやっつけるの?一緒にやろう、よねたん!」とチェリーもすっかり乗り気に。こうして正式決定したエリザベス王座戦。なんともゴキゲンな雰囲気の挑戦表明だが、2人はかつてWAVE認定タッグ王座にも輝いた実力派ベテランコンビ。天才・井上京子といえど油断は禁物だ。
そして迎えたタイトルマッチ当日!ゴングが鳴ると逃げ惑うゴキゲンBBA…。チェリーが意を決して「京子さん!今日は1対1対1じゃないですよ。2対1ですからね!よねたん、行こう!」と米山と共に突撃!しかし京子の巨体はびくともせず…。ならばと2人で京子の足を踏み、カニ挟みで転ばすと「ゴキゲンBBA」ポーズを披露。チェリーがキャメルクラッチで京子を絞り、米山がレフェリーばりに「ギブアップ?」と尋ねるが京子はもちろんノー。2人がかりのキャメルクラッチも「全然効いてない」。ゴキゲンBBAは「チェリたん、しっかり持ってて!」「絶対持ってるよ!」と互いの意志を確認し、チェリーが京子を捕まえたまま米山がロープワーク往復からの低空ドロップキック。宣言通りしっかり持ってたチェリーのおかげで京子に命中!ゴキゲンBBAはポジションを入れ替え、今度は米山がしっかり持っておくことに。されるがままの京子は「裏切るやつじゃないの?それ。裏切るやつでしょ!」と疑心暗鬼。ここで裏切るのがお約束だが(?)、チェリーの低空ドロップキックはしっかり京子にヒット!3WAYにして“2対1”の戦いを体現してみせる。京子の串刺しラリアットをかわしたゴキゲンBBAは逆襲のトレイン攻撃から2人でフォール。とことん2人の連携で勝負する米山とチェリーに「お前らタイトルマッチだぞ!この野郎!」といよいよキレた京子。それでもゴキゲンなファイトスタイルを貫く2人はツープラトンブレーンバスターの「ゴキゲンバスター」を宣言。しかし京子が怪力を発揮し2人まとめてブレーンバスターで投げ飛ばす。ゴキゲンバスターはなんと3連続失敗。全て京子が1人で2人を投げ飛ばしてしまう。何度やっても京子の体は上がらず、今井レフェリーも思わず「無理だよ…」。京子がもう一度米山を捕まえると、ついにチェリーはコーナーにしがみついてしまう。米山が「チェリたん!」と呼び掛けるがチェリーは加勢せず…。「来ないんかーい!」と京子が米山をぶん投げる。逃げ出したチェリーには京子が怒りのキャメルクラッチ。すると米山は「ギブアップ?」。京子は「何だお前…」とあきれ顔。京子がチェリーをしっかり持っておき、今度は米山がダッシュ。ロープワーク2往復から低空ドロップキックを京子に突き刺す!京子は「あたしかい!」。米山の追撃のモンゴリアンチョップを「なんだそれ」と軽々受けきった京子がモンゴリアンチョップをお返し。米山のピンチにチェリーが熟女でドーン。これも京子には全く効かず、チェリーは「パワーをくれー!」とファンのエネルギーを受け取り、超フルパワー熟女でドーン!これで京子をなぎ倒し、そこに米山がセントーンを投下。しかし米山の足に当たったチェリーが吹っ飛んでしまう。米山が京子をそのままフォールすると「米山…よくも…」とチェリーの逆鱗に触れた模様。ようやく3WAYらしく3人の戦いに。米山とチェリーが京子のラリアットをかわして場外へ落とし、リング上はゴキゲンBBAの一騎討ち!エリザベスは挑戦者同士で決着した場合でも王座は移動となる。京子も慌ててリングに戻り、ゴキゲンBBAが逆さ押さえ込みのクラッチの取り合いになっているところに横から突き飛ばし、そのまま2人まとめてフォール。今井レフェリーが両腕でスリーカウントを叩き、王者の防衛成功となった。
マイクを持った京子は「満員のお客さん、今日はありがとうございました。 前回よねちゃんに負けてるので、どんな手を使ってでも勝ちに来ると思ったんでめちゃくちゃ怖かったです。負ける夢とか昨日見ちゃったんで、勝てて本当良かったと思ってます」と、安堵の表情。そして京子から、今後のエリザベス戦について提案が!「7回防衛したいなって言い続けてます。あと3回。40歳以上の人いつでも待ってます。この前、本間さんと飲んだ時に“繰り上げエリザベス”なんて言葉を勝手に作っちゃって…私がチャンピオンだから私がルールなので。引退間近なので繰り上げエリザベスです!」と現在39歳で、40歳の誕生日を迎える前に引退する本間多恵の特別挑戦を王者権限で認めた。観客は拍手喝采、本間は笑顔。早くも次の挑戦者が1名決まったところで、団体に目を向けた京子。「昨日遥さんが、ベルト獲ってディアナまだまだ盛り上げますって言ってました。私もこの層を盛り上げていきたいと思ってます。そして後楽園1000人ずっと超えてないので頑張りたいと思ってます」と、京子も団体の顔として、王者として、後楽園大会の満員を目指すことを宣言。その上で「他の誰かに負けたら私とはシングルできないからね?それを覚えといてね」と、ディアナ所属全員との防衛戦をぶち上げた梅咲にチクリ。梅咲の防衛ロードはレジェンド超えロードといえる。京子と梅咲の激突――その実現にも期待したい。

井上京子 バックステージコメント

【試合結果】2025年8月9日(土)アミスタ大会vol.92

youtubeでダイジェスト動画公開!必見!

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
美蘭&ダーク・シルエタvs米山香織&高瀬みゆき

予告されていたInvader or Innovator(INVA)の新メンバーはダーク・シルエタ!日本、アイルランド、台湾、そしてメキシコと、ますます国際色豊かに勢力拡大していくINVA。まずはシルエタが第1試合に登場した。
先発は美蘭、そして井上京子の持つエリザベス王座への挑戦が決まっている米山。米山はタイトルマッチを目前に控えても、相変わらずの明るさをリングで振りまく。「米山」コールを煽るが、ファンは大「美蘭」コール。心が折れた米山は何もしないまま高瀬にタッチを求める…。苦笑いで高瀬登場。しかし客席からの「美蘭」コールはますます力強さを増す。高瀬と米山以外は会場中の心が一つになり、高瀬は険しい表情で客席に向かって「おい!」。高瀬と米山が腹いせに(?)美蘭に2人がかりで攻撃すれば特大ブーイングだ。美蘭も反撃し、シルエタにチェンジ。シルエタはキャメルクラッチで高瀬を変顔にし、美蘭にチェンジ。高瀬は美蘭にボディスラム。米山にチェンジ。米山は反則攻撃で超特大ブーイングを巻き起こす。高瀬も加わり、2人で美蘭をいたぶっていき、これもまたブーイングの嵐。シルエタが「美蘭」コールを煽り、美蘭を後押し。しかし高瀬が「うるせー!」と一蹴し、ダイヤル固め。ファンを敵に回したものの、美蘭の捕獲に成功した米山・高瀬組。美蘭はスイングDDTでようやくシルエタにチェンジ。シルエタの膝蹴りからトラースキックを米山に命中させたものの、高瀬と米山が巧みな連携で試合の流れを離さない。高瀬がミサイルキックにスライディングラリアットを続ければ、シルエタはフライングニールキックや串刺し低空ドロップキックと、白熱の攻防に。ここでタッチを受けた美蘭は連続ドロップキックに619と軽やかな連続攻撃。高瀬は続くボディスラムを持ちこたえ逆水平チョップを放つが、シルエタと美蘭も連携攻撃が炸裂。しかしこのチャンスで発射したライオンサルトはかわされ、米山がエプロンからロープ越しのスタナー、高瀬がスピアーに串刺しラリアットと逆襲。シルエタもカットに飛び込んで行くが、米山が阻止。高瀬がローリングストーンで勝負を決めた。

第2試合 6人タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&本間多恵&尾﨑妹加vs佐藤綾子&デビー・カイテル&クームー[INVA]

INVAがチームとしての初陣!新人のクームーにタッグ王者組のデビーと佐藤。クームーは「プロレスを教わるなら、中途半端な人じゃ意味がない。最強の先輩たちと一緒にいたい」と自らを成長させるため、INVAの加入を決意したという。クームーの尊敬する先輩たちはレフェリーチェックを断固拒否し、凶器で奇襲をしかけ、いきなり場外乱闘勃発。先輩たちに続いてクームーも場外へ。6人がそれぞれ観客席で大暴れ。リングに戻ったのは京子と佐藤。リングでもおぼん攻撃に、デビーとクームーも加わってのトレイン攻撃とINVAで京子を袋叩きに。ブチギレた京子は尾﨑とのサンドイッチタックルで佐藤に逆襲。しかしINVAは尾﨑を捕まえコーナーに連行。ソフト今井レフェリーが長身美女クームーに誘惑され鼻の下を伸ばしているうちに、佐藤とデビーが尾﨑に集中砲火!尾﨑がクームーにセントーンを落として鬱憤を晴らし、逆エビ固めで厳しく絞る。クームーの長い腕がロープに届き、尾﨑のアルゼンチンを暴れて切り抜けスクールボーイ。カウント2に終わりデビーにチェンジ。デビーはスライディングラリアットからのフォールを返されると、レフェリーの目の前で反則攻撃。尾﨑はアルゼンチンバックブリーカーで対抗するが、佐藤がカット。タッチを受けた本間が低空ドロップキックでフォール。返したデビーの腕を掴んでワキ固め、デビーの体を反転させてフォールと流れるような攻めで翻弄。デビーはジャンピングニーやスライディングエルボーと得意の打撃攻勢。続いて佐藤がWアームスープレックス。デビーと佐藤の連続攻撃に、SPiCEAPも合体攻撃で応戦。本間から京子にチェンジし、京子がナイアガラの構えを見せると、デビーがおぼんで殴打して阻止。佐藤とデビーのツープラトンブレーンバスターで勢いに乗り、佐藤はトップロープへ。しかし京子が雪崩式ブレーンバスターでミサイルキック発射阻止。リング中央で大バウンドした佐藤だがカウントは2。力を振り絞って111キロの巨体をジャーマンでぶん投げる佐藤。食らった京子もお返しのジャーマン。青コーナーまで飛ばされた佐藤はクームーにタッチ。クームーががむしゃらにエルボーを打ち、デビーも懸命にサポート。クームーがフォールされるとすかさずデビーがカット。京子の「押さえろ!」の一言で飛び出したSPiCEAPがカフェイン&クラッシュを押さえ、いよいよ京子とクームーの一対一。デビューから2ヶ月にも満たないクームー。レジェンドの剛腕唸るラリアットが炸裂し万事休す。京子がフォールし、クームーはピクリとも動けず、勝負あり。
佐藤は「新チームは出来たばかりで伸びしろしかない。クームーはデビュー3戦目、今回は想定の範囲内。これからもっと強くなっていこう!」と敗れはしたがチームの結束を強めたようだ。

W.W.W.Dタッグ王座 次期挑戦者決定トーナメント1回戦
15分一本勝負
香藤満月 & シャンシャンvs柊くるみ & 櫻井裕子
※ドローの場合、2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がる。

タッグ王者・佐藤綾子が「本物のタッグをあぶり出したい」と仕掛人となった次期挑戦者組決定トーナメント。一回戦は全て15分一本勝負、ドローの場合は2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がるルールだ。さらに、試合直前に佐藤より「W攻撃あり、Wフォールもあり。タッグとしての連携、2人の物語も見たいのでこのルールを追加します」と発表された。トーナメント開幕戦となるこの試合には仲良し若手タッグと急造タッグが登場する。
佐藤は「香藤満月はここ最近で一番成長した。他団体への参戦が増えて、それが成果として出てきてもいいんじゃないかな。シャンシャンも1年目と思えないぐらい試合内容が良くなってる。この2人は仲がいいので組んでもらいたいなと」とエントリー8組中で最も合計キャリアの浅い若手チームに期待を寄せている。
対角の柊くるみと櫻井裕子に関しては「ずっとディアナを盛り上げてくれてるメンバー。裕子さんとデビーの対決って面白そうだなと思ってます。くるみさんは、デビーさんと私とトリオ組んだ時は心強かった。急造タッグですが楽しみな2人です」と、自身のタッグパートナーであるデビー・カイテルとも相性のいい(?)2人を選抜したようだ。この2人がトーナメントの頂点に立てば、まさにデビーとの対戦になるが…。
まずは香藤と櫻井が先発。力比べと大声で香藤が圧倒。97キロの恵まれた体格を活かし、櫻井に乗っかっただけでギブアップを迫る。櫻井は消え入りそうな声で「ノー」と抵抗。早くも大ピンチを迎えたが、ロープを掴む。ヘビー級の香藤から軽量級のシャンシャンにチェンジすると、櫻井が鬱憤を晴らすように厳しくキャメルクラッチ。櫻井から柊にチェンジすると、柊も体格を活かしてパワー全開ファイト。柊の連続フットスタンプを受けてシャンシャンは悲鳴。今井レフェリーがなぜかセコンドの高瀬みゆきに気を取られているうちにシャンシャンが捕まってしまい、櫻井のビッグブーツをまともに食らってしまう。シャンシャンはスタナー、ネックブリーカードロップで脱出し香藤にチェンジ。香藤は連続ボディプレスにボディアタックで櫻井をぺちゃんこに。櫻井は香藤の大きな体をスクールボーイで転がして低空ドロップキックを突き刺し、コブラツイストで絞る。エスケープされるとドラゴンスリーパー。続いて柊のボディアタック、ミサイルキックが香藤を襲う。しかし柊の怪力でも香藤の重い体は持ち上がらず、ならばとタックル合戦を挑む。激しい肉弾戦は香藤がロープの反動を使ったタックルで柊を倒し、ファンからは拍手喝采!シャンシャンとのW攻撃も決めてみせ、ベテラン相手に好勝負を展開する若手軍。香藤のダイビングボディプレス、シャンシャンのダイビングクロスボディから2人がかりで押さえ込むも、櫻井が懸命にカット。連携や2人の体重を浴びせてのフォールなど、当日追加ルールをうまく利用する若手軍。残り時間わずかとなり、このままいけばキャリア差で初戦突破のチャンス!しかし柊がキャノンボールでシャンシャンを圧殺。櫻井がしっかり香藤を抑え、柊がナッツバスターで勝負を決めた。残り時間1分を切る中、先輩軍が意地を見せて準決勝進出だ。

W.W.W.Dタッグ王座 次期挑戦者決定トーナメント1回戦
15分一本勝負
[にじゅうまる]羽多乃ナナミ&網倉理奈vsHimiko&夏実もち
※ドローの場合、2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がる。

4.27後楽園でカフェイン&クラッシュを破り初防衛を果たしたが、7.27アミスタでのリマッチで王座陥落したにじゅうまる。佐藤は「にじゅうまる、こないだタイトルマッチやりましたけど、強かったですよ。後楽園で1回私らから防衛したにも関わらずもう1回試合受けてくれて…チャンピオンチームからしたら何にもメリットないじゃないですか?1回勝ってるのに。そんな中でも受けてくれて、後輩だけどすごい気持ちのいい、強い気持ちを持ったチームだなと思う」 と、実力に加え精神面の強さや潔さも高く評価。文句無しのエントリーとなった。 対角には「世羅さんが怪我しちゃって、もちさんが凄いサポートしてて、チームの絆を素晴らしいなと思って影から見てました。そんなもち選手に、 INVA最年長のHimiko。もち選手に引っ張ってもらいたい。見て学んでほしいですね」と、献身的にプロミネンスの仲間をサポートする夏実もちとInvader or InnovatorからHimikoが出場。2人はベルトを目指してタッグ結成したものの、なかなか息が合わず…。タッグ名も決まらぬまま、組む機会も減少しつつある中でのエントリーとなった。トーナメントを駆け上がり、タイトル挑戦にようやく漕ぎ着けるのか? 優勝候補とも言える前王者組に、名も無きタッグが奇襲!2人がかりでのフォールでナナミを押さえ込むが、網倉が慌ててカット。Himikoは腕に巻いていたテーピングを剥がしてナナミの首を絞める。観客のブーイングも素知らぬ顔で受け流し、今度はリバースインディアンデスロックで足攻め。夏実がレフェリーの気を引き、その隙にまたもHimikoがテープで首絞め。レフェリーが近づくとテープを投げ捨て正攻法に。ナナミからタッチを受けた網倉は怒り爆発のボディアタック!網倉のパワフルファイトに、Himikoは網倉の古傷である膝を狙って対抗。リング中央でのヒザ十字でじっくりいたぶり、エスケープされても夏実がリング外から網倉の膝を狙う。夏実の低空ドロップキックが膝に命中すると網倉は絶叫!それでも網倉はカナディアンバックブリーカーで夏実を揺さぶっていく。ナナミとのトレイン攻撃や合体わー!プレスで懸命に試合の流れを取り戻し、ナナミにチェンジ。しかしHimikoと夏実が久々タッグながら好連携で前王者に食らいついていく。ナナミが豪快に裏投げを決めれば、夏実もバックドロップでナナミをマットに叩きつける。タッチを受けたHimikoが3連続ギロチンでフォール。自力キックアウトしたナナミはエルボー連発からデスバレードライバー。このフォールを夏実がムチでカットしカウントは2に終わる。さらににじゅうまるのW攻撃もムチで阻止。この隙にHimikoがナナミを丸め込んでフォール。カウント2.99で間一髪肩を上げたナナミ。にじゅうまるの同時発射プレスを揃ってかわした夏実とHimikoはそれぞれリバーススプラッシュ、ダイビングギロチンをナナミめがけて連続投下。このフォールは網倉にカットされたが、大チャンスを作ったHimiko。ところがこの終盤で落とし穴…。夏実の裏拳がHimikoに誤爆し、にじゅうまるの大チャンスに。網倉が夏実を押さえ、ナナミがジャーマンで美しくブリッジ。がっちりフォールで準決勝にコマを進めた。カフェイン&クラッシュへのリベンジ、そしてベルト奪回へ向けてまずは1勝だ。

W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者]世羅りさ vs 梅咲遥[挑戦者]
※第21代王者 3度目の防衛戦

梅咲遥、リベンジ達成で王者返り咲き!

4.27後楽園ホール大会では、復帰戦でいきなり世羅りさとのタイトルマッチという大一番を迎えた梅咲遥だったが、負傷した肩を執拗に攻められ“絶対センター復活祭”は黒星に終わり、バックステージで「勝たなきゃ意味がない」と項垂れた。しかし世羅は「梅咲とは結構長い付き合いになるんで、たった1回で終わらせるつもりはないです。自分は引退するまでこのベルト持ってるつもりなんで、その間に何回でも挑戦してきたらいいんじゃない?梅咲遥、世羅りさを倒せるかな?」と再戦を示唆していた…。もちろん負けたままでは終わらないのが絶対センター!王座陥落からまる1年が経過する2025年夏、再びの挑戦に名乗りを上げた。挑戦を受ける世羅は過酷な引退ロードを歩む中で膝を負傷。欠場はせず、得意のWニードロップを封印して戦い抜くことを宣言した。
梅咲は開戦のゴングと同時に世羅の膝を目掛けて低空ドロップキック!間一髪かわした世羅はエルボーを打ち、梅咲も応戦…と見せかけて低空ドロップキック!さらに世羅のお株を奪うグー連発で世羅の右膝を殴りまくり、普段はあまり見せることのない関節技で足攻め。世羅はたまらず本家グー!これもベルトへの執念か、なりふり構わない挑戦者に、なりふり構わない王者…。今井レフェリーがストップをかけると、梅咲は世羅の右足をロープにかけ、またも膝へ低空ドロップキック。かつては自身も苦しめられた負傷箇所狙いで梅咲が一気の攻め。それでも立ち上がる世羅がコーナーへ上ると観客は騒然!セコンドについていた柊くるみが「ダメダメ!」と慌てて駆け寄り、禁断のW二ーは未遂に終わる。その隙に梅咲はまだまだ世羅の右膝に的を絞り攻め続ける。世羅も未だテーピングの残る梅咲の右腕を狙い関節技を仕掛けるが、同じ轍を踏む訳にいかない梅咲はすかさずエスケープ。すると世羅は梅咲の右肩を踏みつけて追い討ち。鬼の形相で文字通り古傷を抉り、形勢逆転だ。苦しむ梅咲をホームの観客が手拍子で後押し。何とかロープに辿り着いた梅咲は得意のドロップキックを世羅の胸に突き刺し、再び流れを取り戻す。鮮やかなミサイルキックで世羅をふっ飛ばし、バックを取るとジャーマンの構え。振りほどいた世羅だったが、梅咲がまたも世羅の右足を捕らえる。世羅は懸命にロープに手を伸ばし、渾身の羅紗鋏。死力を出し尽くす2人は一時ダウンも、気力を振り絞りエルボー合戦。この窮地でも笑みを浮かべる世羅。カウンターの腕十字で梅咲の右腕を極め、ロープに梅咲の足が届いてもクラッチを解かない。セコンドの高瀬みゆきが「離せ!」と怒号。世羅はレフェリーの反則カウント4までじっくり梅咲にダメージを与えていく。痛む腕でエルボーを打つ梅咲。痛みを堪えしっかりとリングを踏みしめて放つ世羅のブレーンバスター。王者の意地と挑戦者の意地がぶつかり合い、互いにスリーカウントを許さない。スクールボーイは肩を上げた世羅だったが、この機を狙いすましたかのように梅咲がヒザ十字固めで三度目の捕獲!もがく世羅、今度こそ離さない梅咲。ついに挑戦者の執念が王者の覚悟を上回り、世羅がギブアップ。梅咲遥のリベンジ達成、そしてシングル王座奪回を告げるゴングが鳴り響いた。
マイクを持った梅咲は「怪我してるとか言って、強すぎなんだよ〜。お客さんは世羅さんの足を心配して、どんな試合になるのかってきっと思ったでしょうけど、強すぎて…。その覚悟とか強さとか、本当に尊敬しています。今日2回目の挑戦受けてくださって本当にありがとうございました」とまずは世羅への想いを素直に吐露。対して世羅は「今日ワシが右膝を怪我してることは周知の事実だったと思うけど、そこを攻めて来ないならこの甘ちゃんどうしてやろうかと思ってた。初っ端から、来たなぁ…」と容赦なし遠慮なしの先制攻撃を振り返り観客の笑いを誘う。続けて「その執念深さこそ梅咲遥。きっと、怪我してなくてもワシ負けとったと思う。そのくらい、後楽園大会の時の梅咲遥より確実に今日の梅咲遥の方がベルトへの執着があったよ。そんな梅咲遥と戦えて光栄でした。ありがとうございました」。互いの強さを認め合った2人は握手を交わした。
新王者は「改めて、W.W.W.Dシングルチャンピオンに返り咲きました!ありがとうございます」と喜びを爆発させ、今後の防衛ロードについては「もっともっとディアナを面白くしていきたいです。ディアナを盛り上げるため、ディアナの新人から先輩まで、全員とタイトルマッチやりたいと思います。クームーから井上京子さんまで倒してやりたいと思います!皆さんついてきてくれますか?これからもっともっと熱いディアナになります。期待してください」とディアナ所属選手全員との対戦をぶち上げた。梅咲が尾﨑妹加に敗れベルト流出、そしてこの日の奪還までの1年間で挑戦した所属選手はHimiko、羽多乃ナナミ、そして梅咲の3名のみ。外敵王者に外敵挑戦者が続いていた。ようやくディアナへ、そして梅咲の腰へ戻ってきたベルトを巡り、団体内での争いが始まるようだ。台湾から来日したばかりのクームーらタイトルマッチの経験がない若手にとっても大きなチャンス。まさに「熱いディアナ」への新たなスタートとなる。
バックステージでは、センターとして、王者として、10月の後楽園ホール大会1000人動員を誓った。1年ぶりに王者に返り咲いた梅咲。真夏の梅の狂い咲きはまだまだここからだ。

梅咲 バックステージコメント

【試合結果】2025年7月27日(日)アミスタ大会vol.91

第一試合 タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&シャンシャン vs Yappy& kuumu
※kuumu日本デビュー戦

前日のフューチャーサイトで突如姿を表したクームー。セミファイナルで乱入し、佐藤綾子率いるInvader or Innovatorの一員となった。好きな日本のレスラーは佐藤の名前を挙げ、早くもチームに馴染んでいるようだ。その実力はいかに?
対角には絶対センター・梅咲遥と新台湾プロレス・シャンシャン。シャンシャンとクームーは台湾で同じ団体に所属し切磋琢磨する関係だが、前日に試合をぶち壊され激昂。梅咲も「喧嘩売る相手間違えたって思うだろうな」と売られた喧嘩は受けて立つ構えだ。
まずはYappyとクームーが奇襲!シャンシャンを捕まえ、2人のヒップアタックで挟み撃ち。しかしYappyのお尻が強すぎて(?)、クームーが吹っ飛んでしまう。このチャンスに梅咲とシャンシャンが連続ドロップキックに息ぴったりWドロップキック。シャンシャンがクームーを鎌固めで絞るとYappyがカット。Yappyが先輩らしくクームーを引っ張りながら試合を展開していく。Yappyがカツどんでシャンシャンをマットに叩きつけ、「早めに終わろうか」とフィニッシュ宣言。シャンシャンはスタナーでYappyの動きを止め、トルネードDDTでフィニッシュ阻止!梅咲にチェンジする。梅咲は懸命にYappyをボディスラムで上げてフォールするがカウントは2。パワーでは上回るYappyがドラゴンスリーパーからアバランシュホールド。梅咲がキックアウトするとYappyからクームーにチェンジ。クームーは170センチの長身を生かした豪快なブレーンバスターを挨拶代わりにお見舞い。梅咲も挨拶代わりにエルボーを打ち、クームーもエルボーを打つ。梅咲が「来いよ!」と煽るとエルボー合戦はヒートアップ。ここでYappyが割って入りウエストランド。倒れた梅咲の上にクームーを軽々と投げ捨てる。クームーもダメージを受けてしまったが、串刺しボディアタックやフェイスクラッシャーで追撃する。飛び出したシャンシャンが飛び出してドロップキックをクームーに突き刺し、梅咲も強烈な低空ドロップキック。続くブレーンバスターからのフォールはYappyがカット。クームーは懸命な連続丸め込みで攻め続けるが、梅咲がエルボーで流れを取り戻し、キューティースペシャル。これもYappyがカットするが、梅咲とシャンシャンのWネックブリーカーでYappyを排除。梅咲とクームーの一対一となり、梅スプラッシュ発射で勝負あり。絶対センターが抜群の存在感を見せつけた。

動画:これがクームーだ!

第二試合 3WAYマッチ20分一本勝負
井上京子vs米山香織vs Himiko

美蘭が欠場となり、タッグから3WAYに急遽カード変更となった。明るくゴキゲンなファイトでファンを魅了する米山、Invader or Innovatorの一員としての活動がスタートしたHimiko、そして女子プロレス界の重鎮・井上京子。それぞれの個性がリングでぶつかり合う!
まずは京子が怪力で2人をねじ伏せるが、米山とHimikoは共に京子の足を踏んで応戦。かと思えば米山はHimikoにスクールボーイ!京子が鋭い視線を米山に突き刺すと、米山は「京子さんすみません!コイツやっちゃいましょう!」とあっさりHimikoを切り捨てる。。京子がHimikoをキャメルクラッチで捕獲すると、米山は低空ドロップキックで京子狙い。京子は「やると思った!」と怒りのタックルで米山を吹っ飛ばす。2人まとめてコーナーに追い詰めた京子はお尻で圧迫!米山とHimikoは思わず「オエー!」。「先輩にオエーとか言うな!」と京子がHimikoにブチギレのラリアット!しかし倒れたHimikoに米山がフォール。カウント2に終わるも、京子がHimikoを捕まえナイアガラの構え。するとまたしても米山がHimikoにスクールボーイ。ひたすら横取りフォールで京子を翻弄する米山。苛立ちを隠せない京子…。Himikoも河津掛けから2人まとめてギロチン3連発、米山へのWアーム卑弥バスター、京子へのブルドッギングヘッドロックと躍動するが、京子の雪崩式ブレーンバスターの餌食に。すると米山がHimikoをフォール!怒りにまかせてラリアットで突撃する京子。すると米山とHimikoがこれをかわし、京子はリング外へ…。この隙に米山がHimikoにぐるんちょ!Himikoは返せず、米山がちゃんと自力でスリーカウントだ!
「やったー、勝ったぞー!」とゴキゲンに喜びを爆発させる米山。「美蘭さんが欠場になったのは残念だけど、40才以上の3WAYで勝ったということは…京子さ~ん!エリザベスのベルトに挑戦させてくださ~い!ありますよね?挑戦資格!今日勝ったので!」と京子の持つベルトに挑戦表明!京子は「やっぱさ、悔しいけど凄いよね。米ちゃんって。憎たらしい」と米山の実力を認めた上で「どんどん防衛していきたいので、勝てないと思うけど…やる?」と受諾した京子。米山は「ぜひお願いします!だって、京子さんじゃない人から勝てばチャンピオンになれるんですもんね!あと1人は私が探してきます。京子さんはお強いので誰が相手でもいいですよね!」と観客の笑いを誘う。京子も「そうね!京子さんはお強いので、誰が相手でもいいでーす!」と笑顔。米山が指名するもう1人の挑戦者とは…?続報をお待ちください☆

動画:米山がエリザベス次期挑戦者に決定☆

第三試合 タッグマッチ20分一本勝負
ジャガー横田&香藤満月 vs 尾﨑妹加&櫻井裕子

前日には思わぬ形で第3代クリスタル王者となった香藤。王者としての初陣は大ベテラン・ジャガーとのタッグだ。
まずはジャガーと櫻井が先発。正攻法の櫻井に、ジャガーはサミング。今井レフェリーに注意されると、ジャガーから香藤にタッチ。櫻井も尾﨑へ替わり、2人のタックル合戦にファンは拍手喝采。櫻井と尾﨑が連携攻撃をしかけるも、ジャガーはものともせず。香藤もドロップキックで好アシストを見せる。尾﨑がジャガーをラリアットでなぎ倒し、セントーンやエルボードロップを投下。続いてアルゼンチンで担ぎ上げようとするが腰を落として持ちこたえるジャガー。浴びせ蹴りで尾﨑のみぞおちにカカトを落とし、香藤にチェンジ。香藤と尾﨑はエルボーやタックルでぶつかり合い、尾﨑は「絶対倒す!」と気を吐く。香藤のタックルが上回るが、尾﨑は何と97キロの香藤をアルゼンチンバックブリーカーで捕獲し観客の度肝を抜く。これはジャガーにカットされたものの、タックルで香藤を倒してしっかりお返し。櫻井にチェンジする。櫻井のドラゴンスリーパーはジャガーがカット、それでももう一度ドラゴンスリーパー。今度は香藤が自力でエスケープし、連続ボディプレスで櫻井をぺちゃんこに。カナディアンバックブリーカーや串刺しバックエルボーで追撃するが、櫻井がカウンターのビッグブーツ一閃!香藤からジャガーにチェンジする。尾﨑と櫻井のWブレーンバスターをジャガーがDDTに切り返し、香藤が飛び出し「ジャガーさん!おんぶ、おんぶ、おんぶ~!!!」と合体おんぶプレスを要請する香藤。なぜか照れる(?)ジャガーは拒否…。客席から「ジャガー」コールが発生してしまい、ジャガーは香藤を突き飛ばす。これが香藤の単独プレスの形に。とはいえ食らった櫻井は大ダメージ…。ジャガーは櫻井のクラッチを振りほどいて尾﨑のラリアットを誤爆させ、その隙を逃さず丸め込んで決着。ジャガー単独でも充分すぎる強さを見せつけたのだった…。

動画:誤爆の隙を逃さず勝負を決めたジャガー

第四試合 メインイベント W.W.W.Dタッグ選手権試合30分一本勝負
[王者組・にじゅうまる]羽多乃ナナミ&網倉理奈vs佐藤綾子&デビー・カイテル[挑戦者組・カフェイン&クラッシュ]
※王者組2度目の防衛戦

これまで乱入や妨害を繰り返してきた佐藤とデビー。そして7.26フューチャーサイトでは、新台湾プロレスの新人・クームーと共に大暴れ。試合は荒れに荒れ、ノーコンテストとなっている。王者としての強さを追い求めてきたにじゅうまるは、やりたい放題の佐藤とデビーに怒り心頭。ベルトは何としても守り抜くと決意を新たに、二度目の防衛戦に臨む。佐藤はプロ意識が高いデビーを尊敬していると話し、デビーもまた佐藤とのタッグに手応えを感じ、信頼を寄せているという。にじゅうまるが絆の力で成長してきたのと同じく、カフェイン&クラッシュも強い絆で結ばれたタッグだ。
まずはナナミと佐藤が先発。ゴングと同時に佐藤に襲いかかるナナミだったが、すぐさまナナミをコーナーに追い込み激しいストンピングを浴びせる佐藤。すると網倉が加勢。これをデビーが排除し、佐藤とデビーの息の合った連携攻撃。ロープ際にいたナナミの足をデビーが引き、早くも場外戦へ。ラフファイトはやはりカフェイン&クラッシュが一枚上手だ。リングに戻るとナナミが力強いタックルでデビーをなぎ倒して網倉にチェンジ。網倉は急角度逆エビ固めやセントーンでパワフルファイト。いつもの明るさとは違う激しさを見せ、ベルトへの熱い思いをリングで爆発させる。デビーは串刺しラリアットやスライディングラリアットと得意の打撃で猛攻。再びナナミと佐藤のマッチアップとなり、ナナミも網倉に共鳴するように佐藤の顔面めがけてキック連発。いつになく闘争心むき出しの戦いぶりで観客をどよめかせる。それでも冷静な佐藤はナナミを場外へ落下させ、おぼんをフルスイング!しかしこれは回避したナナミが掟破りのおぼん攻撃。佐藤をリングに投げ入れたナナミががむしゃらに馬乗りエルボー。さらにタックルでぶつかっていきフォール。これを返した佐藤は鮮やかなミサイルキック発射。すぐさま起き上がるナナミも珍しくドロップキック。追撃に走るナナミをまたもデビーが転ばし、佐藤が投げっぱなしの変形フィッシャーマンズスープレックス。網倉がナナミを呼び続けるが、先にパートナーにタッチしたのは佐藤。デビーがナナミにスライディングエルボー、コーナーで待ち構える網倉もビッグブーツで蹴落としてみせる。デビーのWアームを振りほどいたナナミは胴締めスリーパーで絞め落としにかかるが、佐藤が網倉を振り切りカットする。ナナミが変則ロープワークからのタックルやノーザンライトスープレックスで反撃するが、デビーもノーザンライトスープレックスでお返し。デビーが上手くナナミと網倉を分断するが、ナナミがデスバレードライバーでデビーをマットに叩きつけ、ようやくチェンジ。勢いよく飛び出した網倉はセントーンを浴びせる。デビーの逆水平チョップから2人はチョップ合戦に。互角の打ち合いからデビーがビッグブーツ、ジャンピングニー、ランニングWニーと矢継ぎ早に攻め続ける。網倉はナナミを呼び込みおんぶプレスでデビーを潰すがカウントは2。デビーと佐藤もコンビプレーで対抗していき、デビーの強烈な張り手で網倉がダウン。この隙にデビーから佐藤にチェンジ。佐藤は容赦なく網倉を蹴りまくっていたぶる。コーナー上に飛び乗った佐藤をナナミが捕まえ、網倉がカナディアンバックブリーカーで対角へ運ぶ。そこににじゅうまるがトレイン攻撃、さらに網倉がナナミを佐藤の上に投げ捨てる。それでも佐藤は肩を上げ、投げっぱなしジャーマン。さらにAyako’sEXで絞るがナナミがカット。ならばと佐藤はカサドーラを狙うが、網倉がこれを許さずジャーマンに切り返す。さすがにふらついた佐藤。網倉は串刺しボディアタックやキャノンボールで追撃。ナナミがデビーを引きずり出しダイビングボディプレス、網倉が佐藤にダイビングセントーンをそれぞれ対角で同時発射するも、佐藤は自力キックアウト。Wあーみんバスターを横十字固めに切り返し、今度は飛び付き式のレッグロールクラッチと、ベテランの佐藤ならではの多彩な丸め込み攻勢を何とか切り抜ける網倉。ならばと佐藤がミサイルキック、デビーがジャンピングニー、そして佐藤がまたもジャーマンと、カフェイン&クラッシュの連続攻撃が流れるように決まる。網倉の大ピンチにナナミが飛び込んでカット。網倉の髪を掴んで起こし佐藤がおぼん攻撃…かと思いきや、なんとデビーが「No!」と阻止!仲間割れするカフェイン&クラッシュにナナミが突撃すると、ひらりとかわすデビー。にじゅうまるの誤爆を誘う頭脳プレーだ。デビーがナナミを食い止めるうちに、佐藤のドラゴンスープレックスが完璧に決まる。王者の意地と絆の力で苦しい場面を乗り越えてきたにじゅうまるだったが、この一撃でついに力尽く。ホールドされた網倉が動けないまま、今井レフェリーがマットを3回叩き、新王者誕生を告げるゴングが鳴り響いた。デビーは高らかにベルトを掲げ、倒れたままのにじゅうまるに認定証を投げつけ、舌を出してみせた。
大激闘を制した佐藤は「カフェイン&クラッシュ、ベルト奪取! “Invader or Innovator”としても、良いスタートが切れたと思ってます。 それから私の2つ目のやりたかったこと。 8月の9日、10日、16日の3戦でタッグトーナメントやってもらって、勝ち上がってきたチームと防衛戦やります。 もちろんにじゅうまるも強かったから、エントリーしてくれたらいいと思うよ」 と、時期挑戦組者決定トーナメント開催をぶち上げた。詳細は後日、ディアナ公式SNSで発表するという。
デビーは「6ヶ月前、私はディアナに乗り込んできた。あの日、私はディアナをぶっ壊してやると宣言したわ。私は本気だったし今でもその気持ちは変わってない。いま私の後ろには最強のチームがついてるのよ。でもあなたには?……何もないわね。空っぽ。だから、ひとことだけ言っておくわ。……よろしくお願いしまぁ〜す!」と、最後までにじゅうまるに悪態をつく。佐藤が「これからもディアナを面白くしていくんでよろしくお願いします!」の一言で大会を締めくくった。こうしてInvader or Innovatorがチームとしての第一歩を踏み出した。その先でディアナを待ち受けているのは…?

動画:フィニッシュの瞬間!!

カフェイン&クラッシュ バックステージコメント

にじゅうまる バックステージコメント

【試合結果】2025年7月26日(土)フューチャーサイトvol.36

激動の一日?!大会ダイジェストはyoutubeで!

第一試合
シングルマッチ15分一本勝負 梅咲遥 vs 花穂ノ利

一度はプロレスから離れたものの、リングに戻ってきた花穂ノ利。花によると梅咲との対戦は5年ぶりになるという。久々の対戦に燃える両者。力の乗ったエルボー合戦はともに苦悶の表情。花のバックドロップからのフォールを横十字に切り返した梅咲。これを返されると間髪入れずラ・マヒストラルで勝負を決めた。この5年で「超新星」から「絶対センター」へ成長した梅咲がリングでの再会に白星を添えた。

第二試合
シングルマッチ15分一本勝負 デビー・カイテル vs AKARI

6月のフューチャーサイトではタッグを結成し、息の合ったコンビプレーを見せていたが、この日はシングルで激突。序盤は互いにテクニックを惜しまず披露。見応えのある攻防を展開していくが、デビーが場外乱闘を仕掛けると、セコンドの佐藤も加わり大暴れ。場外カウントが始まるとリングに戻り、2人の攻防はますますヒートアップ。互いにスリーカウントを許さず、一歩も引かないまま時間が過ぎていく。時間切れを知らせるゴングが鳴り響いた。

第三試合
タッグマッチ20分一本勝負 羽多乃ナナミ&美蘭vs Himiko&シャンシャン

セミファイナルでは事件が勃発!
まずは美蘭とシャンシャンが若手対決、そしてHimikoと美蘭の同期対決やナナミとHimikoによるギブアップ寸前の壮絶な打撃合戦など見どころ盛りだくさんで観客の反応も上々!ななみらんが久々ながら連携を華麗に決めると、Himikoとシャンシャンは言葉の壁に阻まれ(?)連携失敗…。フューチャーサイトらしい若手の奮闘が光り、美蘭とシャンシャンのマッチアップで試合時間が残り5分と迫り、ここでHimikoがまさかの行動に…。シャンシャンがHimikoにタッチするが、Himikoはなぜかシャンシャンに暴行!シャンシャンを場外に投げ落とすと、さらにセコンドの佐藤綾子とデビー・カイテルもリングに乱入。そしてもう一人、スラリと背の高い美女の姿が…。シャンシャンとナナミが珍しく激昂し、美蘭と梅咲が止めに入るも両軍の乱闘は収まらず。今井レフェリーが本部席に試合終了のゴングを要請し、試合はノーコンテストとなった。ゴングが打ち鳴らされてもますますヒートアップする選手たち。そんな中マイクを取ったのは梅咲だ。「おい、佐藤!てめーのやりたいことってこれかよ。大会ぶち壊して、セコンド介入して何が面白いんですか?」。デビー来日以降「私には考えがある」とたびたび話していたものの、その真意を明かしてこなかった佐藤。4.6タッグ王座戦でデビー乱入により盟友・中森華子から綾華終了を突きつけられてもなお「中森を裏切るつもりはない」「考えがある」と話すに留めていた。乱入や妨害を繰り返す佐藤に業を煮やした絶対センター・梅咲遥の声には怒りが滲み、会場は静まり返るが、佐藤は全く意に介さず。「これが私のやりたいことの1つ目」と切り出し、「皆さんに紹介します。台湾から来てくれました、クームーです」と謎の長身美女の正体はKuumu(クームー)であると明かす。6月14日に台湾でプロレスデビューしたばかりの新人だ。新台湾プロレスに所属しており、シャンシャンにとっては直属の後輩で共に切磋琢磨する仲間のはずだが…?「Invader or Innovator〜侵略者か変革者か〜、私たちのチームはこれからも人数増えます!皆さん乞うご期待!」と佐藤が高らかに宣言すると、またも乱闘に。なお、翌27日のアミスタ大会でクームーが日本デビューを果たすという。未発表となっていた第1試合のyappyのパートナーを務める。バックステージでは、佐藤が「私のやりたかったことの一つ目。新しいチームです。これからどんどん人が増えるんで、楽しみにしておいてください」と改めて今後のメンバー増を予告。続いてデビーが「佐藤さん、Himikoさん。あんたたちは素晴らしいレスラーよ。
Kuumuにプロレスを教えるには、この上ない人選だと思う。でもね、完璧なチームを作るには、私が欠かせない。そう、デビー・カイテルがね。この3人がそろったら無敵よ。Kuumu、あなた本気で学ぶつもりなら、覚悟しなさい。あんたの未来は、私たちが作るの。…で、Kuumu?なにか言いたいことでもあるの?」とクームーの言葉を促す。クームーは「台湾で鍛えたこの私が、ついに日本に乗り込んできたわ。プロレスを教わるなら、中途半端な人じゃ意味がない。お願いするのは、最強の先輩たちだけ。それが私のやり方よ。シャンシャン、準備できてる?次はリングで直接、あんたの覚悟を確かめさせてもらうわ」と新人にして自らを鍛え上げるためディアナマットに乗り込んできたことを明かしている。
この新チームがディアナを侵略するのか、変革するのか…新たな展開から目を離すな!

Invader or Innovator バックステージコメント

第四試合 メインイベント
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]炎華vs香藤満月[挑戦者]
※第2代王者 初防衛戦

第2代王者が決定する前から挑戦表明していた香藤。王者決定トーナメントには参戦しなかったものの、戴冠のチャンスを迎えた。
挑戦者の香藤と王者の炎華は2023年デビューの同期。デビュー戦を白星で飾った炎華は、以降WAVE認定タッグ、POP、そしてクリスタルとタイトルを次々に獲得している若手実力派だ。敗れはしたがReginaやハイスピード王座にも挑戦している。対する香藤は初のタイトルマッチとなる。ここまでのシングル戦績は2戦で香藤の2敗。先を行く同期は良き友で良きライバル。追い付き追い越すためにも、負けたくない戦いが始まる!
まずは香藤が恵まれた体格を生かして先制攻撃!ボディアタックにドロップキックで炎華を場外へふっ飛ばし、観客席でもヒップドロップをお見舞い。炎華に大ダメージを与えてリングに戻った香藤。炎華は場外カウントが進む中、どうにかリングイン。リングでも香藤の猛攻は止まらない!炎華もスペースローリングエルボーや軽やかなドロップキックで反撃の狼煙を上げるが、香藤がキャメルクラッチで捕獲しペースを掴んで離さない。炎華がスリーパーで絞め落としにかかるも香藤がエスケープ。香藤がリードする展開が続くが、炎華も多彩な丸め込みや場外プランチャ、4連続ミサイルキックと食らいつく。4.27後楽園でのクリスタルトーナメント決勝でも脅威の粘りから逆転勝利でティアラを手にしている炎華は、試合終盤に向けてギアを上げる。エルボー合戦ではダブルスコアの体重差を感じさせない互角の打ち合いに。香藤がヒップドロップを投下し、炎華が根性で肩を上げる。若手らしくライバル心むき出しの好勝負となったが、ここでまさかの事態が。炎華が倒れたまま起き上がれず、試合は一時中断。ソフト今井レフェリーが状況を確認し、試合続行不可能と判断。香藤の初めてのタイトルマッチは思わぬ結末を迎えた。勝った、とはいえアクシデントによるレフェリーストップ。新王者に笑顔はないままマイクを持つ。「このような結果で、やり切れず…3代目クリスタルチャンピオンになりました。絶対に、炎華とはクリスタルとPOPをかけて、勝負をつけたいです」と、炎華との再戦を誓った。それでも、バックステージでは炎華の復活を待ちたいと笑顔でコメントし、ティアラはサイズが合わず「入りません!」と香藤らしく明るく締めくくった。ライバル対決はまだまだ続く!

香藤 バックステージコメント