【試合レポート】2023/4/21(金) フューチャーサイトvol.7

この日のフューチャーサイト・アミスタ大会は前回に続いてプレミアカードに。スターダムより飯田沙耶が、セコンドに向後桃を引き連れての初参戦!初遭遇あり、タッグ前哨戦ありのバラエティに富んだ大会となりました。熱戦の模様をお届け!

第一試合 タッグマッチ20分1本勝負 佐藤綾子&美蘭 VS 真琴&飯田沙耶

真琴&○飯田沙耶(15:10 片エビ固め)佐藤綾子&美蘭●
※達者でな(仮)

飯田沙耶、ディアナマットに見参!
「あっしファン」達も大興奮

スターダムから飯田沙耶が電撃参戦するオープニングマッチ。入場シーンではアミスタに集合した「あっしファン」の歓声が沸き起こる。飯田と初タッグの真琴も飯田と共にマッスルポーズでノリノリだ。先発は佐藤と真琴。タイトルホルダー同士、テクニカルな攻防で試合の流れを作る。佐藤が美蘭を呼び込んでダブル攻撃を仕掛ければ、お返しとばかりに飯田もリングイン。飯田が真琴を抱え上げ合体キック攻撃、さらに2人で筋肉アピールもしてみせた。いよいよ注目の美蘭と飯田の一騎討ち。飯田はスクワット式ボディスラムで試合中もパンプアップに余念なし。最もキャリアの浅い美蘭はここで捕まってしまい、ローンバトルを強いられる。クロスボディを真琴にキャッチされてしまったがスイングDDTに繋ぎ、窮地を脱した美蘭。続く佐藤は真琴のWアームスープレックス、W.W.ニーを浴び、いよいよ飯田とのマッチアップ。飯田の逆水平チョップに対抗し、佐藤もチョップを繰り出す。筋肉自慢の飯田が連打で打ち勝ちドラミングアピール。飯田の追撃は佐藤がおぼんをフルスイングして阻止。続くミサイルキック、フィッシャーマンは2で返され、再び美蘭と飯田の勝負に。美蘭はムーンサルトを、飯田は飯田ロケットを発射!両軍入り乱れる中、美蘭は力及ばず「達者でな」でスリーカウントを聞く。飯田はディアナマット初登場ながら、しっかり「飯田魂」を爆発させた。

フィニッシュ「達者でな」は美蘭へのエール
技名はまだ「仮」らしい?
佐藤綾子もがっちり握手!

第二試合 シングルマッチ15分1本勝負 ななみ VS 網倉理奈

○網倉理奈(11:35 体固め)ななみ●
※Wあーみんバスター

ななみ&網倉
オレンジタッグ誕生

ロックアップ、手四つの力比べは互角。しかし体格のいい網倉がタックル合戦でななみを倒し、逆エビ固めに捕らえる。なんとかエスケープし、ヒップアタックを連発。ボディスラムは持ち上がらないと見るや、ダイヤル固めで大回転。今度はタックルの連発でななみ優勢に。ななみがボディプレスを狙いコーナーに上ったところを、網倉はすかさずカナディアンバックブリーカーに。網倉のヘビー級パワー殺法を耐え抜いたななみはスリーパーで網倉の体力を削り、今度こそのボディプレス発射!これを返され、続いてノーザンライトを狙うが網倉はしっかりと腰を落とす。残り5分を切ったところで網倉のセントーン直撃を喰らったななみは、Wあーみんバスターに沈む。マイクを持った網倉は「まだ若くてガッツがあって、しかも超かわいい。ななみちゃんは素晴らしい。よかったら私と一緒にタッグ組まない?」と呼び掛けると、ななみは「いつも明るくてパワフルで、自分には無いものを持ってる網倉さんと組みたいです」と快諾。ななみと網倉のオレンジ対決は、まさかのオレンジタッグ結成へ!ディアナのタッグ戦線に新風吹き荒れる予感だ。

ド迫力タックル合戦!
ななみの即答に網倉はびっくり。タッグ結成の瞬間!

第三試合 シングルマッチ15分1本勝負 梅咲遥 VS デボラK

○梅咲遥(9:35 ジャーマンスープレックスホールド)デボラK●

ディアナの頂点獲りへ向けて圧勝
視線の先には佐藤綾子

4.29後楽園でシングルタイトル挑戦の大一番を控えた梅咲遥。セミファイナルでデボラを迎え撃つ。試合開始のゴングが鳴ると、梅咲は丸め込みを連続で仕掛け、あわや秒殺の場面も。疑惑のカウント2にキレた梅咲は今井レフェリーに詰め寄り、さらに観客に「スリーだったよね!」としつこく問い掛ける。今度はデボラが「スリーじゃねぇよ!」と怒りのエルボー連打。コーナーに追い詰め、梅咲のかわいい顔面を攻撃するデボラ。デボラはスピアーを連打するが、梅咲はネックブリーカーから反撃。エルボー合戦は互いに渾身の一撃を打つ。極楽固めをエスケープした梅咲は矢のようなドロップキックを突き刺し、アメジストクロスを狙う。こらえたデボラは投げっぱなしジャーマン。これを返した梅咲は会場もどよめく強烈エルボースマッシュからバックを取り、ジャーマンスープレックスホールドでがっちり勝利。試合後はデボラのセコンドについた佐藤へ鋭い視線を向けた梅咲。一週間後に迫るタイトル戦に向け、気合十分だ。

デボラのセコンドは4.29後楽園で梅咲の挑戦を受ける佐藤綾子

第四試合 6人タッグマッチ20分1本勝負 尾﨑妹加&本間多恵&清水ひかり VS マドレーヌ&関口翔&Himiko

○尾﨑妹加&本間多恵&清水ひかり(11:18 体固め)マドレーヌ&関口翔&Himiko●
※ラリアット

タッグ前哨戦は王者組完勝
涙のマドレーヌ、挑戦まであと1週間…

一週間後の後楽園大会で行うタッグ選手権の前哨戦。王者組のSPiCEAPは清水ひかりを加え「SPiCEAP withひーちゃん」として登場。しかしSPiCEAPは2人で入場ポーズを決め、無視された清水は不満顔。対する挑戦者組はHimikoを加えて臨む。尾﨑はウェイトリフティング仕込みのパワーでマドレーヌを寄せ付けない。関口と清水はスピーディーな攻防で魅せる。本間は得意の関節技でマドレーヌを苦しめる。関口と本間のマッチアップでも王者組優位の展開が続く。関口はフェイスクラッシャーで流れを変え、脇固めで絞り、ドロップキックを頭部に見舞う。ここですかさず尾﨑が助けに入り、本間は合体のジャックナイフから得意のサブミッションへと技を繋いでいく。ここまで出番のないHimikoは自ら関口にタッチして尾﨑へ突撃。ブルドッギングヘッドロック、追撃のWアーム卑弥バスターは尾﨑が耐える。シュートロープした先にいた本間が尾﨑を抑え、殴り掛かるHimikoをかわし、すかさず清水の蹴りが入る。さらにSPiCEAPの合体619が顔面にクリーンヒット。マイカバスターはマドカケがカット。マドカケのW攻撃からHimikoがアーム卑弥バスターを見舞う。アシストに飛び出したマドレーヌを本間がコードブレイカーで排除し、勝負は尾﨑とHimikoの一騎打ちに。尾﨑は背後からのラリアットでフォール、これをHimikoが横十字に切り返すもカウント2.9。本間がミサイルキックで援護射撃し、尾﨑のラリアットが完璧に決まる。これには間一髪わずかに肩をあげたHimikoだったが、今度こそトドメのラリアットで万事休す。防衛戦へ幸先のいいスリーカウントを奪った尾﨑は「どんな技でも返してやるから、かかってこいよ」と不敵な笑み。本間は「マドちゃん泣いてるの?はっきり言って、翔を潰せば…って思ってます。どういう意味か分かるかな。このベルト、ディアナのベルトですよね。悔しくないのかな」とマドレーヌを煽る。「私は誰からも期待されてない。でも翔さんが組んでくれて、本間さんと戦えるのがうれしい。29日、楽しみにしてます」と、素直な思いを吐露したマドレーヌ。マドレーヌはタッグベルトをディアナに取り戻すことができるのか。23日にも前哨戦に臨む。

これが第19代タッグ王者・スパイスアップだ!
飾らない、素直な思いを語るマドレーヌ
復帰直後のタイトルマッチで初戴冠なるか?!

【試合レポート】2023/4/9(日) アミスタ大会vol.30

ディアナの道場でもある「post di amistad」(ポスト・ディ・アイスタッド 通称アミスタ)での大会も30回を迎え、豪華メンバーで記念興行を開催。熱戦の模様をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 デボラK VS 網倉理奈

○網倉理奈(13:15 体固め)デボラK●
※セントーン

大声&大柄対決?デボラVS網倉

30回目のアミスタ大会は、大声自慢の2人による賑やかなシングルマッチでスタート。リストの取り合い、ヘッドロックのじっくりとした攻防で静かな立ち上がり。ドロップキックでこの均衡を破ったのは網倉。タックルでデボラを倒し、逆片エビ固め、クロスフェイスロック、わー!プレスで試合の主導権を握る。デボラはエルボーで反撃し、今度はタックルで網倉を倒してみせる。更にキャメルクラッチで絞り、フェイスロックのお返しだ。続く腕十字をエスケープした網倉は、大柄なデボラを持ち上げカナディアンバックブリーカーでギブアップを狙う。試合時間が残り5分を切ったところで網倉のチョップ、デボラのエルボーの打ち合いに。僅かな時間で決着を急ぐ両者は攻め手を緩めない。デボラの極楽固めを網倉が堪え、網倉のサイドスープレックスにはデボラの肩が上がる。一進一退の攻防に、網倉のセントーンが終止符を打った。

第2試合 3WAYマッチ20分一本勝負 ジャガー横田 VS 美蘭 VS 真琴

○ジャガー横田(8:47 体固め)美蘭●
※フィッシャーマンズバスター

新中学2年生・美蘭、ベテラン勢に翻弄されながらも奮闘

中学2年生に進級したばかりの美蘭がキャリア初の3WAYマッチに臨む。タッグ二冠王者・真琴、3WAYを得意とするジャガーを相手にどんな戦いを見せるのか?!真琴はジャガーに、1.21カルッツ大会で「ジャガまこ」タッグを組んだ経験をもとに共闘を呼び掛ける。取り残された美蘭が集中砲火を浴びるかと思いきや、早くもジャガーは真琴を裏切り、美蘭のドロップキックが真琴に突き刺さる。真琴はジャガーの足4の字、美蘭の首4の字を同時に食らい大ピンチに。エスケープした真琴はそのまま場外へ逃亡。美蘭はジャガーにその場跳びムーンサルトなどで果敢に攻めるが、やはりジャガーには敵わない。ジャガーがサイドバスターからフォールすると、真琴が飛び出しカット。真琴は美蘭に低空ドロップキックを指示し、これがジャガーの膝にヒット。真琴はジャガーにW.W.ニーを落とすがカウント2。真琴と美蘭の攻防はジャガーがカットし、ジャガーのアシストを受け美蘭がライオンサルト発射!しかしこのフォールはジャガーが「まだだよ」と囁いてカット。真琴はジャガーをコーナーに振り、美蘭を突撃させる。ジャガーはロープに乗り、美蘭の脳天に優しく踵を落とす。続く真琴には容赦ない踵落としを見舞い、さらに浴びせ蹴り。真琴をフォールするジャガーに、美蘭が後ろから強烈なドロップキックを突き刺してカット。2人の丸め込み合戦を再びの浴びせ蹴りでカットしたジャガーは、フィッシャーマンズバスターで美蘭から貫禄の3カウント。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負 本間多恵&尾﨑妹加 VS ななみ&Himiko

○尾﨑妹加&本間多恵(17:18 アルゼンチンバックブリーカー)ななみ&Himiko●

新タッグ王者・SPiCEAP(スパイスアップ)見参!

YMZ新木場大会でパフューム(仮)を破り、新タッグ王者に輝いたSPiCEAPがベルトを引っ提げて登場。4.29後楽園でマドカケとの防衛戦が決まっている王者組としては、肩慣らしといきたいところだ。尾﨑に対し、伸び盛りのななみが先発。ななみはダイヤル固めで先手を取ったが、目が回った2人はあわやダブルダウンに? 感覚を取り戻した尾﨑は本間にチェンジ。ななみはコーナーに追い詰められたが、タックルで本間を吹き飛ばしHimikoにチェンジ。本間の関節技を堪えたHimikoはレッグシザーズネックロックでギブアップ寸前まで追い込む。ブルドッギングヘッドロックからななみに代わるが、ななみは本間の腕攻めに悶絶! しかし代わった尾﨑をタックルで倒し、しつこい押さえ込みやボディプレスで反撃。この好機にHimikoはアバランシュホールド、Wアーム卑弥バスターでトドメを狙う。しかし王者の壁は厚い。これらを返した尾﨑は、ウェイトリフティング仕込みのアルゼンチンバックブリーカー!Himikoがたまらずタップし17分超えの大熱戦にフィニッシュ。王者組は堂々戦い抜いた2人と再戦を誓ってリングを降りた。

第4試合 6人タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&井上京子&小林香萌 VS 中森華子&高瀬みゆき&梅咲遥

○佐藤綾子&井上京子&小林香萌(15:27 ドラゴンスープレックスホールド)中森華子&高瀬みゆき&梅咲遥●

ダブル前哨戦は佐藤が勝利
ディアナのトップはどっちだ?!

メインイベントは4.16PURE-J後楽園の中森vs佐藤、4.29ディアナ後楽園の佐藤vs梅咲、2つのシングルタイトルマッチの前哨戦だ。開戦のゴングと同時に佐藤と梅咲の激しいエルボー合戦。梅咲のヘッドシザーズホイップから中森へチェンジ。中森は佐藤に強烈な蹴りを見舞い、高瀬へ繋ぐ。佐藤はミサイルキックから京子に替わり、この前哨戦の中でも京子は抜群の存在感を発揮。高瀬のラリアットを顔色ひとつ変えず受けてみせ、高速ブレーンバスターから小林との合体攻撃へ。小林は京子との初ダブルに大興奮だ。さらに高瀬に鼻フックで精神攻撃。この模様を何故か全く見ていないレフェリーに高瀬はブチギレ!ルミナスの連携で反撃するが試合巧者の小林はひらりと躱しドロップキック。再びの京子対高瀬のマッチアップはなんと高瀬が111キロの京子を持ち上げカミカゼ!追撃のギロチン投下もカウントは2。もう一発を狙う高瀬を京子が雪崩式ブレーンバスター、さらに場内から溜め息が漏れる完璧なパワーボムでがっちりフォール。カウント2.9で中森がカットし、試合権が佐藤と中森に移ると、大白熱の攻防に。お盆上への変形フィッシャーマンズバスターを食らった中森は頭突き連打で感情を顕にする。中森はディアナの頂点獲りを目指す梅咲に勝負を託す。梅咲はキューティースペシャルや旋回プレスで攻めるが小林が巧みにカット。さらに京子がラリアット無双で中森・高瀬を排除し佐藤をアシスト。この絶好のチャンスに佐藤がドラゴンスープレックスの構え。梅咲が切り返すがまたも小林のカットが入る。再びバックを取られた梅咲はロープに逃げたが、ここで中森のハイキックが誤爆し、佐藤のドラゴンスープレックスが今度こそ決まりスリーカウント。挑戦者に直接勝利した佐藤はマイクを取り「遥、お前にはまだまだ負けない。PURE-Jで無差別のベルトを獲って、二冠王で挑戦を受ける」と語る。梅咲は「折れない気持ちがディアナのプロレス。ディアナのプロレスをして、絶対にベルトを獲る」と宣言しリングを降りた。二つのベルトの行方から目が離せない。

マイクを持つ梅咲。シングル頂上決戦まで、あと20日

会場先行お知らせコーナー

ディアナに電撃参戦!STARDOM所属・飯田沙耶

アミスタ大会では恒例となっている、ご来場の皆様だけに最新情報をお届けするコーナー。4月21日(金) 19:00からアミスタで行う「フューチャーサイト」に、なんとスターダムの飯田沙耶が参戦すると発表された。フューチャーサイトへのスターダム所属選手の参戦は前大会の天咲光由に続き2人目となる。
来場者限定でチケット先行受付が行われ、早くも売れ行き好調!対戦カードは後日HPやTwitterなどで発表。
チケットはプオタスで販売中。プオタスの利用が難しい場合、メール(contact@www-diana.com)でも受付。
大会の模様はDIANA Liveで生配信&2週間のアーカイブあり。

【試合レポート】2023/3/26(日) アミスタ大会vol.29

ディアナでは珍しい、日曜日の夜興行。参戦選手はディアナ所属のみ。大会後は来場者参加型のイベントも行い、盛況となりました。熱戦の模様をお届けします。

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負 マドレーヌ VS 美蘭

○マドレーヌ(7:53 MISOSHIRUロック)美蘭●

マドレーヌの関節技地獄に中学1年生・美蘭は悶絶

マドレーヌと美蘭の2度目のシングルマッチ。もうすぐデビュー2周年を迎える美蘭は入場からバク転を披露し、元気いっぱいだ。腕の取り合いからまずは美蘭がクロスボディで先制攻撃。しかし軽量級の美蘭は軽々返されてしまう。対するマドレーヌはカニ挟みから脚を取ると、MMA仕込みの関節技を次々と仕掛けていく。エルボー合戦も脇固め、V1アームロックに捕らえ、試合は完全にマドレーヌのペースに。関節技地獄に苦しむ美蘭はドロップキックで反撃。このフォールをキックアウトしたマドレーヌは前後開脚ギロチンから再びの腕攻め。美蘭は痛む腕で丸め込み、返されても低空ドロップキックキック、その場跳びムーンサルトプレスと畳み掛けるが全てカウント2。大車輪をサイドキックで止めたマドレーヌはドロップキック、フェイマサーの連続攻撃からトドメは腕十字のフェイクをかけたMISOSHIRUロック。マドレーヌのテクニックが光る白星となった。

第2試合 シングルマッチ15分1本勝負 梅咲遥 VS ななみ

○梅咲遥(10:00 ジャーマンスープレックスホールド)ななみ●

梅咲vsななみ、闘志むき出し同期対決
未来のプレミアカードの予感

第2試合は梅咲遥とななみの同期対決。ななみの奇襲で試合開始のゴングが鳴る。しかし梅咲の強力なエルボー連打の返り討ちに。梅咲はななみの脚を取ると弓矢固めで絞る。ななみも梅咲の腰を攻め、ダイヤル固めで反撃するが、これは自分も目が回ってしまう諸刃の剣……。再びのエルボー合戦は鈍い音を響かせた梅咲に軍配。ならばとななみは得意のタックル、これに梅咲がドロップキックを返し、さらにななみがヒップアタック、同年デビューの2人は互角の攻防を見せる。梅咲のバックを取ったななみはスリーパーで落としにかかるが梅咲はエスケープ。ボディプレスの追撃をかわし、アメジストの構えに。これを持ちこたえるななみを丸め込む梅咲。追撃のラ・マヒストラルも2で返され、丸め込みの応酬でも決着つかず。ななみは勝負をかけたノーザンライトを豪快に決めるが惜しくもカウント2。これを返されてしまったななみは攻め手に欠き、梅咲がジャーマンでがっちりホールドしスリーカウントを奪う。わずか10分ながら互いの意地を見せ、ディアナの明るい未来を見せた好勝負となった。

第3試合 シングルマッチ15分1本勝負 佐藤綾子 VS デボラK

○佐藤綾子(10:43 逆さ押さえ込み)デボラK●

タイトル戦を控えた佐藤は場外戦も制し完勝

佐藤はデボラの握手に応じず、得意のグランドの攻防で早くも試合をリードする。パワーで応戦するデボラを佐藤は悠々封じ、流れを掴む。さらに膝にストンピングを落とし膝十字で追撃、序盤戦は佐藤の圧勝の展開だ。ここでデボラは勝負をかける。デボラは佐藤をリング外へ落とし、場外戦へ!デボラは佐藤の胸に重いエルボーを叩き込み、対する佐藤はデボラの顔面に強烈キック! 目前で起こる激しい乱闘に観客は大興奮!隙を見た佐藤はお盆でデボラを殴打し、リングに戻るとミサイルキックを連発。「バテてんのか、おい!」と佐藤に発破をかけられ息を吹き返したデボラは、底力のタックル、コーナー上の極楽固め、ミサイルキックの連続攻撃。さらに豪快なブレンバスターや投げっぱなしジャーマンで大型ファイターらしい見せ場は作ったものの、シングル王者の牙城は崩せない。佐藤は突進するデボラを強引に丸め込んで勝利を収める。4.29後楽園で梅咲の挑戦を受ける佐藤は余力を残しながらの完勝だ。

第4試合 3WAYマッチ20分一本勝負 ジャガー横田 VS 井上京子 VS Himiko

○ジャガー横田(10:30 体固め)Himiko●
※フィッシャーマンズバスター
※もう一人は井上京子

合計165歳のハチャメチャ3WAY
強いジャガー、まだまだ健在!

キャリア2年目のHimikoは、大ベテラン相手にどんな戦いを見せるのか? Himikoは「ジャガーさん、組みましょう」と誘うが、ジャガーは完全に無視。するとHimikoはあっさり「京子さん、お願いします」と京子に鞍替え。この軽率な行動が京子に火をつけてしまう。デビュー46年のジャガーとデビュー35年の京子の合体攻撃が炸裂し、ジャガーの踵落としを脳天に食らったHimikoは早くも大の字でダウン。京子がフォールするとジャガーが「まだ早いよ」と諭す。ジャガーが浴びせ蹴りからフォールすると京子も「まだ早いですよ」と囁く。ジャガーが再びフォールを狙うとすかさず京子がジャガーを丸め込む。これを2で返したジャガーは京子の裏切りに怒り心頭。ここからリングはジャガーと京子の一騎討ちに。京子の吊り天井が芸術的に決まるとHimikoが飛び出しカットに入る。京子はジャガーの4の字固めとHimikoの首4の字を同時に食らい、命からがらロープブレイク。動けない京子をよそに、Himikoはブルドッキングヘッドロック、ギロチン、ダブルアーム卑弥クラッシャーでジャガーからの大金星を狙う。しかし大ベテランのジャガーはこれに屈しない。ジャガーがコーナーに上ると京子が立ち上がり、このチャンスを逃さず雪崩式ブレンバスター! 大ダメージを負ったジャガーはリング外へ逃げ、今度はHimikoと京子の対決だ。エルボー連打を余裕で受けきった京子は1発のエルボーでHimikoを吹っ飛ばす。さらにラリアットでなぎ倒し、武藤敬司さんばりの「プロレスLOVE」ポーズを決めてみせる。必殺のパワーボムの構えに入るとやはりジャガーがカット。しかしジャガーとHimikoの合体攻撃を巨体で悉く跳ね返し、ジャガーをラリアットで倒すと今度こそ京子のパワーボムが炸裂!Himikoを押さえ、勝利まであと1カウントのところでジャガーの浴びせ蹴りが京子にクリーンヒット! 勝負の行方を見守るセコンド陣からは悲鳴が上がり、会場は騒然。この隙にジャガーがフィッシャーマンズバスターで3カウントを奪う。デビュー46年、ジャガーはまだまだ衰え知らずだ。

【試合レポート】2023/3/24(金) フューチャーサイトvol.6アミスタ大会

2023年3月24日(金)に行った、フューチャーサイトvol.6の模様をお届けします。超満員札止め、たくさんの応援ありがとうございました!

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&ななみ VS 網倉理奈 &櫻井裕子

○網倉理奈&櫻井裕子(12:24 片エビ固め)マドレーヌ&ななみ●
※Wあーみんバスター

ディアナvsカラーズ、明るく激しいオープニングマッチ

所属ユニット・COLOR’Sの第5代王者に輝き、勢いに乗る網倉が櫻井と共に「Are you ready」として登場。まずはマドレーヌと櫻井が先発。櫻井は早速網倉とのWわー!プレスで会場を盛り上げる。マドレーヌはバチボコバランサーで櫻井の腕を攻める。櫻井は痛む腕でマドレーヌにボディスラム、網倉にタッチ。マドレーヌもななみにタッチし、パワフルなタックル合戦に。力と力の勝負は五分。しかし網倉の雷電ドロップ、櫻井のコブラツイストにななみは悶絶。これを切り抜けたななみはダイヤル固め、ヒップアタックで流れを取り戻しマドレーヌへ託す。マドレーヌは櫻井のビッグブーツを2で返し、網倉には得意のキックや関節技で攻め、フェイマサーでフォールを狙うがカウント2。この流れを受け取ったななみだが網倉の強烈逆水平チョップを食らってしまう。ななみもエルボーを網倉の胸に叩き込んで猛反撃。しかしユニットで行動を共にする「AYR」のコンビネーションに追い詰められ、網倉のセントーンは何とか切り返したななみだが、2発のダブルあーみんバスターに沈む。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負 Himiko VS 高瀬みゆき

○高瀬みゆき(12:37 片エビ固め)Himiko●
※ダイビングギロチンドロップ

Himiko対高瀬は超熱血ファイトに!

熱血全力ファイトが持ち味の高瀬も思わず「視線が熱い!」と漏らす程、この一戦に気合いを漲らせるHimiko。ロックアップ、ヘッドロックの応酬も、Himikoは一歩も引かず食らいついていく。まずは高瀬がキャメルクラッチ、逆エビ固めで絞る。キャリア5年ながら実績充分の高瀬はHimikoのエルボー、ドロップキックを余裕の表情で受け切り、関節技も切り返す。さらにギロチン、ダイヤル固めの連続攻撃に苦しむHimikoに「もう終わりか?」と発破をかけ、火が付いたHimikoは渾身のエルボーを打つ。高瀬はリストバンドを投げ捨て、逆水平チョップを40連発! コーナーに振ってトドメのラリアットを狙い猛然とダッシュする高瀬をカニ挟みで倒し、マウントポジションでエルボー連打の反撃に転じるHimiko。Himikoは高瀬も得意とするギロチンを落とし、客席もどよめく。そして再びリングは打撃合戦に! Himikoのエルボーに「さっきの方が強かったね」と笑みを浮かべる高瀬。これに触発されたか、Himikoは気迫溢れる渾身のエルボーを打ち、鈍い音を響かせる。この一撃で高瀬は結っていた髪を解き、いよいよ本気モードだ。Himikoは負けじとチョップ、ドロップキック、ボディスラムからの押さえ込み、丸め込みの連続攻撃で畳み掛ける。これを耐えきりダブルアーム卑弥クラッシャーも2で返した高瀬は、カミカゼでリングに大の字になったHimikoに滞空時間の長いダイビングギロチンドロップを投下! この直撃を受けたHimikoは惜しくも3カウントを聞いた。貫禄勝ちを収めた高瀬はHimikoの健闘を讃えリングを下りた。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&狐伯 VS デボラK&AKARI

○佐藤綾子&狐伯(14:13 ジャーマンスープレックスホールド)AKARI&デボラK●

シングル王者・佐藤はテクニカル対決を堂々制す

ディアナ所属の佐藤とデボラが、他団体からそれぞれ試合巧者をパートナーに引き連れて激突。まずは佐藤・狐伯組がAKARIを捕らえる。狐伯がスピードで翻弄し、佐藤もグラウンドのテクニックでAKARIを逃がさない。このローンバトルをAKARIは高さのあるドロップキックで切り抜け、デボラにチェンジ。しかし替わったデボラも佐藤・狐伯組の連続攻撃を食らう。リングにAKARIを呼び込むが、狐伯はダブルのドロップキックで2人を相手に奮闘。さらに狐伯は大柄のデボラに劣らない迫力のエルボーを打つが、デボラとAKARIの連続ドロップキックからAKARIの変形脇固めに悶絶! 何とかエスケープし、素早い動きでスワンダイブ式ドロップキック、直伝WアームTを狙う狐伯。これを持ちこたえたAKARIは2段蹴りで窮地を脱する。佐藤はジャンピングニー、ミサイルキック、そしてトドメのジャーマンを狙いAKARIのバックを取る。AKARIはこれをヴィクトル投げから膝十字に切り返す。古傷の左膝を狙われた佐藤がロープ逃げたところにすかさず追い討ちの619! 佐藤はこれを間一髪かわし、ジャパニーズレッグロールクラッチはカウント2.9。しかしデボラの連続タックル、AKARIの619直撃に狐伯の誤爆まで受けてしまった佐藤。このピンチにセコンドからお盆を受け取りデボラの脳天に振り下ろす。今度こそは狐伯のアシストが決まりデボラのバックに回ると、必殺のジャーマン! ブリッジでがっちりホールドし、3カウントを奪った。

第4試合 スペシャルタッグマッチ20分一本勝負 梅咲遥&天咲光由 VS 美蘭&笹村あやめ

○梅咲遥&天咲光由(13:28 アメジストクロス)笹村あやめ&美蘭●

若手ホープの華やかドリームマッチ!
「遥かなる超新星」梅咲&「スターダムの超新星」天咲、初タッグで快勝

この日の目玉カード、スターダムの天咲光由がディアナに電撃参戦するスペシャルタッグマッチ。他団体への参戦がキャリア初ということもあり、超満員の客席からは入場から声援が飛ぶ。天咲は梅咲との超新星タッグ、笹村との初遭遇、そして昨年12月スターダムの「ニューブラッド」で対決した美蘭とは再戦になるなど見所盛り沢山だ。先発する天咲は、同期にあたる美蘭のドロップキック、笹村の挨拶代わりのバックエルボーやフットスタンプなどディアナマット初参戦の洗礼を浴びる。天咲はスペースローリングエルボーで反撃し、ここでディアナの若きエース梅咲が登場。美蘭を弓矢固めで絞り、天咲にチェンジ。美蘭を豪快にボディスラムで投げたが、2発目は美蘭のドロップキックが鋭く突き刺さる。ここで替わって入った笹村はパワーとスピードで観客を魅了。梅咲を嫌味たっぷりに煽り、飛び出した梅咲と天咲を2人まとめてフットスタンプ! 天咲のエルボーは余裕綽々で受け、お返しとばかりに全力エルボー! この重い一撃には客席騒然、コーナーで見守るパートナーの美蘭もなぜか苦悶の表情だ。笹村はDDT、フロントネックロック、ブレンバスターの鮮やかな連続攻撃で天咲を追い詰める。天咲はトルネードDDT連発で梅咲にチェンジ。梅咲がブレンバスターを狙うと美蘭が飛び出してカット。しかし梅咲はこの2人をまとめてネックブリーカー! ここで笹村を豪快にブレンバスターでぶん投げ、ミサイルキック発射! とどめのアメジストの構えに入ると笹村はフルパワーのエルボーを梅咲の胸にも叩き込む。梅咲のエルボーも唸りをあげ、2人のぶつかり合いに客席は大興奮! 笹村は投げっぱなしジャーマンから美蘭にチェンジ。美蘭のドロップキックは天咲が迎撃、今度は笹村がデッドリードライブで梅スプラッシュを阻止し、そこに美蘭のライオンサルト! スクールボーイであわや先輩超えのシーンも作ったが、梅咲のアメジストクロスが完璧に決まりフィニッシュ。女子プロレス若手ホープによる夢の対決は13分28秒、超新星タッグの快勝で幕を閉じた。

アミスタ大会恒例・来場者だけのお楽しみ 最新情報コーナー

この日のお知らせコーナーでは、ルミナスを破って第18代タッグ王者に輝いたパフューム(仮)が3.29YMZ新木場大会で防衛戦を行い、その勝者チームに関口翔&マドレーヌが挑戦することが発表された。まだ王者が決まっていない段階で挑戦者が決定する異例の展開に。マドカケが挑戦する頃、ベルトを巻いているのはどちらのチームか?そして4.29ディアナ後楽園大会の追加カードも1つ発表。ジャガーが保持するエリザベス王座に、クライシスのKAZUKIと藪下めぐみが挑戦する。他、タイガー・クイーン、真琴の参戦が発表された。カードは決定次第、Twitterなどで随時発表。チケットはディアナストアで大好評発売中。

【試合レポート】2023/3/19(日) 大阪・176BOX大会

2023年3月19日(日)に大阪府豊中市・176BOXで行われた、笑いあり乱闘ありの大会の模様をお届け!

第1試合 タッグマッチ20分1本勝負 佐藤綾子&マドレーヌ VS ななみ&美蘭 


○佐藤綾子&マドレーヌ(12:56 ジャーマンスープレックスホールド)ななみ●&美蘭

高校1年生のななみと中学1年生の美蘭が組む「ななみらん」と、佐藤綾子&マドレーヌの「CRYSIS」による、ディアナ純血マッチで大阪大会がスタート。キャリア1年に満たない美蘭はCRYSISのタッグワークに早くも捕まるが、スクールボーイ、低空ドロップキックからななみにチェンジ。ななみはCRYSISの凶器攻撃を浴び、マドレーヌが驚異のバランス感覚から繰り出すバチボコバランサーの餌食に。CRYSISがまずは試合のペースを掴んだが、ダイヤル固めからななみらんも反撃。連携攻撃でマドレーヌをフォールするもカウントは1。コーナーに振られた美蘭はマドレーヌの側転バックエルボー、フェイマサーを浴び、佐藤にはスープレックスでぶん投げられてしまう。これを返した美蘭はななみのアシストでクロスボディ、軽やかなその場跳びムーンサルトを放つ。替わったななみは鋭いタックルで佐藤を倒し、得意のノーザンライト! この鮮やかなブリッジにはマドレーヌがカットに入る。佐藤のジャパニーズレッグロールクラッチは美蘭が決死のカット。佐藤のフィッシャーマンやミサイルキックの猛攻を耐えるななみだが、マドレーヌのキックから佐藤のジャーマンに万事休す。若手タッグの攻撃をしっかり受け切ったCRYSISの快勝だ。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負 デボラK&沙恵 VS  本間多恵&尾﨑妹加

●デボラK&沙恵(12:50 TAEロック)本間多恵○&尾崎妹加

昨年10月の後楽園のシングルマッチがドローに終わり、遺恨清算とはいかなかったデボラと沙恵が久々にタッグを組む。不穏な2人は赤コーナーでバチバチの視殺戦に。対するSPiCEAPはプロレス以外に音楽活動も共にする良きパートナー同士だ。SPiCEAPの奇襲で試合開始のゴングが鳴る。沙恵はビッグブーツ、フィッシャーマン、スリーパーで本間を捕まえ、デボラとの連携を狙うがこれを躱され、逆に本間と尾﨑の息の合った合体攻撃を浴びる。尾﨑はウェイトリフティング仕込みの強烈パワーで沙恵を吹っ飛ばし、コーナーへのボディアタックを狙うが沙恵のぶら下がり首四の字がカウンターで決まる。替わったデボラは尾﨑と大柄ファイターらしくエルボー合戦を展開。デボラがタックルで尾﨑を倒しバックを取ったところを尾﨑は切り返し、迫力満点のアルゼンチンバックブリーカー! これを沙恵がカットするも、続く本間がデボラを関節技で絞る。切り抜けたデボラはミサイルキック、極楽固めでギブアップ勝ちを狙う。これを耐えた本間は尾﨑との合体619、ジャックナイフで畳み掛け、脇固めで逆襲! このピンチを沙恵がビッグブーツでカット。沙恵とデボラも連携を見せるがチームとしての完成度はSPiCEAPに軍配。尾﨑が沙恵をリング下でがっちり抑え、本間のTAEロックにデボラはたまらずギブアップ。尾﨑のパワーと本間のテクニック、そして2人のチームワークが光り見事な白星を挙げた。

第3試合  タッグマッチ時間無制限一本勝負 ジャガー横田&Himiko VS 救世忍者乱丸&花園桃花

○ジャガー横田&Himiko (13:40 体固め) 救世忍者乱丸&花園桃花●
※フィッシャーマンズバスター
※乱丸の強い要望により、20分一本勝負から時間無制限一本勝負、ノータッチルールに変更して行われた

大阪名物のコミカルマッチがディアナマットにも上陸だ。地元・大阪出身の乱丸はジャガーに断りなく「ノータッチルール」と「時間無制限一本勝負」にルールを変更し、試合開始前から早速乱丸ワールド全開! 乱丸は先発を買って出るが、相手が大先輩のジャガーと分かると怖じ気付き花園に交代。するとジャガーはHimikoに試合を託し、再び乱丸が登場。ここでやっと試合開始だ。乱丸は「お前何年目や?何歳?」と51歳でデビュー2年目のHimikoをいじり、逆襲のドロップキックを浴びる。さらにネックスプリングでの起き上がりにも失敗し自爆。替わってジャガーと花園の衝撃の遭遇だ。花園はジャガーを「横田」と呼び、さらにお花で煽ってみせる。ジャガーはお花を投げ捨て、しっかりと腰を落とした逆エビ固めで痛め付ける。「乱丸さん、助けて!」と叫ぶ花園だが、乱丸はカットに失敗し花園は大ダメージ。乱丸はまさかの凡ミスに花園の怒りのビンタを食らった上「役立たず」の烙印を押されてしまう。花園を捕まえたHimikoがダブルアーム卑弥クラッシャーでフォールすれば、役立たず呼ばわりの腹いせに花園に蹴りを入れる乱丸。ここでジャガーが加勢すると、花園はロープワークで相手を翻弄し、ジャガーにキャメルクラッチからのシャボン玉攻撃! このシャッターチャンスを観客のカメラで撮影していた乱丸は、なぜかHimikoにちょっとぶつかっただけで倒れてしまう。この大ピンチ(?)に、起死回生の凄い忍法「60分一本勝負のうちの、57分くらいの術」をかけ、両者一気に体力を消耗しまさかのダブルダウン! カウント9で何とか立ち上がりファイティングポーズをとるが、コミカル殺法に付き合うHimikoにジャガーがブチギレ! この隙に忍法・金縛りでジャガーとHimikoは動きを封じられてしまう。乱丸は金縛り解除からの誤爆を狙うが、エルボーはしっかり乱丸・花園に命中。怒り心頭のジャガーはHimikoとのコンビネーションで2人に強烈なかかと落としを見舞い、フィッシャーマンズバスターで花園からピン。大爆笑のコミカルマッチにも動じない強さを見せつけた。

第4試合  セミファイナル W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負 [王者組・ルミナス]梅咲遥&高瀬みゆき VS 米山香織・小林香萌[挑戦者組・パフューム(仮)]

[王者組・ルミナス]●梅咲遥&高瀬みゆき(15:58 体固め)米山香織○&小林香萌[挑戦者組・パフューム(仮)]
※ダイビング千豚♪
※第17代王者組が4度目の防衛に失敗。挑戦者組・パフューム(仮)が第18代王者組となる

挑戦者組のパフューム(仮)はなんとこの日が初タッグ。ルミナスとしてはカルッツかわさき大会で難敵・綾華を下し防衛したベルトを、実力者同士とはいえ急造のチームに渡すわけにはいかない。梅咲個人としてはここでがっちり防衛し、4.29後楽園大会で挑むシングルタイトル戦に向けて弾みをつけたいところだ。パフューム(仮)はゴングを待たずに奇襲をかける。高瀬が場外で2人を捕らえ、そこに梅咲がプランチャを狙うがルミナスは分断されてしまう。小林と米山は2人でポーズを決める余裕さえ見せ、梅咲への鼻フックを全方角に披露。ローンバトルが続く梅咲はさらに米山のモンゴリアンチョップからのキャメルクラッチ、小林の低空ドロップキックを浴びる。ネックブリーカーで窮地を脱した梅咲は今度こそ場外ダイブ! ここでやっと交代し、高瀬は小林に逆水平チョップ、重いエルボーを連発。しかし試合巧者の小林は米山との連続セントーンで高瀬を削る。米山は高瀬のえびす落としを切り返し、パワースラムも2で返す。替わった梅咲は米山と小林の初タッグとは思えない連携に苦戦。高瀬のカミカゼ、ギロチン連撃のアシストを受け梅スプラッシュで米山をフォールするが2.9で肩が上がる。勝負に出た梅咲がアメジストの弧を描くもカウント2で小林がカット。ラ・マヒストラルも切り返されてしまい、再びの梅スプラッシュを狙いコーナーへ。しかし小林が引きずり落とし、高瀬の誤爆を誘うとその隙にコーナーへ上ったのは米山! セカンドロープからのセントーンには間一髪肩を上げた梅咲。ならばと米山はコーナートップから再びのセントーン発射! 長い滞空時間からこれがクリーンヒット。梅咲はリングで大の字になり、まさかまさかの3カウントでタッグ王座陥落。4度目の防衛に失敗しチャンピオンの座を明け渡したルミナスは無言でリングを後にすると、米山はマイクで10日後の3.29に行われるYMZ新木場大会での防衛戦をぶち上げる。挑戦者は「一般公募」とするも、すぐさま名乗り出たのがこの日第2試合で白星を挙げた本間・尾﨑のSPiCEAPだ。パフューム(仮)はこの挑戦を快諾し、早速の初防衛戦が決定!ディアナのタッグ戦線に新風が巻き起こる。

第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負 井上京子 VS ドレイク森松

○井上京子(13:06 体固め)ドレイク森松●
※ラリアット

地元・大阪出身のドレイクがセコンドの沙恵とともにメインに登場。対する京子は、京子コールの中、堂々のリングイン。大阪大会のメインを飾るは超ヘビー級のパワー対決だ。まずはタックル合戦でドレイクを倒した京子だが、沙恵が乱入し京子は場外に落とされてしまう。鉄柱に打ち付けられ、リングに戻っても凶器攻撃を浴び、完全にドレイクのペースに。DDTから吊り天井を狙う京子だが、再び沙恵が乱入しパイプ椅子で京子を殴打! ドレイクは場外戦へ持ち込み、京子の巨体を客席に投げ飛ばす。京子は強烈な椅子攻撃を受けたが何とか立ち上がり、ドレイクの待つリング上へ。しかしそこでもドレイクの椅子攻撃が止まらない。京子は正攻法のラリアットで薙ぎ倒し、三度の場外戦へ。お返しとばかりにドレイクを客席に投げ飛ばしてみせる。カウント9でリングに戻ったドレイクを捕まえた京子は、雪崩式ブレーンバスターからパワーボムを狙うがここでまたも沙恵のパイプ椅子だ。四度目の場外乱闘にもつれ込み、今度はなんと95キロのドレイクがダイブ! 京子は大ダメージを負うが、客席から巻き起こる大・京子コールを受けてどうにかリングに戻る。沙恵のビッグブーツ誤爆を誘うと、渾身のラリアットで劣勢から大逆転のスリーカウント! ドレイク流のラフファイトに苦しめられた京子だが「あたしも力出しきった。ありがとう」とマイクで語る。ドレイクは「京子さんは全日本女子プロレス。自分はFMWでデビュー。正直、落ちこぼれでした。32年経って、やっと全女の選手にも追い付いたのかなって思います。もう1回チャンスください」と話す。京子は幾度も邪魔をされた沙恵とのタッグを提案。ドレイクも正式に組んでのディアナ参戦を示唆し、ベテラン勢のファイトでディアナリングはますます充実の予感だ。

2023/3/12(日) アミスタ大会vol.28

2023年3月12日(日)13:00より「アミスタ大会Vol.28 ~春うらら~」を開催しました。熱戦の模様をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 梅咲遥 VS 松本都

○梅咲遥(9:58 ラ・マヒストラル)松本都●

みやここワールド全開!梅咲は困惑…

梅咲遥と松本都の初シングルは梅咲のデビュー4周年初陣となった。試合序盤の均衡を破ったのは松本。「4周年最初の試合が私でよかったね! いい試合しましょう!」と握手を求めるが梅咲は困惑……。渋々応じるとやはり捕まり、Y字バランスに付き合わされてしまう。今度はなぜか年下の梅咲に「このクソババア!」と口撃し、リングはすっかり松本ワールドだ。梅咲は「おめーだろうが!」とヘアホイップで反撃、弓矢固めでギブアップを迫る。ロープに逃げた松本もコーナー上の卍固めやシャイニングウィザードでお返しだ。みやここクラッチを梅咲が掟破りのみやここクラッチで切り返すなど、丸め込みの応酬は梅咲がラ・マヒストラルでスリーカウントを奪う。敗れた松本はマイクを握り、4月17日の自主興行に梅咲を公開オファー。「スケジュールNGです」とあっさり拒否されたが、「鈴季すずとシングルやってください」と食い下がる。カードを聞いて目の色を変えた梅咲は「スケジュール、空いてます!」とあっさり手のひらを返し、みやここフェス参戦決定! ここでなぜか松本のテーマ曲が流れ、松本は意気揚々とリングを後にする。完勝ながら最後まで振り回される梅咲だった。

第2試合 6人タッグマッチ20分一本勝負 ジャガー横田&マドレーヌ&デボラK VS 井上京子&Himiko&本間多恵

○井上京子&Himiko&本間多恵(18:59 体固め)ジャガー横田&マドレーヌ&デボラK●
※ラリアット

緊急カード変更の6人タッグは大熱戦に!

美蘭の欠場により、急遽変更となったカード。先日51歳の誕生日を迎えた生粋の“全女”ファン・Himikoにとっては京子と組んでジャガーと対戦という、図らずも夢のカードに。京子とジャガーがそれぞれ先発すると会場はどよめきが起こる。力比べでは京子に分があるが、ジャガーとマドレーヌは凶器で対抗。京子はジャガーを豪快にぶん投げ、替わって入ったHimikoとマドレーヌはテクニカルな攻防に。マドレーヌはHimikoの関節技をすり抜けデボラにタッチ。デボラとHimikoはエルボー合戦で鈍い音を響かせる。さらにジャガーの卍固めに強烈なDDTで追い込まれたHimikoは、ブルドッキングヘッドロック連発で窮地を脱する。本間はストレッチマフラーなど得意のサブミッションで見せ場を作り京子に繋ぐ。京子は必殺のパワーボムでマドレーヌをフォール、しかしカウント2でジャガーのパイプ椅子が京子を襲う! グロッキー状態のマドレーヌに替わり勝負に出るのはデボラ。ミサイルキックやバックフリップで攻めるデボラに、ジャガーがアシストで振りかざした椅子はまさかの誤爆! ここを勝機と見た京子の剛腕が放つラリアットが完璧に決まり、19分に及ぶ大混戦の決着だ。

第3試合  タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&ななみ VS 中森華子&大空ちえ

○中森華子&大空ちえ(16:20 雁之助クラッチ)ななみ&佐藤綾子●

「綾華」再結成への道はまさかのタイトルマッチに発展!

未だタッグ再結成に至っていない綾華。互いに団体のシングルベルトを引っ提げ、若手ホープを率いての登場だ。先鋒は両軍の若手が買って出る。大空・中森は早速の連携攻撃でななみを捕まえるが、佐藤がリングに入ると中森の表情が一変。中森は感情を高ぶらせキックを連発、佐藤も呼応するように重いエルボーを打つ。替わって入った大空が佐藤に捕まると、中森は強烈キックでカット。ななみと中森のマッチアップはすかさず佐藤がアシスト。ななみは鋭いタックルで中森を吹っ飛ばしダイヤル固めも2。大空はパロスペシャル、ななみはボディプレスでフレッシュファイトを展開し、佐藤は大空をフォールしながら中森を目で牽制するベテランらしい余裕を見せる。これに触発されたか、大空はフィッシャーマンで好機を作り勝負の行方を中森に託す。お盆攻撃やジャーマンを喰らいながらも立ち上がり続けた中森は雁之助クラッチでフィニッシュ! 勝った中森は「やっぱりタッグじゃなくて対角の方がよかったよ! 次はシングルでも勝つからな!」と声を荒げ、なんと4月16日のPURE-J後楽園大会で行う無差別級王座戦の挑戦者に佐藤を指名。佐藤はこれを受諾し、タッグ王座をともに目指す仲からいよいよシングル王座を争う遺恨へと発展。佐藤は「ただの倦怠期」を強調し、綾華復活とベルトを狙う。

アミスタ大会恒例・来場者だけのお楽しみ 最新情報コーナー

STARDOMより電撃参戦!天咲光由

ディアナのアミスタ大会ではすっかりおなじみとなっている、来場者だけに最新情報をお届けするコーナー。この日は3月24日(金)19:00~アミスタで開催する若手中心興行「フューチャーサイト」に高瀬みゆきとスターダム所属・天咲光由の参戦が発表された。チケットはPuotasで販売中。対戦カードは決定次第、TwitterやHPでお知らせします。