第0試合
エキシビションマッチ5分一本勝負
NENE vs Anna
△NENE (5分0秒 時間切れ引き分け)Anna△
第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
[T.I]香藤満月&柊くるみ vs 夏実もち&尾﨑妹加 [GoR]
[T.I]●香藤満月&柊くるみ (12分40秒 片エビ固め) 夏実もち&尾﨑妹加○[GoR]
※ダイビングセントーン
第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
[INVA]デビー・カイテル&Himiko vs 中森華子&小林香萌[小林組]
[INVA]デビー・カイテル&●Himiko(13分26秒 ポシティーボ)中森華子&小林香萌○[小林組]
第3試合 6人タッグマッチ20分一本勝負
[T.I]井上京子&羽多乃ナナミ&網倉理奈 vs ジャガー横田&佐藤綾子&ウナギ・サヤカ
[T.I]井上京子&○羽多乃ナナミ&網倉理奈(13分11秒 エビ固め)ジャガー横田&佐藤綾子●&ウナギ・サヤカ
※佐藤のカサドーラを切り返して
4.19後楽園ホール大会に続き、先輩撃破の大金星を挙げたナナミ。バックステージでは現タッグ王者組・ちょぶきに挑戦表明!「近々やりましょう。お返事待ってます」。ちょぶきのお返事は…?
メインイベント
W.W.W.Dシングル選手権試合30分一本勝負
[王者]梅咲遥 vs 美蘭[挑戦者]
※第24代王者 初防衛戦

[王者]○梅咲遥 (16分12秒 アメジストクロス) 美蘭●[挑戦者]
※第24代王者 初防衛に成功
4月でデビュー5周年を迎え、今年も地元・板橋に帰ってきた美蘭。世羅りさから受け継いだ蒼を纏い、W.W.W.Dシングル初挑戦!美蘭はディアナ入門前は梅咲遥の大ファン。数年前までは客席から観ていた大好きな人と、今はベルトをかけて対角に立つ――美蘭にとって、そして梅咲にとっても特別な一戦となった。迎え撃つ王者は「凱旋だからとかじゃなく、潰す気で来てほしい」とかわいい後輩との防衛戦に闘志を燃やす。
ゴングが鳴ると、まずはロックアップからヘッドロックで梅咲がぐいぐい絞っていく。美蘭が持ち前のスピードで梅咲を翻弄すると、美蘭の応援に駆け付けたファンは拍手喝采だ。梅咲が「なにが凱旋じゃ!」と美蘭の顔面を踏みつけると、もちろんファンは大ブーイング。意外とブーイングが好物(?)な梅咲は、美蘭をロープにはりつけて背後からドロップキック。嫌みったらしく「えー?こっちもー?」「(美蘭の)友達!見とけよー! 」と、各方角の観客に美蘭の苦痛に歪む顔をたっぷりと見せつける。そして美蘭をコーナーに追い込んでエルボー。逆エビ固めでスタミナを削り、エスケープされると力強いボディスラムでマットに叩きつける。シングル王者として憎らしいほどの強さをアピールだ。美蘭は長い脚を生かしてハイキックで反撃の狼煙を上げ、素早く飛びついてのクリストでギブアップを迫る。セコンドのウナギの声に導かれるようにロープに足を伸ばした梅咲。そこに美蘭は619で追撃するも、これを梅咲がかわしてドロップキック。続いて美蘭がエルボー勝負を挑むと、エルボーの名手が倍返し。美蘭も小柄ながら力の乗ったエルボー乱打でしっかりやり返し、梅咲をロープ際へ追い込んでいく。しかし梅咲がするりと体を入れ替え渾身のエルボー。大ダメージを受けた美蘭だがカウンターでドロップキック、梅咲も負けじとドロップキック。美蘭のクロスボディを梅咲が受け止めバックブリーカー。そして矢のような低空ドロップキックを突き刺し、ミサイルキックで吹っ飛ばす。2度目の逆エビはリング中央でどっしりと腰を落とす。大ピンチの美蘭を満員の観客が手拍子で後押し。美蘭がロープに近付くとさらに厳しく角度をつけて絞る梅咲。懸命に手を伸ばす美蘭。セコンド、ファン、友達、家族…会場中が一体となって美蘭の勝利を信じて声を枯らす。ようやくロープを掴んだ美蘭だが、腰を押さえたまま起き上がれず。梅咲は「おい、どうした」と美蘭の髪を掴む。この日は昼に他団体へ参戦しており2試合目となる梅咲だが、まだまだ有り余る力を込めてエルボーを打ち、鈍い音を鳴らす。その破壊力は、力の差を見せつけられた観客席からため息が漏れるほどだ。王者がトップロープへ上ると、己を奮い立たせて起き上がる挑戦者。ファンの手拍子を背に、美蘭もトップロープへ。梅咲が振り払っても諦めずしつこく食らいつき、雪崩式フランケンシュタイナーで梅咲を投げ飛ばしてみせる。そして今度こそ追撃の619!流石にふらついた梅咲だが、王者の意地、先輩の意地でカウンターのキューティースペシャル。Wダウン状態から先に立ち上がったのは梅咲だ。しかしジャーマンの構えを切り返して丸め込む美蘭。梅咲もこれを返し、目まぐるしく攻守が入れ替わる丸め込み合戦に。美蘭がラ・マヒストラルを切り返して梅咲の側頭部をハイキックで撃ち抜き、世羅りさ直伝・花夢の山でフォール。これを返されると低空ドロップキックで梅咲を場外へ蹴落とし、トップロープからプランチャ発射!美蘭の猛攻で観客は割れんばかりの大歓声をあげる。リングに戻ると、デビュー当時から大切に磨いてきたライオンサルトで鮮やかに宙を舞う。美蘭が全体重を浴びせるようにがっちりフォールするが、絶対センターの肩が上がる。そしてエルボーたった一発で美蘭の押せ押せムードを打ち砕き、ブレーンバスターで垂直にマットに叩き落とす。美蘭がしぶとく肩を上げると、梅咲は梅スプラッシュ発射!悲鳴にも似た声援が美蘭の肩を押し上げ、カウントは2。後輩の成長を誰よりも近くで見てきた梅咲でさえ、この驚異の粘りには「まさか」の表情だ。それでもしっかり決めきるのが女子プロレス界のセンター、そしてディアナの頂点!「アメジスト!」と叫んでトドメのアメジストクロスで豪快にブリッジ。粘りに粘った美蘭でも肩が上がらず、16分12秒、スリーカウントを聞いた。こうして梅咲遥が初防衛に成功。ファンから後輩へ、そして同じユニットの仲間になり、ベルトをかけて激戦を繰り広げた強敵へ…梅咲は美蘭の成長をまた一つ胸に刻んだに違いない。憧れの先輩とかわいい後輩は笑顔で抱き合い、そんな2人を観客の温かい拍手が包みこんでいた。
王者に肉薄する大健闘を見せた美蘭は、バックステージで小学生の頃からの思い、そしてこれからへの思いを語った。「何も熱中するものがなかった自分に、夢を与えてくれたのは遥さん。遥さんがいなかったらプロレスラーを目指してなかったと思います」「遥さんのところの次の立場は自分だと思ってるし、ディアナの次期エースになる気は満々なので、遥さんに一歩でも追いつけるように、遥さんの背中を見て頑張ります」。かつて客席から見つめていた背中は、今はこのリングで一番超えたい背中。美蘭のエースへの道はまだまだここからだ!






























































































































































































































































































































































































