第1試合
シングルマッチ15分一本勝負
Anna vs 網倉理奈
●Anna(10分6秒 片エビ固め)網倉理奈○
※サイドスープレックス
網倉とのシングルマッチは、Annaデビュー戦と同じカード。Annaにとっては昨年10月からここまでの成長をアピールする絶好のチャンスだ。まずはエルボーやドロップキック、クロスボディでAnnaが攻めまくる。しかし網倉には歯が立たず、キャメルクラッチで捕まってしまう。リング中央での逆エビ固めやボディスラムにわー!プレス、再びの逆エビ固めと、やられっぱなしのAnna。ど根性でエスケープするも、リング中央に引きずり戻されてしまう。なんとかエルボーで反撃するが、網倉は「まだまだ!」「来いよ!」と余裕の表情。奮起し気迫のエルボーを打ってくるAnnaに手応えを感じた網倉は「いいね!」。Annaのスクールボーイを返した網倉はカナディアンバックブリーカーで揺さぶる。それでもAnnaは音を上げず耐え抜くが、サイドスープレックスに沈む。敗れたものの約5ヶ月間の努力を網倉にしっかり刻み込んだ。網倉は「よくやった!Anna!」と笑顔を見せた。
第2試合
タッグマッチ20分一本勝負
[T.I]香藤満月&柊くるみvs浦幌ちほ&尾﨑妹加
[T.I]香藤満月&○柊くるみ(14分30秒 片エビ固め)尾﨑妹加&浦幌ちほ●※ダイビングフットスタンプ
北都プロレスから修行に来ている浦幌ちほが今期ディアナラストマッチを向かえた。敵も味方も、女子プロレス界の力自慢が勢揃いだ。香藤は井上京子がCMキャラクターを務める、山形食品株式会社のスポーツ飲料「青鬼水」を持って登場し「これめっちゃおいしかったです。CM見ました?」とPR。今井レフェリーもカメラ目線で新商品をアピールした。対角の尾﨑も一口飲んで「おいしい」とは言ったものの「ユニットの宣伝してんじゃねーよ!」とようやくプロレスの試合開始。手四つからの力比べ、タックルでのぶつかり合いで火花を散らす。続いて浦幌が柊にエルボー乱打。しかしベテランの柊が体格と怪力を活かして試合を支配。香藤、柊、そしてなぜか尾﨑も加わって3人で浦幌を踏みつけ、香藤のヒップドロップに柊のフットスタンプの嵐。浦幌もタックルでようやく反撃し、命からがら青コーナーに帰還。エプロンでぐったりと倒れて動けない浦幌の敵討ちに尾﨑が飛び出す。柊がボディアタックやミサイルキックでリングを揺らし、尾﨑もアルゼンチンバックブリーカーでパワー全開!尾﨑がいい流れを作り、試合権は再び浦幌へ。尾﨑とのトレイン攻撃や連続セントーンで攻めていくが、ボディスラムは上がらず。柊の逆エビ固めの餌食に。苦しみながらもエスケープし、スクールボーイやRKO、尾﨑とのダイビングセントーン連発で柊に立ち向かう。これで浦幌がフォールすると香藤がカットし、T.Iも連続技で応戦。香藤のおまんじゅうプレスに柊のサンセットフリップ、そして柊の重戦車のようなキャノンボールで畳み掛ける。尾﨑のカットに救われた浦幌だが、柊がダイビングフットスタンプを投下すると万事休す。浦幌とは仲良しの香藤と初遭遇の柊から北海道に帰る浦幌へ、手荒い餞別だ。またディアナに来てくださいね!
第3試合
ユニット対抗タッグマッチ20分一本勝負
[GoR]美蘭&神姫楽ミサvs佐藤綾子&Himiko[INVA]
[GoR]●美蘭&神姫楽ミサ(19分22秒 片エビ固め)佐藤綾子&Himiko○[INVA]※エースクラッシャー
先発はHimikoと美蘭。年の差はあるものの、ディアナ生え抜きの同期対決だ。まずはHimikoが試合の主導権を握るが、美蘭もクロスボディを一発お見舞い。美蘭から神姫楽に代わると、INVAが反則を駆使して神姫楽を捕まえる。INVAをやはり野放しにしてしまう今井レフェリーに美蘭は「おい!おじさん!」と怒りを露に。Himikoからタッチを承けた佐藤は得意のチェーンレスリングをじっくりと展開。神姫楽の髪を踏みつけ、負傷している右膝を狙うなど、無慈悲に攻めまくる。佐藤が4の字固めで神姫楽の動きを止め、そこにHimikoがギロチン投下。そしてHimikoが好評発売中のTシャツで神姫楽の首を絞める。美蘭は「誰が欲しいんだよそんなの!誰もいらねーよ!」「おい!今井!チェック!」とヒートアップ。苦しいローンバトルを強いられた神姫楽は力を振り絞って逆エビ固めや変形パロスペシャルでようやく反撃。佐藤がなかなかカットに入れず、Himikoは「佐藤!佐藤ー!!」と大先輩を呼び捨てて助けを待つ…。Himikoをギブアップ寸前まで追い込んだ神姫楽はGoRの連続ドロップキックでさらなる追い討ち。そして佐藤にもGoRドロップキック挟み撃ち。勢いづくGoRは神姫楽から美蘭にチェンジ。美蘭はコーナーから飛び付いてヘッドシザーズホイップで鮮やかに佐藤を投げ飛ばし、素早くクリストで絞る。ロープを掴んだ佐藤に低空ドロップキックで追撃するが、佐藤がWアームスープレックスで反撃してチェンジ。Himikoはクラシカルにサソリ固め、美蘭は軽快に619と、それぞれの持ち味を活かした攻防に。そして美蘭がドロップキックを四方から浴びせていくと、事件が発生。大の字で倒れたHimikoが全く動けず、その様子を見た佐藤は慌ててタオルを要求。今井レフェリーも「止めるよ?」とレフェリーストップを示唆。心配した美蘭が近付くと、Himikoは「そんなわけねぇだろ!」と起き上がって美蘭の髪を掴む。54回目のバースデーを目前に、大人げない戦法で16歳を仕留めにかかる。Himikoがフォールされると佐藤がおぼんを投げつけてカットするなど、こちらも大人げなくやりたい放題。「エースクラッシャー!」と技名を宣言し19分22秒、熱戦を制した。
大会後はバースデーイベントを控えていたHimiko。キラキラ華やかなGoRを撃破し、勝利の美酒に酔いしれた。
メインイベント
タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&デビー・カイテルvs梅咲遥&羽多乃ナナミ[えーがた]
井上京子&デビー・カイテル(20分0秒 時間切れドロー)梅咲遥&羽多乃ナナミ[えーがた]
シングル王者とタッグ王者が激突!ディアナの黄金カードともいえる、見どころ盛りだくさんのタッグマッチがメインを飾る。 それぞれユニットリーダーとして、INVAの暴走に対抗する梅咲とナナミによる“えーがた”が久々復活。デビーへのリベンジに燃えるナナミ、W.W.W.Dシングル・タッグの二冠を目指す梅咲。それぞれのファイトに注目だ。 この日は帽子を被ったお客様が多く、ご機嫌に帽子を飛ばしまくりながら登場するシングル王者のデビー。憧れの存在・井上京子とのタッグで更なる大暴れを予感させる。 まずはデビーと梅咲の王者対決。デビーがいきなりの反則で先制攻撃。ハイスピードな攻防で会場を沸かせ、見栄を切って両軍チェンジ。普段はTradition and Inheritedとして行動を共にする京子とナナミがマッチアップ。ディアナ社長でレジェンドレスラーの京子に、ディアナ生え抜き若手ホープのナナミが挑む図式だが、ナナミがロックアップから111キロの巨体をロープにぐいぐい押し込んでいく。続いてタックルで果敢に突撃するが、これは京子が受け止める。何度跳ね返されても何度でもぶつかっていくナナミ。京子も負けじと力強いエルボーを打ち、タックルでナナミを倒す。ナナミはすぐさま立ち上がり、フェイスロックで京子を捕獲。腕を極めながら青コーナーに連行し、梅咲にチェンジする。威勢よく飛び出した梅咲だったが、京子のへアホイップで豪快に投げ飛ばされてしまい、大きなお尻の餌食に。おまけにデビーのお尻まで食らってしまう。梅咲もボディスラムから執念深い押さえ込みでフォールするなど反撃し、ナナミにチェンジ。デビーの足攻めやレフェリーの目を盗む反則攻撃に苦しむナナミ。対するデビーは優位を保って京子にチェンジし、ナナミも梅咲にチェンジするが、京子は鋭い視線で梅咲に圧!観客からは「遥!ビビるな!」の声も…。ビビりながらも、いざリング上で対峙すれば燃える梅咲。「怖くねーよ!」とエルボー速射砲を撃ちまくる。対して京子は数より一発の重みで勝負!一撃のエルボーで梅咲をダウンさせる。アシストに入るデビーに誤爆を誘った梅咲は、場外へ落下したデビーと京子めがけてプランチャ発射!リングに戻ればミサイルキック2連発に梅スプラッシュと飛びまくる。それでも高い京子の壁…京子は立ち上がり、梅咲をジャーマンでぶん投げる。さらに剛腕唸るラリアットで追撃。ナイアガラ発射準備はナナミが阻止するが、京子はラリアットで2人まとめてなぎ倒す。梅咲のピンチにナナミも奮起。タックルでついに京子を倒すと間髪入れずにダイビングボディプレス投下。コーナー上から京子を捕まえスリーパーで絞め落としにかかり、反則カウント4で解除すると今度はリング中央で胴締めスリーパー。京子が危うく落ちかけたところでデビーのカットが間に合う。ならばとナナミは京子をダイナミックな裏投げでマットに叩きつけてフォール。京子の肩がカウント2で上がると、今度はバックを取ってジャーマンの構え…だがこれは上がらず、京子がロープを掴んでエスケープ。ラリアットで形勢逆転し、デビーにタッチする。デビーは串刺しビッグブーツ、ナナミはタックルと両者得意の打撃で勝負。ナナミのノーザンライトスープレックスを持ちこたえたデビーがカウンターでノーザンライトスープレックスをお返し。ナナミもすぐさま立ち上がり今度こそのノーザンライト。鮮やかなブリッジでフォールするがこれでも決着つかず…Wダウン状態から先に動き出したのはナナミだ。試合時間は残り3分、一度は返上したものの再びシングル王座獲りに燃える梅咲に試合を託した。ダメージの残るデビーにキューティースペシャル、エルボーの乱れ撃ちで向かっていく梅咲。続く串刺し攻撃は京子の「すかせ!」の声が届き、デビーが寸前で回避。そこに見透かしたかのように京子がラリアット!さらにデビーがジャンピングニー、スライディングエルボーと打撃の嵐に。それでもしぶとい絶対センター。カウント2で自力で返し、梅スプラッシュ。シングル王者もしぶとく自力キックアウトだ。残り僅かな時間の中で力を出し尽くす両者。高さのあるエスプレッソで梅咲の顔が苦痛に歪む…梅咲の大ピンチはナナミが飛び込みカットが間に合う。残り10秒、梅咲が渾身のジャーマンスープレックスで弧を描くが体勢がやや崩れノーフォール。クラッチを解除しフォールに行くが、押さえ込む前に時間切れを告げるゴングが鳴る。これが決まっていればあるいは…とも思わせる幕切れとなった。まだまだやり足りない梅咲とデビーは髪を掴んで睨み合い、両軍無言でリングを後にした。
デビーはバックステージで「ふざけているの?ドロー?もし遥さんがこのベルトを狙っているつもりなら、勘違いするな。まずは自分のベルトをしかっり守ってから、私のベルトに挑戦するんだね!」と声を荒げて梅咲を挑発する。第23代王者は3.29新木場にて2回目の防衛戦、vs夏実もちが既に決定している。V2は“確定事項”としてその先の梅咲戦を見据えているようだった。京子も決めきれなかった悔しさを滲ませつつ、「ドローってことは挑戦してくるってことだと思う。できると良いと思います」と、社長として2人の再戦を後押しする。
梅咲は「チャンピオンなのに最後決めきれないのはどっちも弱いと思うので。シングルやるならもちろんやりますよ。時間無制限で決着つくまでやればいいんじゃないですか」と完全決着を熱望。さらに「うちらでシングルかける日も…今年中にやらなきゃいけないんじゃない?今先頭に立たないといけないのは私とナナミ。ライバルだけど切磋琢磨していけたらと思います」と、こちらも戴冠後の青写真を描く。
デビーと梅咲、再び相まみえる日は近い…?
























































































































