アミスタ大会48、応援ありがとうございました!クリスマス特別興行ということで、試合後はプレゼント大抽選会も行いました。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年1月7日 23時59分までご覧いただけます。
第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
マドレーヌ&マコトユマ vs 世羅りさ&松本都
マドレーヌ&●マコトユマ(14分40秒 コンバイン)世羅りさ○&松本都
退団までいよいよあと2大会!マコトはキッズレスリング大会でマドレーヌと出会い、プロレスに誘われたことがプロレスラーを目指す一つのきっかけになったという。そんなマコトとマドレーヌ、最初で最後のタッグ結成だ。マドレーヌは「今日のカードについて、いいですか?」と切り出し、12月のディアナ大会のカードは全て自身の希望であることを明かす。松本の唯一無二のキャラクターや世羅の存在感を、クールなマコトに体感して欲しい…と、長ったらしくクドクド話し、苛立った世羅は「うるせぇんだよ!」と蹴りを入れ、ようやく試合開始のゴング。松本のボディアタックをかわし、世羅の腕を取るとマコトを指差し「こういうのだよ!」と手本を見せるようにロープ渡り。そしてそのロープの先では、松本もロープ上を歩いている…。その姿を見上げるマコトは「何これ?」と困惑。ロープ上で素晴らしいバランス感覚を発揮した2人。やはり苛立つ世羅はマドレーヌとパートナーの松本を蹴落とし、マコトと対峙。マコトユマ教育マッチ(?)であることを知った世羅は、マコトのヘアゴムを奪い、おでこに小さくゴムパッチン。さらにジャイアントスイングでぶん回し、「学んだか?」と問いかける。自由すぎる先輩に、マコトは真面目に反撃。松本をエルボー連発でコーナーに追い込み、ドロップキックを突き刺す。タッチを受けたマドレーヌに松本がグランド卍固めで襲いかかる。さらにマドレーヌのキックを受け止めると、強制Y字バランス!マドレーヌでさえみやここワールドには敵わないのかと思われたが、松本の次のターゲットはなぜか世羅に。松本とのW攻撃に飛び出した世羅を捕まえ、マドレーヌと松本がクリスマスソングを歌いながら、世羅を囲んでWのY字バランス。松本と付き合いの長い世羅は加速するみやここワールドの様子を黙って見ていたが、やはりイラッと来てしまった模様。またも松本を蹴落とし、マドレーヌに怒りのセラリズムバスター。カウント2で返したマドレーヌはリバースWニードロップをかわし、膝十字に捕らえる。ロープブレイクを許したマドレーヌだが、回転エビ固めやグルグルホイップで攻め、マコトにチェンジ。マコトは世羅から学んだ(?)ゴムパッチン連発で教育の成果を早速発揮し、エルボー連発で果敢に立ち向かう。百戦錬磨のベテラン世羅は涼しい顔で、もっと来いと言わんばかりに腕を広げてみせる。悔しい思いを乗せ、徐々に力強さを増すマコトのエルボー。世羅も次第に表情を歪め、「痛ぇじゃねぇか!」。マコトがボディスラムで世羅を投げると客席からは拍手喝采。世羅はマコトの顔面にケンカキック!続くコンバインはマドレーヌがカット。マコトの飛行機投げからマドレーヌのフェイマサー、マコトのスクールボーイが流れるように繋がる。しかし松本のカットが間に合いカウント2。世羅はエルボー一撃で流れを変え、ランニングダブルニーアタックをマコトに容赦なく突き刺す。しぶとく肩を上げたマコトのみぞおちに松本のフットスタンプ、世羅のリバースニードロップが続けて落ちてくる。マドレーヌがカットするも、2度目のコンバインにはたまらずギブアップ。敗れはしたが、学ぶことは多かった…はず?
第2試合 シークレットキャプテンフォールマッチ 時間無制限
佐藤綾子&梅咲遥&ななみ&デボラK vs 井上京子&Himiko&美蘭&香藤満月
佐藤綾子&○梅咲遥&[キャプテン]ななみ&デボラK
(23分58秒 ラ・マヒストラル)
井上京子&[キャプテン]Himiko●&美蘭&香藤満月
※退場順:香藤→美蘭→デボラ→Himiko
後楽園大会で大盛り上がりだったシークレットキャプテンフォールマッチ。時間無制限にパワーアップし、全員ディアナ所属の8人タッグでアミスタでも実現!
試合前の抽選で、青コーナー・京子軍はHimiko、赤コーナー・梅咲軍はななみがそれぞれキャプテンに決定。キャプテンから3カウントまたはギブアップを取るまで試合は続行。キャプテン以外が3カウントまたはギブアップを取られた場合は退場となる。選手達は抽選の結果を知らないままリングイン。
シングル王者の梅咲率いる赤コーナーチームの奇襲攻撃からスタート。早々に両軍入り乱れる展開。新人の香藤が梅咲軍に捕まりかけたが、この試合はノータッチルール。京子が割って入り香藤を救出し、逆に佐藤を捕まえ得意のお尻グリグリ攻撃。続けてHimikoが佐藤を首4の字で締めると、梅咲、香藤、デボラ、ななみ、美蘭、ななみ…と首4の字固めの数珠繋ぎ状態に。京子は早くも誰が味方で誰が敵か分からなくなってしまった模様。とりあえず一番端のななみを捕まえコーナーに叩きつける。やはりキャリアの浅い香藤が狙われると京子が睨みをきかせて視線だけで梅咲軍を一掃。そんな中、梅咲が京子に勝負を挑む!がむしゃらにエルボーを打つが、京子は高速ブレーンバスター。今度は梅咲を狙うHimikoがリングへ。しかし梅咲は転げ落ちていき、ななみがHimikoと対峙。ななみのボディアタックをかわしたHimikoはドロップキック。美蘭も続けて打点の高いドロップキックを突き刺し、ななみはタックルでお返し。佐藤のヘアホイップを香藤が持ちこたえ、95キロのボディアタック!香藤のパワーにテクニックで対抗する佐藤。京子とのマッチアップでは得意のおぼん攻撃!京子とデボラのタックル合戦は白熱!ノータッチルールのリングは目まぐるしく選手が入れ替わり、それぞれ熱いファイトを見せる。
実はキャプテン対決になっているのを本人たちは知らないHimikoとななみの攻防には歓声が沸く。ブルドッギングヘッドロックをすかしたななみはダイヤル固めからブリッジする変形足折り固めでニアフォール!今度は美蘭が横十字固めからブリッジでこれもニアフォールに。ななみピンチでまさかの試合終了かと思われたが、梅咲が救出。美蘭が梅咲をクリストで絞りあげ、ブレイクを許すと追撃の619。さらに京子がラリアットで強烈アシスト!美蘭のライオンサルトでフォールも佐藤がカット。ダメージの残る梅咲に香藤が重爆プレス3連発!さらに、カットに入った佐藤もまとめてベチャでなぎ倒す!香藤は自ら作ったこのチャンスに猛然とダッシュするが、梅咲は電光石火のサムソンクラッチでクルリと丸め込み、一発逆転のスリーカウント。香藤はキャプテンではなかったため、試合は続行に。
シングル王者として狙われる立場の梅咲は、京子軍の総出の猛攻を受ける。梅咲はドロップキックで反撃、佐藤がミサイルキック、もう1発を狙った佐藤を京子が雪崩式ブレーンバスターでぶん投げる。今度は美蘭が佐藤に向かっていき、飛び付いてウラカンラナ。梅咲のキックで佐藤が体勢を入れ替え、丸め込みに切り返しスリーカウント。美蘭はキャプテンではなく、試合は続行に…。
この時点で赤チーム4人、青チーム2人と圧倒的に数的不利な京子とHimiko。疲労の隠せない2人は逆転勝利の望みをかけ、なんと場外戦に持ち込む。会場の外まで4人を追い出し施錠した京子は、Himikoとともに悠々リングに生還。退場になった香藤がドアを押さえ、あとは場外カウント20を待つだけ。会場の外から騒がしい声が聞こえてくる中、着々とカウントは進んでいく…。京子軍勝利へのカウント残り3つとなったところで、どうにか開錠に成功したデボラが慌ててリングイン。勝利を確信していた京子とHimikoにとってはまさかの展開だったが、突進してきたデボラをHimikoが丸めこんで退場させる。
リングはまたもななみとHimiko、キャプテン同士の攻防。Himikoの窮地にすかさず京子がリングへ。ななみは京子の111キロの巨体をノーザンライトスープレックスで投げきってみせる。梅咲も京子にエルボー連打。京子はラリアットで応戦し、リングに大の字に倒れた梅咲。ここを勝機と見たHimikoのブルドッキングヘッドロックが梅咲を襲う。梅咲は前回のアミスタ大会でHimikoに敗れた「借り」があるだけに、負けてはいられない。逆さ押さえ込みから流れるようにラ・マヒストラルで丸め込み、スリーカウント。Himikoがキャプテンであることが明かされ、23分58秒の大激戦に終止符。ピンフォール負けを喫した借りを返し、王者の威厳を守った梅咲。クリスマスに会場に集まったファンに笑顔のプレゼントをふりまいた。