【試合結果】2023年7月21日 フューチャーサイトvol.10

第10回フューチャーサイトもたくさんの応援、誠にありがとうございました!この大会の模様はDIANA Live(https://live.www-diana.com/)で2023年8月4日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 3WAYマッチ20分一本勝負 Himiko vs 柊くるみ vs 真琴


●Himiko(10分20秒 外道クラッチ)真琴○
※もう一人は柊くるみ

ミコマココンビ、早くも崩壊?

美蘭が体調不良で欠場し、急遽3WAYに変更となった第一試合。美蘭の分まで戦うと意気込むHimikoは、前回「ミコマコ」タッグを組んで手応えを感じた真琴と共闘。柊に集中砲火を浴びせるが、真琴はあっさりと裏切り。しかし柊の逆片エビ固めに捕まり「Himiko、助けて!」と大絶叫する真琴。「さっき裏切ったのに…」と困惑しつつ、真琴を信じてカット。柊へのトレイン攻撃の隙に真琴がHimikoを背後から丸め込み、カウントは2。「間違えた、ごめん」と言い訳する真琴への不信感を募らせるHimikoは、2人まとめてのブルドッギングヘッドロック、さらにアンクルホールドで絞る。すると真琴は柊と手を組み、Himikoに狙いを定める。しかし柊は真琴をバックドロップでぶん投げ、Himikoにはフットスタンプ連続!リング下で待ち構えていた真琴は、追撃を狙いロープに走った柊の足を引き、入れ替わるようにリングへ。Himikoにニードロップを投下し、ダブルアームの体勢に。これを持ちこたえたHimikoはレッグシザーズネックロック、ダブルアーム卑弥バスターで反撃。ここでリングに戻った柊はHimikoを蹴落とし、真琴との一騎討ちに。サマーソルトドロップはカウント2、カナディアンの構えに入るとHimikoが飛び出し丸め込み連発。返した柊はインプラントでフォール。カウント2.99で真琴が背後からの強烈キックでカット。柊を吹っ飛ばし、その隙に外道クラッチで3カウントを奪った。

第二試合 シングルマッチ15分一本勝負 尾﨑妹加 vs マドレーヌ


○尾﨑妹加(7分46秒 アルゼンチンスイングバスター)マドレーヌ●

マドレーヌ、尾﨑のパワー殺法に撃沈

4.29後楽園ホール大会でのタッグタイトルマッチ以来、シングルでは初の対戦となる尾﨑とマドレーヌ。マドレーヌは代名詞のバチボコバランサーでこの日の入場者特典を告知し、続いてぶら下がり腕十字をしかけるも、尾﨑はそのパワーで軽々持ち上げてみせる。尾﨑の剛にマドレーヌは柔で対抗。キャメルクラッチを持ち前の柔軟性を活かして切り抜け、前後開脚ギロチンを投下。しかし尾﨑のパワー殺法が止まらない。マドレーヌはどうにかバタバタアームロック(仮)を繰り出すも、尾﨑は軽々投げ捨てさらにアルゼンチンで担ぐ。脱出したマドレーヌは、スリーパーで絞り、さらに腕十字に移行。続くプランチャは尾﨑がキャッチし、アルゼンチンバックブリーカーに捕らえる。セントーンをかわしたマドレーヌは起死回生のMISOSHIRUロックで望みを繋ぐ。しかしクラッチが外れてしまい、ならばとフェイマサーを狙いロープに走ったマドレーヌにはカウンターのラリアットが待っていた。何とか肩を上げたマドレーヌだが、アルゼンチンスイングバスターが完璧に決まり万事休す。柔と剛の対決は剛の尾﨑に軍配だ。

第三試合 シングルマッチ15分一本勝負 ななみ vs 小林香萌


●ななみ(12分50秒 120%スクールボーイ)小林香萌○

2度目のシングル
ななみ、リベンジなるか?

ななみと小林は2回目のシングル対決。小林はいつもの入場ガウンを着ないななみに「なめてんのか」と難癖をつけ、ななみは「家に置いてきました、すみません」と平謝り。何を仕掛けてくるか分からない小林を警戒しまくるななみは握手を拒否。すると小林は「お願いします、の声が小さい」とまたもクレーム。こうして試合前から小林のペースに…。ゴングが鳴ると、小林は顔芸(?)と筋肉アピールで癖の強すぎる威嚇を繰り返す。萎縮するななみに、クリーンファイトを宣言しておきながら反則を全くやめる気のない小林。さらに今回も観客の要望にお応えして鼻フックを全方角に披露。恥ずかしい姿を撮られてしまったななみは怒りのエルボー連打、得意のタックルで反撃開始。ダイヤル固め、スリーパーと続けてギブアップを狙う。持ちこたえた小林にボディプレスを投下するが、かわした小林がセントーンを連続投下。追撃のミサイルキックはカウント2で返し、ノーザンライトスープレックス。続けて裏投げの構えに入るがこの一撃は許さない小林。巧みに丸め込みを連発し、トドメは延髄斬りから電光石火の120%スクールボーイ。敗れたななみは悔しさを露にしてリングを下りた。

第四試合 スペシャルタッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&梅咲遥 vs デボラK&YuuRI


○佐藤綾子&梅咲遥(15分32秒 ドラゴンスープレックスホールド)デボラK●&YuuRI

熱戦!シングル王者対決

カード変更を経て、ガンバレ☆プロレス所属でICE×∞王者・YuuRIの初参戦が実現。まずはシングル王者・梅咲とのマッチアップ。いきなりのハイスピードな攻防で互いの力量を確かめ合い、それぞれパートナーにチェンジ。佐藤はデボラを厳しく攻め、試合の主導権を握って離さない。デボラに付け入る隙を全く与えず、タッグ王者の佐藤&シングル王者梅咲コンビでWドロップキックをお見舞い。王者コンビのタッグワークの前に、デボラはほとんど何もさせてもらえないまま時間は過ぎていく。YuuRIのアシストで梅咲をタックルで倒し、やっと交代。梅咲がエルボーで鈍い音を鳴らすと、YuuRIも応戦。シングル王者同士のエルボー合戦に!梅咲の渾身の一撃に客席からは悲鳴が上がるが、YuuRIは「気持ちいい!」と絶叫!YuuRIも力強いエルボーを連続で打ち、これに梅咲は「気持ちいい!」と意地を見せる。替わった佐藤がジャンピングニー、フィッシャーマンと続け、ジャーマンの構えはYuuRIが振りほどく。足払いで佐藤を長座にし、サッカーボールキックを連発。さらに低空ドロップキックを突き刺し、ミサイルキックで吹っ飛ばす。ここでYuuRIからデボラにチェンジ。極楽固めは梅咲にカットされたが、YuuRIの619からジャーマンへの好連携を決めてみせる。しかし急造タッグの連携は続かず、YuuRIのキックがデボラに痛恨の誤爆。梅咲がYuuRIをリング外へ蹴落とし、その隙に佐藤がジャパニーズレッグロールクラッチ。デボラはカウント2で返したものの、これを読んでコーナー上で待機していた梅咲はミサイルキックで吹っ飛ばす。その先にいた佐藤がドラゴンスープレックスでがっちりフォール。お手本のように息の合った動きで王者コンビの貫禄勝ちだ。マイクを持った佐藤は「YuuRI選手、参戦ありがとうございました。これでディアナとガンプロとの外交ルートができたんじゃないですか?」と遠回しに再戦をアピール。梅咲も「今日はフューチャーサイトですけど、普段のディアナでも。ぜひチャンピオン同士よろしくおねがいします」と王者対決に意欲を見せた。