第35回アミスタ大会もたくさんの応援、そして試合後のイベントへのご参加誠にありがとうございました!この大会の模様はDIANA Live(https://live.www-diana.com/)で2023年7月9日 23:59までご視聴いただけます。
第1試合 タッグマッチ20分一本勝負 ななみ & 美蘭 VS 尾﨑妹加 & Himiko
ななみ & ●美蘭(12分24秒 片エビ固め)尾﨑妹加○ & Himiko
※ダイビングセントーン
「ななみらん」が前タッグ王者・尾﨑と対戦!序盤は軽量級の美蘭が捕まってしまう。美蘭は「かわいい顔」を反則攻撃で痛め付けられ、さらにHimikoのヘアホイップで投げられ低空ドロップキックを浴びる。美蘭はクロスボディで自らこのローンバトルを脱出、ななみへ繋ぐ。ななみはHimikoをタックルで倒し、そこに尾﨑をボディスラムで投げ落とす。さらに2人まとめてフットスタンプを投下し、形勢逆転。続く尾﨑とななみの大迫力タックル対決は尾﨑に軍配。しかしななみもアルゼンチンを堪え、お返しのタックルで尾﨑を吹っ飛ばす。ななみらんのW低空ドロップキックも決まるが、美蘭は再び尾﨑に苦戦。アルゼンチンを切り返し胴締めスリーパーホールドで絞るが、尾﨑のウェイトリフティング仕込みのパワーで振り落とされてしまう。連続エルボーを余裕で受けきった尾﨑は、ロープの反動で向かってくる美蘭を軽々担ぎ、今度こそアルゼンチンバックブリーカー!カットに飛び出したななみをレッグシザーズネックロックで抑えるHimiko。大ダメージを受けた美蘭だが、セントーンをかわしライオンサルト。続くウラカンラナもカウント2で跳ね返した尾﨑は、セカンドロープからトドメのセントーンを再び投下!これが美蘭にクリーンヒットし、ななみのカットは僅かに間に合わず。敗れた美蘭は、握手を求める尾﨑にエルボーを打ち、あわや乱闘に。前タッグ王者に食らいつく闘志を見せた。
第2試合 4WAYマッチ20分一本勝負 佐藤綾子 VS マドレーヌ VS ジャガー横田 VS 藤田あかね
○ジャガー横田 (9分13秒 エビ固め) マドレーヌ●
※飛びつき式回転エビ固めを切り返して
※あと2人は佐藤綾子、藤田あかね
4WAYマッチ…のはずが、3対1の変則マッチに?藤田はプロミネンスで活動、ジャガー・佐藤・マドレーヌはディアナ所属かつジャガー率いるヒールユニット「CRYSIS」のメンバーだ。ジャガーは「こんなオファー受ける方が悪いよ」とCRYSISで結託。ジャガーが近寄ると藤田はリング外へ脱出。その隙に佐藤がジャガーに攻撃開始!どっちつかずのマドレーヌは2人の様子を伺う。佐藤がマドレーヌに救助要請も、「佐藤さん頑張れ!」と声をかけるのみ。ここで佐藤のアシストに入ったのは藤田。ジャガーを捕まえ好機を作るが、佐藤は藤田にエルボー。ここから藤田はCRYSISの集中砲火を浴びる羽目に…。ジャガーのパイプ椅子、佐藤のお盆、マドレーヌのバトンが次々と襲いかかる。さらに佐藤が足四の字で固め、そこにジャガーが浴びせ蹴り!防戦一方の藤田だが、ここでマドレーヌが反旗を翻す。プロミネンスポーズを取り藤田にすり寄ると、バトンを1本渡すマドレーヌ。ハードコアを得意とする藤田は受け取ったバトンでジャガーの腹を殴打。「ありがとうマドレーヌ」と握手を求める藤田の腕を取り、マドレーヌはバチボコバランサー!しかし裏切りの代償は大きかった。ぶら下がり腕十字で藤田の腕を極めるマドレーヌの顔面にジャガーと佐藤が蹴りを入れ、場外に及ぶ大混戦に。リング外へ落とされたマドレーヌはセコンドの美蘭を盾に逃げ回るが、ジャガーのお仕置きを食らってしまう。リング上では佐藤と藤田のマッチアップ。隙を見てリングに飛び出したマドレーヌが2人まとめて丸め込むが、ジャガーがカット。再び藤田に共闘を持ち掛けるマドレーヌだが、全く信用されずアメリカンオレンジドライバーの餌食に。藤田がマドレーヌを担ぎ上げると、佐藤がミサイルキックで2人を吹っ飛ばす。マドレーヌをジャーマンでホールドするが、今度はブリッジする佐藤にジャガーが浴びせ蹴りで容赦なくカット。悶える佐藤をよそに、マドレーヌの丸め込みを切り返したジャガーが勝利。ジャガーは「一番最初にCRYSISに入りたいって言ってきて。そういう子を殴れないよね。意外とかわいいんです、この子は」と大晦日に退団するマドレーヌの頭を撫で、目を細めた。結託と裏切りの末、CRYSISの絆は深まったようだ。
第3試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子 & デボラK VS 中森華子 & 梅咲遥
井上京子 & ●デボラK (15分52秒 片エビ固め) 中森華子 & 梅咲遥○
※梅スプラッシュ
タッグ王者の中森と、シングル王者の梅咲。超豪華王者コンビがメインイベントに堂々登場!対するは京子とデボラのディアナ大型コンビだ。王者コンビはデボラに集中攻撃。デボラは中森へのドロップキックから京子にチェンジ。京子はクロスフェースロックなどで中森を絞り、対する中森は得意のキックを矢継ぎ早に繰り出す。京子はラリアットで中森を倒し、デボラにチェンジ。すると再び王者コンビがデボラをいたぶる。梅咲の弓矢固めが鮮やかに決まり、命からがら京子にタッチするデボラ。梅咲はヘッドシザーズホイップからドロップキック、そしてアメジストの構えに。しかし111キロの巨体は上がらず、ブレーンバスターに返されてしまう。それでもすぐさま立ち上がり、京子の胸に重いエルボーを打つ。微動だにしない京子は梅咲をロープに振るが、梅咲はカウンターのドロップキック、フットスタンプの連続攻撃で立ち向かう。替わった中森は京子にソバット、ミドルキック、ビッグブーツと次々に京子を蹴撃。梅咲もリングに飛び出し、ツープラトンブレーンバスターの体勢に。京子は持ち前の怪力で2人を投げ飛ばし、中森を捕まえ「ナイアガラ!」と宣言。梅咲が決死のカット、しかしまたも京子の怪力の餌食に!両腕を振り抜き、2人まとめてラリアットで薙ぎ倒す京子。この好機を、京子はデボラに託す。デボラが力強いエルボーを打てば、中森は鋭いミドルキックをお返し。デボラのバックフリップを持ちこたえた中森は、デボラの頭部をハイキックで撃ち抜き、追撃のシャイニングフラワー!カウント2.99で京子がカットに入るが、梅咲がミサイルキックを突き刺す。アメジストクロスは上がらないと見るや、観客もどよめく渾身のエルボー!トドメの梅スプラッシュを狙いコーナーへ上る梅咲を、京子が雪崩式ブレーンバスターで投げ落とす。マットに叩きつけられた梅咲に、デボラ逆襲の投げっぱなしジャーマン。中森が京子をリング下に蹴落とし、勝負は梅咲とデボラの一騎討ちに。粘るデボラだがシングル王者の壁は高く厚い。梅咲はキューティースペシャル、今度こその梅スプラッシュでデボラを下し、シングル王者らしく大会を締めくくった。