【試合結果】2025年1月18日(土)フューチャーサイト

第1試合  シングルマッチ15分一本勝負
シャンシャン vs 炎華

第2試合  タッグマッチ20分一本勝負
マコトユマ&ビッグ春華 vs HisokA&Chi Chi

第3試合 シングルマッチ15分一本勝負
Himiko  vs 松本千穂

メインイベント タッグマッチ20分一本勝負
ななみ&柳川澄樺 vs 香藤満月&YuuRI

【試合結果】2025年1月12日(日)アミスタ大会vol.77

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入場式

2025年の戦い始めは、まず全選手揃っての入場式が行われた。受験のため休業中の美蘭を除き、ディアナ所属全員が登場。台湾からプロレス留学中のシャンシャン、欠場中の梅咲遥もリングに上がり、更にはこれからデビューを目指す練習生の姿も。ディアナ社長の京子が「明けましておめでとうございます。今年もディアナは進化し続けていきたいと思います。今日からシャンシャンも参戦します。遥も肩の調子が上がってきて、美蘭も帰ってくると思うので、ディアナはより一層輝き続けます。応援よろしくお願いします!」とファンにご挨拶。しかしここでジャガーがマイクを奪い「今日さ、アンタ私と3WAYだよね?なんで3WAYなのに普通の試合なの?タイトル持ってるんじゃないの?チャンピオンでしょ。正月一発目、防衛したいでしょ?させないけど」と、京子、ジャガー、藪下の3WAYマッチというカードに苦言。京子は苦笑…。「ふざけんじゃねぇよ」と怒りをあらわにするジャガーに、京子は「防衛戦は、弱い人とやるって決めてるので…」。ジャガーと藪下はSSPWのタッグ王者。この2人を相手に防衛戦はどうしても避けたい模様。「ベルトかけたいの!」と語気を強めるジャガー。「かけたくないんで、すみません…」と及び腰の京子。団体の見解は「社長がOKなら」とのことだが…。「根性なし」とののしられてしまった社長は「ベルトを7回防衛したいと思ってまして、弱い人としかやらないと決めてるんです。根性なしなんですけど…。ジャガーさんからそう言って頂けて、1つでも防衛を伸ばしたいなと。毎回あのベルトはすぐなくなってるんです。なので、今回もなくならないように、そのジンクスを破りたいなと思いますので…タイトルマッチにさせていただきます!」と渋々(?)強い人とのタイトルマッチを承諾!京子は新年早々大ピンチを迎えることとなってしまった。

第一試合 変則ルールタッグマッチ 20分一本勝負 
NENE&尾﨑妹加 vs 香藤満月&マコトユマ 

第二試合 タッグマッチ  20分一本勝負 
Himiko&夏実もちvs デボラK&小林香萌 

久々にデボラKと組むことになったコバヤCこと(?)小林香萌。恒例のタンクトップには「デボ担」の文字が…。「何で私は毎回デボラなんだよ」「毎度毎度デボラ任せやがってこの野郎」と早くも文句タラタラ。小林が「デボ担」タンクトップを豪快に破り捨てると、「デボラを破るな」とデボラも不満気。タッグワークは期待できそうにない2人の対角には、こちらも息の合わないHimikoともち。4度目のタッグで、今日こそ絆が芽生えるのか?!
まずはHimikoとデボラ、ディアナ所属同士のマッチアップ。すぐさま小林が加わり、デボラと小林のW攻撃に。小林はデボラとの合体おんぶプレス。77.7キロのデボラの重さにふらつきながらも何とか成功!するとその上からもちがヒップドロップでカット。しかし3人分の体重がのしかかったHimikoは苦悶…。もちは全く気に止める様子もなく、デボラにボディスラム、カニ挟みで小林をデボラの上に転ばし、その上にダメージを受けているHimikoを強引にボディスラムで投げ落とす。これでもちがフォールを主張すると、デボラが肩を上げる。やはり両軍のタッグワークは微妙だ…。気を取り直して(?)、Himikoとデボラの攻防。Himikoがリバースインディアンデスロックで足攻め。Himikoが後ろに倒れるとデボラは絶叫!もちは「もう1回」「あと10回」と、やはりHimikoに愛のない指示を飛ばす。言われるがまま頑張るHimikoだが「無理だよ」「数えんなよ」と次第に不満が…。やられっぱなしのデボラに小林は「デボラがんばれ」とエールを送り、カットする気はさらさらないようだ。デボラが怒りのスピアーでHimikoを吹っ飛ばして小林にチェンジ。小林はセントーン6連発、足を踏みつけるなど暴れまわるが、Himikoも得意の関節技や丸め込みで対抗。タッチを受けたもちはHimikoとの連携でうすDONで丸め込むが、小林がエビ固めに切り返す。もちと小林のテクニカルな攻防の末、Wダウンから両者チェンジ。Himikoがブルドッギングヘッドロック、レッグシザーズネックロックと続けていき、デボラは必死にもがいてエスケープ。小林とデボラの連携が決まり、デボラが極楽固めで絞る。パートナーのカットに救われたHimikoは、続くバックフリップを切り返して丸め込む。HimikoのWアームは上がらず、デボラがショルダースルー。Himikoはこれを受けきる。デボラが今度こそバックフリップでフォールするがカウント2。デボラがHimikoを羽交い締めにし、小林が延髄斬りを放つが痛恨の誤爆!ピンチのデボラはもちのリバーススプラッシュ、Himikoのダイビングギロチンを連続被弾。小林がしぶとくカットに入ったが、Himikoがカーフブランディングでトドメを刺した。京子から譲り受けた技で新年のスタートを切ったHimiko。もちとの息も徐々に合ってきたと充実感を語り、1.19新木場ではエリザベス王座に挑戦だ。もちも「夢が近づいてきてるね!ペロッと取っちまいな」と背中を押した。

第三試合 W.W.W.Dエリザベス選手権試合  20分一本勝負 
[王者]井上京子 vs [挑戦者]ジャガー横田 vs [挑戦者]藪下めぐみ

入場式でまさかのタイトルマッチに変更となった3WAY。弱い相手に防衛を重ねたい京子の前に、SSPWタッグ王者の2人が立ちはだかる!
まずは京子がロックアップで2人をそれぞれロープに押し込む。力では敵わないタッグ王者の2人は、パイプ椅子やロープ等、反則攻撃で京子をいたぶる。キレた京子もレフェリーの制止を振り切って猛反撃。すると藪下が柔道の帯を取り出し、鞭のように振り回す!京子は今井レフェリーを盾にして逃げるが、これがレフェリー不在の大ピンチを招いてしまう…。CRYSISの2人が帯で京子の首を絞め、京子は苦悶。ようやくレフェリーが生還し反則カウント4で解放された京子。今度はジャガーが藪下に狙いを定め、バックドロップでフォール。キックアウトした藪下は得意の関節技で腕攻め。起き上がった京子が恨みを込めて帯で攻撃してカット。帯を奪い返した藪下が京子の吊り天井をカット。藪下の帯に苦しめられる京子は「痛いよこれ!やめて!本当に!」と悲痛な叫び。その痛みを身をもって知る今井レフェリーもストップをかけるが、お構いなしに帯を振り回す藪下。京子はラリアットで藪下を黙らせるがジャガーがカット。CRYSISの連携も京子のラリアットで強引に封じ、ジャガーにナイアガラの構え。これはジャガーがフランケンシュタイナーに切り返すが、藪下がカット。勢い良くコーナーに登った藪下だったが、京子の雪崩式ブレーンバスターの餌食に。倒れたまま起き上がれない藪下と京子。ジャガーは藪下をフィッシャーマンズバスターでマットに叩きつけるが京子がカット。「今度こそ!」とナイアガラドライバーでジャガーをフォールするが、しぶといジャガーは自力で肩を上げる。ジャガーが京子を捕まえ、藪下が突進するも京子がひらりとかわしジャガーはリング外へ落下。藪下との一対一になった京子は、剛腕唸るラリアットで藪下をマットに沈めた。京子自身は初と勘違いしていたようだが、昨年9月以来、2度目の防衛となった。緊急タイトルマッチでも勝負強さを見せつけた京子。1.19新木場では打倒京子に燃える宮崎有妃、初戴冠を目指すHimikoを相手にまたも防衛戦だ。目標のV7まで、あと5回!

京子のバックステージコメントはコチラ!

メインイベント 20分一本勝負 
ななみ&シャンシャンvs佐藤綾子&沙恵

昨年は大学の夏休みを利用してディアナでプロレスを学んだ新台湾プロレス所属・シャンシャン。冬休みに入り、2度目の来日だ。再会の喜びを噛み締めるように、笑顔でリングイン。ファンからも「シャンシャンおかえり」の声が飛ぶ。対するはこちらも久しぶりの沙恵。この日のために名古屋からやって来たが、なぜかななみはあまり歓迎していない模様…?ゴングが鳴ると沙恵が「皆さん久しぶり!覚えてる?名古屋から来た沙恵ですよ!」とアピールすると、ななみは「覚えてない」と一蹴。「あんた私の地元で対戦したよ?」と言われても「地元…?」と全く記憶に残っていない様子。それでも「若い子には負けないよ!ね、綾子さん!」と長々喋り続ける沙恵に蹴りを入れたななみ。シャンシャンと共に「うるせー!」とトレイン攻撃。沙恵を踏み台にしてシャンシャンの再来日を笑顔でアピールした。ななみからシャンシャン、沙恵から佐藤にそれぞれスイッチ。佐藤の厳しい攻め、沙恵の小狡い攻めに苦しむシャンシャンだが、カウンターのランニングネックブリーカーでピンチを脱出。ななみにチェンジし、佐藤と沙恵の2人をショルダータックルで一気に吹っ飛ばす。力強いエルボーを連発していくななみだが、コーナーに追い詰められた沙恵がぶら下がり首4の字で形勢逆転。ミサイルキックを一発お見舞いし、佐藤にタッチ。佐藤はジャンピングニー、ミサイルキック、Wアームスープレックスと攻めまくる。肩を上げたななみの動きをサミングで止めた佐藤だが、ななみはスリーパーホールドで佐藤を捕まえる。ロープに逃げた佐藤に突進するななみ。佐藤はひらりとかわしてバックを取り、ジャパニーズレッグロールクラッチ。カウント2で返したななみは裏投げやノーザンライトスープレックスで対抗。沙恵がカットし、ななみからシャンシャンにチェンジ。佐藤には沙恵が加勢するが、シャンシャンは2人まとめてスタナー。ななみが沙恵をリング外へ落とし、シャンシャンが佐藤をフィッシャーマンズスープレックスでホールドするが、しぶとく帰ってきた沙恵がカット。トップロープに登ったシャンシャンを佐藤がお盆で撃墜。佐藤がすかさずトップロープからミサイルキック発射。自力でキックアウトしたシャンシャンを捕まえた佐藤。「押さえててよ」と沙恵がビッグブーツで飛び込むが、シャンシャンが回避し盛大な誤爆に。シャンシャンがスクールボーイで丸め込むがカウント2。追撃を狙いロープに走ったシャンシャンだが、リング外から性悪女・沙恵が足を引く。転んだシャンシャンに佐藤が低空ドロップキックを突き刺す。シャンシャンのピンチにななみが駆けつけ、タックルで佐藤を倒す。しかし沙恵がビッグブーツでななみを蹴散らし、シャンシャンは数的不利に追い込まれてしまう。佐藤と沙恵の連続攻撃を耐え抜くシャンシャンだったが、ドドメの佐藤トランペットで万事休す。
佐藤と沙恵はシャンシャンと握手を交わしたが、ななみはシャンシャンを沙恵から引き離すようにリングを後にした…。勝った佐藤はマイクを持ち、ファンにご挨拶。名古屋から参戦した沙恵にも頭を下げた。沙恵は「去年に引き続き、ディアナさんで大暴れしたいと思います。応援してね!頑張る!」と意気込む。佐藤は「来年でディアナ旗揚げ15年です。15周年に向けて、今年はみんながジャンプアップする大事な1年だと思ってるので、みんな目標を持ってやっていきたいです。今年も応援よろしくお願いします」と2026年のディアナの節目を見据えて抱負を語った。

佐藤&沙恵のバックステージコメントはコチラ!

【試合結果】2024年12月29日(日)アミスタ大会vol.76

第1試合 3WAYマッチ20分一本勝負
マコトユマvs真琴vs世羅りさ

マコトと真琴が二度目のタッグ…のはずだったが、井上京子のまさかの欠場によりカード変更!マコト、真琴、世羅の3WAYとなった。
ゴングが鳴るとマコトが「真琴さん!まこまこタッグ一緒に組んでください!」と呼びかけ、真琴との協力体制に。世羅を狙いまこまこの2人で突進!世羅をロープにはりつけ、「まこちゃんず」のポーズも決めてみせた。かわいいポーズを北側の観客にもアピールしようと世羅を連行する真琴。真琴が世羅をロープにはりつけている隙に、マコトがスクールボーイ!世羅を置き去りにしてマコトが丸め込みを連発。ベテランの真琴は全て2で返し、怒りに任せてマコトを蹴落とす。今度は真琴と世羅のぶつかり合い。数々のベルトを手にしてきた実力者同士の熱い攻防に。2人が足4の字をかけあっているところにマコトが生還。アマレス仕込みのローリングで2人を転がし、真琴と世羅はひっくり返るたびに攻守が入れ替わり悶絶。真琴は膝を押さえながらリング外へ転げ落ちてしまう。マコトは世羅にドロップキック連発。続くボディスラムは世羅が爪で引っ掻き阻止。さらに顔面を踏みつけ、髪を掴む。ルール無視の世羅を真琴がエプロンから捕まえ、今度こそのまこまこ連携かと思われたが阻止する世羅。マコトは世羅をリフトで真琴の待つコーナーに叩きつけ、2人まとめて串刺しドロップキック!お返しとばかりに真琴が串刺しの顔面蹴り。続いて関節技でマコトをいたぶる真琴。カットに入った世羅が真琴と丸め込み合戦になるが、横から割って入ったマコトもフォールに。ミサイルキックで真琴を吹っ飛ばし、世羅に飛行機投げでニアフォール。大金星かと思われたが世羅の意地が3カウントを許さない。2.99で返した世羅は花夢の山で3カウントを奪った。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
Himiko&夏実もち vs 本間多恵&尾﨑妹加

Himikoともちは三度目のタッグ。Himここまでの2戦は全く息が合っていない2人だが、対角はこれで3つのタッグ王座を獲得してきたスパイスアップ。かつてのW.W.W.Dタッグ王者でもある尾﨑と本間を相手に、Himikoともちの絆は芽生えるのか…?
Himikoともちはリングアナのコールを待たずに奇襲!2人の連携で本間を捕まえたが、スパイスアップも連携でHimikoともちを分断。もちが自力で脱出しHimikoにチェンジ。関節技を得意とする本間に、Himikoもリバースインディアンデスロックで膝攻め。本間からのタッチを受けた尾﨑にHimikoともちがトレイン攻撃。ここからはもちがスパイスアップを相手に孤軍奮闘。尾﨑のアルゼンチンバックブリーカーや本間の低空ドロップキックを受けながらもうすDONやバックドロップで対抗。もちがリバーススプラッシュの体勢に入ると、すかさず尾﨑が飛び出しもちを担ぎ上げ再びのアルゼンチン。切り抜けたもちは2人まとめてネックブリーカー。もちが良い流れを作ったところでHimikoが「もちー!代われー!早く代われー!私が決める!」とタッチを熱烈要求。もちは仕方なく(?)Himikoに試合を託す。Himikoはブルドッギングヘッドロックやギロチン、河津掛けからHIGAMIクラッチへ繋ぐなど奮闘。尾﨑のカットに阻まれ、今度は本間のサブミッションが炸裂。もちが救出する前に自力でエスケープ。コーナーに上った本間を2人で投げ落とし、HimikoともちのWギロチン。スパイスアップは尾﨑のスパインバスターと本間のジャックナイフが流れるように続くがもちのカットが間に合う。次の一手に走り出した本間に、もちがバラ鞭を振り抜いて流れを止め、悶える本間にHimikoのダイビングギロチンともちの今度こそのリバーススプラッシュを連続投下。滞空時間の長いWアーム卑弥バスターは尾﨑のカットでカウント2。尾﨑のラリアット、スパイスアップ合体619でもちを蹴散らし、尾﨑がマイカバスターでHimikoを持ち上げる。そこに本間がミサイルキックを放つ「特攻バスター」が決まり、もちのカットは間に合わず…。スパイスアップがこれぞタッグという合体技で勝利した。

第3試合 6人タッグマッチ20分一本勝負
ななみ&デボラK&香藤満月vsジャガー横田&佐藤綾子&NENE

京子欠場により、第3試合はNENEが初めてのタッグ、そして初めてのメインイベントとなった。初めてづくしのカードでまさかのクライシスとの合体だ。久々のアミスタ登場となるジャガーは入場から殺気立つ。ガウンをななみに投げつけ、今井レフェリーを蹴散らす。怖すぎるジャガーとの対戦を避けたいななみ軍は先発の押しつけ合いに。NENEが「行きます」と手を挙げると、ななみが先発に決定!2人がロックアップから押し合うと、NENEの後ろからジャガーが鋭い眼光をななみに突き刺す。怖がるななみは急に方向転換。誰もいない方角のロープにNENEを押し込む。「離せ!」とジャガーの怒号が飛ぶとななみはクリーンにブレイク。するとNENEはあっさりジャガーのもとへ帰っていきチェンジ。ジャガーがロープをくぐるとななみ絶叫!仲間のデボラは場外へ脱出、香藤は鉄柱にしがみついて動かない。逃げ場を失ったななみはコーナーに追い込まれ、ジャガーの反則攻撃の餌食に。今井レフェリーが必死に制止するか、全く聞く耳持たないジャガー…。早くもボロボロになったななみに、今度は佐藤も反則攻撃。タックルで一矢報い、やっとデボラにチェンジ。ジャガー、佐藤、NENEは代わりっぱなのデボラを袋叩きに。ジャガーは止めに来たレフェリーを殴打し、やはり言うことを聞かない。ジャガーがデボラを捕まえ「一緒に頑張ろう」とNENEに優しく声をかけ、63歳のジャガーと小学5年生のNENEが初めての連携攻撃!デボラがエルボーを打つとセコンド陣からは「NENEがかわいそう」。NENEが連続クロスボディで反撃し、佐藤にチェンジ。クライシスの連携も交えてデボラをいたぶる佐藤。デボラが反撃しフォールするとジャガーが蹴りを入れてカット。デボラからななみにチェンジすると佐藤はサミング。この隙にNENEにチェンジ。やはりななみが圧倒するが、NENEも必死に食らいつく。NENEがトレイン攻撃をかわすと、ジャガーと佐藤が加わり逆襲のトレイン攻撃。再びのななみとジャガーのマッチアップは恐怖心を克服した(?)ななみが臆することなく向かっていき、ノーザンライトスープレックス。デボラもジャガーに連続スピアー。しかしバックフリップの構えはジャガーが丸め込みに切り返す。代わった佐藤がミサイルキックやジャンピングニー、デボラはジャーマンとバチバチファイトを見せ、ようやく出番が回ってきた香藤は大きな体でドロップキックを打ち観客の度肝を抜く。香藤がカナディアンバックブリーカーで佐藤を担ぐとジャガーがカット。香藤を捕まえたクライシスはNENEを加えて合体キック。ついでにななみにも一発お見舞いし、佐藤はボディスラムでNENEを香藤の上に思い切り投げ落とす。ななみがカットし、ジャガーを何とかリング外へ落とし、リング上は佐藤と香藤に。佐藤がおぼんを取り出すとセコンド陣は「おぼん使ってるだろ!」と猛抗議。おぼんの達人で香藤は大の字。そしてレフェリーがセコンドの相手をしている間に、ジャガーがパイプ椅子を着々と準備…。このピンチを香藤がクロスボディ、ボディアタック、ボディプレスで切り抜ける。ななみとの合体プレスで打倒ジャガーの大チャンスを迎えたが、NENEのカットが間に合う。佐藤がおぼんを使ってななみとデボラをリングから追い出し、いよいよ3対1の数的有利に。ジャガーのパイプ椅子と佐藤のおぼん攻撃が今度こそ決まり、豪快に吹っ飛んだ香藤。ダイビングボディプレスで反撃するもかわされ、ジャガーが隙をついた丸め込みで勝負を決めた。
勝ったジャガーはマイクを持って年末のご挨拶。1年を振り返り、「若手も増えて、小学生がデビューするって凄くないですか?私でさえ中学卒業でデビューですから、彼女が私くらいになるときはどのくらいのキャリアを積むんでしょうね」と50年後(!)のNENEに思いを馳せた。「考えられる?私の年までやってたら。60で頑張るんだよ」とNENEにエールを送り、「ディアナは伸びしろたっぷりの選手がたくさんいますので応援よろしくお願いします」と2024年最終戦を締めくくった。

https://twitter.com/W_W_W_D/status/1873236620570443900

【試合結果】2024年12月22日(日)ミスタ大会vol.75

第1試合 タッグマッチ 20分一本勝負
Himiko&夏実もちvs香藤満月&尾﨑妹加

ニュータッグ初陣は全く息が合わず黒星となったHimiko&もち組。2戦目の相手はパワーがウリの香藤と尾﨑。先発したのは香藤とHimiko。力比べではやはり香藤に分があり、もちが加勢しても構わずロープに押し込む。トレイン攻撃をかわして香藤を捕まえたHimikoともちだが、やはり息が合わず…。決めポーズらしきものも決まらず、巻き込まれた香藤は「(やること)決めとけよ…」とツッコミ。それはさておいてリバースインディアンデスロックやフェイスロックで香藤を絞り上げるHimiko。それぞれもち、尾﨑に替わり、何年ぶりかのマッチアップをじっくり味わうようにエルボーを打ち合う。うすDONを返されたもちはHimikoにチェンジ。Himikoのブルドッギングヘッドロックともちのフェイスクラッシャーの合わせ技が決まるが、試合の流れを掴みきれず。尾﨑がHimikoを軽々とアルゼンチンで担ぎ上げていたぶり、ラリアットをお見舞い。替わった香藤がボディプレスや逆エビ固めで重さを生かす。さらに香藤のクロスボディで2人まとめて倒れてしまったが、夏実のコードブレイカーからHimikoのレッグシザーズネックロックが流れるように決まり、さらにWギロチンを落とすなど、徐々にタッグチームらしい動きを見せはじめる。今度は香藤が大きなお腹でもちを弾き飛ばしてボディプレス、尾﨑がセントーンとこちらも連続攻撃で反撃。香藤がコーナーに上ったのを2人がかりでデッドリードライブ。もちのリバーススプラッシュは尾﨑がカット。試合終盤、ここぞという場面で合体技…かと思いきや、不発に終わってしまうHimikoともち。結局、もちがずんだ餅クラッチで勝負を決めた。タッグとしての初勝利を掴んだものの、不満げな表情でリングをあとにした…。12.29アミスタでの年内最終戦はSPiCEAPとの対戦が決定している。SPiCEAPはこれまで絆の力を武器にW.W.W.Dタッグの他、AWGタッグ、WAVE認定タッグと3つの王座を手にしてきた。そんなSPiCEAP相手にちぐはぐタッグの2人はどう戦うのか。2025年のタッグ戦線を占う一戦となりそうだ。

第2試合 シングルマッチ 15分一本勝負
マコトユマ vs HisokA

プロフェッショナルレスリングJTOからHisokAが初参戦。2人は全くの初対面。お互いの手の内を探るようにレスリングの攻防からスタート。HisokAが徐々にリードを広げていき、マコトは気迫のエルボーで反撃。アマレス仕込みのリフトでコーナーに叩きつけ、ドロップキックやショルダータックルやコンバインで攻めていくマコト。HisokAはサミングからスクールボーイ、マコトが肩を上げたのを捕まえワキ固めで絞るなど、マコトの隙を突いて次々と技を繰り出す。エスケープしたマコトはアマレス経験者らしく素早くバックを取って飛行機投げ。カウント2で返したHisokAはカウンターでワキ固め。逃げようとしたマコトをエビ固めで丸め込み、これがカウント2 に終わると間髪いれずに外道クラッチ。初参戦で白星をかっさらった。

第3試合 タッグマッチ 20分一本勝負
井上京子&まなせゆうなvs佐藤綾子&デボラK

12.20フューチャーサイトでディアナ初参戦を果たし、インパクトを残したまなせ。早速ディアナ本戦にも登場!井上京子との大型タッグ結成だ。
まずは佐藤と京子のマッチアップ。京子に蹴りを入れまくり、サミングなど反則も繰り出す佐藤。いよいよキレた京子は高速ブレーンバスター。まなせの待つ赤コーナーに佐藤を投げ飛ばし、まなせと共に大きなお尻で挟み撃ちに。佐藤はミサイルキックでまなせを吹っ飛ばしてデボラにチェンジ。佐藤が「負けんなよ!」と発破をかける中、デボラとまなせのタックル合戦に。しかしこの勝負はまなせに軍配。デボラはボディスラムやスピアーで反撃して佐藤にチェンジ。佐藤が有馬記念仕様のおぼんでまなせを殴打するが、続くミサイルキックはまなせが回避し、大きな体を生かしたタックルやバックフリップ、ヒップドロップで大暴れ。替わった京子も触発されたようにタックル。佐藤はジャーマンで111キロの巨体をぶん投げ、デボラにチェンジ。デボラが極楽固めで絞ると、佐藤を振り切ったまなせが救出。立ち上がった京子がラリアットを放つと、まなせも「一緒にやりたーい!」とリングへ。大きく明るくパワフルな2人が、豪快なWタックルで共演!今度はサンドイッチラリアットを狙う2人だが、デボラがかわして同士討ちに。トップロープに上ったデボラを京子が雪崩式ブレーンバスターで投げ落とし、カットに入る佐藤をまなせがラリアットで迎撃。京子がラリアットでトドメを刺し、大型パワフルコンビが勝利を挙げた。

第4試合 シングルマッチ 15分一本勝負
ななみ vs 高瀬みゆき

12.20フューチャーサイトでは、世羅りさとのシングル戦で奮闘し、「あとちょっとのところ」まで(?)追い詰めたななみ。敗れはしたものの、確かな成長をアピールした。次の相手は数々のベルトを巻いてきた高瀬みゆき。ななみ、今度こそ大金星なるか?
高瀬は序盤からいきなり熱血ファイト。ななみのタックルを連続で受けても「まだまだ!」と倒れず、ななみの闘志を煽る。ところが、意外と(?)冷静なななみは「お前が来いよ」。すっかり乗せられた高瀬はななみ目掛けて猛突進!それをひらりとかわしたななみはスクールボーイ。高瀬はカウント2で返したものの「ななみ、あんなズルい奴になったんや…」と、ズル賢く成長したななみにショックを受けた模様。2人はエルボーの打ち合いで正々堂々の真っ向勝負。ななみがダイヤル固めでリングを3周すると、負けず嫌いな高瀬もお返しのダイヤル固め。目が回った2人は起き上がれず…。何とか立ち上がった2人はタックルでぶつかり合う。高瀬を倒したななみはすぐさまスリーパーで捕まえるが、高瀬が根性でロープにたどり着く。ななみはそこに一発ボディアタックをお見舞いし、再びスリーパー。高瀬は後退しななみをコーナーに打ち付け脱出するが、ななみはタックル、ノーザンライトスープレックスと攻めまくる。2で返されるとトップロープへ向かうななみ。追いかけて投げ落とそうとする高瀬。ななみがコーナー上でスリーパーで絞ると、今井レフェリーが反則カウントを取る。カウント4でクラッチを解いたななみは、倒れた高瀬にボディプレスを浴びせる。立ち上がった高瀬のバックを取ったななみがジャーマンの構えに入るが、高瀬が丸め込みに切り返す。2人はまたも打撃合戦に。高瀬が連続ラリアットでななみをなぎ倒すが、ななみはしぶとく肩を上げる。カミカゼとギロチンの連続攻撃を受けてもまだ立ち上がり続けるななみ。今度こそリング中央でスリーパーに捕らえたななみだったが、高瀬が後方に倒れ込みななみをマットに叩きつけて脱出。高瀬のスライディングラリアットをかわしたななみがズル賢く…ではなく隙を突いてスクールボーイ。キックアウトされても間髪いれずに突進するななみ。しかし高瀬がその勢いを利用しパワースラム。この強烈な一撃もななみは返してみせ、今度はななみが走り出した高瀬にカウンターの裏投げ。一進一退の攻防が続いていくが、トドメは高瀬のラリアット。暴れるななみを力で捩じ伏せスリーカウントを奪った。
高瀬が差しのべた手を払いのけ、無言でリングを下りたななみ。ディアナの未来からディアナの“今”へ…センター不在のリングで、前進を見せた。

【試合結果】2024年12月20日(金)フューチャーサイトVOL.29アミスタ大会

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
マコトユマ vs 大空ちえ

オープニングはシングル未勝利のマコトとPURE-Jの大空ちえのシングルマッチ。マコトがレスリング仕込みのタックルからローリングで先制攻撃。大空の腕十字をフォールに切り返すなど、序盤はマコトが果敢に攻めていく展開に。しかし今井レフェリーがなぜかセコンドのななみに注意している間に、大空がロープ渡りやロープを絡めたパロスペシャルなどで流れを掴む。マコトをヘアホイップで豪快に投げ飛ばし、マコトの髪をロープに巻き付けて引っ張る反則も。マコトもドロップキックやショルダータックル、急角度逆エビ固めで反撃していくが、大空は全て肩を上げる。マコトが素早くバックを取ってレインメーカー式の飛行機投げ、ジャックナイフと連続でフォールするもしぶとく返す大空。粘る大空はローリングエルボーをクリーンヒットさせ、続くジャパニーズレッグロールクラッチで勝利をかっさらった。

第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
笹村あやめ&柊くるみ vs Himiko & 夏実もち

Himiko&もちの新タッグが初陣を迎えた。対角はディアナのシングル王者・笹村あやめに超パワーファイターの柊くるみと、実力者コンビだ。
Himikoは「おい、チャンピオン!」と先陣を切り笹村を指名。“誰の挑戦でも受けるカッコいいチャンピオン”を目指す笹村は、Himikoの誘いに乗り先発。柔道で培ったテクニックを存分に発揮する笹村にHimikoも食らいつく。Himikoがもちを呼び込み、トレイン攻撃を決め、肩を組んで「ニュータッグだぜ!」とポーズ。しかしもちは無反応…。Himiko念願のタッグに早くも暗雲が立ち込める。笹村はもちにグーパンチを一発見舞い、柊にチェンジ。プロミネンス対決は力と力のぶつかり合いに。Himikoもこの流れに乗って柊にアンクルホールド。しかし笹村・柊のW攻撃の餌食に。臆せず柊に打撃合戦を挑むHimiko。パワーで圧倒する柊。Himikoは低空ドロップキックで柊を転ばし、ブルドッギングヘッドロック。そして再びプロミネンス同士のマッチアップに。Himikoが助太刀に入るも、やはり全く息が合わず柊のドロップキックで2人まとめて吹っ飛んでしまう。替わった笹村も、コーナーから手を出すHimikoをものともせず。もちのバックドロップがカウント2に終わると、Himikoが「もち!代われ!もちー!」と会場に響き渡る大絶叫。もちは苛立ちながらタッチ。飛び出したHimikoはW.W.W.Dシングル王者の笹村に果敢に攻めていく。もちとのWギロチンを成功させ、Wアームの構え。振りほどいた笹村がラリアット。もちのカットが間に合うと、Himikoが笹村を捕まえ、そこにもちのムチ!もちのリバーススプラッシュ、Himikoのダイビングギロチンが連続で決まり、ようやく息が合ってきたニュータッグ。しかし柊がもちを抑える内に笹村のえびす落とし、ノーザンライトスープレックスで熱戦に終止符。ニュータッグは黒星スタート、笹村は王者の強さを見せつける形となった。マイクを持った笹村は「おいHimiko。気持ちは分かる。気持ちだけだお前は。まだまだ足りないものがたくさんある。タイトルマッチ、やっても面白いと思ったよ」とHimikoの情熱はしっかりと受け止めたようだ。しかし「でも私は言いたいことがある。くるみさん!」と柊の方を向く…。「初めてくらいな感覚でしか組んだことないし(?)、戦った記憶もない。でかくて強くてちょっと髪型似てるくるみさん、めちゃくちゃかっこいいなと思った。私は頭がおかしくてカッコいいチャンピオンになりたいと思ってたんで、ベルトかけてやりませんか?」と、22日にはディアナ興行の真裏で、2AW千葉大会にてChi Chiとの防衛戦を行うはずの笹村が、なんとその先の挑戦者まで指名!“頭のおかしいチャンピオン”有言実行だ。柊は「あなたとまだ一度もシングルをしたことない。初シングルでそのベルト…良いチャンスですね。ぜひベルトをかけて試合お願いします」と承諾。「絶対負けないけどね!いつやるかはちょっと、独断で決めたら大変なことになるとお勉強しましたので、日程のほうはお願いします」と、今度はしっかり順序を踏んで防衛戦の日時を決めるようだ。ディアナにとってはベルトが他団体へ流出し、他団体の挑戦者が続く由々しき事態だが…。
そしてタッグベルトを目指して始動したHimiko&もち、タッグ戦線に新風を巻き起こすか?
今後の動きに要注目だ。

第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
ウナギ・サヤカ&高瀬みゆき vs 香藤満月&まなせゆうな

梅咲遥が長期欠場となり、センター不在のピンチを迎えたフューチャーサイト。この危機に駆けつけたのが、梅咲のパートナーだ。「ルミナス」で何度もタッグベルトを巻いた高瀬、イベントでの共演から生まれたタッグ「ちょぶき」のウナギ。2人は梅咲の入場曲でリングイン。ウナギは「極彩色に翔る絶対センター」、高瀬は「浪花の絶対センター」とそれぞれコールされ、梅咲の入場パフォーマンスのモノマネを披露。しかしウナギは全く似ておらず、高瀬は流石の完コピ。「甘ぇんだよ!ニワカが!」とちょちょたんパートナーの古参をアピールした。
対する香藤とまなせの大型コンビも、まなせの初登場で会場は大盛り上がり!12.22のディアナ本戦への登場も既に決まっているまなせ。どのようなファイトを見せるか注目が集まる。
ちょちょたんパートナーの2人が「私が絶対センター」と言い争っているうちに、大型コンビが奇襲を仕掛けゴング!それでも絶対センターの座を譲れない2人は、高瀬が香藤に、ウナギがまなせに、梅咲の得意技である弓矢固め!しかし全く決まらず、高瀬に至っては落下した香藤にフォールされる始末…。今度は「こっちが絶対センターだ!」と弓矢固めをお返しする香藤とまなせ。ところが香藤はぽっちゃりすぎるお腹が邪魔をして全く決まらず、まなせだけが成功する。「何やってんだ」「ヘタクソ」と散々突っ込まれてしまう。ならば香藤は自身の得意技で攻める!サーフボードストレッチで高瀬の体を軽々と上げてみせる。高瀬はヘアホイップで香藤を豪快に投げ飛ばしてコーナーに追い込み、ウナギと共に顔面攻撃。替わったウナギが鼻フックキャメルクラッチで精神攻撃。大阪人らしく高瀬との合体グリコアタックは、香藤が乗って来ず失敗に。空気の読めない香藤に息ぴったりのWギロチンを投下。香藤も重さを生かしてタックルやヒップドロップで反撃しまなせにチェンジ。いよいよ初参戦のまなせの出番だ。まなせが大きな体で力強いエルボーを打ち、ウナギもやり返す。まなせがウナギのスライディング TANAKAをかわし、ウナギもまなせのスライディングラリアットをかわす。ウナギのビッグブーツはカウント2。替わった高瀬がラリアットで突撃。しかしまなせは倒れず、立ったまま受け止めてみせる。高瀬のラリアットをまなせは全て受け止め、まなせのラリアットは高瀬が意地で持ちこたえる。見ごたえのある対決に会場は大盛り上がり。高瀬が猫だましからのスモールパッケージで意表を突き、スライディングラリアットでフォール。返したまなせは渾身のラリアットでついに高瀬を倒し、最高の流れで香藤にチェンジ。香藤はボディプレスを連発し、ボディスラムで高瀬をマットに叩きつける。高瀬は香藤をコーナーに追い込み、ラリアット。ふらつく香藤にトドメを刺すべくコーナーへ…しかしグリコを諦めていなかったウナギもコーナーへ!高瀬は「違う違う、違うって…」と拒否するもウナギは聞く耳持たず。「グリコ、いくぞー!」と仕方なく(?)グリコアタック発射準備の2人を、後ろからまなせが妨害。グリコ阻止した大きな2人が高瀬に次々とトレイン攻撃。さらにおんぶプレスで高瀬を圧殺!持ち前の根性で肩を上げた高瀬に、香藤はダイビングボディプレスの追撃!今度はウナギがカットに飛び出し、窮地を脱した高瀬。大ダメージの高瀬をまなせが捕まえ、香藤が突進すると高瀬がひらりとかわし誤爆に。今度は高瀬が香藤を捕まえるが、同じくウナギのキックは誤爆になってしまう。この大チャンスに香藤が丸め込むがウナギがカット。両軍入り乱れる大混戦は、高瀬が何と97キロの香藤を担ぎ上げ「カミカゼ、ベイベー!」。そこにダイビングギロチンを投下し、勝負を決めた。高瀬とウナギはセンターの奪い合いでいがみ合ったままリングを後にした…。

第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
ななみvs世羅りさ

梅咲不在のフューチャーサイトのメインを務めるのはななみ!実力実績充分の世羅りさとのシングル戦に望む!
ゴングが鳴るとななみはタックルや丸め込みでいきなりの猛攻。セブンスリーホールドで勝利を確信したななみだが今井レフェリーの判定はカウント2。観客もどよめく中、判定に不服のななみはレフェリーに「2?入ってなかった?」と詰め寄る。もちろん判定は覆らず試合続行。場外に逃げ出した世羅に「上がってこい」と闘志むき出しのななみ。ななみがリング中央へ戻るのを見てエプロンに上がった世羅。ななみはもちろん突撃!ロープ越しのスリーパーで絞め上げ、反則カウント4で解くと、次は場外乱闘へ。会場中で大暴れのななみ。しかしラフファイトはやはり世羅の土俵!ななみの髪を掴んだ世羅は、ななみを北側観客席に放り投げる。すっかり形勢逆転しリングに戻った2人。世羅がリバースカンパーナで揺さぶり、さっきのお返しとばかりに反則を交えて顔面攻撃。ボディシザーズで絞め上げ、「回すぞ!」と観客の手拍子を煽る。どうやらダイヤル固め狙いのようだが、ななみが後ろに体重をかけフォールに切り返す。ダイヤル固めは回せなかった世羅だが、やはりどうしてもななみを回したいらしい…?再びの「回すぞ!」宣言から今度はジャイアントスイング!ななみ大絶叫!世羅自身も目が回りながらフォール。キックアウトしたななみは「回すぞ!」宣言からお手本のようなダイヤル固めでリングを2周。ふらつきながらも2人はエルボーを打ち合う。高校生ながら実力者の世羅と互角に渡り合ったななみ。その勢いでコーナーに上り、追いかけてきた世羅をコーナー上からスリーパー。レフェリーに制止され、倒れた世羅に大跳躍のダイビングボディプレス。しかしそこには世羅の剣山が待っていた…。世羅はエアーズロックIIでななみをマットに叩きつける。ななみも負けじとダイナミックな裏投げ。先に立ち上がったななみがエルボーを打つと世羅もやり返す。隙を突いてバックを取ったななみが三度目のスリーパー!今度は反則ナシ、さらにリングのど真ん中で胴締めも加えてがっちり絞め落としにかかる。意識朦朧としながら何とかエスケープしようとする世羅。捕まえて離さないななみ。世羅の意地がロープに届くが、ななみはボディアタックで追撃。世羅はセラリズムバスターにリバースニードロップを続ける。試合時間は残りわずかとなり、ななみがノーザンライトスープレックスで鮮やかなブリッジ。これでも勝負は決まらず、2人は丸め込み合戦へもつれこむ。ななみのエビ固めをカウント2.99で返した世羅。ななみは次の一手を狙い走り出すが、その背後から世羅が花夢の山で丸め込む!暴れるななみをぐっと押さえ込み、レフェリーがマットを確かに3回叩いた。
マイクを持ったななみは「上げた!ちゃんと!」とまたしてもレフェリーに猛抗議。「上げましたよね、遥さん!2ですよね?3入ってなかった!絶対上げました!」と欠場挨拶のために来場していた梅咲まで巻き込もうとするが、判定は覆らず…。「自分は先月、若手王座のクリスタルを岡選手から防衛して、3回の防衛で返上になって。自分はもう、ディアナの未来とか若手とかじゃなくて、今日の私は一人のプロレスラーとして、正々堂々、世羅さんを倒したかった。だけど負けた。シングル2回目で、前回もあとちょっとのところで負けたんです」とメインの一戦への思いを語るが、世羅は「あとちょっとのところで」が気になる様子…。「負けは認めます。次にシングルするときは絶対勝つんで。覚悟しとけよ、世羅りさ」と鋭い視線を世羅に突き刺す。そしてあっさり気持ちを切り替えフューチャーサイト恒例の集合写真を笑顔で促し始める。今まで見たことのない、ななみの二面性(?)が「怖い」と、会場から総ツッコミ。ななみは「また次の世羅りさとのシングルも絶対見にきてくださいね」と世羅への敵意を滲ませファンに呼びかけつつ、参戦選手達をリングに呼び込んでいた…。かわいいななみが、王座戴冠を経てレスラーとしてカッコいいななみに成長中?
とにもかくにも、再戦が楽しみだ。

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【試合結果】2024年12月8日(日)アミスタ大会Vol.74

第1試合  シングルマッチ15分一本勝負
佐藤綾子 vs 光芽ミリア

SEAdLINNNGから光芽ミリアが2度目の参戦。ドロップキックやエルボー、得意のキックで果敢に攻めるが、やはり佐藤がテクニックで圧倒。光芽の連続ドロップキックに佐藤も珍しく連続ドロップキックで応戦するなど、光芽の力を確かめつつ試合を展開していく。ベテランの佐藤でも「久々に食らった」という二段蹴りからの押さえ込みはキックアウト。佐藤トランペットで勝負を決めた。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負
Himiko vs 夏実もち

プロミネンスとの対戦機会の多いHimiko。試合巧者の夏実に対し、スクールボーイで奇襲!ゴングが鳴ると得意の関節技で金星を狙う。夏実も反則を織り交ぜながら反撃するが、気合い漲るHimikoがまたもギブアップ狙い。エスケープした夏実にダイビングギロチンを投下。二発目はデッドリードライブで阻止した夏実。Himikoの連続丸め込みからしつこい腕攻めを耐えきった夏実がバックドロップ、リバーススプラッシュと続け、トドメは変形ソラリーナのずんだ餅クラッチ。勝ち名乗りを受け、引き上げていく夏実をHimikoが「おい、もち!」と引き留める。「負けてマイク持つのすみません。でも言いたいことがあって。もちさん、私とタッグ組んでください」とまさかのタッグ志願!前回、梅咲とのタッグ継続を匂わせていた夏実は「ななみとか、最近いい若手が…」とやんわり断ろうとするが、Himikoは「人気にあやかりたいんですか?ななみさんとか遥さんとか。ズルいよね」。キレ気味の夏実に対し「私は来年、エリザベスも、貪欲なんでタッグベルトも狙ってます。私と組めば綾華に挑戦してベルト巻けるかも知れません。美味しいことだらけじゃないですか。今、Himikoお買い得です」とPR。Himikoが「一緒に暴れまわりませんか」と問いかけると、夏実は「すごく組みたいけど、そのままじゃエリザベスも巻けないよ。だから私が組んでお前がベルト取れるようになるまで調教してやるよ!」とHimikoのパートナーを快諾、そしてコーチ役(?)にも就任。来年はこの2人がディアナで暴れまわる!

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
本間多恵&尾﨑妹加vsななみ&香藤満月

絶対センター・梅咲遥が負傷(右肩鎖関節脱臼 烏口鎖骨靱帯断裂)し、長期欠場となり、本間多恵が代打参戦。ディアナでは久々のSPiCEAP登場だ。
香藤はXXLサイズのちょちょたんパーカー着用でリングイン。ななみは梅咲の得意技である弓矢固めをぎこちなく初披露。手術を控える梅咲への想いをそれぞれ表現した。WAVE認定タッグ王者のSPiCEAPはやはり抜群の連携で試合を優位に進めながら「ちょちょたーん!待ってるよー!」とこちらも梅咲にメッセージを送る。センター不在のディアナを盛り上げるべく、生え抜きコンビが奮闘。香藤が大きな体を生かして尾﨑に大迫力のタックル合戦を挑み、ななみはノーザンライトスープレックスで鮮やかな弧を描く。しかしタッグ王者が強さを見せつける。本間の関節技を必死に耐える香藤。尾﨑がななみをしっかり抑え、カットを許さず。粘る香藤だったが、T-Controlでギブアップ。

メインイベント 
井上京子復帰戦  6人タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&デボラK&小林香萌vsマコトユマ&世羅りさ&柊くるみ

胆石症や突発性難聴に苦しんだ井上京子。療養を経て、約1ヶ月ぶりの復帰戦を迎えた。
デボラが先陣を切ろうとするが、世羅が「おい!京子!復帰戦だろ?出てこいよ」と煽る。呼び捨てが気に食わない京子は「京子さんだろ」。それでも世羅は「京子!復帰おめでとう!」。怒りを滲ませながら京子が先発することに。力比べは病み上がりとは思えぬ怪力で世羅をロープに押し込む。京子の鋭い眼光に世羅は思わず「タイム…」とたじろぎながら青コーナーへ。そのまま柊にチェンジ。京子は柊もロープに押し込み「負けるわけねぇだろ!」。しかし世羅とマコトも割って入り、3人がかりで京子を捕まえる。マコトは果敢にドロップキックを連発するが京子のモンゴリアンチョップの餌食に。替わって入った小林とデボラがお返しとばかりにマコトを捕まえ、鼻フック。デボラの逆片エビ固めをエスケープしたマコトは、レスリング仕込みのローリングからオースイスープレックスを久々に披露。今度は世羅がデボラにリバースカンパーナ。世羅とデボラはエルボーの打ち合いに。替わった小林は連続セントーンで大暴れ。世羅がセラリズムバスター、リバースニードロップで反撃し、続いて柊がボディアタック、ミサイルキックでプロミネンスの連続攻撃が決まる。小林とデボラも連続で攻めていき、さらに京子も加わる大チャンスで小林はラ・マヒストラル。マコトがカットに入りカウント2。小林をコーナーに振り、マコトのドロップキック、世羅のWニーアタック、柊のキャノンボールを次々と浴びせるが小林はしぶとく肩を上げる。タッチを受けた京子は柊とタックルで激突!大迫力のぶつかり合いに。 京子がタックルで倒すと柊もやり返す。柊がコーナーに上ると京子が雪崩式ブレーンバスターでぶん投げ、「いけるかな…」とナイアガラの構えに。柊はショルダースルーに切り返し、マコトにチェンジ。プロミネンスも加わる総攻撃となるが、京子がラリアットで迎撃。肩を上げたマコトを起こし、ロープにはりつけると、京子はもう一発渾身のラリアット。天才復活の一撃で熱戦に終止符を打った。京子はマイクを持って一言「勝ったぞー!」。続けて「復帰できました。ありがとうございます。あんなにでっかい石がありましたけども、石をポーンと取り、めまいも治療しつつ。リングに戻ってこれて、2024年ギリギリ間に合いました。最近プロレス界は怪我が増えてますけども怪我のないように。絶対センターのちょちょたんがお休みしてますけども、ちょちょたんを待ってると同時にディアナのみんなは今がチャンスです。センターいないので、みんなセンター目指して頑張ってください。ちょちょたん待ってるよー!」と入れ替わるように欠場となってしまった梅咲へのエールで大会を締め括った。

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