第1試合 シングルマッチ15分一本勝負
美蘭 vs 香藤満月
○美蘭(8分18秒 花夢の山)香藤満月●
まずは美蘭がエルボーや低空ドロップキックで先制するが、続くヘアホイップは香藤が腰を落として持ちこたえる。ここから香藤が100キロの体格を武器に猛反撃に出る!優宇さんから受け継いだ「みたらし団子」でぺちゃんこにし、リングに戻ると踏みつぶし、押しつぶし、体重差で圧倒。対する美蘭は619やドロップキックでスピードを武器に対抗していく。10歳上の香藤をなぜかクソガキ扱いするなど、年下でも先輩としてのプライドを垣間見せる。香藤のダイビングおまんじゅうプレスをかわしてMロールクラッチで丸め込むがカウントは2。香藤はまだまだ重さと怪力で攻めまくり、軽量級の美蘭は苦戦。香藤のヒップドロップを何とか返した美蘭は、現役時代は香藤との対戦をNGにしていた世羅りささんから受け継いだ「花夢の山」で逆転のスリーカウント!かつてヘビー級の香藤に苦戦していた(?)、愛するパートナーからの贈り物をフル活用だ。
第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
佐藤綾子&Anna vs 真琴&若菜きらり
佐藤綾子&●Anna(14分52秒 ギブアップ)真琴○&若菜きらり
※連環の計
佐藤がいつも通りおぼんを持って登場すると、真琴と若菜は「おぼん使わせないでください」と凶器攻撃を警戒。今井レフェリーは「使っちゃダメ。分かってるよ」とは言うものの…?
Annaが元気よく「行きます!」と先発を買って出るも、佐藤も若手のように「行きます!」。こうして佐藤と若菜のマッチアップで試合開始。佐藤が巻き投げ、首投げ、低空ドロップキックで先制攻撃。ヘアホイップで赤コーナーに向かって若菜を投げ飛ばし、Annaにチェンジ。有利な状況でタッチを受けたAnnaだったが、流れを掴んだのは若菜だ。サーフボードストレッチなどで優位に立って真琴にチェンジすると、今年でデビュー20年になるベテランがテクニックを駆使して新人を翻弄する。真琴が若菜を呼び込んで「いくぞー!アイストレイン!」を宣言するがディアナファンの反応はイマイチ…。真琴は「みんな分かってる…?」、佐藤は「何それ」。とにもかくにも元アイスリボンと現アイスリボンによるアイストレインを敢行!カウント2に終わり、今井レフェリーも「誰が分かるんだよ…」。真琴から若菜に代わっても反撃できずやられっぱなしのAnna。ようやくドロップキックを放って佐藤にタッチ。佐藤は美しいフォームのWアームスープレックスで熟練の技を披露。若菜は若手らしく溌剌と四方からドロップキックを連発し、ミサイルキックも発射。若菜から真琴に代わるとベテラン同士の対決に。真琴が長身を活かして佐藤の顔面を蹴りまくると、佐藤はおぼん攻撃!セコンドのデビーも「サイコー!」と興奮。やはり凶器攻撃を許してしまった今井レフェリーだが反省の色なく、なぜか若菜に「おぼんはダメだぞ」と注意する始末。そんなレフェリーをよそに佐藤は迫力満点のミサイルキック。真琴は「おぼんにはおぼん!持ってこい!」と、セコンドについていたマネージャーの松澤さんを使っておぼん攻撃!真琴が追撃のキックでフォールするが、肩を上げた佐藤はジャパニーズレッグロールクラッチや佐藤トランペットで仕留めにかかるもカウント2。佐藤からタッチを受けたAnnaは佐藤とのWドロップキックや馬乗りエルボーと、とにかく気迫で向かっていくが百戦錬磨の真琴には敵わず。佐藤とのWブレーンバスターからクロスボディでチャンスを作ったものの、真琴と若菜もツープラトン攻撃で応戦。真琴のボディスラムに若菜のダイビングフットスタンプをまともに食らい、佐藤のカットに救われる。真琴の豪快なWアームスープレックスのフォールも佐藤がおぼんを投げつけてスリーカウント阻止。的確にカットする佐藤を若菜がぽんスタナーで排除すると、真琴が連環の計でギブアップを奪った。真琴の指示とはいえ試合に介入した松澤さんにおぼんを投げつける佐藤。真琴はその光景に怯えながらリングをあとにした…。
第3試合
ユニット対抗タッグマッチ20分一本勝負
[GoR]梅咲遥&尾﨑妹加 vs Himiko&中森華子[INVA]
[GoR]○梅咲遥&尾﨑妹加(14分50秒 アメジストクロス)Himiko●&中森華子[INVA]
まずは梅咲とHimikoによる、ディアナ所属同士のマッチアップ。チェーンレスリングで梅咲を翻弄したHimikoが観客の拍手を浴びるが、梅咲は尾﨑を呼び込みドロップキック挟み撃ちで流れを渡さない。INVAも中森が梅咲の足を引いて妨害し顔面に蹴りを入れ、両軍それぞれの個性を発揮。Himikoに代わって中森が出ると、多彩な蹴り技で梅咲を追い詰めていく。HimikoもTシャツを使って首を絞める等、梅咲へ集中砲火だ。梅咲から尾﨑に代わると、尾﨑のパワーにHimikoと中森の2人がかりで対抗。それでも尾崎はタックル一発でINVAを吹っ飛ばす。そしてHimikoをアルゼンチンバックブリーカーでいたぶるが、Himikoはすぐさま暴れて脱出しブルドッギングヘッドロック。Himikoからタッチを受けた中森が打撃に関節技を織り交ぜていくが、フィッシャーマンは尾﨑が持ちこたえ、サイドスープレックスに切り返す。そして尾﨑が中森にもアルゼンチンバックブリーカー。梅咲を振り切ったHimikoがカットし、尾﨑から梅咲にチェンジ。ディアナとPURE-J、団体のエース対決は白熱!梅咲のエルボーに中森はキックで応戦。激しい打撃戦の末、梅咲がドロップキックで中森を吹っ飛ばすが、中森もフィッシャーマンズスープレックスやシャイニングウィザードで反撃。ここでタッチを受けたHimikoはギロチンを連続投下。中森との連携も冴え渡り、レッグシザーズネックロックでギブアップ狙い。これは尾﨑がカットに入り中森も排除。Himikoのエルボースマッシュに梅咲はエルボー速射砲で倍返し。ならばとHimikoは丸め込み攻勢。返した梅咲もラ・マヒストラルで丸め込むがこれはHimikoがうまく切り返し、パワースラムやバックドロップで梅咲をマットに叩きつける。だがディアナのセンターはしぶとい!尾﨑に救われ再び立ちあがった梅咲は梅スプラッシュを発射する。返された梅咲は驚きを隠せず…それでもアメジストクロスで鮮やかなブリッジを描き、勝負を決めた。
第4試合 メインイベント
6人タッグマッチ20分一本勝負
[T.I]井上京子&羽多乃ナナミ&網倉理奈vsジャガー横田&デビー・カイテル&浦幌ちほ
[T.I]井上京子&羽多乃ナナミ&○網倉理奈(13分45秒 エビ固め)ジャガー横田&デビー・カイテル●&浦幌ちほ
※Wあーみんバスター
1.24カルッツかわさき大会で羽多乃ナナミを破り、W.W.W.Dシングル史上初の外国人王者となったデビー・カイテル。その初防衛戦の相手は、ナナミのタッグパートナーである網倉理奈に決定した。ビッグマッチのメインでのナナミの戦いぶりに「心を奪われた」網倉は「ひとりのちからを今は全力で伸ばしたいしそれを証明してみせます」と意気込む。運命のタイトルマッチは2.23浜松のメインイベントだ。その前日に前哨戦を迎えることとなった。
いつも以上の熱い気持ちでリングに上がる網倉に対し、デビーは観客の帽子を次々と飛ばしながら普段通りにリングイン。そしてレフェリーチェックは相変わらず「No check」「大丈夫」と突っぱね、ジャガーも「何もない」と後押しする。ナナミが「何が大丈夫なんだよ」と警戒するが、今井レフェリーは「今はそういう時代なんだよ!」となぜかナナミを一喝…。そしてジャガー軍はゴングを待たずに奇襲!デビーの狙いはもちろん網倉だ。網倉を場外に落とすと壁に激しく打ち付けるなど、ラフファイトで優位を保ってリングに戻る。リング上では互いの得意技を見切ってかわし合い互角に。それぞれ浦幌、ナナミにチェンジする。北都プロレスから修行に来ている浦幌に反則も交えて圧倒するナナミ。ナナミから京子にチェンジするとますます差は広がっていき、T.Iが浦幌の反撃を許さず集中砲火だ。浦幌がバックエルボーやランニングセントーンで網倉に反撃するが、気合いのドラミングから放つ渾身のセントーンはかわされてしまう。見ていた京子も思わず「そんなことするから…」。網倉がお手本のようにセントーンを浴びせ、京子にチェンジ。浦幌はエルボーやタックルで重鎮に果敢に向かっていき、その泥臭くひたむきな姿が次第に声援を集めていく。京子の剛腕唸るラリアットを受けて倒れるも自力で返し、ロープの反動で力強くタックル!この一撃で111キロの京子を倒し、拍手喝采を浴びる。代わってジャガーと京子のレジェンド対決に。ジャガーの踵落としが京子の脳天に直撃し、無類のタフネスを誇る京子でも「痛すぎる、頭が…」。京子は早くもナイアガラドライバーでジャガーを仕留めにかかるが、64歳の大ベテランの肩がカウント2で上がる。続いてナナミがダイビングボディプレスを浴びせ、ノーザンライトスープレックスでホールド。デビーのカットが間に合い、ナナミをDDTでマットに突き刺したジャガーからデビーにタッチ。デビーが串刺しスライディングエルボー、ナナミがタックルやデスバレードライバーと、カルッツでの激戦を彷彿とさせる白熱の攻防。ここでナナミからタッチを受けた網倉。ベルトへの思いを乗せてボディアタックで突撃!そしてナナミとの合体プレスやWチョップと畳み掛けていく。ジャガーの妨害にもめげず、パワースラムでデビーをマットに叩きつける。対するデビーはランニングニーから必殺のエスプレッソの構え。網倉はこれをショルダースルーに切り返し、受け切ったデビーが反撃のビッグブーツ。タイトルマッチ本番さながらの盛り上がりの中、網倉が渾身のサイドスープレックスでWダウン状態に。先に立ち上がったのはデビーだ。煽るように網倉の顔面を蹴りまくる。網倉は雄叫びをあげ真っ向から受け止め、ここでナナミがボディアタック、京子がラリアットで助太刀。流れに乗って網倉がキャノンボール、ダイビングセントーンと続けてフォール。これはT.Iをすり抜けて飛び込んだ浦幌がカットする。京子がラリアットでデビーとジャガーを2人まとめてなぎ倒しチャンスを演出し、網倉を信じて試合を託す。勝利へのバトンを受け取った網倉は再びのダイビングセントーンはかわされたものの、Wあーみんバスターで13分45秒、激闘にピリオド。6人タッグの前哨戦で挑戦者が王者から直接の勝利を収め、会場内は割れんばかりの大歓声!京子も「やったー!あーみん!勝った!」と喜びを爆発させる。敗れた王者は挑戦者を指差し、「明日…」と呟いてリングをあとにした。
バックステージでも興奮冷めやらぬ3人。網倉は「自分は明日、デビーのベルトに挑戦します。外部の人間が団体を背負うベルトに挑戦することに、何か思っている人が居ないとは言い切れません。でもチームは信じてます」と網倉の勝利を自分のことのように喜ぶユニットメンバーへの信頼を口にした。京子も「もうディアナだよ」と笑顔。網倉は底抜けの明るさ、誰に対しても気遣いを忘れない人柄で愛される、ディアナのレギュラーとしてなくてはならない存在だ。怪我から復帰後はパワフルファイトに磨きがかかり、ナナミとともにW.W.W.Dタッグを戴冠。フリーランスではあるものの、これまでのディアナへの貢献度は大きい。いよいよシングル王座挑戦を目前にして「ナナミとの悔しい気持ちも、今までのことを全部変えていく。浜松に来た人たちがラッキーだったと思えるような試合をして、歴史を変えてみせます」と覚悟と自信を漲らせた。2.8アミスタでもGoRを下しており、このところ好調のT.Iのキーパーソンと言っても過言ではない。浜松で歴史を動かすのは網倉か、デビーか…決戦は約24時間後に迫る!






























































































































































































































































































































































