【試合結果】2024年2月18日(日)アミスタ大会vol.52

第52回アミスタ大会、たくさんの応援ありがとうございました!熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年3月3日 23時59分までご覧いただけます。

第 1試合 タッグマッチ20分一本勝負
佐藤綾子&美蘭 vs マコトユマ&尾﨑妹加

マコトと美蘭、10代同士の対決からスタート。年下ながら2年先輩の美蘭がリードし、マコトも食らいついていく。続いて佐藤ともグラウンドの攻防。未だ自力勝利のないマコトは苦しい展開が続くが、美蘭へのエルボーやドロップキックで尾﨑にチェンジ。尾﨑は軽量級の美蘭にも容赦なくパワー炸裂。美蘭はスピードを活かした619やDDTで佐藤に繋ぐ。佐藤はおぼんを使った反則攻撃。追撃は許さず尾﨑がセントーン。アルゼンチンバックブリーカーは美蘭がカット。タッチを受けたマコトは尾﨑のラリアットとの連携でスモールパッケージ。続くスクールボーイも佐藤は返す。マコトのエルボーに佐藤は「もっと来い」と余裕の表情。エルボー連発を受けきった佐藤はジャンピングニー。美蘭が尾﨑を押さえ、佐藤の変形フィッシャーマンズスープレックス「佐藤トランペット」でフィニッシュ。

第2試合  シングルマッチ15分一本勝負
デボラK vs 宮崎有妃

WAVEのRegina・宮崎有妃が昨年10月以来のディアナ参戦。いきなりの女子プロムーブで先制する宮崎。キャメルクラッチを噛み付きで解いたデボラに、宮崎は噛み付き倍返し。続いて逆片エビ固めなどで執拗な腰攻め。タックル合戦、エルボー合戦は宮崎のパワーが上回る。デボラは極楽固めで反撃。宮崎の足がロープに伸びると、続けざまにバックフリップ。しかしReginaの牙城は崩せず、目つきからのスモールパッケージで勝負あり。

第3試合  タッグマッチ20分一本勝負
[え~がた]梅咲遥&ななみ vs 香藤満月&本間多恵

DUALSHOCK WAVEトーナメントで結成したA型同士の同期タッグ「え~がた」。ホームリングでもえ~がたポーズをお披露目。対するは愛知県出身コンビ。本間は梅咲を指名。素直に応じた梅咲と本間の先発に。グラウンドの攻防から試合はスタート。バックの取り合い、足のすくい合い、一瞬も目が離せない展開に観客は息をのむ。両者同時にチェンジ。ななみと香藤が飛び出し、試合展開は打って変ってタックルとボディアタックのパワフルな打ち合いに。ななみの全力タックルに引かない香藤。ななみはそんな香藤を「なんで倒れないんだよ!」と逆エビ固めで体力を奪う。ななみは香藤を転がすと「あーみん見ててね!いくよ!」とおでん販売のため来場していたタッグパートナー・網倉理奈に捧げるわー!プレス。続いて梅咲は95kgの香藤に弓矢固め。ななみのサポートで何とか成功するも梅咲の膝へ大ダメージ。歩くこともままならない梅咲に、香藤はボディアタック!本間にチェンジし、巧みに梅咲とななみの相討ちを誘い、ドロップキックとセントーンの合わせ技をお見舞い。愛知県出身コンビは「名古屋名物!金のシャチホコ固め」でリングは名古屋城天守閣に…?ななみはタックルで本間を薙ぎ倒すとコーナー際ボディアタックの連発からの再びタックル。本間はななみのエルボーを脇固めで切り返す。ロープ際で両腕を取りギブアップを狙う。ななみの足がロープに届くと、続けてミサイルキックを放つ本間。さらに香藤とのトレイン攻撃。「網倉ー!見とけー!」と香藤が本間を背負い、わー!プレス。香藤はエルボーを連発。走り出す香藤に梅咲がドロップキック、ななみのボディアタックとえ~がたの連続攻撃が続き、ななみはボディプレス投下。本間がなんとかカットに入る。トップロープへもう一度上ったななみを本間が投げ落とし、DDTでマットに突き刺す。本間と香藤は梅咲を捕まえ、ななみも本間の蟹挟みで梅咲の上に倒される。さらにその上に香藤のボディプレス。さすがに苦しいえ~がた。ななみの丸め込みの嵐に粘る香藤。ななみのタックルも香藤がギリギリで肩をあげる。しぶとい香藤をななみが今度こそトップロープから跳ぶボディプレスで仕留めた。

メインイベント
W.W.W.Dエリザベス選手権試合 30分一本勝負
[王者]井上京子vs[挑戦者]ジャガー横田vs[挑戦者]Himiko

京子、宣言通りHimikoを下しエリザベスV1!次の挑戦者は…宮崎有妃!
40歳以上の選手が対象となる3WAY王座・W.W.W.Dエリザベス。
カルッツかわさき大会でエリザベス王座を奪取、二冠女王となった京子。試合後、ジャガーが自身のリマッチとHimikoの推薦をマイクでアピールし、そのまま防衛戦のカード決定。京子は権力を振りかざすジャガーに「何でHimiko?ジャガーさんも…」と不満を漏らしながらも、タイトルマッチ前日には「ヒミコ狙いで行きます」宣言!いざ試合となれば容赦はしない。
Himikoは2022年10月16日の後楽園大会以来、二度目の挑戦となる。初挑戦時はデビューから9ヵ月での大抜擢も、ジャガーの厚く高い壁に阻まれ6分42秒で白星献上。成長しシン・Himikoとなった姿を京子とジャガーに見せつけるか。
開戦のゴングが鳴ると、やはりキャリアの浅いHimikoがターゲットに。じわじわと迫るレジェンド達に、Himikoはたまらずリングを脱出。するとジャガーは京子にいきなりの浴びせ蹴り。京子はラリアットやダンシングツリーで応戦。ジャガーが京子を足4の字固めに捕らえると、Himikoがリングに戻り首4の字。足に首にと極められた京子は悶えながらなんとかロープブレイク。大ダメージの京子をよそに、Himikoはジャガーに攻撃開始。ブルドッギングヘッドロック、ギロチン、Wアーム卑弥バスターで一気の攻め。しかしコーナーへ上ったHimikoを、ジャガーとともにヒールユニット・CRYSISで活動する佐藤綾子が捕まえる。ジャガーは雪崩式ブレーンバスターでぶん投げ、ジャガー自身もコーナーへ。京子もその後を追いコーナーへ向かうと、またもセコンドの佐藤が介入!京子を引きずり落とそうとする佐藤を、京子のセコンドについたデボラKが必死に阻止。京子は雪崩式ブレーンバスターでジャガーをフォールするがHimikoが低空ドロップキックでカット。Himikoは京子をコーナーに追い詰め、カーフブランディング。カウント1で肩を上げた京子に馬乗りになってエルボー連発。しかし京子はラリアット一発で形勢逆転。トドメのナイアガラの構えに入るとジャガーが戻りスクールボーイ。京子の腕がロープに届き、ラリアットでジャガーを排除。今度こそパワーボムでHimikoをマットに叩きつけた京子。しかししぶといジャガーがカット。ならばとジャガーも持ち上げパワーボムの体勢。ジャガーはこれをウラカンラナに切り返すもカウント2。京子のラリアットで倒れたHimikoをジャガーが丸め込み、今井レフェリーがカウントを取り始めると、京子はカットではなく2人まとめて押さえ込み!改めてレフェリーのカウント開始。ジャガーもHimikoも身動き取れず、3カウントを聞いた。
初防衛を果たした王者のテーマ曲が流れる中、リングに現れたのはこの日の第2試合に出場した宮崎有妃!観客がどよめく中、マイクを取った宮崎は「京子さん、おめでとうございます。今回参戦が決まって、カードの中にエリザベス選手権があるのを見て、勝った人に挑戦しようと思って来ました。まだ私が思ってるだけだから、どことか言えないけど…京子さん、タイミング合わせてWAVEで。よかったらWAVEで、ぜひエリザベスやらせてください」と直訴。宮崎は昨年10月のディアナ後楽園大会でもエリザベスに挑戦しており、ジャガーの意表を突いた丸め込みに屈している。
京子は「ゆっきー、久しぶり!」と笑顔を見せ、「挑戦したいっていうその気持ち、受けて立とうじゃありませんか!私はこのベルトの防衛記録を伸ばしていきたいと思っていますので。WAVEでもいいんじゃない?よろしくお願いします!」と握手を交わし快諾。
日時やもう1人の挑戦者は未定だが、エリザベス女王として敵陣に乗り込むことになった京子。迎えるはWAVEの頂点・Reginaを保持する宮崎。元NEOの2人がWAVEマットで大波を巻き起こす予感だ。