【試合結果】2024年3月3日「DIANA unite プロミネンス@広島 ~世羅りさ凱旋興行~」せらにしタウンセンター大会

せらにしタウンセンター大会は318名(満員)のお客様のお集まりいただき、大盛り上がりで終了しました。たくさんの応援、ありがとうございました。リングアナウンサーは欠場中の網倉理奈が務めました。この大会の模様は、ディアナLiveで2024年3月17日 23時59分まで配信しております。

第一試合 シングルマッチ20分一本勝負 
柊くるみVS 狐伯

パワーVSスピード!白熱のオープニングマッチ!
世羅りさ凱旋興行の第一試合は、Himiko欠場によりプロレスリングWAVEから狐伯が参戦。対するは世羅と共にハードコア&デスマッチユニット「プロミネンス」で活動する超パワーファイター・柊くるみだ。小柄な狐伯に対し、柊は容赦ナシ。何度も跳ね返される狐伯。さらに柊の連続フットスタンプに苦悶の表情。キャメルクラッチを耐える狐伯に、世羅町に集まったプロレスファンが大・狐伯コール!それでもまだまだ攻め手を緩めない柊。各方角に鼻フックで精神面にも非情な攻め。ここから狐伯は抜群の運動量を活かしてDDTで反撃開始。低空ドロップキック、ミサイルキックを突き刺す。カサドーラは柊が強引にバックドロップに切り返し、さらにカナディアンバックブリーカーからフェイスバスター。キャノンボールを阻止した狐伯はミサイルキック。連続の丸め込みで逆転勝利を狙う狐伯だが、柊は全てキックアウト。柊は再びキャノンボール突撃!今度こそクリーンヒットし、トドメは人でなしドライバー。ユニットリーダー・世羅の凱旋に花を添えた。

第二試合  タッグマッチ 20分一本勝負 
松本都&夏実もちVS佐藤綾子&デボラK

独自の世界観でファンを魅了する松本都と、プロミネンスのセクシーボディ担当・夏実もちがタッグを結成。佐藤綾子も何かと付き合いの長いデボラKと組み、2人は「全女」時代以来の広島上陸だ。
まずは夏実と佐藤、試合巧者同士の攻防。じっくりと互いの力を確かめ合い、それぞれパートナーにチェンジ。デボラがタックルでフォールするも、都はブリッジで切り抜ける。コーナーに上ったデボラを追いかけ、コーナー上で卍固め。デボラもブレーンバスター等で反撃し、佐藤にタッチ。佐藤はWアームスープレックス、都は卍固め。カットに飛び出すデボラを夏実も卍固めに捕らえる。切り返された都からタッチを受けた夏実はヒップドロップやモンゴリアンチョップ。佐藤は隙を見ておぼん攻撃!ジャパニーズレッグロールクラッチ、佐藤トランペットはカウント2。チェンジを要求したデボラが夏実とのマッチアップ。デボラの投げっぱなしジャーマン、佐藤との合体攻撃は都がカット。デボラが夏実を押さえ、佐藤がミサイルキック発射。しかしこれはひらりとかわした夏実。デボラが直撃を受けてしまう。そこに都のフットスタンプ、夏実のリバーススプラッシュ連続投下。夏実がずんだ餅クラッチでデボラを丸め込み、スリーカウント。

第三試合 タッグマッチ  20分一本勝負 
梅咲遥&石川奈青VSマコトユマ&香藤満月

梅咲遥、広島発上陸!
セミファイナルではアイドルレスラー・梅咲遥とプリンセスレスラー・石川奈青のかわいすぎるタッグが実現。酒豪で大食いの石川は焼酎と思しきボトルを持ち込み、中身は水だと主張するが…。
対するは昨年10月のディアナ後楽園大会で同日にデビューした香藤満月とマコトユマが初タッグ。初の紙テープに笑顔を見せた。
石川とマコトが先発。石川はヘアホイップなどでマコトを圧倒し、梅咲に替わる。梅咲も弓矢固めやドロップキック、逆エビ固めでマコトを完封。マコトも飛行機投げ、ドロップキックで一矢報い、香藤にチェンジ。香藤は95キロの体格を活かして大暴れ!しっかり体重の乗ったエルボーはシングル王者の梅咲を苦しめる。梅咲もエルボーを打ち、ドロップキックで石川にチェンジ。石川のタックル連発を体重でこらえた香藤はボディアタックで石川を押さえ込む。ボディプレスを寸前で回避した石川は、コーナーからボトルを取り出し、”水”を一気飲み!これで石川はパワー全開に。ヘビー級の香藤をバックドロップでぶん投げてみせた。香藤はボディプレスを連発し、マコトにチェンジ。マコトはドロップキックで勢い良く飛び出すが、石川の逆片エビ固めの餌食に。ファンの手拍子に後押しされ、なんとかエスケープ。エルボー、ドロップキック、ボディスラムでマコトも攻める。ここでシングル王者梅咲が再び登場。新人2人のトレイン攻撃、合体ボディプレスを受けるが石川がカット。しかし石川のカットは誤爆になり、梅咲まさかのピンチ?!今度こそ石川がマコトを押さえ「遥さん、トドメお願いします!」。嫌な予感がする梅咲は「しっかり持っとけよ!」と猛ダッシュ。やはりマコトが回避し、梅咲のエルボースマッシュが石川にクリティカルヒット。噛み合わない2人だが、梅咲がミサイルキックを放ち自力でチャンスを作る。石川が香藤の動きを封じ、その隙に梅咲がアメジストクロスで勝負を決めた。チャンピオンとしての強さを、初上陸の広島のファンに存分に見せつけた。

第四試合  世羅りさ凱旋・スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
 世羅りさ&美蘭&ジャガー横田VS井上京子&藤田あかね&ななみ

世羅りさ、大「りさちゃん」コールに応えた!
「DIANA unite プロミネンス@広島 世羅りさ凱旋興行」のメインイベントはもちろんこの人!世羅りさが地元・世羅町のリングで復帰戦を白星で飾った。
まずはななみが高校二年生とは思えない堂々とした佇まいでリングイン。続いてプロミネンスのメンバー・藤田あかね、そしてディアナ代表・井上京子が登場し、超豪華タッグ結成だ。対する世羅軍はまず世羅とのタッグ「ブルーオーキッド」でベルトを狙う美蘭。レジェンド・ジャガー横田が姿を見せると客席からは大歓声。最後に世羅町のスター・世羅りさがリングに上がり激励の花束を受け取ると、リングを埋め尽くすほどの青い紙テープが舞う。地元ファンからの歓迎に、クールな世羅も思わず笑顔がこぼれる。
世羅の凱旋試合、そして復帰戦のゴングが鳴るといきなり大荒れの展開に!選手達は会場中を駆け回り、場外で暴れまくる。場外乱闘からリングに戻った藤田と世羅。藤田は容赦なく世羅を踏みつけ、さらに京子とななみも加わり世羅を集中攻撃。世羅のピンチに、会場に集まった子供達が「りさちゃんがんばれ!」とエール。子供達の希望を背負って戦う世羅は京子のキャメルクラッチやダンシングツリーをひたすら耐える。続いてななみのタックル、逆エビ固め、藤田のスリーパーと苦しい展開。大「りさちゃん」コールの中、ニードロップで窮地を脱した世羅。世羅からのタッチを受けた美蘭はその場跳びムーンサルト。藤田はエルボードロップ。ななみと美蘭の10代対決は美蘭がクリストで厳しく絞り、エスケープを許したところに619。替わってジャガーがななみに卍固め、ななみはノーザンライトスープレックス。続く京子とジャガーのレジェンド対決は、京子がナイアガラ宣言!宣言通りのナイアガラドライバーを決めたがジャガーの肩が上がる。ならばともう一発を狙う京子に、ジャガーはフランケンシュタイナーに切り返す。ここで再び「りさちゃん」が登場!なんと111キロの京子にセラリズムバスター!さらに自ら「りさちゃん」コールを煽り、京子を担いでエアーズロック!しかしこれでも勝負は決まらず、京子軍が猛反撃。世羅は止むことのないコールの中、Wニーアタックを藤田に突き刺す。京子軍はブルーオーキッドの連携を阻止し、藤田のみかんでポン。何とか返した世羅だが、藤田は攻め手を緩めない。そこにジャガーがパイプ椅子で強烈アシスト!藤田を捕まえ、ジャガーの浴びせ蹴り、美蘭のムーンサルトを次々と投下。最後に世羅のダイビングWニードロップが藤田のみぞおちに突き刺さり、大熱戦に終止符。生まれ育った町の名を背負う世羅が、凱旋試合で自ら白星を挙げた。
マイクを持った世羅は「広島県世羅町出身の世羅りさです!ただいま!凱旋大会を行うにあたって、ディアナの皆さんと協力体制を取らせていただきました。本当にありがとうございました。ディアナが世羅町で何かをするらしいと聞いております。何かはまだ言えないんですけど、これからも世羅町をもっともっと面白くしていくのはここにいる全員だと思います。皆様、また世羅町にお越しください。そして世羅町の皆さんもまた見に来てください。本日はありがとうございました」と集まったファンに感謝を述べ、今後もディアナが世羅町で何かを起こしていくことを予告した。パートナーとして奮闘したジャガーも「世羅りさ、成長したでしょう。とっても物静かでプロレスやるようには見えないんですが、内に秘めた強さでここまで成長しました。これからも応援してあげてください」と世羅の成長を称えた。世羅は「前にここで試合したときはアイスリボンという団体に所属していて、そこから5回ほど帰ってきていて、今日が6回目です。今回はプロミネンスという仲間とともに帰ってきました。みんな、上がってもらっていいかな」と参戦した選手を呼び込む。「プロミネンスのポーズがありまして、皆様お手を拝借。まだまだプロレスラーとして生きていきたいと思っています。またお会いできる日までこのポーズを覚えておいて頂けたら。レッツゴー!プロミネンス!」と、参戦選手と観客全員でプロミネンスポーズ!大盛り上がりの凱旋興行を締め括った。