フューチャーサイトアミスタ大会、応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」にて2023年11月10日 23時59分までご覧いただけます。
第一試合 W.W.W.Dタッグ王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦
タッグマッチ20分一本勝負
[にじゅうまる]ななみ&網倉理奈 VS 笹村あやめ&美蘭
[にじゅうまる]ななみ&○網倉理奈(15分15秒 エビ固め)美蘭●&笹村あやめ
※Wあーみんバスター
※ななみ&網倉が 11.3庄内で行われるトーナメント準決勝に進出
4.21フューチャーサイトでのシングル対決を経て意気投合し、同じオレンジをイメージカラーとする2人がいよいよベルトに向けて動き出す。悩みに悩んでようやく決まったタッグ名は、みかんの品種から取った「にじゅうまる」。タッグ専用の入場テーマもお披露目し、気合い充分の2人。団体の未来を担う存在として急成長中のななみとしては、このチャンスは確実にモノにしたいところだ。対するは初タッグの美蘭&笹村。小柄ながら巧みなテクニックで数々のタイトルを手にしてきた笹村のパートナーに、キャリア1年半の中学2年生・美蘭が大抜擢!笹村は現BEYOND THE SEAタッグ王者。過去には進垣リナと共に第14代W.W.W.Dタッグ王者に輝いたこともあり、今度は美蘭と共にベルトを狙う。にじゅうまるが勢いに乗るか?美蘭&笹村が番狂わせを起こすか?まずはななみ対美蘭。ななみがロックアップで押し込むが、美蘭がひっくり返しエルボー。笹村のアシストもあり、ななみを捕まえる。ななみはタックルで美蘭を倒し網倉にチェンジ。網倉はしっかり腰を落とした逆エビ固めで厳しく絞る。替わったななみも急角度の逆エビ。これは笹村がカット。しかしななみはサーフボードストレッチでまだまだ美蘭の腰を攻める。脱出した美蘭は笹村にチェンジ。笹村はななみのエルボー連発を余裕の表情で受けてみせ、反撃のエルボー一発でななみを吹っ飛ばす。続いて網倉にも強烈なエルボーを打ち、網倉は逆水平チョップで応戦。ロープに走った笹村にカウンターのダブルチョップがクリティカルヒット!ここから網倉とななみは連携攻撃。合体わー!プレスを決めたが、顔面蹴りから美蘭にチェンジ。美蘭はドロップキック連発。コーナーに登った美蘭をななみが捕まえ、網倉がアルゼンチンバックブリーカー。笹村がカットし、美蘭の619、ライオンサルトに繋ぐ。網倉のセントーンをかわし、連続の丸め込みで攻めまくる美蘭。笹村のアシストでニアフォールに追い込む。笹村のフットスタンプ、美蘭のクロスボディを何とか返した網倉。ななみが笹村を裏投げで排除し、リングは再び網倉と美蘭。ななみが笹村を必死に押さえる中、網倉のWあーみんバスターでスリーカウント!これでにじゅうまるはトーナメント一回戦を突破。山形での準決勝で2人を待ち受けるのは、過去三度に渡ってW.W.W.Dタッグを戴冠したルミナス。打倒ルミナスに向けて、連携を深めたいと語ったななみ。決戦は一週間後に迫る!
第二試合 スペシャルタッグマッチ20分一本勝負
Himiko&香藤満月 VS 飯田沙耶&桜井裕子
Himiko&●香藤満月(15分15秒 逆片エビ固め)飯田沙耶○&櫻井裕子
スターダムの「マッチョ・ゴリさん」こと飯田沙耶が、ディアナマットに四度目の見参!先月のフューチャーサイトでアミスタ参戦を匂わせていた飯田だが、さっそく実現した形となる。パートナーにカラーズの櫻井を迎え、「飯田魂」大爆発なるか?前回は飯田に負けじと魂のファイトを見せたHimikoが再び対角に立つ。タッグを組む香藤は、デビュー3戦目。初のタッグマッチ、そしてディアナ所属外の選手と対戦するのも初となる。初めてづくしのタッグマッチ、香藤が大奮闘を見せる!元気よく先発を買って出た香藤に、飯田が「あっしが出よう」と登場。飯田は体格差をものともせず、ロックアップでロープに押し込む。悔しい香藤は負けじと力ずくで反対のロープに押し込む。飯田は「来いよ」と煽り、香藤のエルボーを受ける。飯田もエルボーで反撃し、櫻井と飯田のダブルタックルでマッスルポーズを決める。櫻井と香藤の攻防の隙に、コーナーで控えるHimikoに飯田が猛突進。さすがにレフェリーに注意される飯田だが、その後もHimikoが気になって仕方ない様子…。櫻井がコブラツイストで香藤を絞ると、Himikoがカット。するとまたも飯田が飛び出し、Himikoに蹴りを入れる。香藤がボディスラムで櫻井を投げHimikoにタッチ。すぐさま飯田もリングに入るが、Himikoは2人まとめてドロップキック!うるさい飯田を蹴落としたHimikoは、櫻井にレッグシザーズネックロック。櫻井もビッグブーツ、ドラゴンスリーパーで反撃し、飯田にチェンジ。飯田は狙っていたHimikoとのマッチアップに気合いが漲る。タックルやエルボードロップで勢いよく攻める飯田にHimikoはドロップキック。香藤を呼び込み、トレイン攻撃。香藤が巨体で串刺しドロップキックを打つと、歓声が沸く。香藤のボディスラムは腰を落として堪えた飯田は逆エビ固め。ロープに逃げた香藤はエルボー連発、飯田はマシンガン逆水平チョップでお返し。香藤も負けじと、レフェリーの制止も聞かずエルボーを打ち続ける。デビュー1ヶ月にも満たない香藤はスタミナ切れ。櫻井と飯田の連携に大苦戦。飯田はラリアットとエルボーのコンビネーションでまだまだ香藤を攻める。やられっぱなしの香藤だが、飯田をロープに振り、反動で走る飯田を大きなお腹で跳ね返す!見事なカウンターから、95キロのボディプレス、押さえ込みで勝利を諦めない。返した飯田はその腹にラリアットをぶち込み、逆片エビ固め。なんとか堪える香藤だったが、ロープに手が届かずギブアップ。敗れはしたものの、全力ファイトの香藤に大きな拍手が送られた。
第三試合 タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&マコトユマ VS デボラK & 炎華
○梅咲遥&マコトユマ(12分30秒 ラ・マヒストラル)デボラK●&炎華
アメリカ遠征から帰ってきた梅咲が久々にホームリングに登場!タッグトーナメントに高瀬とのタッグ「ルミナス」でエントリーする梅咲。実績充分のルミナスは、一回戦はシード扱いとなり準決勝からの出陣となる。この日は新人・マコトユマとの初タッグ。梅咲は11.3庄内に向けて、まずは弾みをつけたいところ。マコトはデビュー3戦目、初のタッグマッチに臨む。対するはデボラとWAVE新人・炎華。マコトと炎華の新人対決にも注目だ。マコトは炎華にドロップキック連発。炎華も打点の高いドロップキックやスペースローリングエルボーを軽やかに決める。同年デビューの2人がフレッシュファイトを見せれば、梅咲も王者の貫禄を見せる。強烈なエルボー一発で流れを変え、フットスタンプを投下。梅咲が憧れで理想のレスラーだと語る炎華は、コーナーから飛び付いてのヘッドシザーズホイップで梅咲を投げ飛ばし、STFで絞る。梅咲はロープに逃げ、炎華はデボラにチェンジ。デボラは変形の極楽固めや投げっぱなしジャーマンで見せ場を作るが、デボラのフォールはマコトがカットする。最後は梅咲が逆さ押さえ込みからラ・マヒストラルの流れるような丸め込みでスリーカウント。後楽園大会以来のディアナ登場で、しっかり存在感をアピールした。
第四試合 メインイベント
W.W.W.Dタッグ王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦 タッグマッチ20分一本勝負
[綾華]佐藤綾子&中森華子 VS マドレーヌ&関口翔[カケマド]
[綾華]○佐藤綾子&中森華子(12分55秒 佐藤100%)マドレーヌ●&関口翔[カケマド]
※佐藤&中森が11.3庄内で行われるトーナメント準決勝に進出
10.8後楽園でW井上にベルトを奪われた綾華。早くも奪回のチャンス到来!次期挑戦者決定タッグトーナメントにエントリーし、まずは1回戦に登場。優勝すれば再びW井上とのタイトルマッチだ。対角のカケマドは、4.29後楽園でタッグ王座に挑戦し敗北。12月31日でマドレーヌの退団が決まっているが、まだまだ諦めずにベルトを狙う。握手は交わしたものの、何がなんでも勝ちたいカケマドは奇襲を仕掛ける。捕まった中森だが、ネックブリーカーでカケマドを一掃。綾華が連携攻撃でお返し。マドレーヌが捕まり防戦一方に。中森相手にキックの打ち合いを挑んだマドレーヌは、関節技を巧みに織り交ぜ中森の膝を狙う。しかし中森も脇固めで厳しく絞り上げ、関口のカットも佐藤が阻止。ダメージのあるマドレーヌは後転倒立投げから、やっと関口にチェンジ。替わった関口は獅子奮迅。関口は綾華2人へのボディアタックを炸裂させ、中森にドロップキックやSTO、コードブレーカーと猛攻。中森は強烈なミドルキックやシャイニングフラワーでフォールするがマドレーヌがカット。チェンジした佐藤は関口のバックを取るが、関口はロープに逃げる。関口が飛びつき腕十字で佐藤の腕を極め、エスケープした佐藤を場外へ落とし、大乱闘に!何度も壁に叩きつけられた佐藤。しかしリングに戻ると、佐藤はおぼん攻撃で逆襲!佐藤トランペットはカウント2。不意を突かれた関口だったが、まだまだ佐藤の腕に集中攻撃。替わったマドレーヌはまたも綾華の連携の餌食に。切り抜けたマドレーヌの起死回生のカサドーラは惜しくもカウント2。そのまま関口のミサイルキック、マドレーヌのボディアタック、関口のセントーン、マドレーヌの開脚ギロチンとコンビネーションで畳み掛けるが中森がカット。マドレーヌを羽交い締めにする佐藤。ここで中森のハイキックが誤爆し、マドレーヌはレッグロールで丸め込むがこれでも勝負は決まらない。フェイマサーを狙いに走ったマドレーヌに中森がミドルキックを叩き込むと、すかさず佐藤が飛び付き式ジャパニーズレッグロールクラッチの「佐藤100%」でがっちりフォール!今井レフェリーがマットを3回叩き、勝負あり。前タッグ王者として、メインで磐石の白星を挙げた綾華。11.3山形庄内大会では、トーナメント準決勝でSPiCEAPが待つ。山形南陽大会のW.W.W.Dタッグ王座戦ではSPiCEAPを破っており、庄内は佐藤の凱旋興行ということもあり、負けられない戦いとなる。試合後のマイクでは熱視線を送る梅咲に「勝ち上がればね」と、1.29カルッツかわさき大会以来の再戦の可能性も示唆。「東京駅を始発で出ていただければ、10時22分に庄内町に着きます。早いでしょ。飛行機なら1時間です」と詳細な交通案内と共に凱旋興行をしっかりアピールした。2日後に迫るデイリースポーツ認定タッグ防衛戦も「丸腰で地元に帰るわけにはいかない」と勝利宣言。トーナメントを制して故郷に錦を、W井上にリベンジで腰にベルトを飾れるか。