【試合レポート】2023/3/24(金) フューチャーサイトvol.6アミスタ大会

2023年3月24日(金)に行った、フューチャーサイトvol.6の模様をお届けします。超満員札止め、たくさんの応援ありがとうございました!

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&ななみ VS 網倉理奈 &櫻井裕子

○網倉理奈&櫻井裕子(12:24 片エビ固め)マドレーヌ&ななみ●
※Wあーみんバスター

ディアナvsカラーズ、明るく激しいオープニングマッチ

所属ユニット・COLOR’Sの第5代王者に輝き、勢いに乗る網倉が櫻井と共に「Are you ready」として登場。まずはマドレーヌと櫻井が先発。櫻井は早速網倉とのWわー!プレスで会場を盛り上げる。マドレーヌはバチボコバランサーで櫻井の腕を攻める。櫻井は痛む腕でマドレーヌにボディスラム、網倉にタッチ。マドレーヌもななみにタッチし、パワフルなタックル合戦に。力と力の勝負は五分。しかし網倉の雷電ドロップ、櫻井のコブラツイストにななみは悶絶。これを切り抜けたななみはダイヤル固め、ヒップアタックで流れを取り戻しマドレーヌへ託す。マドレーヌは櫻井のビッグブーツを2で返し、網倉には得意のキックや関節技で攻め、フェイマサーでフォールを狙うがカウント2。この流れを受け取ったななみだが網倉の強烈逆水平チョップを食らってしまう。ななみもエルボーを網倉の胸に叩き込んで猛反撃。しかしユニットで行動を共にする「AYR」のコンビネーションに追い詰められ、網倉のセントーンは何とか切り返したななみだが、2発のダブルあーみんバスターに沈む。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負 Himiko VS 高瀬みゆき

○高瀬みゆき(12:37 片エビ固め)Himiko●
※ダイビングギロチンドロップ

Himiko対高瀬は超熱血ファイトに!

熱血全力ファイトが持ち味の高瀬も思わず「視線が熱い!」と漏らす程、この一戦に気合いを漲らせるHimiko。ロックアップ、ヘッドロックの応酬も、Himikoは一歩も引かず食らいついていく。まずは高瀬がキャメルクラッチ、逆エビ固めで絞る。キャリア5年ながら実績充分の高瀬はHimikoのエルボー、ドロップキックを余裕の表情で受け切り、関節技も切り返す。さらにギロチン、ダイヤル固めの連続攻撃に苦しむHimikoに「もう終わりか?」と発破をかけ、火が付いたHimikoは渾身のエルボーを打つ。高瀬はリストバンドを投げ捨て、逆水平チョップを40連発! コーナーに振ってトドメのラリアットを狙い猛然とダッシュする高瀬をカニ挟みで倒し、マウントポジションでエルボー連打の反撃に転じるHimiko。Himikoは高瀬も得意とするギロチンを落とし、客席もどよめく。そして再びリングは打撃合戦に! Himikoのエルボーに「さっきの方が強かったね」と笑みを浮かべる高瀬。これに触発されたか、Himikoは気迫溢れる渾身のエルボーを打ち、鈍い音を響かせる。この一撃で高瀬は結っていた髪を解き、いよいよ本気モードだ。Himikoは負けじとチョップ、ドロップキック、ボディスラムからの押さえ込み、丸め込みの連続攻撃で畳み掛ける。これを耐えきりダブルアーム卑弥クラッシャーも2で返した高瀬は、カミカゼでリングに大の字になったHimikoに滞空時間の長いダイビングギロチンドロップを投下! この直撃を受けたHimikoは惜しくも3カウントを聞いた。貫禄勝ちを収めた高瀬はHimikoの健闘を讃えリングを下りた。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&狐伯 VS デボラK&AKARI

○佐藤綾子&狐伯(14:13 ジャーマンスープレックスホールド)AKARI&デボラK●

シングル王者・佐藤はテクニカル対決を堂々制す

ディアナ所属の佐藤とデボラが、他団体からそれぞれ試合巧者をパートナーに引き連れて激突。まずは佐藤・狐伯組がAKARIを捕らえる。狐伯がスピードで翻弄し、佐藤もグラウンドのテクニックでAKARIを逃がさない。このローンバトルをAKARIは高さのあるドロップキックで切り抜け、デボラにチェンジ。しかし替わったデボラも佐藤・狐伯組の連続攻撃を食らう。リングにAKARIを呼び込むが、狐伯はダブルのドロップキックで2人を相手に奮闘。さらに狐伯は大柄のデボラに劣らない迫力のエルボーを打つが、デボラとAKARIの連続ドロップキックからAKARIの変形脇固めに悶絶! 何とかエスケープし、素早い動きでスワンダイブ式ドロップキック、直伝WアームTを狙う狐伯。これを持ちこたえたAKARIは2段蹴りで窮地を脱する。佐藤はジャンピングニー、ミサイルキック、そしてトドメのジャーマンを狙いAKARIのバックを取る。AKARIはこれをヴィクトル投げから膝十字に切り返す。古傷の左膝を狙われた佐藤がロープ逃げたところにすかさず追い討ちの619! 佐藤はこれを間一髪かわし、ジャパニーズレッグロールクラッチはカウント2.9。しかしデボラの連続タックル、AKARIの619直撃に狐伯の誤爆まで受けてしまった佐藤。このピンチにセコンドからお盆を受け取りデボラの脳天に振り下ろす。今度こそは狐伯のアシストが決まりデボラのバックに回ると、必殺のジャーマン! ブリッジでがっちりホールドし、3カウントを奪った。

第4試合 スペシャルタッグマッチ20分一本勝負 梅咲遥&天咲光由 VS 美蘭&笹村あやめ

○梅咲遥&天咲光由(13:28 アメジストクロス)笹村あやめ&美蘭●

若手ホープの華やかドリームマッチ!
「遥かなる超新星」梅咲&「スターダムの超新星」天咲、初タッグで快勝

この日の目玉カード、スターダムの天咲光由がディアナに電撃参戦するスペシャルタッグマッチ。他団体への参戦がキャリア初ということもあり、超満員の客席からは入場から声援が飛ぶ。天咲は梅咲との超新星タッグ、笹村との初遭遇、そして昨年12月スターダムの「ニューブラッド」で対決した美蘭とは再戦になるなど見所盛り沢山だ。先発する天咲は、同期にあたる美蘭のドロップキック、笹村の挨拶代わりのバックエルボーやフットスタンプなどディアナマット初参戦の洗礼を浴びる。天咲はスペースローリングエルボーで反撃し、ここでディアナの若きエース梅咲が登場。美蘭を弓矢固めで絞り、天咲にチェンジ。美蘭を豪快にボディスラムで投げたが、2発目は美蘭のドロップキックが鋭く突き刺さる。ここで替わって入った笹村はパワーとスピードで観客を魅了。梅咲を嫌味たっぷりに煽り、飛び出した梅咲と天咲を2人まとめてフットスタンプ! 天咲のエルボーは余裕綽々で受け、お返しとばかりに全力エルボー! この重い一撃には客席騒然、コーナーで見守るパートナーの美蘭もなぜか苦悶の表情だ。笹村はDDT、フロントネックロック、ブレンバスターの鮮やかな連続攻撃で天咲を追い詰める。天咲はトルネードDDT連発で梅咲にチェンジ。梅咲がブレンバスターを狙うと美蘭が飛び出してカット。しかし梅咲はこの2人をまとめてネックブリーカー! ここで笹村を豪快にブレンバスターでぶん投げ、ミサイルキック発射! とどめのアメジストの構えに入ると笹村はフルパワーのエルボーを梅咲の胸にも叩き込む。梅咲のエルボーも唸りをあげ、2人のぶつかり合いに客席は大興奮! 笹村は投げっぱなしジャーマンから美蘭にチェンジ。美蘭のドロップキックは天咲が迎撃、今度は笹村がデッドリードライブで梅スプラッシュを阻止し、そこに美蘭のライオンサルト! スクールボーイであわや先輩超えのシーンも作ったが、梅咲のアメジストクロスが完璧に決まりフィニッシュ。女子プロレス若手ホープによる夢の対決は13分28秒、超新星タッグの快勝で幕を閉じた。

アミスタ大会恒例・来場者だけのお楽しみ 最新情報コーナー

この日のお知らせコーナーでは、ルミナスを破って第18代タッグ王者に輝いたパフューム(仮)が3.29YMZ新木場大会で防衛戦を行い、その勝者チームに関口翔&マドレーヌが挑戦することが発表された。まだ王者が決まっていない段階で挑戦者が決定する異例の展開に。マドカケが挑戦する頃、ベルトを巻いているのはどちらのチームか?そして4.29ディアナ後楽園大会の追加カードも1つ発表。ジャガーが保持するエリザベス王座に、クライシスのKAZUKIと藪下めぐみが挑戦する。他、タイガー・クイーン、真琴の参戦が発表された。カードは決定次第、Twitterなどで随時発表。チケットはディアナストアで大好評発売中。

【試合レポート】2023/3/19(日) 大阪・176BOX大会

2023年3月19日(日)に大阪府豊中市・176BOXで行われた、笑いあり乱闘ありの大会の模様をお届け!

第1試合 タッグマッチ20分1本勝負 佐藤綾子&マドレーヌ VS ななみ&美蘭 


○佐藤綾子&マドレーヌ(12:56 ジャーマンスープレックスホールド)ななみ●&美蘭

高校1年生のななみと中学1年生の美蘭が組む「ななみらん」と、佐藤綾子&マドレーヌの「CRYSIS」による、ディアナ純血マッチで大阪大会がスタート。キャリア1年に満たない美蘭はCRYSISのタッグワークに早くも捕まるが、スクールボーイ、低空ドロップキックからななみにチェンジ。ななみはCRYSISの凶器攻撃を浴び、マドレーヌが驚異のバランス感覚から繰り出すバチボコバランサーの餌食に。CRYSISがまずは試合のペースを掴んだが、ダイヤル固めからななみらんも反撃。連携攻撃でマドレーヌをフォールするもカウントは1。コーナーに振られた美蘭はマドレーヌの側転バックエルボー、フェイマサーを浴び、佐藤にはスープレックスでぶん投げられてしまう。これを返した美蘭はななみのアシストでクロスボディ、軽やかなその場跳びムーンサルトを放つ。替わったななみは鋭いタックルで佐藤を倒し、得意のノーザンライト! この鮮やかなブリッジにはマドレーヌがカットに入る。佐藤のジャパニーズレッグロールクラッチは美蘭が決死のカット。佐藤のフィッシャーマンやミサイルキックの猛攻を耐えるななみだが、マドレーヌのキックから佐藤のジャーマンに万事休す。若手タッグの攻撃をしっかり受け切ったCRYSISの快勝だ。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負 デボラK&沙恵 VS  本間多恵&尾﨑妹加

●デボラK&沙恵(12:50 TAEロック)本間多恵○&尾崎妹加

昨年10月の後楽園のシングルマッチがドローに終わり、遺恨清算とはいかなかったデボラと沙恵が久々にタッグを組む。不穏な2人は赤コーナーでバチバチの視殺戦に。対するSPiCEAPはプロレス以外に音楽活動も共にする良きパートナー同士だ。SPiCEAPの奇襲で試合開始のゴングが鳴る。沙恵はビッグブーツ、フィッシャーマン、スリーパーで本間を捕まえ、デボラとの連携を狙うがこれを躱され、逆に本間と尾﨑の息の合った合体攻撃を浴びる。尾﨑はウェイトリフティング仕込みの強烈パワーで沙恵を吹っ飛ばし、コーナーへのボディアタックを狙うが沙恵のぶら下がり首四の字がカウンターで決まる。替わったデボラは尾﨑と大柄ファイターらしくエルボー合戦を展開。デボラがタックルで尾﨑を倒しバックを取ったところを尾﨑は切り返し、迫力満点のアルゼンチンバックブリーカー! これを沙恵がカットするも、続く本間がデボラを関節技で絞る。切り抜けたデボラはミサイルキック、極楽固めでギブアップ勝ちを狙う。これを耐えた本間は尾﨑との合体619、ジャックナイフで畳み掛け、脇固めで逆襲! このピンチを沙恵がビッグブーツでカット。沙恵とデボラも連携を見せるがチームとしての完成度はSPiCEAPに軍配。尾﨑が沙恵をリング下でがっちり抑え、本間のTAEロックにデボラはたまらずギブアップ。尾﨑のパワーと本間のテクニック、そして2人のチームワークが光り見事な白星を挙げた。

第3試合  タッグマッチ時間無制限一本勝負 ジャガー横田&Himiko VS 救世忍者乱丸&花園桃花

○ジャガー横田&Himiko (13:40 体固め) 救世忍者乱丸&花園桃花●
※フィッシャーマンズバスター
※乱丸の強い要望により、20分一本勝負から時間無制限一本勝負、ノータッチルールに変更して行われた

大阪名物のコミカルマッチがディアナマットにも上陸だ。地元・大阪出身の乱丸はジャガーに断りなく「ノータッチルール」と「時間無制限一本勝負」にルールを変更し、試合開始前から早速乱丸ワールド全開! 乱丸は先発を買って出るが、相手が大先輩のジャガーと分かると怖じ気付き花園に交代。するとジャガーはHimikoに試合を託し、再び乱丸が登場。ここでやっと試合開始だ。乱丸は「お前何年目や?何歳?」と51歳でデビュー2年目のHimikoをいじり、逆襲のドロップキックを浴びる。さらにネックスプリングでの起き上がりにも失敗し自爆。替わってジャガーと花園の衝撃の遭遇だ。花園はジャガーを「横田」と呼び、さらにお花で煽ってみせる。ジャガーはお花を投げ捨て、しっかりと腰を落とした逆エビ固めで痛め付ける。「乱丸さん、助けて!」と叫ぶ花園だが、乱丸はカットに失敗し花園は大ダメージ。乱丸はまさかの凡ミスに花園の怒りのビンタを食らった上「役立たず」の烙印を押されてしまう。花園を捕まえたHimikoがダブルアーム卑弥クラッシャーでフォールすれば、役立たず呼ばわりの腹いせに花園に蹴りを入れる乱丸。ここでジャガーが加勢すると、花園はロープワークで相手を翻弄し、ジャガーにキャメルクラッチからのシャボン玉攻撃! このシャッターチャンスを観客のカメラで撮影していた乱丸は、なぜかHimikoにちょっとぶつかっただけで倒れてしまう。この大ピンチ(?)に、起死回生の凄い忍法「60分一本勝負のうちの、57分くらいの術」をかけ、両者一気に体力を消耗しまさかのダブルダウン! カウント9で何とか立ち上がりファイティングポーズをとるが、コミカル殺法に付き合うHimikoにジャガーがブチギレ! この隙に忍法・金縛りでジャガーとHimikoは動きを封じられてしまう。乱丸は金縛り解除からの誤爆を狙うが、エルボーはしっかり乱丸・花園に命中。怒り心頭のジャガーはHimikoとのコンビネーションで2人に強烈なかかと落としを見舞い、フィッシャーマンズバスターで花園からピン。大爆笑のコミカルマッチにも動じない強さを見せつけた。

第4試合  セミファイナル W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負 [王者組・ルミナス]梅咲遥&高瀬みゆき VS 米山香織・小林香萌[挑戦者組・パフューム(仮)]

[王者組・ルミナス]●梅咲遥&高瀬みゆき(15:58 体固め)米山香織○&小林香萌[挑戦者組・パフューム(仮)]
※ダイビング千豚♪
※第17代王者組が4度目の防衛に失敗。挑戦者組・パフューム(仮)が第18代王者組となる

挑戦者組のパフューム(仮)はなんとこの日が初タッグ。ルミナスとしてはカルッツかわさき大会で難敵・綾華を下し防衛したベルトを、実力者同士とはいえ急造のチームに渡すわけにはいかない。梅咲個人としてはここでがっちり防衛し、4.29後楽園大会で挑むシングルタイトル戦に向けて弾みをつけたいところだ。パフューム(仮)はゴングを待たずに奇襲をかける。高瀬が場外で2人を捕らえ、そこに梅咲がプランチャを狙うがルミナスは分断されてしまう。小林と米山は2人でポーズを決める余裕さえ見せ、梅咲への鼻フックを全方角に披露。ローンバトルが続く梅咲はさらに米山のモンゴリアンチョップからのキャメルクラッチ、小林の低空ドロップキックを浴びる。ネックブリーカーで窮地を脱した梅咲は今度こそ場外ダイブ! ここでやっと交代し、高瀬は小林に逆水平チョップ、重いエルボーを連発。しかし試合巧者の小林は米山との連続セントーンで高瀬を削る。米山は高瀬のえびす落としを切り返し、パワースラムも2で返す。替わった梅咲は米山と小林の初タッグとは思えない連携に苦戦。高瀬のカミカゼ、ギロチン連撃のアシストを受け梅スプラッシュで米山をフォールするが2.9で肩が上がる。勝負に出た梅咲がアメジストの弧を描くもカウント2で小林がカット。ラ・マヒストラルも切り返されてしまい、再びの梅スプラッシュを狙いコーナーへ。しかし小林が引きずり落とし、高瀬の誤爆を誘うとその隙にコーナーへ上ったのは米山! セカンドロープからのセントーンには間一髪肩を上げた梅咲。ならばと米山はコーナートップから再びのセントーン発射! 長い滞空時間からこれがクリーンヒット。梅咲はリングで大の字になり、まさかまさかの3カウントでタッグ王座陥落。4度目の防衛に失敗しチャンピオンの座を明け渡したルミナスは無言でリングを後にすると、米山はマイクで10日後の3.29に行われるYMZ新木場大会での防衛戦をぶち上げる。挑戦者は「一般公募」とするも、すぐさま名乗り出たのがこの日第2試合で白星を挙げた本間・尾﨑のSPiCEAPだ。パフューム(仮)はこの挑戦を快諾し、早速の初防衛戦が決定!ディアナのタッグ戦線に新風が巻き起こる。

第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負 井上京子 VS ドレイク森松

○井上京子(13:06 体固め)ドレイク森松●
※ラリアット

地元・大阪出身のドレイクがセコンドの沙恵とともにメインに登場。対する京子は、京子コールの中、堂々のリングイン。大阪大会のメインを飾るは超ヘビー級のパワー対決だ。まずはタックル合戦でドレイクを倒した京子だが、沙恵が乱入し京子は場外に落とされてしまう。鉄柱に打ち付けられ、リングに戻っても凶器攻撃を浴び、完全にドレイクのペースに。DDTから吊り天井を狙う京子だが、再び沙恵が乱入しパイプ椅子で京子を殴打! ドレイクは場外戦へ持ち込み、京子の巨体を客席に投げ飛ばす。京子は強烈な椅子攻撃を受けたが何とか立ち上がり、ドレイクの待つリング上へ。しかしそこでもドレイクの椅子攻撃が止まらない。京子は正攻法のラリアットで薙ぎ倒し、三度の場外戦へ。お返しとばかりにドレイクを客席に投げ飛ばしてみせる。カウント9でリングに戻ったドレイクを捕まえた京子は、雪崩式ブレーンバスターからパワーボムを狙うがここでまたも沙恵のパイプ椅子だ。四度目の場外乱闘にもつれ込み、今度はなんと95キロのドレイクがダイブ! 京子は大ダメージを負うが、客席から巻き起こる大・京子コールを受けてどうにかリングに戻る。沙恵のビッグブーツ誤爆を誘うと、渾身のラリアットで劣勢から大逆転のスリーカウント! ドレイク流のラフファイトに苦しめられた京子だが「あたしも力出しきった。ありがとう」とマイクで語る。ドレイクは「京子さんは全日本女子プロレス。自分はFMWでデビュー。正直、落ちこぼれでした。32年経って、やっと全女の選手にも追い付いたのかなって思います。もう1回チャンスください」と話す。京子は幾度も邪魔をされた沙恵とのタッグを提案。ドレイクも正式に組んでのディアナ参戦を示唆し、ベテラン勢のファイトでディアナリングはますます充実の予感だ。

2023/3/12(日) アミスタ大会vol.28

2023年3月12日(日)13:00より「アミスタ大会Vol.28 ~春うらら~」を開催しました。熱戦の模様をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 梅咲遥 VS 松本都

○梅咲遥(9:58 ラ・マヒストラル)松本都●

みやここワールド全開!梅咲は困惑…

梅咲遥と松本都の初シングルは梅咲のデビュー4周年初陣となった。試合序盤の均衡を破ったのは松本。「4周年最初の試合が私でよかったね! いい試合しましょう!」と握手を求めるが梅咲は困惑……。渋々応じるとやはり捕まり、Y字バランスに付き合わされてしまう。今度はなぜか年下の梅咲に「このクソババア!」と口撃し、リングはすっかり松本ワールドだ。梅咲は「おめーだろうが!」とヘアホイップで反撃、弓矢固めでギブアップを迫る。ロープに逃げた松本もコーナー上の卍固めやシャイニングウィザードでお返しだ。みやここクラッチを梅咲が掟破りのみやここクラッチで切り返すなど、丸め込みの応酬は梅咲がラ・マヒストラルでスリーカウントを奪う。敗れた松本はマイクを握り、4月17日の自主興行に梅咲を公開オファー。「スケジュールNGです」とあっさり拒否されたが、「鈴季すずとシングルやってください」と食い下がる。カードを聞いて目の色を変えた梅咲は「スケジュール、空いてます!」とあっさり手のひらを返し、みやここフェス参戦決定! ここでなぜか松本のテーマ曲が流れ、松本は意気揚々とリングを後にする。完勝ながら最後まで振り回される梅咲だった。

第2試合 6人タッグマッチ20分一本勝負 ジャガー横田&マドレーヌ&デボラK VS 井上京子&Himiko&本間多恵

○井上京子&Himiko&本間多恵(18:59 体固め)ジャガー横田&マドレーヌ&デボラK●
※ラリアット

緊急カード変更の6人タッグは大熱戦に!

美蘭の欠場により、急遽変更となったカード。先日51歳の誕生日を迎えた生粋の“全女”ファン・Himikoにとっては京子と組んでジャガーと対戦という、図らずも夢のカードに。京子とジャガーがそれぞれ先発すると会場はどよめきが起こる。力比べでは京子に分があるが、ジャガーとマドレーヌは凶器で対抗。京子はジャガーを豪快にぶん投げ、替わって入ったHimikoとマドレーヌはテクニカルな攻防に。マドレーヌはHimikoの関節技をすり抜けデボラにタッチ。デボラとHimikoはエルボー合戦で鈍い音を響かせる。さらにジャガーの卍固めに強烈なDDTで追い込まれたHimikoは、ブルドッキングヘッドロック連発で窮地を脱する。本間はストレッチマフラーなど得意のサブミッションで見せ場を作り京子に繋ぐ。京子は必殺のパワーボムでマドレーヌをフォール、しかしカウント2でジャガーのパイプ椅子が京子を襲う! グロッキー状態のマドレーヌに替わり勝負に出るのはデボラ。ミサイルキックやバックフリップで攻めるデボラに、ジャガーがアシストで振りかざした椅子はまさかの誤爆! ここを勝機と見た京子の剛腕が放つラリアットが完璧に決まり、19分に及ぶ大混戦の決着だ。

第3試合  タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&ななみ VS 中森華子&大空ちえ

○中森華子&大空ちえ(16:20 雁之助クラッチ)ななみ&佐藤綾子●

「綾華」再結成への道はまさかのタイトルマッチに発展!

未だタッグ再結成に至っていない綾華。互いに団体のシングルベルトを引っ提げ、若手ホープを率いての登場だ。先鋒は両軍の若手が買って出る。大空・中森は早速の連携攻撃でななみを捕まえるが、佐藤がリングに入ると中森の表情が一変。中森は感情を高ぶらせキックを連発、佐藤も呼応するように重いエルボーを打つ。替わって入った大空が佐藤に捕まると、中森は強烈キックでカット。ななみと中森のマッチアップはすかさず佐藤がアシスト。ななみは鋭いタックルで中森を吹っ飛ばしダイヤル固めも2。大空はパロスペシャル、ななみはボディプレスでフレッシュファイトを展開し、佐藤は大空をフォールしながら中森を目で牽制するベテランらしい余裕を見せる。これに触発されたか、大空はフィッシャーマンで好機を作り勝負の行方を中森に託す。お盆攻撃やジャーマンを喰らいながらも立ち上がり続けた中森は雁之助クラッチでフィニッシュ! 勝った中森は「やっぱりタッグじゃなくて対角の方がよかったよ! 次はシングルでも勝つからな!」と声を荒げ、なんと4月16日のPURE-J後楽園大会で行う無差別級王座戦の挑戦者に佐藤を指名。佐藤はこれを受諾し、タッグ王座をともに目指す仲からいよいよシングル王座を争う遺恨へと発展。佐藤は「ただの倦怠期」を強調し、綾華復活とベルトを狙う。

アミスタ大会恒例・来場者だけのお楽しみ 最新情報コーナー

STARDOMより電撃参戦!天咲光由

ディアナのアミスタ大会ではすっかりおなじみとなっている、来場者だけに最新情報をお届けするコーナー。この日は3月24日(金)19:00~アミスタで開催する若手中心興行「フューチャーサイト」に高瀬みゆきとスターダム所属・天咲光由の参戦が発表された。チケットはPuotasで販売中。対戦カードは決定次第、TwitterやHPでお知らせします。

【試合レポート】2023/2/26(金) アミスタ大会vol.27

2023年2月26日(日)「アミスタ大会Vol.27 ~ディアナ的二・二六事件~」の模様を、試合前のイベントからお届け!

試合前イベント

恥ずかしがらないで♡ディアナをもっと楽しむための応援講座
By MC.MADDY

マドレーヌ講師による応援講座
大熱狂のアミスタ大会スタート!

試合前は「恥ずかしがらないで♡ディアナをもっと楽しむための応援講座」を特別開講。声援が解禁となっているアミスタを盛り上げるべく、久々の登場となったMC.MADDYからディアナ所属各選手のコールをレクチャー。途中、ジャガー横田から「あたしの応援、小さくない?」とツッコミが入るハプニングもあり、試合前からアミスタは過去一番の熱狂!公式ペンライトを特別価格で販売し、推し色での応援もアピール。最後に京子の入場曲「Ready to Fight?」の手拍子で第一試合へバトンを渡した。

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&小林香萌 VS ななみ&Himiko

○小林香萌&マドレーヌ(15:35 120%スクールボーイ)ななみ&Himiko●

第1試合 女子高生レスラーななみ、
鼻フックの悪夢再び…

まずはななみが小林を指名。ななみにとっては先日のフューチャーサイトで屈辱を味わったマッチアップだ。タックル合戦はななみに軍配、しかしドロップキックで反撃され鼻フックの悪夢再び!レフェリーはなぜかマドレーヌのロープ渡りをアシストしており、反則カウントが入らない無法地帯に。各方角にたっぷりとシャッターチャンスを与えてしまったななみは精神的に大ダメージ。替わって入ったHimikoはマドレーヌの関節技をなんとかエスケープし、エルボードロップ、ギロチンで反撃するもカウント2。初タッグで小気味良い連携を繰り出すマド・小林組はHimikoを捕まえ、高速120%スクールボーイで快勝!小林は3.19タッグ王座戦に向けて連勝で波に乗る。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&デボラK  VS  ジャガー横田&梅咲遥

○梅咲遥&ジャガー横田(13:24 ラ・マヒストラル)佐藤綾子&デボラK●

第2試合
カオスすぎタッグマッチ!
CRYSISの絆は強し

CRYSISのジャガーと佐藤が対角に立つタッグマッチ……のはずだが、ジャガーはこのカードに不満気。佐藤に耳打ちすると、敵同士の二人がなぜか共闘しデボラに集中攻撃。さらに梅咲のキャメルクラッチで絞られ、デボラは孤立してしまう。かと思えば今度は梅咲のタッチをジャガーが拒否し、佐藤との連携で梅咲を追い詰める。リングは誰が敵で誰が味方か分からないカオス状態!しかし後楽園大会でシングル王座を懸けて戦う梅咲と佐藤の対決は白熱。梅咲がミサイルキックで吹っ飛ばせば佐藤がお盆攻撃でお返しだ。さらにジャーマンで梅咲を痛め付けた佐藤はトドメをデボラに託す。だがデボラはこのチャンスを生かせず、ジャガーの蟹挟みから梅咲に丸め込まれあえなくスリーカウントを聞いた。試合後もCRYSISから蹴りを入れられるデボラだった……。

第3試合 シングルマッチ15分一本勝負 井上京子 VS 美蘭

○井上京子(0:15 体固め)美蘭●
※ラリアット
※両者の合意により、
井上京子選手は通常ルール、美蘭選手は2カウントフォールで勝利する特別ルールで再試合を行った。
シングルマッチ15分1本勝負(再試合)
○井上京子(4:58 体固め)美蘭●
※ラリアット

第3試合
中学生レスラー美蘭、
涙のマイクで成長を誓う

この日のメインを飾るのはディアナ社長・井上京子と最年少・美蘭だ。このカードは昨年4月29日の後楽園大会における美蘭デビュー戦以来となる。美蘭はこれまでの成長を京子にアピールするチャンス。しかし美蘭のドロップキック、エルボーの連打では京子はびくともしない。京子は強烈ラリアットで美蘭をなぎ倒し、わずか15秒で決着!京子はマイクを取り「本気の、本当の、本物のプロレスやりたくてディアナに入ったんだよね?ディアナのトップ取って貰いたいし、女子プロのトップ取って貰いたい。そういうレスラーになるんだよね?」と問いかける。起き上がることもできない美蘭に、京子自身は通常ルール、美蘭はツーカウントフォールで勝利となる特別ルールでの再戦を提案する。なんとか起き上がった美蘭は「やります!」と気を吐き、再戦のゴング!エルボー、ドロップキック、スクールボーイで美蘭が先制攻撃も、間一髪カウント1で京子の肩が上がる。京子はお返しに逆エビで絞るが大「美蘭」コールに後押しされロープエスケープ。ムーンサルト、ライオンサルトを1で返された美蘭はまたもラリアットを喰らい、京子が完璧なスリーカウント。美蘭は「次は絶対に勝ちます!」と涙のマイク。ディアナ的二・二六事件は団体の明るい未来を予感させながら幕を閉じた。

【試合レポート】2023/2/24(金) フューチャーサイト アミスタ大会

2023年2月24日(金)にポスト・ディ・アミスタッド(ディアナ道場)で行われた「フューチャーサイト」の模様をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負 ななみ vs 小林香萌

○小林香萌(8:40 120%スクールボーイ)ななみ●

女子高生レスラーななみ、
鼻フックに悶絶

心身ともに成長するななみと小柄ながら筋骨隆々の小林、迫力のタックル合戦は五分五分。小林は突進するななみを蟹挟みでかわし低空ドロップドロップキック、そしてロープにはりつけ鼻フック!乙女心を傷つけられてしまったななみは小林の尻を叩いて応戦。執拗な尻攻撃でまさかのギブアップ寸前まで追い込み、ヒップアタック、ノーザンライトスープレックスで勝負をかけるも2。小林のカサドーラに端を発した丸め込み合戦は小林の技あり120%スクールボーイで決着!勝った小林はお尻を抑えながらリングを降りた。

第2試合  タッグマッチ 20分1本勝負 マドレーヌ&関口翔 vs Himiko&網倉理奈

○マドレーヌ&関口翔(12:55 ジャガー横田直伝マドレ投げ)網倉理奈&Himiko●

マド&関口、
友情パワーでタッグ連勝!

タッグチーム名募集中のマドレーヌと関口はお揃いのTシャツで入場。「はなまるあーみんず」のHimikoと網倉もオレンジヘアーで気合い十分だが、連携攻撃は早速失敗。出鼻をくじかれたHimikoはマドレーヌと関口の連携攻撃に翻弄される。替わって入った網倉はわー!プレスや逆水平チョップの連撃で会場を大いに沸かせる。合体わー!プレスからHimikoのダブルアーム卑弥クラッシャーは関口がカット。関口がSTOでチャンスを作り、トドメはジャガー直伝のマドレ投げ。チーム名は未定だがチームワークで見事な勝利。タッグ王座を狙う二人の快進撃の予感だ。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&米山香織 vs デボラK&中森華子

○米山香織&佐藤綾子(11:35 レッグロールクラッチ)中森華子&デボラK●

綾華の絆、復活なるか?

シングル王者同士でありながら、それぞれの団体のタッグ王座戦で破れ一時解消となった「綾華」。一方的にタッグ解消を突き付けられた佐藤は中森に呼び掛けるが、デボラが先陣を切った。佐藤はデボラを厳しく攻め、中森を煽る。デボラがタッチしいよいよ始まった綾華対決は激しく火花を散らし、打撃戦は鈍い音が響く。しかし米山が登場すると空気は一変。グルグルパンチ、モンゴリアンチョップのゴキゲン殺法で会場を盛り上げ米山コールを沸き起こす。米山はデボラのジャーマンをかわすとバックを取り、レッグロールで電光石火のスリーカウント!試合後、佐藤が握手を求めるが中森はこれに応じない。綾華再結成の日は遠い?

第4試合  シングルマッチ15分一本勝負 梅咲 遥 vs AKARI

○梅咲遥(10:05 ラ・マヒストラル)AKARI●

若手ホープ対決を制したのは
梅咲遥!

大会のメインは若手ホープ対決。梅咲遥とAKARIが昨年4月のPOP王座戦以来のシングル対決だ。ゴングからライバル心剥き出しの両者。AKARIは多彩なサブミッションを武器に梅咲を攻める。脇固めで肘にダメージを負った梅咲はネックブリーカーやブレーンバスターで巻き返す。互いに一歩も譲らない二人は丸め込みの応酬にもつれこみ、梅咲のラ・マヒストラルでフィニッシュ。わずか10分ながら濃密な一戦となった。試合後マイクを持った梅咲は3.19大阪でタッグベルトを賭ける米山&小林を呼び込む。米山は「私たちタッグとか組んだことないし、もっと油断した方がいいと思うよ」と梅咲の油断に期待を寄せる。実力者同士の急造タッグを迎え撃つルミナス。いよいよ大阪決戦まで1か月を切った。「ルミナスの宝物」無事に防衛なるか。

【試合レポート】2/11アミスタ大会

2023年2月11日(土)13:00~よりPOST DI AMISTAD(ディアナ道場)にて行われた「アミスタ大会vol.26~きさらぎや 人の心のあらたまり~の試合詳報をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 デボラK vs 狐伯

○狐伯(13:40 スクールボーイ)デボラK●

オープニングマッチにWAVE・狐伯が元気よく登場!試合開始からドロップキックを連発し首四の字でギブアップを狙う。ロープに逃げたデボラは狐伯をコーナーに追い詰め反撃。エルボー合戦は大柄のデボラに軍配、対する狐伯はスピードを生かし矢のような鋭いドロップキックを突き刺しブレーンバスター。これを返したデボラは極楽固めで厳しく絞る。大きく仰け反りながら堪える狐伯にデボラはジャーマンで止めを刺そうとするも切り返される。直伝WアームTは不発に終わる狐伯は再びの急角度極楽固めをまたも持ち前のど根性で切り抜けてみせ、スピアーをかわすと電光石火のスクールボーイで3!目まぐるしい展開に客席からは歓声が上がった。

第2試合 3WAYマッチ20分一本勝負 ジャガー横田 vs 佐藤綾子 vs 久令愛 

○ジャガー横田(16:48 片エビ固め)久令愛● ※もう一人は佐藤綾子

大方の予想通りCRYSISでユニットを組むジャガー&佐藤VS久令愛の図式に。開始のゴングを待たずにCRYSISが凶器で奇襲。佐藤が久令愛をこっそりフォールするとジャガーの怒りの蹴りが入り、佐藤は思わず平謝りだ。久令愛を場外に落とし、リングはCRYSIS対決に。佐藤はジャーマン、ジャパニーズレッグロールで猛攻!ジャガーはコブラツイストで反撃、しかしリングに戻った久令愛がカット。今度は久令愛への卍固めを佐藤がカットし、激しいビッグブーツの打ち合いへ。久令愛は得意の関節技でベテラン勢に立ち向かうが、やはり集中砲火を浴びてしまう。佐藤のジャーマンが完璧に決まったに見えたが、ジャガーが浴びせ蹴りで強烈カット!悶絶する佐藤を尻目にレッグロールクラッチで勝利を奪う。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負  梅咲遥&本間多恵 vs Himiko&美蘭

○梅咲遥&本間多恵(17:50 梅スプラッシュ)美蘭&Himiko●

同期の美蘭とHimikoで「美巫女」を結成も、会場と本間の反応は冷ややか。折れないHimikoは先鋒を買って出る。迎え撃つはタッグ王者・梅咲。Himikoが磨いてきたグランドのテクニックを披露すれば梅咲は力強いフェイスロックでお返しする。Himikoと美蘭はダブルで梅咲の顔面を攻撃し、手荒く22歳の誕生日をお祝いだ。しかし美蘭は怖い先輩達の逆襲に思わず涙目?助けに入ったHimikoは本間と関節技で渡り合いチャンスを作るが、替わって入った美蘭が鼻フックの餌食になり大絶叫!美巫女の2人はそれぞれライオンサルト、ブルドッギングヘッドロックで見せ場を作るが、業師の本間、若きエース梅咲には及ばず。梅咲がアメジストクロス、梅スプラッシュの連撃で快勝!試合後は梅咲が佐藤をリングに呼び込み、4.29後楽園大会でのシングル王座挑戦を表明。ビッグマッチのメインイベントが堂々決定だ。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子&ななみ vs マドレーヌ&関口翔

○マドレーヌ&関口翔(12:50 MISOSHIRUロック)井上京子&ななみ●

マドレーヌが敬愛する関口と「カケマド」タッグを組み、京子・ななみに挑む。京子は早速自慢の怪力でマドレーヌを追い込むが、久々のタッグに燃えるカケマドはななみを捕まえ、抜群のコンビネーションで早くも形勢逆転!ななみは関口へのタックル、ダイヤル固めでピンチを脱し京子へ交代。京子は必殺パワーボムで関口をマットに強烈に叩きつけ、誰もが京子の勝利を確信したがマドレーヌが飛び込み必死のカット!京子のラリアット、ななみのボディプレスを喰らいながらも死に物狂いで立ち上がるマドレーヌ。ななみのノーザンライトスープレックスをカットに入った関口に気を取られ、京子が目を離した隙にマドレーヌのMISOSHIRUロック一閃!劇的勝利に会場はこの日一番の大盛り上がり。勝利した2人はタッグ名を募集するとともに、今後はタッグ王座を目指すことを宣言。懐かしの「ABC、ディアナ!」コールで大団円となった。