第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
[INVA]デビー・カイテル&Himiko vs 香藤満月&柊くるみ[T.I]
[INVA]デビー・カイテル&◯Himiko (14分9秒 怨霊クラッチ) 香藤満月●&柊くるみ[T.I]
全試合がタッグマッチのこの日。まず第一試合はINVAとT.Iが激突する。INVAが奇襲をしかけて柊を捕獲。Himikoは新発売のトートバッグを柊に被せて動きを止めるが、柊があっという間に逆襲。奪ったトートバッグをHimikoに被せ、コーナーに追い込んで踏みつける。柊のパワーが炸裂し、Himikoは全く動けず。今井レフェリーは思わず「救急車呼ぼうか?」。続いて香藤と柊が2人で乗っかり、Himikoは瀕死状態。そして場外へ落とされ、みたらし団子の餌食に。ヘビー級の2人が次々とHimikoに体重を浴びせていき、セコンドの佐藤綾子はまさかのタオル投入。しかし今井レフェリーの死角だったため無効に…。舌出し失神(?)からなんとか蘇ったHimikoはがむしゃらに河津掛けでフォール。カウント2に終わったが、命からがら青コーナーに帰還しデビーにチェンジ。T.Iはデビーにも重さを活かして波状攻撃。柊がサンセットフリップ、香藤はボディプレスにボディアタック、柊のフットスタンプに香藤がまたもボディプレス。さすがのデビーでも苦しい展開となるが、串刺しドロップキックやビッグブーツで反撃し、100キロ超えの香藤をノーザンライトスープレックスでぶん投げてみせる。タッチを受けたHimikoが連続ギロチン投下から関節技でギブアップを狙うが、ロープを掴んだ香藤がおんぶプレス。重い重いT.IにINVAは連係攻撃で対抗する。デビーが香藤を押さえ、Himikoが低空ドロップキック。合体エルボードロップでフォールするが、香藤が自力で肩を上げる。香藤の串刺し攻撃をかわしたHimikoに、柊が交通事故タックルで突っ込んでいく。前回の対戦で柊のパワーを存分に味わったHimikoはこれも回避するが、柊がエルボー1発でHimikoを吹っ飛ばす。そこに香藤がダイビングボディプレス発射!やはりパワーで上回るT.Iに対し、INVAの連携が再び炸裂する。デビーが背後からのスライディングエルボーで香藤を倒し、Himikoが怨霊クラッチでフィニッシュ!苦しい一戦を勝ちきったHimikoはふらつきながらリングをあとにした。
第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&Anna vs 梅咲遥&小林香萌
井上京子&●Anna (13分13秒ギブアップ) 梅咲遥◯&小林香萌
※逆エビ固め
5.31名古屋大会は欠場となってしまった小林だが、元気いっぱいに復帰!梅咲とのレアなタッグで登場した。入場時から欠場を取り返すように大暴走。梅咲ファンの視界を遮りまくり、可愛い入場シーンを台無しに。今井レフェリーに「みんな(梅咲を)撮りたいんだよ!」と注意されるが意に介さず、しれっと梅咲の入場を完コピ。梅咲からは「バカにしてる…」と、早くもタッグに亀裂?かつてデボラ担当だった小林だが、なぜかAnnaとの絡みが多く今ではすっかりAnna担当(?)として、フリーながら若手の育成を任された(??)小林のファイトに期待だ。
先発は2冠女王の梅咲と新人のAnna。梅咲がヘッドロックでAnnaをぐいぐい絞って離さない。自力で脱出したAnnaが京子にタッチすると、梅咲は逃げるように小林にタッチ。小林は京子にショルダータックル連発で激しくぶつかっていくが、京子はどっしり構えて倒れない。京子のスネを蹴飛ばしてもう一度タックルに行くも返り討ちに。京子は小林のレッグカバーを捲って、生スネを蹴りまくる。今井レフェリーに注意されても「(先に小林の方が)スネやってんだから」と無罪を主張。「やってやった」と満足気にAnnaにタッチ。するとアン担はAnnaのスネも蹴りまくり殴りまくる。事の発端は小林自身のはずだが「お前のせいだ!」と八つ当たり。Annaを連行して梅咲にチェンジ。梅咲がAnnaを弓矢固めで絞り、小林がAnnaのスネを蹴る。梅咲からタッチを受けるとコサックスネ蹴りでAnnaのスネに集中砲火!Annaは正攻法のエルボー連打やドロップキックで反撃だ。ボディスラムでしっかり投げきり、成長もアピールする。Annaから京子に代わると、小林がラリアット連打で立ち向かう。「倒れねぇんだよ!」と気を吐く京子だが、反撃の串刺しラリアットはかわされてしまう。小林が美しいフォームのミサイルキックで京子を吹っ飛ばし、梅咲にチェンジ。梅咲がネックブリーカーから「上げるぞ!」とボディスラムの構え。しかし111キロの巨体は上がらず、「かほさん…一緒に…」と救助要請。ちょっと疲れている小林は「えっ、今?」と戸惑いを見せる。観客席からは「パワー」コールが巻き起こり、ノッた小林は「今度こそ…京子倒すぞー!」と、気合を入れて梅咲とWブレーンバスターの構え。しかしこれも上がらず、逆に京子が2人まとめて投げ飛ばす。ならばと梅咲・小林は鮮やかにWドロップキック。梅咲が低空ドロップキックにミサイルキックを続け、もう一度コーナーポストへ…。このチャンスを見逃さなかった京子は雪崩式ブレーンバスターでぶん投げる!さらにラリアットで追撃し、Annaにチェンジ。試合を託されたAnnaは勢いよくドロップキック。梅咲がエルボー一発でAnnaを黙らせ、ミサイルキック発射。逆片エビ固めでAnnaを追い詰めていくが、京子が強烈カット。小林がスネ蹴りで京子を食い止めようとするが、両腕ラリアットで梅咲もろとも倒されてしまう。Annaが京子のアシストから梅咲を丸め込み連発。小林のカットがギリギリで間に合い、梅咲が滞空時間の長いブレーンバスターでAnnaをフォール。Annaはこれを何と自力で返し、観客の度肝を抜く。しかし続く急角度逆エビ固めは耐えきれずギブアップ。明るく激しい一戦を、唯一スネが無事な絶対センターがものにした。
第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
[にじゅうまる]羽多乃ナナミ&網倉理奈vs夏実もち&尾﨑妹加 [GoR]
[T.I]●羽多乃ナナミ&網倉理奈(12分39秒 エビ固め)夏実もち&尾﨑妹加 ◯[GoR]
※ラリアット
5.31名古屋でのタッグ王座戦でちょぶきに敗れたが、まだまだベルトをあきらめないにじゅうまる。ナナミが先発し、夏実とグラウンドの攻防を展開する。ベテランの夏実に、19歳ながらしっかり食らいついていく。両軍チェンジし、網倉と尾﨑は手四つから押し合い。パワーファイターの尾﨑と互角に渡り合う網倉。タックル合戦ではロープの反動を使って尾﨑を倒し、後転わー!プレス。続くセントーンをかわした尾﨑が逆襲のセントーン。夏実にチェンジする。尾﨑と夏実がWタックルやツープラトンブレーンバスターと、チームワークを発揮。にじゅうまるもWタックルで応戦する。網倉からタッチを受けたナナミはタックルで夏実を倒してスリーパーで捕獲。エスケープされてもタックルで突進するがかわされ、夏実がジャーマンで反撃。代わって尾﨑が入り、串刺しラリアットやタックル、アルゼンチンバックブリーカーで怪力を活かしたパワフルファイト。倒れたナナミに夏実のリバーススプラッシュ、尾﨑のダイビングセントーンが次々と襲いかかる。網倉がキャノンボールで尾﨑と夏実を圧殺し、ナナミを鼓舞。息を吹き返したナナミがダイビングボディプレス、えびす落としで尾﨑をフォールするが夏実がカットしカウント2。終盤はナナミと尾﨑が熱戦を繰り広げる。ナナミのジャーマンのクラッチを振りほどいた尾﨑がカウンターのスパインボム、ラリアットでフォール。これはナナミが自力で返し、スピアーで突進!全体重を浴びせてフォールしても尾﨑はキックアウト。尾﨑が雄叫びをあげ破壊力抜群のラリアットでナナミをなぎ倒してフォール、ナナミはもがいて脱出しようとするも尾﨑の力が紙一重で上回る。ナナミの肩がマットから離れた時には今井レフェリーが3カウント目を叩いていた。悔しい敗戦となったにじゅうまる。負けて悔しい、勝っても悔しい、そんな思いも栄養にしてここまで成長してきた2人。諦めず、ここからまた立ち上がるはずだ。
メインイベント タッグマッチ20分一本勝負
[綾華]佐藤綾子&中森華子vs美蘭&炎華 [GoR]
[綾華]◯佐藤綾子&中森華子(14分7秒 佐藤トランペット)美蘭●&炎華 [GoR]
メインイベントは全員チャンピオン!クリスタル王者の美蘭とPOP王者の炎華が若手コンビを結成。対する綾華は、中森がPURE-J無差別とデイリースポーツ認定タッグの二冠、佐藤はエリザベス王者だ。将来有望な若手王者組と経験豊富なベテラン王者組の豪華な顔ぶれとなった。
まずは佐藤と美蘭のマッチアップから、炎華も加わりWドロップキック。すると綾華も低空ドロップキックで美蘭を挟み撃ちに。中森が美蘭をロープにはりつけてミドルキックを放てば、炎華が「よくもかわいい美蘭を!」と中森をロープにはりつけてドロップキック。佐藤が老獪なテクニックで炎華を捕まえると、炎華は若手らしく気持ちの乗ったエルボー。炎華のスペースローリングエルボーは佐藤がブーツで迎撃するが、佐藤のミサイルキックをかわした炎華が反撃の連続ドロップキック。コーナーから飛びついてティヘラで佐藤を対角まで投げ飛ばし、今度こそスペースローリングエルボー。それでも佐藤は流れを渡さずWアームスープレックス。タッチを受けた中森がリング中央でコブラツイスト。この間に佐藤が膝十字で美蘭の動きを止めてカット阻止。炎華は苦しみながらもなんとか自力でロープを掴む。そこに中森が力強い串刺しブーツで追い打ち。今度は炎華がSTFで中森を追い詰めていくが、エスケープした中森がフィッシャーマンズスープレックス。炎華はブーメランアタックを放ってようやく美蘭にチェンジ。美蘭の619、炎華のサクラ落とし、美蘭のハイキックと若手コンビが畳み掛けてフォールするが、佐藤がカットする。美蘭が華麗なキックを連発し、中森も威力満点のミドルキック。両者得意の足技を炸裂させる。中森から佐藤にチェンジし、ミサイルキック2連発。美蘭のピンチに炎華が飛び出すが、佐藤はものともせず2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。しかし続くミサイルキックは盛大に誤爆…。この隙に美蘭がライオンサルトで宙を舞うもカウント2。中森のミドルキック、佐藤のジャンピングニー、ミサイルキックが次々と美蘭を襲い、綾華が美蘭を捕獲するが今度は中森のハイキックが誤爆!ピンチに陥る佐藤を中森が救い、佐藤の2回転ジャパニーズレッグロールクラッチは炎華がカットでカウント2。綾華の合体オーロラスペシャルは美蘭が自力で肩を上げる。若手組も王者の誇りで粘りに粘るが、佐藤トランペットでフィニッシュ。ベテランも意地を見せ、若手をねじ伏せた。佐藤の勝利テーマが流れる中、リングに姿を現したのはタッグ王者・梅咲遥!7.5カルッツかわさき大会のポスターとタッグベルトを掲げ、無言でアピールした。バックステージで綾華がコメントしている最中にもたまたま通りがかった(?)梅咲。せっかくなのでそのまま3人でコメントすることに…。「ディアナといえば!というタッグとどんどん当たっていきたいので、次は綾華かなと。カルッツでぜひよろしくお願いします」と、綾華を挑戦者組に指名。佐藤は「ウナギにも言っといてね」「会社からの発表を待ちたいと思います」としたが、コメントの直後に即正式決定!7.5カルッツかわさき大会のメインイベントは、ちょぶきvs綾華のタッグ王座戦となった。積み重ねたキャリア、残した実績、そして強く結んだ絆…超強敵挑戦者チームを自ら指名した梅咲だが「防衛した次には”W井上”…さんともやらせて頂くことが目標」と更なる先を見据えた。中森がデビュー20周年大会を7月に控えており「節目の年に、節目の試合になるかも」と、パートナーのメモリアルイヤーにベルトという花を添えたい佐藤。そして自身も二冠の大チャンスだ。真夏のビッグマッチを笑顔で締めくくるのはちょぶきか?綾華か?
