梅咲遥プロデュースのフューチャーサイトは大盛況に終わりました。スペシャルおでん「ちょでん」も完売!たくさんの応援ありがとうございました。熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年2月23日 23時59分までご覧いただけます。
第一試合 タッグマッチ20分一本勝負
マコトユマ&真琴vs香藤満月&尾﨑妹加
マコトユマ&◯真琴(9分21秒オクラホマロール)香藤満月●&尾﨑妹加
何かが似ているタッグマッチは、名前が似ているWまことの勝利!
遂にマコト&真琴タッグが実現!香藤は同じイメージカラー、そして同じく体格を活かしたパワフルファイトが持ち味の尾﨑と初タッグだ。このカードは大会プロデューサーの梅咲遥と共にアイドルユニット「シロツメクサ」で活動する實石亜也子が特別リングアナウンサーを務めた。「世界の今井」とコールされ嬉しそうなソフト今井レフェリー。尾﨑は「そう言えって言ったんでしょ…」と今井の入念な仕込みに呆れ顔だ。
昨年10月に共にデビューし、自力未勝利の香藤とマコト。「マコト出てこい!」と香藤が煽ると真琴もマコトも出てきてしまう。Wまことで連携を決めるとそのまま2人の指でMの字を作りアピール!尾﨑&香藤はマコトを捕まえ、ダブルボディアタックで挟み撃ちに。マコトのボディプレスを香藤がキャッチし、得意のペチャンコボディプレス!これはマコトが回避し、マコトがベチャ連発で反撃。エルボーに初勝利への気合いを込め、香藤をロープ際に追いやりドロップキック。勢いそのままマコトが香藤をボディスラムで上げようと試みるが、95キロの香藤がマコトを軽々と持ち上げボディスラム。もう一発を狙う香藤を次はマコトが丸め込む。カウント2で返し、ボディプレスを2発決めるがカウントは2。替わった尾﨑はマコトにエルボードロップ、セントーンをお見舞い。アルゼンチンで担ぐと暴れるマコト。ならばと尾﨑はボディアタック、タックルで容赦なくパワーファイト炸裂。マコトはエルボーで反撃するが尾﨑は涼しい顔で承けきり「もっと来いよ」とゲキ。尾﨑からの鼓舞を受け果敢に攻めるが、反撃の重いエルボー一発で悶えるマコト。真琴の好アシストでボディスラムを決め真琴にチェンジ。飛び出た真琴はいきなり顔面キック!さらにDDT、カカト落としと続けるが、Wアームは上がらず切り返され、尾﨑のアルゼンチンバックブリーカー。マコトがカットし、尾﨑は香藤にチェンジ。香藤は真琴にボディプレスを連発!真琴は香藤をWアームであげようと試みるが香藤は「いかないもんねぇ!」と持ちこたえる。香藤のエルボーを真琴が腕へのハイキックで迎撃。そのまま走り出す真琴に負けじと香藤はボディアタックで吹っ飛ばす。さらに尾﨑を呼び込みおんぶプレス!大ダメージを与え、腰を落とした逆片エビ固めで決めにかかる香藤。しかしマコトが尾﨑を振り切りカットに入る。マコトが真琴のキックのアシストでベチャ成功!2人まとめてなぎ倒す。さらに真琴はマコトをボディスラムで香藤に叩きつけ、W.W.ニー。尾﨑のカットが間に合い、真琴に尾﨑のラリアット、香藤のボディアタックが次々と襲いかかる。しかし尾﨑と香藤の連携は失敗、その隙をついた真琴の丸め込みで決着。Wまことが白星を挙げた。
第二試合 梅咲遥コスチューム着用マッチ
タッグマッチ20分一本勝負
[ブルーオーキッド]美蘭&世羅りさvs小林香萌&夏すみれ
[ブルーオーキッド]◯美蘭&世羅りさ(11分3秒 片エビ固め)小林香萌&夏すみれ●
※ライオンサルト
禁断の対決?美蘭がノットクリーンファイトの夏すみれを下しブルーオーキッド初白星!
「シロツメクサ」の實石亜也子の元気いっぱいなコールで、梅咲遥のコスチュームを着用した選手達が登場。まずは赤いコスチュームを纏った美蘭。大方の予想通り違和感なくキュートに着こなし、かわいらしい姿に歓声が上がる。続く小林香萌は頭にピンクのリボンを着けて登場し、梅咲の入場パフォーマンスを完璧コピー。しかし発達しすぎた筋肉はコスチュームに収まらず…。世羅りさも「入らなかったときの為のものなんて何も持ってきてない」の宣言通り、巻けないベルトをテープで補修して照れ臭そうにリングイン。最後はピンクと黒のチェックが意外と(?)似合う夏すみれが、アイドルレスラー・梅咲は絶対にやらないであろう大人向けなポーズでファンを悩殺。そして梅咲の持つシングルベルトを狙う真琴マネージャー・松澤さんも梅咲コスチュームを着用してセコンドにつこうとするが、真琴がなだめて控え室に連行…。試合前から異様な盛り上がりを見せ、今井レフェリーは「これ試合だよね?」と困惑。
夏は14歳・美蘭をロックオン。これは世羅がガードし、夏のパートナーの小林も「守るからね…」と美蘭保護の立場に。まずはその小林と美蘭が先発。やはり試合巧者の小林がリードすると、どうしても美蘭と絡みたい夏が「まだ決めないで」とクレームをつけ、小林は渋々チェンジ。こうして夏と美蘭の危険なマッチアップに…。夏が「今何歳なの?」と問い、美蘭は怯えながら「14歳です…」。夏は「14歳かぁ…」と何かに思いを馳せながら、巧妙にコーナーへ追い込み反則攻撃!観客は大ブーイング!小林も「大丈夫。ちゃんとプロレスしようね」と言いながら大暴れ。何か起きそうな雰囲気を察知した今井レフェリーは「クリーンに頼むよ」と念押し。美蘭は三角跳びプランチャで世羅にチェンジ。世羅は梅咲っぽくネックブリーカーを披露。そして小林と世羅の梅咲っぽいエルボーの打ち合いに。替わった夏は梅咲っぽくキューティースペシャル!本人も「できたわ…」と驚く高クオリティ。そして年は一つしか変わらないはずの世羅を「ババアに興味ねぇよ!美蘭出せよ!なんでババアが出てくんだよ!」と踏みつけ、コーナーで控える美蘭を「美蘭ちゃん、お姉さんと一緒に遊ぼ」と、良くない感じで誘う…。ここは保護者の世羅が救出するが、夏にまんまと乗せられてしまった美蘭は夏との連携で世羅を攻撃してしまう。この隙にまたも美蘭を巧妙な手口でコーナーに連れていく夏。怖がる美蘭に世羅は「逃げろ!」と指示し、夏を怒りのジャイアントスイングでぶん回す!美蘭も打点の高いドロップキックを放つ。夏は美蘭のボディスラムを腰を落として持ちこたえ、大人向けな感じのワキ固め。夏の暴挙に会場は大ブーイングの嵐に。小林はオフィシャルカメラを遮ってこの映像が配信されてしまうのを阻止。世羅も「撮るな!ダメだ!」と絶叫。しかし夏は「私はプロレスやってるだけ。あなた方がおかしいんです。腕極めてただけ」と論破。今井レフェリーの見解もプロレス技に留まるとし、お咎めナシ。再び美蘭をコーナーで長座にさせた夏は対角のコーナーへ向かう…。いよいよこれまでかと思われたが、やはり世羅が飛び出す!世羅と美蘭の連携が鮮やかに決まり、夏はリング外へ。しかし小林がドロップキックで世羅と美蘭をまとめて長座に!試合前には「美蘭ちゃんの純潔は私が守る」とSNSで表明していたはずの小林がノリノリで2人を押さえ、夏がリングに戻ってくる。いよいよブロンコバスターの準備が完璧に整ってしまい、万事休す。夏が美蘭と世羅めがけて猛然とダッシュ!しかし美蘭は直前で回避し、夏のブロンコと腰振りを世羅一人で食らってしまう。気の済むまで腰を振った夏は美蘭がいないことに気付き、「おい、なんで美蘭じゃなくてババアになってんだよ!」とブチギレ!しかし「誰がババアじゃ!」とキレる世羅の羅紗鋏に美蘭のライオンサルトが連続で決まり、未成年を狙う良くない大人・夏を退治!美蘭と世羅のタッグ「ブルーオーキッド」は初勝利を挙げた。敗れてなおしつこく美蘭に絡む夏を、小林が引きずりながらリングを後にした。
第三試合 シングルマッチ15分一本勝負
ななみvs炎華
◯ななみ(11分28秒ノーザンライトスープレックス)炎華●
クリスタル世代のオレンジ対決はななみが貫禄勝利!
入門前は網倉ファンだった炎華と網倉のタッグパートナー・ななみの初シングルを、特別リングアナウンサー・網倉理奈がコール。2人にとって嬉しい演出となった。
クリスタルトーナメントでは対戦のなかった2人は若手らしくフレッシュファイト。年下ながらキャリアのあるななみはサーフボードストレッチや急角度の逆エビ固めで試合を優位に進めていく。炎華も小さな体から放つ力強いエルボーで反撃開始。炎華は側転エルボー、ドロップキック、そしてSTFでギブアップを狙う。ブレイクを許した炎華は攻め手を緩めずDDT、クロスボディ。ななみも胴締めスリーパーで炎華をがっちり捕まえるがロープブレイク。ノーザンライトを持ちこたえた炎華は飛び付いてヘッドシザーズホイップ。間髪いれずにミサイルキックを発射し、素早く背後に回るとジャパニーズレッグロールの構え。これはななみが弾き返すが炎華は丸め込み連発。全てキックアウトしたななみは再びの胴締めスリーパー。今度も炎華の足がロープに届く。ならばとボディスラムで炎華をリング中央に寝かせ、コーナーに上ったななみは大跳躍でボディプレス投下。カウント2.9で肩を上げた炎華に、トドメのノーザンライトスープレックス。炎華はピクリとも動けず、クリスタル王者としての貫禄を見せたななみの勝利だ。
第四試合 メインイベント
タッグマッチ20分一本勝負
[ルミナス]梅咲遥&高瀬みゆきvs Himiko&笹村あやめ
[ルミナス]△梅咲遥&高瀬みゆき(20分0秒 時間切れドロー)Himiko&笹村あやめ△
梅咲遥が自身のプロデュース大会で、2日後に迫るシングルタイトルの前哨戦に臨んだ。
最も信頼するパートナー・高瀬みゆきと共に、次期挑戦者の笹村あやめとシングルベルトを虎視眈々と狙うHimikoを対角に迎える。
シングル王者が「芯があって一生懸命プロレスしてる姿が尊敬できる」梅咲だからこそ挑戦を表明した笹村。しかしカルッツかわさきでの梅咲vsウナギ戦については「試合見て、負ける気しなかったな」と余裕も覗かせる。実力実績十分の挑戦者は前哨戦でも容赦なく王者の首を狙う。
Himikoは昨年12.10アミスタで梅咲からピンフォール勝ちを収めベルト挑戦を熱望。しかし梅咲が特殊ルール8人タッグで直接リベンジしタイトルマッチには至らず。今度は通常ルールで三度の激突だ。2.18アミスタで井上京子の持つエリザベス王座への挑戦も決まり、シン・Himikoとして進化した姿を見せる格好の機会となる。
梅咲がパートナーに指名した高瀬は、「ルミナス」で過去3度W.W.W.Dタッグを戴冠。昨年3月以降同王座からは遠ざかっているが、多数のタイトルを獲得し海外でも大活躍。梅咲もその間にシングル王者として成長を遂げ、ルミナスもパワーアップだ。
この試合の特別リングアナウンサーは欠場中の網倉理奈。力強いコールで選手を呼び込み、会場を盛り上げる。
強敵を相手に燃えるHimikoは「梅咲遥!出てこい!」と挑発。しかし出てきたのは、第2試合で梅咲コスチューム着用マッチに出場した世羅りさ、小林香萌、夏すみれ、美蘭、そしてオレンジのリボンをつけたななみ。なぜか真琴マネージャー・松澤さんも梅咲コスチューム姿で登場。ニセ梅咲でリングはいきなり大渋滞に。ニセ梅咲を退治したHimikoと本物梅咲のマッチアップでゴング。弓矢固めで「ギ…」と言いかけたが持ちこたえたHimiko。続いてルミナスの連携攻撃を受け、笹村にチェンジ。タイトルマッチを控えた2人は超ハイスピードな攻防。高瀬も飛び出し、ドロップキック、ダイヤル固め。笹村はフェイスクラッシャーからHimikoにチェンジ。高瀬がHimikoをキャメルクラッチに捕らえ、「ちょちょたん!出てこい!」。梅咲とのW攻撃…と思いきや、ニセ梅咲軍団が再び現れ、Himikoを袋叩きに!松澤さんが井上京子ばりのモンゴリアンチョップを放ち、Himikoは「覚えとけよ松澤」とブチギレ!今井レフェリーがニセ梅咲を追い返したが、Himikoは瀕死状態に。さらにルミナスの連携ドロップキックでグロッキー状態に。何とか立ち上がったが今度は高瀬の連続逆水平チョップが襲う!高瀬は続いて逆エビ固めでしっかり腰を落とし、「ちょちょたん!出てこい!」。ニセ梅咲軍団、またもHimikoを総攻撃!キレた笹村がニセ梅咲達のみぞおちにグーパンチ。窮地を脱したHimikoは笹村にチェンジ。笹村と高瀬の真向勝負は大白熱!Himikoがやかましくチェンジ要求するのを無視した笹村はエルボー一発で高瀬を吹っ飛ばす。笹村はうるさいHimikoに暴力的にタッチし、チェンジ。HimikoのWアームの構えをショルダースルーに切り返す高瀬、それをさらに回転エビ固めに切り返すHimiko。横十字、首固めと続けるもカウント2。Himikoのレッグシザーズネックロックをストレッチマフラーに切り返す高瀬。「笹村、助けろ!」とHimiko絶叫!笹村がカットし、高瀬は梅咲にチェンジ。梅咲は得意のエルボー連打、ドロップキック、ミサイルキック。バックを取りトドメのジャーマンはHimikoが堪え、ブルドッギングヘッドロック、さらにカウンターのアバランシュホールド。試合時間残り5分を切り、いよいよ笹村と梅咲がバチバチファイト!エルボーの打ち合いは笹村に軍配。梅咲の梅スプラッシュ、キューティースペシャルはHimikoがカット。笹村は高瀬をジャーマンで排除し、梅咲にラリアット。梅咲もジャーマンで対抗するが笹村はすぐに立ち上がる。梅咲のエルボースマッシュ、笹村のラリアットの打ち合いでWダウン状態に。残り1分で笹村はタイガースープレックスの構え。梅咲が切り返して丸め込むがカウント2。残り10秒がアナウンスされ、笹村は今度こそタイガースープレックスで投げきるが、レフェリーがカウントに入る前に試合終了のゴング。前哨戦はドローに終わる。
久々のディアナ参戦となった高瀬はマイクを取り、「ちょちょたん、笹村さん、そしてHimikoさんもナイスファイト!しばらく見ない間にガッツ溢れてますね!」とHimikoの成長を讃える。続けて「20代の私達は負けないですよ!」と若さをアピールすると、客席からは疑問の声。高瀬は年齢非公開だが…?
高瀬からマイクを奪った笹村は「梅咲、こんなもんじゃないから。11日、タイトルをかけてのシングル。心いっぱい胸いっぱい、そして体ボロボロになるまで、立てなくなるまで、やりあおうよ」。梅咲も「今日めちゃくちゃ攻められたけど、私だってこんなもんじゃないから」。終盤の激突ではまだまだ物足りない2人。2日後のタイトル戦に向け、さらに闘志を燃やす。
梅咲はファンに感謝を述べ、「楽しかったですか?またやってもいいですか?」とプロデュース大会に手応え。ここで2月7日に誕生日を迎え23才になった梅咲に、ななみがサプライズのケーキを持って登場。笑顔の「涙サプライズ!」は大成功!笑いありバチバチありの梅咲プロデュース大会は大団円となった。