【試合結果】2024年1月6日(土) フューチャーサイトvol.16 vol.17

フューチャーサイトvol.16&17、2大会応援ありがとうございました!松澤さんが乱入するYMZ流ゴキゲンマッチ?や、退団したマドレーヌの早すぎる再登場、そして1DAYトーナメントを制したななみが初戴冠!と盛りだくさんの内容でお届けしました。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年1月20日 23時59分までご覧いただけます。

昼興行 フューチャーサイトvol.16 

第一試合 クリスタルトーナメント1回戦① 
シングルマッチ20分一本勝負

第二試合 クリスタルトーナメント1回戦② 
シングルマッチ20分一本勝負

第三試合 クリスタルトーナメント1回戦③ 
シングルマッチ20分一本勝負

第四試合 シングルマッチ 10分一本勝負

夜興行 フューチャーサイトvol.17


第一試合 クリスタルトーナメント準決勝① 
シングルマッチ20分一本勝負

第二試合 クリスタルトーナメント準決勝② 
シングルマッチ20分一本勝負

第三試合 6人タッグマッチ 20分一本勝負

第四試合 クリスタルトーナメント決勝戦 
30分一本勝負

1日で3試合の過酷なトーナメントを駆け上がり、“ディアナの未来を担う女子高生レスラー”ななみが初代W.W.W.Dクリスタル王者に輝いた。
梅咲を筆頭に若手選手の活躍を受け、ディアナでも若手王座を新設。初代チャンピオンを争うトーナメントの参加資格はキャリア3年未満、または25歳以下の選手に限られた。ディアナからはななみ、美蘭、香藤満月、マコトユマがエントリー。Himikoは怪我で無念の欠場。梅咲も資格を満たしたが、ディアナの頂点・W.W.W.Dシングル王座を保持していることから参加は見送りに。プロレスリングWAVEからはタッグ王者組の田中きずなと炎華が揃って出場。そして23歳にしてキャリア13年のベテラン・柊くるみが電撃参戦。これまでの実績から優勝候補と目され、シードとして準決勝から登場することに。
香藤とマコトのディアナ新人コンビはシングル初勝利ならず、ともに1回戦で姿を消す。
美蘭は横十字固めからブリッジでフォールする「Mロールクラッチ」や、コーナー最上段から飛ぶムーンサルトプレスの新技を駆使し、決勝戦へ進出。
ななみは準決勝で柊くるみと大激突。やはり柊のパワー殺法に苦戦を強いられる。柊はこの日2試合目のななみに容赦ない猛攻。くるくるくるみ、ナッツドライバー、インプラントなど大技を受けてもななみは意地で肩を上げ続ける。ななみも80キロの柊を吹っ飛ばすタックルやノーザンライトスープレックスで対抗。パワーで敵わないと見るや、スリーパーで絞め落としにかかるなど手を尽くす。しぶといななみに、柊が渾身のラリアット。これで勝負あったかと誰もが思った瞬間、柊がフォールする隙をついてダイヤル固めからブリッジで相手を押さえる「セブンスリーホールド」で下馬評を覆す大金星!強豪を撃破した勢いで美蘭との決勝戦に臨む。
決勝カードはディアナ純血対決に。ななみは激戦のダメージを引きずりながらリングイン。普段は妹のように美蘭を可愛がっているが、先輩としてのプライドをかけて闘志むき出しファイトを見せる。初のタイトルマッチに燃える美蘭も気迫で向かっていく。美蘭は脚の長さを活かしたスピンキックや素早いウラカンラナ、華麗なムーンサルトでななみを追い詰める。ななみはスリーパーでギブアップ寸前に追い込み、ロープに足が届いた美蘭を豪快な裏投げ2発でマットに叩きつけ、最後はノーザンライトスープレックスで鮮やかな弧を描いてスリーカウント。昨年12月をもってフューチャーサイトを卒業し、今年からフューチャーサイト総監修に就いた佐藤綾子がティアラを贈呈。まさに「戴冠」となった。初の王座獲得の喜びを「初代クリスタル王者になりました。デビューしてから苦しいこととか、正直辞めたいと思ったことも何度もあったけど、プロレスラーを諦めないで、ディアナの選手を続けてきて良かったなって思ってます。チャンピオンになったからには、今日参戦してくれた選手はもちろん、色んな団体の色んな選手にクリスタルを広めていって、たくさん戦っていきたいと思います」と大粒の涙を溢しながら語った。こうしてクリスタル王座の歴史はななみからスタート。防衛ロードもななみらしく、ディアナの未来を背負って戦っていく。