【試合レポート】2023/2/24(金) フューチャーサイト アミスタ大会

2023年2月24日(金)にポスト・ディ・アミスタッド(ディアナ道場)で行われた「フューチャーサイト」の模様をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負 ななみ vs 小林香萌

○小林香萌(8:40 120%スクールボーイ)ななみ●

女子高生レスラーななみ、
鼻フックに悶絶

心身ともに成長するななみと小柄ながら筋骨隆々の小林、迫力のタックル合戦は五分五分。小林は突進するななみを蟹挟みでかわし低空ドロップドロップキック、そしてロープにはりつけ鼻フック!乙女心を傷つけられてしまったななみは小林の尻を叩いて応戦。執拗な尻攻撃でまさかのギブアップ寸前まで追い込み、ヒップアタック、ノーザンライトスープレックスで勝負をかけるも2。小林のカサドーラに端を発した丸め込み合戦は小林の技あり120%スクールボーイで決着!勝った小林はお尻を抑えながらリングを降りた。

第2試合  タッグマッチ 20分1本勝負 マドレーヌ&関口翔 vs Himiko&網倉理奈

○マドレーヌ&関口翔(12:55 ジャガー横田直伝マドレ投げ)網倉理奈&Himiko●

マド&関口、
友情パワーでタッグ連勝!

タッグチーム名募集中のマドレーヌと関口はお揃いのTシャツで入場。「はなまるあーみんず」のHimikoと網倉もオレンジヘアーで気合い十分だが、連携攻撃は早速失敗。出鼻をくじかれたHimikoはマドレーヌと関口の連携攻撃に翻弄される。替わって入った網倉はわー!プレスや逆水平チョップの連撃で会場を大いに沸かせる。合体わー!プレスからHimikoのダブルアーム卑弥クラッシャーは関口がカット。関口がSTOでチャンスを作り、トドメはジャガー直伝のマドレ投げ。チーム名は未定だがチームワークで見事な勝利。タッグ王座を狙う二人の快進撃の予感だ。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&米山香織 vs デボラK&中森華子

○米山香織&佐藤綾子(11:35 レッグロールクラッチ)中森華子&デボラK●

綾華の絆、復活なるか?

シングル王者同士でありながら、それぞれの団体のタッグ王座戦で破れ一時解消となった「綾華」。一方的にタッグ解消を突き付けられた佐藤は中森に呼び掛けるが、デボラが先陣を切った。佐藤はデボラを厳しく攻め、中森を煽る。デボラがタッチしいよいよ始まった綾華対決は激しく火花を散らし、打撃戦は鈍い音が響く。しかし米山が登場すると空気は一変。グルグルパンチ、モンゴリアンチョップのゴキゲン殺法で会場を盛り上げ米山コールを沸き起こす。米山はデボラのジャーマンをかわすとバックを取り、レッグロールで電光石火のスリーカウント!試合後、佐藤が握手を求めるが中森はこれに応じない。綾華再結成の日は遠い?

第4試合  シングルマッチ15分一本勝負 梅咲 遥 vs AKARI

○梅咲遥(10:05 ラ・マヒストラル)AKARI●

若手ホープ対決を制したのは
梅咲遥!

大会のメインは若手ホープ対決。梅咲遥とAKARIが昨年4月のPOP王座戦以来のシングル対決だ。ゴングからライバル心剥き出しの両者。AKARIは多彩なサブミッションを武器に梅咲を攻める。脇固めで肘にダメージを負った梅咲はネックブリーカーやブレーンバスターで巻き返す。互いに一歩も譲らない二人は丸め込みの応酬にもつれこみ、梅咲のラ・マヒストラルでフィニッシュ。わずか10分ながら濃密な一戦となった。試合後マイクを持った梅咲は3.19大阪でタッグベルトを賭ける米山&小林を呼び込む。米山は「私たちタッグとか組んだことないし、もっと油断した方がいいと思うよ」と梅咲の油断に期待を寄せる。実力者同士の急造タッグを迎え撃つルミナス。いよいよ大阪決戦まで1か月を切った。「ルミナスの宝物」無事に防衛なるか。