【試合レポート】2/11アミスタ大会

2023年2月11日(土)13:00~よりPOST DI AMISTAD(ディアナ道場)にて行われた「アミスタ大会vol.26~きさらぎや 人の心のあらたまり~の試合詳報をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負 デボラK vs 狐伯

○狐伯(13:40 スクールボーイ)デボラK●

オープニングマッチにWAVE・狐伯が元気よく登場!試合開始からドロップキックを連発し首四の字でギブアップを狙う。ロープに逃げたデボラは狐伯をコーナーに追い詰め反撃。エルボー合戦は大柄のデボラに軍配、対する狐伯はスピードを生かし矢のような鋭いドロップキックを突き刺しブレーンバスター。これを返したデボラは極楽固めで厳しく絞る。大きく仰け反りながら堪える狐伯にデボラはジャーマンで止めを刺そうとするも切り返される。直伝WアームTは不発に終わる狐伯は再びの急角度極楽固めをまたも持ち前のど根性で切り抜けてみせ、スピアーをかわすと電光石火のスクールボーイで3!目まぐるしい展開に客席からは歓声が上がった。

第2試合 3WAYマッチ20分一本勝負 ジャガー横田 vs 佐藤綾子 vs 久令愛 

○ジャガー横田(16:48 片エビ固め)久令愛● ※もう一人は佐藤綾子

大方の予想通りCRYSISでユニットを組むジャガー&佐藤VS久令愛の図式に。開始のゴングを待たずにCRYSISが凶器で奇襲。佐藤が久令愛をこっそりフォールするとジャガーの怒りの蹴りが入り、佐藤は思わず平謝りだ。久令愛を場外に落とし、リングはCRYSIS対決に。佐藤はジャーマン、ジャパニーズレッグロールで猛攻!ジャガーはコブラツイストで反撃、しかしリングに戻った久令愛がカット。今度は久令愛への卍固めを佐藤がカットし、激しいビッグブーツの打ち合いへ。久令愛は得意の関節技でベテラン勢に立ち向かうが、やはり集中砲火を浴びてしまう。佐藤のジャーマンが完璧に決まったに見えたが、ジャガーが浴びせ蹴りで強烈カット!悶絶する佐藤を尻目にレッグロールクラッチで勝利を奪う。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負  梅咲遥&本間多恵 vs Himiko&美蘭

○梅咲遥&本間多恵(17:50 梅スプラッシュ)美蘭&Himiko●

同期の美蘭とHimikoで「美巫女」を結成も、会場と本間の反応は冷ややか。折れないHimikoは先鋒を買って出る。迎え撃つはタッグ王者・梅咲。Himikoが磨いてきたグランドのテクニックを披露すれば梅咲は力強いフェイスロックでお返しする。Himikoと美蘭はダブルで梅咲の顔面を攻撃し、手荒く22歳の誕生日をお祝いだ。しかし美蘭は怖い先輩達の逆襲に思わず涙目?助けに入ったHimikoは本間と関節技で渡り合いチャンスを作るが、替わって入った美蘭が鼻フックの餌食になり大絶叫!美巫女の2人はそれぞれライオンサルト、ブルドッギングヘッドロックで見せ場を作るが、業師の本間、若きエース梅咲には及ばず。梅咲がアメジストクロス、梅スプラッシュの連撃で快勝!試合後は梅咲が佐藤をリングに呼び込み、4.29後楽園大会でのシングル王座挑戦を表明。ビッグマッチのメインイベントが堂々決定だ。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子&ななみ vs マドレーヌ&関口翔

○マドレーヌ&関口翔(12:50 MISOSHIRUロック)井上京子&ななみ●

マドレーヌが敬愛する関口と「カケマド」タッグを組み、京子・ななみに挑む。京子は早速自慢の怪力でマドレーヌを追い込むが、久々のタッグに燃えるカケマドはななみを捕まえ、抜群のコンビネーションで早くも形勢逆転!ななみは関口へのタックル、ダイヤル固めでピンチを脱し京子へ交代。京子は必殺パワーボムで関口をマットに強烈に叩きつけ、誰もが京子の勝利を確信したがマドレーヌが飛び込み必死のカット!京子のラリアット、ななみのボディプレスを喰らいながらも死に物狂いで立ち上がるマドレーヌ。ななみのノーザンライトスープレックスをカットに入った関口に気を取られ、京子が目を離した隙にマドレーヌのMISOSHIRUロック一閃!劇的勝利に会場はこの日一番の大盛り上がり。勝利した2人はタッグ名を募集するとともに、今後はタッグ王座を目指すことを宣言。懐かしの「ABC、ディアナ!」コールで大団円となった。