2022年7月 10日(日)に「アミスタ大会Vol.11」大会を、ポスト・ディ・ア ミスタッド川崎で行いました。試合は全4試合。
アミスタ大会Vol.11ダイジェスト
・POP(プリンス・オブ・プロレスリング)選手権試合は梅咲遥2度目の防衛成功しました。次回POP選手権試合は挑戦者 久令愛で行われることが 決定しました。
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負 美蘭VS真琴
●美蘭(8分20秒 片エビ固め)真琴○ ※Wアームスープレックス
身長差約17cmの対戦。手脚の長さも魅力の1つである真琴と美蘭のリーチ対決は会場の笑いを誘う。真琴のフォールから 美蘭が体の柔らかさを活かしたブリッチで抜けた時は会場から驚きの声が漏れた。美蘭のドロップキックからのその場飛び 込みムーンサルトが真琴に決まる。試合は、真琴の勝利となるが、4月のデビュー戦から一戦ごとに成長著しい美蘭にも大 きな拍手が送られた。
第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負 HimikoVS沙恵
●Himiko(11分52秒 天照)沙恵○
初対戦となる両者。試合開始のリストの取り合いでは互いの肩の限界点を試す緊迫感が出ていた。沙恵のヘッドロック からHimikoがヘッドロックで返し、タックル合戦となりHimikoが飛ばされる。Himikoの2連続のドロップキックからのブル ドッキング・ヘッドロック が美しく決まる。試合後に、セコンドに入っていたデボラKのHimikoに向けた声援が気になってい た沙恵が、夜のフューチャーサイトでタッグ戦で対戦するデボラKに「夜の試合お前待ってろよ!」と啖呵が切られた。
第3試合 POP(プリンセス・オブ・プロレスリング)選手権試合 梅咲遥VSななみ
○梅咲遥(12分55秒 アメジストクロス)ななみ●※第25代王者2回目の防衛に成功
ディアナの未来を担う女子高生レスラーななみが、ディアナの今を担うPOPチャンピオン梅咲遥に挑む戦い。ななみ初のシン グルベルト挑戦の試合であった。本選手権試合はアミスタvol.10でデボラKとの時間無制限3本勝負で涙の勝利を収めるもさ らなる高みを望むために、梅咲の提案で組まれた試合。ゴングと当時に間髪入れずに続くななみのタックルで自分のペースを 掴もうとし、そのスピード感に梅咲も対応して行く。梅咲の弓矢固めに苦悶を表情を見せるななみ。ななみのダイヤル固め、 ノーザンライトスープレックスも決まるが、最後は梅咲のアメジストクロスで、ななみから3カウントを取り梅咲は2回目の防衛と なる。
梅咲は最後に、「私は、今のディアナを担うつもりで戦っている。」「このPOP(選手権試合)を通して、ディアナの名前、梅咲遥の名前を広めたい」と今後の意気込みを語った。
第4試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負 井上京子、デボラK、久令愛VS ジャガー横田、佐藤綾子、マドレーヌ
ジャガー横田&○佐藤綾子&マドレーヌ(16:20ジャーマンスープレックスホールド)井上京子&デボラK●&久令愛
試合開始は、井上京子VSジャガー横田。ジャガー横田に対して、ロメロスペシャルを仕掛ける直前の井上京子はロールプレ イングゲームのように「よっしゃ!ジャガーさんを捕まえた!」と言いながら技を掛け、「やってやった!」と溢れる笑顔をみせ た。
クライシスチーム本試合初の凶器はマドレーヌのバトン、久令愛に対してジャガー横田と佐藤綾子が使用し、マドレーヌが 久令愛に足関節をする。デボラKVS佐藤綾子では佐藤のドロップキックからのキャメルクラッチに噛み付いて回避し、その 後ジャガー横田の攻撃を受けサミングをされた時は今日一番の悲鳴が出た。 デボラKもジャガー横田に強烈なタックル、極楽 固めを掛ける。久令愛とマドレーヌのチョップとキック対決は回数を重ねるごとに強い音が鳴り響いた。井上が私が終わらせると!出てくるも、ジャガー横田のパイプ椅子と佐藤綾子のお盆セット攻撃をクライシス3名から同時に受けることになった。試合終盤、井上京子と佐藤綾子の同郷対決、クライシスの3タイプの凶器使いと見所満載のメインイベントであった。