【試合結果】9月22日(金)フューチャーサイト アミスタ大会Vol.12

第12回「フューチャーサイト」たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で22023年10月6日 23時59分までご視聴いただけます。

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負 デボラK&ダーク・シルエタ vs 網倉理奈&櫻井裕子

シルエタ参戦!メキシコの美技炸裂

●デボラK&ダーク・シルエタ(11分34秒 サムソンクラッチ)網倉理奈○&櫻井裕子

メキシコから来日している、ダーク・シルエタが参戦!まさに「ワールド女子プロレス」なオープニングマッチ。シルエタはCMLLのベルトを巻いて堂々リングイン!デボラが先発し、網倉を指名。しかし網倉は櫻井をリングに送り出す。網倉と櫻井の「Are You Ready」は早速のW攻撃。シルエタとデボラは網倉を捕まえ、シルエタがキャメルクラッチで網倉を厳しく絞り、そのまま怨霊クラッチ。網倉はタックルで反撃し櫻井にチェンジ。櫻井はビッグブーツやコブラツイストで反撃。串刺しビッグブーツをかわしたシルエタは低空ドロップキック。櫻井がシエルタを豪快にぶっこ抜けば、シエルタも櫻井をジャーマンで投げ飛ばす。同時チェンジで網倉とデボラの激しいタックル合戦。これは網倉に軍配が上がり、逆片エビで絞る。エスケープしたデボラも負けじと網倉をタックルで吹っ飛ばす。さらに極楽固めでしつこく絞るデボラ。櫻井がカットに入るも、シルエタが場外へ蹴落とす。網倉のバックを取ったシエルタに、デボラのハンマーエルボーが誤爆!この隙に網倉のサムソンクラッチが決まり3カウント。

第2試合 6人タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&ななみ&藤田あかね vs 清水ひかり&笹村あやめ&炎華

カード変更6人タッグは大白熱!

 ななみ&●マドレーヌ&藤田あかね(12分34秒 ブロックバスター)清水ひかり&笹村あやめ○&炎華

美蘭の欠場により急遽カード変更となった、フューチャーならではの華やかな6人タッグ。清水組は奇襲を仕掛け、マドレーヌをつかまえトレイン攻撃。そのままマドレーヌ1人に3人がかりで猛攻!なぜか炎華に対して攻撃的な態度の笹村は、炎華に「いけんのか!」と試合を託す。マドレーヌのロンダートバックエルボーをかわした炎華はスペースローリングエルボーでお返し。そのままドロップキックでフォールに乗る。マドレーヌは逆さ抑え込みから倒立ニー、ななみにチェンジ。炎華より年下ながらキャリアは上のななみがエルボー合戦を制する。ななみの裏投げをカサドーラに切り返した炎華は清水にタッチ。清水は炎華を呼び込むが、ななみは連携を断ち切り、炎華をコーナーへ振る。しかし炎華のクロスボディ、清水のフットスタンプが連続でななみに直撃。さらに二段蹴りも食らってしまうななみだが、鋭いタックルで藤田にチェンジ。藤田が清水を担ぐと、清水は卍固めに切り返す。カットに入るななみが笹村のストレッチマフラー、アンクルホールドに捕まり、炎華の動きはマドレーヌが阻止。これでも決まらないと見るや清水はヘッドシザーズホイップ。藤田はアメリカンオレンジドライバーでカウント2。笹村とマドレーヌにそれぞれ代わり、マドレーヌは腕十字で攻める。笹村は体を反転させ、マドレーヌを逆に押さえ込んでみせる。このフォールを2で返したマドレーヌのみぞおちに清水を投げ落とす笹村。さらになぜか炎華の腹に一撃パンチを見まい、弱った炎華をマドレーヌの上にぶん投げる。続くノーザンライトは藤田のカットが間に合う。清水と炎華、ななみと藤田はそれぞれアシストに飛び出すが激しい攻防の末それぞれリング外へ落ち、リングは笹村とマドレーヌの一騎討ちに。笹村が強力なエルボーを叩き込み、ラリアットを狙い走ってきたところにマドレーヌは起死回生の逆打ち、そのまま俵投げを狙うも笹村は切り返して大外刈。またも藤田が助けに入るも、笹村はブレーンバスターでフォール、その瞬間マドレーヌが丸め込みに切り返して必死に逆に抑え込むもカウントは惜しくも2.9。立ち上がった笹村が反動ラリアットからブロックバスターで大熱戦に終止符。自身のテーマ曲が流れる中、笹村はなぜか炎華にパンチを2発。強く頼もしく、そして厳しい先輩だ。

第3試合 シングルマッチ15分一本勝負 梅咲遥vs田中きずな

大注目の初シングル!梅咲vsきずな

○梅咲遥(9分56秒 逆エビ固め)田中きずな●

WAVEの新星・田中きずなと梅咲遥の初シングル。注目の一戦はまずロックアップで梅咲がロープに押し込む。ロープ際できずなは体を入れ替えエルボーを連発、さらにドロップキックも連発し猛反撃!しかしディアナのシングルチャンピオン・梅咲は涼しい顔で受けきる。梅咲はドロップキック一発で田中をで吹っ飛ばす。さらに弓矢固めやロープに張り付けてのドロップキックで田中の腰に集中攻撃。田中はこれをブリッジで返すが、攻撃の手を緩めない梅咲は急角度逆エビ固めで厳しく絞る。ロープに逃げた田中は強気のエルボー。梅咲も自慢の強力エルボーで応戦。田中は腕十字で梅咲のエルボー封じにかかるが、梅咲はすぐさまエスケープ。ネックブリーカー、フットスタンプ、再びの逆エビ固めで容赦なく攻める梅咲。ミサイルキックをかわして丸め込む田中。丸め込み連発を全てカウント2返されても、ワキ固めで絞り攻め続ける。しかし梅咲の足がロープに届く。持てる技を出し尽くした田中はミサイルキックを何とか返し勝利の望みを繋いだが、三度の逆エビ固めにあえなくギブアップ。若干22歳でディアナを牽引する梅咲遥、堂々の貫禄勝利だ。

メインイベント スペシャルタッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&飯田沙耶 vs Himiko&本間多恵

ディアナマットで「飯田魂」大爆発!Himikoも魂の熱戦

佐藤綾子&○飯田沙耶(17分56秒 達者でな)本間多恵&Himiko●

4月21日のフューチャーサイト以来、2回目のディアナ参戦となった飯田。前回は対戦した飯田と佐藤がタッグを結成!緑をイメージカラーとし、シンパシーを感じた飯田と本間は対角ながら2人でポーズを決めてノリノリだ。アミスタに集まった「あっしファン」も拍手喝采!試合はディアナ所属の佐藤とHimikoのマッチアップからスタート。お互い観客に自らのコールを要求し、佐藤コールとHimikoコールが入り交じる。ロックアップしようとしたところを後ろから本間が襲撃、佐藤に対し本間・Himiko組のコンビネーションで先制攻撃。本間は佐藤の古傷である左膝を容赦なく攻める。佐藤はヘアホイップで本間を投げ、飯田にチェンジ。飯田がキャメルクラッチで絞り、そこに佐藤が低空ドロップキック。本間はドロップキックでHimikoに交代し、飯田も佐藤に代わる。Himikoが首四の字投げで佐藤を絞るがエスケープ。ジャンピングニーアタック、ダブルアームスープレックスと佐藤も攻め込むがカウント2。ブルドッキングヘッドロックで佐藤をとらえたHimikoは本間へチェンジ。本間が得意のサブミッションでジワジワとダメージを与える。ぶら下がり腕十字や、またジャーマンを狙った佐藤に対し体勢を入れ替え足を極めるなど多彩な関節技で追い込んだ本間。しかしロープエスケープ。レフェリーの目を盗んで飯田からおぼんを受け取った佐藤は凶器攻撃で反撃!本間は膝十字で佐藤の弱点を攻める。ロープに逃げ、一瞬の隙をついて本間の背後に回った佐藤の投げっぱなしジャーマンが炸裂し、飯田にチェンジ。飯田はチョップ連発で本間の胸板を真っ赤に染め上げる。本間は飯田の剛腕をワキ固めで絞り、悶える飯田にミサイルキック。ここで本間はHimikoにチェンジ。ロケット発射準備に入った飯田をデッドリードライブで引きずり落とし、河津がけからHIGAMIクラッチでギブアップ寸前まで追い込むHimiko。白熱した攻防に佐藤が飛び出し、おぼんを振り下ろすと、まさかの飯田の脳天に直撃!この痛恨の誤爆にも耐え、丸め込みをカウント2で肩を上げる飯田。佐藤は今度こそドロップキックで本間とHimikoを倒してアシスト。この大チャンスに飯田ロケットやっと発射!どうにかキックアウトしたHimikoだが、続く飯田の「達者でな」で惜しくも3カウントを聞く。勝った飯田は「スターダムのマッチョ・ゴリさんこと飯田沙耶です。初遭遇ってやっぱり楽しいなぁ。なぁ、緑」と本間との緑対決に手応えを感じた様子。さらに「そしてHimiko。やっぱさぁ、プロレスって楽しいよな。今日、きさんにあっしのフィニッシュを出した。名前は、きさん…あっ、間違えた」と、自身の技名をうっかり間違えるお茶目な一面を見せてしまった飯田。観客の「もう1回」コールの中、「あっしのフィニッシュの名前は、達者でな。この意味分かるか?年なんて関係ねぇ。好きなことやってるきさんが超かっこいいよ。また会える日を…もっと強くなったHimikoを楽しみにしてる。達者でな」の言葉を、終盤驚異の粘りを見せた51歳・Himikoに送った。マイクを受け取った佐藤は「飯田さん、かっこよすぎるんだけど。最後、私かよ…」と困惑しながらも参戦選手をリングに呼び込み、記念撮影に。全選手、笑顔で大会が終了した。撮影後は笹村が飯田に興味津々?!飯田も笹村との対戦を熱望し、さらに佐藤の持つベルトにも…?フューチャーサイトから女子プロ界の大きな渦が生まれる予感だ。



試合情報

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2023年9月10日(日)アミスタ大会Vol.42 試合結果

アミスタ大会vol.41 たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で2023年9月24日 23時59分までご視聴いただけます。

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負  美蘭&真琴 VS Himiko&櫻井裕子

美蘭&真琴、好連携で快勝

美蘭&○真琴 (10分56秒 片エビ固め) Himiko●&櫻井裕子
※グラビアバスター 

櫻井と美蘭がそれぞれ先発。美蘭と真琴は早速の合体攻撃で櫻井をロープに張り付ける。2人の手でハートを作り、観客にアピールする余裕すら見せる。これを注意した今井レフェリーに蹴りを入れた美蘭。美蘭にレフェリーが気を取られている隙に、真琴は櫻井に反則攻撃。櫻井は低空ドロップキックで切り抜け、Himikoにチェンジ。Himikoのリバースインディアンデスロックに悶える真琴だが、強烈なキックをHimikoの顔面にお見舞い。美蘭と櫻井の攻防は、櫻井の急角度逆エビ固めをエスケープした美蘭が三角飛びプランチャで反撃し、真琴にチェンジ。真琴のWアームを持ちこたえ、美しいブレーンバスターに切り返した櫻井はHimikoにタッチ。真琴へブルドッギングヘッドロックを決めるも、Wアームバスターは上がらないHimiko。真琴はデスバレーを狙うが、Himikoは回転エビ固めに切り返す。カウント2で終わると、次は河津掛けから変形のグランド卍固め「HIGAMIクラッチ」で絞るHimiko。カットにきた美蘭に対して櫻井もコブラツイスト!さらにHimikoは追撃のWアームバスターを狙う。これを持ちこたえた真琴は、Himikoとバックの取り合いに。ここで櫻井がビッグブーツを痛恨の誤爆!美蘭との合体フットスタンプ、さらにW.W.二ーがHimikoのみぞおちに突き刺さる。トドメのグラビアバスターで真琴が勝利を収めた。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負  ななみ VS 本間多恵

「ディアナの未来」ななみ、飛躍を誓う

△ななみ (15分0秒 時間切れドロー) 本間多恵△

およそ2年ぶりのシングルマッチ。ななみが高校受験で休業する前にシングルで対戦し、それ以来だと話す本間。観客から「勝ったの?」と聞かれ「私が勝ってるよ!」とツッコむ。ななみは本間に成長をアピールする絶好の機会だ。しかし試合は早速本間のペースに。本間得意の鼻フックだけは回避したいななみだったが、本間の挑発にまんまと引っ掛かりロープに張り付けられてしまう。「あの頃は中学生だったけど…」と、高校生・ななみへ容赦ない鼻フック!今井レフェリーは観客がしっかり撮影したことを確認してから反則カウントを取る始末…。しかし高校生・ななみはやられっぱなしでは終わらない。本間にエルボーを打ち、掟破りの逆鼻フックを披露!力いっぱい本間の鼻を引っ張ってみせた。さらにダイヤル固めでリングを大回転。目が回った本間のバックを取り、スリーパーで絞るが、これはロープが近かった。ブレイクを許してしまったななみは、ぶら下がり腕十字の餌食に。本間は関節技でななみの腕を痛め付ける。ロープに逃げたななみをミサイルキックで追撃しようとコーナーに上る本間。ななみはデッドリードライブで投げ落とし、胴締めスリーパーで再び本間を締め上げる!今度はリング中央でがっちり極め、レフェリーストップ寸前まで追い詰める。なんとかエスケープした本間にボディプレスを狙いコーナーに上るななみ。本間が起き上がるが、ななみはお返しのぶら下がりスリーパーに捕らえる。反則カウント4で離し、ボディプレスを投下するななみ。しかしここで本間のサブミッションが炸裂!ななみの両腕を極め、さらに足も取る。命からがらロープに逃げたななみ。試合時間は残りわずかに。ななみのノーザンライトスープレックスが弧を描いた瞬間、時間切れを知らせるゴングが鳴った。本間は「以前シングルしたときよりめちゃくちゃ体も大きくなって…でも成長してるのは体だけじゃないね。中学生の時には無かった、ヤバイ!って感覚もあった。15分じゃ足りなかった。それは私の反省。ななみがこの15分をどう思ったかは分からないけど、to be continueがあると信じてる。そして、ななみの代、梅咲と同期。ディアナの顔は梅咲だけじゃねぇってところをななみがどう見せてくれるのか、ますます楽しみになった。お客さんもそれを望んでるんじゃないですか?」とななみに問いかける。ななみは「自分のこれからに繋がる大切な試合だと感じました。でも、ディアナの未来を背負っていくためには、ドローじゃだめだった。自分が勝たなきゃいけなかったと思う。次は絶対勝ちます」と力強く話す。ディアナの未来を担う女子高生レスラー・ななみ、更なる成長の予感だ。

第3試合  シングルマッチ15分一本勝負  デボラK VS 佐藤綾子

デボラの奮起を促す佐藤

●デボラK (13分16秒 ドラゴンスープレックスホールド) 佐藤綾子○

このところデボラに発破をかけている佐藤が、約半年ぶりにデボラとシングル対決。「全ての面で上回る」宣言で試合に臨む。その宣言通り、試合序盤から豊富なテクニックで息一つ切らさずデボラを手玉に取る。デボラの膝を的確に攻め、余裕綽々の試合運びを見せる佐藤。佐藤のドロップキックをかわし、タックルやエルボーでデボラもいよいよ反撃開始。しかし佐藤は倒れず「もっと来いよ」と挑発する。デボラはお望み通りの重いエルボーを連発していく。しかし続く極楽固めは極まる前にエスケープされてしまう。佐藤はサミングでロープに押し込み、ジャンピング二ーをお見舞い。デボラも投げっぱなしジャーマンやバックフリップで応戦し、2度目の極楽固めは厳しく絞っていくが、デボラの技を全て受けきった佐藤。ジャパニーズレッグロールクラッチ、ジャーマンスープレックスはカウント2に終わったものの、トドメは素早くバックに回り、強引にドラゴンスープレックス。終始優位に立ち続けた佐藤はおぼんを使うまでもなくこの戦いを終わらせ、かける言葉もなく静かにリングを下りた。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負  梅咲遥&マドレーヌ VS 井上京子&網倉理奈

久々結成「ぽんへり」、ヘビー級パワータッグと対決!

梅咲遥&●マドレーヌ (15分18秒 体固め) 井上京子○&網倉理奈
※ラリアット 

同年デビューでありながら、普段は殆ど組むことのない梅咲とマドレーヌが「ぽんこつ屁理屈並べ隊」を久々に結成!マドレーヌは12月31日をもってディアナを退団し、以後は関西に拠点を移すことが決まっている。「ぽんへり」がディアナのメインを飾る貴重な一戦だ。対する京子は綾華が保持するタッグ王座への挑戦まで1ヶ月を切り、ここで負けるわけにはいかない。まずは梅咲と網倉のロックアップから始まり、網倉がパワーでリードするも梅咲が体を入れ替えロープに押し込む。エルボーやドロップキックで先制し、わー!プレスを回転エビ固めに切り返す梅咲。しかし2発目のわー!プレスは直撃し、京子が登場。モンゴリアンチョップを食らうも、ヘッドシザーズホイップでマドレーヌにチェンジ。マドレーヌのクロスボディを捕まえた京子は超高角度のフェイスロックで絞る。持ち前の柔軟性で脱出したマドレーヌは、執拗に京子の足を狙い関節技を仕掛ける。ロープに逃げた京子はコーナーに上ったマドレーヌを投げ捨てるようにリングに叩きつけ、網倉にチェンジ。網倉はマドレーヌをカナディアンバックブリーカーで担いでコーナーに乗せ、ボディアタックに走る。顔を上げたマドレーヌは掟破りの?大声で威嚇し、怯んだ網倉を丸め込む。続く開脚ギロチンで梅咲にチェンジ。梅咲がネックブリーカー、フットスタンプ、ミサイルキックで勢いよく攻めていく。対する網倉はカナディアンで梅咲をコーナーに乗せ、今度こそボディアタック成功。そしてこの2人の名物(?)、梅咲のエルボー、網倉のチョップの打ち合いへ。この打撃戦は網倉に軍配。ならばと梅咲がキューティースペシャルの投げっぱなし、網倉はパワースラムをそれぞれ決める。ここで再び京子が登場。いきなりのラリアットで観客の度肝を抜く。京子が「ナイアガラ!」と叫ぶと、梅咲は京子の股下をくぐり抜け、コーナーへ上る。雪崩式ブレーンバスターを狙い、梅咲を追いかける京子。京子の思惑を察知した梅咲はコーナーから飛び降り、何とジャーマンでコーナーから投げ落としてみせる。追撃の梅スプラッシュは2カウント。続いて再びジャーマンを狙うが、京子の巨体は上がらない。「今度こそ!」と叫ぶ京子はナイアガラの構え。マドレーヌが何とか阻止するが、ラリアットで返り討ちに遭ってしまう。網倉がWチョップで好アシスト、三度目の正直でいよいよナイアガラドライバー決行!カウント2でマドレーヌがしぶとくカット。梅咲も京子の首に渾身のエルボーを連発し最後の力を振り絞るも、京子のラリアットが炸裂。梅咲はコーナーに吹っ飛ばされ、替わりにマドレーヌがリングに飛び出す。マドレーヌは京子を丸め込むが、惜しくもカウントは2。梅咲が倒れているうちに勝負を決めたい京子は渾身の力で剛腕を振り抜き、マドレーヌをマットに沈めた。

会場先行お知らせコーナー

ご来場いただいたファンの皆様だけに最新情報をお届けするコーナー。この日の発表は盛沢山!とくに、10.8後楽園大会の追加カードは要チェック!

▼10.8後楽園ホール大会 追加カード発表!

【日時】
10月8日(日)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
〒112-0004 
東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F

【既報参戦選手】
井上京子、ジャガー横田、佐藤綾子、梅咲遥、マドレーヌ、ななみ、デボラK、Himiko、美蘭、
笹村あやめ、真琴、スターライト・キッド、壮麗亜美、世羅りさ、本間多恵、尾﨑妹加、高瀬みゆき、︎小林香萌、関口翔

【今回決定カード】
スペシャル6人タッグマッチ
梅咲遥&スターライト・キッド&美蘭
VS
ななみ&壮麗亜美&笹村あやめ

【既報決定カード】
W.W.W.Dエリザべス選手権試合 30分一本勝負
[王者]ジャガー横田 VS [挑戦者]神取忍 VS [挑戦者]宮崎有妃
※第10代王者4度目の防衛戦

メインイベント W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負
[王者組・綾華]佐藤綾子&中森華子VS井上京子&井上貴子[挑戦者組・W井上]
※第20代王者組2度目の防衛戦

【チケット】
VIPチケット(1列目正面) 特典あり 20,000 円
スペシャルリングサイド(1列目) 特典あり15,000 円
リングサイド(2列目)特典あり 11,000 円
リングサイド(3列目)特典なし 8,000 円
指定席 A  7,000 円
指定席 B  5,000 円
指定席 C  4,000 円
指定席 D  3,000 円
チケットは ディアナストア(https://www-diana.stores.jp/?category_id=649a39853fed3c002f4d988f)で取り扱っております。


▼2023年11月3日(金・祝) 佐藤綾子凱旋・山形庄内大会 9/11チケット発売!

【日時】
11月3日(金・祝)開場 11:30/開始 12:00

【会場】
山形県庄内町総合体育館
〒999-7781
山形県東田川郡庄内町余目字大塚5-1

【チケット】
最前列 6,600円
リングサイド 5,500円
指定席 3,300円
チケットは ディアナストア(https://www-diana.stores.jp/?category_id=5d4874673a7e9632916d5b46)で9月11日19時発売!


▼2023年9月22日(金) フューチャーサイト アミスタ大会Vol.12 チケット発売!

【日時】
9月22日(金)開場 18:30/開始 19:00

【会場】
ポスト・ディ・アミスタッド(ディアナ道場)
〒212-0012
神奈川県川崎市幸区中幸町3−16−1

【チケット】
プオタス(https://puotas.com/brand/diana)で販売中。
全席指定、各5500円。
※プオタスで座席を指定する場合、指定料別途500円
DIANA Live」で(https://live.www-diana.com/store)生配信予定!


▼2023年9月24日(日) アミスタ大会Vol.43 チケット発売!

【日時】
9月24日(日)開場 12:30/開始 13:00

【会場】
ポスト・ディ・アミスタッド(ディアナ道場)
〒212-0012
神奈川県川崎市幸区中幸町3−16−1

【チケット】
プオタス(https://puotas.com/brand/diana)で販売中。
全席指定、各5500円。
※プオタスで座席を指定する場合、指定料別途500円
DIANA Live」で(https://live.www-diana.com/store)生配信予定!

2023年8月27日(日)アミスタ大会Vol.41 試合結果

アミスタ大会vol.41 たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で2023年9月10日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&関口翔vs美蘭&夏実もち

美蘭、中2の夏休み最後の一戦

○マドレーヌ&関口翔(11分20秒 MISOSHIRUロック)美蘭●&夏実もち

美蘭とマドレーヌが先発するが、マドレーヌはプロミネンスポーズで夏実を指名。会場の「お願い」コールに押され、夏実が登場。試合序盤は夏実とマドレーヌのテクニカルな攻防に。替わった関口と美蘭はハイスピードで観客を魅了。夏実・美蘭組が関口を捕まえ、W攻撃。関口は「クソガキ」美蘭に狙いを定め、お返しとばかりにマドレーヌとの連携でドロップキック。美蘭も「クソガキじゃねぇよ!」とエルボーで応戦。美蘭のタッチを受けた夏実は2人まとめてヒップドロップを投下。荒ぶる関口は、今度は夏実をクソババア呼ばわりで口撃。夏実は怒りに任せて重いエルボーを打つ。関口も応戦し白熱のエルボー合戦。カケマドは関口のコードブレイカー、マドレーヌのフェイマサーで連続攻撃。これを2で返した夏実は、美蘭との連携でマドレーヌをコーナーから引きずり落とす。夏実と美蘭の合体キック、夏実のサイドバスター、美蘭のライオンサルトに繋げるが、関口がカット。美蘭はのモモラッチはマドレーヌがキックアウト。丸め込み連発でニアフォールに追い込んだ美蘭だったが、マドレーヌに隙を突かれMISOSHIRUロックで敗れる。中2の夏休み最後の一戦は黒星に終わった。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負 ななみ&網倉理奈vsジャガー横田&本間多恵

ジャガー、休み明け大暴れ!オレンジタッグ粉砕

 ●ななみ&網倉理奈(13分35秒 体固め)ジャガー横田○&本間多恵  
※浴びせ蹴り

お盆の3大会は夏休み(?)で欠場していたジャガー。本間とのタッグで、元気いっぱいオレンジコンビの前に立ちはだかる。網倉は開始前の大声でジャガーを威嚇し、ななみとの奇襲で本間を捕まえる。反則攻撃で本間をいたぶるオレンジコンビ。しかし本間がななみの髪を掴んで反則攻撃のお返し。そこに久々のディアナ出場で燃えるジャガーも加わり、ななみ大絶叫!ダイヤル固めで逆襲するななみ。カウントを取る今井レフェリーに強烈な蹴りを入れてカットするジャガー。網倉が本間をコーナーに追い詰めてもジャガーが後ろから髪を引っ張ってカット。さらにDDT、浴びせ蹴りでジャガー優勢に。網倉はタックル連発でジャガーを吹っ飛ばし、流れを再び取り戻す。Wわー!プレスを回避したジャガーは本間にチェンジ。本間のエルボーに網倉は逆水平チョップで応戦。悶える本間をカナディアンで担ぎ、コーナーに設置。ボディアタックで落下した本間にセントーン投下。しかしジャガーが近付くと怖じ気づき、逃げ出す網倉。代わってななみが入り、ななみが本間をタックルで倒し、ノーザンを狙うが上がらず。ならばとコーナーに登るとジャガーに捕まり、デッドリードライブで投げ落とされてしまう。さらに本間の多彩な関節技の餌食になり、網倉がカットするも次はジャガーの卍固め。何とか堪えたななみは網倉とのWわー!プレスを今度こそ決め、ボディプレス投下。さらにノーザンライトでぶん投げ、追撃の裏投げの構え。これを振りほどいたジャガー。本間がコードブレイカーで網倉を排除。ジャガーがフィッシャーマンズバスター、本間のミサイルキック、トドメはジャガーの浴びせ蹴り!しばしの休息でエネルギーがあり余るジャガー。大暴れで白星を挙げた。

第三試合 シングルマッチ15分一本勝負 井上京子 vs デボラK

京子、圧勝!わずか6分のナイアガラ葬

○井上京子 (6分2秒 ナイアガラドライバー) デボラK●

5月28日以来、3ヶ月ぶりのシングルマッチ。ロックアップから試合がスタート。デボラが意地で押し切る。なおもエルボー、タックル連発で攻め続けるデボラ。しかし京子は微動だにせず。デボラは京子のハンマースローを切り返してスピア連発、ロープ越しの極楽固めで攻めまくる。立ち上がった京子のエルボーにデボラも応戦。この打ち合いは京子に軍配。デボラは負けじとバックを取り111キロの巨体を投げっぱなしジャーマン!続けて放つバックフリップで客席からはどよめきが起きる。もう一発を狙うところに京子がラリアットを振り抜くが、かわしたデボラはスクールボーイ。キックアウトした京子は、走るデボラをラリアットで迎撃。リング中央で大の字になるデボラの髪を掴んで起こし、もう一撃のラリアット。トドメは井上京子の必殺・ナイアガラドライバーが炸裂!わずか6分で勝負を決めてみせた。

第四試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&世羅りさvs梅咲遥&Himiko

迷タッグから名タッグへ…?佐藤&世羅、今度は連携決まった!

○佐藤綾子&世羅りさ(15分42秒 ジャーマンスープレックスホールド)梅咲遥&Himiko● 

アミスタ大会vol.40で結成した迷タッグ再び!連携は全く決まらず誤爆を連発した2人がメインイベントに登場。デビュー前からの旧知の仲である梅咲&Himikoが初タッグで対角に立つ。まずは後楽園でシングルベルトを賭けて鎬を削った2人の見応えのある攻防。ヘッドシザーズホイップ、低空ドロップキックで梅咲が一歩リード。しかしHimikoとの初連携は、付き合いが長い割に全く噛み合わず…。梅咲の串刺しドロップキックにHimikoも巻き込まれてしまう。気を取り直し、Himikoは尊敬する世羅とのマッチアップ。世羅はレフェリーの目を盗み、狡猾な反則攻撃でHimikoをコーナーに追い詰めていく。さらに急角度逆エビ固め、リバースカンパーナで絞る。梅咲はカットに入る素振りも見せず「頑張れ!」と見守りの体制だ。何とか持ちこたえたHimikoは、佐藤に反撃の逆片エビ。佐藤はHimikoの髪を引っ張り脱出する。Himikoから梅咲に替わり、佐藤と世羅の合体攻撃!…しかしやはり噛み合わない2人。梅咲は2人まとめてフットスタンプで踏みつけ、さらに力のこもったエルボーを連発。佐藤は世羅がいない方が生き生きするのか、ジャンピングニーやミサイルキックで梅咲を吹っ飛ばす。代わって入った世羅はコンバインで厳しい腰攻め。梅咲がエスケープし、世羅が佐藤を呼び込むと「せーの!」で今度こそ合体キック成功…?続くWケンカキックは息ぴったりに決まった世羅と佐藤。梅咲はドロップキックを連発してHimikoにチェンジ。メキシカンストレッチ、横十字固めで次々に攻めるHimiko。キックアウトした世羅は串刺し低空Wニー。さらに佐藤の猛攻を耐えるHimiko。Wアーム卑弥バスターで反撃するも、世羅がおぼんで殴打しカット。佐藤が世羅におぼんを要求しているうちに梅咲がドロップキック!世羅との合体「おぼんの達人」を食らってしまう佐藤。この大チャンスにHimiko攻める!世羅がふたたびおぼんでカットに入るが同じ手は食わないHimiko。世羅が振り下ろしたおぼんは佐藤の脳天直撃!痛恨の誤爆で勝負あったかに見えたが、二冠王者の底力で肩を上げ続ける佐藤。梅咲をおぼんで攻撃し排除した世羅は、今度こそHimikoの頭に「おぼんでぼーん」!世羅のナイスアシストで佐藤のジャーマンが決まり、がっちりホールドでスリーカウント。ハードコアユニットのリーダーらしく、おぼん使いを早くもマスターした(?)世羅。おぼん攻撃を食らいまくった梅咲、Himiko、そして佐藤は試合後も頭を押さえてのたうち回っていた…。

2023年8月25日(金)フュ―チャーサイトVol.11 試合結果

フュ―チャーサイトVol.11 たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」で2023年9月8日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 タッグマッチ20分一本勝負 マドレーヌ&田中きずな vs 藤田あかね&本間多恵

アミスタに田中きずな&「マド様」親子タッグ降臨?

●マドレーヌ&田中きずな(15分43秒 POMジュース)藤田あかね○&本間多恵

オリ姫・本間とドラゴンズ女子・藤田はそれぞれの推し球団ユニフォーム姿でリングイン。マドレーヌは田中きずなの父、田中稔風パフォーマンスで入場し不穏な動きを見せる。マド・田中組は奇襲からトレイン攻撃をしかけ、マドレーヌのバチボコバランサーに合わせて田中もポーズ。初対戦の田中と戦いたいという本間が無理やり田中にチェンジさせ、18歳の新人に大人気なく反則攻撃。さらに藤田も加わり、田中は防戦一方。捕まってしまった田中だが、母・府川唯未譲りの「鯉のぼり」で反撃しマドレーヌにチェンジ。マドレーヌは本間と藤田にWの丸め込みからボディアタックで攻める。本間はバックエルボーでお返し、マドレーヌのキックをキャッチするとアンクルホールドに切り返し、ロープ際での強烈なドロップキックをマドレーヌの膝にお見舞い。マドレーヌは足のダメージをこらえながらどうにか後転倒立式ヘッドシザースでチェンジ。田中は勢いよドロップキックを10連発。サブミッションを武器とする2人の攻防が続き、本間がTAEロックで田中の両腕を極める。このピンチにカットに入ったマドレーヌと田中はWを狙うが、本間はマドレーヌにドロップキック、田中の上に着地。ここで本間から藤田に替わり、藤田は容赦のないオクラホマスタンピード。田中は自力で肩を上げ、力強くエルボーを連打。エルボー合戦から田中は鮮やかな脇固めを決め、渾身のボディスラムで藤田を投げつけ、チェンジ。腕十字を狙うマドレーヌ。しかし藤田のタックル、本間のミサイルキック、藤田のバックフリップと連続攻撃を食らう。田中のカットでカウントは2。田中がドロップキックでアシストし、開脚ギロチン、フェイマサーから腕十字で絞るマドレーヌ。本間がカットに入り窮地を脱した藤田。マドレーヌがカウンターの逆打ちを狙うも藤田がかわし、そのまま流れるようにPOMジュースで絞り上げる。粘るマドレーヌだったがついにギブアップ。第一試合から大熱戦となった。

第二試合 シングルマッチ15分一本勝負  美蘭 vs 世羅りさ

中学2年生・美蘭 大好きな世羅とのシングルは試練の連続!

 ●美蘭(8分56秒 エビ固め)世羅りさ○
 ※リバースWニードロップ

実は世羅のことが好きだという美蘭が世羅との初シングル。かわいい中学生に健気に握手を求められても「容赦しねーからな」と頑なに拒む世羅。ロックアップすると世羅がやはり圧倒。美蘭は力では敵わないと見るや、足を踏みつけ反撃。「まぁ、許してやろう」と大人の対応を見せた世羅。お許しを得て図に乗った(?)美蘭はさらに世羅の足を踏み、世羅は悶えながら場外へ転げ落ちていく。そこに美蘭がプランチャ発射!これで世羅の怒りに火が着いた。リングに戻ると美蘭の足を踏みつけ、コーナーに追い詰めると顔面攻撃。観客から「お母さん」と野次られた世羅は「さすがにそんな年じゃねぇ!」と急角度逆エビ固め。さらにリバースカンパーナ、ニードロップで美蘭の腰を痛め付ける。「久しぶりにやるか」と客席の手拍子を煽った世羅。美蘭の足を掴むと超高速ジャイアントスイングで10回転!ぐったりと倒れた美蘭を起こし、コーナーに振る世羅だが、美蘭は三角飛びプランチャで反撃!さらに世羅をボディスラムで投げ、その場跳びムーンサルト。追撃のライオンサルトは阻止した世羅。美蘭はまたも世羅の足を踏んで動きを封じると、勢いよくウラカンラナ。しかし持ちこたえた世羅はコンバインに切り返す。串刺し低空ニーアタックをキックアウトし、リバースWニーはかわした美蘭。今度こそライオンサルトを決めたがカウントは2。スクールボーイも返され、ならばと新技・モモラッチを披露!しかしこれも返されてしまった美蘭。セラリズムバスター、リバースWニードロップの強烈な連続攻撃に沈む。宣言通り容赦なし・手加減なしのファイトを見せた世羅だったが、試合後は笑顔で握手を交わした。

第三試合 3WAYマッチ20分一本勝負  佐藤綾子 vs Himiko vs 炎華

タッグ2冠・佐藤、若手にはまだまだ負けない!

 ○佐藤綾子(12分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)Himiko●
 ※もう一人は炎華

Himikoは佐藤に「私と組んで炎華やっちまいましょう」と共闘を持ちかける。佐藤に軽くあしらわれると、今度は炎華に握手を求めるHimiko。初3WAYに臨むキャリア4ヶ月の18歳は断ることもできずHimikoとW攻撃で佐藤を狙う。炎華が佐藤をフォールするとHimikoが足を引いてカウント2。炎華はHimikoをボディスラムで佐藤の上に落とし、Wフォール!早くも裏切りまくる炎華に、佐藤とHimikoが逆襲開始。先輩の連携攻撃に苦戦する炎華。防戦一方の炎華は連続ドロップキックでピンチを脱出。Himikoの「もっと行け!」の声に煽られロープに走る炎華だが、Himikoのカウンタードロップキックが待っていた。Himikoのブルドッギングヘッドロック、Wアーム卑弥バスターは炎華がカット。佐藤とHimikoがバックを取り合うと、炎華が飛び付き2人まとめてカサドーラ!これをキックアウトした佐藤とHimiko。佐藤はHimikoのバックを今度こそ取り、ジャパニーズレッグロールクラッチの構えに。ブリッジで押さえ込む寸前に炎華が背後に回り、炎華が佐藤にジャパニーズレッグロールクラッチ!しかしこれはHimikoのカットが間に合いカウント2。佐藤トランペットはHimikoが肩を上げカウント2。佐藤の飛び付き式ジャパニーズレッグロールクラッチは炎華がカット。佐藤はうるさい炎華をリング外へ蹴落とし、ジャンピングニー、ジャーマンの鮮やかな連続攻撃でフィニッシュ。

第四試合 メインイベント スペシャルタッグマッチ20分一本勝負 梅咲遥&月山和香 vs ななみ&網倉理奈

ディアナはファミリー!梅咲&月山、初タッグで好連携見せた!

○梅咲遥&月山和香(14分15秒 ラ・マヒストラル)ななみ&網倉理奈●

スターダム所属・月山和香がアクトレスガールズ時代以来久々のディアナ参戦!梅咲とは初タッグ、ななみとは初対戦だ。共に元アクトレスガールズの網倉と月山が先発する。力比べはやはり網倉に分がある。梅咲が加勢し押し返すが、ななみも加わりオレンジタッグのパワーで圧倒!網倉がタックルやわー!プレス、ななみもサーフボードストレッチや勢いのあるタックルで月山に狙いを定める。替わった梅咲が鋭いドロップキックを突き刺すと、ななみはお返しのヒップアタック。梅咲はネックブリーカー、フットスタンプで月山にチェンジ。月山がエルボーを連打すれば、ななみも応戦。月山の飛び付きコンプリートショット、変形極楽固めをエスケープしたななみ。スリーパーで厳しく絞め、網倉に替わる。網倉が月山をカナディアンで担ぐと梅咲が飛び出しカット。梅咲・月山のWミサイルキックで形勢逆転。月山が極楽ドンを狙うも上がらないと見るや、エルボー連打、パロスペシャルで攻める。梅咲がななみを押さえようと飛び出すが、ななみが梅咲をスリーパーに捕らえる。網倉は「助けて!」と絶叫しながらもなんとかロープに辿り着く。今度は網倉がサイドスープレックス、パワースラムで猛反撃。網倉のWアームの体制を切り返した月山が今度こそ極楽ドンを決め、さらにオースイスープレックス。ななみがカットし、月山は梅咲にタッチ。梅咲は網倉を豪快にジャーマンでぶん投げ、低空ドロップキックを突き刺し、梅スプラッシュを投下!もう一発のドロップキックを狙い走る梅咲に、ななみが飛び出しノーザンライト!このチャンスに網倉はWアームの構え。持ちこたえた梅咲がキューティースペシャル。ななみがカットし、ななみのボディプレス、網倉のセントーン連続投下!このピンチに月山のカットが間に合いカウント2。月山が網倉をオースイで転がし、そこに間髪入れず梅咲がラ・マヒストラル丸め込んで3カウント!初タッグながら好連携で勝利を呼び込んだ梅咲・月山組。梅咲は「ナイスアシストありがとうございます!」と興奮気味に話す。久々のディアナ参戦となった月山は「家族みたいなみんなが声援で迎えてくれました。今日からみんな家族です!」。梅咲が「久々に月山さんが帰ってきてくれたし、あーみんさんと月山さんのエモい攻防も見れた。セントーンとプレスは痛すぎたけど…明後日も大会があるのでディアナ見に来てください。ご来場ありがとうございました!」の言葉で大会を締めくくった。

【試合結果】2023年8月15日(火)アミスタ大会vol.40

「アミスタ大会vol.40」は超満員、大盛況となりました。たくさんの応援ありがとうございました!
この試合(もちろんプロテストも!)の模様は「DIANA LIVE」(https://live.www-diana.com/)で2023年8月29日 23時59分までご視聴いただけます。

公開プロテスト

プロテストに臨むみずき(左)、まこと(右)

試合開始前に、練習生2名(まこと・みずき)の公開プロテストが行われた。2人は緊張の面持ちでリングイン。超満員札止めとなった観客が温かく見守る中、基礎体力、ロープワーク、受身、スパーリングの模様に井上京子らディアナ所属選手が厳しい視線を送る。マドレーヌは練習生を鼓舞し続ける。最終項目の3分スパーリングを終えて、まこと自ら「もう一回」を直訴。京子がこの「泣きの1分」を認め1分の延長戦に突入。全ての項目を終え、合否の発表は全試合終了後に京子から告げられることとなった。

第一試合 5WAYマッチ20分一本勝負 ななみ VS Himiko VS 柊くるみ VS 高瀬みゆき VS 網倉理奈

緊急5WAY!制したのはななみ


○ななみ(9分53秒 変形ジャパニーズレッグロールクラッチ)Himiko●
※他3人は 網倉理奈、 高瀬みゆき、 柊くるみ
※真琴が体調不良で欠場し、6人タッグから5WAYにカード変更

真琴が体調不良で欠場し、6人タッグは急遽5WAYに変更。 パートナーも全て敵となってしまい、女子プロ界でも指折りのパワーファイター・柊くるみと手を組むのが得策と考えた4人は、次々と柊に握手を求める。一旦高瀬が制止したが、ゴングが鳴ると再び「くるみさん!組みましょう!」の嵐に…。まず柊と協力関係になったのは世渡り上手な高瀬。柊のコスチュームの僅かな赤色に触れ「チームレッド」を主張し無理矢理な決めポーズまで即席で披露。あまり乗り気ではなさそうな柊だが、高瀬との合体ボディプレスで先制攻撃。しかし高瀬はその上からフットスタンプを投下してトリプルフォールに。怒りをあらわにする柊だが、高瀬になだめられ関係は継続。トレイン攻撃でななみ・Himiko・網倉を狙う柊。やはり裏切る高瀬は柊を狙う。いよいよキレた柊は80キロのフットスタンプを高瀬のみぞおちに投下!大ダメージの高瀬はリング外へ転げ落ちてしまう。その様子を見ていた3人は呆然。網倉が「みんな、行くぞ!」と叫び、3人は柊をタコ殴りに…。その3人が仕掛ける連携を次々と破る柊。やっと復活した高瀬が不意打ちのミサイルキックで柊を吹っ飛ばすと「絞るぞー!」と号令。この合図で4人は首四の字、腕十字、膝十字、トーホールドで柊のあちらこちらを絞る。それでもギブアップせず、エスケープしリング外へ脱出した柊。残った4人はチームオレンジ対高瀬・Himikoに。網倉対高瀬の攻防のうちに、コーナーでは不穏な動きが…。網倉が高瀬をフォールすると、ななみとHimikoを背負った柊がボディプレスで強烈カット。さらに柊は4人を次々となぎ倒し、Himikoにキャノンボール。これをカットした高瀬が柊に足4の字をかけると、裏返し合戦に…。そして足を組み合ったまま、2人はリングの外へ転がり落ちていく。2人の場外乱闘の隙にチームオレンジはHimikoを狙う。網倉がHimikoを設置し、ななみがボディプレスでフォール。しかしカウント2で裏切りのセントーンの餌食に…。追撃のセントーンをかわしたHimikoはななみとのダブルドロップキックで網倉を蹴落とす。ななみは得意のダイヤル固めで大回転…と思いきや、意表を突いてブリッジ!がっちりフォールし、ななみが大混戦を制した。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&世羅りさ VS 美蘭&マドレーヌ

誤爆だらけのギクシャクタッグ 連携ナシでもお見事勝利


○佐藤綾子&世羅りさ(13分37秒 佐藤トランペット)美蘭●&マドレーヌ

つい2日前、タッグベルトを賭けて激闘を繰り広げたばかりの佐藤綾子と世羅りさがぎこちなく初タッグを結成。一方「マドミラン」は美蘭がマドレーヌの初期コスチュームを着用して登場だ。互いの手の内を知り尽くす佐藤とマドレーヌのテクニカルな攻防からスタート。佐藤が世羅を呼び込み初連携を試みるが「いや、違う違う!」「え?違うの?」と全く息が合わず。マドミランはロープワークで翻弄しW低空ドロップキック、ネックスプリングまで息ピッタリに決めてみせる。しかし捕まってしまう美蘭。佐藤は厳しい足4の字、世羅は逆エビからリバースカンパーナなどで中学生相手に容赦なく攻める。串刺し低空ニーを回避し、どうにか世羅にプランチャを放ち、美蘭からマドレーヌにチェンジ。マドレーヌはニードロップを得意とする世羅の膝を攻める。何とか振りほどいた世羅はバックを取る。そこに佐藤がおぼんを振り下ろすも誤爆、そこにマドレーヌはフェイマサー。カウント2で肩を上げた世羅はセラリズムバスターからリバースWニードロップ。替わった佐藤が低空ドロップキック、ニーアタックで攻める。マドレーヌはカサドーラの動きでフェイントをかけた巻き投げ。マドレーヌのバク転ひねりボディプレス、美蘭のライオンサルトを次々と投下するマドミラン。世羅はマドミランの2人を捕まえ、そこに佐藤がミサイルキック発射!しかしこれが世羅に命中してしまう。佐藤がマドレーヌの背後に回り、今度は世羅のおぼんが佐藤の脳天に直撃。この隙に美蘭が丸め込むがカウント2。チームワークはマドミランが上回るが、圧倒的な「個」の力で勝利をもぎ取る佐藤。「佐藤トランペット」と名付けたクロスレッグフィッシャーマンズスープレックスで何とかトドメを差した。試合後は互いの誤爆への文句を言い合う佐藤・世羅組だったが、ぎこちなく握手を交わしリングを下りた。

第三試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子&デボラK VS 田中きずな&炎華

京子、35年の貫録見せた!強烈ラリアット葬


○井上京子&デボラK (12分53秒 体固め) 田中きずな●&炎華
※ラリアット

WAVEのフレッシュコンビが再び登場!キャリア4ヶ月の2人が、35年の京子に挑むチャレンジマッチだ。奇襲をしかけるWAVEの2人だが、ディアナのヘビー級コンビはびくともしない。田中のエルボー連打も仁王立ちで受けてみせる京子。京子のキャメルクラッチ、デボラの胴締めスリーパーに悶える田中。炎華がカットし、立ち上がった田中はデボラに強烈なエルボーを見舞う。この一撃に客席からはどよめきが起こる。デボラも反撃するが、さらにそれを上回るかのよう気迫のエルボーを打つ田中。さらに一瞬の隙を突いて腕を取り、ワキ固め。逃げようとするデボラを離さず、腕十字でさらに絞る。デボラがなんとかエスケープすると田中から炎華へ。勢いよくドロップキック、エルボーを連発。串刺しスピアーをかわしてスペースローリングエルボー。軽快な動きで攻めまくる炎華だが、京子が登場するといきなりラリアットを食らいダウン状態に。京子は炎華の腕を掴んで無理矢理起こす。ふらつきながら打つ炎華のエルボーを堂々受け切る京子。田中も加わり、WAVEコンビは連続ドロップキックを京子の胸に突き刺す。それでも倒れない京子。田中の連続ドロップキックをかわした京子は押さえ込み。これをブリッジで切り抜け、まだまだドロップキックを打つ。ワキ固めをエスケープされた田中はコーナーへ上る。しかしこれは京子の雪崩式ブレンバスターの餌食に。立ち上がった田中に炎華も加わり、またも2人がかりで京子に向かっていく。京子は両腕のラリアットで2人をなぎ倒し、田中に高速ブレンバスター。カウント2で返されたが、京子は再び剛腕を振り抜きラリアットでフィニッシュ!35年の貫禄を見せつけた。

第四試合 W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負 [王者]梅咲遥 VS 関口翔[挑戦者]

強敵に大苦戦も「ブラスト」大爆発!梅咲、笑顔のV1


○ [王者]梅咲遥(16分20秒 体固め)関口翔[挑戦者] ●
※ブラスト
※第17代王者が初防衛に成功

4月にW.W.W.Dシングルのベルトを巻いた梅咲、いよいよ初防衛戦!開始早々、梅咲がドロップキックで関口を蹴落としいきなりの場外ダイブ!リングに戻ろうとする梅咲を引きずり落とした関口もお返しのダイブ。ここから関口は梅咲の腕に集中攻撃。エプロンから梅咲の右腕にフットスタンプを投下し、リングに戻る。リング上でもあの手この手で梅咲の腕を痛め付けていく。肘を押さえて悶える梅咲に、容赦なく攻め続ける関口。防戦一方の梅咲はネックブリーカーで反撃。しかし関口はすぐさま腕十字やアームブリーカー、右肘狙いのドロップキック、ワキ固めで梅咲の動きを封じる。苦悶の表情で打つ梅咲のエルボーに、いつもの力はない。カウンターのパワースラムも形が崩れ、関口のフォールに。シングル王者、いきなり大ピンチ!低空ドロップキック、ミサイルキックと、足を使って反撃する梅咲だが試合は関口のペース。腕十字、三角絞めはエスケープするも、連続ミサイルキックをまともに食らってしまう梅咲。3発目を狙う関口を追って梅咲もコーナーへ上り、なんと雪崩式アメジストクロスでぶん投げる!さらに梅咲は王者の意地で破壊力抜群のエルボーを打つ。STOをキックアウトし、逆さ押さえ込み、カケラホマの連続丸め込みをラ・マヒストラルに切り返した梅咲。しかしここでまたも関口の関節技地獄が梅咲を襲う。命からがらロープに逃げ、ジャーマンを連発。関口もしぶとく肩を上げる。ならばと梅咲は関口の背後に再び回り、右腕と左足をクラッチするスープレックス「ブラスト」で豪快に3カウント!4.29後楽園大会で佐藤を破って以来となるブラストでベルトを死守した。マイクで「翔さんは自分が新人の頃からたくさんアドバイスをくださった先輩。そんな翔さんとタイトルマッチができて凄く嬉しかったです。チャンピオンらしく強くなるので、これからもよろしくお願いします」と涙声で関口への素直な思いを吐露した梅咲。「ディアナのかっこいいチャンピオンになれるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」の言葉で締め括った。

プロテスト結果発表

全試合を終え、再び京子と練習生のまこと・みずきがリングに上がる。プロテストの結果は両名合格となった。京子はまことに「プロレスで大事なのは本番。まことは練習の方が良かった。プレッシャーのある中でも頑張ったと思う。これから度胸つけてほしい。10月8日の後楽園でデビューできるように頑張って」とエール。続いてみずきには「佐藤さんとも話して、ちょっと迷いました。体力的な面で、体重もあるし…。今の軽量級の選手が多い中で私はとても期待してます。腕立てやスクワット、その体重でよく頑張ったと思う。これからの期待も込めての合格です。合格するかどうかギリギリのところ。10月8日のデビューは間に合わないかな?と思うけど、間に合うようにもっともっと練習してください」。2人の合格に、指導してきたななみら先輩レスラーたちも思わず涙。まずはプロテストに合格し、これからデビューを目指すまこととみずきの笑顔で大会は幕を閉じた。

会場先行お知らせコーナー

この日は10.8後楽園大会のメインイベントを発表。8.13アミスタ大会にて京子が綾華にW井上でのタッグ挑戦をアピール。綾華の両名がこれを快諾し、タッグ選手権のカードが正式決定!そのほか、ディアナ所属選手に加え、笹村あやめ、真琴、スターライト・キッドの参戦が決定している。スターライト・キッドは2020年12月13日の新宿FACE大会以来の参戦となる。追加参戦選手や対戦カードは随時発表。

▼日時
2023年10月8日(日)開場 10:30/開始 11:30

▼会場
後楽園ホール 〒112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F

▼決定対戦カード
W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負
[王者組・綾華]佐藤綾子&中森華子 VS 井上京子&井上貴子[挑戦者組・W井上]
※第20代王者組2回目の防衛戦

▼チケット
VIPチケット(1列目正面) 特典あり  20,000 円
スペシャルリングサイド(1列目) 特典あり 15,000 円
リングサイド(2列目)特典あり  11,000 円
リングサイド(3列目)特典なし  8,000 円
指定席 A  7,000 円
指定席 B  5,000 円
指定席 C  4,000 円
指定席 D  3,000 円
チケットは ディアナストア (https://www-diana.stores.jp/)で取り扱っております。

【試合結果】2023年8月13日(日)アミスタ大会vol.39

「アミスタ大会vol.39」たくさんの応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」にて2023年8月27日 23時59分までご覧いただけます。

第一試合 タッグマッチ20分一本勝負 ななみ&網倉理奈 VS 尾﨑妹加&美蘭

元気いっぱいオレンジコンビ連勝!

ななみ&○網倉理奈(12分10秒 片エビ固め)尾﨑妹加&美蘭●
※俵投げ

元気いっぱいオレンジタッグが久々に登場。対角には同じくパワーファイター&10代の尾﨑と美蘭だ。まずはななみと美蘭の10代対決。ロックアップで押し合う2人の後ろから、それぞれのパートナーが加勢。オレンジタッグが相手をコーナーへ押し込み、トレイン攻撃。替わった網倉は観客も味方につけ、わー!プレス3連発。さらにななみを呼び込んでのWわー!プレスで客席も「わー!」の大合唱。しかし美蘭はこれをかわしドロップキックで反撃。今度は尾﨑と網倉のパワー対決だ。早速ラリアットで自慢の怪力を披露。対する網倉もタックルで尾﨑を倒し、ななみにチェンジ。エルボー合戦は大迫力!タックルで倒すと、追撃のボディプレスを狙いコーナーに登ったななみ。しかし尾﨑はななみを捕まえアルゼンチンバックブリーカー!網倉がカットに入り、再びのななみ対美蘭。美蘭はクロスボディ、ドロップキック、その場跳びムーンサルトと攻めるがいずれもカウントは2。ななみはタックル一撃で美蘭を吹っ飛ばし、網倉にタッチ。美蘭は果敢にエルボーを連発。びくともしない網倉は「もっと来いよ!」と発破をかける。火が付いた美蘭はさらにエルボーを打っていく。網倉は全て受けきり、カナディアンで担ぎ上げる。ここで尾﨑が飛び出し、ラリアットで豪快にカット。このアシストを受け、美蘭はライオンサルトを投下。ななみがすんでのところでカットし、リングは網倉対美蘭。セントーンをかわし丸め込みを連発するなど、粘りを見せる美蘭。最後は体格で勝る網倉が美蘭を俵投げで仕留めた。尾﨑は「こんなかわいい子に何てことしやがる!」と怒り心頭だったが、網倉は「かわいくて強い!美蘭、いいね!」と美蘭を絶賛。ななみとともに笑顔でリングを下りた。

第二試合 タッグマッチ20分一本勝負 井上京子&デボラK VS マドレーヌ&関口翔

カケマド勝利で関口はシングル王座戦へ弾み

井上京子&●デボラK (15分15秒 カケラホマ)マドレーヌ&関口翔○

カケマドはゴングを待たずに奇襲攻撃!まずは京子に狙いを定め、2人でがむしゃらにエルボーを打つ。さらにドロップキック連発、合体フェイスクラッシャー、セントーンと開脚ギロチン連続投下など、2人がかりで京子を攻め続ける。レフェリーが注意しても聞かないカケマドにいよいよ京子がキレた!「ずっと2人でやってるよこいつら!」と怒り爆発。マドレーヌの髪を掴んで豪快にヘアホイップ。さらにダンシングツリーでマドレーヌの足首を極める。京子からタッチを受けたデボラは極楽固めで厳しく絞る。しかしマドレーヌは柔軟性を活かし、するりと脱出。倒立ニーをみぞおちに落とし、関口にチェンジ。マドレーヌがデボラを押さえ、そこに関口がドロップキックを突き刺す。替わった京子は関口にラリアット3連発。関口がマドレーヌを呼び込むと、すかさず京子が両腕のラリアット。これをかわしたカケマドはWのワキ固めで京子の両腕を極める。これはデボラがカットして救出。マドレーヌはさっきのお返しとばかりに、しつこく京子の足を関節技で絞っていく。京子は雪崩式ブレーンバスターでマドレーヌをぶん投げて反撃し、デボラにタッチ。デボラのタックル、スピアー、連続押さえ込みを全て2で返したマドレーヌはフェイマサーでデボラの顔面をマットに叩きつける。関口とデボラのエルボー合戦はデボラに軍配。関口はカウンターのドロップキック、ネックブリーカーでフォール。デボラが肩を上げた隙に素早くワキ固め。カットした京子を押さえ込もうとマドレーヌが飛び出すが、逆に京子に高速ブレンバスターで投げられてしまう。デボラの投げっぱなしジャーマンで両者グロッキー状態に。先に起き上がったデボラはバックフリップの構え。これを切り返した関口は、逆さ押さえ込みでデボラを四つん這いに。そこに電光石火のカケラホマでクルリと丸め込み、3カウントを奪う。2日後に迫る、梅咲の持つシングル王座挑戦に向けて弾みをつけた。

第三試合 タッグマッチ20分一本勝負 梅咲遥&高瀬みゆき VS 本間多恵&Himiko

久々ルミナスは辛くも勝利

○梅咲遥&高瀬みゆき (17分55秒 片エビ固め) 本間多恵&Himiko●
※梅スプラッシュ

前回大会では対戦したHimikoと本間がタッグで登場。Himikoも本間の入場曲に合わせ、ともに振り付けを披露。「特攻隊長」らしく先発を買って出た本間。ディアナマットでは久々に登場のルミナスは高瀬が先発し、元アクトレスガールズのマッチアップでゴングが鳴る。客席は高瀬コールと本間コールが入り交じり、早くも大盛り上がり。バックの取り合いや巻き投げ、スピーディーな攻防を見せる。本間は早くもHimikoを呼び込み、W攻撃。チェンジしたHimikoはレッグシザーズネックロックで絞るが、高瀬はHimikoの脚を掴み、そのままストレッチマフラーに切り返す。Himikoの膝の調子が悪いという噂を聞き付けた高瀬は、Himikoの膝にエルボードロップ連続投下の非情な攻め。梅咲も加わり、ルミナスの連携攻撃をまともに食らうHimiko。ルミナスは2人をリング外に蹴落とし、場外乱闘へ。Himikoと本間を無理矢理台車に乗せると梅咲がマイクを持ち「ディアナ・アミスタ号、発車!」とアナウンス。客席を激走した台車はそのまま壁に追突!転げ落ちたHimikoをリングに引きずり込み、高瀬が逆片エビ固めでしっかりと腰を落とす。命からがらエスケープしたHimikoはフェイスクラッシャーで反撃。替わった本間は高瀬にカウンターのワキ固め。梅咲がカットしたが、本間は2人まとめてドロップキック。高瀬はリストバンドを投げ捨て本気モード突入!激しい逆水平チョップの連発に本間は代絶叫!さらにミサイルキックで吹っ飛ばし、ラリアットを狙い猛ダッシュ。本間はコーナーに飛び乗り、ぶら下がり腕十字。梅咲もアシストし、そのまま本間を片腕で持ち上げ、マットに叩きつける。さらにルミナスのWドロップキック、合体ブレーンバスターも決まる。1人でルミナスの猛攻を耐え抜いた本間は、得意の関節技で反撃。梅咲の右腕を厳しく攻める本間に替わって出たHimikoは、梅咲の高瀬へのタッチを許さない。Wアームは上がらないと見るやメキシカンストレッチへ移行し、さらに梅咲の腕を絞る。これでもギブアップしない梅咲を回転させ横十字で丸め込むがカウント2。立ち上がってエルボーを打つ梅咲。しかし本間とHimikoの執拗な腕攻めにより、持ち前の破壊力は鳴りを潜める。アバランシュホールドは本間を振り切った高瀬が何とかカット。高瀬は本間をラリアットでなぎ倒し、ルミナス合体スパインバスター。Himikoはこれをエビ固めに切り返しニアフォール。試合時間残り3分を切り、シングル王者として負けられない梅咲はジャーマン、キューティースペシャルと大技を連発。高瀬が本間をしっかり押さえるうちに梅スプラッシュ投下!終盤は驚異の粘りを見せたHimikoだが、ここで力尽き3カウント。梅咲は片腕でルミナスポーズを取り、リングを下りた。

第四試合 BAR CLOUD9協賛 W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負 [王者組]佐藤綾子&中森華子 VS 夏実もち&世羅りさ[挑戦者組]

大熱戦の末、初防衛に成功!時期挑戦者も決定か

[王者組]○佐藤綾子&中森華子(12分28秒 ドラゴンスープレックスホールド)夏実もち●&世羅りさ[挑戦者組]
※第20代王者組が初防衛に成功

山形大会でSPiCEAPとの激闘を制し、第20代王者組となった綾華。初防衛戦は挑戦者に強敵・プロミネンスを迎える。プロミネンスは、綾華の握手に応じず開始早々に場外戦に持ち込む。プロミネンスは得意のラフファイトで大暴れ。プロミネンスの連携攻撃に佐藤が捕まるが、綾華も応戦。中森は得意のキックで攻めるが、夏実が凶器のムチを持ち出し形勢逆転。中森を夏実がアルゼンチン、カットに来た佐藤を世羅がリバースカンパーナで動きを封じる。夏実から世羅に替わり、打撃で意地を張り合う。セラリズムバスターを2で返されるとすぐさまコンバイン。これは佐藤がカットするが、中森のローンバトルは続く。顔面蹴り、シャイニングフラワーでやっと佐藤に繋ぐ。佐藤はおぼんで世羅を殴打し、おぼんの達人。しかし相手はハードコアを得意とする世羅だ。おぼんを奪い、お返しに佐藤の脳天に振り下ろす。さらに佐藤のお株を奪う、おぼんの達人式新幹線アタック。追撃のダブルニーをかわされた世羅はおぼんの上に膝から落ち苦悶の表情。このチャンスに綾華のダブルミサイルキックで世羅を挟み撃ちにし、素早くバックを取りジャーマン。夏実のカットが間に合いカウント2。世良は夏実にチェンジ。激しいエルボーの打ち合いからおぼんとムチの打ち合いへ。夏実がムチを佐藤の首に巻きつけネックブリーカー、首を絞り上げる。中森がカットに入り、綾華の連携攻撃へ繋げるが、世羅も夏実をアシストするダイナマイトが炸裂。夏実が佐藤にリバーススプラッシュ、世羅が中森にリバースニードロップを同時に投下するプロミネンスの好連携。夏実のメタボリックサンドの構えは堪え、ショルダースルーに切り返す佐藤。夏実は間髪いれずもっちりバディシザーズ、裏拳と畳み掛ける。佐藤のカサドーラを切り返した夏実がニアフォール。世羅がまたもおぼんを奪うが、佐藤がかわし痛恨の誤爆!ここから一気に綾華が逆転。ダブルのオーロラスペシャルは世羅がカット、一瞬の隙をつき佐藤が飛びつきのレッグロールで丸め込むがカウント2.9。最後は佐藤のドラゴンスープレックスががっちりと決まり、初防衛に成功!佐藤はマイクを持ち「今日は全試合タッグ。で、次は誰が挑戦してくんのかな?」と話すと世羅が再戦を要求。すると控え室からあの元気な声が聞こえてくる…。声の主はもちろんこの人、網倉がななみを連れてリングインし挑戦を猛アピール。さらにカケマド、SPiCEAP、ルミナスも登場。どのチームが次期挑戦者なのか、大揉めに…。ここに京子が割って入り、「こんなにたくさんベルト欲しがってる人がいる中で、ワガママ言わせていただいていいかしら?今年デビュー35周年になります。先日発表されましたが、10月8日後楽園に井上貴子選手も参戦します。この年で挑戦は違うかなとも思ったけど…貴子と、自分達に今どれくらいの力があるか試してみたいねという話になりました。もしよければ、W井上で挑戦させていただけないでしょうか」とまさかのタッグ挑戦直訴!中森は尊敬する2人との対戦を快諾。佐藤も「W井上だったら断る理由ないよね。やってやるよ」。京子は「貴子に今日すぐ伝えます。貴子に貰ったコスチュームとか着てるけど、憧れは捨ててどんどんいっちゃってください。私も今出せる力をぶつける。よろしくお願いします!」と話す。強敵・プロミネンスを下した綾華。次の挑戦者は更なる強敵に決定だ。