2023/4/29(土) 後楽園ホール大会

ディアナ旗揚げ12周年の後楽園ホール大会、多数のご来場まことにありがとうございました!大熱戦の模様をレポートでお届けいたします。なお、この大会は2023年5月13日 23時59分までDIANA Liveで視聴可能です。ぜひ、ご覧ください!

試合前 ミニライブ(ミーウェルさん、あすきょうさん)

カルッツかわさき大会でも美声を披露したミーウェル、プロレスファンにはお馴染みの双子ユニット・あすきょうが試合前のミニライブに登場。ミーウェルは抜群の歌唱力で、あすきょうは双子ならではの息ぴったりのパフォーマンスで、会場を大いに盛り上げた。

試合前 練習生紹介「夢を語ろうプロジェクト」

写真右から、井上京子・みずき・まこと・ねね・るるか・ねね

「夢を語ろうプロジェクト」として、カルッツかわさき大会名古屋大会に続いて5名の練習生(みずき・まこと・ねね・るるか・ねね)の挨拶が行われた。大きな夢を持ってディアナに入門した5人は聖地・後楽園ホールのリング上で、デビューに向けての意気込みを語った。京子が「早い子だと10月の後楽園に間に合うかもしれません」と匂わせると、客席からは期待を込めて大きな拍手が送られた。

第1試合 ゑびすやデボラKさんを応援する会協賛 シークレットキャプテンフォールマッチ制限時間20分 ななみ&美蘭&高瀬みゆき&網倉理奈&米山香織&小林香萌 VS デボラK&Himiko&中森華子&笹村あやめ&真琴&沙恵

○ななみ&美蘭&高瀬みゆき&網倉理奈&米山香織&小林香萌(15分50秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)デボラK&Himiko●&中森華子&笹村あやめ&真琴&沙恵
※退場順:沙恵、小林、米山

※キャプテンは試合前の抽選で決定。赤コーナーキャプテンは網倉、青コーナーキャプテンはHimiko

12人タッグで後楽園大会スタート!美蘭は新コスチュームでデビュー1周年

ディアナ旗揚げ12周年を記念する後楽園ホール大会は、各団体のタイトルホルダーも多数登場する賑やかなシークレットキャプテンフォール・ノータッチルール・12人タッグマッチでスタート。試合前に抽選で各チームのキャプテンが決定。しかしこのキャプテンは選手達には知らされないという特殊ルール。キャプテンはHimikoと網倉に決定し、何も知らない選手たちが華やかに入場。ゴングが鳴るといきなりの場外戦へ。リングに残ったななみと笹村、2人のマッチアップは試合巧者の笹村に軍配。笹村は仲良しのデボラをリングに呼び込んだが、そのデボラに狙いを定めた赤コーナーチーム。真琴がカットに入り、今度はお返しとばかりに全員で美蘭を攻撃する青コーナーチーム。昨年4月29日の後楽園大会でデビューし、この日が丁度1周年となる美蘭。先輩達のお手洗い祝福を受ける美蘭に、声援が解禁された後楽園ホールは美蘭コールが起こる。元・アクトレスガールズの網倉と高瀬による逆水平チョップの共演や、同期である中森と真琴のW攻撃、ななみらんの連携など見処盛り沢山の展開に。ここで再び美蘭を狙う沙恵と笹村。笹村のミサイルキックが沙恵に誤爆してしまい、この隙に美蘭が沙恵をフォールし3カウント。しかし沙恵はキャプテンではなかったため、試合は続行に。4.21フューチャーサイトでタッグを結成した網倉とななみがデボラを狙うが、5人のトレイン攻撃で反撃されてしまう。キャプテンの網倉がフォールされると客席は大興奮!なんとか2で返すと、PURE-Jのタイトル保持者同士の中森と高瀬の対決に。続くHimikoと小林の勝負は米山も加わり、前タッグ王者組・パフューム(仮)の合体攻撃を披露。パフュームのコンビネーションでキャプテン・Himikoをフォールするが真琴と中森がカット。逆に米山と小林がスリーを取られ退場。Himikoとななみ、ディアナ所属同士の一騎討ちに。HimikoのWアーム卑弥バスターからのフォールは網倉がセントーンでカット。高瀬がラリアットでチャンスを作り、ななみがダイヤル固めで回転させ、不意打ちのブリッジ!このフォールががっちり決まり、キャプテンのHimikoからスリーカウント!京子から「ルールをしっかり理解してななみが勝ちなさい」と命じられていたななみ。京子の期待に応えてみせた!

第2試合 ストロングスタイルプロレス提供試合 タッグマッチ20分一本勝負 タイガー・クイーン&日高郁人 VS 川畑梨瑚&スーパー・タイガー

○タイガー・クイーン&日高郁人(11分31秒 タイガースープレックスホールド)川畑梨瑚●スーパー・タイガー

未だ負け知らずのタイガー・クイーン まさに「女王」!

ディアナのビッグマッチではお馴染みとなっているストロングスタイルプロレス提供試合。タイガーと日高が男子ならではの迫力ある攻防で魅せ、負け知らずのクイーンに身体能力抜群の川畑が挑む。川畑の誤爆から日高が2人を場外で捕まえると、コーナーに上ったクイーンはムーンサルト発射!タイガー・クイーンの名にふさわしい空中殺法で観客を魅了。川畑は華麗なキックを連発し、ジャーマンでクイーンをぶん投げるが日高がカット。クイーンも負けじと放つぶっこ抜きジャーマンはタイガーがカット。この攻防に終止符を打ったのはやはりクイーン。ツームストンパイルドライバーを返されたが、続くタイガースープレックスで美しく弧を描き、川畑から快勝。虎の女王は余裕の笑みを浮かべ、リングを下りた。

タイトルマッチ宣言(ブル中野さん)

第3試合のタッグ選手権、セミファイナルのエリザベス選手権、そしてメインイベントのシングル選手権。ディアナ3大タイトルのタイトルマッチ宣言を行うのはレジェンド・ブル中野さん。現役時代の入場曲に乗って登場し、3試合分のタイトルマッチ宣言を行った。

第3試合 バリューアップマネジメント協賛 W.W.W.Dタッグ選手権試合30分一本勝負 [王者組・SPiCEAP]本間多恵&尾﨑妹加  VS  マドレーヌ&関口翔[挑戦者組・カケマド]

[王者組・SPiCEAP]○本間多恵&尾﨑妹加 (14分59秒 片エビ固め)マドレーヌ●&関口翔[挑戦者組・カケマド]
※特攻バスター
※第19代王者組が初防衛に成功

マドレーヌ、惜しくも初のベルト獲得ならず

約1ヶ月の欠場からの復帰が前哨戦となり、連敗でタイトルマッチ当日を迎えたマドレーヌ。本間には「翔を潰せば(勝てる)、と思ってます」と煽られたマドレーヌは雪辱なるか。カケマドは青で揃えたコスチュームを纏い、2人の入場曲をミックスした新テーマ曲で入場。抜群のコンビネーションを誇るSPiCEAPに挑む。まずは尾﨑のパワーに押されるマドレーヌだが、関口との連携で反撃。しかし王者の連携は挑戦者を上回る。本間をコーナーに振り、側転バックエルボーを狙うマドレーヌ。これを躱した本間は2人をコーナーに追い詰め尾﨑を呼び込む。尾﨑は猛突進で2人まとめてボディアタック!さらに対角のコーナーに振られたカケマドは待ち構えていた本間のぶらさがり腕十字の餌食に。カケマドを分断したSPiCEAPはマドレーヌを徹底的にいたぶる。ローンバトルを強いられるマドレーヌはMMA仕込みのキックからフェイマサーで脱出。替わった関口は尾﨑のラリアットを封じるべく、しつこく腕を攻めていく。しかし尾﨑の怪力は止まらない。関口を軽々と持ち上げ、大迫力のアルゼンチンバックブリーカー!マドレーヌが決死のカット、関口は再び尾﨑の右腕に狙いを絞る。マドレーヌと本間に替わると、本間の得意の関節技でマドレーヌはピンチに。エスケープしたマドレーヌも関節技やスリーパーで逆襲するが、本間はこれを切り抜け、前哨戦のフィニッシュ技となったTAEロックに捕らえる。悶絶するマドレーヌを関口がカットで救うが、今度は尾﨑がラリアットで関口をなぎ倒す。本間とマドレーヌのエルボー合戦に関口が飛び出しSTO、さらにマドレーヌの逆打ちが流れるように決まるがこれも尾﨑がカット。SPiCEAPの合体619が決まり、尾﨑はキン肉バスターの要領でマドレーヌを持ち上げ、そこに本間がミサイルキック!粘るカケマドだったが、この合体技「特攻バスター」の前には打つ手なし。SPiCEAPが防衛街道爆走の予感だ。

第4試合 整体サロンICHI、整体サロンソレシカ協賛 スペシャルシングルマッチ20分一本勝負 井上京子 VS ウナギ・サヤカ

○井上京子(14分5秒 パワーボム)ウナギ・サヤカ●

ウナギが傾く、京子が吼える!「ギャン期」が生んだ奇跡のスペシャルシングルマッチ

1.29名古屋大会のマイクで電撃決定した京子とウナギのスペシャルシングルマッチ、いよいよ開戦!今年デビュー35周年を迎える京子は、自身が12年前に旗揚げしたディアナマットでまさかの「査定」マッチに臨む。プロレス界で今最も話題になる女社長・ウナギがド派手に登場すれば、ディアナ社長・京子はディアナの団体カラーであるピンクをふんだんに取り入れたニューコスチュームで堂々リングイン。早くも両者のファンは大熱狂!試合開始のゴングが鳴ると、後楽園に駆け付けたひつま武士から大・ウナギコールが起こり、京子ファンも負けじと京子コール。ウナギはフェイスバスター、ギロチン、城門突破で先制攻撃。さらに踵落とし、ビッグブーツと一気の攻めで京子を場外へ。ウナギは京子のラリアットをかわすと、京子を客席に投げ飛ばす。さらに南側の客席を駆け上がり、会場中で大暴れ!ウナギのキックで階段から転げ落ちた京子は命からがらリングへ。リング上でもウナギは攻め手を緩めない。猛攻を耐え抜き、これより我は修羅に入るを2で返した京子はラリアット一撃で流れを変える。天才・京子と傾奇者・ウナギにリングは狭すぎるのか、2人は再び場外へ。今度は京子がウナギを客席に投げ飛ばし、高速ブレーンバスター!床に叩きつけられたウナギは場外カウント7でリングへ。大ダメージを受けたウナギだが、パワーボムの構えを切り返してヨーロピアンクラッチ。再びの修羅に入るを狙うウナギを追って京子もコーナーへ上り、雪崩式ブレーンバスター!リングのど真ん中で大の字に倒れるウナギを、大声援が後押ししカウントは2。ウナギは追撃のラリアット連発も全てキックアウトしてみせ、ビッグブーツ連発。京子は意地で肩を上げ、渾身のラリアットを打つと、最後は必殺のパワーボムで完璧なスリーカウント!京子はマイクを握り「井上京子、どうだったかな?査定して」と問いかける。ウナギは「あなたたちが作ってきてくれた女子プロレス、今同じリングにいることを感謝してる。だけど、超えないと新しいプロレスは作れない。だから私は必ずあなたを超えます。ずっと大きな壁としてリングにいてください」と涙ながらに語る。どうやら査定に合格したらしい(?)京子は「最後に、京子さんって言って」と、かねてからの呼び捨て撤回を要求。ウナギは「分かりました。またシングルお願いします。なっ、井上京子!」。2人は笑顔で抱擁し、700名超の大観衆からは万雷の拍手。ウナギが「京子さん」と呼ぶ日は来るのか?

セミファイナル さいたま新都心ジャガークリニック協賛 W.W.W.Dエリザベス選手権試合30分一本勝負 [王者]ジャガー横田  VS  [挑戦者]藪下めぐみ VS  [挑戦者] KAZUKI

○[王者]ジャガー横田(8分50秒 外道クラッチ)藪下めぐみ[挑戦者]●
※もう一人は挑戦者・KAZUKI

※第10代王者が3回目の防衛に成功

ジャガー、かつての教え子を下し見事な防衛!

4.23OZアカデミー後楽園大会で尾崎魔弓と共にOZ認定タッグベルトを奪取し、61歳にして2冠王者のジャガー。挑戦者に吉本女子プロレスJd時代の教え子であるKAZUKIと藪下を迎え、ヒールユニット・CRYSIS同門対決での防衛戦に臨む。挑戦者のW攻撃で奇襲を食らったジャガー。しかし2人まとめてリング下へ落とし、そこにジャガーがダイブ!藪下をリングに戻しフィッシャーマンズバスター。浴びせ蹴りの構えに入るジャガーを藪下がデッドリードライブで落とすと、KAZUKIがフォールを横取り。今度は藪下がKAZUKIのフォールを横取り。KAZUKIは藪下に膝蹴り、藪下はKAZUKIに得意の関節技を仕掛ける。挑戦者同士の攻防に、ジャガーはパイプ椅子攻撃。ジャガーの卍固めに、藪下が背後からのドロップキック。藪下がジャガーとのW攻撃と見せかけ、ジャガーを丸め込むがKAZUKIが慌ててカット。KAZUKIが藪下に水車落としでフォールしている間にジャガーはセカンドロープに上り、キックアウトの瞬間に2人まとめて浴びせ蹴り。藪下はKAZUKIを場外へ落とし飛び付き式腕十字を狙うが、これをジャガーが切り返して丸め込みを連発。外道クラッチでかつての教え子を下し、見事3回目のエリザベス防衛に成功!もはや敵なしの強さを見せつけた。

メインイベント 程一級建築士事務所、昭和サービス協賛 W.W.W.Dシングル選手権試合30分一本勝負 [王者]佐藤綾子 VS 梅咲遥[挑戦者]

○[挑戦者]梅咲遥(24分57秒 ブラスト)佐藤綾子[王者]●
※第16代王者が4回目の防衛に失敗。挑戦者・梅咲が第17代王者となる

ディアナに新時代到来!梅咲、新必殺「ブラスト」で佐藤を撃破し頂点へ

いよいよ若きエース・梅咲がシングル王座に挑む。これまでのシングル対決で佐藤からの勝利はない梅咲。4.9アミスタでの前哨戦でも直接のピンフォールを許している。佐藤は「遥のためにも、まだまだ壁でいる。ベルトを持ってディアナを引っ張るのは私の役目」と可愛い後輩の挑戦を跳ね返す覚悟だ。梅咲は真っ赤なニューガウンで登場。佐藤もコスチュームを一新し気合い充分。ゴングが鳴ると手四つからグラウンドの展開に。ベテラン佐藤の技が光るが、梅咲も互角に渡り合う。梅咲がヘッドシザーズホイップからドロップキックで佐藤をリングから落とすと、観客の目の前で激しいエルボー合戦。乱闘は東側雛壇最上段に及ぶ。佐藤はさらにリングの鉄柱にも梅咲を激しく叩きつける。リングに戻ると梅咲が猛攻。ネックブリーカー、弓矢固め、ドロップキック、さらに押さえ込みの連発。しかし王者・佐藤は威力のあるドロップキックで梅咲を吹っ飛ばす。キャメルクラッチは噛み付いて逃れた梅咲だが、佐藤の反撃は止まらない。今度は梅咲が場外へ蹴落とされ、佐藤はコーナーへ上る。梅咲は佐藤をコーナーから引きずり落とし、場外戦の主導権を握る。場外でブレーンバスターを2連発、しかし3発目は佐藤がお盆殴打で切り抜ける。それでも怯まない梅咲は北側ステージからプランチャ発射!リングに戻るとミサイルキックで畳み掛ければ、佐藤もミサイルキック連発のお返しだ。梅咲がジャーマンで投げれば、佐藤もジャーマンでやり返す。一進一退の攻防が続くが、梅咲は非情にも4の字固めで佐藤の膝を攻めていく。4.23アミスタ大会を膝の負傷で欠場している佐藤は悶絶。動く佐藤をがっちり捕らえて離さない梅咲。佐藤は何とかロープに逃げるが梅咲は追撃のスープレックス。2で返されると間髪入れずにラ・マヒストラルで丸め込むが佐藤は華麗な身のこなしでかわし、ジャパニーズレッグロールクラッチを狙う。佐藤のブリッジを梅咲は横に倒れて脱出し、強引に丸め込む。続けざまの丸め込みにも百戦錬磨の王者は肩を上げ続け、ドラゴンスープレックス2連発。これで決まったかと場内からは溜め息が漏れるが、間一髪梅咲の肩が上がる。佐藤は最後の一撃、ジャガー式クロスアームスープレックスの構え。クラッチをほどいた梅咲は力を振り絞り、ジャーマンを連発!これでも決まらないと見るや、梅咲は背後から佐藤の左足と右腕をクラッチし、「ブラスト」と名付けられた新技のスープレックスでがっちりホールド!今井レフリーがマットを確かに3回叩くと、場内は割れんばかりの大歓声!約25分の大熱戦の末、キャリア4年、22歳の新王者が誕生した。金色に輝くベルトを腰に巻き「佐藤さんを倒す一心でずっと頑張ってきました。ディアナで頑張っていくって決めた理由は高くて高すぎる佐藤さんの壁があるから。佐藤さんがいなかったら強いプロレスで勝てなかった。チャンピオンになっても、佐藤さんについていきたい。佐藤さんと自分が先陣を切ってディアナの未来を作っていきたい。これからも高い壁でいてください」とマイク。佐藤は「そのベルトが遥をより輝かせるし、ベルトと共に成長できる。私より強い人なんていっぱいいる。私についてくじゃダメだって。抜き返すよ?また、狙うんで」と言い残しリングを後にした。「シングルベルトを巻いて、言いたいことややりたいことがたくさんある。私らしくやっていくので、皆さんついてきてください」とファンにアピールし、バックステージでは京子やジャガー、さらにはスターダム勢との対戦を希望した梅咲。若きエースから若きチャンピオンへ。その防衛ロードに大注目だ。

【試合レポート】2023/2/24(金) フューチャーサイト アミスタ大会

2023年2月24日(金)にポスト・ディ・アミスタッド(ディアナ道場)で行われた「フューチャーサイト」の模様をお届け。

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負 ななみ vs 小林香萌

○小林香萌(8:40 120%スクールボーイ)ななみ●

女子高生レスラーななみ、
鼻フックに悶絶

心身ともに成長するななみと小柄ながら筋骨隆々の小林、迫力のタックル合戦は五分五分。小林は突進するななみを蟹挟みでかわし低空ドロップドロップキック、そしてロープにはりつけ鼻フック!乙女心を傷つけられてしまったななみは小林の尻を叩いて応戦。執拗な尻攻撃でまさかのギブアップ寸前まで追い込み、ヒップアタック、ノーザンライトスープレックスで勝負をかけるも2。小林のカサドーラに端を発した丸め込み合戦は小林の技あり120%スクールボーイで決着!勝った小林はお尻を抑えながらリングを降りた。

第2試合  タッグマッチ 20分1本勝負 マドレーヌ&関口翔 vs Himiko&網倉理奈

○マドレーヌ&関口翔(12:55 ジャガー横田直伝マドレ投げ)網倉理奈&Himiko●

マド&関口、
友情パワーでタッグ連勝!

タッグチーム名募集中のマドレーヌと関口はお揃いのTシャツで入場。「はなまるあーみんず」のHimikoと網倉もオレンジヘアーで気合い十分だが、連携攻撃は早速失敗。出鼻をくじかれたHimikoはマドレーヌと関口の連携攻撃に翻弄される。替わって入った網倉はわー!プレスや逆水平チョップの連撃で会場を大いに沸かせる。合体わー!プレスからHimikoのダブルアーム卑弥クラッシャーは関口がカット。関口がSTOでチャンスを作り、トドメはジャガー直伝のマドレ投げ。チーム名は未定だがチームワークで見事な勝利。タッグ王座を狙う二人の快進撃の予感だ。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&米山香織 vs デボラK&中森華子

○米山香織&佐藤綾子(11:35 レッグロールクラッチ)中森華子&デボラK●

綾華の絆、復活なるか?

シングル王者同士でありながら、それぞれの団体のタッグ王座戦で破れ一時解消となった「綾華」。一方的にタッグ解消を突き付けられた佐藤は中森に呼び掛けるが、デボラが先陣を切った。佐藤はデボラを厳しく攻め、中森を煽る。デボラがタッチしいよいよ始まった綾華対決は激しく火花を散らし、打撃戦は鈍い音が響く。しかし米山が登場すると空気は一変。グルグルパンチ、モンゴリアンチョップのゴキゲン殺法で会場を盛り上げ米山コールを沸き起こす。米山はデボラのジャーマンをかわすとバックを取り、レッグロールで電光石火のスリーカウント!試合後、佐藤が握手を求めるが中森はこれに応じない。綾華再結成の日は遠い?

第4試合  シングルマッチ15分一本勝負 梅咲 遥 vs AKARI

○梅咲遥(10:05 ラ・マヒストラル)AKARI●

若手ホープ対決を制したのは
梅咲遥!

大会のメインは若手ホープ対決。梅咲遥とAKARIが昨年4月のPOP王座戦以来のシングル対決だ。ゴングからライバル心剥き出しの両者。AKARIは多彩なサブミッションを武器に梅咲を攻める。脇固めで肘にダメージを負った梅咲はネックブリーカーやブレーンバスターで巻き返す。互いに一歩も譲らない二人は丸め込みの応酬にもつれこみ、梅咲のラ・マヒストラルでフィニッシュ。わずか10分ながら濃密な一戦となった。試合後マイクを持った梅咲は3.19大阪でタッグベルトを賭ける米山&小林を呼び込む。米山は「私たちタッグとか組んだことないし、もっと油断した方がいいと思うよ」と梅咲の油断に期待を寄せる。実力者同士の急造タッグを迎え撃つルミナス。いよいよ大阪決戦まで1か月を切った。「ルミナスの宝物」無事に防衛なるか。

2021年12月25日(土)Dianaホームマッチ 試合結果レポート

2021年12月25日(金)13:00からDianaホームマッチを行いました。第2試合、第3試合は「W.W.W.Dシングルチャンピオン決定トーナメント」第一回戦を行い、第1試合を野崎渚、第2試合をライディーン鋼選手が勝利しそれぞれ準決勝に進む。

Dianaホームマッチ第1試合は、マドレーヌVS関口翔VS高瀬みゆきの3WAYマッチを行い、高瀬みゆき復帰後初のDianaホームマッチ戦となった。
第4試合は、ジャガー横田&梅咲遥 VS 佐藤綾子、デボラKでの戦いとなった。

第4試合 勝利するジャガー横田&梅咲遥組

試合動画をDiana公式Youtubeで配信中。

次回2021年1月31日(土)13:00は、旧Diana道場改め
「ポスト・ディ・アミスタッド」(Instagram @post_di_amistad )こけら落とし興行として「ディアナ大晦日特別興行アミスタ大会Vol.0」を行います。
チケットは、Diana公式オンラインストアにて発売中。

第1試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
マドレーヌ VS 関口翔 VS 高瀬みゆき

 

●マドレーヌ(9分45秒 ランニングSTO)関口翔○

登場の段階から華やかな3人がリングを飾る。高瀬みゆきは、怪我からの復帰後初のDianaホームマッチ参戦であった。関口翔のドロップキックはスピードと突き刺さる様な鋭さがあり、マドレーヌは柔軟な体を生かし衝撃に耐えていく。高瀬みゆきは復帰したばかりとは思えない強さを見せ圧倒させる。最後は関口翔が勝利。リング外での争いをきっかけに、試合後高瀬がマドレーヌに平手打ちを食らわせる場面があった。

【 W.W.W.Dシングルチャンピオン決定トーナメント】第一回戦 第1試合
野崎渚(プロレスリングWAVE)VS 笹村あやめ(2AW)

 

10月10日のDiana後楽園大会で存在感を放った笹村あやめと、一度絡め取ったら逃がさない野崎渚の対戦となった。大きな体格差がある両者の対決はどの様に進むのか、目が離せない。野崎渚が序盤から笹村あやめに痛い固め技を決めて追い込む。笹村あやめはジャンピングキックをリングサイドから決める。野崎渚が勝利を収め、試合後に笹村あやめに話しかけるも、笹村あやめは中指を立てて応答する。

【 W.W.W.Dシングルチャンピオン決定トーナメント】第一回戦 第2試合
網倉理奈 VS ライディーン鋼(PURE-J)

○ライディーン鋼(9:58 体固め)網倉理奈●※リバーススプラッシュ式セントーン

初対戦となる両者。シングルチャンピオン決定トーナメント戦でありながらも、網倉理奈は通常運用の元気ぶりを発揮し、一瞬戸惑うライディーン鋼。10月のラジアントホール大会で、井上京子がライディーン鋼を持ち上げるのが簡単ではなかったのは記憶に新しく、今回網倉理奈がライディーン鋼を持ち上げた時には観客から驚きの声が漏れた。互いの技の重さが会場中に響き渡る攻撃が続いた。

第4試合 タッグマッチ 20分一本勝負 ジャガー横田&梅咲遥 VS 佐藤綾子 & デボラK

○ジャガー横田&梅咲遥(15:41 レッグロールクラッチ)佐藤綾子&デボラK●

デボラKはSNSで佐藤綾子とタックを組みことへの喜びを綴り、登場の段階では最高潮に達していた!しかし、佐藤は塩対応。
試合開始から、互いの武器を持ち出す動きを見せるジャガー横田と佐藤綾子。互いに牽制しつつもジャガー横田のパイプ椅子に座らされた佐藤綾子を梅咲遥のミサイルキックが襲う。佐藤綾子、デボラKは次の攻撃の隙を与えない構えでジャガー横田&梅咲遥に仕掛けていく。途中 佐藤綾子が自身のお盆をジャガーと奪い合うシーンもあり観客はマスク越しに歓声を送った。

井上京子 ベルト返上~シングルチャンピオン決定トーナメント開催

 

14日試合中に負傷し、アキレス腱断裂で治療中の現・第14代W.W.W.Dシングルチャンピオン 井上京子がベルトを返上。

ベルト返上に伴い「W.W.W.Dシングルチャンピオン決定トーナメント」を2021年11月28日(日)〜2022年1 月23日(日)で開催いたします。初戦は、2021年11月28日(日)13:00- Diana ホームマッチ(神奈川県川 崎市幸区2-16-1 )。Diana選手から2名のトーナメント出場者を選出いたします。

12/25 ホームマッチからは、他団体選手+ディアナ代表2選手(11/28 に勝利した選手)参加によるトーナメントが開始。

本トーナメントは、Diana 選手+他団体選手が戦いを繰り広げます。第15代新チャンピオンは2022年1月23日(日) 新木場大会 @新木場1st RING(東京都江東区新木場1-6−24)で決定いたします。

◇11/28 ホームマッチ対戦カード

第1試合 第2試合
W.W.W.Dシングルチャンピオン決定トーナメント Diana選手出場者決定戦 佐藤綾子、梅咲遥、マドレーヌ、デボラK(フリー) ※組み合わせは当日発表

第3試合
ジャガー横田、中森華子(PURE-J) VS網倉理奈(アクトレスガールズ)、大空ちえ(PURE-J)

 

◇2021年11月28日ディアナ川崎ホームマッチ(公式オンラインストアで販売中)
https://www-diana.stores.jp/
¥5,500円 (税込)※席の指定はできません

ディアナ道場移転のお知らせ

この度、2020年3月1日より下記の住所に道場及び事務所の移転をいたしますことをご報告させていただきます。

ワールド女子プロレス・ディアナ株式会社
〒212-0012
神奈川県川崎市幸区中幸町3-16-1
(JR川崎駅から徒歩約6分・ラゾーナ川崎プラザの裏手側になります)

ディアナは引き続き川崎を拠点に活動してまいります。

只今、道場開きが出来る準備をしておりますので、
再度改めてご報告いたします。
引き続き熱い応援の程!宜しくお願いいたします。

ワールド女子プロレス・ディアナ一同

【2020年1月4日】ラジアントホール大会 結果

2020年1月4日(土) 横浜:ラジアントホール 「令和二年 新春興行 横浜・ラジアントホール大会」 17:00 開場 / 17:30 開始
試合結果
第一試合 シングルマッチ 15分一本勝負 ×ななみ (8:35 逆エビ固め→ギブアップ) ◯星月芽依(Marvelous)
第二試合 シングルマッチ 15分一本勝負 ×梅咲遥 (8:43 舞華カッター→片エビ固め)◯舞華(JUST TAP OUT)
第三試合 タッグマッチ 20分一本勝負 ◯ジャガー横田 マドレーヌ 藪下めぐみ (15:59 フィッシャーマンバスター→エビ固め)×藤田あかね(アイスリボン) 松屋うの(アイスリボン) 鈴季 すず(アイスリボン)
セミファイナル タッグマッチ 30分一本勝負 ◯井上京子 伊藤薫 (17:49 ラリアット→体固め)橋本千紘(センダイガールズ) ×優宇
メインイベント W.W.W.D世界シングル選手権試合 60分一本勝負
×Sareee(18:58 ジャガー式クロスアームスープレックスホールド)◯佐藤綾子
※第10代王者が2度目の防衛に失敗。佐藤が第11代王者となる。
試合後に、Sareeeが2月いっぱいでディアナと日本を離れる事を発表。

沢山のお客様のご来場、誠にありがとうございました!次回ディアナ興行は、1/19【25″D”ホームマッチ】13時開始です。