【試合結果】2025年6月15日(日)アミスタ大会vol.89

第0試合 練習生公開スパーリング

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
佐藤綾子&デビー・カイテルvs Himiko&香藤満月

メイン以外は全員ディアナ!そんな大会のオープニングには佐藤とデビーの危険なタッグ“カフェイン&クラッシュ”が登場。
手四つの体勢から力比べになると、97キロの香藤が圧倒。デビーは佐藤にヘルプを要請するが「No thank you…」。香藤がそのままデビーを押しきり、デビーは首ブリッジで耐える。香藤が乗るとデビーは潰れてしまう。香藤が重さを活かしてデビーをひたすらぺちゃんこに。乗っかっただけでデビーを窮地に追い込んだ香藤はHimikoにチェンジ。今度はHimikoが得意のヒザ攻め。大ピンチのデビーは「Oh my god…」。噛み付いて脱出したデビーはエルボーをお見舞いしてようやく佐藤にチェンジ。佐藤は卓越したテクニックでHimikoの動きを封じ、試合の主導権を握る。Himikoはもがきながらどうにか逃げ出し、香藤にチェンジ。香藤は佐藤にも体重を浴びせていくが、佐藤が上手く捕まえカフェイン&クラッシュが香藤へ猛攻。香藤も串刺しバックエルボーやタックルで対抗するが、カフェイン&クラッシュは反則攻撃であっという間に形勢逆転。香藤からのタッチを受けたHimikoはギロチンを連続投下。佐藤はHimikoの河津掛けをビクトル投げからのヒザ十字に切り返し、佐藤トランペット、低空ドロップキックと連続攻撃。このフォールを返したHimikoは今度こそ河津掛け。Himikoがセカンドロープに上ったところで、デビーが佐藤におぼんをナイスパス。おぼん攻撃でHimikoをコーナーから落下させ、今井レフェリーの「何の音?」に「I don’t know…」とすっとぼけ。続いてデビーも串刺しラリアットに背後からのスライディングエルボーと続けていくがカウント2。Himikoはルチャの動きを取り入れたという連続の丸め込みで反撃し、返したデビーはブレーンバスター。これを返したHimikoはバックドロップ。ここでHimikoから試合を託された香藤だったが、佐藤が見事なタイミングでおぼん攻撃。佐藤とデビーのサンドイッジャンピングニーを食らった香藤を救出するHimiko。こちらも連携で応戦していくが、デビーはしぶとく肩を上げ、エスプレッソで勝負を決めた。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&ジャガー横田vs梅咲遥&羽多乃ナナミ

女子プロレス界の重鎮・ジャガー横田と井上京子がタッグを結成。絶対センター・梅咲遥と次世代エース・羽多乃ナナミによる“えーがた”がレジェンド超えに挑む!
まずはロックアップからの押し合い。めきめきと力をつけてきたナナミだが、井上京子はロープ寸前で踏み止まり、ナナミを押し返していく。京子がナナミをロープに押し込んだが、ナナミは力強いエルボーで反撃。梅咲がドロップキック、ナナミがタックルで突撃していくが京子は倒れず「まだまだ早ぇんだよ!」。ならばとナナミがスリーパーで絞り梅咲がドロップキック、ナナミがキャメルクラッチで捕まえ梅咲がドロップキックと、えーがたの連携で立ち向かう。それでもカウント1で肩を上げる京子。京子からジャガーにチェンジし、アミスタには限定参戦となっているジャガーはルール無視の反則三昧で大暴れ!梅咲はミサイルキックを一発放ちナナミにチェンジするが、代わったナナミもジャガーの反則の餌食に。ナナミはタックルやエルボー、ノーザンライトスープレックスと正攻法での真っ向勝負。ジャガーからタッチを受けた京子はナナミとのタックル合戦に。激しいぶつかり合いは京子に軍配。「倒れねぇぞ!」「なめんなよナナミ!」と声を荒げる京子。奮起したナナミは渾身のタックルでついに京子を倒してみせ、間髪入れずにダイビングボディプレスを投下。さらに梅咲がミサイルキックを発射し、得意のエルボー連射やドロップキック、梅スプラッシュで畳み掛ける。これでも京子はスリーカウントを許さず、ラリアットをお見舞い。京子からジャガーに替わり、梅咲は充分な助走からエルボーを打っていき、カウンターのキューティースペシャルやジャーマンスープレックスホールドと猛攻。これを京子にカットされてしまったえーがたは京子をターゲットに。試合権のない京子は「私関係ない!」と抵抗。「関係ないって言ってんだろ!」と両腕のラリアットでえーがた2人を返り討ちに。さらに京子がナナミを、ジャガーが梅咲を雪崩式ブレーンバスターでぶん投げ、レジェンドによる豪華な共演となった。梅咲はカウント2で返し、レジェンド2人をネックブリーカーでなぎ倒し、ジャガーに切れ味抜群のジャックナイフで飛びかかる。しかしカウント2でエビ固めに切り返すジャガー。ジャガーが足で梅咲の肩をしっかり押さえつけ、スリーカウント!百戦錬磨のジャガーが勝負強さを発揮した。ナナミは茫然。京子は「負けたかと思った…」と胸を撫で下ろす。センターも次期エースもはねのけたベテランは、まだまだ高い壁だ。

第3試合 W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者]世羅りさ vs 小林香萌[挑戦者]