【試合結果】2024年4月21日(日)アミスタ大会vol.56

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負

オープニングマッチはフレッシュな10代対決!
今月でデビュー2周年を迎える中学3年生・14歳の美蘭がリードする展開に、マコトユマも奮起。昨年10月のデビューから自力勝ち星のないマコトは気迫で立ち向かい、力の乗ったエルボーを打つ。美蘭は鋭いドロップキックや619、クロスボディで猛攻。さらに長い脚を活かしたスピンキックがマコトの側頭部を撃ち抜き、観客の度肝を抜く。しかしマコトもこのフォールを切り返し丸め込みを連発し、飛行機投げでニアフォール。コーナーに登った美蘭をデッドリードライブで投げ落とし、しつこく押さえ込む。全て肩を上げた美蘭は、逆さ押さえ込みからジャックナイフ。これを返され、ならばと横十字固めからブリッジでフォールする「Mロールクラッチ」で3カウントを奪い、先輩の威厳を守った。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負

香藤満月と炎華の昨年デビュー同期タッグがディアナの若手王者・ななみに臨む!
ななみと杏ちゃむは奇襲を仕掛け、香藤をターゲットに。香藤もボディプレスで反撃し、ななみとのタックル合戦へ。95キロの香藤のタックルを受けたななみは大ダメージ。それでも「もう一発来いよ」と挑発し、タックル連発を受ける。リングの端まで吹っ飛ばされたななみだが、反撃のタックルで香藤を倒してみせる。替わって炎華と杏ちゃむのマッチアップ。“関節技の天使”杏ちゃむが本領発揮、いきなり炎華をワキ固めに捕らえる。炎華を救出に入った香藤は、コーナーで控えるななみにもアタック!ななみはこの一撃でまたも派手に吹っ飛ばされ、今井レフェリーも思わず「やりすぎ!」。その勢いで杏ちゃむにも向かっていくが、杏ちゃむがキックで迎撃。香藤が杏ちゃむを担ぐと、杏ちゃむはスリーパーに切り返す。香藤は杏ちゃむとななみのドロップキック挟み撃ちを受けピンチに。しかしボディスラムでマットに叩きつけ、炎華との連携攻撃。香藤は50キロの炎華を軽々と持ち上げ、杏ちゃむの上に投げ落とす。もちろん炎華もダメージを受けるが、なんとか立ち上がると今度は香藤との合体ボディプレス!ななみがカットし、杏ちゃむのハイキックが香藤にクリーンヒット!2で返した香藤だが、杏ちゃむの「あの技」で両腕両足を極められ、まさに手も足も出ず絶叫ギブアップを喫した。

第3試合  3WAYマッチ20分一本勝負

元・全女の3人による3WAYマッチ!
ディアナの社長で大先輩の京子が姿を現すと、佐藤とデボラは2人でロープ下げ。これから戦う3人とは思えぬ光景に、京子は思わず苦笑…。デボラは京子の付き人をアピールし、媚びを売る。しかしゴングが鳴ると、佐藤は京子とのW攻撃でデボラ狙い。しかし京子とのW攻撃が成功したのはデボラ。憧れの京子との連携で大喜びのデボラは、京子とハグ…とみせかけてスクールボーイ!キックアウトした京子は「お前のそういうふざけたところが嫌なんだよ!」と怒りのヘアホイップ。続けて佐藤も場外へ投げ飛ばす。デボラと佐藤はリング外から京子の隙を伺うが、苛立つ京子は「上がってこい!」。佐藤が「お前が来い」と挑発すると、京子は佐藤を追って場外へ…。すると今度は佐藤とデボラが素早くリングに戻っていく。京子がリングに上がってくるところを2人がかりで捕まえ、タコ殴りにする佐藤とデボラ。これに京子は怒り爆発!2人まとめてコーナーに追い込み、お尻グリグリ。京子がキャメルクラッチでデボラを封じ、そこに佐藤が「私もお前のそういうところが嫌いなんだよ!」とロープ三往復の低空ドロップキック…を京子に突き刺す!一応助けてもらった形になるデボラは「佐藤さん、ありがとう」と渾身のエルボー。佐藤はジャンピングニーをお返しし、京子にはミサイルキック。佐藤とデボラの1対1に割って入った京子を佐藤がぶん投げ、それを横取りフォールするデボラ。佐藤がカットし、京子はラリアットでデボラをなぎ倒す。コーナーに登った佐藤を京子が雪崩式ブレーンバスター。そこにまたもデボラが横取りフォール。京子の怒りは収まらず、デボラとエルボーの打ち合いに。その背後から佐藤がおぼんで殴打!不意を突かれた京子をよそに、再び佐藤とデボラの一騎討ち。佐藤のジャパニーズレッグロールクラッチは京子のカットがギリギリで間に合う。デボラが京子の指示で佐藤を押さえ、京子がラリアットを振り抜くが、佐藤はひらりとかわしデボラに直撃。この隙に佐藤がエビ固めでフォールし、3カウント。頭脳戦(?)を制した佐藤は思わぬアシストをくれた京子に「京子さん、ありがとうございました」と頭を下げた。

第4試合
~本間多恵選手 Birthday Anniversary~
本間多恵コスチューム着用マッチ 20分一本勝負

4月20日に38歳の誕生日を迎えた本間多恵を盛大にお祝い!
本間と同じく元・アクトレスガールズで欠場中の網倉理奈がリングアナウンサーを務め、櫻井裕子、尾﨑妹加、梅咲遥が本間の入場曲に乗って入場パフォーマンスを完コピ。本物本間もメキシコ遠征時の懐かしコスチュームで登場し、梅咲が初主演した舞台「カウンターノオンナタチ」キャストがリングに集結だ。
本間は「38歳なりたてほやほや、今日は好きなルールでやっていいですか?」と切り出し、「メキシコ遠征の時のコスチュームで来たんですけど、ルチャが好きなので。ノータッチルールでお願いします!」。3人は「どうやったらいいの?」と困惑しながらも合意しルール変更に。
ゴングが鳴ると、普段はSPiCEAPとしてタッグを組む尾﨑が本間を指名。いつもならやる側の鼻フック被弾でいきなり祝福を受ける本間。尾﨑と櫻井がノータッチルールを活かしながら本間を捕まえ、優勢に。しかしSPiCEAPの癖が出てしまった尾﨑は本間との連携で櫻井に攻撃。ハメられた(?)尾﨑に梅咲がドロップキックを突き刺し、本間の真似でバックエルボー。本間ムーブを取り入れながらのエルボー合戦は「本間多恵コスチュームだけど、威力は梅咲のまま…」と苦戦する尾﨑。ならばと尾﨑は急角度逆エビ固め。本間がカットし「SPiCEAP、今年はベルト絶対獲ろうね。あらためてよろしく」と尾﨑に握手を求める。笑顔で応じた尾﨑に本間は裏切りの腹パン。尾﨑は怒りのボディスラムで本間をマットに叩きつけ、セントーン投下。続いて櫻井はコブラツイストで絞る。切り抜けた本間が櫻井をコーナーに振ると、櫻井はコーナー上で本間を待ち構える。「私の腕十字やろうとしてるでしょ」とぶら下がり腕十字を警戒して距離を取る本間。櫻井は「勉強してきたんで…」とどうしてもやりたい様子。断固拒否の本間を尾﨑がコーナーに振り、思惑通り本間の腕を取った櫻井。ところが勉強が足りなかったか、うまく極らず腕十字は不発に…。続いて尾﨑が挑戦するも、これもうまく極らず本間はノーダメージ。梅咲の尾﨑へのぶら下がり腕十字は無事に成功!しかし尾﨑が本間と梅咲2人まとめてアルゼンチンで持ち上げる。尾﨑のサイドスープレックスは本間がカットし、櫻井のブレーンバスターは梅咲が自力でキックアウト。ここで本間が本物らしくサブミッションで櫻井を追い詰め、ミサイルキック発射。続けざまに梅咲のキューティースペシャルが決まるが尾﨑のカットが間に合う。梅咲はミサイルキック、ドロップキックを連続で誤爆してしまう痛恨のミスを犯す。さらに尾﨑のラリアットを食らった本間は、主役なのに大ピンチ!盟友・尾﨑のマイカバスターでピクリとも動けずマットに沈んだ。
何とかマイクを持った本間は「38歳なりたてほやほや本間多恵。3人の本間多恵にやられました。遥、お前…覚えとけよ」と、誤爆連発の戦犯(?)梅咲にチクリ。続けて、「私のバースデーマッチでもあるし、カウンターノオンナタチのメンバーでもあります。そんなメンバーからお知らせがあります」と梅咲にマイクを渡す。梅咲からは「2月にやらせていただいたカウンターノオンナタチ、この度フォトブックを出させていただくことになりました!配信も4月いっぱい見れるのでよろしくお願いします!」と嬉しいお知らせ。詳細は後日X(Twitter)で発表します!お楽しみに!
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