【試合結果】2024年4月7日(日)アミスタ大会vol.55~ジャガー横田 アミスタレギュラー出場卒業~

井上京子と梅咲遥が欠場となりましたが、立ち見も出る超満員となりました!熱い応援、ありがとうございました。熱戦の模様をお届けします。試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年4月7日 23時59分までご覧いただけます。大会ダイジェスト動画はyoutubeで!

第1試合
シングルマッチ15分一本勝負
 デボラK vs 米山香織

女子プロ界きってのドラクエ好きで知られる米山香織に、「デボラ」Kが挑む!
デボラは「ドラゴンクエスト5」に登場するキャラクターと名前が同じ、ということでドラクエマニアの米山に試合前から猛アピール。しかし米山も、会場に集まった超満員のファンも冷ややかな反応…。米山は「どうすんだよこの空気!」と困惑。試合開始のゴングが鳴ると米山コールが起こる。デボラも負けじとコールを煽るが、会場人気は米山が圧勝。試合では勝ちたいデボラは豪快なヘアホイップや反則攻撃でいたぶる。しかし試合巧者の米山がレスリングの技術で上回ってみせ、優勢に。米山のモンゴリアンチョップ、デボラのエルボーの打ち合いはデボラの怪力が勝り、逆エビ固め。続くデボラのバックフリップを切り返した米山だが、これはデボラがキックアウト。しかし米山は間髪入れずに丸め込みを連発し、バックを取るとぐるんと回転。得意の後方回転エビ固めで鮮やかにフィニッシュ。デボラは米山の花嫁には選ばれなかったようだ…。

第2試合 関口翔選手デビュー7周年記念試合 
関口翔コスチューム着用タッグマッチ20分一本勝負 
本間多恵&マコトユマvs関口翔&杏ちゃむ

関口翔、祝!デビュー7周年!
3月26日でデビュー7周年を迎えた関口翔。関口と同じく関節技を得意とする本間多恵と杏ちゃむに、ディアナ所属のマコトユマを加えたタッグマッチで盛大にお祝いだ。関口の歴代コスチュームを着用した4人はそれぞれ「関口です」とアピール。まずは本間と杏ちゃむが先発すると、ファンは「翔」コール。ハイスピードな攻防でまずはお手並み拝見。見得を切り、本物関口とマコトのマッチアップ。マコトはドロップキックで関口を吹っ飛ばし本間を呼び込み、杏ちゃむも一緒にお祝いトレイン。さらにロープに張りつけシャッターチャンスを演出。アクトレスガールズ時代からの先輩・本間の手洗い祝福はまだまだ続く。「7周年ということなので、7回殴りたいと思います!」。レフェリーの目を盗んで、50発のグーパンチ!「50周年でした」と、ちゃっかり多めに殴った本間。代わってマコトと杏ちゃむが初遭遇。杏ちゃむはキャメルクラッチで厳しく絞る。マコトはエルボー連打で反撃するが、杏ちゃむは余裕の笑顔。ならばとマコトはクロスボディを浴びせ、本間にチェンジ。本間は関口のSTOを真似してみせるが不発に。杏ちゃむがワキ固めに切り返すが、これを本間もワキ固めに切り返す。本間はぶら下がり腕十字、ミサイルキックでフォール。キックアウトした杏ちゃむはブレーンバスターホールド。杏ちゃむから関口に代わり、本間との腕十字の取り合いに。本間のミサイルキックで吹っ飛んだ関口だが、なんとか2で返す。このチャンスにマコトがタッチを要求。関口と杏ちゃむの合体攻撃に苦戦するマコト。本間がWコードブレイカーで一掃し救出したが、なぜかマコトが本間をボディスラムで担ぎ、関口の上に落とす。当然、本間もダメージを受けてしまう…。関口とマコトの一騎討ちは、丸め込み合戦へ。粘るマコトに関口はSTO、ワキ固めで厳しい攻め。ロープに逃げたマコトはドロップキックで反撃するも、関口の関節技に白旗。関口はこのフィニッシュを「関口翔7周年記念しぼり!」と名付け、自らの7周年を飾った。

第3試合
スペシャルタッグマッチ 20分一本勝負 
美蘭&吏南vs ななみ&世羅りさ

フューチャー王者・吏南vsクリスタル王者・ななみ!世羅&美蘭に亀裂…?
3.9スターダム横浜武道館大会で吏南が持つフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦した美蘭。初のベルト挑戦は大熱闘の末敗れたものの「吏南さんとはシングルマッチ2回させていただいたので、次こそはディアナのリングでも、スターダムのリングでもタッグ組ませてください」と語っていた。美蘭の希望が早くも実現する注目のカードだ。
吏南は美蘭から防衛したベルトを引っ提げディアナマット初登場!しかし対角には、美蘭とのタッグでベルトを狙う世羅りさ。「ブルーオーキッド」の大切なパートナーを吏南に奪われた(?)世羅は不満顔。「ちょっと、納得いかないわ。美蘭ちゃん、我々ブルーオーキッドってタッグ組んでるよね…?」と美蘭に語りかける。すると口の悪い吏南が割って入り「うるせぇ!美蘭ちゃんは今日は吏南と組みたいんだよ!クソババア!」と世羅を蹴散らし、大荒れの中ゴング!吏南と美蘭が早速ななみを捕まえるが、クリスタル王者のななみも負けてはいない。ななみは超高速回転ダイヤル固めで美蘭の平衡感覚を奪い、そこに世羅も超高速回転ジャイアントスイング。ななみと世羅が次々と美蘭を襲い、美蘭はピンチに。世羅の容赦ない攻めに吏南も思わず「お前、タッグパートナーなんだろ?!」。美蘭を攻めるのは辛いのか、自分に言い聞かせるように「しょうがねぇんだ!」と渾身のバックエルボーを美蘭に浴びせる。組まれたカードをひたすら全力で戦う世羅。美蘭はクロスボディで吏南にチェンジ。吏南が「このクソババア!」と煽れば世羅は「このクソガキ!」。舌戦の中、吏南は卍固め。対する世羅はセラリズムバスター。コーナーに登った世羅を吏南と美蘭が引きずり落とし、ニードロップは自爆に。美蘭がボディスラムで世羅を投げると、立ち見も出る満員の観客からは拍手喝采。しかし世羅はコンバインで美蘭をギブアップ寸前に追い込む。さらにニーアタックを突き刺し、ななみにチェンジ。美蘭は吏南にチェンジし、ななみと吏南の注目のマッチアップに。同世代の選手のことは意識しているというななみにとって、17歳で同い年の吏南は何としても勝ちたい相手だ。重いエルボーの打ち合いは互角に。ななみは得意のタックルやボディアタック、吏南は美蘭との連携を的確に決めながらフィッシャーマンズスープレックスやWニードロップ。所属団体の若手タイトルを保持する者同士の攻防は互いに一歩も引かず白熱する。ななみが裏投げを豪快に決めれば吏南はハイドレンジア。ななみの足がロープに伸びたところで試合時間は残り5分のアナウンス。なりふり構わないななみは吏南に馬乗りになってエルボーを連発。吏南もやり返し、喧嘩マッチの様相に。ここで世羅が割り込み吏南の髪を掴み「てめぇ、いい加減にしろよ」とブチギレ!吏南は「離せ!クソババア!」と反抗。世羅の怒りの矛先は「おめーもしっかりしろよ!」と、ななみに向かってしまう…。普段は礼儀正しく良い子のななみも、待ち望んだ吏南との対決を邪魔され気が立っていたのか「うるせぇ!クソババア!」と世羅に怒りのエルボー!キレる若者の2人、ななみと吏南は世羅を袋叩きに。この様子をリング外から見ていた美蘭は、いてもたってもいられず「世羅さんをいじめないで!」と飛び出し2人を制止!パートナーの愛に救われた世羅が奮起し、Wラリアットでななみと吏南をなぎ倒す。そこに美蘭がその場跳びムーンサルト!フォールを主張するブルーオーキッドの2人だが、今井レフェリーはもちろんこれを認めない。世羅と美蘭は激しく抗議し収集つかず、レフェリーの裁定によりノーコンテストに終わった。消化不良に終わった同世代対決の続きはあるのか?とにもかくにも美蘭を吏南から奪還(?)した世羅は「おめーに美蘭ちゃんは渡さねぇよ」!ブルーオーキッドの2人はリング上で抱き合い、タッグの絆を取り戻したようだ。

第4試合
ジャガー横田選手 アミスタ大会レギュラー出場卒業試合
タッグマッチ20分一本勝負 ジャガー横田&佐藤綾子vs香藤満月&尾﨑妹加

ジャガー横田、今後は限定出場へ!
62歳でディアナ興行へ出場し続けてきた重鎮・ジャガー横田が、道場マッチレギュラーを卒業した。ジャガーのレギュラーとしての最後の試合は、伸び盛りの新人・香藤満月に元ウェイトリフティング三冠王者・尾﨑妹加が超パワフルタッグで対角に立つ。隣にはジャガー率いるCRYSISのメンバーである佐藤綾子。CRYSISはこのカードに大抜擢された香藤に狙いを定める。ジャガーと佐藤の前に手も足も出ない香藤。ジャガーの狡猾な反則に苦しむ香藤だったが、体格を生かしてピンチを脱出。代わった尾﨑のパワーファイトも佐藤が巧妙にレフェリーの目を盗む反則で切り抜ける。ジャガーと佐藤は抜群のタッグワークとやりたい放題の反則でまたも香藤をいたぶる。ジャガーはパイルドライバーの構えに入るが、95キロの香藤は上がらず。ならばとDDTに切り替え、香藤の頭をマットに突き刺す。そこに佐藤の連続ドロップキック。香藤がボディスラムで尾﨑にチェンジすると、尾﨑のラリアットが炸裂。佐藤はジャンピングニーでジャガーにチェンジ。ディアナ準レギュラーの尾﨑はこれがジャガーとの初対戦。燃える気持ちを乗せてエルボー連打、さらにラリアットやエルボードロップでジャガーに立ち向かう。キックアウトしたジャガーは佐藤との合体攻撃を仕掛けるが、尾﨑の剛腕Wラリアットで返り討ちに。佐藤はアームロックで尾﨑のラリアット封じにかかる。すると尾﨑はタックルで反撃し、痛む腕でラリアットを打つ。アルゼンチンはジャガーにカットされ、香藤にチェンジ。香藤は大きなお腹で佐藤を吹っ飛ばし、ジャガーにもクロスボディを浴びせ大奮闘。尾﨑のラリアット、香藤のボディアタックでジャガーに次々と突撃していくが、佐藤がおぼんでカット。CRYSISは新人でも容赦なく凶器攻撃。佐藤のミサイルキック、ジャガーの浴びせ蹴りで香藤をマットに沈め、卒業試合に自ら花を添えた。
マイクを取ったジャガーは、井上京子と梅咲遥が欠場していることに触れ「こんなにいっぱいのお客さんが集まって…(京子と梅咲が)いなくてもいいのかな。不安だったんだけど、こんないっぱいなら休んでもいいか…」と笑いを誘う。マイクを受け取った佐藤は「満員のお客様、ご来場ありがとうございます!殿町、日進町、アミスタとずっとジャガーさんは道場マッチにいらっしゃってて。ジャガーさんのいる控え室に呼ばれて、声かけていただいて『お前、燻ってんじゃねぇ。私は見てるよ』と言っていただいて。それがCRYSIS入りのきっかけになりました。ジャガーさんの存在がいつもあるのが当たり前だったんで寂しいですけど…そこはジャガーさんを安心させるために。練習生もまた入ったので、見守っててください」とジャガーへの感謝を述べた。ジャガーは「見守るよ。ディアナは若手も入って安泰だと思います。これからもディアナを応援してください!」とファンに呼び掛け、リングを下りていった。
メインイベントのバックステージコメント動画はこちら

お知らせコーナー

来場者限定のお知らせコーナーでは、後楽園大会の追加カードが発表された。膝の怪我で欠場中のHimikoが後楽園で復帰し、いきなりエリザベス挑戦!Himikoの同王座挑戦は三度目となる。三度目の正直で初戴冠なるか?なお、4.7時点での王者はチェリー。しかし4.29までに防衛戦が行われる予定になっており、カードは未確定となっている。もう一人の挑戦者は米山香織に決定した。

【日時】
4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30

【会場】
後楽園ホール
112-0004  東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 5F
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

【参戦決定選手】
ディアナ所属選手に加え、以下の選手の参戦が決定しております。
アジャコング
ドレイク森松
米山香織
中森華子
真琴
柊くるみ
世羅りさ
ライディーン鋼
尾﨑妹加
本間多恵
VENY
橋本千紘
優宇
ウナギ・サヤカ
ZONES

【今回決定カード】
W.W.W.Dエリザベス選手権試合 30分一本勝負
[王者]4.29時点の王者vs[挑戦者]Himiko vs[挑戦者]米山香織

【既報決定カード】
W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者]梅咲遥 vs 星来芽依[挑戦者]
※第17代王者4度目の防衛戦
星来芽依 挑戦表明コメント動画はこちら

ウルトラ10人タッグマッチ
井上京子&アジャコング&
宮崎有妃&柊くるみ&ライディーン鋼
      vs
香藤満月&ドレイク森松&
倉垣翼&橋本千紘&優宇

タッグマッチ
[CRYSIS]ジャガー横田&VENY vs 美蘭&世羅りさ[ブルーオーキッド]

W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]ななみ vs ZONES[挑戦者]
※初代王者 初防衛戦

【チケット】
ディアナストアおよびイープラスで販売しております。
VIP席¥22,000
SRS 席¥16,500
RS2列目¥11,000
RS3列目¥8,800
指定A 席¥7,700
指定B 席¥5,500
指定C 席¥3,300
ディアナストアhttps://www-diana.stores.jp/items/65e265a1849bba0f4c12ec7e
イープラスhttps://eplus.jp/sf/detail/0531280001-P0030180P021001?P1=0175