【試合結果】2023年11月26日(日) アミスタ大会Vol.46

第46回アミスタ大会、応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」にて2023年12月10日 23時59分までご覧いただけます。

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
マドレーヌ&デボラK vs 本間多恵&尾﨑妹加

本間、マドレーヌとの対戦を楽しみながら笑顔で勝利


マドレーヌ&●デボラK(16分15秒 T-Control)本間多恵○&尾﨑妹加

マドレーヌの「今日は寒いから元気に声だしていきましょう」の言葉通り、SPiCEAPがマドレーヌをロープに貼り付けシャッターチャンスを作るなど賑やかな展開に。本間はディアナ所属もあと1ヶ月となったマドレーヌに「マドレーヌと一戦一戦を楽しみたいと思います」とグーパンチ連発!明るく楽しい試合も次第に白熱し、尾﨑とデボラのタックル合戦に客席からは歓声が沸く。マドレーヌが腕十字から三角絞めとMMA仕込みのテクニックを披露すると、尾﨑はウェイトリフティング仕込みの怪力でマドレーヌを持ち上げマットに叩きつける。本間とマドレーヌの関節の取り合いは互角の展開に。本間のTAEロックをエスケープしたマドレーヌは飛び越えフェイスバスターでデボラにチェンジ。デボラの極楽固めは尾﨑がカット。マドレーヌとデボラがWドロップキックを打つもカウント2。尾﨑のスパインバスター、本間のジャックナイフの連携はなんとか返し、得意のエルボー合戦に持ち込むデボラ。打撃はデボラに軍配も、タッグワークはやはりSPiCEAPが一枚も二枚も上手。尾﨑がラリアットで2人まとめて薙ぎ倒し、マドレーヌを押さえる。その隙に本間のT-Controlでギブアップを奪う。試合後はマドレーヌが「退団してからもよろしくお願します」と深々と頭を下げ、本間は「どうしよっかな?」と冗談を交えながらも「最後までマドレーヌの応援よろしくお願いします」と観客にアピール。笑顔でリングを下りた。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負
井上京子vsマコトユマ

厚く高い壁…マコト、試練の一戦

○井上京子(4分53秒 体固め)マコトユマ●
※ラリアット

「あかゆ」を訪れ京子に入門を直訴し、練習を重ね10.8後楽園でデビューしたマコト。デビューから2ヶ月の弱で早くも京子とのシングルマッチを迎えた。力比べは京子が圧倒。マコトをあっさりロープに押し込む。マコトは連続エルボー、連続ドロップキックで果敢に立ち向かう。受けきった京子はタックル一撃でマコトを倒し、逆エビ固め。京子は重い腰をしっかりと落とし、悶え苦しむマコト。何とかロープに手が届き、マコトはがむしゃらにエルボーを打つ。マコトの闘志を見定めるようにエルボーを受け続ける京子。観客の声援を背に走るマコトだったが、京子のラリアットが炸裂!強烈な一撃を被弾したマコトの肩は上がらず、わずか5分の決着となった。京子は涙を滲ませるマコトを笑顔で抱き締め、リングを下りていった。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
ジャガー横田&佐藤綾子 vs Himiko&香藤満月

クライシス大暴走!香藤、トラウマ級試練の一戦

○ジャガー横田&佐藤綾子(12分34秒 体固め)Himiko&香藤満月●
※浴びせ蹴り

ジャガーと佐藤のCRYSISが、Himikoと香藤の若手タッグを迎え撃つ!「このカード、もう結果が分かりきってるよね」とジャガーがハンディキャップマッチを提案するが、今井レフェリーに窘められ通常ルールで行うことに。早速ジャガーのやりたい放題の予感…。やはりCRYSISは奇襲をしかけ、Himikoをターゲットに。Himikoを捕まえた佐藤がジャガーにチェンジに行こうと背中を向けたところを後ろから反撃!佐藤を自コーナーへ連れていき香藤にチェンジするHimiko。香藤は大きな体を生かしたパワフルファイトを見せるが、そのお腹の肉を佐藤が両手でつまみあげると香藤はたまらず悶絶。佐藤からジャガーに替わり、デビュー2ヶ月の香藤がレジェンドのジャガーと対峙!香藤は気持ちを込めた豪快なエルボーで会場を沸かせ、ジャガーも驚きの表情。ジャガーもサミングや香藤の髪の毛を持って振り回すなど、今井レフェリーも思わず「全部ダメ」と全てを注意するほどやることなすこと反則だらけのラフファイト!なす術なく大絶叫する香藤に、佐藤も反則で痛め付ける。香藤はローンバトルが続くが、CRYSISの執拗な反則攻撃を耐え抜き、大きなお腹のボディアタックで佐藤を吹っ飛ばし、やっとHimikoにチェンジ。Himikoは串刺しエルボー、テンポ良いコーナーバンデーラからの巻き投げ、続けてクルスフィックスで絞り上げる。カットを伺うジャガーの気配を感じたHimikoは香藤に「押さえろ!」と叫ぶが、香藤はジャガーの眼光に怯み、手が出せず…。怖いジャガーとキレるHimiko、2人の先輩に挟まれリングを右往左往。「おい!ちゃんと押さえろ!」とHimikoが怒鳴ると香藤はコーナーで唸り声を上げながらうずくまる。佐藤はミサイルキックでHimikoを吹っ飛ばし、ジャガーにチェンジ。ジャガーとHimikoのマッチアップは2人とも50歳オーバーとは思えない激しさ。Himikoがブルドッぎングヘッドロックで追い込み、セカンドコーナーに登ると、ジャガーが雪崩式ブレーンバスター。キックアウトしたHimikoはエルボー連発でジャガーを自コーナーに追い込み、香藤とのダブル攻撃で会場を沸かせるが、佐藤のおぼんを被弾。ここから両チームが入り乱れ、やはり若手チームがCRYSISの反則攻撃の餌食に…。「休むときに使うだけ」と豪語しリングに持ち込んだパイプ椅子はやはり凶器!椅子やおぼんを自在に操り大暴れのCRYSIS。ジャガーはHimikoとは違い新人の香藤に対しては小突く程度に留める優しさを垣間見せたが、勝負は非情。セカンドコーナーからの浴びせ蹴り「ジャガーカッター」を香藤に投下しスリーカウント。香藤にとってはトラウマ級の試練となった。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&美蘭 vs ウナギ・サヤカ&ななみ

梅咲、二度目の防衛戦の相手は…ウナギ?

梅咲遥&●美蘭(13分55秒 片エビ固め)ウナギ・サヤカ○&ななみ
※城門突破

ウナギ快勝で1.28カルッツかわさき参戦決定一番乗り!さらに梅咲への挑戦も表明した。
昨秋のJTO参戦を皮切りに「ギャン期」に突入、以降マット界を大爆走中のウナギがアミスタに初見参。見事な勝利で今後もディアナマットで大暴れの予感だ。
11.5サムライTVファン感謝祭の6人タッグで火花を散らし、シングル戦の機運が高まった2人が早くも再びの激突。4.28後楽園でW.W.W.Dシングルベルトを奪取し、バックステージコメントでは対戦したい相手としてウナギの名前も挙げていた梅咲だが、両者の過去の対戦はいずれもタッグ。梅咲は14歳の美蘭を、ウナギは名古屋大会でもタッグを組んだななみをそれぞれパートナーに引き連れ登場。ウナギは握手を拒否し「梅咲出てこいよ」と挑発。しかし先発に名乗りを上げたのは美蘭。これに不満げなウナギはななみをリングに送り出し、まずはディアナの10代対決となった。急成長中の2人はハイスピードな攻防を展開。ななみが先輩らしくリードし、美蘭を捕まえたままウナギにチェンジ。ウナギと美蘭の初遭遇はウナギが容赦なく攻めていき、ななみとのチームワークも上々。美蘭は打点の高いドロップキックを連発し、「もっと来い」と煽るななみに三角跳びプランチャやスイングDDTなど高い身体能力を存分に発揮。さらに梅咲を発射台にしての合体ムーンサルトを披露。そこに梅咲がフットスタンプを投下し、ななみは苦悶。ななみは負けじと得意のタックルで梅咲を吹っ飛ばし、いよいよウナギにチェンジ。注目のマッチアップはまずウナギがギロチンや大ふへん固めで猛攻。大きく体を反らせ悶える梅咲を美蘭が救出。今度は梅咲がランニングネックブリーカー、ドロップキック、ミサイルキックで反撃。ウナギのブレーンバスターを食らってもフォールを許さずすぐさま立ち上がり、同じくブレーンバスターでぶん投げる梅咲。激しいエルボー合戦は鈍い音を鳴らした梅咲に軍配。ウナギの胸板に重いエルボーを連続で打ち、さらに追撃を狙う梅咲にななみのノーザンライトスープレックスがカウンターで決まる。この好アシストからウナギがスライディングTANAKA!リングで大の字に倒れた梅咲を美蘭のカットが救う。梅咲はキューティースペシャルから美蘭にチェンジ。連続丸め込みでウナギをニアフォールに追い込む美蘭。しかしコーナーに上ったところをななみに捕まり、ななみのボディプレス、ウナギのギロチンを連続で浴びてしまう。梅咲がななみを蹴落とし、再び美蘭がウナギに立ち向かう。持ち味であるスピードを活かす美蘭を、ウナギはビッグブーツで迎撃!続く城門突破に美蘭はピクリとも動けず。梅咲が必死に美蘭を呼ぶが、あえなくスリーカウントを聞いた。ウナギのテーマ曲が流れる中、梅咲はウナギに鋭い視線を送る。マイクを持ったウナギは「チャンピオンにお尋ねしたいんですけど…ベルト獲ったの何月でしたっけ?4月だよね?防衛戦は何回した?1回だよね?おい井上京子!それでいいのか?!そのベルト、だいぶ寂しい思いしてるんじゃないかな。私が巻いたらアメリカにもスペインにも、きっともっと色んな国、そして色んな団体に連れていってあげられるんじゃないかと思うんだけど。どうかな?」。対する梅咲は「今ウナギさんが言ったこと、みんなが思っていることだと思います。でも1回1回の防衛戦を大切にしたいし、防衛戦の相手から良いものを吸収したいと思ってベルトを巻いてる。防衛戦が1回しかできてないのは自分の責任でもある。ウナギさんとやって、発言力や発信力を吸収できたらなって思います。1月28日はスケジュールどうなんですか?」と来年のカルッツかわさき大会への参戦を要求。ウナギは「モノによっては空けてやる」とW.W.W.Dシングルタイトルを懸けることを条件に参戦受諾。梅咲は会社の判断に任せるとした。「これをそう簡単に吸収させないし、お前が防衛することもない。おい、井上京子!ちゃんと組めよ」と釘を刺すウナギ。なお、その「会社の判断」はウナギ参戦決定としながらも対戦カードは決定に至らず。タイトルマッチの正式決定が待たれる。ここでななみが律儀に挙手し、「ちょっといいですか?今日は久々にウナギさんと組めて嬉しいです。試合にも勝って、今日叶えたいことがあるんです。話題になってる自主興行、開催おめでとうございます!まだカード決まってないんですよね?今日、勝ったんで…自分、いいですか?試合、組ませてもらっても…」と1.7ウナギ・サヤカ自主興行への参戦立候補。「組ませてもらっても?出たいってことね?おい井上京子!お前んとこの奴、日本語ヘンだろ!でもななみがこんなこと言うの、お母さん嬉しいわ。ななみには出てもらいたいと思ってたし、自分の口から言ってもらえると思わなかった。いいよ。じゃあ梅咲遥、お前も出るだろ。後輩がこうやって発言してるのに、会社が決めますとか言ってんじゃねーよ。出たいとかやらせろとか言えよ」と、煮え切らない梅咲と控え室の京子にも度々苦言を呈しつつ、ななみの参戦を快諾。梅咲は「会社が決めるんで」の一言で態度を保留したが、会社から許可が下り、梅咲も渋々ながら?ウナギ自主興行参戦が決定。梅咲とウナギの今後に大注目だ。