2023/5/26(金) フューチャーサイト アミスタ大会vol.8

若手中心興行「フューチャーサイト」第8回大会も大盛り上がり!たくさんの応援ありがとうございました。この大会の模様はDIANA Live(https://live.www-diana.com/)で2023年6月9日 23時59分までご視聴いただけます。

第一試合 シングルマッチ15分一本勝負 Himiko VS 世羅りさ

Himiko、「プロミネンス」リーダー世羅に健闘

●Himiko (8分44秒 コンバイン)世羅りさ○

世羅は昨年4月の後楽園大会以来の参戦、フューチャーには初登場。もちろんHimikoとは初対戦だ。世羅はHimikoの年齢を聞いて驚きを隠せない。51歳、デビュー2年目のHimiko相手にクリーンファイトを宣言する。デススマッチやハードコアで活躍し、各所で対戦相手のキャリーケースを破壊する世羅は本当にクリーンに戦うのか…?まずはヘッドロックの取り合いで両者厳しく絞る。ブルドッギングヘッドロックからHimiko優勢に。続くダブルアームの体制は腰を落として堪えた世羅が逆エビに切り返し、さらにリバースカンパーナへ。会場の反応に不満な世羅はHimikoを蹴落とし場外乱闘へ!ラフファイトを得意とする世羅だが、パイプ椅子攻撃はレフェリーに制止され未遂に終わる。Himikoの頭を壁に打ち付ける世羅に、Himikoは世羅を客席に投げ飛ばして応戦。さらに控え室から佐藤のお盆を持ち出したHimiko。お盆攻撃から、お盆上へのボディスラム!通常ルールのはずが、世羅のお株を奪うハードコアマッチに?あえて相手の土俵で勝負してみせたHimikoはショルダースルーをしっかり受け、レッグシザーズネックロックで絞る。さらに連続の丸め込みであわや大金星の場面も。世羅は低空ダブルニーを突き刺し、セラリズムバスター、リバーススプラッシュ式ダブルニーで猛反撃。トドメは超急角度逆エビ固めの「コンバイン」だ。これにHimikoはたまらずギブアップ。敗れはしたものの大健闘のHimikoを讃え、世羅は笑顔でリングを下りた。

第二試合 シングルマッチ15分一本勝負 デボラK VS 笹村あやめ

敗れたデボラは呆然

●デボラK (10分8秒 笹団子)笹村あやめ○

仲の良い友人である2人だが、リング上ではバチバチファイト!序盤の攻防は笹村に分があり、デボラは得意のタックル合戦に持ち込む。しかし丸め込みからドロップキック、しつこい顔面攻撃で再び笹村のペースに。エルボーの打ち合いも笹村に軍配、コーナーに上った笹村をデッドリードライブから極楽固めでデボラの反撃開始。投げっぱなしジャーマンからのしつこいフォールをキックアウトした笹村は、試合時間残り5分を切ったところで電光石火の丸め込み「笹団子」でがっちりスリーカウント。磐石の白星を挙げた笹村は、まだまだ余裕綽々の表情だ。

第三試合 3WAYマッチ20分一本勝負 マドレーヌ VS 小林香萌 VS 中森華子

告知事項が盛りだくさん?!ハチャメチャ3WAY

●マドレーヌ(10分25秒 雁之助クラッチ) 中森華子○
※もう一人は小林香萌

キャリア10年の小林、PURE-J王者の中森に対し、マドレーヌは自らがアンバサダーを務める「リミテストプロテイン」を持って登場。早速カオスな予感だ。まずはそれぞれチョップを打ち合う三つ巴の展開。しかし次第に中森と小林の標的はマドレーヌに。先輩レスラーの集中砲火を浴びるマドレーヌは、小林のデビュー10周年記念大会「マンモスうれぴーパーティー」のチラシを取り出し大会概要を読み上げ、このクラウドファンディングの支援者となったことを告白。これにすっかり気を良くした小林は中森にチラリと視線を向ける。マドレーヌに「中森さんは、支援は?」と問い詰められ立場の悪くなった中森。「ごめん、あとでやる。あとでやりましょう、みんなで。ね?」とセコンドも巻き込むが小林とマドレーヌの連続攻撃を浴びてしまう。しかし隙をついたマドレーヌが小林をフォールする。怒りの小林をマドレーヌと中森が捕まえ、10連発キックで10周年を手荒くお祝いし、会場は拍手喝采。この盛り上がりに水を差すように、手を組んだはずの中森を裏切るマドレーヌ。なぜかレディ・Cの初参戦祝いとして中森にバチボコバランサー!これには小林が「お前、情報量多いよ!」ツッコみ、お決まりの鼻フックを3方向に披露。小林がマドレーヌを逆片エビに捕らえると、中森はその小林にスリーパー。再び三つ巴の展開となり、いよいよ3人は本気モード!中森がマドレーヌに強烈なキックを繰り出し、カットにきた小林のセントーンを中森がかわしマドレーヌに直撃。悶絶するマドレーヌをよそに小林が中森をミサイルキックで吹っ飛ばすと、マドレーヌがフォールを横取り。キレた小林は逆さ押さえこみの体制に。割って入った中森がダブルフォール、カウント2.99で2人の肩が上がる。マドレーヌは丸め込みでダブルフォールのお返しするも、追撃をかわされ場外に落下。中森めがけて突進する小林を場外に引きずり落とし、入れ替わるようにマドレーヌがリングへ。猛然とダッシュするマドレーヌに、冷静な中森はカウンターの雁之助クラッチで貫禄の3カウント!なお、中森も試合後には約束通り小林のクラファン支援者となったようだ。勝敗に絡まず終わった小林だが、いい宣伝になったことは間違いない。

第四試合 スペシャルタッグマッチ20分一本勝負 梅咲遥&ななみ VS 美蘭&レディ・C

KARMAを巡る遺恨勃発!レディと梅咲は怒り爆発


梅咲遥&○ななみ (12分54秒 ノーザンライトスープレックス) 美蘭●&レディ・C

5.12スターダム「NEW BLOOD」でKARMA&スターライト・キッドが持つニューブラッドタッグ王座にHANAKOとの超大型タッグで挑戦したレディ。レディはKARMAからの招待を受け、ディアナマットに初登場。しかし対角はななみと梅咲。招待しておきながら姿を見せないKARMAに不満気なレディ。レディは握手も拒否し険悪ムードだ。レディと美蘭の奇襲にゴングが鳴る。まずは梅咲をターゲットにするレディと美蘭。しかし梅咲は美蘭を捕まえ、同期デビューのななみとのタッグワークで追い詰めていく。クロスボディでピンチを脱出した美蘭はレディにチェンジ。レディは177センチの長身を活かし、ジャイアント殺法炸裂!長い脚から繰り出すビッグブーツをななみの顔面に見舞い、助けに入った梅咲もまとめて河津落とし。コブラツイストで絞ると、何とかロープに逃げたななみにもう一発のビッグブーツを狙う。ななみはカウンターでヒップアタック、替わった梅咲は矢のようなドロップキックで反撃。梅咲が渾身のエルボーをレディの胸に打つと、レディは連続逆水平チョップをお返し。さらにビッグブーツ、ネックブリーカーの連続攻撃からチョークスラムの体制に。これをこらえた梅咲は素早くレディのバックに回り、20センチ以上の身長差も臆せずぶん投げる。リングはななみと美蘭に替わり、美蘭は連続ドロップキックでチャンスを作るが、再び梅咲とななみのダブル攻撃を食らってしまう。ななみのボディプレスをカットしたレディは、美蘭を肩車しななみの上に投げ落とし、ツープラトンハイタワーフットスタンプが決まる。元家庭科教員と中学生の異色コンビの合体攻撃にななみは苦悶!さらに美蘭はその場跳びムーンサルト、ライオンサルトを連続発射!スリーカウントの寸前で梅咲がカットし、ピンチを脱出するななみ。場外でレディが梅咲を押さえ、勝負は高校生と中学生の一騎討ちに託された。美蘭の猛攻を耐え抜いたななみは、ノーザンライトスープレックスの鮮やかなブリッジで先輩の意地を見せ、スリーカウントを奪う。試合後、真っ先にマイクを持ったのはレディだ。「おい梅咲。私はKARMAと戦えるって聞いてここに来たんだけど。何でお前らが相手なわけ?私が招待状を貰ったのはKARMAから。どういうことだ」と怒り爆発。梅咲は「焦んなよ。カルマカルマ言いやがって。そんなにKARMAとやりたいんだったら来月もっかいここに来れば?今度は本当に地獄を見るからな」と意味深発言。梅咲がレディを突き飛ばすと、セコンドも入り乱れての乱闘が勃発!「人のリングなめんじゃねーぞ」と最後まで挑発し続ける梅咲だが、「まぁ、今日勝ったのうちらだし!」と笑顔で大会を締めくくった。次回のフューチャーサイトは6月26日(金)19時からアミスタで行われる。そこにKARMAは現れるのか?団体の垣根を越えた遺恨に大注目だ。

会場先行お知らせコーナー

この日は6.4板橋大会にてマドレーヌから何か発表がある、と発表の予告にとどまった。大会チケットは絶賛発売中。
※第二試合の対戦カードが変更となっております。
変更前: デボラK VS夏実もち
変更後: デボラK & 小林香萌 VS 夏実もち & 関口翔

■6月4日(日)17:30~美蘭凱旋!板橋大会
会場:板橋グリーンホール(東京都板橋区栄町36-1)
開場17:00、開始17:30
前売りチケット:ディアナストア(https://www-diana.stores.jp/)で販売中。チケットは大会当日お渡し。
※当日券は各席500円増しとなります。
★対戦カード
第一試合 シングルマッチ

梅咲遥VS美蘭

第二試合 タッグマッチ

デボラK & 小林香萌 VS 夏実もち & 関口翔

第三試合 6人タッグマッチ

佐藤綾子&中森華子&ななみ VS 本間多恵&尾﨑妹加&Himiko

第四試合 タッグマッチ
ジャガー横田&井上京子VS世羅りさ&マドレーヌ