第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
網倉理奈&NENE vs Himiko&Anna
○網倉理奈&NENE (9分54秒 レフェリーストップ) Himiko&Anna●
NENEとAnnaがそれぞれ先発を志願し、フレッシュな顔合わせに。NENEがAnnaをロックアップからロープに押し込むと、今度はチェーンレスリングでAnnaが反撃。網倉とHimikoは母のように(?)コーナーから2人の戦いを見守る。AnnaからHimikoにチェンジすると、HimikoはAnnaに悪の連携を手ほどき。コーナーで控えている網倉に「出てる!」と言いがかりをつけたり、NENEの髪を掴んでレフェリーに注意されると「5カウント以内なら大丈夫でーす」と悪態をついたりと、やりたい放題!見かねた網倉がNENEに加勢するが、Himikoは2人を上手く分断させる。これに奮起したNENEがクロスボディを連発!網倉もセントーンを投下する。対するHimikoがトップロープ上からギロチン発射準備にかかり、場内は手拍子が発生。しかしなぜかここでAnnaが「Himikoさーん!チェンジー!」とタッチを熱烈要求…。今井レフェリーも「どのタイミングで言ってるんだ…」とあきれ顔。Himikoは「いやです」「むり」「やだ」とチェンジを拒否するが、Annaはしつこく「チェンジ!チェンジー!」と叫び続ける。Annaの熱意に負けてしまったHimikoは「お前本当にやれんのか?勝ってこいよ」とようやくチェンジ。言い出したからには頑張ってドロップキックを放つAnna。さらにHimikoとの合体攻撃も炸裂するが、Annaが痛みを訴え試合は一時中断。今井レフェリーが試合続行不可能と判断し、レフェリーストップで無念の敗北となった。Annaのことは何かと気にかけている網倉は「またやろう!」と明るく声をかけた。
第2試合 6人タッグマッチ20分一本勝負
ジャガー横田&梅咲遥&里奈vsデビー・カイテル&神姫楽ミサ&緋彩もえ
ジャガー横田&○梅咲遥&里奈(13分59秒 ラ・マヒストラル)デビー・カイテル&神姫楽ミサ&緋彩もえ●
8月に行ったディアナの記者会見で、道場兼リング常設会場であるPost di Amistadは来年の3月に閉館することが発表された。その知らせに「ここに上がってみたいと思った場所。閉館する前に、一度でいいからこのリングに立ってみたかったな」とコメントを寄せたのがLLPW-X所属の里奈だ。里奈は2025年6月21日の井上京子凱旋興行に参戦しているが、アミスタ大会への参戦は無し。そんな里奈の念願が叶い、アミスタへ初登場!しかもパートナーは絶対センターの梅咲遥に、女子プロレスのレジェンド・ジャガー横田という超おいしいカードだ。
神姫楽が先発を買って出ると、独特なイノシシムーブがちょっとバズった梅咲も元気よく「いきます!」。神姫楽は「お前は出んなよ!里奈、来い」と梅咲を拒絶し里奈を指名。だが梅咲がゴングを待たず襲いかかり試合開始!早くも梅咲が神姫楽をコーナーに追いやり、似ても似つかないイノシシムーブで「シュッ!シュッ!シュッ!」。ところが梅咲の突進は神姫楽があっさりと迎撃。そして里奈も飛び出し「行くぞー!」と走り出す。すると梅咲が「ちょっと待って!シュッシュッしてない!」とストップをかける。観客は手拍子で里奈のイノシシムーブを後押し。だが里奈は「やるかボケー!」と向かっていく。そしてこれも神姫楽がタックルで返り討ちに。するとお次はジャガーが…!梅咲が「ジャガーさん!シュッシュッ!」とジャガーを煽り、観客のボルテージも最高潮に!割れんばかりのシュッ!シュッ!コールが発生する。ファンを何より大切にするジャガーは期待に応え、ちょっと違うイノシシムーブから突撃していく。だがこれを神姫楽がかわす。神姫楽は本気の、本当の、本物のイノシシムーブで「シュッ!シュッ!」。いつもより気合いの入った渾身のイノシシムーブで猪突猛進!しかしジャガーがコーナー上からのカカト落としで神姫楽の脳天を粉砕。吹っ飛んだ神姫楽だが、梅咲に一発タックルを見舞って緋彩にチェンジ。梅咲が14歳の緋彩の髪を引っ張ると場内はブーイングの嵐。里奈も緋彩の手を踏みつけるなど容赦ナシ!梅咲からジャガーにチェンジすると、ジャガーはもっと容赦ナシ!未成年を相手に反則も繰り出すハチャメチャな戦いぶりを見せ、パートナーの梅咲も思わず目を逸らす…。カットに入ろうとする神姫楽にはレフェリーが異様に厳しくカウントを取って追い返し、緋色のピンチは続く。ジャガーがDDTを連発すると、場内は騒然。梅咲も悲鳴をあげ、「頑張れ!」と緋彩にエール。ジャガーからタッチを受けた里奈も強烈なキックを浴びせ、タックルでなぎ倒す。緋彩がフェイスクラッシャーで反撃し、ようやく神姫楽にチェンジ。神姫楽は里奈にタックル、エルボードロップ、セントーン。里奈は得意のキックで蹴って蹴って蹴りまくる。里奈からジャガーに、神姫楽からデビーにそれぞれチェンジすると、デビーがWニーアタックを突き刺す。ジャガーは浴びせ蹴り。ジャガーはフォールを返されると、うっかり青コーナーで控える緋彩にタッチ?!梅咲が「チェンジこっちだよ!ジャガーさん!」と叫ぶと慌てて引き返すジャガー…。まさかの展開に場内大爆笑!義理堅い(?)梅咲は「よくもジャガーさんに恥かかせやがったな」とデビーにエルボー乱れ打ち。デビーが顔面蹴りで応戦すると、梅咲は里奈とのWドロップキック。デビーが豪快なラリアットで梅咲をなぎ倒し、緋彩にチェンジする。緋彩が14歳とは思えぬ華麗なキューティースペシャルで梅咲をぶん投げるがカウントは2。梅咲のラ・マヒストラルを緋彩がラ・マヒストラルに切り返し、観客の度肝を抜いてみせるが、これは梅咲が間一髪肩を上げる。里奈が蹴りを入れて緋彩の動きを止め、梅咲が2回転ラ・マヒストラル!キャリア1年4ヶ月の14歳を仕留めた梅咲は大人気なく「イェーイ!」と大喜び。アミスタ初登場の里奈、2度目のディアナ参戦となる緋彩もそれぞれ爪痕を残し、大盛り上がりの一戦となった。
第3試合 シングルマッチ15分一本勝負
佐藤綾子 vs フィオ二ー
○佐藤綾子 (11分24秒 佐藤トランペット) フィオ二ー●
フィオニーとデビーの溝は深まるばかり。9.27アミスタでの因縁のシングル戦は時間切れドローに終わった。次にフィオニーの前に立ちはだかるのは、デビー擁するInvader or Innovatorのリーダー・佐藤綾子だ。佐藤のセコンドにはもちろんHimiko、そしてデビーの姿も…。まずはフィオニーが先制攻撃を仕掛けるが、佐藤がベテランならではのテクニックを駆使して圧倒。ヘッドロックでぐいぐい絞り、足4の字固めでは足首も極めてみせる。フィオニーはエスケープしたものの膝を押さえて起き上がれず、そこに佐藤のストンピングの雨。フィオニーは力の乗ったエルボーで反撃。佐藤はエルボーに見せかけてサミングで視界を奪い、蹴りを入れる。佐藤の串刺しドロップキックをかわしてバックエルボー、ランニングニーと、フィオニーも長身を活かしたダイナミックな打撃で応戦。フィオニーが勢いづくが、セコンドのデビーが佐藤におぼんをナイスパス。佐藤がおぼんを振り下ろし、フィオニーの脳天に直撃!フィオニーは場外へ転落していき、佐藤がその後を追って場外乱闘が勃発する。やはりデビーやHimikoも加わり、フィオニーは大ピンチに。フィオニーサイドのセコンドについた里奈も懸命に止めに入るが、INVAが場外戦で圧勝。リングに戻るとデビーが「今井さん、ちょっとチェック」と今井レフェリーの注意を引き、その隙に佐藤がおぼん攻撃。フィオニーは真っ向勝負のブレーンバスターやダイビングクロスボディで立ち向かう。佐藤がロープ際でフィオニーを捕まえ、エプロンからデビーがおぼん攻撃…が、これはフィオニーが回避し佐藤に直撃!フィオニーがおぼんもろともデビーを蹴散らすも、佐藤の牙城は崩せず。佐藤はカウンターのジャンピングニーにミサイルキックを続ける。このフォールはフィオニーの足がロープに届き、カウント2。ならばとリング中央で佐藤トランペット。これでスリーカウントを奪った。佐藤のテーマ曲が流れる中、デビーがフィオニーを急襲!またも大荒れの展開となった。セコンドの里奈が「試合終わってんだろ!」と怒りをあらわに。10.25後楽園ホール大会への出場は決まっているものの、カードは発表されていない里奈、フィオニー、そしてデビー…。里奈は「デビーとやらせてくださいよ!フィオニーとタッグで!」と声を荒げる。
バックステージではやりたい放題のデビーについて「試合に関係ないのに何やってんだ?本当に許せなかった。後楽園のカードはまだ決まってないので、フィオニーと組んでデビーをぶっ飛ばしてやる」と話す里奈。フィオニーは「友達連れてこいよ。お前に友達なんていないか…」と煽る。
対するデビーは里奈に「首を突っ込むな」、ロックスターを自称するフィオニーには「大物スター気取りなら、日本一のスターを連れてきてやる」と、まさかのウナギ・サヤカとのタッグを予告。これを受けて急遽決定したカードがデビー・カイテル&ウナギ・サヤカvsフィオニー&里奈だ。
デビーが「どうして他の人と同じようにできないの?って言われてばかり」「なんで何でもかんでも同じじゃなきゃいけないの」と思いをSNSで吐露した際には「突き抜ければいい」と同調したウナギ。かつてはタッグタイトルを巡り激突した2人だが、7.19岩手大会ではお揃いのヘアアクセサリーをつけて一緒に観客の帽子を飛ばしまくっている。暴走ファイトのデビー、傾奇者のウナギ…意外と気が合うのかもしれない?
思わぬ方向に展開した遺恨マッチ、要注目だ!
メインイベント タッグマッチ20分一本勝負
[T.I]井上京子&羽多乃ナナミ vs 美蘭&尾﨑妹加 [GoR]
[T.I]○井上京子&羽多乃ナナミ (11分32秒 体固め) 美蘭●&尾﨑妹加 [GoR]
※ラリアット
まずはナナミと美蘭が先発し、いきなりハイスピードな攻防で魅せる。ナナミが美蘭を捕まえ赤コーナーに連行して京子にチェンジ。やはりパワーで圧倒する京子になす術なしの美蘭。急角度のキャメルクラッチはロープに足が届いてエスケープするも、今度はナナミの力強いボディスラム。美蘭は軽やかなドロップキックやクリストで反撃。エスケープされるとDDTやダイビングボディアタックで追撃し尾﨑にチェンジ。尾﨑はいきなりのラリアットで怪力を発揮。ナナミがタックルで対抗すると2人は激しいぶつかり合いに。ナナミをタックルで倒して勢いに乗るとアルゼンチンで担ぎ上げようとする尾﨑だが、暴れて脱出したナナミがスリーパー。タックルで追撃し、ナナミも尾﨑を倒す。ナナミからタッチを受けた京子はラリアットで尾﨑を吹っ飛ばすが、雄叫びを上げて立ち上がる尾﨑。京子にラリアットやエルボーで立ち向かっていく。京子はラリアット一発で尾﨑をなぎ倒し、尾﨑もロープの反動を使ったラリアットで京子を倒し、いい流れで美蘭にチェンジ。美蘭は素早くトップロープへ上っていくが、これはもちろん京子のチャンス。京子と目が合った美蘭は思わず「あっ…」。京子もロープを上れば、雪崩式ブレーンバスター…かと思いきや、尾﨑が京子をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、美蘭を救出。そこに美蘭がドロップキックを打ち、尾﨑がその勢いでバックフリップ。美蘭がその場跳びムーンサルトや619、ライオンサルトでたたみかけてフォールするがカウント2で肩を上げる京子。美蘭のハイキックでふらつくものの、剛腕は健在だ。ラリアットで美蘭を黙らせ、ナイアガラ宣言!しかし京子のナイアガラドライバーは美蘭がウラカン・ラナに切り返す。これはナナミがカットし、京子は「今度こそ!」。決まれば一撃必殺のナイアガラは、今度は尾﨑が阻止する。ナナミと京子がWタックルで尾﨑をダウンさせ、京子と美蘭の一対一に。トドメは京子の火を吹くようなラリアットだ。ロープにもたれかかりながら何とか立ち上がった美蘭を、京子の剛腕が粉砕!倒れた美蘭はピクリとも動けず、今井レフェリーがマットを3回叩くのを聞いた。
バックステージでは笑顔を見せた勝者組だが、10.25後楽園大会では対角に立つことが決まっている。ナナミが「私は京子さんを狙ってるので、負けません」と大ベテラン相手にライバル心を燃やすと、京子も「私もナナミさん狙ってるので負けません!」。後楽園のメインではナナミと梅咲が組み、京子とジャガーのレジェンドコンビと対戦する。これからディアナを背負って立つナナミがどんなファイトを見せるか、期待してほしい!
