第一試合
シングルマッチ15分一本勝負
シャンシャンvs Anna
◯シャンシャン(7分46秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド) Anna●
シャンシャンが今冬もディアナにやってきた!練習生時代のAnnaとは寮で生活を共にしていたが、プロレスラー・Annaとは初遭遇だ。まずはAnnaが挨拶代わりにドロップキックを放ったものの、シャンシャンが反則を交えながらどんどんリードしていく。今井レフェリーが注意しても「すいません…」と謝りつつ反則のオンパレード。Annaはクロスボディやエルボーを連発して反撃。「来いよ!」と煽り、気迫を見せる。ミサイルキックをかわしてのスクールボーイ、しっかりと投げきるボディスラム等、レスラーになったAnnaの姿をシャンシャンにしっかりとアピールする。Annaの今の全力を受けきったシャンシャンは今度こそミサイルキックを命中させ、フィッシャーマンズスープレックスでがっちりフォールし勝ち名乗りを受けた。
第二試合
タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&オリンピアvs羽多乃ナナミ&網倉理奈[にじゅうまる]
梅咲遥&○オリンピア(12分39秒 変型メキシカンストレッチ)羽多乃ナナミ&網倉理奈●[にじゅうまる]
1.24カルッツかわさきではタッグ王座をかけて戦う梅咲とオリンピアがなぜかタッグ結成?!そして対角にはかつてのタッグ王者組・にじゅうまる。ナナミもカルッツでのシングル王座戦を控えているだけに、波乱の予感の一戦だ。
まずはにじゅうまるがオリンピアに総攻撃。オリンピアも梅咲と初タッグながら連係攻撃を決めてみせたが、梅咲をナナミに投げつけて筋肉アピール…。ナナミと梅咲は大ダメージだ。オリンピアが梅咲にタッチするが、タッチが強すぎて梅咲は苦悶。オリンピアとは息の合わない梅咲だが、手の合うナナミと白熱の攻防。ディアナらしく力強く火花を散らす2人に、オリンピアが突進!ナナミがこれをかわし、強烈なドロップキックを食らったのは梅咲だ。ナナミからタッチを受けた網倉に対し、パートナーの力を借りることなく1人で戦う梅咲。網倉をコーナーに追い込むとオリンピアにチェンジ。オリンピアが重戦車のように突進し串刺し攻撃、続いて側転から低空ドロップキックと、力強さに加え華麗さも見せる。網倉が逆水平チョップを放つが鋼の肉体には全く効かず。網倉のほうが「痛ぇー!」「なぜ…なぜだー!」と絶叫。ならばとにじゅうまるがトレイン攻撃に合体攻撃と、2人の力で再びオリンピアに立ち向かい、オリンピアを倒すことに成功。網倉はこのチャンスでコーナー最上段へ。梅咲は倒れているオリンピアを踏んづけながら網倉を投げ落とす。その腹いせなのか、それとも偶然か…オリンピアの張り手が梅咲に誤爆!梅咲もオリンピアに故意にエルボーを打つなど、タッグチームとしては全く機能せず。結局、オリンピアが個の力で網倉を捻じ伏せ勝利…。敵か味方か、梅咲とオリンピアは睨み合いながら共に引き上げていった。次に会うときは対角だ!
第三試合
シングルマッチ15分一本勝負
Himiko vs 尾﨑妹加
●Himiko (10分24秒 エビ固め)尾﨑妹加◯
※アルゼンチン・スイングバスター
すっかり悪に染まった(?)Himikoは奇襲を仕掛け、ゴングと同時に場外乱闘勃発!場外戦で尾﨑を翻弄し、リングに戻れば正攻法で勝負する。尾﨑は「よくもやりやがったな」と逆エビ固めで反撃。Himikoはロープを使った反則などで尾﨑の腕を狙う。腕攻めで尾﨑のパワーファイトを封じる作戦だ。尾﨑はそれでも痛む腕でエルボーを放つが、いつもの力強さはそこにはなく、腕のダメージは明らかだ。しっかりチャンスを作ったHimikoはバックドロップ、ペディグリー日巫バスターでフォールする。尾﨑がこれを返し、力を振り絞ってラリアット。そしてスライディングラリアットで追撃しフォールするがHimikoは横十字固めに切り返す。カウント2.9で何とか返した尾﨑。アルゼンチンバックブリーカーでHimikoを担ぎ上げ、頭上でぶん回して激しくマットに叩きつける。尾﨑にあと一歩のところまで迫ったHimikoだったが、この一撃は肩が上がらずスリーカウントを許した。
第四試合
3Wayマッチ20分一本勝負
佐藤綾子vs香藤満月vs夏実もち
◯佐藤綾子(10分13秒 飛び付き後方回転エビ固め)香藤満月●
※もう1人は夏実もち
1.24カルッツでのエリザベス王座戦を控えた佐藤。今年7月で40歳になる夏実を迎えた3WAYで仮想・エリザベス戦だ。ゴングが鳴ると夏実が佐藤を場外へ投げ捨て、乱闘勃発!佐藤も応戦するが、夏実は観客の上着で佐藤の視界を遮って動きを封じる。1人リングに残っていた香藤は、このチャンスに優宇から継承したみたらし団子!リングに戻ると、夏実のムチに佐藤のお盆で香藤は袋叩きに遭ってしまう。佐藤の渾身のお盆は香藤が回避し夏実に命中。そして夏実の渾身のムチも香藤が回避し佐藤に命中。佐藤と夏実が怒りに任せてぶつかり合う中、香藤が2人まとめて串刺しボディアタック。だが2発目のボディアタックをかわした2人が次々に香藤をフォールし、カットし合う。香藤はすごすごと場外へ…。リング上では梅咲率いるグレース・オブ・ロイヤリティに加入した夏実に、佐藤が怒りをあらわに。「なんで遥のとこ入ったんだ」とビッグブーツ。これにキレた夏実もブーツでやり返す。佐藤が隙をついてカサドーラでフォールするがカウントは2。ならばと佐藤はミサイルキックで夏実を吹っ飛ばす。まだまだ火花を散らす佐藤と夏実。すっかり存在を忘れられていた(?)香藤がようやく帰還し、存在感をアピールする大暴れ。しかしなぜか佐藤と夏実の集中砲火を浴びてしまう…。2人まとめてクロスボディでなぎ倒し、ダイビングボディプレスを発射したがこれはかわされてしまう。夏実が巧みに佐藤と香藤を丸め込むなどニアフォールを連発するが、佐藤も試合巧者ぶりを発揮。夏実の突進をかわしてリング外へ落下させ、香藤に素早く飛び付いてジャパニーズレッグロールクラッチで白星をかっさらった。順調に白星を重ね、エリザベス奪取が見えた…?
第五試合
タッグマッチ20分一本勝負
[Tradition and Inherited]井上京子&柊くるみ vs 美蘭&世羅りさ[ブルーオーキッド]
[Tradition and Inherited]井上京子&●柊くるみ(16分52秒 エビ固め)美蘭&世羅りさ◯[ブルーオーキッド]
※クリストを決めた美蘭ごと世羅が丸め込む
世羅りさが引退前日にラスト参戦、そして最後のブルーオーキッド。対角には世羅とともにプロミネンスで活動してきた柊くるみにディアナ社長の井上京子!京子と柊はTradition and Inheritedとしての初陣となる。最高のカードで世羅とお別れだ。
まずは京子と世羅が先発。世羅がいきなりのグーパンチ連発で反則攻撃。「最後くらいいいだろ」と世羅が悪態をつき、今井レフェリーも「最後くらいいいよ」とグーパンチ許可!そして触発された京子もグーパンチ!観客は大ブーイング、今井レフェリーのジャッジも「ダメ」。さらに京子と柊の大型コンビで「最後だから」と反則攻撃。世羅はグーパンチに美蘭とのW攻撃と、こちらも反則には反則で応戦。世羅からタッチを受けた美蘭は柊にドロップキックを突き刺すが、柊の巨体はびくともせず。美蘭の619もクリストも受け止めノーダメージの柊は美蘭にフットスタンプをお見舞い。そして京子にもクロスボディを浴びせる美蘭だがこれも受け止められてしまう。すると世羅が助太刀し、ブルーオーキッドの合体技・瓦割りが炸裂。続いて619も今度こそ命中させる。美蘭から世羅に替わり、世羅は「井上京子、食らえ!」とまだまだグーパンチ連発。そして「最後だから」と禁断のWニー投下準備!これは柊が「明日引退だろ!」とストップをかけ不発に。柊がコーナー上の世羅をバックドロップで投げ落とし、京子のラリアットが唸りを上げる。それでもプロレスラーらしく立ち上がる世羅。何度もラリアットを打つがフォールはせず、別れを惜しむように「まだだ!」と叫ぶ京子。世羅が立ち上がる度に、自身の存在を世羅の肉体に刻み込むようにラリアット。いつもならとにかく勝ちにこだわる京子だが、この日ばかりはトドメを柊に託すようにチェンジ。柊は倒れたままの世羅の髪を掴んで起こし、容赦なしの低空ドロップキック。そして破壊力抜群のミサイルキック発射。既に瀕死状態の世羅だが、プロレスラーとしての本能で肩を上げる。世羅と柊の一騎討ちを見守る美蘭は、世羅のピンチにはすかさず飛び出してカット。痛みをこらえ世羅がヒザを突き刺せば、柊は火を噴くようなラリアット。互いに一歩も譲らず、いよいよ京子も加勢し柊とのサンドイッチラリアットを狙うが世羅がこれをかわして相討ちに。この隙に美蘭が柊をクリストで絞り、世羅が柊を美蘭ごと丸め込んでスリーカウント。世羅は美蘭、京子と抱擁。大・世羅コールに包まれながら深々と頭を下げてリングをあとにした。
バックステージでは「美蘭ちゃんが素早い動きで翻弄したところを私がいただくという、この最後にブルーオーキッドの全てが詰まってた。世羅がしんどい時に鼓舞してくれるのは美蘭ちゃん。最後を勝利で飾れたことは一生心に残ると思います」と美蘭への思いを口にする世羅。美蘭も「世羅さんと組んでからプロレスが100倍くらい楽しくて、毎日支えられてました。これからも世羅さんに成長を見ていて欲しい。ブルーオーキッドを終わりにさせないように私が受け継ぎます」。ブルーオーキッドでの試合はこれで全て終了したが、永遠の絆を誓い笑顔で締め括った。世羅りさの魂を受け継ぐ美蘭の成長、ずっと見ててくださいね!世羅さん!

