【試合結果】2026年7月5日(日) Season 3-1st leg 旗揚げ15周年記念大会 NO.3 カルッツかわさき大会

【会場】カルッツかわさき
〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-4

【観衆】736名

公開プロテスト


ディアナ練習生の濱名亜実(はまな あみ)、椿本浩子(つばきもと ひろこ)の2名が公開プロテストを受験した。
道場のものより大きいリング、会場に集まったファン…そして何より審査員・ジャガー横田と井上京子の厳しい視線。普段とは何もかもが違う環境でのプロテストがスタートする。ディアナの先輩レスラー達もリングサイドで見守る中、まずはライオンプッシュアップや上体起こし、スクワットなどで基礎体力のテスト。苦しい中でもしっかり声を出して回数を重ねていく。続いてブリッジやロープワーク、受け身をチェック。観客席から自然と温かい手拍子が起こり、苦しいメニューをこなす練習生を後押しする。続いて2分間のスパーリング。濱名の相手はHimiko、椿本の相手はAnnaがそれぞれ務めた。最後に濱名と椿本のスパーリングが行われ、互いに一本も取らせず。懸命に戦う2人の姿に、先輩達からも「頑張れ」の声が飛ぶ。これで約30分のテストは終了した。
大会が進行し、自身の試合を終えた京子はリングに練習生を呼び込む。「今回は残念ながら不合格。もしやる気があるなら8月にもう一度やりませんか」。結果としては不合格となったが、次のチャンスが与えられることに。ジャガーからは「よく頑張ってたけど、一番大切な受け身が上手くない。体力はだんだんついてくるけど、受け身が下手なのはずっと下手。まずは受け身を矯正してやっていくこと。前方回転も、ちょっと…」と今後に向けてのアドバイス。そしてジャガーがなんと前方回転受け身を実演!京子が「もう1回お願いしていいですか」とジャガーを乗せると、ジャガーは綺麗な後ろ受け身まで披露。これぞプロの技だ。ジャガーは「身を守るためではあるけど、美しく受けることを意識して」と次に向けての道を示した。2人の練習生は2人の大先輩に深々とお辞儀。そして京子から再テストは8月14日に行うことが告げられた。
厳しい世界に足を踏み入れた2人に、温かい応援をよろしくお願いします。めざせプロデビュー!

試合前ミニライブ 終末のステラ

試合開始前にはオープニングアクトとして終末のステラがミニライブを行った。4.19後楽園大会以来2度目の登場だ。6月にはワールド女子プロレス・ディアナのOfficial Support Membersに就任した5人。今回も明るく激しく、そして超個性的なパフォーマンスを披露。ライブの後には「ステラシート」でファンと一緒に大会を観戦し、客席から選手たちへエールを送っていた。サポートメンバーとして、これからますますディアナを盛り上げてくれそうだ。アイドルファンの皆様、今後のコラボにもご期待ください!

第1試合 シングルマッチ10分一本勝負
シャンシャン vs フィオ二ー

旗揚げ15年を迎え、グローバル化が進むディアナマット。メモリアルイヤーのビッグマッチに、タイ出身の美女レスラー・フィオニーが初参戦!フィオニーは日本で練習に参加したことはあったそうだが、試合は初。念願の日本デビュー戦をディアナで実現した。相手を務めるのは台湾出身の大学生レスラー・シャンシャン。2024年に台湾でデビューし、同年7月7日に日本デビュー。以降は大学の長期休暇時に来日し、日本滞在は短い期間ながらも持ち前の明るさですぐにディアナに溶け込み、今ではすっかりなくてはならない存在に成長。そんな2人がオープニングマッチを務めた。
ゴングが鳴るとロックアップから押し合い、チェーンレスリングを展開。シャンシャンがドロップキックを突き刺せば、フィオニーもドロップキック。フィオニーが172センチの長身からシャンシャンをマットに叩きつけてランニングWニーアタック。フォールを返されるとフェイスロックで絞る。シャンシャンがエスケープすると、エルボーの打ち合いに。フィオニーがシャンシャンを倒すが、シャンシャンはスタナーやランニングネックブリーカードロップで反撃。続く串刺し攻撃をかわしたフィオニーはまたもニーアタック。返したシャンシャンが素早く飛びついて丸め込むがカウント2。フィオニーが長い足を生かしたレッグラリアートを繰り出してフォール。返されたフィオニーが充分な助走からニーアタックで飛び込むが、シャンシャンは間一髪かわしてミサイルキックで対角コーナーまで吹っ飛ばす。トドメは美しいブリッジを描くフィッシャーマンズスープレックスホールドだ。
勝ったシャンシャンはバックステージで全て日本語で思いを語った。ディアナマット登場からまる2年、プロレスも日本語も努力を重ねてきた。今後は日本語検定の受験も予定している。
フィオニーも飛躍を誓い、「頑張ります」とコメント。シャンシャン、フィオニーともに神姫楽ミサ凱旋・岩手大会にも出場が決まった。両選手の日本での活躍にご期待ください!

バックステージコメント シャンシャン / フィオニー

第2試合
シークレットキャプテンフォールマッチ 20分
NENE&尾﨑妹加&神姫楽ミサ vs Anna&夏実もち&網倉理奈

ディアナビッグマッチの恒例行事?シークレットキャプテンフォールマッチ。前回までとは違い、キャプテンは事前に決定しており選手にも観客にも知らされないまま試合を行う。誰がキャプテンかを知るのは望月リングアナのみ。スリーカウント、ギブアップ、レフェリーストップ、オーバー・ザ・トップロープで退場となることはこれまで通りだ。
中学生になり、長期欠場から本格復帰するNENEは新コスチュームと新入場曲をお披露目。これまでは美蘭や梅咲ののものをリメイクして使用していたが、この日からオリジナルのかわいらしい白いコスチュームで新たなスタートを切る。
全員がリングに揃うと網倉が「なんか私、キャプテンな気がする!」と根拠もなくキャプテン自認。高らかに圧勝を宣言するがNENE軍に袋叩きにされてしまい、自称キャプテンは早くも大ピンチ!NENE軍が網倉を蹴落とし、場外乱闘が勃発。キャプテンかどうかは分からないのにキャプテンとして気合みなぎる網倉は神姫楽にタックルで突撃。Annaは尾﨑に果敢にエルボー連打。夏実はNENEをリングに連れ戻し、反則攻撃。尾﨑とAnnaがリングに戻ると、Annaは全く歯が立たず。尾﨑からタッチを受けたNENEが軽やかにドロップキックを連発。神姫楽はイノシシムーブから突進していくが、Annaがかわして逆襲のトレイン攻撃。自称キャプテンは尾﨑と白熱のタックル合戦。「上げるぞ!キャプテンが!」と尾﨑を担ごうとするも上がらず。対する尾﨑は網倉を軽々持ち上げ、アルゼンチンバックブリーカー。夏実のカットに救われた網倉は意表を突くサムソンクラッチ!これで尾﨑からスリーカウント。しかし尾﨑はキャプテンではなかったため試合続行。自称キャプテンはなぜか「しゅっ!しゅっ!しゅしゅしゅしゅしゅ!」と、本家とはちょっと違うイノシシムーブで突撃していくが、これは創始者・神姫楽がアッサリとドロップキックで迎撃。トップロープに上がった網倉を神姫楽とNENEが必死に落とそうとするが、網倉も落ちまいと必死に抵抗。夏実に救助され生き残った網倉が今度は神姫楽をエプロンに追い込む。しかし両名の高度な心理戦(?)の末、網倉もトップロープを越えてエプロンに着地してしまう。2人がエプロンでエルボーを打ち合っているところに策士・NENEがドロップキック!落下した自称キャプテンはオーバー・ザ・トップロープで失格に。どうやらキャプテンなのは気のせいだったようだ。試合は続行。NENEとAnnaがディアナ所属としてバチバチと火花を散らし、神姫楽と夏実が先輩らしくそれぞれ好アシスト。神姫楽がAnnaを捕獲しNENEがダイビングボディアタックを発射すると、夏実が身代わりになって被弾。軽量級のNENEのフォールは夏実が自力でキックアウト、ここでAnnaが間髪入れずにミサイルキック!神姫楽がドロップキックでカットし、Annaをミサトンクラブで絞る。粘りをみせたAnnaだが、たまらずギブアップ。Annaもキャプテンではなかったため、試合はまだまだ続く…。しかしAnna軍は残り1名!つまりキャプテンは夏実だ!NENEと神姫楽は数的有利を活かして、Wイノシシムーブからトレイン攻撃。神姫楽の「キックで倒せ!」「もう1回!」の声でNENEが連続ドロップキック。2人の連続攻撃が次々に決まるが、ベテランはしぶとく耐え忍ぶ。まさに後がない状況で孤軍奮闘!夏実は2人がかりのフォールを跳ね返すと、NENEと神姫楽を一気にクルリと丸め込み、今井レフェリーが両腕でスリーカウントを叩いた。終盤まで仲間のサポートに徹していた真のキャプテンが頭脳プレーで大逆転勝利だ!

バックステージコメント Anna・夏実・網倉 / NENE・尾﨑・神姫楽

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
デビー・カイテル&Maria vs 香藤満月&炎華

いつも仲良しの香藤と炎華、なんだか悪そうな初タッグのデビーとMaria。対照的なチームが激突するタッグマッチ。デビーは観客のキャップを飛ばしまくりながら登場。この日はウナギ・サヤカが出場するとあって査定キャップ着用のファンが多く、デビーにとっては入れ食い状態だ。入場から絶好調のデビーは、試合開始のゴングを聞くと香藤の負傷箇所である膝に狙いを定める。香藤が「デビーさん、めっちゃペイン!」と必死に伝えるが、デビーは情け容赦ナシ!大きなお腹でデビーをはじき飛ばした香藤から炎華にチェンジする。デビーの勢いは止まらず、炎華のスペースローリングエルボーをキックで返り討ちに。今度はMariaが反則攻撃で炎華を襲う。デビーとMariaに捕まった炎華はローンバトルを強いられてしまう。エルボーで反撃するも、Mariaは涼しい顔で受けてみせる。炎華はDDTで苦しい状況を打破し、デビーとMariaを場外へ。そこに香藤がみたらし団子発進!これにはMariaも余裕の表情から一変、「重ーい!」と大絶叫だ。リングに戻るとMariaも無情の膝攻め。膝十字固めで逆襲だ。慌てて炎華がカットに入るが、Mariaが巧みに誤爆を誘う。そして打点が高くフォームの美しいドロップキック。代わってデビーも香藤の膝めがけてニーアタックだ。相手の弱点は徹底的に攻めるデビーとMariaに、香藤と炎華は合体攻撃で対抗。炎華が連続ミサイルキックでデビーをフォールするも、Mariaがカットしまたも同士討ちを誘発。ロープ越しのフットスタンプを炎華のみぞおちに突き刺し、デビーとの激レア合体ブレーンバスター、そしてデビーがスライディングエルボーと、ヒールコンビが躍動する。炎華がスリーパーで反撃するがコーナーポストに打ち付けて脱出したデビー。串刺しニーアタック、ブロックバスターと続けていく。香藤がカウンターのバックフリップでデビーをマットに叩きつけ、その上に炎華を投げ捨て自身もボディプレス。これはMariaがカットに飛び込むが、香藤がクロスボディでMariaを排除。だがデビーが右足へのドラゴンスクリューで香藤を黙らせ、炎華との一騎打ちに。炎華もブーメランアタックやジャパニーズレッグロールクラッチで攻めまくるが、デビーの牙城は崩せず。デビーが炎華を放り上げて膝で迎撃する“コーヒースプラッシュ”で鮮やかにスリーカウント。
Mariaはバックステージで「メイクが崩れるまでにも行かなかったってところ」と美貌をキープし余力を残しての勝利を誇った。続けて「デビーちゃんとは初めましてだけど、楽しかった!」。デビーも「Mariaにはまたディアナに来てほしい!INVAにぴったりだと思うけど、どう?」と自身のユニットに勧誘するほど手応えを感じたようだ。Mariaは“マゼンタ”のパートナーであるRIKOも共に戦いたいと話す。デビーとMaria、なんだか悪そうな名コンビ誕生か?

バックステージコメント デビー&Maria / 香藤&炎華

第4試合 6人タッグマッチ30分一本勝負
[T.I]井上京子&羽多乃ナナミ&柊くるみvsジャガー横田&Himiko&真琴

まずは京子と真琴が先発。キャリア20年のベテラン真琴でもキャリア38年の重鎮京子にはビビりまくり。「怖い!」と逃げ惑う真琴は、騙し討ちのスクールボーイで丸め込むがカウントは2。逃げるようにジャガーにチェンジする。ジャガーがリングに入ると京子も思わずビビって背を向ける…。チェンジしようにも、柊とナナミも逃走。仕方なく(?)京子とジャガーのベテラン対決だ。京子とナナミを落下させたジャガーは場外ダイブで64歳とは思えぬ戦いぶりを観客にアピール。リングに戻るとコブラツイストで京子を絞り、HimikoとのW攻撃を企てる。だが京子がHimikoを捕まえお尻で押しつぶし、柊にチェンジ。ヘビー級の柊にはミコマコの合体攻撃で対抗するHimiko。柊のフットスタンプをかわして河津掛けでフォール。カウント2に終わり真琴にチェンジ。柊がサンセットフリップやミサイルキックとパワフルファイトで真琴を追い詰めナナミにチェンジ。ナナミも力強いタックルで豪快にぶつかっていく。真琴はカカト落としやWニードロップで反撃。そしてダイナミックなWアームスープレックスを放つ。真琴からタッチを受けたジャガーが浴びせ蹴り。ナナミはタックルでジャガーをぶっ飛ばし、フィッシャーマンズスープレックスでぶん投げる。ここで京子がラリアット。続くパワーボムのモーションはジャガーがウラカンラナに切り返す。そしてHimikoとともにサミングで京子を強引に倒し、Himikoが連続ギロチン投下。このフォールは自力で返した京子。充分な助走からラリアットでお返しだ。京子の剛腕を堂々と受けたHimikoだが、やはり大ダメージ…。ふらついたものの、パートナーとともに連続攻撃!真琴のブレイジングキック、ジャガーの浴びせ蹴り、Himikoのダイビングギロチンドロップ、エースクラッシャーで京子に集中砲火。それでも負けないのが大ベテラン!京子が雪崩式ブレーンバスターでHimikoを投げ落とし、今度はTradition and Inheritedが逆襲のトレイン攻撃。最後に決めるのはやはりこの人!井上京子がパワーボムでHimikoをマットに沈めた。

バックステージコメント T.I / ジャガー、真琴、Himiko

セミファイナル
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]美蘭 vs CoCo [挑戦者]
※第4代王者 3回目の防衛戦

MY WAY所属のCoCoがディアナ初参戦!天才の呼び声高い、和製ルチャドーラだ。年齢はなんと美蘭の一つ下の16歳。メキシコを夢見る2人の若手ハイフライヤーが初遭遇する、注目カードだ。受けて立つ美蘭は、これが最後の防衛戦。クリスタル王座は規定により防衛は最大3回までとなっており、勝てば美蘭はティアラを返上し、次のステップに進むこととなる。
ゴングが鳴るといきなり超ハイスピードな攻防で観客を沸かせる2人。低空ドロップキックでCoCoを蹴落とした美蘭は早速場外へダイブ。リングに戻ると今度はCoCoが軽快な動きで美蘭を翻弄し場外へ落下させ、ラ・ケブラーダ発射。早くも両者の空中殺法が炸裂する。リングに戻ると今度は打撃戦。エルボーの打ち合いで火花を散らす。美蘭がジャベでCoCoを追い詰めるが、CoCoの足がロープに届く。そして2人はまたもエルボーの打ち合い。美蘭が王者の意地でラッシュをかけCoCoをロープに追い込み、ハイキックで側頭部を撃ち抜く。CoCoもトラースキックをクリーンヒットさせ、Wダウンに。力を振り絞り、カウント9で立ち上がった両者は猛然とダッシュ。華麗なドロップキックで美蘭を迎撃し、トップロープからムーンサルトで宙を舞ったのはCoCoだ。十分な滞空時間から体を浴びせてフォールするが、美蘭はキックアウト。美蘭のウラカン・ラナもエビ固めに切り返していき、初参戦にして王者を追い詰めていく挑戦者。丸め込み合戦でも勝負は決まらず、美蘭がフィッシャーマンズ・スープレックス。身軽なだけでなく粘り強さも持ち合わせている挑戦者はこれをキックアウト。しかしCoCoはフォールを返したものの起き上がれず。美蘭がライオンサルト二連発で栄光への懸け橋を描き、スリーカウントを奪った。
無重力決戦を制した美蘭はバックステージでCoCoについて「ずっと戦いたいと思っていました。最後の防衛戦でクリスタルをかけて戦えて良かった」と、実は密かにライバル意識を持っていたことを明かした。守り抜いたティアラには「自分を成長させてくれた。クリスタルがあったからこそディアナのエースになってやるって思うきっかけになった」と思い入れを語り、「次のステップへ進む…って言ったけど、また取り返しに来てもいいかな。美蘭が持ってたときが一番輝いてたねって言ってもらえるくらい価値を上げたと思う」とこれまでの防衛ロードを誇った。また、「パートナーを見つけてタッグベルトも狙っていきたい」とも。青く輝くクリスタルティアラは返上となるが、これからさらにキラキラまぶしい未来が待っているに違いない。

バックスステージコメント 美蘭 / CoCo

メインイベント
W.W.W.Dタッグ選手権試合  30分一本勝負
[王者組・ちょぶき]梅咲遥&ウナギ・サヤカvs佐藤綾子&中森華子[挑戦者組・綾華]
※第25代王者組 2度目の防衛戦

W.W.W.Dシングルとタッグの二冠女王となった梅咲は、挑戦者組に綾華を指名。2023年1月のカルッツかわさき大会では高瀬みゆきとのタッグ・ルミナスで綾華を破り、同年4月の後楽園では佐藤からシングルベルトを奪っている。梅咲にとって佐藤と中森は一度は越えた壁、それでもまだ立ちはだかる壁。厳しい戦いへ自ら飛び込むのが絶対センターだ。「初めて佐藤さんから勝ちタッグベルトを防衛し、次のシングルタイトル戦に繋げられた場所はカルッツでした。またカルッツで綾華と対戦できることが嬉しい!」と、二冠女王として迎えるこの一戦への思いを明かした。パートナーのウナギもSEAdLINNNG BEYOND THE SEAタッグ王座を保持しており、王者として絶対に負けられない戦いとなる。
挑戦者組の綾華は結成20年、ディアナ旗揚げ15周年と節目のタイミングで大チャンスが巡ってきた格好だ。佐藤はW.W.W.Dエリザベス、中森はPURE-J認定無差別をそれぞれ保持し、勝てば両名とも二冠。先輩として、それぞれの団体を背負う存在として、こちらも負けられない戦いだ。
長い時間をかけて絆を深めてきた綾華。悔しい思いを何度も重ねるうちに「絆を深めてきました。というか深まってしまいました」というちょぶき。それぞれの思いが、ビッグマッチのメインで大激突する!
まずは梅咲と佐藤が先発。チェーンレスリングの攻防から、梅咲がドロップキック。タッチを受けたウナギだったが、綾華のWキックの餌食に。佐藤とウナギが対峙すると、恒例行事になりつつある(?)おぼんでのしばき合いに。ウナギは中森にもおまけに一発お見舞いし、佐藤の脳天をめった打ちに。それでも“おぼんマスター”佐藤の一撃が上回り、ふらつくウナギ。佐藤が容赦なくミサイルキックで吹っ飛ばす。佐藤から中森にチェンジすると、得意の足技が炸裂。蹴りまくる中森に対し、ウナギはフェイスバスター、ギロチンで対抗。そしてウナギも顔面蹴りを繰り出し、中森はミドルキックで応戦。ウナギはカウンターのビッグブーツからブレーンバスターでフォール。カウント2に終わり、梅咲にチェンジ。梅咲は中森のヒザ目掛けて低空ドロップキック。続くキューティースペシャルを持ちこたえた中森は佐藤とのサンドイッチニーアタックでフォールするがカウント2。ならばとちょぶきも連係攻撃だ。ウナギのロープ越しのスタナーで中森の動きを止め、梅咲が今度こそキューティースペシャル。勢いに乗ってトップロープに乗った梅咲だが、中森が雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばしてシャイニングウィザード。このフォールはウナギがカットする。綾華が同時発射ミサイルキックを鮮やかに決めれば、ちょぶきも梅咲のドロップキックとウナギのビッグブーツが息ぴったりに決まる。場外へ落下した綾華に梅咲がプランチャで追撃し、リングに戻るとミサイルキック。佐藤のビッグブーツに梅咲がエルボーで応戦し、隙をついてカサドーラフットスタンプ。しかし佐藤はおぼん攻撃で梅咲の流れを食い止め、トップロープへ。ここでウナギがおぼんを拾い、佐藤の脳天を殴打!すっかりおぼんを使いこなしているウナギが佐藤をコーナーから落とし、梅咲が梅スプラッシュで追い打ち。だが百戦錬磨のベテラン軍は中森のカットが間に合う。ウナギが中森を排除しチャンスを作り、梅咲が佐藤のバックを取る。ジャーマンの構えは佐藤がカサドーラに切り返そうとするが、梅咲はクラッチを離さずジャーマンでぶん投げる。これは自力で肩を上げる佐藤。ブラストの構えを振りほどいて爆発阻止し、中森との合体オーロラスペシャルで梅咲を高々と持ち上げてマットに叩きつける。中森を振り払ってウナギがカットに飛び込みカウントは2に終わるも、綾華のターンは続く。佐藤が梅咲のバックを取り、そこに中森がハイキックを繰り出す…が、試合終盤で痛恨の誤爆!大ピンチから大チャンスに転じたちょぶきは合体技を披露。そして梅咲が佐藤をラ・マヒストラルで丸め込むが、中森が梅咲を突き飛ばして間一髪カウント2。繋がった首の皮一枚、これをモノにするのがベテランの成せる業だ。佐藤はドラゴンスープレックスでホールド。自力で返した梅咲をもう一度捕まえ、ジャガー式クロスアームスープレックス。中森がエプロンでウナギを押さえ、リング中央では佐藤が梅咲をがっちりホールドでスリーカウント!結成20周年の2人に、祝福の鐘のように試合終了のゴングが鳴った。セコンドについていたINVAメンバーのデビーとHimikoも綾華に駆け寄り、喜びを爆発させる。
敗れた梅咲はバックステージで涙。「ごめんなさい。せっかく二冠だったのに何もできないまま終わってしまって…」と声を震わせる。それでも「取られたら取り返しにいけばいいし、まだシングル(ベルト)あるし、Catch the WAVEもあるし、まだまだくじけずに頑張らなきゃ」と己を奮い立たせて前を向いた。ウナギも「倍にして返してやりたい」と早くもリベンジに燃えているようだ。そして佐藤に「私9月2日で40歳になりますんで」と、エリザベス挑戦も予告した。貪欲なウナギは「シングルも狙ってるからね」と梅咲の持つシングルベルトにも…。梅咲は「もう、今そんな意地悪しないで!でも、分かってるよ」と、二度目のちょぶき対決に向けて一歩前進か。悔しい思いをまた一つ重ね、ちょぶきはまた一段と絆を深めたはずだ。
勝った佐藤は「自分は旗揚げからいて、間ちょっといないんですけど15年やってきましたけど、ここ最近を引っ張ってきたのは遥だと思ってます」「15周年記念大会で華と組んで、ベルト巻けたのすごく嬉しいです」とディアナの15年と自身の20年を振り返る。デビュー20周年記念大会を控える中森も「このベルトを巻いてリングに上がれるのが嬉しい。価値あるベルトにしていきたいです」と笑顔を見せた。また、ウナギがエリザベス挑戦を匂わせていることについて佐藤は「WAVEさんでリーグ戦やってる(※Catch the WAVE エリザベスブロック)ので、優勝者と防衛戦して、その次にウナギさんを挑戦者として迎えてもいいと思います」と迎え撃つ姿勢を示した。
ディアナ旗揚げ15周年のメモリアルイヤーは折り返し地点。ここから佐藤が最高のパートナーとともに歩む防衛ロードがスタートだ。

バックステージコメント 綾華 / ちょぶき

おまけのオフショット!

【試合結果】2026年6月28(日)Season 2-12th leg  アミスタ大会

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
[INVA]佐藤綾子&Himiko vs NENE&Anna

第2試合 3WAYマッチ20分一本勝負
デビー・カイテル vs 羽多乃ナナミ vs 美蘭

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
[T.I]井上京子&網倉理奈vs梅咲遥&シャンシャン[GoR]

メインイベント
香藤満月バースデー スペシャルタッグマッチ20分一本勝負
[T.I]香藤満月&柊くるみvs小林香萌&Chi Chi

前回の大会で右膝を負傷してしまった香藤だが、幸いにも骨や靭帯に大きな損傷は無かったようで、痛みを堪えながらの出場となった。そんな香藤のバースデーマッチはTradition and Inheritedの柊をパートナーに迎え、同期で仲良しのChi Chiとこの日がデビュー記念日の小林が対角だ。まずは主役の香藤とChi Chiが先発。怪力で同期も先輩も吹っ飛ばす香藤だったが、Chi Chiと小林がWコサック脛蹴りやバースデー脛蹴りで形勢逆転。赤コーナーで控える柊も蹴散らして分断し、カットを許さない。小林がグーで香藤の脛を殴りまくり、香藤は大絶叫。ようやく柊にチェンジし、柊はタックルで2人まとめてなぎ倒し、小林には串刺しボディアタックやフットスタンプをお見舞い。脛蹴りを回避し、足を踏みつける。小林はパワーファイターの柊に、鍛え上げた筋肉でラリアット。Chi Chiにチェンジする。Chi Chiが鬼の形相で卍固めで柊の動きを止め、小林は香藤の脛を殴ってカット阻止。Chi Chiが得意の蹴り技を繰り出すも柊がパワーでねじ伏せる。T.Iが2人がかりでChi Chiを押さえ込むが、なんとChi Chiは自力キックアウト。そしてヒザ十字で香藤の負傷箇所を絞り上げる。ロープを掴んだ香藤に顔面蹴りを連発、膝狙いの低空ドロップキックと情け容赦なし!香藤は柊とのおんぶプレスで反撃するが、柊のラリアットが盛大に誤爆してしまう。この大チャンスをChi Chiが見逃すはずもなく、二度目のヒザ十字!パートナーの柊は小林に完全に押さえこまれ、頼みの綱のロープは遠く…もがく香藤だったが、12分4秒、ついにギブアップ。勝利に貪欲すぎる同期に「人でなし!」と罵声を浴びせた。
バックステージでは「万全な満ちゃんとバチバチ戦いたいので、今日のは(勝ちに)カウントしません」とChi Chi。レスラーなら相手の負傷箇所を攻めるのが優しさだ(?)。小林は「その割にはエグい膝攻めしてました。クリーンファイトみたいに言ってるけど、悪い女」と冷静なツッコミ。そして「6月28日がデビュー記念日で、丸13年になります。後輩の誕生日を差し置いて、良い周年を迎えられました。ありがとうございました」と笑顔を見せた。
対する香藤は「両膝が逝きました」。柊は「Chi Chiは人でなしだな、アイツ。頑張って(膝)治そうな」と声をかけた。
敗れはしたが、大好きなメンバーに囲まれて誕生日を迎えた香藤。プレゼントはツラい膝攻めとなったが、それでも幸せな一日になったに違いない?

バックステージコメント 香藤満月&柊くるみ

バックステージコメント 小林香萌&Chi Chi

【試合結果】2026年6月24日(水) Season 2-11th leg フューチャーサイト アミスタ大会

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負
Anna vs 神姫楽ミサ

プロレスリングWAVEのリーグ戦「Catch the WAVE」にエントリーし、初勝利を挙げたAnna。他団体への参戦で自信をつけてきたAnnaは、ゴングと同時に先制攻撃!しかし神姫楽がすぐさま逆転。逆片エビ固めで絞り、エスケープしたAnnaの髪を掴んで投げ飛ばし、低空ドロップキック。Annaがエルボーを打ってもドロップキックを打っても倒れない神姫楽。逆エビ固めで再びAnnaを捕まえ、Annaがロープに手を伸ばすとリング中央へ引きずっていく。それでも懸命にエスケープしたAnnaだが、コーナーを背負ってしまう。神姫楽はもちろんイノシシムーブから突撃!だがAnnaがこれをかわして丸め込みやドロップキックで猛攻。返されても何度も何度も押さえ込んでいく。全て返した神姫楽がセントーンを投下する。Annaはこれもかわしてクロスボディで神姫楽を倒し、馬乗りエルボー。次々と丸め込み、ボディスラムやミサイルキックで攻めていくも、神姫楽がカウンターのボディスラムから今度こそのセントーン。かわされないよう短縮版イノシシムーブからのタックルも今度こそ成功させる。トドメは超急角度の逆エビ固め・ミサトンクラブ。逃さぬようにしっかりリング中央で決めてみせ、ギブアップを奪った。

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&優華vs香藤満月&Chika

5.31名古屋でタッグ結成を宣言した香藤とChika。2人のアイデンティティ(?)である「もぐもぐ」と、2人の大好きな先輩の名前を合わせ、タッグ名は「もぐもぎゅぅ」に決定!大好きな先輩のコスチュームを着用し、お揃いの髪型で登場する。その対角にはディアナのセンターとアイスリボンの天使という、こちらも楽しみなコンビだ。
まずは香藤と優華が先発。ロックアップからの押し合いになると、ついつい大声が出てしまう香藤。そしてその声量に引けを取らない優華。近隣住民からのクレームを心配する今井レフェリーをよそに、梅咲とChikaもそれぞれ加わり4人で大絶叫!やはりみけぽコンビのもぐもぎゅぅが圧倒し、梅咲と優華をコーナーに追い込みトレイン攻撃。早くも大ダメージを受けた優華だが、エルボーで香藤を吹っ飛ばしてみせる。優華からタッチを受けた梅咲に、もぐもぎゅぅが立ちはだかる。梅咲がクロスボディで飛び込むが、計200キロ超の2人は微動だにせず、梅咲を捕獲。優華がアシストするも、巻き込まれた梅咲も大ダメージ…。元気な優華だがChikaに捕まり、梅咲も香藤に捕まってしまう。Chikaがセントーンやクロスボディ、香藤もボディプレス連発で優華をぺちゃんこに。キャリアは浅いが体格をフルに活かして大善戦のもぐもぎゅぅに、梅咲と優華は力強いエルボーや華麗なドロップキックで向かっていく。連続ミサイルキックや矢のような低空ドロップキックで、センター&天使コンビが飛びまくる。Chikaが柔道技で香藤のピンチを救い、香藤が逆襲のヒップドロップ。両軍それぞれ持ち味を活かした好勝負となったが、アクシデント発生。香藤が右膝を痛め動けなくなり、無念のレフェリーストップ。もぐもぎゅぅ初陣は悔しい敗戦となった。負傷の香藤は欠場せず、6.28アミスタにも予定通り出場するようだ。なお、梅咲と優華は7.4優華生誕祭でもタッグを組むことが発表された。両チームの今後、そして再戦に期待だ。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
美蘭&咲村良子vsデビー・カイテル&Himiko

美蘭と咲村がキラキラと華やかに入場すると、INVAがぶち壊すように奇襲。デビーは美蘭の入場パフォーマンスを真似て小馬鹿にしながら蹴りを入れる。早くも試合のペースを握ったINVAが美蘭を捕まえて集中砲火だ。見事な連携で美蘭の反撃も咲村の救出も許さず一方的な展開が続くが、美蘭が得意の蹴り技で反撃してようやく咲村にチェンジ。するとセコンドの佐藤から新作グッズのトートバッグを受け取ったHimikoが、バッグを使って咲村の首を絞める。咲村は長い手足を活かしたバックスピンキックでフォールもカウント2。Himikoはバックドロップを一発お見舞いし、デビーにチェンジ。デビーは串刺しビッグブーツやスライディングエルボーと得意の打撃で勝負。咲村もミドルキックやヒザ蹴りで応戦。咲村がエアレイドクラッシュの体勢に入るもデビーがスクールボーイに切り返し、トドメのエスプレッソでスリーカウント。INVAがズルいだけでなく強いところを見せつけた。
余談だが、Himikoトートバッグは結構好評らしい…。Himiko曰く「試合で実際に使ってるからこそ、より魅力が伝わってるのかも」。凶器使用で勝率も売り上げもアップ!会場で、オンラインショップで、ぜひお買い求めください。

メインイベント シングルマッチ15分一本勝負
羽多乃ナナミ vs 望天セレネ

メインイベントはナナミとディアナ初参戦・望天セレネの初対決…だが実は初対面ではないこの2人。望天はかつてディアナで、ナナミとともにデビューを目指していた。当時のナナミは小学生、望天は中学生。ほぼ同じ時期にディアナの門を叩いた。望天は家族の影響で幼い頃からプロレスファン。Sareeeに憧れて入門したが、デビューすることなく退団。その後は少しプロレスから離れていたという。しかし、SEAdLINNNGの“魂の女子プロレス”に惹かれ再び心が燃え上がり、2025年にプロレスデビューを果たした。一方のナナミは、2019年に中学1年生でジャガー横田を相手にデビューし、井上京子の掲げる“本気のプロレス、本当のプロレス、本物のプロレス”を貫いてきた。一度は高校受験のため休業したものの、復帰後の成長、そして目覚ましい活躍はディアナファンならご存知のとおりだ。ナナミと望天、初対戦にして再会の一戦となる。
2人はクリーンに握手を交わし、ゴングが鳴るとロックアップからの押し合い。ナナミがロープ際まで押していくと望天が体を入れ替え、エルボー連打。ナナミも火がついたようにエルボー連打でお返しだ。タックルで望天を倒し、逆エビ固め。エスケープされるとヘアホイップでコーナーに追い込んでストンピングを浴びせていく。今井レフェリーに注意されるとリング中央でボディシザーズ、コーナーに振って串刺しボディアタックと、ナナミがリードを広げていく。望天が力いっぱいのエルボーで反撃すると、ナナミは「来いよ!」。望天がエルボーを懸命に打っていき、ナナミは堂々と受け切る。ナナミがエルボーを一発打つと、望天はふっ飛んでしまう。セコンド陣に「負けるな!やり返せ!」と発破をかけられ、立ち上がった望天はもう一度渾身の力を込めてエルボー。それを上回ってみせるナナミ。ならばと望天は文字通りナナミの足を掬ってテイクダウンからがむしゃらに馬乗りエルボー。そしてドロップキックを連発する。続くボディスラムは上がらず、ナナミがボディスラムから逆片エビ固め。悶え苦しみながらロープに手を伸ばす望天。リング中央へ引きずり戻し、さらに厳しい角度で絞るナナミ。それでも音を上げずようやくロープを掴んだ望天にナナミが追撃のタックル。望天はカウンターのクロスボディ、ジャックナイフ。これはナナミが間一髪肩を上げ、フィッシャーマンズスープレックス。望天が返すと、三度目のエルボー合戦勃発だ。思いを込めて打ち、噛みしめるように受ける。ナナミの本気と望天の魂がぶつかり合うのを、観客は固唾をのんで見守る。望天がカウンターのドロップキックを突き刺し、ボディスラムでフォール。ナナミはこれを返し、ダイナミックなえびす落とし。フォールはせず、充分な助走から勢いよくスピアで望天をなぎ倒してフォール。エビ固めでがっちり押さえ込んでスリーカウント!再会の初対戦はナナミの勝利だ。感情むき出しの熱いファイトの末、2人は笑顔で抱擁。
ナナミはバックステージで「めちゃくちゃガッツが凄い。試合してて練習生だった頃を思い出して色々込み上げましたけど、キャリアとしては私が先輩なので負けられない。シングルでもタッグでも3WAYでも、これから組んだり戦ったりしていきたいなと思いました」。
このカードはナナミがいくつか希望していたうちの一つだ。それぞれ違う道を歩んだが、ディアナのリングで再び交わった2人。これから組んだり戦ったり…そんなライバルストーリーがここから始まるのかもしれない。

バックステージコメント ナナミ

【試合結果】2026年6月13日(土) Season2-10th leg 井上京子 凱旋! 山形県・南陽市民体育館大会

【会場】 山形県・南陽市民体育館 サブアリーナ
山形県南陽市三間通1096

【観衆】204名(満員)

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
Anna&網倉理奈vs小林香萌&柳川澄樺

第2試合 プロレスリングDEWA提供試合
6人タッグマッチ20分一本勝負
Greed&higuchi&ザ•ビッグ•バクエイvs後藤恵介&浦安純&YAMASE

第3試合 3WAYマッチ15分一本勝負
デビー・カイテル vs 夏実もち vs 尾﨑妹加

第4試合セミファイナル
タッグマッチ20分一本勝負
井上貴子&美蘭vs佐藤綾子&Himiko[INVA]

メインイベント 井上京子凱旋試合
6人タッグマッチ30分一本勝負
[T.I]井上京子&羽多乃ナナミ&香藤満月vsジャガー横田&アジャコング&梅咲遥

毎年恒例となっている井上京子凱旋大会。今年も地元スターを一目見ようと、満員の観客が詰めかけた。京子は「Tradition and Inherited」のメンバーであるナナミと香藤を引き連れてメインイベントに臨む。
最もキャリアの浅い香藤がアジャを堂々指名し、応じたアジャが先発。香藤はアジャめがけて連続タックルで猛突進するが、アジャの巨体はびくともせず。そしてアジャが100キロ超級の香藤を裏投げでフォール。なんとこれでスリーカウント!わずか1分でのスピード決着、しかも京子は本当に何もしていない…。構わず勝利者賞のさくらんぼを要求するアジャ。京子は「すみません、私の地元でまだ1回も出てないので…三本勝負にしましょう」と懇願する。ジャガーも「私も出てない」と苦言。「勝ったのに…」と不服そうなアジャをよそに、このスリーカウントを一本目として三本勝負に変更することとなった。緊急決定の二本目開始のゴングが鳴り、またも捕まってしまう香藤。レジェンド・ジャガーと絶対センター・梅咲の猛攻を受ける。地元ファンの期待を背負う京子のためにも負けられない香藤は、耐えて耐えてナナミにチェンジしT.Iがトレイン攻撃。ナナミと梅咲がエルボー合戦で火花を散らし、ナナミがブロックバスターで梅咲をぶん投げて京子にチェンジ。ようやく出番が回ってきたこの日の主役はレジェンド&センター軍に次々とラリアット!これで場外へ落下させる。そこに香藤がみたらし団子…が、回避されてしまい、食らったのは京子とナナミだ。続いて京子と梅咲がリング上で激しくぶつかり合い、なんと梅咲が111キロの京子にジャーマンスープレックス!勢いに乗ってコーナーポストへ上った梅咲だったが、これは京子が雪崩式ブレーンバスターで阻止。京子がパワーボムでフォールするが、レジェンド2人がカット。ジャガーとアジャをナナミと香藤が蹴散らし、京子の豪腕が唸りをあげてラリアット!梅咲は全く動けず、スリーカウント。これで一本取り返し、勝負は五分に戻る。そして三本目開始のゴングと共に、アジャが一斗缶で京子を殴打!アジャと京子はエルボーやラリアットで打撃戦に。互いに「倒れろ!」「倒れてたまるか!」と意地を見せ、京子のラリアットがついにアジャを上回る。良い流れでタッチを受けたナナミもアジャにエルボー連打。素早くバックに回って胴締めスリーパーで捕獲する。このまま大先輩を絞め落として京子に勝利をプレゼントしたいところだが、流石は大ベテラン。アジャはしぶとくこらえ、ロープを掴む。アジャの張り手でダウンしてしまったナナミにジャガーが浴びせ蹴りで追い打ちをかける。京子のラリアットに香藤のボディプレス、ナナミがダイビングボディプレスとT.Iが波状攻撃で反撃。しかしアジャがまたも一斗缶でT.Iを排除。ジャガーがフィッシャーマンズバスターでナナミを葬り、なんと京子の南陽市凱旋試合は敗北…!!今度こそ南陽市長・白岩孝夫さんから勝利者賞のさくらんぼを受け取るアジャ。いつも南陽市大会を盛り上げてきた市長だが、「来年で市長を辞めるもんですから…」と明かし、さくらんぼ贈呈はこれが最後だという。市長とは毎年バトルを繰り広げてきた(?)アジャは「退任されるということで残念ですが、次から個人的に持ってきてくれれば」と笑わせる。そして「私、最初勝ったんですよ。そしたらあの人余計なこと言うから…」と三本勝負を提案したのに勝てなかった京子にチクリ。京子は無言で聞いていたが、マイクを受け取ると「満員のお客様、ありがとうございました」と笑顔を見せた。まさかまさかの結末となったが、京子の言葉を聞いたファンは拍手を送り、戦い抜いた6人も笑顔。みんなの太陽のような笑顔で南陽市大会は幕を閉じた。

【試合結果】2026年6月7日(日)アミスタ大会 Season 2-9th leg

第1試合  タッグマッチ20分一本勝負
[INVA]デビー・カイテル&Himiko vs 香藤満月&柊くるみ[T.I]

全試合がタッグマッチのこの日。まず第一試合はINVAとT.Iが激突する。INVAが奇襲をしかけて柊を捕獲。Himikoは新発売のトートバッグを柊に被せて動きを止めるが、柊があっという間に逆襲。奪ったトートバッグをHimikoに被せ、コーナーに追い込んで踏みつける。柊のパワーが炸裂し、Himikoは全く動けず。今井レフェリーは思わず「救急車呼ぼうか?」。続いて香藤と柊が2人で乗っかり、Himikoは瀕死状態。そして場外へ落とされ、みたらし団子の餌食に。ヘビー級の2人が次々とHimikoに体重を浴びせていき、セコンドの佐藤綾子はまさかのタオル投入。しかし今井レフェリーの死角だったため無効に…。舌出し失神(?)からなんとか蘇ったHimikoはがむしゃらに河津掛けでフォール。カウント2に終わったが、命からがら青コーナーに帰還しデビーにチェンジ。T.Iはデビーにも重さを活かして波状攻撃。柊がサンセットフリップ、香藤はボディプレスにボディアタック、柊のフットスタンプに香藤がまたもボディプレス。さすがのデビーでも苦しい展開となるが、串刺しドロップキックやビッグブーツで反撃し、100キロ超えの香藤をノーザンライトスープレックスでぶん投げてみせる。タッチを受けたHimikoが連続ギロチン投下から関節技でギブアップを狙うが、ロープを掴んだ香藤がおんぶプレス。重い重いT.IにINVAは連係攻撃で対抗する。デビーが香藤を押さえ、Himikoが低空ドロップキック。合体エルボードロップでフォールするが、香藤が自力で肩を上げる。香藤の串刺し攻撃をかわしたHimikoに、柊が交通事故タックルで突っ込んでいく。前回の対戦で柊のパワーを存分に味わったHimikoはこれも回避するが、柊がエルボー1発でHimikoを吹っ飛ばす。そこに香藤がダイビングボディプレス発射!やはりパワーで上回るT.Iに対し、INVAの連携が再び炸裂する。デビーが背後からのスライディングエルボーで香藤を倒し、Himikoが怨霊クラッチでフィニッシュ!苦しい一戦を勝ちきったHimikoはふらつきながらリングをあとにした。

第2試合  タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&Anna vs 梅咲遥&小林香萌

5.31名古屋大会は欠場となってしまった小林だが、元気いっぱいに復帰!梅咲とのレアなタッグで登場した。入場時から欠場を取り返すように大暴走。梅咲ファンの視界を遮りまくり、可愛い入場シーンを台無しに。今井レフェリーに「みんな(梅咲を)撮りたいんだよ!」と注意されるが意に介さず、しれっと梅咲の入場を完コピ。梅咲からは「バカにしてる…」と、早くもタッグに亀裂?かつてデボラ担当だった小林だが、なぜかAnnaとの絡みが多く今ではすっかりAnna担当(?)として、フリーながら若手の育成を任された(??)小林のファイトに期待だ。
先発は2冠女王の梅咲と新人のAnna。梅咲がヘッドロックでAnnaをぐいぐい絞って離さない。自力で脱出したAnnaが京子にタッチすると、梅咲は逃げるように小林にタッチ。小林は京子にショルダータックル連発で激しくぶつかっていくが、京子はどっしり構えて倒れない。京子のスネを蹴飛ばしてもう一度タックルに行くも返り討ちに。京子は小林のレッグカバーを捲って、生スネを蹴りまくる。今井レフェリーに注意されても「(先に小林の方が)スネやってんだから」と無罪を主張。「やってやった」と満足気にAnnaにタッチ。するとアン担はAnnaのスネも蹴りまくり殴りまくる。事の発端は小林自身のはずだが「お前のせいだ!」と八つ当たり。Annaを連行して梅咲にチェンジ。梅咲がAnnaを弓矢固めで絞り、小林がAnnaのスネを蹴る。梅咲からタッチを受けるとコサックスネ蹴りでAnnaのスネに集中砲火!Annaは正攻法のエルボー連打やドロップキックで反撃だ。ボディスラムでしっかり投げきり、成長もアピールする。Annaから京子に代わると、小林がラリアット連打で立ち向かう。「倒れねぇんだよ!」と気を吐く京子だが、反撃の串刺しラリアットはかわされてしまう。小林が美しいフォームのミサイルキックで京子を吹っ飛ばし、梅咲にチェンジ。梅咲がネックブリーカーから「上げるぞ!」とボディスラムの構え。しかし111キロの巨体は上がらず、「かほさん…一緒に…」と救助要請。ちょっと疲れている小林は「えっ、今?」と戸惑いを見せる。観客席からは「パワー」コールが巻き起こり、ノッた小林は「今度こそ…京子倒すぞー!」と、気合を入れて梅咲とWブレーンバスターの構え。しかしこれも上がらず、逆に京子が2人まとめて投げ飛ばす。ならばと梅咲・小林は鮮やかにWドロップキック。梅咲が低空ドロップキックにミサイルキックを続け、もう一度コーナーポストへ…。このチャンスを見逃さなかった京子は雪崩式ブレーンバスターでぶん投げる!さらにラリアットで追撃し、Annaにチェンジ。試合を託されたAnnaは勢いよくドロップキック。梅咲がエルボー一発でAnnaを黙らせ、ミサイルキック発射。逆片エビ固めでAnnaを追い詰めていくが、京子が強烈カット。小林がスネ蹴りで京子を食い止めようとするが、両腕ラリアットで梅咲もろとも倒されてしまう。Annaが京子のアシストから梅咲を丸め込み連発。小林のカットがギリギリで間に合い、梅咲が滞空時間の長いブレーンバスターでAnnaをフォール。Annaはこれを何と自力で返し、観客の度肝を抜く。しかし続く急角度逆エビ固めは耐えきれずギブアップ。明るく激しい一戦を、唯一スネが無事な絶対センターがものにした。

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
[にじゅうまる]羽多乃ナナミ&網倉理奈vs夏実もち&尾﨑妹加 [GoR]

5.31名古屋でのタッグ王座戦でちょぶきに敗れたが、まだまだベルトをあきらめないにじゅうまる。ナナミが先発し、夏実とグラウンドの攻防を展開する。ベテランの夏実に、19歳ながらしっかり食らいついていく。両軍チェンジし、網倉と尾﨑は手四つから押し合い。パワーファイターの尾﨑と互角に渡り合う網倉。タックル合戦ではロープの反動を使って尾﨑を倒し、後転わー!プレス。続くセントーンをかわした尾﨑が逆襲のセントーン。夏実にチェンジする。尾﨑と夏実がWタックルやツープラトンブレーンバスターと、チームワークを発揮。にじゅうまるもWタックルで応戦する。網倉からタッチを受けたナナミはタックルで夏実を倒してスリーパーで捕獲。エスケープされてもタックルで突進するがかわされ、夏実がジャーマンで反撃。代わって尾﨑が入り、串刺しラリアットやタックル、アルゼンチンバックブリーカーで怪力を活かしたパワフルファイト。倒れたナナミに夏実のリバーススプラッシュ、尾﨑のダイビングセントーンが次々と襲いかかる。網倉がキャノンボールで尾﨑と夏実を圧殺し、ナナミを鼓舞。息を吹き返したナナミがダイビングボディプレス、えびす落としで尾﨑をフォールするが夏実がカットしカウント2。終盤はナナミと尾﨑が熱戦を繰り広げる。ナナミのジャーマンのクラッチを振りほどいた尾﨑がカウンターのスパインボム、ラリアットでフォール。これはナナミが自力で返し、スピアーで突進!全体重を浴びせてフォールしても尾﨑はキックアウト。尾﨑が雄叫びをあげ破壊力抜群のラリアットでナナミをなぎ倒してフォール、ナナミはもがいて脱出しようとするも尾﨑の力が紙一重で上回る。ナナミの肩がマットから離れた時には今井レフェリーが3カウント目を叩いていた。悔しい敗戦となったにじゅうまる。負けて悔しい、勝っても悔しい、そんな思いも栄養にしてここまで成長してきた2人。諦めず、ここからまた立ち上がるはずだ。

メインイベント  タッグマッチ20分一本勝負
[綾華]佐藤綾子&中森華子vs美蘭&炎華 [GoR]

メインイベントは全員チャンピオン!クリスタル王者の美蘭とPOP王者の炎華が若手コンビを結成。対する綾華は、中森がPURE-J無差別とデイリースポーツ認定タッグの二冠、佐藤はエリザベス王者だ。将来有望な若手王者組と経験豊富なベテラン王者組の豪華な顔ぶれとなった。
まずは佐藤と美蘭のマッチアップから、炎華も加わりWドロップキック。すると綾華も低空ドロップキックで美蘭を挟み撃ちに。中森が美蘭をロープにはりつけてミドルキックを放てば、炎華が「よくもかわいい美蘭を!」と中森をロープにはりつけてドロップキック。佐藤が老獪なテクニックで炎華を捕まえると、炎華は若手らしく気持ちの乗ったエルボー。炎華のスペースローリングエルボーは佐藤がブーツで迎撃するが、佐藤のミサイルキックをかわした炎華が反撃の連続ドロップキック。コーナーから飛びついてティヘラで佐藤を対角まで投げ飛ばし、今度こそスペースローリングエルボー。それでも佐藤は流れを渡さずWアームスープレックス。タッチを受けた中森がリング中央でコブラツイスト。この間に佐藤が膝十字で美蘭の動きを止めてカット阻止。炎華は苦しみながらもなんとか自力でロープを掴む。そこに中森が力強い串刺しブーツで追い打ち。今度は炎華がSTFで中森を追い詰めていくが、エスケープした中森がフィッシャーマンズスープレックス。炎華はブーメランアタックを放ってようやく美蘭にチェンジ。美蘭の619、炎華のサクラ落とし、美蘭のハイキックと若手コンビが畳み掛けてフォールするが、佐藤がカットする。美蘭が華麗なキックを連発し、中森も威力満点のミドルキック。両者得意の足技を炸裂させる。中森から佐藤にチェンジし、ミサイルキック2連発。美蘭のピンチに炎華が飛び出すが、佐藤はものともせず2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。しかし続くミサイルキックは盛大に誤爆…。この隙に美蘭がライオンサルトで宙を舞うもカウント2。中森のミドルキック、佐藤のジャンピングニー、ミサイルキックが次々と美蘭を襲い、綾華が美蘭を捕獲するが今度は中森のハイキックが誤爆!ピンチに陥る佐藤を中森が救い、佐藤の2回転ジャパニーズレッグロールクラッチは炎華がカットでカウント2。綾華の合体オーロラスペシャルは美蘭が自力で肩を上げる。若手組も王者の誇りで粘りに粘るが、佐藤トランペットでフィニッシュ。ベテランも意地を見せ、若手をねじ伏せた。佐藤の勝利テーマが流れる中、リングに姿を現したのはタッグ王者・梅咲遥!7.5カルッツかわさき大会のポスターとタッグベルトを掲げ、無言でアピールした。バックステージで綾華がコメントしている最中にもたまたま通りがかった(?)梅咲。せっかくなのでそのまま3人でコメントすることに…。「ディアナといえば!というタッグとどんどん当たっていきたいので、次は綾華かなと。カルッツでぜひよろしくお願いします」と、綾華を挑戦者組に指名。佐藤は「ウナギにも言っといてね」「会社からの発表を待ちたいと思います」としたが、コメントの直後に即正式決定!7.5カルッツかわさき大会のメインイベントは、ちょぶきvs綾華のタッグ王座戦となった。積み重ねたキャリア、残した実績、そして強く結んだ絆…超強敵挑戦者チームを自ら指名した梅咲だが「防衛した次には”W井上”…さんともやらせて頂くことが目標」と更なる先を見据えた。中森がデビュー20周年大会を7月に控えており「節目の年に、節目の試合になるかも」と、パートナーのメモリアルイヤーにベルトという花を添えたい佐藤。そして自身も二冠の大チャンスだ。真夏のビッグマッチを笑顔で締めくくるのはちょぶきか?綾華か?

バックステージコメント 綾華+梅咲

【試合結果】2026年5月31日(日) Season 2-8th leg 香藤満月&Anna凱旋!名古屋大会

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負
Himiko vs マドレーヌ

第2試合 タッグマッチ20分一本勝負
[カフェイン&クラッシュ]佐藤綾子&デビー・カイテルvs美蘭&尾﨑妹加[GoR]

第3試合 Anna凱旋試合
タッグマッチ30分一本勝負
井上京子&ジャガー横田&NENE vs Anna&真琴&夏実もち

セミファイナル 香藤満月凱旋試合
シングルマッチ20分一本勝負
香藤満月 vs Chika

香藤の凱旋興行はこれが3度目。過去の2戦はいずれも敗れており、今年こそはと並々ならぬ思いで臨む名古屋大会。メインイベントにはタッグ王座戦が組まれ、凱旋試合はセミファイナルとなった悔しさもSNSで吐露。尊敬する先輩の優宇さんから「メインを喰うぐらいの熱い試合を期待してる」と激励を受け、熱い思いも悔しい思いも背負って出陣だ。対戦相手のChikaも香藤と同じく“みけぽ”で柔道経験者、そして優宇さんの意志を継ぐ1人。そんな2人が、優宇さんから受け継いだコスチュームを纏って登場する。喰うのは何より大好きで大得意な2人、メインを喰ってやれ!
まずは手四つの押し合いは互角。タックル合戦になると、観客がどよめくほどのド迫力だ。Chikaが香藤をなぎ倒し、ロープ際に追い込んで踏みつけ。香藤も負けじとChikaを場外へ蹴落とし、優宇さんから継承したみたらし団子でぺちゃんこに。普段は重さで相手を圧倒する2人だが、100キロ超級同士で肉弾戦を展開すれば、互いに「でかい」「死ぬほど重い」と苦痛に顔をゆがめる。Chikaが凄まじいパワーで香藤を持ち上げ、2連続ボディスラムでマットに投げ落とすとファンは拍手喝采。そしてどっしりと腰を落とした逆エビ固めで香藤を捕獲して離さない。家族や友人の前で負けるわけにはいかない香藤は、100キロのChikaを背中に乗せてロープへじりじりと近づいていく。懸命に手を伸ばしてエスケープするが、そこにChikaがボディアタックで追い打ち。香藤もヒップドロップで体重を浴びせ、Chikaはスライディングラリアット。そしてエルボー合戦になると、香藤が鈍い打撃音を鳴らしChikaも力強く反撃。香藤はドロップキックでChikaを倒し、ボディプレス。続けてセカンドロープに上がった香藤をChikaがデッドリードライブで投げ飛ばして咆哮!コーナーを背負った香藤に串刺しボディアタック、タックルで猛突進。香藤もロープの反動を生かしたタックルで「ナメんな!」とChikaを吹っ飛ばす。雄叫びをあげて立ち上がるChikaは得意の払い腰やセントーンでフォール。どうにか肩は上がったが起き上がれない香藤は、Chikaのダイビングセントーンを寸前で回避し逆襲のダイビングヒップドロップを投下。Chikaを担ぐとバックフリップでマットに叩きつけ、トドメのダイビングおまんじゅうプレス!これでChikaを圧殺し、スリーカウント。家族や地元の友人の前で、色んな意味で大きな大きな白星を挙げた。戦い抜いた2人は笑顔で抱擁。万雷の拍手を浴びた。
バックステージで「優宇さんの後継者になれる力試しができたと思います。これからタッグ組んでくれるよね?」と香藤が問いかけるとChikaは「もちろんです、心強いです」と快諾。ビッグでキュートなニュータッグが本格始動だ。3.21センダイガールズ刈谷大会でタッグを組んだ際には、里村明衣子さんが「すごいチームが爆誕しました!全くのノーマークだったんだけど、会場が爆発してました!」と絶賛している。これからの活躍に期待もでっかい!香藤は「2人で強くなりたいと思います。頑張るぞ!」と笑顔で締めくくった。

バックステージコメント

メインイベント
W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負
[王者組・ちょぶき]梅咲遥&ウナギ・サヤカvs羽多乃ナナミ&網倉理奈 [挑戦者組・にじゅうまる]
※第25代王者組 初防衛戦

昨年8.15アミスタでは梅咲のユニット勧誘を断り、「もう遥さんの背中を追うナナミではいられない」と決別。梅咲の背中を追うことより、同期として隣に立つことより、ライバルとして向かい合うことを選んだナナミ。網倉とともに順調に白星を重ね、5.4板橋では前タッグ王者の佐藤綾子を撃破。王者返り咲きを目指し、にじゅうまるが挑戦表明した。
「言われなくてもやってやる」と受諾したのは梅咲。ナナミと同じく2019年にデビューし、2023年4月にW.W.W.Dシングル王座を初戴冠。翌年1月のvsウナギ戦より「ディアナのセンター」を名乗り、団体を牽引。ディアナ旗揚げ15周年の今年は、夢のシングル・タッグの二冠王に輝いている。実績でナナミの遥か先を行く梅咲は「ナナミはもっとタイトル戦に上がってこなきゃじゃない?悔しさとか感情ってないの?私のライバルになってくれるって言ったよね?」「人に刺激されてからしか動けないならこのベルトは取れない」「ガソリン満タンのナナミがみれるといいですね」と次々に挑発する。
5.20アミスタでの前哨戦では、王者から直接ではないもののナナミが勝利。そして迎えたタイトルマッチ当日。勝つのはどっちだ?!
両軍ともディアナ所属が先発。試合開始のゴングが鳴ると梅咲がいきなりの全力エルボーでふらつかせ、ナナミもエルボーをお返し。互角の打ち合いから徐々に梅咲がリードを広げていき、エルボー連打で一気にナナミを追い詰める。ナナミは変則ロープワークからのタックルで梅咲を倒し、スリーパーで捕獲。ウナギがすぐさま救出すると、網倉も飛び出していく。にじゅうまるは同時発射プレスをかわされWタックルも迎撃され、場外へ転落してしまう。そこに梅咲がプランチャで追撃し、ラフファイトでちょぶきが優勢に。リングに戻ると梅咲がミサイルキック発射。ナナミを捕まえた梅咲からウナギにチェンジし、ぱぱぱ対決が開戦。ウナギがフェイスバスター、ギロチンからフォールするが、ナナミは自力でキックアウトしタックルで反撃。ナナミからタッチを受けた網倉はちょぶきをタックルでなぎ倒す。ウナギは網倉を喧嘩に身分の上下無しで絞っていき、ブレーンバスターに切り返そうとする網倉を捕まえて離さず、更に激しく絞め落としにかかる。これは梅咲を振り切ったナナミがカットに入るが、ウナギが長い脚から繰り出すビッグブーツで網倉の顔面を蹴り抜く。ウナギから梅咲に替わり、梅咲が串刺しエルボーで会場をどよめかせる。一撃で流れを掴んだ梅咲はコーナーへ。だが燃える網倉が雪崩式フロントスープレックスで投げ落とす。マットに叩きつけられ大ダメージを受けた梅咲。それでも網倉の追撃を許さずフットスタンプを突き刺す。悶える網倉だが、力を振り絞って梅咲を担いでコーナーに設置。串刺しボディアタックやボディプレスで梅咲に着実にダメージを与え、必殺のWあーみんバスター。大チャンスを作ってナナミにチェンジする。ナナミが豪快にブロックバスターでフォールするも、二冠王者は自力で肩を上げる。ならばとナナミはすかさずスリーパー。揺さぶりをかけていくが、これも梅咲が自力で脱出。ウナギがロープ越しのスタナーでナナミの動きを止める好アシストから、梅咲の矢のような低空ドロップキックに垂直落下ブレーンバスターと、ちょぶきが波状攻撃でナナミを離さない。しかし梅スプラッシュはナナミがかわし、網倉のダイビングセントーンにナナミのダイビングボディプレスと、こちらも連続攻撃。リング上はまたも梅咲とナナミの一騎打ちとなる。ディアナの生え抜きエースの梅咲、かたや次期エースのナナミ。多数のタイトルを獲得してきた梅咲に、ライバルとしていよいよ肉薄するナナミ。そんなディアナが誇る若きエース対決はやはりエルボー合戦!2人は渾身の力で殴り合う。次期エースは裏投げで梅咲をマットに叩きつけるが、現エースがカウント1で返す。絶対センターとしてディアナの先頭を走り続ける梅咲の意地だ。続いてノーザンライトスープレックスで鮮やかにブリッジするナナミだが、ウナギのカットが間に合いカウント2。網倉がウナギを排除し、にじゅうまるは「今度こそ!」と合体ブレーンバスター。ナナミが間髪入れずスピアー、えびす落としでフォールするも梅咲がエビ固めに切り返し逆転フォール!ナナミは2.99で肩を上げ梅咲に向かっていくが、梅咲がカウンターのキューティースペシャル。網倉がカットするも、ウナギが城門突破で網倉を排除。ウナギが大ふへん者-雲の彼方に-、梅咲が今度こその梅スプラッシュ、そしてジャーマンスープレックスホールドと畳み掛けるちょぶき。耐えるナナミ、そして大切なパートナーの大ピンチに懸命に飛び込む網倉…。全員が死力を尽くす激闘は、15分2秒、梅咲遥のブラストでフィニッシュ。まだまだナナミには負けないところを見せつけた。バックステージでは「もっともっと来てほしかったというのが正直な印象。前哨戦では、手応えあんじゃね?って思ったけど…」とナナミを評価する。手厳しい言葉も一番近くで見てきた梅咲だからこそだ。そしてちょぶきの今後についてはウナギから「ちょちょたんが二冠になって、シングルやってる間に待たなきゃいけないから、タッグとシングル2試合やって」と悪魔的リクエストが!梅咲は「2試合もやりたくない…」と困惑するが、ウナギの口車に乗り「やっちゃおうかな」「任せろ、やってやるよ」と公言してしまう。ウナギは「(ディアナで)やんなかったらウナの興行で2試合やるからね」と、ウナギ自主興行で実現の可能性も示唆した。ちょぶきの防衛ロード、そして梅咲とナナミのライバルストーリーから目を離すな!

バックステージコメント