【会場】カルッツかわさき
〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-4
【観衆】736名
公開プロテスト
ディアナ練習生の濱名亜実(はまな あみ)、椿本浩子(つばきもと ひろこ)の2名が公開プロテストを受験した。
道場のものより大きいリング、会場に集まったファン…そして何より審査員・ジャガー横田と井上京子の厳しい視線。普段とは何もかもが違う環境でのプロテストがスタートする。ディアナの先輩レスラー達もリングサイドで見守る中、まずはライオンプッシュアップや上体起こし、スクワットなどで基礎体力のテスト。苦しい中でもしっかり声を出して回数を重ねていく。続いてブリッジやロープワーク、受け身をチェック。観客席から自然と温かい手拍子が起こり、苦しいメニューをこなす練習生を後押しする。続いて2分間のスパーリング。濱名の相手はHimiko、椿本の相手はAnnaがそれぞれ務めた。最後に濱名と椿本のスパーリングが行われ、互いに一本も取らせず。懸命に戦う2人の姿に、先輩達からも「頑張れ」の声が飛ぶ。これで約30分のテストは終了した。
大会が進行し、自身の試合を終えた京子はリングに練習生を呼び込む。「今回は残念ながら不合格。もしやる気があるなら8月にもう一度やりませんか」。結果としては不合格となったが、次のチャンスが与えられることに。ジャガーからは「よく頑張ってたけど、一番大切な受け身が上手くない。体力はだんだんついてくるけど、受け身が下手なのはずっと下手。まずは受け身を矯正してやっていくこと。前方回転も、ちょっと…」と今後に向けてのアドバイス。そしてジャガーがなんと前方回転受け身を実演!京子が「もう1回お願いしていいですか」とジャガーを乗せると、ジャガーは綺麗な後ろ受け身まで披露。これぞプロの技だ。ジャガーは「身を守るためではあるけど、美しく受けることを意識して」と次に向けての道を示した。2人の練習生は2人の大先輩に深々とお辞儀。そして京子から再テストは8月14日に行うことが告げられた。
厳しい世界に足を踏み入れた2人に、温かい応援をよろしくお願いします。めざせプロデビュー!
試合前ミニライブ 終末のステラ
試合開始前にはオープニングアクトとして終末のステラがミニライブを行った。4.19後楽園大会以来2度目の登場だ。6月にはワールド女子プロレス・ディアナのOfficial Support Membersに就任した5人。今回も明るく激しく、そして超個性的なパフォーマンスを披露。ライブの後には「ステラシート」でファンと一緒に大会を観戦し、客席から選手たちへエールを送っていた。サポートメンバーとして、これからますますディアナを盛り上げてくれそうだ。アイドルファンの皆様、今後のコラボにもご期待ください!
第1試合 シングルマッチ10分一本勝負
シャンシャン vs フィオ二ー
◯シャンシャン (7分21秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)フィオ二ー●
旗揚げ15年を迎え、グローバル化が進むディアナマット。メモリアルイヤーのビッグマッチに、タイ出身の美女レスラー・フィオニーが初参戦!フィオニーは日本で練習に参加したことはあったそうだが、試合は初。念願の日本デビュー戦をディアナで実現した。相手を務めるのは台湾出身の大学生レスラー・シャンシャン。2024年に台湾でデビューし、同年7月7日に日本デビュー。以降は大学の長期休暇時に来日し、日本滞在は短い期間ながらも持ち前の明るさですぐにディアナに溶け込み、今ではすっかりなくてはならない存在に成長。そんな2人がオープニングマッチを務めた。
ゴングが鳴るとロックアップから押し合い、チェーンレスリングを展開。シャンシャンがドロップキックを突き刺せば、フィオニーもドロップキック。フィオニーが172センチの長身からシャンシャンをマットに叩きつけてランニングWニーアタック。フォールを返されるとフェイスロックで絞る。シャンシャンがエスケープすると、エルボーの打ち合いに。フィオニーがシャンシャンを倒すが、シャンシャンはスタナーやランニングネックブリーカードロップで反撃。続く串刺し攻撃をかわしたフィオニーはまたもニーアタック。返したシャンシャンが素早く飛びついて丸め込むがカウント2。フィオニーが長い足を生かしたレッグラリアートを繰り出してフォール。返されたフィオニーが充分な助走からニーアタックで飛び込むが、シャンシャンは間一髪かわしてミサイルキックで対角コーナーまで吹っ飛ばす。トドメは美しいブリッジを描くフィッシャーマンズスープレックスホールドだ。
勝ったシャンシャンはバックステージで全て日本語で思いを語った。ディアナマット登場からまる2年、プロレスも日本語も努力を重ねてきた。今後は日本語検定の受験も予定している。
フィオニーも飛躍を誓い、「頑張ります」とコメント。シャンシャン、フィオニーともに神姫楽ミサ凱旋・岩手大会にも出場が決まった。両選手の日本での活躍にご期待ください!
第2試合
シークレットキャプテンフォールマッチ 20分
NENE&尾﨑妹加&神姫楽ミサ vs Anna&夏実もち&網倉理奈
●NENE&尾﨑妹加&神姫楽ミサ(13分42秒 ダブルフォール) Anna&夏実もち◯&網倉理奈
※スリーカウント、ギブアップ、レフェリーストップ、オーバー・ザ・トップロープで退場。ノータッチルールで行った。
※キャプテン=NENE、夏実
※退場順=尾﨑、網倉、Anna、神姫楽・NENE
ディアナビッグマッチの恒例行事?シークレットキャプテンフォールマッチ。前回までとは違い、キャプテンは事前に決定しており選手にも観客にも知らされないまま試合を行う。誰がキャプテンかを知るのは望月リングアナのみ。スリーカウント、ギブアップ、レフェリーストップ、オーバー・ザ・トップロープで退場となることはこれまで通りだ。
中学生になり、長期欠場から本格復帰するNENEは新コスチュームと新入場曲をお披露目。これまでは美蘭や梅咲ののものをリメイクして使用していたが、この日からオリジナルのかわいらしい白いコスチュームで新たなスタートを切る。
全員がリングに揃うと網倉が「なんか私、キャプテンな気がする!」と根拠もなくキャプテン自認。高らかに圧勝を宣言するがNENE軍に袋叩きにされてしまい、自称キャプテンは早くも大ピンチ!NENE軍が網倉を蹴落とし、場外乱闘が勃発。キャプテンかどうかは分からないのにキャプテンとして気合みなぎる網倉は神姫楽にタックルで突撃。Annaは尾﨑に果敢にエルボー連打。夏実はNENEをリングに連れ戻し、反則攻撃。尾﨑とAnnaがリングに戻ると、Annaは全く歯が立たず。尾﨑からタッチを受けたNENEが軽やかにドロップキックを連発。神姫楽はイノシシムーブから突進していくが、Annaがかわして逆襲のトレイン攻撃。自称キャプテンは尾﨑と白熱のタックル合戦。「上げるぞ!キャプテンが!」と尾﨑を担ごうとするも上がらず。対する尾﨑は網倉を軽々持ち上げ、アルゼンチンバックブリーカー。夏実のカットに救われた網倉は意表を突くサムソンクラッチ!これで尾﨑からスリーカウント。しかし尾﨑はキャプテンではなかったため試合続行。自称キャプテンはなぜか「しゅっ!しゅっ!しゅしゅしゅしゅしゅ!」と、本家とはちょっと違うイノシシムーブで突撃していくが、これは創始者・神姫楽がアッサリとドロップキックで迎撃。トップロープに上がった網倉を神姫楽とNENEが必死に落とそうとするが、網倉も落ちまいと必死に抵抗。夏実に救助され生き残った網倉が今度は神姫楽をエプロンに追い込む。しかし両名の高度な心理戦(?)の末、網倉もトップロープを越えてエプロンに着地してしまう。2人がエプロンでエルボーを打ち合っているところに策士・NENEがドロップキック!落下した自称キャプテンはオーバー・ザ・トップロープで失格に。どうやらキャプテンなのは気のせいだったようだ。試合は続行。NENEとAnnaがディアナ所属としてバチバチと火花を散らし、神姫楽と夏実が先輩らしくそれぞれ好アシスト。神姫楽がAnnaを捕獲しNENEがダイビングボディアタックを発射すると、夏実が身代わりになって被弾。軽量級のNENEのフォールは夏実が自力でキックアウト、ここでAnnaが間髪入れずにミサイルキック!神姫楽がドロップキックでカットし、Annaをミサトンクラブで絞る。粘りをみせたAnnaだが、たまらずギブアップ。Annaもキャプテンではなかったため、試合はまだまだ続く…。しかしAnna軍は残り1名!つまりキャプテンは夏実だ!NENEと神姫楽は数的有利を活かして、Wイノシシムーブからトレイン攻撃。神姫楽の「キックで倒せ!」「もう1回!」の声でNENEが連続ドロップキック。2人の連続攻撃が次々に決まるが、ベテランはしぶとく耐え忍ぶ。まさに後がない状況で孤軍奮闘!夏実は2人がかりのフォールを跳ね返すと、NENEと神姫楽を一気にクルリと丸め込み、今井レフェリーが両腕でスリーカウントを叩いた。終盤まで仲間のサポートに徹していた真のキャプテンが頭脳プレーで大逆転勝利だ!
バックステージコメント Anna・夏実・網倉 / NENE・尾﨑・神姫楽
第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
デビー・カイテル&Maria vs 香藤満月&炎華
◯デビー・カイテル&Maria (12分10秒 片エビ固め) 香藤満月&炎華●
※コーヒースプラッシュ
いつも仲良しの香藤と炎華、なんだか悪そうな初タッグのデビーとMaria。対照的なチームが激突するタッグマッチ。デビーは観客のキャップを飛ばしまくりながら登場。この日はウナギ・サヤカが出場するとあって査定キャップ着用のファンが多く、デビーにとっては入れ食い状態だ。入場から絶好調のデビーは、試合開始のゴングを聞くと香藤の負傷箇所である膝に狙いを定める。香藤が「デビーさん、めっちゃペイン!」と必死に伝えるが、デビーは情け容赦ナシ!大きなお腹でデビーをはじき飛ばした香藤から炎華にチェンジする。デビーの勢いは止まらず、炎華のスペースローリングエルボーをキックで返り討ちに。今度はMariaが反則攻撃で炎華を襲う。デビーとMariaに捕まった炎華はローンバトルを強いられてしまう。エルボーで反撃するも、Mariaは涼しい顔で受けてみせる。炎華はDDTで苦しい状況を打破し、デビーとMariaを場外へ。そこに香藤がみたらし団子発進!これにはMariaも余裕の表情から一変、「重ーい!」と大絶叫だ。リングに戻るとMariaも無情の膝攻め。膝十字固めで逆襲だ。慌てて炎華がカットに入るが、Mariaが巧みに誤爆を誘う。そして打点が高くフォームの美しいドロップキック。代わってデビーも香藤の膝めがけてニーアタックだ。相手の弱点は徹底的に攻めるデビーとMariaに、香藤と炎華は合体攻撃で対抗。炎華が連続ミサイルキックでデビーをフォールするも、Mariaがカットしまたも同士討ちを誘発。ロープ越しのフットスタンプを炎華のみぞおちに突き刺し、デビーとの激レア合体ブレーンバスター、そしてデビーがスライディングエルボーと、ヒールコンビが躍動する。炎華がスリーパーで反撃するがコーナーポストに打ち付けて脱出したデビー。串刺しニーアタック、ブロックバスターと続けていく。香藤がカウンターのバックフリップでデビーをマットに叩きつけ、その上に炎華を投げ捨て自身もボディプレス。これはMariaがカットに飛び込むが、香藤がクロスボディでMariaを排除。だがデビーが右足へのドラゴンスクリューで香藤を黙らせ、炎華との一騎打ちに。炎華もブーメランアタックやジャパニーズレッグロールクラッチで攻めまくるが、デビーの牙城は崩せず。デビーが炎華を放り上げて膝で迎撃する“コーヒースプラッシュ”で鮮やかにスリーカウント。
Mariaはバックステージで「メイクが崩れるまでにも行かなかったってところ」と美貌をキープし余力を残しての勝利を誇った。続けて「デビーちゃんとは初めましてだけど、楽しかった!」。デビーも「Mariaにはまたディアナに来てほしい!INVAにぴったりだと思うけど、どう?」と自身のユニットに勧誘するほど手応えを感じたようだ。Mariaは“マゼンタ”のパートナーであるRIKOも共に戦いたいと話す。デビーとMaria、なんだか悪そうな名コンビ誕生か?
第4試合 6人タッグマッチ30分一本勝負
[T.I]井上京子&羽多乃ナナミ&柊くるみvsジャガー横田&Himiko&真琴
[T.I]◯井上京子&羽多乃ナナミ&柊くるみ(13分25秒 エビ固め)ジャガー横田&Himiko●&真琴
※パワーボム
まずは京子と真琴が先発。キャリア20年のベテラン真琴でもキャリア38年の重鎮京子にはビビりまくり。「怖い!」と逃げ惑う真琴は、騙し討ちのスクールボーイで丸め込むがカウントは2。逃げるようにジャガーにチェンジする。ジャガーがリングに入ると京子も思わずビビって背を向ける…。チェンジしようにも、柊とナナミも逃走。仕方なく(?)京子とジャガーのベテラン対決だ。京子とナナミを落下させたジャガーは場外ダイブで64歳とは思えぬ戦いぶりを観客にアピール。リングに戻るとコブラツイストで京子を絞り、HimikoとのW攻撃を企てる。だが京子がHimikoを捕まえお尻で押しつぶし、柊にチェンジ。ヘビー級の柊にはミコマコの合体攻撃で対抗するHimiko。柊のフットスタンプをかわして河津掛けでフォール。カウント2に終わり真琴にチェンジ。柊がサンセットフリップやミサイルキックとパワフルファイトで真琴を追い詰めナナミにチェンジ。ナナミも力強いタックルで豪快にぶつかっていく。真琴はカカト落としやWニードロップで反撃。そしてダイナミックなWアームスープレックスを放つ。真琴からタッチを受けたジャガーが浴びせ蹴り。ナナミはタックルでジャガーをぶっ飛ばし、フィッシャーマンズスープレックスでぶん投げる。ここで京子がラリアット。続くパワーボムのモーションはジャガーがウラカンラナに切り返す。そしてHimikoとともにサミングで京子を強引に倒し、Himikoが連続ギロチン投下。このフォールは自力で返した京子。充分な助走からラリアットでお返しだ。京子の剛腕を堂々と受けたHimikoだが、やはり大ダメージ…。ふらついたものの、パートナーとともに連続攻撃!真琴のブレイジングキック、ジャガーの浴びせ蹴り、Himikoのダイビングギロチンドロップ、エースクラッシャーで京子に集中砲火。それでも負けないのが大ベテラン!京子が雪崩式ブレーンバスターでHimikoを投げ落とし、今度はTradition and Inheritedが逆襲のトレイン攻撃。最後に決めるのはやはりこの人!井上京子がパワーボムでHimikoをマットに沈めた。
バックステージコメント T.I / ジャガー、真琴、Himiko
セミファイナル
W.W.W.Dクリスタル選手権試合 30分一本勝負
[王者]美蘭 vs CoCo [挑戦者]
※第4代王者 3回目の防衛戦
[王者]◯美蘭 (10分2秒 片エビ固め) CoCo● [挑戦者]
※ライオンサルト
※第4代王者 3回目の防衛に成功。
規定によりクリスタル王座の防衛は最大3回となっており、ティアラは返上
MY WAY所属のCoCoがディアナ初参戦!天才の呼び声高い、和製ルチャドーラだ。年齢はなんと美蘭の一つ下の16歳。メキシコを夢見る2人の若手ハイフライヤーが初遭遇する、注目カードだ。受けて立つ美蘭は、これが最後の防衛戦。クリスタル王座は規定により防衛は最大3回までとなっており、勝てば美蘭はティアラを返上し、次のステップに進むこととなる。
ゴングが鳴るといきなり超ハイスピードな攻防で観客を沸かせる2人。低空ドロップキックでCoCoを蹴落とした美蘭は早速場外へダイブ。リングに戻ると今度はCoCoが軽快な動きで美蘭を翻弄し場外へ落下させ、ラ・ケブラーダ発射。早くも両者の空中殺法が炸裂する。リングに戻ると今度は打撃戦。エルボーの打ち合いで火花を散らす。美蘭がジャベでCoCoを追い詰めるが、CoCoの足がロープに届く。そして2人はまたもエルボーの打ち合い。美蘭が王者の意地でラッシュをかけCoCoをロープに追い込み、ハイキックで側頭部を撃ち抜く。CoCoもトラースキックをクリーンヒットさせ、Wダウンに。力を振り絞り、カウント9で立ち上がった両者は猛然とダッシュ。華麗なドロップキックで美蘭を迎撃し、トップロープからムーンサルトで宙を舞ったのはCoCoだ。十分な滞空時間から体を浴びせてフォールするが、美蘭はキックアウト。美蘭のウラカン・ラナもエビ固めに切り返していき、初参戦にして王者を追い詰めていく挑戦者。丸め込み合戦でも勝負は決まらず、美蘭がフィッシャーマンズ・スープレックス。身軽なだけでなく粘り強さも持ち合わせている挑戦者はこれをキックアウト。しかしCoCoはフォールを返したものの起き上がれず。美蘭がライオンサルト二連発で栄光への懸け橋を描き、スリーカウントを奪った。
無重力決戦を制した美蘭はバックステージでCoCoについて「ずっと戦いたいと思っていました。最後の防衛戦でクリスタルをかけて戦えて良かった」と、実は密かにライバル意識を持っていたことを明かした。守り抜いたティアラには「自分を成長させてくれた。クリスタルがあったからこそディアナのエースになってやるって思うきっかけになった」と思い入れを語り、「次のステップへ進む…って言ったけど、また取り返しに来てもいいかな。美蘭が持ってたときが一番輝いてたねって言ってもらえるくらい価値を上げたと思う」とこれまでの防衛ロードを誇った。また、「パートナーを見つけてタッグベルトも狙っていきたい」とも。青く輝くクリスタルティアラは返上となるが、これからさらにキラキラまぶしい未来が待っているに違いない。
メインイベント
W.W.W.Dタッグ選手権試合 30分一本勝負
[王者組・ちょぶき]梅咲遥&ウナギ・サヤカvs佐藤綾子&中森華子[挑戦者組・綾華]
※第25代王者組 2度目の防衛戦
[王者組・ちょぶき]●梅咲遥&ウナギ・サヤカ(15分46秒 ジャガー式クロスアームスープレックスホールド)佐藤綾子◯&中森華子[挑戦者組・綾華]
※第25代王者組 2度目の防衛に失敗。綾華が第26代王者組となる

W.W.W.Dシングルとタッグの二冠女王となった梅咲は、挑戦者組に綾華を指名。2023年1月のカルッツかわさき大会では高瀬みゆきとのタッグ・ルミナスで綾華を破り、同年4月の後楽園では佐藤からシングルベルトを奪っている。梅咲にとって佐藤と中森は一度は越えた壁、それでもまだ立ちはだかる壁。厳しい戦いへ自ら飛び込むのが絶対センターだ。「初めて佐藤さんから勝ちタッグベルトを防衛し、次のシングルタイトル戦に繋げられた場所はカルッツでした。またカルッツで綾華と対戦できることが嬉しい!」と、二冠女王として迎えるこの一戦への思いを明かした。パートナーのウナギもSEAdLINNNG BEYOND THE SEAタッグ王座を保持しており、王者として絶対に負けられない戦いとなる。
挑戦者組の綾華は結成20年、ディアナ旗揚げ15周年と節目のタイミングで大チャンスが巡ってきた格好だ。佐藤はW.W.W.Dエリザベス、中森はPURE-J認定無差別をそれぞれ保持し、勝てば両名とも二冠。先輩として、それぞれの団体を背負う存在として、こちらも負けられない戦いだ。
長い時間をかけて絆を深めてきた綾華。悔しい思いを何度も重ねるうちに「絆を深めてきました。というか深まってしまいました」というちょぶき。それぞれの思いが、ビッグマッチのメインで大激突する!
まずは梅咲と佐藤が先発。チェーンレスリングの攻防から、梅咲がドロップキック。タッチを受けたウナギだったが、綾華のWキックの餌食に。佐藤とウナギが対峙すると、恒例行事になりつつある(?)おぼんでのしばき合いに。ウナギは中森にもおまけに一発お見舞いし、佐藤の脳天をめった打ちに。それでも“おぼんマスター”佐藤の一撃が上回り、ふらつくウナギ。佐藤が容赦なくミサイルキックで吹っ飛ばす。佐藤から中森にチェンジすると、得意の足技が炸裂。蹴りまくる中森に対し、ウナギはフェイスバスター、ギロチンで対抗。そしてウナギも顔面蹴りを繰り出し、中森はミドルキックで応戦。ウナギはカウンターのビッグブーツからブレーンバスターでフォール。カウント2に終わり、梅咲にチェンジ。梅咲は中森のヒザ目掛けて低空ドロップキック。続くキューティースペシャルを持ちこたえた中森は佐藤とのサンドイッチニーアタックでフォールするがカウント2。ならばとちょぶきも連係攻撃だ。ウナギのロープ越しのスタナーで中森の動きを止め、梅咲が今度こそキューティースペシャル。勢いに乗ってトップロープに乗った梅咲だが、中森が雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばしてシャイニングウィザード。このフォールはウナギがカットする。綾華が同時発射ミサイルキックを鮮やかに決めれば、ちょぶきも梅咲のドロップキックとウナギのビッグブーツが息ぴったりに決まる。場外へ落下した綾華に梅咲がプランチャで追撃し、リングに戻るとミサイルキック。佐藤のビッグブーツに梅咲がエルボーで応戦し、隙をついてカサドーラフットスタンプ。しかし佐藤はおぼん攻撃で梅咲の流れを食い止め、トップロープへ。ここでウナギがおぼんを拾い、佐藤の脳天を殴打!すっかりおぼんを使いこなしているウナギが佐藤をコーナーから落とし、梅咲が梅スプラッシュで追い打ち。だが百戦錬磨のベテラン軍は中森のカットが間に合う。ウナギが中森を排除しチャンスを作り、梅咲が佐藤のバックを取る。ジャーマンの構えは佐藤がカサドーラに切り返そうとするが、梅咲はクラッチを離さずジャーマンでぶん投げる。これは自力で肩を上げる佐藤。ブラストの構えを振りほどいて爆発阻止し、中森との合体オーロラスペシャルで梅咲を高々と持ち上げてマットに叩きつける。中森を振り払ってウナギがカットに飛び込みカウントは2に終わるも、綾華のターンは続く。佐藤が梅咲のバックを取り、そこに中森がハイキックを繰り出す…が、試合終盤で痛恨の誤爆!大ピンチから大チャンスに転じたちょぶきは合体技を披露。そして梅咲が佐藤をラ・マヒストラルで丸め込むが、中森が梅咲を突き飛ばして間一髪カウント2。繋がった首の皮一枚、これをモノにするのがベテランの成せる業だ。佐藤はドラゴンスープレックスでホールド。自力で返した梅咲をもう一度捕まえ、ジャガー式クロスアームスープレックス。中森がエプロンでウナギを押さえ、リング中央では佐藤が梅咲をがっちりホールドでスリーカウント!結成20周年の2人に、祝福の鐘のように試合終了のゴングが鳴った。セコンドについていたINVAメンバーのデビーとHimikoも綾華に駆け寄り、喜びを爆発させる。
敗れた梅咲はバックステージで涙。「ごめんなさい。せっかく二冠だったのに何もできないまま終わってしまって…」と声を震わせる。それでも「取られたら取り返しにいけばいいし、まだシングル(ベルト)あるし、Catch the WAVEもあるし、まだまだくじけずに頑張らなきゃ」と己を奮い立たせて前を向いた。ウナギも「倍にして返してやりたい」と早くもリベンジに燃えているようだ。そして佐藤に「私9月2日で40歳になりますんで」と、エリザベス挑戦も予告した。貪欲なウナギは「シングルも狙ってるからね」と梅咲の持つシングルベルトにも…。梅咲は「もう、今そんな意地悪しないで!でも、分かってるよ」と、二度目のちょぶき対決に向けて一歩前進か。悔しい思いをまた一つ重ね、ちょぶきはまた一段と絆を深めたはずだ。
勝った佐藤は「自分は旗揚げからいて、間ちょっといないんですけど15年やってきましたけど、ここ最近を引っ張ってきたのは遥だと思ってます」「15周年記念大会で華と組んで、ベルト巻けたのすごく嬉しいです」とディアナの15年と自身の20年を振り返る。デビュー20周年記念大会を控える中森も「このベルトを巻いてリングに上がれるのが嬉しい。価値あるベルトにしていきたいです」と笑顔を見せた。また、ウナギがエリザベス挑戦を匂わせていることについて佐藤は「WAVEさんでリーグ戦やってる(※Catch the WAVE エリザベスブロック)ので、優勝者と防衛戦して、その次にウナギさんを挑戦者として迎えてもいいと思います」と迎え撃つ姿勢を示した。
ディアナ旗揚げ15周年のメモリアルイヤーは折り返し地点。ここから佐藤が最高のパートナーとともに歩む防衛ロードがスタートだ。
おまけのオフショット!










































































































































































































































