
第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
美蘭&ダーク・シルエタvs米山香織&高瀬みゆき
米山香織&◯高瀬みゆき(10分46秒 片エビ固め)美蘭●&ダーク・シルエタ
※ローリングストーン
予告されていたInvader or Innovator(INVA)の新メンバーはダーク・シルエタ!日本、アイルランド、台湾、そしてメキシコと、ますます国際色豊かに勢力拡大していくINVA。まずはシルエタが第1試合に登場した。
先発は美蘭、そして井上京子の持つエリザベス王座への挑戦が決まっている米山。米山はタイトルマッチを目前に控えても、相変わらずの明るさをリングで振りまく。「米山」コールを煽るが、ファンは大「美蘭」コール。心が折れた米山は何もしないまま高瀬にタッチを求める…。苦笑いで高瀬登場。しかし客席からの「美蘭」コールはますます力強さを増す。高瀬と米山以外は会場中の心が一つになり、高瀬は険しい表情で客席に向かって「おい!」。高瀬と米山が腹いせに(?)美蘭に2人がかりで攻撃すれば特大ブーイングだ。美蘭も反撃し、シルエタにチェンジ。シルエタはキャメルクラッチで高瀬を変顔にし、美蘭にチェンジ。高瀬は美蘭にボディスラム。米山にチェンジ。米山は反則攻撃で超特大ブーイングを巻き起こす。高瀬も加わり、2人で美蘭をいたぶっていき、これもまたブーイングの嵐。シルエタが「美蘭」コールを煽り、美蘭を後押し。しかし高瀬が「うるせー!」と一蹴し、ダイヤル固め。ファンを敵に回したものの、美蘭の捕獲に成功した米山・高瀬組。美蘭はスイングDDTでようやくシルエタにチェンジ。シルエタの膝蹴りからトラースキックを米山に命中させたものの、高瀬と米山が巧みな連携で試合の流れを離さない。高瀬がミサイルキックにスライディングラリアットを続ければ、シルエタはフライングニールキックや串刺し低空ドロップキックと、白熱の攻防に。ここでタッチを受けた美蘭は連続ドロップキックに619と軽やかな連続攻撃。高瀬は続くボディスラムを持ちこたえ逆水平チョップを放つが、シルエタと美蘭も連携攻撃が炸裂。しかしこのチャンスで発射したライオンサルトはかわされ、米山がエプロンからロープ越しのスタナー、高瀬がスピアーに串刺しラリアットと逆襲。シルエタもカットに飛び込んで行くが、米山が阻止。高瀬がローリングストーンで勝負を決めた。
第2試合 6人タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&本間多恵&尾﨑妹加vs佐藤綾子&デビー・カイテル&クームー[INVA]
◯井上京子&本間多恵&尾崎妹加(11分54秒 体固め)佐藤綾子&デビー・カイテル&クームー●[INVA]
※ラリアット
INVAがチームとしての初陣!新人のクームーにタッグ王者組のデビーと佐藤。クームーは「プロレスを教わるなら、中途半端な人じゃ意味がない。最強の先輩たちと一緒にいたい」と自らを成長させるため、INVAの加入を決意したという。クームーの尊敬する先輩たちはレフェリーチェックを断固拒否し、凶器で奇襲をしかけ、いきなり場外乱闘勃発。先輩たちに続いてクームーも場外へ。6人がそれぞれ観客席で大暴れ。リングに戻ったのは京子と佐藤。リングでもおぼん攻撃に、デビーとクームーも加わってのトレイン攻撃とINVAで京子を袋叩きに。ブチギレた京子は尾﨑とのサンドイッチタックルで佐藤に逆襲。しかしINVAは尾﨑を捕まえコーナーに連行。ソフト今井レフェリーが長身美女クームーに誘惑され鼻の下を伸ばしているうちに、佐藤とデビーが尾﨑に集中砲火!尾﨑がクームーにセントーンを落として鬱憤を晴らし、逆エビ固めで厳しく絞る。クームーの長い腕がロープに届き、尾﨑のアルゼンチンを暴れて切り抜けスクールボーイ。カウント2に終わりデビーにチェンジ。デビーはスライディングラリアットからのフォールを返されると、レフェリーの目の前で反則攻撃。尾﨑はアルゼンチンバックブリーカーで対抗するが、佐藤がカット。タッチを受けた本間が低空ドロップキックでフォール。返したデビーの腕を掴んでワキ固め、デビーの体を反転させてフォールと流れるような攻めで翻弄。デビーはジャンピングニーやスライディングエルボーと得意の打撃攻勢。続いて佐藤がWアームスープレックス。デビーと佐藤の連続攻撃に、SPiCEAPも合体攻撃で応戦。本間から京子にチェンジし、京子がナイアガラの構えを見せると、デビーがおぼんで殴打して阻止。佐藤とデビーのツープラトンブレーンバスターで勢いに乗り、佐藤はトップロープへ。しかし京子が雪崩式ブレーンバスターでミサイルキック発射阻止。リング中央で大バウンドした佐藤だがカウントは2。力を振り絞って111キロの巨体をジャーマンでぶん投げる佐藤。食らった京子もお返しのジャーマン。青コーナーまで飛ばされた佐藤はクームーにタッチ。クームーががむしゃらにエルボーを打ち、デビーも懸命にサポート。クームーがフォールされるとすかさずデビーがカット。京子の「押さえろ!」の一言で飛び出したSPiCEAPがカフェイン&クラッシュを押さえ、いよいよ京子とクームーの一対一。デビューから2ヶ月にも満たないクームー。レジェンドの剛腕唸るラリアットが炸裂し万事休す。京子がフォールし、クームーはピクリとも動けず、勝負あり。
佐藤は「新チームは出来たばかりで伸びしろしかない。クームーはデビュー3戦目、今回は想定の範囲内。これからもっと強くなっていこう!」と敗れはしたがチームの結束を強めたようだ。
W.W.W.Dタッグ王座 次期挑戦者決定トーナメント1回戦
15分一本勝負
香藤満月 & シャンシャンvs柊くるみ & 櫻井裕子
※ドローの場合、2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がる。
◯柊くるみ&櫻井裕子(14分02秒 片エビ固め)香藤満月&シャンシャン●
※ナッツバスター
※柊&櫻井組が8.16アミスタで行われるトーナメント準決勝進出
タッグ王者・佐藤綾子が「本物のタッグをあぶり出したい」と仕掛人となった次期挑戦者組決定トーナメント。一回戦は全て15分一本勝負、ドローの場合は2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がるルールだ。さらに、試合直前に佐藤より「W攻撃あり、Wフォールもあり。タッグとしての連携、2人の物語も見たいのでこのルールを追加します」と発表された。トーナメント開幕戦となるこの試合には仲良し若手タッグと急造タッグが登場する。
佐藤は「香藤満月はここ最近で一番成長した。他団体への参戦が増えて、それが成果として出てきてもいいんじゃないかな。シャンシャンも1年目と思えないぐらい試合内容が良くなってる。この2人は仲がいいので組んでもらいたいなと」とエントリー8組中で最も合計キャリアの浅い若手チームに期待を寄せている。
対角の柊くるみと櫻井裕子に関しては「ずっとディアナを盛り上げてくれてるメンバー。裕子さんとデビーの対決って面白そうだなと思ってます。くるみさんは、デビーさんと私とトリオ組んだ時は心強かった。急造タッグですが楽しみな2人です」と、自身のタッグパートナーであるデビー・カイテルとも相性のいい(?)2人を選抜したようだ。この2人がトーナメントの頂点に立てば、まさにデビーとの対戦になるが…。
まずは香藤と櫻井が先発。力比べと大声で香藤が圧倒。97キロの恵まれた体格を活かし、櫻井に乗っかっただけでギブアップを迫る。櫻井は消え入りそうな声で「ノー」と抵抗。早くも大ピンチを迎えたが、ロープを掴む。ヘビー級の香藤から軽量級のシャンシャンにチェンジすると、櫻井が鬱憤を晴らすように厳しくキャメルクラッチ。櫻井から柊にチェンジすると、柊も体格を活かしてパワー全開ファイト。柊の連続フットスタンプを受けてシャンシャンは悲鳴。今井レフェリーがなぜかセコンドの高瀬みゆきに気を取られているうちにシャンシャンが捕まってしまい、櫻井のビッグブーツをまともに食らってしまう。シャンシャンはスタナー、ネックブリーカードロップで脱出し香藤にチェンジ。香藤は連続ボディプレスにボディアタックで櫻井をぺちゃんこに。櫻井は香藤の大きな体をスクールボーイで転がして低空ドロップキックを突き刺し、コブラツイストで絞る。エスケープされるとドラゴンスリーパー。続いて柊のボディアタック、ミサイルキックが香藤を襲う。しかし柊の怪力でも香藤の重い体は持ち上がらず、ならばとタックル合戦を挑む。激しい肉弾戦は香藤がロープの反動を使ったタックルで柊を倒し、ファンからは拍手喝采!シャンシャンとのW攻撃も決めてみせ、ベテラン相手に好勝負を展開する若手軍。香藤のダイビングボディプレス、シャンシャンのダイビングクロスボディから2人がかりで押さえ込むも、櫻井が懸命にカット。連携や2人の体重を浴びせてのフォールなど、当日追加ルールをうまく利用する若手軍。残り時間わずかとなり、このままいけばキャリア差で初戦突破のチャンス!しかし柊がキャノンボールでシャンシャンを圧殺。櫻井がしっかり香藤を抑え、柊がナッツバスターで勝負を決めた。残り時間1分を切る中、先輩軍が意地を見せて準決勝進出だ。
W.W.W.Dタッグ王座 次期挑戦者決定トーナメント1回戦
15分一本勝負
[にじゅうまる]羽多乃ナナミ&網倉理奈vsHimiko&夏実もち
※ドローの場合、2人の合計キャリアが浅いチームが勝ち上がる。
[にじゅうまる]◯羽田乃ナナミ&網倉理奈(12分19秒 ジャーマンスープレックスホールド)Himiko●&夏実もち
※にじゅうまるが8.16アミスタで行われるトーナメント準決勝進出
4.27後楽園でカフェイン&クラッシュを破り初防衛を果たしたが、7.27アミスタでのリマッチで王座陥落したにじゅうまる。佐藤は「にじゅうまる、こないだタイトルマッチやりましたけど、強かったですよ。後楽園で1回私らから防衛したにも関わらずもう1回試合受けてくれて…チャンピオンチームからしたら何にもメリットないじゃないですか?1回勝ってるのに。そんな中でも受けてくれて、後輩だけどすごい気持ちのいい、強い気持ちを持ったチームだなと思う」 と、実力に加え精神面の強さや潔さも高く評価。文句無しのエントリーとなった。 対角には「世羅さんが怪我しちゃって、もちさんが凄いサポートしてて、チームの絆を素晴らしいなと思って影から見てました。そんなもち選手に、 INVA最年長のHimiko。もち選手に引っ張ってもらいたい。見て学んでほしいですね」と、献身的にプロミネンスの仲間をサポートする夏実もちとInvader or InnovatorからHimikoが出場。2人はベルトを目指してタッグ結成したものの、なかなか息が合わず…。タッグ名も決まらぬまま、組む機会も減少しつつある中でのエントリーとなった。トーナメントを駆け上がり、タイトル挑戦にようやく漕ぎ着けるのか? 優勝候補とも言える前王者組に、名も無きタッグが奇襲!2人がかりでのフォールでナナミを押さえ込むが、網倉が慌ててカット。Himikoは腕に巻いていたテーピングを剥がしてナナミの首を絞める。観客のブーイングも素知らぬ顔で受け流し、今度はリバースインディアンデスロックで足攻め。夏実がレフェリーの気を引き、その隙にまたもHimikoがテープで首絞め。レフェリーが近づくとテープを投げ捨て正攻法に。ナナミからタッチを受けた網倉は怒り爆発のボディアタック!網倉のパワフルファイトに、Himikoは網倉の古傷である膝を狙って対抗。リング中央でのヒザ十字でじっくりいたぶり、エスケープされても夏実がリング外から網倉の膝を狙う。夏実の低空ドロップキックが膝に命中すると網倉は絶叫!それでも網倉はカナディアンバックブリーカーで夏実を揺さぶっていく。ナナミとのトレイン攻撃や合体わー!プレスで懸命に試合の流れを取り戻し、ナナミにチェンジ。しかしHimikoと夏実が久々タッグながら好連携で前王者に食らいついていく。ナナミが豪快に裏投げを決めれば、夏実もバックドロップでナナミをマットに叩きつける。タッチを受けたHimikoが3連続ギロチンでフォール。自力キックアウトしたナナミはエルボー連発からデスバレードライバー。このフォールを夏実がムチでカットしカウントは2に終わる。さらににじゅうまるのW攻撃もムチで阻止。この隙にHimikoがナナミを丸め込んでフォール。カウント2.99で間一髪肩を上げたナナミ。にじゅうまるの同時発射プレスを揃ってかわした夏実とHimikoはそれぞれリバーススプラッシュ、ダイビングギロチンをナナミめがけて連続投下。このフォールは網倉にカットされたが、大チャンスを作ったHimiko。ところがこの終盤で落とし穴…。夏実の裏拳がHimikoに誤爆し、にじゅうまるの大チャンスに。網倉が夏実を押さえ、ナナミがジャーマンで美しくブリッジ。がっちりフォールで準決勝にコマを進めた。カフェイン&クラッシュへのリベンジ、そしてベルト奪回へ向けてまずは1勝だ。
W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者]世羅りさ vs 梅咲遥[挑戦者]
※第21代王者 3度目の防衛戦
[王者]●世羅りさ(13分45秒 膝十字固め)梅咲遥◯[挑戦者]
※第21代王者が3度目の防衛に失敗。挑戦者・梅咲遥が第22代王者となる

梅咲遥、リベンジ達成で王者返り咲き!
4.27後楽園ホール大会では、復帰戦でいきなり世羅りさとのタイトルマッチという大一番を迎えた梅咲遥だったが、負傷した肩を執拗に攻められ“絶対センター復活祭”は黒星に終わり、バックステージで「勝たなきゃ意味がない」と項垂れた。しかし世羅は「梅咲とは結構長い付き合いになるんで、たった1回で終わらせるつもりはないです。自分は引退するまでこのベルト持ってるつもりなんで、その間に何回でも挑戦してきたらいいんじゃない?梅咲遥、世羅りさを倒せるかな?」と再戦を示唆していた…。もちろん負けたままでは終わらないのが絶対センター!王座陥落からまる1年が経過する2025年夏、再びの挑戦に名乗りを上げた。挑戦を受ける世羅は過酷な引退ロードを歩む中で膝を負傷。欠場はせず、得意のWニードロップを封印して戦い抜くことを宣言した。
梅咲は開戦のゴングと同時に世羅の膝を目掛けて低空ドロップキック!間一髪かわした世羅はエルボーを打ち、梅咲も応戦…と見せかけて低空ドロップキック!さらに世羅のお株を奪うグー連発で世羅の右膝を殴りまくり、普段はあまり見せることのない関節技で足攻め。世羅はたまらず本家グー!これもベルトへの執念か、なりふり構わない挑戦者に、なりふり構わない王者…。今井レフェリーがストップをかけると、梅咲は世羅の右足をロープにかけ、またも膝へ低空ドロップキック。かつては自身も苦しめられた負傷箇所狙いで梅咲が一気の攻め。それでも立ち上がる世羅がコーナーへ上ると観客は騒然!セコンドについていた柊くるみが「ダメダメ!」と慌てて駆け寄り、禁断のW二ーは未遂に終わる。その隙に梅咲はまだまだ世羅の右膝に的を絞り攻め続ける。世羅も未だテーピングの残る梅咲の右腕を狙い関節技を仕掛けるが、同じ轍を踏む訳にいかない梅咲はすかさずエスケープ。すると世羅は梅咲の右肩を踏みつけて追い討ち。鬼の形相で文字通り古傷を抉り、形勢逆転だ。苦しむ梅咲をホームの観客が手拍子で後押し。何とかロープに辿り着いた梅咲は得意のドロップキックを世羅の胸に突き刺し、再び流れを取り戻す。鮮やかなミサイルキックで世羅をふっ飛ばし、バックを取るとジャーマンの構え。振りほどいた世羅だったが、梅咲がまたも世羅の右足を捕らえる。世羅は懸命にロープに手を伸ばし、渾身の羅紗鋏。死力を出し尽くす2人は一時ダウンも、気力を振り絞りエルボー合戦。この窮地でも笑みを浮かべる世羅。カウンターの腕十字で梅咲の右腕を極め、ロープに梅咲の足が届いてもクラッチを解かない。セコンドの高瀬みゆきが「離せ!」と怒号。世羅はレフェリーの反則カウント4までじっくり梅咲にダメージを与えていく。痛む腕でエルボーを打つ梅咲。痛みを堪えしっかりとリングを踏みしめて放つ世羅のブレーンバスター。王者の意地と挑戦者の意地がぶつかり合い、互いにスリーカウントを許さない。スクールボーイは肩を上げた世羅だったが、この機を狙いすましたかのように梅咲がヒザ十字固めで三度目の捕獲!もがく世羅、今度こそ離さない梅咲。ついに挑戦者の執念が王者の覚悟を上回り、世羅がギブアップ。梅咲遥のリベンジ達成、そしてシングル王座奪回を告げるゴングが鳴り響いた。
マイクを持った梅咲は「怪我してるとか言って、強すぎなんだよ〜。お客さんは世羅さんの足を心配して、どんな試合になるのかってきっと思ったでしょうけど、強すぎて…。その覚悟とか強さとか、本当に尊敬しています。今日2回目の挑戦受けてくださって本当にありがとうございました」とまずは世羅への想いを素直に吐露。対して世羅は「今日ワシが右膝を怪我してることは周知の事実だったと思うけど、そこを攻めて来ないならこの甘ちゃんどうしてやろうかと思ってた。初っ端から、来たなぁ…」と容赦なし遠慮なしの先制攻撃を振り返り観客の笑いを誘う。続けて「その執念深さこそ梅咲遥。きっと、怪我してなくてもワシ負けとったと思う。そのくらい、後楽園大会の時の梅咲遥より確実に今日の梅咲遥の方がベルトへの執着があったよ。そんな梅咲遥と戦えて光栄でした。ありがとうございました」。互いの強さを認め合った2人は握手を交わした。
新王者は「改めて、W.W.W.Dシングルチャンピオンに返り咲きました!ありがとうございます」と喜びを爆発させ、今後の防衛ロードについては「もっともっとディアナを面白くしていきたいです。ディアナを盛り上げるため、ディアナの新人から先輩まで、全員とタイトルマッチやりたいと思います。クームーから井上京子さんまで倒してやりたいと思います!皆さんついてきてくれますか?これからもっともっと熱いディアナになります。期待してください」とディアナ所属選手全員との対戦をぶち上げた。梅咲が尾﨑妹加に敗れベルト流出、そしてこの日の奪還までの1年間で挑戦した所属選手はHimiko、羽多乃ナナミ、そして梅咲の3名のみ。外敵王者に外敵挑戦者が続いていた。ようやくディアナへ、そして梅咲の腰へ戻ってきたベルトを巡り、団体内での争いが始まるようだ。台湾から来日したばかりのクームーらタイトルマッチの経験がない若手にとっても大きなチャンス。まさに「熱いディアナ」への新たなスタートとなる。
バックステージでは、センターとして、王者として、10月の後楽園ホール大会1000人動員を誓った。1年ぶりに王者に返り咲いた梅咲。真夏の梅の狂い咲きはまだまだここからだ。