【試合結果】2025年5月4日(日)アミスタ大会vol.86

第1試合 シングルマッチ15分一本勝負
マコトユマ vs ブランキー真帆

オープニングマッチに登場するのはマコトユマ、前日に続いて参戦のブランキー真帆。マコトと真帆はデビュー1ヶ月違いの同期であり、両者とも自力未勝利。初勝利に向けて燃える真帆がキックボクシングで培った鋭い蹴りで先制攻撃。ホームリングで何としても勝ちたいマコトはレスリングで培ったローリングで翻弄。真帆がキックで次第にリードを広げていき、マコトはエルボーで反撃。「そんなもん効くかよ!」と煽られ気を吐くマコト。真帆もエルボーを打ち、マコトも負けじとやり返す。マコトはドロップキックをかわされ、関節技の餌食に。真帆が逆片エビで絞り、マコトがロープに近づくとSTFでさらに厳しく絞る。エスケープしたマコトはリフトで真帆をコーナーに叩きつけ、ドロップキックを突き刺す。さらにショルダータックル連発、追撃のミサイルキックで真帆をふっ飛ばしたマコトだったが、しぶとく返した真帆が多彩な蹴りでフォール。返されてもまだまだ蹴りまくり、マコトにヒザを突き刺す。真帆がトップロープからダイビングフットスタンプを2発投下してフォールするも、マコトの肩が上がる。マコトは真帆のハイキックをかわしてバックを取り、デビュー戦から磨いてきた飛行機投げでフォール。これがカウント2に終わるも、すかさずジャックナイフ。暴れる真帆を押さえきり、スリーカウント!マコトユマがデビューから約1年7ヶ月、ようやく自力で白星を掴む。納得いかない真帆が「2だろ!」と猛アピールする中、勝ち名乗りを受けた。マコトは感情爆発の大絶叫!1年7ヶ月前のデビュー戦で相手を務め、この日はセコンドとして初勝利を見届けたHimikoとともにリングをあとにした。マコト!おめでとう!

ショート動画:マコト!おめでとう!

第2試合 6人タッグマッチ20分一本勝負
ジャガー横田&羽多乃ナナミ&夏実もちvs NENE&柊くるみ&松本都

NENEが「行きます」と先発を買って出ると、対角からはジャガーが登場…。いきなり危険なマッチアップに!今年で12歳のNENEと64歳のジャガー、52歳差の対戦だ。ジャガーが「犯罪にはならないよね?」と確認すると夏実が「リングの上なんで」と後押し。まさに赤子の手をひねるようにNENEの腕を極める。ジャガーのシーソーホイップをヘッドスプリングで着地しドロップキックを放つNENEだったが、ロープ際でジャガーに捕まってしまう。ジャガーからタッチを受けたナナミも豪快にヘアホイップ。夏実も加勢するといよいよ柊が飛び出し「お前ら大人気ねぇよ」とNENEを救出。今度はナナミが都をいたぶり、続いて夏実が「お前には容赦しない」とヒップドロップ。そしていよいよジャガーが都を襲う!ジャガーに続いてナナミ、夏実も都に総攻撃。夏実がムチを取り出すと今井レフェリーはなぜか夏実に背を向け、柊とNENEに「ムチは駄目だぞ」とお説教。その間に大ダメージを受けながらも懸命に戦う都。シャイニング崖ザードでようやく窮地を脱して柊にチェンジ。力自慢の柊にはナナミと夏実の2人で立ち向かう。柊はNENEを道具のように自在に扱い形成逆転。ジャガーが「お前は1人でできるだろ」とツッコみながらカット。ナナミと柊がタックルで激しくぶつかり合い火花を散らし、柊が力強いエルボーでナナミをふらつかせるが、夏実のアシストが光り、ナナミのタックルで柊を倒す。続くボディアタックをかわした柊は都、NENEとともにトレイン攻撃。タッチを受けたNENEが連続ドロップキックやダイビングボディアタックでナナミに向かっていくが、タッグ王者のナナミは揺るがない。ナナミからジャガーに代わり、再び52歳差のマッチアップ。かつて小学生レスラーだった柊が強力にアシストし都もナナミと夏実を蹴散らしていくが、NENEはやはりジャガーには歯が立たず…。ジャガーが「決めちゃう。いいよね?」とバックドロップで宣言通り勝負を決めた。

ショート動画:NENEがジャガー相手に奮闘

第3試合 シングルマッチ15分一本勝負
梅咲遥 vs デビー・カイテル

梅咲遥が、自身の欠場中に来日し暴走ファイトを続けるデビー・カイテルとの初対戦を迎えた。「好き勝手暴れてるけど私が仕留める」とデビーの暴走を食い止めるべく、絶対センター出陣!
ロックアップで組み合い、ヘッドロックからの攻防は互角に。デビーが梅咲をコーナーに追い込み、低空ドロップキックで早くも場外戦へもつれ込む。客席付近で日傘を見つけたデビーは、欠場から復帰したばかりの梅咲の負傷箇所を傘で殴打。試合のペースを完全に支配したデビーは、右肩を押さえる梅咲をリングに放り込み、コーヒーミスト噴射!傘でガードしようとした梅咲だが、うまく開かず全身にコーヒーを浴びてしまう…。キレた梅咲は傘を振り回してデビーを場外に落とし、今度は梅咲主導で場外乱闘!デビーを台車に乗せて壁に激突させ、形勢逆転。しかし両者がリングに戻ると、デビーが執拗に梅咲の肩を狙い、梅咲は反撃できないまま時間が過ぎていく。デビーは対象的に笑みを浮かべながら梅咲のリボンを投げ捨ててみせる。梅咲が痛む右腕でエルボーを打っても、デビーは右肩を目がけてビッグブーツ。デビー優位の展開で試合時間は残り5分に。まだまだ容赦なく梅咲の弱点を攻め続けるデビー。それでもスリーカウントを許さない梅咲。梅咲が華麗なドロップキックに豪快なキューティースペシャルを続け、梅スプラッシュを発射するもカウントは2。アメジストクロスの構えを振りほどいたデビーがジャンピングニー。梅咲は力を振り絞って渾身のエルボーを打ち、Wダウンに。レフェリーのカウント9で2人は立ち上がり、ここで残り時間は30秒となる。デビーのラ・マヒストラルをラ・マヒストラルに切り返した梅咲だったがこれもデビーが切り返し…デビーが梅咲を横十字でフォールすると時間切れ引き分けを告げるゴングが鳴った。やり足りない2人は取っ組み合いに。セコンドに制止されても収まらない梅咲は今井レフェリーに詰め寄る。するとデビーがこの日2杯目のコーヒーミスト!またも屈辱のコーヒーまみれになってしまった梅咲。明日も6人タッグでデビーとの対戦が組まれている。早速のリベンジなるか?

ショート動画:カサ開かんのかい / 2杯目の珈琲毒霧!

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負
井上京子&Himiko vs 佐藤綾子&香藤満月

メインはディアナ所属の4人によるタッグマッチ。京子とHimikoが奇襲を仕掛け、いきなり佐藤へトレイン攻撃。Himikoが単独で佐藤に向かっていき、佐藤も熟練の技で応戦。Himikoをヘアホイップで青コーナーへぶん投げ、香藤にチェンジする。Himikoは香藤の重さに苦戦しながらも香藤をロープ際に追い詰め京子にチェンジ。京子はお尻で香藤を圧迫。反則カウントに救われた香藤はタックルで突進!ディアナで唯一、香藤より重い京子はなかなか倒れない。ならばと香藤はロープの反動を使って猛突進!京子を倒して佐藤にチェンジ。佐藤のしつこい反則に業を煮やした京子は反則で応戦。4人がレフェリーの制止を全く聞かない大暴れ。京子からタッチを受けたHimikoに佐藤の美しいWアームスープレックス。ブリッジで返したHimikoは高角度バックドロップを狙うも佐藤が巻き投げに切り返す。Himikoも巻き投げ2発から横十字でフォール。佐藤がカウント2で返し京子にチェンジ。京子とHimikoの連携攻撃は佐藤が巧みに破り、香藤との合体プレスで逆襲。香藤のボディプレス3連発から佐藤がおぼん攻撃でチャンスを作り、香藤がダイビングボディプレス発射。京子は自力で肩を上げ、ラリアットで香藤をなぎ倒す。京子からHimikoにチェンジし、Himikoがレッグシザーズネックロックで香藤の首を極めるが、すかさず佐藤がカット。香藤がコーナーに上ると京子もコーナーへ。雪崩式ブレーンバスターで香藤を対角をコーナーまでぶん投げ、そこで待ち構えていたHimikoがダイビングギロチンを投下。怒涛の連続攻撃で全く動けない香藤を佐藤のカットが救う。京子が佐藤を封じ「決めて!早く!」と大絶叫。もはや瀕死状態の香藤にHimikoが新技お披露目のエースクラッシャーでトドメを刺した。この技は京子から伝授されたといい、「直伝エースクラッシャー」とした。

ショート動画:京子の雪崩式ブレーンバスター、Himikoのダイビングギロチンが見事な競演! / エースクラッシャー!

バックステージコメント 京子&Himiko