【試合結果】2024年1月7日(日) アミスタ大会vol.50

第50回アミスタ大会応援ありがとうございました!試合の模様は「DIANA LIVE」にて2024年1月21日 23時59分までご覧いただけます。

第一試合 シングルマッチ15分一本勝負
マコトユマVS本間多恵

本間からマコトへのお年玉とは…?

16歳のマコトに、本間から手痛いお年玉の贈呈だ。
本間はマコトのセコンドについた梅咲とななみに見せつけるように、反則攻撃で先制。マコトをコーナーに追い込み「お年玉もらった?」と問いかける。16歳のマコトが素直に「もらった」と答えると、本間からもありがたいお年玉タイムに。各方角に向けてマコトの鼻フックを披露!精神攻撃のお次はスリーパーやボディシザーズ、得意の関節技で攻め手を緩めない本間。ロープに逃げたマコトはクロスボディやドロップキックで反撃開始。しかしマコトのエルボーを涼しい顔で受けきり、お返しのエルボーで鈍い音を鳴らす本間。TAEロックで両腕と左足を極められたマコトはレフェリーにギブアップを尋ねられ、頷く他なかった。

第二試合 シングルマッチ15分一本勝負
佐藤綾子VS香藤満月

香藤、課題の見えた一戦…若手の壁・佐藤に完敗

ベテランの佐藤が新人の香藤に奇襲!香藤も応戦するがやはり佐藤には敵わず、ドロップキック連発の餌食に。グラウンドのテクニックでも佐藤が圧倒。大絶叫しながらひたすら耐える香藤。「バテてんじゃねぇぞ」と煽られ、エルボーやボディプレスで反撃し、ボディアタックで佐藤を吹っ飛ばす。しかし佐藤はものともせず、セカンドロープからのミサイルキック。香藤はなんとかキックアウト。ならばと佐藤はコーナー最上段に上り、ミサイルキック。今度こそがっちり押さえ、スリーカウント。1月4日に誕生日を向かえた佐藤は「38歳になりますけど、まだまだ負けません」。香藤には「スタミナない」と愛のムチ。若手にとって厚く高い壁となる。

第三試合 6人タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&ななみ&美蘭VS松本都&世羅りさ&小林香萌

新世代チーム大奮闘!新チャンピオン・ななみが先輩超えの白星

前日のフューチャーサイトでW.W.W.Dクリスタル王座を獲得したななみ。早くもチャンピオンとしての初陣を向かえた。対角には実績充分・存在感抜群の世羅、女子プロ界随一の運動量を誇る小林。そして体調不良のデボラの代打で登場するは独自の世界観でマット界を爆走する松本都!個性豊かなベテラン軍に、ディアナ若手軍が立ち向かう。
世羅が「お前、昨日チャンピオンになったらしいな。こっち(のチームから誰か)挑戦させろよ」といきなり挑戦表明!小林、松本も続いてアピール。ベテラン陣が挑戦するとなれば脅威になることは間違いない…が、ななみの保持するクリスタル王座の挑戦権は「キャリア3年未満、年齢25歳以下なので…」とご説明。ななみは気まずそうに「挑戦するんだったら、こっちが…」と梅咲と美蘭のほうに目をやる。ななみの態度がなぜか逆鱗に触れてしまい、「誰がおばさんじゃ!」と世羅がブチギレ!松本は年齢非公開のはずだが「ババアじゃない!」と怒り爆発。おばさんともババアとも言っていないのに、思わぬ因縁をつけられてしまったななみ。ベテラン軍のやっかみ全開の総攻撃を受ける羽目に…。ななみはタックルで3人をなぎ倒し、ピンチ脱出。続く梅咲と小林のマッチアップは超ハイスピード!今度は松本がみやここワールドに美蘭を引きずり込み、小林、乗り気でない世羅、そして今井レフェリーまで巻き込んで美蘭を踏みつける。これには場内ブーイングの嵐だったが、仕掛け人の松本はどこ吹く風。ベテラン軍は最年少の美蘭を反則も厭わず徹底的にいたぶる。世羅はYouTube企画で絆を深めたはずの美蘭に瓦割りナックルを一撃お見舞いし、猛突進してランニングWニーアタック。美蘭はDDTでピンチを切り抜け、梅咲にチェンジ。梅咲の強烈エルボーに思わず悶える世羅。小林が「負けるな!30代、行けー!」と発破をかけ、世羅はそれに応えるように「30代なめんな!」と渾身のエルボー!さらにセラリズムバスターで梅咲をマットに叩きつける。替わった小林の6連続セントーンも受け、美蘭との連携攻撃でお返し。替わったななみ目掛けて小林が低空ドロップキック。続くフィッシャーマンズスープレックスをカウント2で返したななみに、松本のクロスボディが飛んでくる。小林のミサイルキック、世羅のエアーズロック、松本のフットスタンプを連続で受け、新チャンピオンは大ピンチ!梅咲のカットが間に合い、ななみはカウンターのノーザンライトスープレックス。これを返されると「美蘭、上れ!」と指示。美蘭のムーンサルト、梅咲の梅スプラッシュ、ななみのボディプレス連続投下!今度は世羅がカットに飛び込む。首の皮一枚つながった松本がみやここクラッチで強引に丸め込むが、ななみは切り返してフォール。松本が意地で肩を上げると、意表を突くセブンスリーホールド。これで3カウントが入り、チャンピオン初陣を自ら白星で飾る。ベテラン軍が「おい、何やってんだよ!ババア代表!」と仲間割れしているのを尻目に、クリスタル世代が華やかに勝ち名乗りを受けた。

第四試合 シングルマッチ15分一本勝負
井上京子VS尾﨑妹加

超パワー対決は大白熱!

メインイベントはまさに真向勝負のパワー対決!ウェイトリフティングで鍛えた怪力で鳴らす尾﨑を、女子プロ界を代表するパワーファイター・井上京子が迎え撃つ!
まずはロックアップからの力比べ。尾﨑が京子をロープに押し込みブレイク。これで京子は気合いを入れ直し、再びの押し合いでは京子が圧倒!すると尾﨑がタックル合戦を挑む。2人の肉体がバチンと大きな音を立ててぶつかり合う。尾﨑のタックルを何発受けても京子は倒れず。尾﨑も京子のタックルを堂々受け止めてみせた。意地と意地、力と力のぶつかり合いのタックル合戦は大白熱!互いに倒れず、試合時間は5分経過。京子がモンゴリアンチョップ、尾﨑がエルボーを打ち、京子は尾﨑をロープに振る。この勢いを利用して加速した尾﨑は渾身のタックルでやっと京子を倒す!そして2人は場外乱闘へ。さすがに疲労の色が見え始めた京子だが、尾﨑のアルゼンチンは腰を落として持ちこたえ、今度はエルボーの打ち合いに。尾﨑はロープに走った京子を追い、ボディアタック。このチャンスに再びアルゼンチンを狙う。今度こそ111キロの京子をアルゼンチンバックブリーカーで持ち上げ、会場は熱狂!さらに怪力で京子を放り投げる尾﨑。しかしこのフォールはキックアウト。セントーン狙いでコーナーに上った尾﨑を、今度は京子が怪力を発揮し雪崩式ブレーンバスター!続くナイアガラドライバーの構えは尾﨑がショルダースルーに切り返す。ならばと京子はラリアット!尾﨑はカウント1でキックアウト!驚異の粘りを見せる尾﨑に対し、京子はをラリアット連発。京子の豪腕が唸りを上げ、尾﨑をマットに沈めた。大盛り上がりの一戦を戦い抜いた2人は熱い抱擁を交わし、笑顔でリングを下りていった。