【試合結果】2023年11月24日(金)フューチャーサイトvol.14

第14回フューチャーサイト、応援ありがとうございました!この大会の模様は「DIANA LIVE」にて2023年12月8日 23時59分までご覧いただけます。

第1試合 タッグマッチ20分一本勝負
美蘭&マコトユマ vs 田中きずな&炎華

全員10代のフレッシュファイト!

美蘭&●マコトユマ(10分41秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)田中きずな&炎華○

第一試合はフューチャーサイトらしいディアナとWAVEの10代対決。このカードで最年少かつ一番先輩の美蘭が炎華とハイスピードな攻防を見せれば、関節技を武器とする田中にデビュー2ヶ月にも満たないマコトが気迫で立ち向かっていく。田中は得意の腕十字で美蘭をギブアップ寸前に追い込み、追撃のミサイルキック。ここからWAVEコンビは猛攻開始!炎華の連続ドロップキック、スペースローリングエルボー、STFに苦しむ美蘭。619からマコトにチェンジし、マコトは飛行機投げや丸め込みでフォールするがカウント2。ならばと美蘭のライオンサルト、マコトのボディスラムで連続攻撃。しかしこれも3カウントは許さない炎華。マコトのバックを取り、ジャパニーズレッグロールクラッチで勝負を決めた。

第2試合 シングルマッチ15分一本勝負
デボラK vs 真琴

真琴へ感謝のシングルマッチ

●デボラK(10分3秒 スクールボーイ)真琴○

プロレス復帰前に真琴の試合を観戦し、女子プロレスの魅力を改めて感じたと明かしたデボラ。そのデボラは自慢のパワーで押す。対する真琴はレフェリーの目を盗んで反則攻撃。デボラの怪力に手こずる様子も見せたが、デボラの顔面に背中にと多彩な蹴りで真琴優位の展開に。真琴はデスバレーを狙うがデボラの体は上がらず。逆に真琴を担いだデボラがバックフリップ。追撃の極楽固めでしつこく絞るデボラを振り払った真琴。クルリと丸め込んで勝利を掻っ攫った。 

第3試合 タッグマッチ20分一本勝負
ななみ&網倉理奈 vs Himiko&香藤満月

「にじゅうまる」絆深まる大熱戦

○ななみ&網倉理奈(18分2秒 片エビ固め)Himiko&香藤満月●
※ダイビングボディプレス

タッグ力強化中のにじゅうまる。いつかベルトに挑戦する日まで、着々と実績を積み重ねていきたいところだ。先発を買って出たななみだが、香藤との押し合いにやや苦戦。網倉が加勢するが、香藤は持ち前のパワーで2人を吹っ飛ばす。ここから勢いに乗りたい香藤とHimikoだったが連携は失敗し、にじゅうまるがお返しのボディアタック!続けてにじゅうまる合体わー!プレスを狙ったがこれは回避。逆に香藤と51歳・Himikoの「ごじゅうまる」ワー!プレスでななみをフォール。思わぬ合体攻撃に困惑した網倉のカットが何とか間に合う。香藤は体格を存分に生かしたファイトでななみに立ち向かっていく。ななみのヘアホイップを持ちこたえ、しっかり腰を落とした逆片エビ固めで反撃。ロープに逃げたななみはエルボーを連発し、香藤をコーナーへ押し込む。ボディアタックをお見舞いし、優勢のまま網倉にチェンジ。網倉は香藤にタックル合戦を挑むが、95キロの香藤は倒れない。「何で?!」と驚きを隠せない網倉。パワフルファイトを持ち味とする網倉のタックルを堪えた香藤は雄叫び!ならばと網倉はボディアタックやボディプレスで攻めまくる。疲れの見える香藤に、Himikoが助太刀。ドロップキックを網倉に突き刺し、香藤にも叱咤激励のストンピング。Himikoの期待に応えるように香藤がボディプレス。カウントは2に終わり、Himikoにチェンジ。網倉をクルスフィクスで締め上げ、回転し横十字固め。さらにブルドッギングヘッドロックでしっかり存在感をアピール。しかし追撃のWアームは上がらず。にじゅうまるの合体攻撃の餌食に。勝負を決めたいななみのノーザンライトはHimikoが持ちこたえ、河津掛けからレッグシザーズネックロックへ流れるように繋ぐ。Wアーム卑弥バスターのフォールは網倉がカットし、再びななみと香藤のマッチアップに。重い香藤にななみのノーザンはやはり上がらず。残り5分を切り、両軍入り乱れる大混戦に。Himikoはカットに飛び出す網倉を捕まえたが、網倉が巧妙に誤爆を誘う。Himikoは香藤のボディプレスを食らってしまい、その上から網倉がセントーンを投下し、大ダメージ!網倉が作った大チャンスに、ななみが燃える!ボディアタックでリング中央に香藤を倒すと、コーナーからの大跳躍を見せ、ボディプレスで圧殺。18分の熱戦に終止符を打ち、網倉との絆もさらに深まった。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負
梅咲遥&笹村あやめ vs 佐藤綾子&マドレーヌ

梅咲&笹村、最初で最後の?タッグ結成

○梅咲遥&笹村あやめ(13分10秒 ジャーマンスープレックスホールド)佐藤綾子&マドレーヌ●

笹村とのシングル戦を熱望している梅咲。この日は対角…ではなく隣に立つことに。その対角には、佐藤とマドレーヌの「CRYSIS」。ヒールユニットのクライシスは凶器で奇襲!欠場明けの梅咲に的を絞り、いきなり猛攻開始。クライシスは佐藤がレフェリーの注意を引き、その隙にマドレーヌが凶器攻撃。梅咲はネックブリーカーやフットスタンプで反撃し、笹村にチェンジ。しかし笹村はボディスラム一発で梅咲にチェンジ。もう少し休みたかった(?)梅咲は渋々リングへ…。梅咲も一発で笹村にチェンジしお返し。笹村も再び一発で梅咲に無理矢理タッチし、休ませてもらえない梅咲は絶叫!闘いたい2人にタッグは無理なのか、やはり一発で威嚇まじりにチェンジ。梅咲と笹村に巻き込まれる形でボディスラムを受けまくったマドレーヌは、ようやく笹村との打撃合戦に。マドレーヌの鋭いキックに笹村は重いエルボーを返していく。マドレーヌは後転倒立から2回転ヘッドシザーズホイップへ繋ぐ。「グルグルホイップ」で笹村を投げ、佐藤へ。佐藤はWアームスープレックスやミサイルキックに、レフェリーがマドレーヌに気を取られるうちにおぼん攻撃も織り交ぜ、試合のペースをしっかり握る。笹村がジャーマンでぶん投げれば、佐藤は佐藤トランペットをお返し。それぞれパートナーにチェンジし、梅咲とマドレーヌの同期対決に。マドレーヌは退団前に新技・飛び越えフェイスバスターを披露。バタバタアームロック(仮)、フェイマサーと畳み掛けていく。梅咲はカウンターのキューティースペシャルからミサイルキック、トドメのジャーマンを狙う。しかしマドレーヌが丸め込みに切り返し、怒涛の丸め込みの応酬へ。佐藤の好アシストも僅かに肩を上げた梅咲はアメジストクロスで鮮やかなブリッジ。これでも決まらず、笹村のフットスタンプ、梅咲の梅スプラッシュを連続投下しても佐藤がおぼんで頭部を殴打してカット。笹村はお返しとばかりにおぼんで佐藤を攻撃。佐藤がリング下に落ちていき、梅咲が必殺ジャーマンでディアナ所属もあと1ヶ月となった同期を葬った。見事に好機を演出した笹村は、佐藤のおぼんを持って笑顔でアピール。その姿を見て、おぼんでのカットを笹村の仕業と勘違いした梅咲は「最後絶対こいつだ。やったでしょ」と疑いの目を向ける…。アピールが思わぬ形であだとなった笹村。セコンド陣も観客も何故か誰も証言せず、梅咲は「ほら、みんな静かだもん」。笹村の必死の弁明もむなしく疑惑は晴れぬまま大会が終了。2人のシングル対決への機運が高まった?

会場限定・お知らせコーナー

アミスタ大会ではおなじみのおしらせコーナーでは、今後のフューチャーサイトに関して重大発表!「全女」時代を知るベテラン・佐藤綾子とデボラKは12月22日の大会をもってフューチャーサイトを卒業。
そして年明け、1月6日はフューチャーサイトを昼夜で2大会開催し、若手王座を新設する。現時点での発表は以下の通り。初代王者決定の瞬間、お見逃しなく!
◆1月6日のフューチャーサイト昼夜2興行(13:00~、19:00~)アミスタ大会でトーナメント一回戦から決勝まで行い、この日で初代王者が決定
◆トーナメント参加資格は25歳以下、またはキャリア3年未満
◆参加決定選手:ななみ、Himiko、美蘭、マコトユマ、香藤満月、田中きずな、炎華

フューチャー卒業の佐藤 引退じゃないから安心してね