2023/4/23に行われた、「アミスタ大会vol.31~京子さんハッピーバースデー!~」の模様をお届け。会場先行発表の情報も要チェック!
第一試合 シングルマッチ 15分一本勝負 デボラK VS 小林香萌
○小林香萌(10:28 120%スクールボーイ)デボラK●
デボラKと「コバヤC」こと小林香萌のシングルマッチで、後楽園前最後の大会がスタート。タックル合戦は互角と見るや、小林は反則攻撃から低空ドロップキック。セントーンを連続で投下し、キャメルクラッチから恒例の鼻フック攻撃。しかし会場の反応はイマイチ。思わず「Kにやってもあんま沸かねーな」と漏らし、デボラのセコンドについた梅咲も「誰も撮ってない」とツッコミ。デボラは「需要がねーんだよ!」と自虐。怒りのデボラは小林をタックルで吹っ飛ばし、掟破りの逆鼻フック!このレアなシーンは需要があったらしく、しっかり観客のカメラに収まった。デボラは小林を極楽固めでギブアップ寸前まで追い込んだが、なんとかエスケープした小林が120%スクールボーイで3カウント。KとCの戦いは……続く?
第二試合 タッグマッチ 20分一本勝負 本間多恵&尾﨑妹加 VS マドレーヌ&美蘭
尾﨑妹加&○本間多恵(15:50 TAEロック)マドレーヌ&美蘭●
4.21フューチャーサイトで、約1ヶ月の欠場から復帰したマドレーヌ。復帰初戦は苦しい戦いとなり、さらに本間からは厳しい言葉も。タイトルマッチが1週間後に迫るこの日は、後輩の美蘭を率いて最後の前哨戦だ。対するSPiCEAPは入場曲に合わせたダンスも披露し、余裕綽々。マドレーヌと美蘭は奇襲を仕掛けるが、尾﨑は自慢の怪力で跳ね返し、美蘭を捕まえる。「こっちは需要あるでしょ?」と、第一試合のデボラを引き合いに出し、美蘭へ鼻フック!ガードに飛び出したマドレーヌも尾﨑の鼻フックの餌食になり、Wシャッターチャンスに会場が沸く。さらにタッグ王者の連携攻撃を浴びた美蘭は大ピンチに。大車輪からタッチを受けたマドレーヌは、2人へのフェイスクラッシャー、尾﨑へのバタバタアームロック等で反撃。さらにマドレーヌはラリアット封じを狙い、尾﨑の豪腕を攻めていく。しかしマドレーヌの蹴りをキャッチした尾﨑のはそのまま担ぎ上げアルゼンチンバックブリーカー、俵投げを決め本間にチェンジ。腕を取りに来た本間をマドレーヌがアームロックに捕らえ、尾﨑が蹴りを入れてもマドレーヌは本間を離さない。何とか切り抜けた本間はお返しとばかりにマドレーヌの膝を極め、マドレーヌがロープを掴んでも技を解かない。反則カウント4で立ち上がる両者。マドレーヌの放つキックは本間の的確な足攻めで威力を失う。本間の強烈エルボーで火が着いたマドレーヌは力を振り絞り渾身のミドルキック!チェンジを受けた美蘭はWの低空ドロップキックから、その場跳びムーンサルトを発射!さらにマドレーヌのフェイマサー、美蘭のジャックナイフの連携が決まったが、尾﨑は丸め込む美蘭を怪力で強引にぶっこ抜く。そのまま本間と尾崎の連携フェイスバスターが炸裂!どうにかマドレーヌがカットしたが、美蘭のボディプレスをまたも尾﨑がキャッチ。美蘭はこれをスイングDDTで切り返す。美蘭は丸め込み連発で畳み掛けるが、残り5分を切ったところで本間のTAEロックにあえなく白旗。前哨戦連敗に終わったマドレーヌは、笑顔の王者組に鋭い視線を突き刺しリングを下りた。
第三試合 3WAYマッチ 20分一本勝負 井上京子 VS 梅咲遥 VS Himiko
○梅咲遥(8:58 ジャックナイフ)Himiko●
※もう一人は井上京子
ななみは新型コロナウイルス濃厚接触者となったため、佐藤は膝の負傷により急遽欠場。直前のカード変更で組まれた3WAYマッチ。後楽園前の最後の大会とあって、シングル王座に挑む梅咲はここで勝って弾みをつけたいところだ。京子は梅咲とHimikoのドロップキック、エルボーを次々と受けても微動だにしない。梅咲は京子のバックを取りジャーマンの構え、しかし111キロの巨体は上がらない。梅咲は京子を場外に落とし、柱や壁に激しく打ち付ける。「良いもの見つけましたー!」と叫ぶHimikoの手には佐藤のお盆。Himikoと梅咲はお盆で京子の脳天を殴打!観客席で大乱闘を繰り広げ、リングに戻るとHimikoがスイング卑弥呼(スイング式ブルドッギングヘッドロック)で京子をフォールすると梅咲がフットスタンプでカット。梅咲とHimikoの攻防は京子が悉くカット。コーナーに上った梅咲は京子の雪崩式ブレーンバスターでド派手に落下。ここでフォールを横取りしたHimikoに京子は激怒。梅咲をラリアットで薙ぎ倒し、Himikoに必殺のパワーボム!勝利へのカウントあと1つのところで梅咲が飛び出し、京子に回転エビ固め!2.9で肩を上げた京子は梅咲へ再び豪腕を振り抜く。梅咲はこれをかわし、リング中央で倒れたままのHimikoへ猛然とダッシュ。そのままジャックナイフで固め、振り向いた京子のカットは僅かに間に合わず。今井レフェリーが3つ目のカウントを叩くと客席からこの日一番の大歓声!マイクを持った梅咲は「京子さんのいる3WAYで勝ちましたー!めっちゃ嬉しいんですけど!」と大興奮。佐藤との決戦を前に、嬉しい勝利をもぎ取った。
記念撮影
試合後は、前日に54歳の誕生日を迎えた京子を参戦選手全員でお祝い。梅咲が「今日の大会名は、京子さんハッピーバースデー。選手全員で記念撮影をしましょう!」と呼び掛け、リングに全員が集合。欠場の佐藤もケーキを持って現れ、サプライズ大成功!京子は「ありがとうございます!後楽園ホール、ディアナ旗揚げ12周年になります。遥はタイトルマッチ絶対勝つんだという気持ちで、今日勝てたのかもね。佐藤さんも何としてでも出ると言ってます。応援よろしくお願いいたします!」と語り、大団円となった。
会場先行お知らせコーナー
アミスタ大会では恒例となっている、ご来場の皆様だけに最新情報をお届けするコーナー。この日の発表は2023年6月18日(日)山形大会にウナギ・サヤカの参戦だ。対戦カードは決定次第、会場先行発表や公式Twitterなどでお知らせいたします。
6月18日(日) シェルターなんようホール大会(山形県南陽市) 開場 12:00 開始 13:00
▼チケット情報
・特別リングサイド席 6600円
・RS席 5500円
・指定席3300円
チケット発売中!ディアナストアにて。
参戦決定選手(敬称略): 尾崎魔弓、AKINO、ウナギ・サヤカ