【北海道 】北都プロレスと業務提携女子プロレスラーを志す方々を受け入れ開始

左から、浦幌ちほ選手(北都プロレス)、神田愛実選手(北都プロレス)、
北都プロレスマーケティング部マネージャー 河原成幸、
北都プロレス代表 クレイン中條、ディアナ代表 井上京子、ディアナ経営企画部長 不破大志

ワールド女子プロレス・ディアナ(以下、ディアナ)は、北海道を拠点とする北都プロレス(以下、北都プロレス)と業務提携契約を締結し、「女子プロレスラーの養成」と「運営ノウハウの共有」を軸とする包括的なパートナーシップを開始いたします。本提携により、首都圏と北海道を結ぶ育成・興行の両輪を強化し、次世代女子プロレスの発展と地域スポーツ振興に一層寄与してまいります。尚、今後はすでにディアナと同様の提携を結んでいる新台湾プロレスならびに広島県のレッスルビンゴとともに、アジア圏におけるアライアンスの構築を目指します。

提携の背景

女子プロレス界では、持続的な選手育成と地域に根差した興行づくりが重要なテーマとなっています。ディアナは長年にわたりトップ選手の輩出と、幅広い世代が楽しめる大会運営に取り組んでまいりました。一方、北都プロレスは北海道に密着した活動を通じて新規ファンの開拓と若手選手の発掘に実績を重ねておりますが、北海道特有の雪深い冬季には興行数が限られ、試合数および練習回数の確保が難しいという環境上の課題も存在します。こうした現状を踏まえ、両団体の強みを掛け合わせることで、年間を通じてより開かれた育成環境と、安定的かつ持続可能な大会開催体制を構築してまいります。

提携の主な内容

■ 女子プロレスラー養成(共同アカデミー)

  • 共同カリキュラムの設計:基礎体力・受け身・実技・メンタルケア・リスクマネジメントまでを体系化
  • トライアウト制度:合同セレクション、育成寮・通いの両コースを設置
  • デビュー支援:新人公式戦の創設、レフェリー/セコンド実務研修、医療・栄養面のサポート

期待される効果

本提携により、育成ラインを拡充して早期デビューを実現しつつ、道内と道外をつなぐファンコミュニティを広げます。さらに、若年層・女性層・ファミリー層へ届ける新たな観戦機会を創出し、地域イベントや観光資源との連携を通じて相乗効果を生み、地域経済への波及を図ってまいります。

コメント

■ ワールド女子プロレス・ディアナ 代表 井上京子
「本提携は“育て、魅せ、つなぐ”という私たちの理念を北海道へと広げる一歩です。選手一人ひとりの可能性を最大化し、世代と地域を超えて愛される女子プロレスを共につくります。」

■ 北都プロレス 代表 クレイン中條
「北海道に根ざしたプロレス文化を、次の世代へしっかりとつないでいくことが私たちの使命です。今回の提携を機に、道外からの女子選手たちと切磋琢磨しながら、北海道の女子プロレスをさらなる高みへ導いてまいります。」

今後の予定


今冬(2026年)、浦幌ちほ選手が、ディアナにプロレス留学をいたします。