【試合レポート】フューチャーサイト アミスタ大会Vol.4

2023年からは月1回第3金曜日の夜に若手主体のフューチャーサイトを行うことになりました。1月27日(金)にはフューチャーサイト アミスタ大会Vol.4を行いました。

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負 高瀬みゆきvs美蘭

○高瀬みゆき(10分00秒 極楽固め)美蘭●

オープニングマッチは美蘭と高瀬の初シングル。美蘭はエルボーやドロップキックで一気に攻めるが高瀬は余裕の表情。美蘭のクロスボディは「軽い!」とあっさり受け止められてしまう。逆エビ固めやキャメルクラッチを堪える美蘭に、客席からは声援が飛ぶ。美蘭は王者の風格に気圧されたか、「怖い…」と漏らしながらもカミカゼ、ギロチンの連撃を かわし、その場飛びムーンサルト! しかしこれを2で返され攻めあぐねる美蘭は、極楽固めにたまらずギブアップ。敗れはしたものの、タッグ王者相手に大健闘の10分間。温かい拍手の中、高瀬は美蘭に肩を貸し2人でリングを下りた。

第2試合 3WAYマッチ 20分1本勝負 マドレーヌvsデボラK vs笹村あやめ

○マドレーヌ(7分33秒 MISOSHIRUロック)デボラK● ※もう1人は笹村あやめ

マドレーヌの柔軟性を生かした舞(?)をよそに、笹村とデボラのヘッドロックの取り合いからスタート。デボラはキャメル クラッチで笹村を捕らえマドレーヌに協力を要請。しかしマドレーヌはデボラをドロップキックで吹っ飛ばす。結託したマドレーヌと笹村にロープワークを10往復させられ体力を消耗したデボラだが、ジャーマンで豪快に笹村をぶん投げて応 戦。笹村を場外に落とし、マドレーヌを狙うデボラ。マドレーヌはデボラが近付いた一瞬の隙をついた丸め込みで鮮やかにフィニッシュ。

第3試合 シングルマッチ15分一本勝負  ななみVS Himiko

○ななみ(9:30 ノーザンライトスープレックスホールド)Himiko●

デビュー1周年を迎えたHimikoが、尊敬する先輩・ななみに挑む。試合序盤は互いに譲らないグラウンドの攻防。 Himikoはななみのショルダースルーを完璧に受け切って見せる。Himikoのブルドッギングヘッドロックをかわし、鋭い タックルや得意のヒップアタックで試合の主導権を握ったななみはノーザンライトでスリーを狙うが疑惑のカウント2。 Himikoはセコンド高瀬の熱い応援を背に、滞空時間の長いダブルアーム卑弥バスターで反撃。これを返したななみは美しい弧を描くノーザンライトスープレックスで、今度こそがっちりとスリーカウント。高校1年生ながら先輩レスラーとして堂々の貫禄勝ちを収める。

第4試合 タッグマッチ20分一本勝負 佐藤綾子&梅咲遥vs真琴&網倉理奈

○佐藤綾子&梅咲遥(18:12 ジャパニーズレッグロールクラッチ)真琴&網倉理奈●

カルッツかわさき大会でタッグベルトを賭け大激闘を繰り広げた佐藤と梅咲が初タッグ。まずは梅咲が網倉を弓矢固めで絞るが、ヘビー級の網倉にかけた梅咲も悶絶! 佐藤はアシストに入るが誤爆。梅咲は佐藤のお株を奪うお盆攻撃を狙うも、不馴れな凶器は不発に終わる。噛み合わない2人とは対照的に、真琴の側転ダブル二ーから網倉のセントーン のコンビネーションがテンポ良く決まる。梅咲はレフェリーの足を引き、これを何とかカット。終盤は網倉・真琴組が驚異の粘りを見せ、ディアナの王者タッグを追い詰めていく。残り2分を切ったところで佐藤が網倉のバックを取り、ジャパ ニーズレッグロールクラッチで辛くも勝利。試合後のマイクで「息が合わない」と話す2人は、シングルタイトル戦を見据えているようだった。

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