10/10 後楽園大会 オーバー50’sが若手女子プロレスラーチームに勝利!貫禄の試合 コーチ ジャガー横田、弟子・タイガー・クイ ーンを抑えて勝利

10月10日(日)11:30 am〜後楽園ホールにて、団体結成10周年記念試合第2弾 全5試合を行いました。第1試合では、2022年にデボラKのDiana所属の発表、第2試合では、マドレーヌが体格差のある優宇との対戦、第3試合では、佐藤綾子が海外レスラー達を相手に彼女ならではの誠意を持った戦いを魅せ、第4試合は、ジャガー横田が弟子・タイガー・クインと直接対決の男女混合戦、メインイベントでは、井上京子率いる、オーバー50’sのベテラン選手が梅咲遥など注目の4選手と対決を繰り広げました。

各試合レポート

 

第一試合シングルマッチ 20分一本勝負
かわさきレインボー☆ガール(Diana VSデボラK(フリー)

結果:
●かわさきレインボー☆ガール(7分50秒  スピアー→体固め)デボラK〇

Dianaへの参戦が続くデボラKは、川崎市公認女子プロレスラー「かわさきレインボー☆ガール」と対戦。試合中もトレードマークのホイッスルを吹き続ける「かわさきレインボー☆ガール」にデボラKが勝利する。

試合後にデボラKが2022年からDianaの所属選手になることを発表。デボラKは「ようやく、Dianaさんで結果を残す試合ができて本当によかった。これからさらに頑張りますと!」と宣言し、開場全体から暖かい拍手をうける。

 

第二試合:シングルマッチ 15一本勝負
マドレーヌ (Diana) 優宇(プロレスリングEVE

結果:
●マドレーヌ(10分26秒  ダイビングボディプレス)優宇〇

優宇への対戦をマドレーヌが希望して実現した本カード。優宇のヘビーなチョップに応えるマドレーヌは「全然痛くな~い!全然痛くな~い!!」と言葉は余裕そうだったが、実のところ表情は苦悶。余裕はゼロでかなりのダメージを体は受けながらも、マドレーヌらしい強がりを見せ、体重差の大きい、優宇に挑む。

マドレーヌも早いキックを数々浴びせるが、優宇のヘビーなダイビングボディープレスが決まる。

第三試合:タッグマッチ 20分一本勝負
佐藤綾子(Diana)&中森華子(PURE-Jvsテクラ(アイスリボン)&AKARIPURE-J

結果:
◯佐藤綾子&中森華子(13分8秒 ドラゴンスープレックスホールド)テクラ●&AKARI

“当たっても組んでも信頼できる相手”と佐藤が語る、中森華子をパートナーに迎え、異国の地で
奮戦するテクラとAKARIを、佐藤と中森なりの敬意を持って闘うと言っていた言葉通り、佐藤と中森の入れ替わり立ち替わりの攻撃をテクラ、AKARIに浴びせる。

毒蜘蛛テクラは文字通り早い軽々とした身のこなしで試合を進め、AKARINは得意技、AKARIブリッチを決めるなど、各選手の技が光る試合内容となった。

試合終了後は、佐藤、中森が各選手と丁寧な挨拶と握手を見せ爽やかな試合となった。

第四試合:タッグマッチ 30分一本勝負
ジャガー横田(Diana)&越中詩郎(Office K2)
VS
タイガー・クイーン(ストロングスタイルプロレス)&西村修(フリー)

結果:
◯ジャガー横田&○越中詩郎(9分40秒  ヒップアタック→体固め)タイガー・クイーン&西村修●

男女混合戦ならではのダイナミックな試合内容となった。

本カードはコーチを務めるジャガー横田と弟子のタイガー・クイーンと直接対決することで話題だったこのカード、試合開始から、ジャガー横田が間髪入れず、タイガー・クイーンを襲う。

越中詩郎はタイガー・クイーンもヒップバッドを食らわせ、西村修の長い脚の威力が発揮する、4の字固めが越中を捕まえる。

終盤、越中が強かにタイガー・クイーンを場外に叩きつけ、その間に、越中のヒップアタックから、体固めで、ジャガー横田と弟子・タイガー・クイーン初の直接対決は、ジャガー横田組みの勝利となる。試合終了後に互いを労う様子は美しかった。

第五試合:タッグマッチ 60分三本勝負
井上京子(Diana)&神取忍(LLPW-X&アジャコング(OZアカデミー)&井上貴子(LLPW-XVS梅咲遥&笹村あやめ(2AW)&進垣リナ(2AW)三浦亜美(アクトレスガールズBeginning)

一本目:〇井上京子(13分4秒 パワーボム)梅咲遥●
二本目:●井上京子(1分57秒 マック)梅咲遥〇
三本目:〇井上京子(14分45秒 ナイアガラドライバー)進垣リナ●

登場の段階からメインイベントらしい特別感を出し試合が始まる。青コーナーから入場する若手チームは、怪我により本大会に出場ができなかった、高瀬みゆきが注目の若手4選手を従えて登場。

赤コーナーからは、ブル中野が「ALL OVER 50才昔は若かった!!」と書かれた旗を振りながら登場し貫禄を見せる。

2本先制で勝利が決まるこのマッチ8人の闘う女たちの一歩もひかない戦いとなる。1本目は井上京子が梅咲遥からとるも、闘志に拍車がかかった梅咲遥が即座に1本を取り返す。

それを見た。井上貴子が「京子何してるのよ?!」と連呼するなど気が抜けない時間が終始続く。
アジャコングの裏拳、井上貴子のローリングソバットが若手選手に決まる。

最後は、本年11月23日に引退をする進垣リナを井上京子がくだす。

次回の、Dianaの大会は、10月30日(土)12:00- ラジアントホール(横浜/関内)
チケットはDiana Storeにて発売中